JP2002309294A - 忌避剤を含有する液体洗浄剤 - Google Patents

忌避剤を含有する液体洗浄剤

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JP2002309294A JP2001118836A JP2001118836A JP2002309294A JP 2002309294 A JP2002309294 A JP 2002309294A JP 2001118836 A JP2001118836 A JP 2001118836A JP 2001118836 A JP2001118836 A JP 2001118836A JP 2002309294 A JP2002309294 A JP 2002309294A
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Noriyasu Ozawa
範恭 小澤
Yoshihiko Nishimura
善彦 西村
Tadamitsu Hirata
忠光 平田
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Asahipen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畳、フローリング、家具等を洗浄する際に使
用することにより、その表面に付着した汚れを除去する
とともに、ゴキブリ、ダニ、クモ等の節足動物を忌避す
るとともに、産卵を抑制してこれらの害虫を駆除するこ
とができる液体洗浄剤を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも、キク科ヨモギ属に属する植
物の抽出物、ヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Sieb.et
Zucc.) Endl.)抽出物、ドクダミ(Houttuynia cordata
Thunb.)抽出物が含有されてなることを特徴とする液
体洗浄剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は忌避剤を含有する液
体洗浄剤に係り、その目的は、畳、フローリング、家具
等を洗浄する際に使用することにより、その表面に付着
した汚れを除去するとともに、ゴキブリ、ダニ、クモ等
の節足動物を忌避するとともに、産卵を抑制してこれら
の害虫を駆除することができる液体洗浄剤を提供するこ
とにある。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅建築には、古くから使用され
ている木、紙、畳等に加えて、合成樹脂合板が建材、床
材、壁材等に広く用いられている。合成樹脂合板は親油
性であるために手足の皮脂汚れとなじみやすく、また静
電気が発生しやすいために室内の浮遊微粒子を吸着しや
すく、年月の経過とともに次第に汚れが目立つようにな
る。畳、フローリング、家具等に付着した汚れを除去す
るために洗浄剤が用いられる。洗浄剤には、洗浄成分と
して各種界面活性剤が配合されており、水拭きだけでは
簡単に除去することができない脂汚れを簡単に除去する
ことが可能である。さらに、洗浄成分に加えて殺菌剤や
除菌剤なども配合されており、住宅の劣化の原因となる
とともに健康に悪影響を与える可能性がある細菌類やカ
ビ類等の繁殖を抑制することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】床や畳には、健康に悪
影響を与える害虫として細菌類やカビ類の他にもダニ等
が生息していることが多い。ダニはアトピー性皮膚炎等
のアレルギー症状や喘息等の呼吸器系疾患の要因の一つ
と考えられている。また家具の裏や隙間にはゴキブリ等
の害虫も生息していることがある。これらゴキブリ、ダ
ニなどの害虫を駆除するには、専ら燻蒸剤やスプレー式
の殺虫剤或いは忌避剤が用いられている。しかしなが
ら、従来の殺虫剤、燻蒸剤、忌避剤の有効成分としては
主に、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、ジ
アルキルジメチルアンモニウムハライド等の有機合成品
が用いられており、人体に対する悪影響が心配された。
【0004】そこで本発明者らは鋭意研究を行った結
果、ある特定の植物の抽出物を、ある特定の割合で混合
して用いることにより、人体に対する安全性が極めて高
く、しかも、ダニやゴキブリなどの害虫を忌避するとと
もに産卵を抑制してこれらの害虫を駆除できること見出
し、本発明の完成に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に係る
発明は、少なくとも、キク科ヨモギ属に属する植物の抽
出物、ヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Sieb.et Zucc.)
Endl.)抽出物、ドクダミ(Houttuynia cordata Thun
b.)抽出物が含有されてなることを特徴とする液体洗浄
剤に関する。請求項2に係る発明は、非イオン性界面活
性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、
両性界面活性剤のうちの一種以上が含有されてなること
を特徴とする請求項1に記載の液体洗浄剤に関する。請
求項3に係る発明は、アルコール系溶媒又はグリコール
系溶媒のうちの一種以上が配合されてなることを特徴と
する請求項1又は2に記載の液体洗浄剤に関する。請求
項4に係る発明は、ビワ(Eriobotrya japonica (Thun
b.) Lindl.)、サンショウ(Zanthoxylum piperitum D
C.)、朝鮮人参(Panax ginseng C.A.Mey.)のうちから
選択された一種以上の植物抽出物が配合されてなること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液体洗
浄剤に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る忌避剤を含有
する液体洗浄剤について説明する。本発明に係る忌避剤
を含有する液体洗浄剤は、有効成分として、少なくと
も、キク科ヨモギ属に属する植物の抽出物、ドクダミ抽
出物、ヒノキ抽出物を含有することを特徴とする。さら
に、有効成分として、前記抽出物に加えて、ビワ抽出
物、サンショウ抽出物、朝鮮人参抽出物のうちの一種以
上を含有することを特徴とする。尚、本発明における節
足動物とは、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginos
a)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、ワモ
ンゴキブリ(Periplaneta americana)、コワモンゴキ
ブリ(Periplaneta australasiae)、チャバネゴキブリ
(Blattella germanica)、ヤマトゴキブリ(Periplane
ta japonica)等のゴキブリ、コナヒョウヒダニ、イエ
ダニ、ケダニ等のダニ、或いはカ、ハエ等の衛生害虫を
含む甲殻綱、ヤスデ綱、ムカデ綱、昆虫綱等の節足動物
門に属する動物のことである。
【0007】キク科ヨモギ属に属する植物は特に限定さ
れないが、ニガヨモギ(Artemisiaabsinthium)、カワ
ラニンジン(Artemisia apiacea)、オオヨモギ(Artem
isiamontana)、カワラヨモギ(Artemisia capillari
s)、シナヨモギ(Artemisiacina)、タラゴン(Artemi
sia dracunculus)、オトコヨモギ(Artemisia japonic
a)、ミブヨモギ(Artemisia maritima)、ヨモギ(Art
emisia prnceps)、アサギリソウ(Artemisia schmidti
ana)等を例示することができ、このうちの一種を単独
で用いることも、また二種以上を混合して用いることも
できる。特に本発明においては、ヨモギ(Artemisia pr
nceps)を用いることが好ましい。本発明においては、
全草を用いることも、また葉部、根部、茎部などの各部
位を単独で或いは適宜組み合わせて使用することもでき
るが、特に葉部が好ましく用いられる。
【0008】キク科ヨモギ属に属する植物の抽出物の調
製方法は特に限定されないが、キク科ヨモギ属に属する
植物の乾燥粉砕物を抽出溶媒に室温下で1日〜30日程
度浸漬した後に、残渣を濾過して濾液を減圧蒸留するこ
とにより得ることができる。また、抽出溶媒を還流温度
にまで加熱した状態で1〜5時間程度還流抽出した後に
抽出溶媒を減圧留去することにより得ることができる。
【0009】抽出溶媒は特に限定されず、水、または炭
素数1〜8の一価アルコール、炭素数2〜6の多価アル
コール或いはその誘導体等を例示することができ、これ
らの抽出溶媒を単独でまた適宜混合して用いることもで
きる。具体的には、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−プロパノール、イソブタノール、n−ヘ
キサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタ
ノール、n−オクタノール、アセトン、メチルアセト
ン、エチルメチルケトン、酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ル、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチ
ルエーテル、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル等を例示することができ、水、メタノール、エ
タノールを用いることが好ましい。
【0010】このようにして調製されたキク科ヨモギ属
に属する植物の抽出物には、次式1(化1)で示される
1,8-cineol、次式2(化2)で示されるthujoneなどが
含有されている。
【化1】
【化2】
【0011】ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)
は草丈約20〜50cmの多年草である。本発明におい
ては、全草を使用することも、茎部、根部、葉部、花部
等の各部位を単独で又は混合して用いることもできる
が、特に葉部を用いることが好ましい。ドクダミ抽出物
の調製方法は特に限定されず、段落番号(0009)に
記載した抽出溶媒を用いて段落番号(0008)に記載
した方法と同様の方法を例示することができる。
【0012】ヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Sieb.et
Zucc.) Endl.)は常緑高木である。本発明においては、
葉部、根部、幹部、種子部、花部等の各部位を単独で、
或いは混合して用いることができるが、特に葉部を用い
ることが好ましい。ヒノキ抽出物の調製方法は特に限定
されず、段落番号(0009)に記載した抽出溶媒を用
いて段落番号(0008)に記載した方法と同様の方法
を例示することができる。
【0013】また、本発明では得られた三種の植物抽出
物をそのまま用いることができるが、カラムクロマトグ
ラフィーなどの手法により精製処理して得られた抽出物
を用いることもできる。
【0014】有効成分であるキク科ヨモギ属に属する植
物の抽出物、ドクダミ抽出物、ヒノキ抽出物の配合比は
特に限定されないが、キク科ヨモギ属に属する植物の抽
出物100重量部に対して、ドクダミ抽出物を30重量
部以上、好ましくは40〜60重量部、ヒノキ抽出物を
2重量部以上、好ましくは3〜6重量部とされる。この
理由は、前記の配合比で混合すると害虫に対する優れた
忌避作用を得ることでき、しかも害虫の産卵を抑制する
ことができるからである。またそれぞれの有効成分の配
合量が前記の数値より少なくなると、貯穀類中のメイ
ガ、キバガ、コクガ類に対して効果を示さなくなるから
である。
【0015】さらに、本発明では上記した三種の植物抽
出物に加えて、以下の植物抽出物のうちの一種以上を配
合することができる。ビワ(Eriobotrya japonica (Thu
nb.) Lindl.)は常緑の果樹である。本発明において
は、葉部、花部、根部、幹部、果実部等を単独で又は混
合して用いることができるが、特に葉部を用いることが
好ましい。ビワ抽出物の調製方法は特に限定されず、段
落番号(0009)に記載した抽出溶媒を用いて段落番
号(0008)に記載した方法と同様の方法を例示する
ことができる。
【0016】サンショウ(Zanthoxylum piperitum D
C.)は落葉低木であり、葉や果実が香辛料として用いら
れる。本発明においては、葉部、根部、幹部、果実部、
花部等を単独で或いは混合して用いることができるが、
特に葉部を用いることが好ましい。サンショウ抽出物の
調製方法は特に限定されず、段落番号(0009)に記
載した抽出溶媒を用いて段落番号(0008)に記載し
た方法と同様の方法を例示することができる。
【0017】朝鮮人参(Panax ginseng C.A.Mey.)は薬
用植物として用いられる多年草である。本発明において
は、全草を、又は根部、葉部、茎部等の各部位を単独で
又は混合して用いることができるが、特に葉部を用いる
ことが好ましい。朝鮮人参抽出物の調製方法は特に限定
されず、段落番号(0009)に記載した抽出溶媒を用
いて段落番号(0008)に記載した方法と同様の方法
を例示することができる。
【0018】上記した三種の植物抽出物に加えて、ビワ
抽出物、サンショウ抽出物、朝鮮人参抽出物を配合する
場合、その配合比は特に限定されないが、キク科ヨモギ
属に属する植物の抽出物100重量部に対して、ビワ抽
出物を10重量部以上、好ましくは15〜20重量部、
サンショウ抽出物を4重量部以上、好ましくは5〜20
重量部、朝鮮人参抽出物を4重量部以上、好ましくは5
〜20重量部となるように配合される。また、本発明で
は、ビワ抽出物、サンショウ抽出物、朝鮮人参抽出物の
うちの一種以上を配合することができるが、これら三種
の抽出物を全て配合することが望ましい。この理由は、
ダニ、ゴキブリ、アリなどに対して、優れた忌避効果を
発揮することができるからである。
【0019】液体洗浄剤中の植物抽出物の合計の配合量
は特に限定されないが、0.1重量%以上、好ましくは
0.2〜5重量%となるように配合される。また、十分
な忌避効果を得るためには、本発明に係る忌避剤を含有
する液体洗浄剤を床などに塗布した場合に、有効成分で
ある植物抽出物の塗布量が1mあたり0.5mg以
上、好ましくは10〜200mgとなるように調整され
る。
【0020】尚、本発明では、上記の植物抽出物をその
まま用いることができるが、カラムクロマトグラフィー
などの手法により精製処理して得られた抽出物を用いる
こともできる。
【0021】本発明に係る忌避剤を含有する液体洗浄剤
は、洗浄成分として界面活性剤が用いられる。配合され
る界面活性剤としては、陽イオン性界面活性剤、陰イオ
ン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性
剤を例示することができる。
【0022】両性界面活性剤は洗浄剤に用いられるもの
であれば特に限定されず、ベタイン型両性界面活性剤、
イミダゾリン型両性界面活性剤、アミノ酸型両性界面活
性剤等を例示することができる。具体的には、アルキル
カルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキ
ルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキ
シスルホベタイン、ラウリルアミドプロピル−N,N−
ジメチル−酢酸ベタイン、ヤシアルキルアミドプロピル
−N,N−ジメチル−酢酸ベタイン、ラウリルアミドプ
ロピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルス
ルホベタイン、ヤシアルキルアミドプロピル−N,N−
ジメチル−ヒドロキシスルホベタイン、ラウリルアミド
プロピル−N,N−ジメチルプロピルスルホベタイン、
ヤシアルキルアミドプロピル−N,N−ジメチルプロピ
ルスルホベタイン、ラウリル−N,N−ジメチル酢酸ベ
タイン、2−ラウリル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシア
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、2−ヤシアルキル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン等を例示することができる。
【0023】陽イオン性界面活性剤は特に限定されず、
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチ
ルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩等を例示することができる。
【0024】陰イオン性界面活性剤は特に限定されず、
高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級ア
ルコールスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホン化脂
肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エス
テル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸エステル塩、高級
アルコールエーテルの硫酸エステル塩、高級アルコール
エーテルのスルホン酸エステル塩、高級アルコールエー
テル置換の酢酸塩、脂肪酸とアミノ酸の縮合物、脂肪酸
アミドのアルキロール化硫酸エステル塩、脂肪酸アミド
のアルキル化スルホン酸塩、スルホコハク酸エステル
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノー
ルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ア
ルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、エーテルカル
ボン酸塩、アミドエーテル硫酸、N−アシルグルタミン
酸、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル
塩等を例示することができる。
【0025】非イオン性界面活性剤は特に限定されず、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレン
エーテル、アルキルポリグルコシド、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル、アルキルポリグリセリンエーテ
ル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、
アルキルジメチルアミンオキシド、グリセリン脂肪酸エ
ステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸
エステル類、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポ
リオキシプロピレンブロックポリマー等を例示すること
ができる。
【0026】本発明においては上記した界面活性剤の一
種を単独で、また二種以上を適宜混合して用いることが
できる。界面活性剤の配合量は特に限定されないが、
0.05重量%以上、好ましくは0.1〜3.0重量%
とされる。
【0027】本発明においては、洗浄効果を高めるため
にビルダーを適宜任意に配合することができる。本発明
において配合することができるビルダーとしては、ピロ
リン酸塩、メタリン酸塩、ポリリン酸塩、トリポリリン
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸塩、ホウ酸塩、
ホウ砂、ケイ酸塩、ゼオライト、クエン酸塩、グルコン
酸塩、ポリアセタールカルボキシレート、エチレンジア
ミン四酢酸塩、リンゴ酸、タルク、シリカ、粘土、シリ
ケート、ゼオライトを用いることが好ましい。ビルダー
を配合する場合、その配合量は特に限定されないが、
0.1〜10、好ましくは0.2〜3.0重量%とされ
る。
【0028】本発明においては、天然抽出物の溶解性を
高めて低温における安定性を高めるとともに、液剤の粘
度を低下させて洗浄効果を高める目的で、アルコール系
溶媒又はグリコール系溶媒のうちの一種又は二種以上を
適宜任意に配合することができる。アルコール系溶媒と
しては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、ブタノール、イソブタノール等を配合す
ることができる。また、変性アルコールを配合すること
もできる。グリコール系溶媒としては、エチレングリコ
ール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロ
ピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール等を例示す
ることができる。アルコール系溶媒及びグリコール系溶
媒を配合する場合、その合計の配合量は特に限定されな
いが0.5〜80重量%、好ましくは1〜20重量%と
される。
【0029】本発明においては、アルカリ剤を配合する
ことができる。具体的には、ケイ酸塩、硫酸塩、炭酸
塩、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノ
エタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどを
例示することができる。アルカリ剤の配合量は特に限定
されないが、0.01〜5.0重量%、好ましくは0.
1〜1.0重量%とされる。
【0030】さらに本発明においては、安息香酸ナトリ
ウム、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安
息香酸エチル、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ
安息香酸ブチル、ソルビン酸、デヒドロ酢酸類、プロピ
オン酸類、ジフェニル、オルトフェニルフェノール、チ
アベンダゾール、イマザリル等の防腐剤や防黴剤、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ
メチルセルロース等の再汚染防止剤、酵素、香料、紫外
線吸収剤、着色剤、増粘剤などの通常の液体洗浄剤に配
合される成分を適宜任意に配合することができる。
【0031】本発明に係る忌避剤を含有する液体洗浄剤
は、フローリング床用洗浄剤、畳用洗浄剤、寝具用洗浄
剤として好ましく用いることができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではな
い。尚、配合量は重量%である。 (試験例1;ゴキブリに対する忌避試験) 1.試料の調製 20〜25℃の温度において、水を用いてヨモギ(Arte
misia prnceps)の葉を浸漬抽出した後に、水を減圧留
去してヨモギ抽出物を得た。20〜25℃の温度におい
て、水を用いてヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Sieb.e
t Zucc.) Endl.)の葉を浸漬抽出した後に、水を減圧留
去してヒノキ抽出物を得た。20〜25℃の温度におい
て、水を用いてドクダミ(Houttuynia cordata Thun
b.)の葉を浸漬抽出した後に、水を減圧留去してドクダ
ミ抽出物を得た。次に、以下に記載された組成のフロー
リング用洗浄剤に上記調製したヨモギ抽出物、ヒノキ抽
出物、ドクダミ抽出物を重量比で60:2.0:38と
なるように混合した植物抽出物有効成分を、その含有量
が0.2重量%、0.6重量%、1.0重量%となるよ
うに配合することにより実施例1〜3の各試料をそれぞ
れ調製した。また、以下に記載された組成の畳用洗浄剤
に上記の混合物を、その含有量が0.6重量%となるよ
うに配合することにより、実施例4の試料を調製した。
【0033】 フローリング用洗浄剤 グリコール系有機溶剤 1.0 アルコール系有機溶剤 1.5 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.25 アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 0.25 トリエタノールアミン 0.5 水 残 量 合計 100.0重量%
【0034】畳用洗浄剤 エチルアルコール 6.00 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.25 ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.25 ケイ酸塩 0.20水 残 量 合計 100.00重量%
【0035】2.試験方法 図1の概略説明図に示すような、長さ51cm、幅43
cm、高さ22cmの直方体形状の容器(1)内に、長
さ25cm、高さ22cmの仕切り板(2)を設置し
た。仕切り板(2)の一方の側に、上記調製した各実施
例の試料をその一面に略均一となるように塗布した試験
板(3)(約20×25cm)を、他方の側に、各実施
例の試料を調製する際に使用したフローリング用洗浄剤
又は畳用洗浄剤(ブランク)をその一面に略均一となる
ように塗布した試験板(4)(約20×25cm)を、
それぞれ配置した。二枚の試験板(2)(3)の上にゴ
キブリの餌と水(5)を配置し、ゴキブリを容器(1)
内に投入した。ゴキブリを投入してから60分、120
分経過した後に試験板(2)(3)の上にいるゴキブリ
の数を数えた。尚、実施例4の試料を用いた試験では試
験板として畳片を使用した。結果を表1に示す。尚、表
1中のNo.1,2,3,7の各試験では、各試料を試
験前日に1mあたり10ml塗布したのち拭き取った
試験板を使用した。No.4の試験では、ワックスを二
回塗布した試験板の表面に実施例2の試料を試験前日に
1mあたり10ml塗布したのち拭き取った試験板を
使用した。No.5の試験では、試料調製後、50℃で
一ヶ月経過させた実施例2の試料を試験前日に1m
たり10ml塗布したのち拭き取った試験板を使用し
た。No.6の試験では、試料調製後、50℃で一ヶ月
経過させた実施例2の試料を1m あたり10ml塗布
したのち拭き取り、さらに50℃で2週間経過させた試
験板を使用した。
【表1】
【0036】表1の結果のとおり、本発明に係る忌避剤
を含有する液体洗浄剤は、ゴキブリに対する忌避作用を
有していることが分かる。また、洗浄剤を調製してから
長期間経過した場合であっても忌避作用は低下せず、調
製当初と略同等の忌避作用を有することが分かる。ま
た、床又は畳に塗布してから長期間忌避作用を維持でき
ることが分かる。
【0037】(試験例2;ダニに対する忌避試験) 試験方法 まず、3×3cmに切りそろえた畳に実施例4の試料を
0.04ミリリットル塗布した。次に図2の概略説明図
に示すように、プラスチック製シャーレ(6)(直径9
cm、高さ1cm、透明)の底部に、実施例4の試料を
塗布した畳(7)と実施例4の試料を塗布していない畳
(8)を、シャーレの中心部より約1cmづつ離して並
べた。それぞれの畳の中央付近には粉末飼料(9)(C
E−2)を配置し、二枚の畳の上に黒色の紙(10)
(幅1cm、長さ2cm)を置いた。図3の概略説明図
に示すように、プラスチック製の容器(11)(15×
20×10cm、透明)に水(12)を約200mL入
れ、載置台(13)の上に蓋をせずに上記のプラスチッ
ク製シャーレ(6)を載せた。黒色の紙(10)の上
に、コナヒョウヒダニを30匹放った後にプラスチック
製の容器(11)の蓋(14)を閉じた。コナヒョウヒ
ダニを放ってから3日後に畳(7)(8)の上及びシャ
ーレ(6)に生息しているコナヒョウヒダニの数を、実
体顕微鏡を用いて計測した。尚、試験は反復4回、室温
25±2℃、湿度60〜70%の条件で行った。結果を
表2に記載する。尚、表2において、実施例4の試料を
塗布した畳(7)の上に生息していたダニの数を「処理
区」に、実施例4の試料を塗布していない畳(8)の上
に生息していたダニの数を「ブランク」に、畳(7)
(8)以外のシャーレ(6)の上に生息していたダニの
数を「その他」に記載した。また当初放ったダニの数と
計測されたダニの数の差を「不明」に記載した。
【0038】
【表2】
【0039】表2の結果のとおり、4回の試験のうち、
実施例4の試料を塗布した畳の上で確認されたダニは1
匹のみであり、既に死亡していた。また、実施例4の試
料を塗布した畳の付近のシャーレ上ではダニが摂食困難
な状態となっていた。さらに、当初放ったダニのうち約
半数のダニはシャーレ上で確認できず、シャーレから逃
亡したものと思われる。以上のことから、本発明に係る
忌避剤を含有した液体洗浄剤は、ダニに対する忌避作用
を有していることが分かる。
【0040】以下、本発明に係る配合例を示す。尚、配
合量は重量%である。 (配合例1;フローリング用洗浄剤) グリコール系有機溶剤 1.0〜3.0 アルコール系有機溶剤 1.0〜3.0 トリエタノールアミン 0.3〜0.6 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.1〜0.5 アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 0.1〜0.5 ヒノキ抽出物 0.03〜0.3 ドクダミ抽出物 0.4〜3.0 ヨモギ抽出物 1.0〜5.0 水 残 量 合計 100.0重量%
【0041】 (配合例2;畳用洗浄剤) エチルアルコール 5.0〜15.0 ショ糖脂肪酸エステル 0.1〜0.5 ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.1〜0.5 炭酸ナトリウム 0.1〜0.5 ヨモギ抽出物 1.0〜5.0 ヒノキ抽出物 0.03〜0.3 ドクダミ抽出物 0.4〜3.0 水 残 量 合計 100.0重量%
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る忌避剤
を含有した液体洗浄剤は、床面や畳の表面を洗浄する際
に使用することにより、汚れを除去するとともに、ダ
ニ、ゴキブリ等の害虫を簡単に忌避することができる。
また、調製されてから長期間が経過した場合であって
も、調製直後と略同等の効果を発揮することができる。
また床や畳に塗布してから長期間効果を維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例1で使用した試験装置の概略説明図であ
る。
【図2】試験例2で使用した試験装置の概略説明図であ
る。
【図3】試験例2で使用した試験装置の概略説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/43 C11D 3/43 3/48 3/48 10/02 10/02 17/08 17/08 (72)発明者 平田 忠光 大阪市鶴見区鶴見4丁目1番12号 株式会 社アサヒペン内 Fターム(参考) 4H003 AB31 AC03 AC08 AC13 BA12 DA04 DA10 EA15 EA16 EB14 EB43 ED02 ED28 FA16 FA33 4H011 AC06 BA05 BB05 BB08 BB22 BC03 DA12 DD05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、キク科ヨモギ属に属する植
    物の抽出物、ヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Sieb.et
    Zucc.) Endl.)抽出物、ドクダミ(Houttuyniacordata
    Thunb.)抽出物が含有されてなることを特徴とする液体
    洗浄剤。
  2. 【請求項2】 非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面
    活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤のうち
    の一種以上が含有されてなることを特徴とする請求項1
    に記載の液体洗浄剤。
  3. 【請求項3】 アルコール系溶媒又はグリコール系溶媒
    のうちの一種以上が配合されてなることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の液体洗浄剤。
  4. 【請求項4】 ビワ(Eriobotrya japonica (Thunb.) L
    indl.)、サンショウ(Zanthoxylum piperitum DC.)、
    朝鮮人参(Panax ginseng C.A.Mey.)のうちから選択さ
    れた一種以上の植物抽出物が配合されてなることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液体洗浄剤。
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