JP2002308725A - 発熱化粧料 - Google Patents

発熱化粧料

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JP2002308725A
JP2002308725A JP2001106790A JP2001106790A JP2002308725A JP 2002308725 A JP2002308725 A JP 2002308725A JP 2001106790 A JP2001106790 A JP 2001106790A JP 2001106790 A JP2001106790 A JP 2001106790A JP 2002308725 A JP2002308725 A JP 2002308725A
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Kenzo Koike
謙造 小池
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ポリオール類及び酵素を含有する2剤型
の発熱化粧料。 【効果】 使用時に酵素活性を有効に発揮でき、余分な
角質、脂質の除去等に優れ、また毛染め性の良い発熱化
粧料が得られる。特に冬期等の寒冷時に優れた効果を発
揮でき組成物の品質劣化も極めて少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時に酵素活性
を有効に発揮できる皮膚又は毛髪用の2剤型の発熱化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚表面の垢である余分な角質の除去を
目的としてプロテアーゼ、脂質の除去を目的としてリパ
ーゼ及び除菌を目的としてリゾチーム等の加水分解酵素
が皮膚洗浄剤、化粧料に配合されている。また酸化染料
を酸化し発色させる目的で、パーオキシダーゼ、ウリカ
ーゼ、ラッカーゼ等の酸化還元酵素も染毛剤成分として
配合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】酵素には、その活性を
最大限に発揮して作用する最適の温度があり、通常37
℃付近で活性が最大となる。しかしながら、特に寒冷地
で、これら加水分解酵素、酸化還元酵素等を配合した皮
膚外用剤を使用する場合、低温により酵素活性が低下し
て所期の効果が得られない。また、例えば油脂類とリパ
ーゼを配合したクレンジングクリーム、パーオキシダー
ゼと染料前駆体を配合した染毛剤は、長期に渡って保存
すると酵素とこれら基質との反応が進行して品質の劣化
をもたらす等の欠点が生じている。そのため、一部の商
品は使い勝手の悪い粉末状として上市されている。ま
た、洗浄剤に普通用いられるアニオン界面活性剤は、酵
素を変性、失活させることが多い。
【0004】本発明は、使用時に加水分解酵素、酸化還
元酵素等、酵素活性が有効に発揮され、経時的に品質の
劣化を生じない発熱化粧料を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、酵素を含有
する化粧料を2剤型とし、一方又は両方の剤を実質的に
非水系でポリオール類を含有するものとして、水と混合
すると発熱するようにし、特に酵素とそれを失活させる
成分とを別にする形態とすれば、保存中に酵素活性が低
下せず、かつ使用時に酵素活性が有効に発揮される化粧
料が得られることを見い出した。
【0006】すなわち、本発明は、使用時に混合して用
いる2剤型の発熱化粧料であって、一方又は両方の剤に
酵素を含有し、一方又は両方の剤が実質的に非水系でポ
リオール類を含有する2剤型発熱化粧料を提供するもの
である。ここで一方を実質的に非水系、他方を水系とす
れば、使用により発熱する。両方を実質的に非水系とす
れば、濡れた皮膚に適用すると発熱する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用するポリオール類と
して、炭素数1〜20の2価アルコール、ペンタエリス
リトール、糖アルコール、ポリアルキレングリコール等
であって水と混合すると発熱するものが挙げられる。2
価アルコールとしては、プロピレングリコール、1,2
−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール等
が例示される。糖アルコールとしては、グリセリン、キ
シリット、マンニット、ガラクチット、ソルビット等が
例示される。ポリアルキレングリコールとしては分子量
200〜60,000のポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等が例示される。ポリオール類に
は、分子量2,000以下のポリグリセリンも含まれ
る。
【0008】これらのポリオール類のうちで、ソルビト
ール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリ
コール(分子量200〜600)が流動性、発熱性の点
で好ましく、特に、ポリエチレングリコール(分子量4
00)が好ましい。
【0009】本発明は、一方又は両方の剤をポリオール
類を基剤とする実質的に非水系とするが、ポリオール類
は一方又は両方の剤中に各々、40〜99重量%(以
下、単に%と記載する)、好ましくは50〜95%、特
に60〜90%含有するのが好ましい。ここで実質的に
非水系とは、水を含まないか、約10%以下の水を含有
するものをいう。また、流動性を増すためにエチルアル
コール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
等の1価アルコールを添加できる。
【0010】本発明の発熱化粧料を、混合することによ
り発熱するものとする場合、一方の剤をポリオール類を
基剤とする実質的に非水系とし、他方の剤を水を基剤と
し、必要に応じて他の成分を含有したものとする。この
場合、ポリオール類と水との使用時における混合重量比
率、ポリオール類:水が1:5〜5:1、好ましくは
1:3〜3:1、更に好ましくは1:2〜2:1になる
ように調製するのが温度上昇及びその持続性の点で酵素
活性の発現から好ましい。
【0011】本発明で使用する酵素としては、加水分解
酵素、酸化還元酵素等が挙げられる。加水分解酵素とし
ては、プロテアーゼ、アミラーゼ、デキストラナーゼ、
リパーゼ、セルラーゼ、リゾチーム等が例示される。酸
化還元酵素としては、ラッカーゼ、パーオキシダーゼ、
ラクテートオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、ガ
ラクトースオキシダーゼ、ピルビン酸オキシダーゼ、ア
ルデヒドオキシダーゼ、モノアミンオキシダーゼ、ウレ
ートオキシダーゼ(ウリカーゼ)等が例示される。酵素
は2種以上を併用してもよい。
【0012】これらの酵素のうち、プロテアーゼ、リパ
ーゼ、リゾチーム、ラッカーゼ、パーオキシダーゼが好
ましい。酵素は、一方又は両方の剤に含有されるが、酵
素を失活させる成分、例えばアニオン界面活性剤や無機
粉体を含有する剤と別に含有するのが好ましい。酵素の
含有量は、化粧料の用途、用法により決定される。
【0013】本発明は、2剤を使用時に混合して使用す
る。混合の時間的タイミングは、予め混合してから肌又
は毛髪に適用しても、また2剤のいずれか一方を先に肌
又は毛髪に適用して、次いで残余の剤を適用し混合して
もよい。
【0014】本発明の2剤の混合比率は、化粧料の用
途、用法により相違するが、混合の容易さのため、等量
混合とし、いずれの剤も液状、ゲル状やペースト状とす
るのが好ましい。また、本発明の2剤型の発熱化粧料
は、液状の2剤型とする他、さらに粉体を含む3剤型
等、多剤型の一部として使用できる。
【0015】本発明の発熱化粧料は皮膚化粧料、毛髪化
粧料を包含し、例えば洗顔クリーム、化粧水、パック、
マッサージクリーム、モイスチャークリーム等の基礎化
粧品、洗顔料、身体洗浄剤等の洗浄剤、サンオイル、デ
オドラントスプレー等のボディ化粧品、シャンプー、リ
ンス、トリートメント、パーマネントウェーブ剤、染毛
剤、脱色剤等の毛髪化粧品、歯磨等々広範囲にわたって
使用することができる。好適な発熱化粧料について以下
詳述する。
【0016】(1)洗浄剤 この範疇には、身体洗浄剤、洗顔料、ハンドソープ、シ
ャンプー、リンス、歯磨等が含まれる。
【0017】洗浄剤には、界面活性剤を、2剤を混合し
た後の濃度として、0.1〜50%、好ましくは1〜4
0%、特に5〜35%含有するのが好ましい。使用され
る界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素基を
有する、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレン長鎖アルキ
ルエーテル硫酸塩、長鎖アルキルエーテル硫酸塩、長鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩、長鎖α−オレフィンス
ルホン酸塩、(ポリオキシエチレン)長鎖アルキルリン
酸塩等のアニオン界面活性剤、モノ(又はジ)長鎖アル
キルトリ(又はジ)メチルアンモニウム塩、ベンザルコ
ニウム塩等のカチオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
長鎖アルキルエーテル、長鎖アルキルグルコシド等の非
イオン界面活性剤、及び長鎖アルキルアミンオキサイ
ド、長鎖アシルアミドベタイン等の両性界面活性剤が挙
げられる。
【0018】洗浄剤には、適宜他の成分を配合できる
が、例えば水溶性無機塩としては、硫酸ナトリウム、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等のアル
カリ又はアルカリ土類金属塩が好ましい。これらの水溶
性無機塩類は、2剤を混合した後の濃度として、0.1
〜30%、好ましくは0.5〜20%含有すると、身体
洗浄剤あるいは歯磨きに使用した場合にスクラブ効果に
より使用感が好ましくなる。水不溶性粉体として、ゼオ
ライト、タルク、シリカゲル、カオリン、焼ミョウバ
ン、リン酸カルシウム等の無機粉体やナイロンパウダ
ー、セルロースパウダー、シリコンパウダー等の有機粉
体を添加すると、洗浄力を補完でき、使用感も向上でき
る。キレート剤や酸化防止剤は、洗浄剤の安定性を向上
させる効果があり、例えば、エデト酸(EDTA)、ヒ
ドロキシジエタンホスホン酸、BHT等が使用できる。
【0019】洗浄剤においては、プロテアーゼ、リパー
ゼ、リゾチーム、デキストラナーゼ等の加水分解酵素や
ラッカーゼ等の酸化還元酵素を、2剤を混合した後、タ
ンパク量として0.0001〜1%、特に0.0005
〜0.5%含有するのが好ましい。特に(メタ)クリル
酸アルキルポリマー、カルボキシビニルポリマー、セル
ロース誘導体等の粘度調整剤で50〜100,000m
Pa・s(25℃)の液状、ゲル状、ペースト状とする
のが好ましい。
【0020】洗浄剤においては、一方の剤が酵素とポリ
オールを含有し、他方の剤が酵素を含有せず、界面活性
剤、湿潤剤、水等を含有するものであって、粘度調整剤
で50〜100,000mPa・s(25℃)に調整し
たものが好ましい。
【0021】また、両方の剤を粘度1000〜5,00
0mPa・sとして2連式ポンプタイプの容器に詰める
と操作性が好適となる。あるいは両方の剤を粘度5,0
00〜100,000mPa・sとして2連式ポップル
あるいは2連式チューブに詰めることもできる。あるい
は両方の剤を1,000mPa・s以下、好ましくは1
00mPa・s以下の低粘度として2連式のハンドフォ
ーマーに詰めることもできる。
【0022】(2)マッサージ化粧料 マッサージ化粧料の場合には、酵素、ポリオール類の他
に界面活性剤、スクラブ剤、油剤、エモリエント剤、粘
度調整剤、pH調整剤、収斂剤、防腐剤等を含有するのが
よい。この場合、両方の剤が実質的に非水系でポリオー
ル類を含有し、濡れた皮膚に適用することにより発熱す
るものとし、別の剤に酵素と酵素を失活させる界面活性
剤や無機粉体を含有するのが好ましい。
【0023】この場合においても、両方の剤を粘度1,
000〜30,000mPa・sとして2連式ポンプタ
イプの容器に詰めると操作性が好適となる。あるいは両
方の剤を粘度10,000〜100,000mPa・s
として2連式ポップル、あるいは2連式チューブに詰め
ることもできる。
【0024】(3)染毛剤組成物 酵素としては、酸化還元酵素が好ましく、ウリカーゼ等
の過酸化水素生成酸化酵素群及びラッカーゼ、パーオキ
シダーゼ等がその反応特性から特に好ましく、特にラッ
カーゼが最も好ましい。
【0025】本発明で使用するラッカーゼは、ポリフェ
ノールオキシダーゼの1種であって、植物特にウルシ樹
液又は細菌、黴、酵母、菌類等の微生物から得られる。
具体的な例としては、Biochim. Biophys. Acta. 205
巻、35−47頁、あるいは同誌、1292巻、303−311頁に記
載されているようなラッカーゼが使用できる。これら
は、粗酵素あるいは精製して用いても良く、さらには遺
伝子工学的手法による生産物であってもよい。例えばポ
リポラス ピンシタス(Polyporus pinsitus)、リゾクト
ニア ソラニ(Rhizoctonia solani)、ミセリオフソラ
サーモヒラ(Myceliophthora thermophila)、シタリディ
ウム サーモヒラム(Scytalidium thermophilum)等の微
生物から産生される。ウルシ樹液から得られた「ラッカ
ーゼ(E.C.1.10.3.2)」(シグマ社)が市販さ
れている。
【0026】染毛剤としては酵素を一方の剤のみに含有
するのが好ましい。この場合、2剤を混合した後の濃度
として、酵素はタンパク量として0.00001〜1
%、好ましくは0.00005〜0.5%含有し、ポリ
オール類5〜99%、好ましくは30〜90%、更にpH
調整剤、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、
(メタ)アクリル酸アルキルポリマー等の粘度調整剤を
含有するのが好ましい。
【0027】他の2剤は、水を基剤とし、pH4〜9、好
ましくは5〜8の範囲としてフェニレンジアミン類、ア
ミノフェノール類、ジアミノピリジン類、没食子酸、カ
テコール等々及びその塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩類
の酸化染料中間体より適宜選択した1種以上を0.00
1〜5%、好ましくは0.01〜1%、特に0.05〜
1.0%含有するのが好ましい。また、いわゆる直接染
料である酸性染料や塩基性染料を含有させてもよい。
【0028】この他の剤は、水及び染毛剤の他に洗浄剤
で使用したような界面活性剤、無機塩、粉体、油剤、潤
滑剤、湿潤剤、防腐剤、殺菌剤、血行促進剤、収斂剤、
止血剤、消炎剤、粘度調整剤、pH調整剤、清涼剤、冷感
剤、金属防錆剤、動植物エキス、色素、抗酸化剤、キレ
ート剤、香料等を適宜含有することができる。
【0029】キレート剤や酸化防止剤は、染毛剤の安定
性を向上させる効果があり、これらとしては、フェナセ
チン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロ
リン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン
酸、パラベン、アスコルビン酸、亜硫酸ナトリウム、エ
デト酸(EDTA)、ヒドロキシジエタンホスホン酸、
BHT等が挙げられる。これらは、0.0001〜2
%、好ましくは0.01〜1%添加することができる。
【0030】染毛剤の場合、両方の剤を粘度5,000
〜100,000mPa・sとして2連式ポップル、又
は2連式チューブに詰めると操作性が好適となる。両方
の剤を粘度1000〜30000mPa・sとして2連
式ポンプタイプの容器に詰めることもできる。ピロー包
装することもできる。両方の剤を1,000mPa・s
以下、好ましくは100mPa・s以下の粘度として2
連式のハンドフォーマーあるいは2連式エアゾールに詰
めることもできる。エアゾールの噴射ガスとしては、液
化石油ガス(PLG)、ジメチルエーテル(DME)等
の有機ガス、窒素ガス、圧縮空気、酸素ガス、炭酸ガス
等の圧縮ガス等を用いることができる。
【0031】
【実施例】実施例1 洗顔料 表1の洗顔料第1剤及び表2の洗顔料第2剤を調製し、
2連式ハンドフォーマーに充填して、略等量25℃にて
吐出、混合した。本発明品同士を混合した液の温度は3
0℃であった。比較品1同士を混合した場合、及び洗顔
料第1剤のみからなる比較品2の温度は25℃であっ
た。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】パネラー20名による本発明品と比較品1
及び1剤式の比較品2使用時の温感評価では、本発明品
は温感を感じ使用感が良いとした人が、15名であるの
に対し、比較品1及び2は7名及び3名であった。ま
た、本発明品第2剤のセリプロテアーゼは30℃1週間
後、当初活性の90%以上の酵素活性が維持された。
【0035】 実施例2 シャンプー シャンプー第1剤: (%) ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10 ラウリン酸アミドプロピルベタイン 6 オクチルグルコシド 4 エタノール 12 ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 8 ラウリルヒドロキシスルホベタイン 2 ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 2 ラウリン酸ジエタノールアミド 1 ポリオキシエチレン(12)トリデシルエーテル 0.5 ひまわり油 0.3 ヒドロキシエチルセルロース 2.5 ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン 0.5 共重合体 水酸化カリウム液 0.5 香料 0.1 着色剤 微量 精製水 バランス *粘度1,000mPa・s シャンプー第2剤: (%) リゾプス属リパーゼ 1 ポリエチレングリコール 3 エタノール 10 プロピレングリコール 20 ポリエチレングリコール400 10 グリセリン 20 1,3−ブチレングリコール 30 ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 エデト酸−2Na 0.1 メチルパラベン 0.1 香料 0.1 精製水 バランス *粘度1,000mPa・s 2連式ポンプ容器に入れて使用したが、パネラー10名
がいずれも使用温感良好と評価した。また酵素活性も安
定に保持された。
【0036】 実施例3 マッサージ剤 マッサージ剤第1剤: (%) カオリン(5μm) 15 澱粉加水分解物 25 ポリエチレングリコール400 30 グリセリン 5 1,3−ブチレングリコール 10 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合物 0.5 塩化ナトリウム 10 ポリオキシエチレン(3)ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 水酸化ナトリウム液 0.2 エデト酸−2Na 0.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.1 精製水 バランス *粘度10,000mPa・s マッサージ剤第2剤: (%) ズブチリシンタイプ セリンプロテアーゼ 1 ポリエチレングリコール400 20 エタノール 20 プロピレングリコール 10 グリセリン 20 1,3−ブチレングリコール 20 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5 水酸化ナトリウム液 0.2 エデト酸−2Na 0.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.1 精製水 バランス *粘度10,000mPa・s 2連式ポップル容器に入れて使用した使用温感評価は、
パネラー10名がいずれも良好と評価した。また酵素活
性を安定に保持した。
【0037】 実施例4 染毛剤 染毛剤第1剤: (%) 2,5−ジアミノトルエン 0.2 2,6−ジアミノピリジン 0.07 オルトアミノフェノール 0.07 パラアミノオルトクレゾール 0.07 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 0.5 プロピレングリコール 25 1,3−ブチレングリコール 25 グリセリン 10 エタノール 30 キサンタンガム 0.2 ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン 0.3 共重合体 アスコルビン酸 0.2 ブレルパラベン 0.2 リン酸ナトリウム 適量 香料 0.1 精製水 バランス *第1剤98%/窒素ガス2% エアゾールを製造した。 染毛剤第2剤: (%) ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 1 澱粉加水分解物 5 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 0.2 ポリエチレングリコール400 3 エタノール 7 プロピレングリコール 3 グリセリン 8 1,3−ブチレングリコール 20 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合物 0.1 ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 リン酸2カリウム 0.2 リン酸1ナトリウム 0.1 アスコルビン酸 0.1 メチルパラベン 0.1 香料 0.1 精製水 バランス *第2剤98%/圧縮空気2% エアゾールを製造した。 第1剤及び第2剤を各々エアゾールとした同時吐出型2
連式エアゾールを使って染毛した。パネラー10名はい
ずれも使用温感が好ましく、また染毛効果が優れている
という評価であった。また酵素活性も安定に保持され
た。
【0038】 実施例5 染毛剤 染毛第1剤: (%) 2,5−ジアミノトルエン 0.2 2,6−ジアミノピリジン 0.07 オルトアミノフェノール 0.07 パラアミノオルトクレゾール 0.07 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 0.5 プロピレングリコール 25 ポリエチレングリコール400 30 グリセリン 10 エタノール 10 キサンタンガム 3 ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン 0.5 共重合体 アスコルビン酸 0.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.1 精製水 バランス *粘度10,000mPa・s 染毛剤第2剤: (%) ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 1 澱粉加水分解物 25 ポリエチレングリコール400 5 エタノール 5 プロピレングリコール 5 グリセリン 20 1,3−ブチレングリコール 20 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合物 2 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5 リン酸2カリウム 0.2 リン酸1ナトリウム 0.1 アスコルビン酸 0.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.1 精製水 バランス *10,000mPa・s 2連式チューブ容器に充填して本発明品を製造した。チ
ューブが吐出したものの混合物の粘度は10,000m
Pa・sであった。また酵素活性も安定に保持された。
【0039】
【発明の効果】使用時に酵素活性を有効に発揮でき、余
分な角質、脂質の除去等に優れ、また毛染め性の良い発
熱化粧料が得られる。特に冬期等の寒冷時に優れた効果
を発揮でき組成物の品質劣化も極めて少ない。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/48 A61K 7/48 7/50 7/50 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB282 AB332 AB432 AC102 AC111 AC122 AC182 AC482 AC532 AC552 AC642 AC712 AC782 AC852 AC892 AD041 AD042 AD092 AD152 AD242 AD282 AD352 AD392 AD442 AD471 AD472 AD642 CC03 CC23 CC36 CC38 DD06 EE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に混合して用いる2剤型の発熱化
    粧料であって、一方又は両方の剤に酵素を含有し、一方
    又は両方の剤が実質的に非水系でポリオール類を含有す
    る2剤型の発熱化粧料。
  2. 【請求項2】 一方の剤が実質的に非水系でポリオール
    類を含有し、他方の剤が水系であって、混合することに
    より発熱する請求項1記載の発熱化粧料。
  3. 【請求項3】 両方の剤が実質的に非水系でポリオール
    類を含有し、濡れた皮膚に適用することにより発熱する
    請求項1記載の発熱化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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