JP2002309752A - 壁パネルおよびその製造方法 - Google Patents
壁パネルおよびその製造方法Info
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- JP2002309752A JP2002309752A JP2001120068A JP2001120068A JP2002309752A JP 2002309752 A JP2002309752 A JP 2002309752A JP 2001120068 A JP2001120068 A JP 2001120068A JP 2001120068 A JP2001120068 A JP 2001120068A JP 2002309752 A JP2002309752 A JP 2002309752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストが低く構造が簡単で生産性を良くする
ことができるようにする。 【解決手段】 金属製の基板1の周囲部を屈曲して補強
取付フレーム2を一体的に形成すると共に、基板1の裏
面に裏打材として防火材料3を取付けるようにしてい
る。
ことができるようにする。 【解決手段】 金属製の基板1の周囲部を屈曲して補強
取付フレーム2を一体的に形成すると共に、基板1の裏
面に裏打材として防火材料3を取付けるようにしてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、壁パネルおよび
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製の壁パネルを外壁に使用す
る際には、耐火性能を持たせるために実公昭56−21
967号公報に記載されているように、金属製外壁板の
裏面に裏打材として石膏ボードや軽量気泡コンクリート
板などの防火材料を貼り付けた複合パネルが用いられて
いた。この複合パネルは、防火材料の裏面に別途補強フ
レームが取付けられる。
る際には、耐火性能を持たせるために実公昭56−21
967号公報に記載されているように、金属製外壁板の
裏面に裏打材として石膏ボードや軽量気泡コンクリート
板などの防火材料を貼り付けた複合パネルが用いられて
いた。この複合パネルは、防火材料の裏面に別途補強フ
レームが取付けられる。
【0003】また、従来、建物ユニットのための外壁パ
ネルとして、特公平2−8852号公報に記載されたよ
うな、石膏ボードや木片セメント板などの壁面材の外周
に鉄フレームをビス止めしたものが使われている。この
外壁パネルは、建物ユニットの躯体の間柱に鉄フレーム
を介してビス止め固定される。
ネルとして、特公平2−8852号公報に記載されたよ
うな、石膏ボードや木片セメント板などの壁面材の外周
に鉄フレームをビス止めしたものが使われている。この
外壁パネルは、建物ユニットの躯体の間柱に鉄フレーム
を介してビス止め固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭56−21967号公報の壁パネルでは、防火材料
の裏面に別途補強フレームを取付けるようにしていたた
め、加工工数やコストがかかっていた。
公昭56−21967号公報の壁パネルでは、防火材料
の裏面に別途補強フレームを取付けるようにしていたた
め、加工工数やコストがかかっていた。
【0005】また、特公平2−8852号公報の外壁パ
ネルでは、鉄フレームの作成や鉄フレームを壁面材に固
定するためのビス止めなどが必要となり、生産性の悪化
やコスト上昇を招いていた。
ネルでは、鉄フレームの作成や鉄フレームを壁面材に固
定するためのビス止めなどが必要となり、生産性の悪化
やコスト上昇を招いていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、コストが低く構造が簡単で生産性の良い壁パネ
ルおよびその製造方法を提供することにある。
解消し、コストが低く構造が簡単で生産性の良い壁パネ
ルおよびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、金属製の基板の周
囲部を屈曲して補強取付フレームを一体的に形成すると
共に、前記基板の裏面に裏打材として防火材料を取付け
た壁パネルを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、金属製の基板の周
囲部を屈曲して補強取付フレームを一体的に形成すると
共に、前記基板の裏面に裏打材として防火材料を取付け
た壁パネルを特徴としている。
【0008】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、金属製の基板の周囲部を屈曲して補強取付
フレームを一体的に形成することにより、補強フレーム
を別途作成して取付けることが不要となるので、コスト
が低く構造が簡単で生産性の良い壁パネルを得ることが
できる。
明によれば、金属製の基板の周囲部を屈曲して補強取付
フレームを一体的に形成することにより、補強フレーム
を別途作成して取付けることが不要となるので、コスト
が低く構造が簡単で生産性の良い壁パネルを得ることが
できる。
【0009】請求項2に記載された発明では、前記基板
が、構造用金属板からなる請求項1記載の壁パネルを特
徴としている。
が、構造用金属板からなる請求項1記載の壁パネルを特
徴としている。
【0010】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、基板に構造用金属板を用いることにより、
クラックの心配をなくし、防火性能、透水性能、コーナ
ー部や木口の信頼性、防犯性能、熱効率などを向上する
ことができる。また、廃棄時に回収・処分が容易とな
る。
明によれば、基板に構造用金属板を用いることにより、
クラックの心配をなくし、防火性能、透水性能、コーナ
ー部や木口の信頼性、防犯性能、熱効率などを向上する
ことができる。また、廃棄時に回収・処分が容易とな
る。
【0011】請求項3に記載された発明では、前記構造
用金属板の板厚が、0.15mm〜4mmである請求項
2記載の壁パネルを特徴としている。
用金属板の板厚が、0.15mm〜4mmである請求項
2記載の壁パネルを特徴としている。
【0012】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、構造用金属板の板厚を0.15mm〜4m
mとすることにより、強度と加工性とが共に優れた素材
とすることができる。
明によれば、構造用金属板の板厚を0.15mm〜4m
mとすることにより、強度と加工性とが共に優れた素材
とすることができる。
【0013】請求項4に記載された発明では、請求項1
記載の基板と防火材料とを、誘導加熱接着する壁パネル
の製造方法を特徴としている。
記載の基板と防火材料とを、誘導加熱接着する壁パネル
の製造方法を特徴としている。
【0014】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、基板と防火材料とを、誘導加熱接着するこ
とにより、製造ラインを短くして生産性を向上すること
ができる。また、誘導加熱を利用することにより、二酸
化炭素の発生を無くすことができる。
明によれば、基板と防火材料とを、誘導加熱接着するこ
とにより、製造ラインを短くして生産性を向上すること
ができる。また、誘導加熱を利用することにより、二酸
化炭素の発生を無くすことができる。
【0015】請求項5に記載された発明では、請求項1
記載の基板への塗装を誘導加熱により乾燥する壁パネル
の製造方法を特徴としている。
記載の基板への塗装を誘導加熱により乾燥する壁パネル
の製造方法を特徴としている。
【0016】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、基板への塗装を誘導加熱によって乾燥する
ことにより、製造ラインを短くして生産性を向上するこ
とができる。また、誘導加熱を利用することにより、二
酸化炭素の発生を無くすことができる。
明によれば、基板への塗装を誘導加熱によって乾燥する
ことにより、製造ラインを短くして生産性を向上するこ
とができる。また、誘導加熱を利用することにより、二
酸化炭素の発生を無くすことができる。
【0017】請求項6に記載された発明では、請求項1
記載の基板を、ベンダー加工、絞り加工、プレス加工し
て、補強取付フレームまたは凹凸模様を形成する壁パネ
ルの製造方法を特徴としている。
記載の基板を、ベンダー加工、絞り加工、プレス加工し
て、補強取付フレームまたは凹凸模様を形成する壁パネ
ルの製造方法を特徴としている。
【0018】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、基板を、ベンダー加工、絞り加工、プレス
加工することにより、容易に補強取付フレームや基板の
表面に凹凸模様を形成することができる。
明によれば、基板を、ベンダー加工、絞り加工、プレス
加工することにより、容易に補強取付フレームや基板の
表面に凹凸模様を形成することができる。
【0019】請求項7に記載された発明では、請求項1
記載の基板の表面に、装飾材を誘導加熱接着する壁パネ
ルの製造方法を特徴としている。
記載の基板の表面に、装飾材を誘導加熱接着する壁パネ
ルの製造方法を特徴としている。
【0020】このように構成された請求項7にかかる発
明によれば、基板の表面に、装飾材を誘導加熱接着する
ことにより、容易に壁パネルの意匠性を向上することが
できると共に、短い製造ラインで効率良く生産すること
ができる。また、誘導加熱を利用することにより、二酸
化炭素の発生を無くすことができる。
明によれば、基板の表面に、装飾材を誘導加熱接着する
ことにより、容易に壁パネルの意匠性を向上することが
できると共に、短い製造ラインで効率良く生産すること
ができる。また、誘導加熱を利用することにより、二酸
化炭素の発生を無くすことができる。
【0021】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態1を示すも
のである。
のである。
【0023】金属製の基板1の周囲部を屈曲して補強取
付フレーム2を一体的に形成すると共に、基板1の裏面
に裏打材として防火材料3を取付けて壁パネル4を構成
する。図1では、補強取付フレーム2は、防火材料3の
側面と裏面の一部を覆うようほぼL字状に曲げられ、更
に、防火材料3の裏面から面外へほぼコ字状に曲げられ
ている。
付フレーム2を一体的に形成すると共に、基板1の裏面
に裏打材として防火材料3を取付けて壁パネル4を構成
する。図1では、補強取付フレーム2は、防火材料3の
側面と裏面の一部を覆うようほぼL字状に曲げられ、更
に、防火材料3の裏面から面外へほぼコ字状に曲げられ
ている。
【0024】上記基板1には、ZAM鋼板やステンレス
鋼板などの構造用金属板を用いる。ここで、ZAM鋼板
とは、鋼板に、例えば亜鉛−アルミニウム6%−マグネ
シウム3%のZAMメッキ(ZAM=ZincAlmi
niumMagnesium)を施したものである。Z
AM鋼板は次世代高防錆構造用メッキ鋼板として近年注
目されているものである。
鋼板などの構造用金属板を用いる。ここで、ZAM鋼板
とは、鋼板に、例えば亜鉛−アルミニウム6%−マグネ
シウム3%のZAMメッキ(ZAM=ZincAlmi
niumMagnesium)を施したものである。Z
AM鋼板は次世代高防錆構造用メッキ鋼板として近年注
目されているものである。
【0025】この構造用金属板の板厚は、0.15mm
〜4mmとする。
〜4mmとする。
【0026】また、上記防火材料3には、石膏ボードや
コンクリート板やケイ酸カルシウム板などを用いる。な
お、図1では、防火材料3の裏面には、ポリエチレンラ
ミネートシート5が貼り付けられている。
コンクリート板やケイ酸カルシウム板などを用いる。な
お、図1では、防火材料3の裏面には、ポリエチレンラ
ミネートシート5が貼り付けられている。
【0027】そして、基板1と防火材料3とを、アクリ
ルエマルジョン系接着剤などを介して誘導加熱接着する
(誘導加熱接着部6)。
ルエマルジョン系接着剤などを介して誘導加熱接着する
(誘導加熱接着部6)。
【0028】また、基板1の平板状の表面にスタッコや
ローラなどでエマルジョン系塗料などの塗装7を行い、
この塗装7を基板1と防火材料3との誘導加熱接着時に
同時に誘導加熱により乾燥する。
ローラなどでエマルジョン系塗料などの塗装7を行い、
この塗装7を基板1と防火材料3との誘導加熱接着時に
同時に誘導加熱により乾燥する。
【0029】この壁パネル4は、その補強取付フレーム
2をビスやボルトなどで建物躯体に固定することによ
り、取付けられる。
2をビスやボルトなどで建物躯体に固定することによ
り、取付けられる。
【0030】このように、金属製の基板1の周囲部を屈
曲して補強取付フレーム2を一体的に形成することによ
り、補強フレームを別途作成して取付けることが不要と
なるので、コストが低く構造が簡単で生産性の良い壁パ
ネル4を得ることができる。
曲して補強取付フレーム2を一体的に形成することによ
り、補強フレームを別途作成して取付けることが不要と
なるので、コストが低く構造が簡単で生産性の良い壁パ
ネル4を得ることができる。
【0031】また、基板1にZAM鋼板やステンレス鋼
板などの構造用金属板を用いることにより、クラックの
心配をなくし、防火性能、透水性能、コーナー部や木口
の信頼性、防犯性能、熱効率などを向上することができ
る。また、廃棄時に回収・処分が容易となる。
板などの構造用金属板を用いることにより、クラックの
心配をなくし、防火性能、透水性能、コーナー部や木口
の信頼性、防犯性能、熱効率などを向上することができ
る。また、廃棄時に回収・処分が容易となる。
【0032】更に、構造用金属板の板厚を0.15mm
〜4mmとすることにより、強度と加工性とが共に優れ
た素材とすることができる。上記加工とは、レーザー溶
接やレーザーカットや電磁加熱やベンダー加工、絞り加
工、プレス加工などを指す。
〜4mmとすることにより、強度と加工性とが共に優れ
た素材とすることができる。上記加工とは、レーザー溶
接やレーザーカットや電磁加熱やベンダー加工、絞り加
工、プレス加工などを指す。
【0033】そして、基板1と防火材料3とを、誘導加
熱接着することにより、製造ラインを短くして生産性を
向上することができる。
熱接着することにより、製造ラインを短くして生産性を
向上することができる。
【0034】更に、基板1への塗装7を誘導加熱によっ
て乾燥することにより、基板側から加熱が行われて乾燥
効率が良くなるため、製造ラインを短くして生産性を向
上することができる。
て乾燥することにより、基板側から加熱が行われて乾燥
効率が良くなるため、製造ラインを短くして生産性を向
上することができる。
【0035】また、誘導加熱を利用することにより、加
熱効率が向上すると共に、灯油、重油、LNG、都市ガ
スなどの直接熱源を使用しないので、二酸化炭素の発生
を無くすことができる。
熱効率が向上すると共に、灯油、重油、LNG、都市ガ
スなどの直接熱源を使用しないので、二酸化炭素の発生
を無くすことができる。
【0036】
【発明の実施の形態2】図2は、この発明の実施の形態
2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし
均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし
均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0037】この実施の形態2のものでは、上記基板1
を、ベンダー加工、絞り加工、プレス加工して、補強取
付フレーム2を形成したり基板1の表面に6mm程度の
凹凸模様10(レリーフ)を形成したりするようにして
いる。
を、ベンダー加工、絞り加工、プレス加工して、補強取
付フレーム2を形成したり基板1の表面に6mm程度の
凹凸模様10(レリーフ)を形成したりするようにして
いる。
【0038】このように、基板1を、ベンダー加工、絞
り加工、プレス加工することにより、容易に補強取付フ
レーム2を形成したり基板1の表面に凹凸模様10を形
成したりすることができる。
り加工、プレス加工することにより、容易に補強取付フ
レーム2を形成したり基板1の表面に凹凸模様10を形
成したりすることができる。
【0039】なお、基板1の凹凸模様10と防火材料3
との間には、焼石膏11などが充填される。この焼石膏
11は、基板1と防火材料3との誘導加熱接着時に同時
に誘導加熱により乾燥するようにする。これら防火材料
3と焼石膏11とにより、防火性能を更に向上すること
ができる。
との間には、焼石膏11などが充填される。この焼石膏
11は、基板1と防火材料3との誘導加熱接着時に同時
に誘導加熱により乾燥するようにする。これら防火材料
3と焼石膏11とにより、防火性能を更に向上すること
ができる。
【0040】上記以外の部分については、上記実施の形
態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得る
ことができる。
態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得る
ことができる。
【0041】
【発明の実施の形態3】図3は、この発明の実施の形態
3を示すものである。なお、実施の形態1または2と同
一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説
明する。
3を示すものである。なお、実施の形態1または2と同
一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説
明する。
【0042】この実施の形態3のものでは、上記基板1
の表面に、タイルや無機ポリマー板片などの装飾材15
を誘導加熱接着するようにしている。
の表面に、タイルや無機ポリマー板片などの装飾材15
を誘導加熱接着するようにしている。
【0043】このように、基板1の表面に、タイルや無
機ポリマー板片などの装飾材15を誘導加熱接着するこ
とにより、容易に壁パネル4の意匠性を向上することが
できると共に、短い製造ラインで効率良く生産すること
ができる。また、装飾材15の接着に誘導加熱を利用す
ることにより、加熱効率が向上すると共に、灯油、重
油、LNG、都市ガスなどの直接熱源を使用しないの
で、二酸化炭素の発生を無くすことができる。
機ポリマー板片などの装飾材15を誘導加熱接着するこ
とにより、容易に壁パネル4の意匠性を向上することが
できると共に、短い製造ラインで効率良く生産すること
ができる。また、装飾材15の接着に誘導加熱を利用す
ることにより、加熱効率が向上すると共に、灯油、重
油、LNG、都市ガスなどの直接熱源を使用しないの
で、二酸化炭素の発生を無くすことができる。
【0044】上記以外の部分については、上記各実施の
形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得
ることができる。
形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得
ることができる。
【0045】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0046】例えば、上記壁パネル4は、外壁パネルに
限られるものではなく、内壁パネルや腰壁パネルなどに
も適用することが可能である。
限られるものではなく、内壁パネルや腰壁パネルなどに
も適用することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、金属製の基板の周囲部を屈曲して補強取付
フレームを一体的に形成することにより、補強フレーム
を別途作成して取付けることが不要となるので、コスト
が低く構造が簡単で生産性の良い壁パネルを得ることが
できる。
明によれば、金属製の基板の周囲部を屈曲して補強取付
フレームを一体的に形成することにより、補強フレーム
を別途作成して取付けることが不要となるので、コスト
が低く構造が簡単で生産性の良い壁パネルを得ることが
できる。
【0048】請求項2の発明によれば、基板に構造用金
属板を用いることにより、クラックの心配をなくし、防
火性能、透水性能、コーナー部や木口の信頼性、防犯性
能、熱効率などを向上することができる。また、廃棄時
に回収・処分が容易となる。
属板を用いることにより、クラックの心配をなくし、防
火性能、透水性能、コーナー部や木口の信頼性、防犯性
能、熱効率などを向上することができる。また、廃棄時
に回収・処分が容易となる。
【0049】請求項3の発明によれば、構造用金属板の
板厚を0.15mm〜4mmとすることにより、強度と
加工性とが共に優れた素材とすることができる。
板厚を0.15mm〜4mmとすることにより、強度と
加工性とが共に優れた素材とすることができる。
【0050】請求項4の発明によれば、基板と防火材料
とを、誘導加熱接着することにより、製造ラインを短く
して生産性を向上することができる。また、誘導加熱を
利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすことが
できる。
とを、誘導加熱接着することにより、製造ラインを短く
して生産性を向上することができる。また、誘導加熱を
利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすことが
できる。
【0051】請求項5の発明によれば、基板への塗装を
誘導加熱によって乾燥することにより、製造ラインを短
くして生産性を向上することができる。また、誘導加熱
を利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすこと
ができる。
誘導加熱によって乾燥することにより、製造ラインを短
くして生産性を向上することができる。また、誘導加熱
を利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすこと
ができる。
【0052】請求項6の発明によれば、基板を、ベンダ
ー加工、絞り加工、プレス加工することにより、容易に
補強取付フレームや基板の表面に凹凸模様を形成するこ
とができる。
ー加工、絞り加工、プレス加工することにより、容易に
補強取付フレームや基板の表面に凹凸模様を形成するこ
とができる。
【0053】請求項7の発明によれば、基板の表面に、
装飾材を誘導加熱接着することにより、容易に壁パネル
の意匠性を向上することができると共に、短い製造ライ
ンで効率良く生産することができる。また、誘導加熱を
利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすことが
できる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
装飾材を誘導加熱接着することにより、容易に壁パネル
の意匠性を向上することができると共に、短い製造ライ
ンで効率良く生産することができる。また、誘導加熱を
利用することにより、二酸化炭素の発生を無くすことが
できる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図1】本発明の実施の形態1の部分断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2の部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3の部分断面図である。
1 基板 2 補強取付フレーム 3 防火材料 4 壁パネル 7 塗装 10 凹凸模様 15 装飾材
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DE01 FA03 GA07 GA16 GA42 GA46 HA03 HA04 HA21 HB02 HB03 LA04 2E110 AA02 AA47 AA48 AA70 AB04 AB22 BA04 BB04 BB22 BD02 BD23 GA32X GA33W GA33Z GB02W GB03W GB16Z GB17Z GB23Z GB43X 2E162 CA11 CA16 CA21 CB02 CB07 CD13
Claims (7)
- 【請求項1】金属製の基板の周囲部を屈曲して補強取付
フレームを一体的に形成すると共に、前記基板の裏面に
裏打材として防火材料を取付けたことを特徴とする壁パ
ネル。 - 【請求項2】前記基板が、構造用金属板からなることを
特徴とする請求項1記載の壁パネル。 - 【請求項3】前記構造用金属板の板厚が、0.15mm
〜4mmであることを特徴とする請求項2記載の壁パネ
ル。 - 【請求項4】請求項1記載の基板と防火材料とを、誘導
加熱接着することを特徴とする壁パネルの製造方法。 - 【請求項5】請求項1記載の基板への塗装を誘導加熱に
より乾燥することを特徴とする壁パネルの製造方法。 - 【請求項6】請求項1記載の基板を、ベンダー加工、絞
り加工、プレス加工して、補強取付フレームまたは凹凸
模様を形成することを特徴とする壁パネルの製造方法。 - 【請求項7】請求項1記載の基板の表面に、装飾材を誘
導加熱接着することを特徴とする壁パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001120068A JP2002309752A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 壁パネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001120068A JP2002309752A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 壁パネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002309752A true JP2002309752A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18970181
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2002309752A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN103290941A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-11 | 张家港市盛港绿色防火建材有限公司 | 一种改进型集成房屋防火板 |
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