JP2002309622A - 作業車両 - Google Patents

作業車両

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Publication number
JP2002309622A
JP2002309622A JP2001117439A JP2001117439A JP2002309622A JP 2002309622 A JP2002309622 A JP 2002309622A JP 2001117439 A JP2001117439 A JP 2001117439A JP 2001117439 A JP2001117439 A JP 2001117439A JP 2002309622 A JP2002309622 A JP 2002309622A
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JP
Japan
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working vehicle
engine
battery
solar cell
work vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001117439A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Ito
光一郎 伊藤
Masaki Tamaru
正毅 田丸
Kenzo Kimoto
健蔵 木元
Masaki Naruse
真己 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP2001117439A priority Critical patent/JP2002309622A/ja
Publication of JP2002309622A publication Critical patent/JP2002309622A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン停止時にも電気を消費する常時負荷
を備えた作業車両のバッテリ上がりを防止することがで
きる作業車両を提供することを目的とし、さらには通信
装置を備えた作業車両のバッテリ上がりを防止すること
ができる作業車両を提供すること。 【解決手段】 エンジン停止時にも電気を消費する常時
負荷を備えた作業車両において、作業車両の外部表面に
太陽電池を設けた構成、またエンジン停止時に外部と通
信を行う通信装置を備えた作業車両において、作業車両
の外部表面に太陽電池を設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、油圧シヨベルなどの作業車両に、
外部との通信装置を備え、この通信装置によって、外部
に作業車両の機械データ、例えば故障データ、燃料消費
量、稼働時間や、作業機械に備えたGPS装置による作
業車両の位置データなどを、管理センターやサービスセ
ンターに通信して、作業機械の管理を行えるようにした
ものがある。例えば、特開平10−68336号公報に
記載されたものがある。このような作業車両は、エンジ
ンを停止した休車状態でも、電気を消費する常時負荷で
ある通信装置が働いて、前記の機械データや位置データ
を送信して、常に作業機械の状態や位置を管理できるよ
うになっている。
【0003】しかしながら、休車状態で、通信装置が働
いているとバッテリには充電がされないので、作業車両
のバッテリからは常に電気が放電され、電力を消費する
状態が続く事になる。例えば、作業機械を駐車場に放置
していたり、盗難にあったりした場合に、このような状
態が長く続けば、バッテリの電圧が下がり、最終的に
は、バッテリが上がってしまい、作業車両のエンジンを
始動することができなくなる。つまり、エンジン停止時
にも電気を消費する常時負荷を備えた作業車両では、バ
ッテリが上がってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンジン停
止時にも電気を消費する常時負荷を備えた作業車両のバ
ッテリ上がりを防止することができる作業車両を提供す
ることを目的とし、さらには通信装置を備えた作業車両
のバッテリ上がりを防止することができる作業車両を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、エンジン停止時にも電
気を消費する常時負荷を備えた作業車両において、作業
車両の外部表面に太陽電池を設けた構成とし、またエン
ジン停止時に外部と通信を行う通信装置を備えた作業車
両において、作業車両の外部表面に太陽電池を設けた構
成としている。従って、作業車両を長期間エンジンを停
止した状態で、常時負荷が電気を消費しても、バッテリ
が上がることはなく、また外部と通信を行ってもバッテ
リが上がることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る作業車両の実
施の形態について、図面を参照して詳述する。図1は本
発明の作業車両の外観を示した図である。作業車両であ
る油圧ショベル1はクローラ式の下部走行体2に、作業
機4と運転室5を備えた上部旋回体3を有している。作
業機4は図示しないブームシリンダにより起伏可能なブ
ーム6と、図示しないアームシリンダによりブーム6に
対して、上下方向に回動可能なアーム7と、図示しない
バケットシリンダによりアーム7に対して上下方向に回
動可能なバケット8を有している。上部旋回体2の後部
のエンジンルーム3aの上面には後部太陽電池パネル3
Tが設けられている。運転室5の屋根上面5aには屋根
太陽電池パネル5Tが設けられている。作業機4のブー
ム6の上面6aには作業機太陽電池パネル6Tが設けら
れている。
【0007】図2は油圧ショベル1の電気回路の一部を
示した電気回路図である。バッテリ10の+側は電源ラ
イン11に接続し、前記の後部太陽電池パネル3T、屋
根太陽電池パネル5T、作業機太陽電池パネル6Tなど
の太陽電池12の+側もダイオード12aを介して電源
ライン11に接続している。スタータ13はスタータス
イッチ14を介して電源ライン11と接続している。
【0008】スタータスイッチ14はOFFの状態を示
しているが、スタータスイッチをONの状態とすると電
源ライン12よりスタータ13内の図示しないスタータ
リレーに電気が流れ、バッテリ10に接続している図示
しないスタータラインよりの電流がスタータに流れてス
タータ13が回転し油圧ショベル1の図示しないエンジ
ンを始動する。電源ライン11にはヒユーズ12bの一
端が接続し、ヒユーズ12bの他端には常時電源ライン
15が接続している。
【0009】常時電源ライン15にはキースイッチ16
の一端が接続し、キースイッチ16の他端には通常電源
ライン19が接続している。通常電源ライン19には油
圧ショベル1の図示しない計器、照明、油圧用制御弁等
の、エンジンを作動させた通常運転時に電力を必要とす
る通常運転時電力負荷17が接続している。
【0010】キースイッチ16はOFFの状態を示し、
キースイッチ16をONの状態とすると前記の計器、照
明、油圧用制御弁等の通常運転時に電力を必要とする通
常運転時電力負荷17にはバッテリ10からの電気が流
れる。また、図示しないエンジンによって駆動される発
電機18が通常電源ライン19に接続している。従っ
て、図示しないエンジンを始動すれば、発電機18によ
り発電される電気が通常運転時電力負荷17に流れる。
【0011】キースイッチ16がOFFの状態では図示
しないエンジンは停止する。油圧ショベル1の現在位置
を求めるGPS装置21、外部と通信を行う通信装置2
2、夜間に安全のために油圧ショベル1の存在が分かる
ように油圧ショベル1の外側面を表示する外側表示ラン
プ23、油圧ショベル1の状態を表示する電光掲示ラン
プ24、機械データや位置データなどのデータを記憶す
る記憶装置25などの常時負荷20はそれぞれ常時電源
ライン15に接続している。
【0012】キースイッチ16がOFFの状態で、図示
しないエンジンは停止した状態でも、以下に示すように
常時負荷20には電気が流れている。GPS装置21は
常に油圧ショベル1の現在位置を計測しており、その結
果を記憶装置25に所定時間ごとに連続的に記憶してい
る。従って、記憶装置25には時間に対応した、油圧シ
ョベル1の位置データが記憶されている。
【0013】また、記憶装置25には位置データ以外に
も油圧ショベル1の、サービスメータ、燃料消費量、作
業時間、故障データ等などの機械データが記憶されてお
り、その記憶のために常時電気が消費されている。そし
て、通信装置22はこの位置データや、機械データを所
定時間ごとに連続的に管理センタやサービスセンタに送
信している。太陽が出ている状態で太陽電池12が発電
している状態では、このために必要な電力は太陽電池1
2によって発電した電気によって供給される。
【0014】また、外側表示ランプ23、電光掲示ラン
プ24も常時電気を消費しているが、このために必要な
電力もまた太陽電池12によって発電した電気によって
供給される。そして、太陽電池12によって発電された
電力の内の、常時負荷20による消費分を除いた余剰電
力はバッテリ10に充電される。また、夜間や曇天など
太陽電池12が発電できない状態ではバッテリ10から
常時負荷20に電気が供給される。
【0015】図3は他の実施の形態の電気回路図であ
る。図2の説明と同様の部分については同一の記号を付
し、説明を省略する。図2と異なっているのは、太陽電
池12と常時負荷20を接続する回路が独立しており、
補助バッテリ10Aが接続している点である。補助バッ
テリ10Aの+側は常時電源ライン15Aと接続してお
り、前記の後部太陽電池パネル3T、屋根太陽電池パネ
ル5T、作業機太陽電池パネル6Tなどの太陽電池12
の+側もダイオード12aを介して常時電源ライン15
Aに接続している。GPS装置21、通信装置22、外
側表示ランプ23、電光掲示ランプ24などの常時負荷
20はそれぞれ常時電源ライン15に接続している。
【0016】この、他の実施の形態でも同様に、キース
イッチ16はOFFの状態で図示しないエンジンは停止
した状態でも、常時負荷20には電気が流れ、GPS装
置21は常に油圧ショベル1の現在位置を計測し、記憶
装置には時間に対応した、油圧ショベル1の位置データ
が記憶され、そして、通信装置22はこの位置データを
所定時間ごとに連続的に管理センタやサービスセンタに
送信している。
【0017】太陽が出ている状態で太陽電池12が発電
している状態では、このために必要な電力は太陽電池1
2によって発電した電気によって供給される。また、外
側表示ランプ23、電光掲示ランプ24も常時電気を消
費しているが、このために必要な電力もまた太陽電池1
2によって発電した電気によって供給される。そして、
太陽電池によって発電された電力の内の、常時負荷20
による消費分を除いた余剰電力は補助バッテリ10Aに
充電される。また、夜間や曇天など太陽電池12が発電
できない状態では補助バッテリ10Aから常時負荷20
に電気が供給される。
【0018】従って、長期にわたって油圧ショベル1を
休車しても、GPS装置21や通信装置22、記憶装置
25などの常時負荷20の消費する電力を、作業車両で
ある油圧ショベル1の外部表面に配置した太陽電池12
により供給できるので、バッテリ10、補助バッテリ1
0Aの電力消費に負担がかからず、バッテリが上がるこ
とがない。
【0019】また、運転室5の屋根上面5aには屋根太
陽電池パネル5Tを設けたので太陽光を効率よく吸収で
き発電効率が良い。さらに、エンジンルーム3aの上面
には後部太陽電池パネル3Tを設けたので発電量が大き
くなる。さらに、作業機4のブーム6の上面6aには作
業機太陽電池パネル6Tを設けたので発電量が大きくな
る。
【0020】また、太陽電池12は太陽光を吸収できる
場所ならば、油圧ショベル1の外側表面のどこでも良
い、例えば、上部旋回体3の側面でも良い。作業車両は
一例として油圧ショベル1として説明したが、ブルドー
ザ、、ダンプトラック、ホイールローダ、モータグレー
ダ、モータスクレーパ、クレーン等の作業車両であって
も本発明の作用および効果に何ら変わるところはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業車両の外観を示した図である。
【図2】油圧ショベルの電気回路の一部を示した電気回
路図である。
【図3】他の実施の形態の電気回路図である。
【符号の説明】
1…油圧ショベル、2…下部走行体、3…上部旋回体、
3T…後部太陽電池パネル、4…作業機、5…運転室、
5T…屋根太陽電池パネル、6…ブーム、6T…作業機
太陽電池パネル、12…太陽電池、20…常時負荷、2
2…通信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 真己 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 BA04 BA05 BA07 DA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン停止時にも電気を消費する常時
    負荷(20)を備えた作業車両において、 作業車両の外部表面に太陽電池(12)を設けたことを特徴
    とする作業車両。
  2. 【請求項2】 エンジン停止時に外部と通信を行う通信
    装置(22)を備えた作業車両において、 作業車両の外部表面に太陽電池(12)を設けたことを特徴
    とする作業車両。
JP2001117439A 2001-04-16 2001-04-16 作業車両 Pending JP2002309622A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7944169B2 (en) 2004-03-31 2011-05-17 Tsukasa Shirai Solar-panel apparatus for a vehicle
JP2013090548A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Honda Motor Co Ltd 車両用蓄電システム
CN106088205A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 深圳市三江盛世科技有限公司 一种挖掘机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7944169B2 (en) 2004-03-31 2011-05-17 Tsukasa Shirai Solar-panel apparatus for a vehicle
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