JP2002309476A - 染色機及び染色方法 - Google Patents

染色機及び染色方法

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JP2002309476A
JP2002309476A JP2001113960A JP2001113960A JP2002309476A JP 2002309476 A JP2002309476 A JP 2002309476A JP 2001113960 A JP2001113960 A JP 2001113960A JP 2001113960 A JP2001113960 A JP 2001113960A JP 2002309476 A JP2002309476 A JP 2002309476A
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dyeing
container
rotation axis
dyeing container
staining
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Yasuo Yoshizumi
泰雄 吉住
Naoshige Tachibana
直茂 立花
Kikuharu Fujii
菊春 藤井
Yoshikazu Uenishi
由和 上西
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Kurabo Techno System Ltd
Original Assignee
Kurabo Techno System Ltd
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色むらが生じにくい小型の染色機を提供す
る。 【解決手段】 被染対象物56及び染液34を密閉状態
で収容するための略長筒型染色容器30と、その回転軸
心42が略水平方向に延在して、該染色容器30ととも
に回転する回転軸40とを備え、染色容器30は、回転
軸40に対して傾斜し且つ回転軸心42と略交差するよ
うに取り付けられており、染色容器30が回転軸40を
中心に一回転する間に、染色容器30の上端が下方を向
いたあと再び元の上端位置に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布や糸等を染色す
る染色機及び染色方法に関し、特に、染色試験用の色見
本を作成するための染色機に関する。
【0002】
【従来の技術】布や糸等の被染対象物を染色する染色業
界では、顧客から提示された要望に基づいて何種類もの
染色試験用の色見本を作成する。染色試験用の色見本
は、染色むらなく均一に染色されていることが要求さ
れ、色見本を染色むらなく均一に染色することができる
試染用染色機すなわち試染機が望まれている。
【0003】図1及び2に基づいて、従来の試染機を説
明する。
【0004】図1に示した試染機は、円筒状の染色容器
102と、離間配置された2つの支持ローラ104とか
らなる試染装置ユニットを複数個備えている。染色容器
102は2つの支持ローラ104により下方から支持さ
れている。被染対象物を保持したホルダと所要量の染液
とが染色容器102の中に収められた後、染色容器10
2を蓋で密封する。そして、染色容器102を支持ロー
ラ104で略水平方向に支持した状態で各支持ローラ1
04が回転軸心108を中心に回転することにより、染
色容器102が回転軸心110を中心に回転して、染色
容器102内の被染対象物が染色される。
【0005】各染色容器102を支持ローラ104上で
単純に回転するという上記単純回転タイプの試染機で
は、試染装置ユニット毎に染色容器102の回転数や外
部加熱温度等の染色条件を変えて、被染対象物を個別的
に染色できる。しかしながら、染色容器102の回転時
に、染色容器102内の染液は、主として染色容器10
2の内周面に沿って移動して、染色容器102の長手方
向にほとんど移動しない。すなわち、染色容器102内
の染液は、十分に撹拌されておらず、染液濃度分布が存
在して、染液内に局所的な不均一が存在する。
【0006】したがって、単純回転タイプの試染機は、
被染対象物を個別的に染色できるという特長を有するも
のの、染色容器102内において染液濃度分布が発生
し、被染対象物に染色むらが生じるという問題を有す
る。
【0007】一方、図2に示した試染機は、回転軸心1
08を中心に回転する回転円板106を備えている。回
転円板106においては、複数の染色容器102が、そ
れぞれ、略水平方向に延在する回転軸心108から径方
向に向かって距離r離れた外周部に固定されている。そ
れとともに、染色容器102が、回転軸心108に対し
て傾斜角度θ’で傾斜している。図2から分かるよう
に、染色容器102は、回転軸心108との交点を有し
ていない。
【0008】回転円板106の外周部に取付けられた染
色容器102が回転軸心108に対して傾斜状態で回転
するという回転円板傾斜タイプの試染機では、回転円板
106が180度回転するときに各染色容器102の上
端が下方を向い、さらに180度回転すると再び元の上
端位置に戻る。このとき、染色容器102内の染液が、
円周に沿って移動するとともに染色容器102の長手方
向にも移動する。すなわち、染色容器102内で染液の
撹拌が十分に行なわれて、染色むらが生じにくいという
特長を有している。
【0009】しかしながら、複数の染色容器102が回
転円板106の外周部に取付けられているために、取付
けられる染色容器102の個数が多くなればなるほど、
回転円板106の直径を大きくする必要があり、試染機
全体が大きくなってしまう。また、たとえ1個の染色容
器102だけを用いて試染作業する場合であっても、大
きなサイズの回転円板106を回転させる必要があるの
で、回転円板傾斜タイプのものは試染機の小型化には向
かない。
【0010】ところで、染色作業は、一般に、高温に加
熱した状態で行なわれる。図2に示した各染色容器10
2は外部加熱手段で一括加熱されるが、回転する染色容
器102に対して個別に測温することが困難であるため
に、各染色容器102内の染液の温度が全て等しいいう
前提で、一つの染色容器102内の染液の温度を代表的
な染液温度として検知している。各染色容器102の染
液を個別的且つ精密に温度管理することができないの
で、各染色容器102間で染色ばらつきが発生する。さ
らに、一回の試染作業において、染色容器102毎に様
々な染色条件(染色温度や染液の種類や量等)を同時平
行的に試験染色することもできない。
【0011】したがって、回転円板傾斜タイプの試染機
は、染色むらが生じにくいという特長を有するものの、
試染機が大型化する、及び、染色容器内の染液の個別温
度管理ができないという問題を有する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、染色むらが生じにくい
小型の染色機を提供することである。
【0013】また、他の解決すべき課題は、上記課題に
加えて、染色容器内の染液温度を個別的に温度管理する
ことである。
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、被染対象物及び
染液を密閉状態で収容するための染色容器と、その回転
軸心が略水平方向に延在して、該染色容器とともに回転
する回転軸とを備え、前記染色容器は、前記回転軸心に
対して傾斜し且つ回転軸心と略交差するように取り付け
られており、前記染色容器が回転軸を中心に一回転する
間に、染色容器の上端がいったん下方を向いたあと再び
元の上端位置に戻ることを特徴とする染色機を提供す
る。
【0014】上記構成において、回転軸の回転によって
染色容器が一緒に回転する。例えば染色容器の上蓋が容
器の上端に位置するスタート位置から回転軸が180度
回転すると、染色容器の上蓋がいったん下方を向いて、
染色容器における上下の位置関係が逆転する。このと
き、染色容器内の染液は、染色容器の内周壁に沿って移
動するとともに、重力で染色容器の長手方向に、すなわ
ち上方に位置する底部から下方に位置する上蓋に向かっ
て移動する。回転軸がさらに180度回転すると元のス
タート位置に戻る。このとき、染色容器内の染液は、染
色容器の内周壁に沿って移動するとともに、重力で染色
容器の長手方向に、すなわち上方に位置する上蓋から下
方に位置する底部に向かって移動する。したがって、染
色容器が一回転する間に、染液が染色容器内で内周壁に
沿って移動するとともに長手方向にも移動するので、染
色容器内で染液が十分に流動して、被染対象物の染色む
らが生じにくくなる。また、染色容器が回転軸心と略交
差するように配置されているので、図2に示したよう
な、回転軸心との直交方向に回転半径を有する従来の回
転運動と違って、軸直交方向の回転半径がないために、
染色機を小型化することが可能になる。
【0015】染色容器が回転軸心と略交差するというの
は、染色容器が回転軸心と直接交差することに加えて、
染色容器の延長線が回転軸心と交差することも含む。染
色容器が回転軸心と直接交差しないで、染色容器の延長
線が回転軸心と交差する状態で取付けられていても、上
述したのと同様に、染液は染色容器内で十分に撹拌され
る。しかしながら、染色容器から回転軸心への交点まで
の距離が大きい場合には、回転軸心を中心とした染色容
器の回転領域が大きくなる。そして、染色ユニットが大
型化し、延いては染色機が大型化してしまう。したがっ
て、染色容器が回転軸と直接交わるように取り付けられ
るのが好ましい。このような構成において、回転軸心を
中心に回転する染色容器は、側面視大略徳利形状をして
いる。したがって、染色容器が小さな回転領域内で回転
するので、染色機を小型化することが可能になる。
【0016】さらに好ましくは、染色容器と回転軸との
交点が染色容器の重心と大略一致する。
【0017】上記構成によれば、染色容器の回転時にお
いて、染色容器の重心が回転軸心上に位置するので、回
転軸の軸心がぶれにくく、染色容器がスムーズに回転す
ることができる。染色容器は、通常、それ自身の重心を
中心にした大略対称な形状をしている。すなわち、染色
容器の重心が、染色容器を形状的に大略等分する点と一
致している。回転する染色容器を回転軸に直交する方向
から見ると、染色容器の重心が不動点になっている、い
わゆる8字状回転運動をしている。すなわち、回転軸心
を中心に回転する染色容器は、不動点をはさんで左右が
略対称な形状をしている。したがって、染色容器がさら
に小さな回転領域内で回転するので、染色機をさらに小
型化することができる。
【0018】回転軸は、染色容器内の染液が容器の両端
部に偏在しない回転速度で回転するのが好ましい。回転
軸の回転速度が速くなればなるほど、染色容器内の染液
に大きな遠心力が働いて、染液が容器の両端部に偏在
し、染液の流動が妨げられる。したがって、染色容器内
の染液が容器の両端部に偏在しない回転速度で回転軸が
回転することにより、染液が適度に流動することができ
る。
【0019】染色機は、染色容器を複数個備え、各染色
容器の回転軸を1つのベルトで連動駆動して、各染色容
器を同時平行的に回転させる。複数の染色容器を備える
染色機において、染色容器を回転駆動するモーターを染
色容器毎に設置することも可能である。しかしながら、
各染色容器に対して1つのモーターを設置すると、たく
さんのモーター設置場所を必要とするので、染色機全体
が大型化する。また、染色容器の回転数は主たる染色条
件ではなく、他の染色条件と比較して、染色結果に重大
な影響を及ぼすということは少ない。したがって、各染
色容器の回転軸を1つのベルトで連動駆動して、各染色
容器を同時平行的に回転することにより、モーター設置
場所が少なくて済み、染色機の小型化に寄与する。
【0020】染色容器を加熱する加熱手段と、染色容器
を冷却する冷却手段と、加熱手段及び冷却手段を制御す
る制御手段と、染色容器内の染液温度を検知する温度検
知手段とをさらに備え、温度検知手段からの染液温度情
報に基づいて制御手段が加熱手段及び冷却手段を制御す
ることにより、染色容器内の染液が所定温度になるよう
に温度管理を行なう。
【0021】上記構成によれば、染色容器内の染液温度
を正確にコントロールすることができる。したがって、
高温染色を必要とする場合(例えば、ポリエステル等の
化繊を染色する場合)であっても、正確な温度管理及び
十分な撹拌効果によって、染色むらが生じにくい。
【0022】好ましくは、加熱手段は、染色容器を外部
から加熱する外部加熱手段である。例えば、加熱ヒータ
を染色容器に埋設して染色容器を内部から加熱する内部
加熱方法では、加熱ヒータに大電流を流す必要がある。
しかしながら、回転する染色容器に大電流を安定して供
給することは、技術的に非常に困難である。したがっ
て、染色容器を外部から加熱する外部加熱構造にするこ
とにより、染色容器の加熱構造が簡単になる。
【0023】外部加熱手段は、オイルバス加熱等の間接
加熱手段、及び、抵抗加熱ヒータや誘導加熱ヒータ等の
直接加熱手段も使用可能であるが、温度制御のしやすさ
やクリーン性の観点から、赤外線加熱装置であることが
好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
染色機として、染色試験用の色見本を作成するための試
染機について、図3〜9を参照しながら説明する。
【0025】図3は、本発明の一実施形態に係る試染機
10の全体構成を示す図である。試染機10は、ボック
ス状の本体12の上部にユニット収納ブース16を、ボ
ックス状の本体12の左側面に操作タッチパネル14を
それぞれ有している。また、本体12には、不図示の制
御手段が設けられており、制御手段は、後述するよう
に、モータ18の回転を制御するとともに、温度センサ
38の情報に基づいて赤外線加熱装置23や冷却用ファ
ン24を制御して染液温度制御を行なう。
【0026】上下2段の階段状に形成されたユニット収
納ブース16には、図4に示すように、それぞれ、8個
の試染装置ユニット20が横一列に配置されている。し
たがって、図3に示した試染機10は、16個の試染装
置ユニット20を備えている。操作タッチパネル14
は、試染機10の動作状態に関する各種情報を表示する
とともに、試染機10を操作する際に使用者が表示面の
指示部分を軽くタッチすることで各種情報が入力される
入力操作部として使用される。
【0027】ユニット収納ブース16の右端及び左端の
それぞれに、駆動用プーリー13とテンション用プーリ
ー17、及び2つのテンション用プーリー17が設置さ
れている。駆動用プーリー13が、試染装置ユニット2
0の右端に設置されたモータ18の軸に取り付けられて
いる。また、各試染装置ユニット20は、後述するよう
に、テンション用プーリー27及び駆動用プーリー29
を有している。そして、ベルト11が、駆動用プーリー
13と、各試染装置ユニット20のテンション用プーリ
ー27及び駆動用プーリー29と、3つのテンション用
プーリー17とに係合するように所定の張力で張られて
いる。
【0028】各試染装置ユニット20は、図5に示すよ
うに、略長筒型の染色容器30と、回転軸40と、2つ
の回転軸受44と、プーリ27,29と、スリップリン
グ48と、赤外線加熱装置23と、冷却ファン装置24
と、覆い22と、取付ベース25と、容器取出用レバー
26と、ベース21とを備えている。
【0029】染色容器30を覆う覆い22は、可動筐体
と固定筐体との2つの筐体から構成されている。可動筐
体は、回転軸40及び取付ベース25をそれぞれ回動す
るために部分的に切り欠かれた軸用開口部及び容器取出
し用開口部を有している。固定筐体は、赤外線加熱装置
23に対応する位置に設けられたヒータ用開口部と、冷
却用ファン24に対応する位置に設けられた冷却用開口
部とを有している。また、ヒンジ46が可動筐体と固定
筐体との間の境界部分に設けられており、可動筐体が上
方に開くように構成されている。
【0030】略水平方向に延在する中空構造の回転軸4
0において、その一端に染色容器30が取付け用部材3
6を介して取り付けられており、その他端にスリップリ
ング48が取り付けられている。回転軸40の大略中央
部には、駆動用プーリー29が回転軸40に対して固着
されているとともに、回転軸40を軸支するように2つ
の回転軸受44が配置されている。取付け用部材36
は、染色容器30を回転軸心42に対して角度θで傾斜
させるためのものであり、染色容器30の上蓋32と連
結される。染色容器30は、回転軸心42に対して傾斜
し且つ回転軸心42と同一面上に取付けられる。
【0031】テンション用プーリー27が、所定の間隔
で駆動用プーリー29に対向配置されている。ベルト1
1がテンション用プーリー27と駆動用プーリー29と
の間に通されており、テンション用プーリー27を駆動
用プーリー29に近づけて、両者の間隔を狭くすること
により、ベルト11に張力が付与される。その結果、ベ
ルト11の回転駆動力が駆動用プーリー29に伝達され
て、回転軸40を回転させることができる。
【0032】ベース21には、赤外線加熱装置23と、
取出用回動軸支持部材45と、覆い22の固定筐体と、
冷却ファン装置24とが固定されている。取付ベース2
5には、2つの回転軸受44が離間して固定されてい
る。取付ベース25の染色容器30側の端部には、略L
字状の容器取出用部材47が取り付けられており、その
先端が覆い22の可動筐体の内壁に当接している。そし
て、駆動用プーリー29の近傍の取付ベース25に、取
出用回動軸43を備えている。取出用回動軸43を軸支
するための取出用回動軸支持部材45が、ベース21に
取付けられている。また、容器取出用レバー26が取付
ベース25に連結されており、容器取出用レバー26を
プーリー27,29の側に引くと、取付ベース25から
延在する略L字状の容器取出用部材47が持ち上げられ
るように構成されている。
【0033】上記構成によれば、取付ベース25は、取
出用回動軸43を中心にしてシーソー運動することがで
きる。また、取付ベース25に連結された回転軸40も
取出用回動軸43を中心にしてシーソー運動することが
できる。この構造において、容器取出用レバー26をプ
ーリー27,29の側(図5の左側)に引くと、回転軸
40の左端が下方に動き、駆動用プーリー29も下方に
動いて駆動用プーリー29がベルト11から離れて、ベ
ルト11からの回転駆動力が駆動用プーリー29に伝達
されなくなる。その結果、回転軸40、すなわち染色容
器30の回転運動が停止する。それとともに、取付ベー
ス25に固定された略L字状の容器取出用部材47の上
端部が上方に動くので、覆い22の可動筐体が、ヒンジ
46を中心にして上方に向けて回転して持ち上げられ
る。その結果、覆い22が開状態になって、染色容器3
0の取出しが可能になる。
【0034】染色容器34と反対側の回転軸40の端部
に固定されたスリップリング48は、絶縁材料からなる
略円筒状部材の外周面に複数の導電性の接触リングを挿
嵌した構造である。各接触リングの内面には第1リード
線がそれぞれ電気的に接続されている。導電性ブラシ2
8がスリップリング48に弾性的に圧接するように対向
配置されている。導電性ブラシ28は、各接触リングに
対応する位置に配置され、且つ、電気的に孤立された板
バネ状の押圧ピンを有する。そして、各押圧ピンには第
2リード線が接続されている。
【0035】したがって、スリップリング48が回転軸
40に組み付けられた状態では、接触リングに接続され
た第1リード線が回転軸40の中空構造内に挿通されて
おり、導電性ブラシ28の各押圧ピンがスリップリング
48の各接触リングに弾性的に当接している。その結
果、回転軸40とともにスリップリング48が回転した
ときに、スリップリング48の各接触リングが各押圧ピ
ンに弾性的に当接しながら回転する。このとき、押圧ピ
ンと接触リングとはそれぞれ電気的に接続されているの
で、第1リード線と対応する第2リード線とがそれぞれ
電気的に接続されている。
【0036】略長筒形状をした染色容器30は、例えば
SUS304等のステンレス製であり、図6に示すよう
に、容器本体31と上蓋32とから構成されている。染
色容器30は、容器本体31と上蓋32との間に設けら
れたОリング35を介して密閉状態にすることができ
る。上蓋32には、温度センサ38が容器本体31の底
部に向けて取付けられている。温度センサ38のリード
線39の端部が取付け用部材36の側に電気的に絶縁す
るように取付けられている。温度センサ38のリード線
39の端部は、回転軸40の内部に配置された第1リー
ド線に電気的に接続されている。したがって、温度セン
サ38がスリップリング48を経て第2リード線に電気
的に接続されており、温度センサ38からの信号がスリ
ップリング48を経て制御手段に送られる。なお、本明
細書において、染色容器は、軸対称又は軸非対称であ
る、長筒形状のものや、多角柱形状のものや、ラグビー
ボール形状のもののように、長手方向に延在するあらゆ
る形状のものを含む。
【0037】染色容器30の内部には、ホルダー50が
装填されている。ホルダー50は、図7(A)に示すよ
うに、大略鼓形状をしてなり、両端に配置されたリング
状の基部52と両端部にある基部52を結ぶ経線状の胴
部54とからなる。そして、図7(B)に示すように、
被染対象物としての生地56が、ホルダー50の胴部5
4の外側表面にわたって拡張された状態で巻き付けられ
る。
【0038】赤外線加熱装置23は、染色容器30に対
応する下方位置であって回転軸40の回転軸心42に沿
うように配置されている。したがって、染色容器30
は、赤外線加熱装置23によって外部から加熱される。
一方、冷却用ファン24は、染色容器30に対応する側
方位置であって回転軸40の回転軸心42と平行に送風
されるように配置されている。したがって、染色容器3
0は、冷却用ファン24によって外部から冷却される。
制御手段は、染色容器30の内部に設けられた温度セン
サ38で検知された染液温度情報に基づいて、赤外線加
熱装置23及び冷却用ファン24の動作を制御すること
によって、染色容器30の内部の染液34が所定温度に
なるように温度制御される。
【0039】
【実施例】次に、上記試染機10の好適な操作方法につ
いて説明する。
【0040】染料として三菱化学製の分散染料ダイヤニ
クスイエロー(水に対して約?〜?重量%)と、添加助
剤としてサンソルト(水に対して約0.05重量%)及
び酢酸(水に対して約0.05重量%)とを水に加え
て、染色すべき色及び染料濃度が異なった16種類の染
液34を調製する。また、約10g〜20gのポリエス
テル100%の生地56をピンと広げた拡張状態でホル
ダー50の胴部54に巻き付ける。調製した各染液20
0cc及びホルダー50に固定された生地56を各容器
本体31(内容積が300cc)に装填したあと、Оリ
ング35を介して上蓋32で蓋をして染色容器30を密
閉する。
【0041】ポット取出し用レバー26をプーリー2
7,29の側に引くと、覆い22の可動筐体が持ち上げ
られて、覆い22が開状態になる。それとともに、取付
け用部材36の取付けられた側の回転軸40の端部が持
ち上げられる。その結果、回転軸40から延在する取付
け用部材36が持ち上げられて、染色容器30の装着が
容易になる。このとき、駆動用プーリー29が下方に移
動して回転駆動解除位置になる。したがって、駆動用プ
ーリー29とベルト11との接触が解除されているの
で、モータ18の電源をOFFにして試染機全体の回転
軸40を止めなくても、所望の回転軸40の回転だけを
個別的に停止させることができる。
【0042】生地56及び染液34の装填された16個
の染色容器30は、図9に示すように、それぞれ、回転
軸心42に対する傾斜角度θが約10度で傾斜するよう
に、取付け用部材36を介して回転軸40に取付けられ
る。すなわち、染色容器30は、回転軸心42に対して
傾斜し且つ回転軸心42と直接交わるように取付けられ
ている。ここで、染色容器30は、その重心が大略回転
軸心42の上に位置するように取り付けられている。し
たがって、試染機10において、8個×2列=16個の
染色ブース16は、全て染色容器30で充足されてい
る。
【0043】染色容器30の回転軸40への装着が完了
すると、ポット取出し用レバー26を染色容器30の側
に戻すと、覆い22の可動筐体が下げられて、覆い22
が閉状態になる。それとともに、回転軸40が所定の回
転駆動位置にセットされる。このとき、駆動用プーリー
29が元の回転駆動位置に戻る。同様にして、他の15
個の染色容器30も所定の回転駆動位置にセットされ
る。
【0044】各染色容器30毎に、染液濃度や染色に応
じた染色温度や染色時間や回転数等の染色条件(染色カ
ーブ)を操作タッチパネル14の液晶表示面で入力す
る。例えば、図8に示すような染色カーブが入力され
る。また、染液34に大きな遠心力が働かない回転数と
して、回転軸40の回転数が略60s−1になるように
モータ18の回転数をセットする。
【0045】運転開始釦を押すと、試染作業が開始す
る。すなわち、モータ18がON状態になって、試染機
10の全ての回転軸40が同時に略60s−1の回転数
で回転して、各染色容器30も連動して回転する。この
とき、染色容器30は、図9に示すように、略水平方向
に延在する回転軸心42に対して約10度の傾斜角度θ
で傾斜している。それとともに、染色容器30は回転軸
心42と直接交差するようにして回転する。このとき、
染色容器30の軸心と回転軸40の軸心42との交点
は、染色容器30の重心と大略一致しているので、染色
容器30が回転軸心42との垂直高さの大略半分の範囲
内で回転する。したがって、染色容器30の回転領域が
少なくて済み、試染機10の小型化に寄与する。
【0046】染色容器30の上蓋32が上方に位置する
スタート位置から回転軸40が180回転すると、染色
容器30の上蓋32が下方に位置して、染色容器30に
おける上下の位置関係が逆転する。このとき、染色容器
30内の染液34は、内周壁に沿って移動するととも
に、重力で染色容器30の長手方向に、すなわち上方に
位置する底部から下方に位置する上蓋に向けて移動す
る。回転軸40がさらに180度回転すると元のスター
ト位置に戻る。したがって、染液34が染色容器30内
で内周壁に沿って移動するとともに、重力で染色容器3
0の長手方向に、すなわち上方に位置する上蓋から下方
に位置する底部に向けて移動する。すなわち、回転軸心
42と染色容器30の軸心との交点が不動点となり、こ
の不動点が染色容器30の左右両部分の歳差運動の基点
となって、染色容器30が8の字状に回転する。そし
て、染液34は、内周壁に沿って移動するとともに、染
色容器30の長手方向に沿って往復する。したがって、
染液34が染色容器30内で十分に流動して、生地56
の染色むらが生じにくい。
【0047】回転軸40が回転するとともに、赤外線加
熱装置23、冷却ファン装置24および制御手段がON
になる。制御手段によって赤外線加熱装置23及び冷却
ファン装置24が制御されて、各試染装置ユニット20
の染液温度は、設定された染色カーブに従うように個別
的に制御される。所定の試染作業が終了すると、試染工
程が終了したことが操作タッチパネル14の液晶表示面
上に表示される。
【0048】試染工程の終了した試染装置ユニット20
では、ポット取出し用レバー26をプーリー27,29
の側に引いて覆い22を開状態にし、取付け用部材36
に取付けられた染色容器30を取り外す。染色容器30
の上蓋32を開けて、試染された生地56を取出す。試
染された生地56は、次の洗浄工程や乾燥工程等の後処
理工程で洗浄及び乾燥処理されて、染色試験用の色見本
となる。本試染機で試染処理した色見本を従来の方法で
試染した色見本と目視で比較すると、本試染機で試染処
理した各色見本には染色むらがなく、非常に均一に染色
されていた。
【0049】なお、傾斜角度θは上記角度に限定される
ものではなく、染色容器30が、略水平方向に延在する
回転軸40に対して僅かに傾斜していればよい。染色容
器30の僅かな傾斜によって、回転軸40の回転時に、
染色容器30内の染液34が移動して、染液34が染色
容器30内で十分に撹拌されるという撹拌効果を得るこ
とができる。また、染色容器30は、様々な方法で回転
駆動される。すなわち、染色容器30を個別的に回転駆
動するための個別駆動モータを、各試染装置ユニット2
0に設けることもできる。さらにまた、被染色対象物や
染液34の種類及び濃度に応じて、染色容器30のサイ
ズ、染色の温度や時間、及び回転数等の染色条件(染色
カーブ)を適宜変えることは言うまでもない。また、本
発明の染色機は、染色試験用の色見本を作成するための
試染機だけでなく、生地を正式に染色するための本染色
機にも適用可能である。上記実施形態では、染色容器3
0が回転軸心42と直接交差しているが、染色容器30
の延長線が回転軸心42と交差する状態で取付けられて
いても、上記実施形態と同様に、染液34は染色容器3
0内で十分に撹拌される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の1つの試染方法を説明する側面図であ
る。
【図2】 従来の他の試染方法を説明する斜視図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態に係る試染機全体を示す
図である。
【図4】 図3の試染機におけるユニット収納ブース
に、8個の試染装置ユニットが配置されていることを示
す図である。
【図5】 図4の試染装置ユニットを拡大表示した図で
ある。
【図6】 染色容器の中央断面図である。
【図7】 被染対象物の生地をホルダーに装着する様子
を示す図である。(A)及び(B)は、それぞれ、装着
前及び装着後を示す。
【図8】 染色温度制御パターンを示す図である。
【図9】 本発明に係る試染方法を説明する図である。
(A)及び(B)は、それぞれ、染色容器の上蓋が下方
及び上方を向いている様子を示す。
【符号の説明】
10 試染機 11 ベルト 12 本体 13 プーリー 14 操作タッチパネル 16 ユニット収納ブース 18 モータ 20 試染装置ユニット 21 ベース 22 覆い 23 赤外線加熱装置 24 冷却ファン装置 25 取出用ベース 26 容器取出用レバー 27 テンション用プーリー 28 導電性ブラシ 29 駆動用プーリー 30 染色容器 31 容器本体 32 上蓋 34 染液 35 Oリング 36 取付け用部材 38 温度センサ 39 リード線 40 回転軸 42 回転軸心 43 取出用回動軸 44 回転軸受 45 取出用回動軸支持部材 46 ヒンジ 47 容器取出用部材 48 スリップリング 50 ホルダー 52 基部 54 胴部 56 生地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 菊春 大阪府寝屋川市下木田町14番41号 株式会 社クラボウテクノシステム内 (72)発明者 上西 由和 大阪府寝屋川市下木田町14番41号 株式会 社クラボウテクノシステム内 Fターム(参考) 3B154 AB20 AB35 BA07 BB12 BB15 BB18 BC01 BC02 BC47 CA12 CA39 CA42 DA13 4H057 AA02 BA81 DA33 DA34 FA05 FA17 FA20 HA01 JA03 JA10 JB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被染対象物及び染液を密閉状態で収容す
    るための染色容器と、 その回転軸心が略水平方向に延在して、該染色容器とと
    もに回転する回転軸とを備え、 前記染色容器は、前記回転軸心に対して傾斜し且つ回転
    軸心と略交差するように取り付けられており、 前記染色容器が回転軸心を中心に一回転する間に、染色
    容器の上端がいったん下方を向いたあと再び元の上端位
    置に戻ることを特徴とする染色機。
  2. 【請求項2】 前記染色容器は、前記回転軸心と直接交
    わることを特徴とする請求項1記載の染色機。
  3. 【請求項3】 前記染色容器と回転軸との交点は、染色
    容器の重心と大略一致することを特徴とする請求項2記
    載の染色機。
  4. 【請求項4】 前記回転軸は、染色容器内の染液が染色
    容器の両端部に偏在しない回転速度で回転することを特
    徴とする請求項1記載の染色機。
  5. 【請求項5】 前記染色容器を複数個備え、各染色容器
    の回転軸を1つのベルトで連動駆動して、各染色容器を
    同時平行的に回転させることを特徴とする請求項1記載
    の染色機。
  6. 【請求項6】 前記染色容器を加熱する加熱手段と、前
    記染色容器を冷却する冷却手段と、前記加熱手段及び前
    記冷却手段を制御する制御手段と、染色容器内の染液温
    度を検知する温度検知手段とをさらに備え、温度検知手
    段からの染液温度情報に基づいて制御手段が加熱手段及
    び冷却手段を制御することにより、染色容器内の染液が
    所定温度になるように温度管理を行なうことを特徴とす
    る請求項1〜5記載の染色機。
  7. 【請求項7】 前記加熱手段は、染色容器を外部から加
    熱する外部加熱手段であることを特徴とする請求項6記
    載の染色機。
  8. 【請求項8】 前記外部加熱手段は、赤外線加熱装置で
    あることを特徴とする請求項7記載の染色機。
  9. 【請求項9】 被染対象物及び染液を密閉状態で収容す
    るための略長筒型染色容器が、略水平方向に延在する回
    転軸心に対して傾斜し且つ回転軸心と略交差するよう
    に、回転軸心を中心に回転することを特徴とする染色方
    法。
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