JP2002308571A - テーブルリフト装置 - Google Patents

テーブルリフト装置

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JP2002308571A
JP2002308571A JP2001117104A JP2001117104A JP2002308571A JP 2002308571 A JP2002308571 A JP 2002308571A JP 2001117104 A JP2001117104 A JP 2001117104A JP 2001117104 A JP2001117104 A JP 2001117104A JP 2002308571 A JP2002308571 A JP 2002308571A
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Tsutomu Odaguchi
勉 小田口
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MEIKIKO KK
Meikikou Corp
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MEIKIKO KK
Meikikou Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基台とテーブルとの間にX字形のリフトアー
ムを介装し、このリフトアームを電動シリンダにより伸
縮作動させてテーブルを基台に対して平行に昇降動させ
るテーブルリフト装置において、従来電動シリンダの電
動モータがテーブルの下方であって、左右一対のリフト
アーム間に配置されていたため、そのメンテナンス作業
が大変であった。本発明では、駆動源としての電動モー
タ等のメンテナンス作業を楽に行えるようにする。 【解決手段】 電動モータを、平面的に見て基台の外側
に配置し、該電動モータの出力軸を基台の外側から内側
へ進入させ、該出力軸を介してインナーアームまたはア
ウターアームおよび駆動装置を上下に回動可能に支持す
る。これにより、作業者は電動モータ等のメンテナンス
作業を迅速かつ楽に行うことができるとともに、テーブ
ルの最低高さを低いレベルに維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モータある
いは油圧モータ等を駆動源としてテーブルを平行に昇降
動させるテーブルリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテーブルリフト装置は、例えば
特開平6−9193号公報に開示されているように、基
台とテーブルとの間にパンタグラフ機構を介在させて、
該パンタグラフ機構を上下に伸縮作動させることにより
テーブルを基台に対して平行に昇降動させる構成となっ
ている。パンタグラフ機構は、インナーアームとアウタ
ーアームを相互に回転可能にX字形に連結したリフトア
ームと、該リフトアームを上方へ伸長させるための駆動
源としての電動モータを備えている。一般に、この種の
テーブルリフト装置において、電動モータおよび該電動
モータの回転速度を減速して出力するための減速装置の
故障が最も多いため、その交換作業およびメンテナンス
作業を効率よく行うことが問題となる。
【0003】このため、駆動源としての電動モータ等が
テーブルと基台との間に組み込まれた構成のテーブルリ
フト装置では、電動モータを据え付け状態のまま修理し
たり、取り外して交換する場合には、先ずテーブルを上
昇端位置に保持した状態で作業者がテーブルと基台との
間に入り込んで、ごく限られたスペースで電動モータの
修理、脱着作業を行わなければならず、この点で極めて
作業性が悪い。特に、左右一対のリフトアームを備える
タイプのテーブルリフト装置であって、両リフトアーム
間に電動モータが配置された構成のものでは、一層作業
性が悪くなる。そこで、従来電動モータおよび減速装置
を、平面的に見てテーブルまたは基台の外側に配置した
テーブルリフト装置が提供されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテーブルリフト装置は、駆動源ばかりでなく駆動装
置も平面的に見て基台の外側にはみ出す構成であったの
で、テーブルの最低高さが高くなって使い勝手が悪くな
る等の問題があった。本発明は、この問題に鑑みなされ
たもので、テーブルの最低高さを低いレベルに維持しつ
つ、駆動源のメンテナンス作業を容易に行うことができ
るテーブルリフト装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は前記
各請求項に記載した構成のテーブルリフト装置とした。
請求項1記載のテーブルリフト装置によれば、駆動装置
によりリフトアームを上下に伸縮させることによりテー
ブルが上下に昇降動される。駆動装置の駆動源としての
モータが平面的に見て基台の外側に配置されているの
で、該モータのメンテナンス作業を行うためにテーブル
と基台との間に進入する必要はなく、基台の外側でメン
テナンス作業を行うことができ、これにより駆動源とし
てのモータおよび減速装置等のメンテナンス作業を効率
よく行うことができる。
【0006】また、モータの出力軸が平面的に見て基台
の内側へ進入しており、該出力軸を利用してリフトアー
ムのインナーアームまたはアウターアームの一端側およ
び駆動装置がそれぞれ上下に回動可能に支持されている
ので、別途回動支持部を設ける場合に比してこれらの回
動支持構造を簡略化することができ、これにより当該テ
ーブルリフト装置の最低高さを低く維持することができ
る。上記構成は、駆動源が電動モータあるいは油圧モー
タである場合等に適用することができる。
【0007】請求項2記載のテーブルリフト装置によれ
ば、上記のように駆動源の出力軸を直接基台の内側へ進
入させる構成ではなく、該駆動源により回転する駆動軸
を基台の内側へ進入させる構成としても上記と同様の作
用効果を得ることができる。この場合、駆動源としてモ
ータの他に、シリンダ等の直線駆動機構を用いることが
できる。請求項3記載のテーブルリフト装置によれば、
単一のモータを駆動源として各リフト装置の駆動装置が
同期作動し、これにより複数のリフト装置が同期運転さ
れる。この場合も、各リフト装置の駆動軸を利用してイ
ンナーアームまたはアウターアームおよび駆動装置が上
下に回動可能に支持される構成であるので、これらの回
動支持構造をコンパクト化してテーブルの最低高さを低
くすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。図1および図2は、本実施
形態のテーブルリフト装置1を示している。このテーブ
ルリフト装置1は、基台2と、該基台2に対して平行に
昇降動するテーブル3(図1では省略されている)と、
該テーブル3と基台2との間に介装された左右一対のリ
フトアーム10,20と、該リフトアーム10,20を
上下に伸縮作動させるための電動シリンダ40を備えて
いる。本実施形態において、この電動シリンダ40が特
許請求の範囲に記載した駆動装置に相当する。また、こ
の電動シリンダ40は駆動源としての電動モータ31を
備えており、この電動モータ31が特許請求の範囲に記
載した駆動源に相当する。基台2とテーブル3は、それ
ぞれ平板形状をなし、相互にほぼ同じ面積を有してい
る。
【0009】図1において上側のリフトアーム10を
「左リフトアーム10」といい、下側のリフトアーム2
0を「右リフトアーム20」と称して、両者を必要に応
じて区別する。左右のリフトアーム10,20は、それ
ぞれ左上リフトアーム10U、右上リフトアーム20U
と左下リフトアーム10D、右下リフトアーム20Dを
上下2段に連結した構成を有している。この左右上下4
組のリフトアーム10U,20U,10D,20Dは、
それぞれインナアームとアウタアームを相互に回転可能
に連結したX字形を有している。以下の説明において、
各リフトアーム10U,20U,10D,20Dの符号
に添字「i」を付して該当するリフトアームのインナア
ームを示し、添字「o」を付して該当するリフトアーム
のアウタアームを示すこととする。また、インナーアー
ムとアウタアームを相互に回転可能に連結する支軸に、
該当するリフトアームの符号に添字「c」を付した符号
を用いる。
【0010】左右の下リフトアーム10D,20Dのイ
ンナアーム10Di,20Diの一端側(図1において
左端側)は、当該テーブルリフト装置1の駆動源として
の電動モータ31の出力軸31aを介して上下に回動可
能に支持されている。この電動モータ31の出力は減速
装置30を経て出力軸31aに出力される。本実施形態
において、電動モータ31は、ブラケット31bを介し
て基台2の側部(平面的に見て外側)に取り付けられて
いる。この電動モータ31の出力軸31aは図1に示す
ように平面的に見て基台2の内側に進入している。基台
2の後部内側には、支持ブロック体49,49が相互に
対向して取り付けられている。両支持ブロック体49,
49には、支持孔49aと挿通孔49bが相互に同心に
設けられており、支持孔49aの内周側には駆動ベース
32の左右脚部32a,32aに形成したボス部32
b,32bがそれぞれ軸受け33を介して回転可能に支
持されている。
【0011】図1において上側のボス部32bには挿通
孔32cが形成されており、この挿通孔32cは脚部3
2aを貫通している。この挿通孔32cの図示下側の口
元は大径に形成され、この大径部には軸受け34が取り
付けられている。一方、図1において下側の脚部32a
にも、上記軸受け34に対向して軸受け35が同心に取
り付けられている。この軸受け34,35を介して上記
電動モータ31の出力軸31aが基台2に対して回転可
能に支持されている。なお、図1において、下側のボス
部32bには、上記のような挿通孔32cは設けられて
いない。駆動ベース32の両ボス部32b,32bに
は、前記下リフトアーム10D,20Dのインナーアー
ム10Di,20Diの一端側がそれぞれ軸受け36を
介して上下に回動可能に支持されている。すなわち、イ
ンナーアーム10Di,20Diの一端側(回動基端
側)は、基台2に対して回転可能に支持されたモータ出
力軸31aに回転可能に支持されたボス部32b,32
bを介して基台2に対して上下に回動可能に支持されて
いる。
【0012】上記駆動ベース32に前記電動シリンダ4
0の一端側(ねじ軸側)が支持されている。電動シリン
ダ40については後述する。下リフトアーム10D,2
0Dの両インナーアーム10Di,20Diの回動先端
側は連結バー12を介して相互に一体に連結されてお
り、これにより両インナーアーム10Di,20Diは
一体で上下に回動する。この連結バー12の両端部に
は、上リフトアーム10U,20Uのインナーアーム1
0Ui,20Uiがそれぞれ上下に回動可能に連結され
ている。連結バー12の近傍であって、上リフトアーム
10U,20Uの両インナーアーム10Ui,20Ui
間には、第1回転部材21がその軸回りに回転可能に取
り付けられている。この第1回転部材21と前記駆動ベ
ース32との間に電動シリンダ40が取り付けられてい
る。
【0013】下リフトアーム10D,20Dのインナー
アーム10Di,20Diに対してアウターアーム10
Do,20Doがそれぞれ支軸10Dc,20Dcを介
して相互に回動可能に連結されている。両アウターアー
ム10Do,20Doは、その先端部間が1本の連結軸
15を介して一体に連結されている。連結軸15の両端
にはローラー15a,15aが取り付けられており、こ
のローラー15a,15aを基台2上に取り付けたガイ
ドレール2a,2aに沿って転動させながら両アウター
アーム10Do,20Doは上下に傾動する。両アウタ
ーアーム10Do,20Doの後端側(図1において左
端側)はそれぞれ連結軸16を介して上リフトアーム1
0U,20Uのアウターアーム10Uo,20Uoの後
端側に相互に回転可能に連結されている。
【0014】図2に示すように上リフトアーム10U,
20Uの両アウターアーム10Uo,20Uoの先端側
は連結軸17により相互に連結されている。この連結軸
17の両端部にはローラー17a,17aが回転可能に
取り付けられており、この両ローラー17a,17aを
テーブル3の下面に設けたレール3a,3aに沿って転
動させながら、アウターアーム10Uo,20Uoが上
下に傾動する。上リフトアーム10U,20Uの両イン
ナーアーム10Ui,20Uiの後端側は、テーブル3
の後端側下面に設けた支持軸18,18を介して上下に
回動可能に支持されている。両インナーアーム10U
i,20Uiは、連結バー19を介して一体に連結され
ている。
【0015】次に、前記した第1回転部材21は断面角
形を有しており、その両端には断面円形の支持ピン部2
1a,21aが設けられている。この両支持ピン部21
a,21aを介して当該第1回転部材21は、支持ピン
部21a,21aの軸線(第1回転軸線)の回りに回転
可能な状態でインナーアーム10Ui,20Ui間に架
け渡し支持されている。この第1回転部材21と前記駆
動ベース32との間に取り付けた電動シリンダ40は、
前記電動モータ31と、この電動モータ31により回転
する2本のねじ軸41,41と、両ねじ軸41,41に
それぞれ噛み合わされたナット42,42を備えてい
る。
【0016】先ず、両ナット42,42はそれぞれスリ
ーブ44を介して第2回転部材43に連結されており、
この第2回転部材43は連結軸45を介して第1回転部
材21に回転可能に連結されている。連結軸45は、第
1回転部材21の中間支点(左インナーアーム10Ui
と右インナーアーム10Uoとの中間位置)に位置して
いる。この連結軸45の軸線は第1回転部材21の回転
軸線に直交している。この連結軸45を介して第2回転
部材43が第1回転部材21を上下から挟むようにして
回転可能に連結されている。両スリーブ44,44の上
端部は、それぞれ連結軸44aを介して第2回転部材4
3の両端部に回転可能に連結されている。第2回転部材
43の両端部には、上下に長い長溝孔形状の連結孔43
a,43aが形成されており、この連結孔43aに連結
軸44aが回転可能かつ該連結孔43aの長手方向に沿
って移動可能に挿入されている。連結軸44aが連結孔
43a内で移動することにより、両ねじ軸41,41を
鉛直方向に沿わせた状態を維持しつつ、第2回転部材4
3の第1回転部材21に対する回転が許容される。両連
結軸44a,44aは、連結軸45に対して左右対称の
位置に平行に配置されている。
【0017】一方、電動モータ31の出力軸31aを介
して上下に回転可能に支持された傾動ベース32には、
軸受け46〜46を介して2本のねじ軸41,41の基
端側が回転可能に支持されている。両ねじ軸41,41
は相互に平行に支持されている。この両ねじ軸41,4
1がその軸回りに回転することによりナット42,42
が該ねじ軸41の軸線方向に沿って移動する。両ねじ軸
41,41の先端には、それぞれかさ歯車47が取り付
けられている。この両かさ歯車47,47は、それぞれ
電動モータ31の出力軸31aに取り付けたかさ歯車4
8,48に噛み合わされている。以上の構成により、電
動モータ31が起動して出力軸31aが回転すると、か
さ歯車47,48の噛み合いを経て両ねじ軸41,41
がその軸回りに回転して両ナット42,42が同じ方向
へ同じ速度で移動し、これにより左右のリフトアーム1
0,20が上下に伸縮してテーブル3が基台2に対して
平行に昇降動する。
【0018】以上のように構成された本実施形態のテー
ブルリフト装置1によれば、駆動装置の駆動源としての
電動モータ31および減速装置30が、左右リフトアー
ム10,20間ではなく、その外側に配置され、しかも
平面的に見て基台2の外側に配置されている。このた
め、当該電動モータ31および減速装置30を修理交換
等する場合(メンテナンス作業時)に、作業者は左右リ
フトアーム10,20間に入り込む必要がなく、基台2
の外側で必要な作業を行うことができるので、この種の
作業を効率よく楽に行うことができる。また、電動モー
タ31および減速装置30が平面的に見て基台2の外側
に配置されているので、従来のようにテーブル3を上昇
端に位置させる必要がなく、テーブル3を下降位置に位
置させたまま、電動モータ31および減速装置30のメ
ンテナンス作業を行うことができ、この点でも当該テー
ブルリフト装置1のメンテナンス性を向上させることが
できる。
【0019】さらに、電動モータ31の出力軸31a
(減速装置30の出力軸)は、平面的に見て基台2の外
側から内側へ進入しており、この出力軸31aを利用し
て駆動ベース32の両脚部32a.32aが上下に回動
可能に支持され、またインナーアーム10Di,20D
iの回動基端側が、上記脚部32a,32aに形成した
ボス部32bを介して上下に回動可能に支持されてい
る。このように、モータ31の出力軸31aを介して駆
動ベース32およびインナーアーム10Di,20Di
が回動支持されていることから、これらの支持構造を、
モータの出力軸を利用することなく別々に支持する構成
とした場合に比してコンパクトに構成することができ、
これによりテーブル3の最低高さを、従来駆動装置の一
部も平面的に見て基台の外側にはみ出させた構成のよう
に低いレベルに維持することができる。
【0020】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることができる。例えば、モータ31の出力軸31aを
直接基台2の内側へ進入させる構成を例示したが、該出
力軸31aに代えて駆動軸を回転可能な状態で基台2の
外側から内側へ進入させ、該駆動軸にインナーアーム1
0Di,20Diまたはアウターアーム10Do,20
Doおよび駆動装置40を上下に回動可能に支持し、該
駆動軸を平面的に見て基台2の外側に配置したモータに
より回転させる構成とすることによっても、前記と同様
の作用効果を得ることができる。この構成が請求項2に
記載した発明の実施形態に相当する。
【0021】また、例えば、図3に示すように2台のリ
フト装置51,52を並列配置し、各リフト装置51,
52には、前記モータ31の出力軸31aに代えて駆動
軸51a,52aを基台51b,52bに回転可能に設
け、両駆動軸51a,52aと、平面的に見て基台51
b,52bの外側に配置した電動モータ53および減速
装置54の出力軸との間をベルト伝達機構55を介して
連結することにより、単一の電動モータ(駆動源)53
により2台のリフト装置51,52を同期運転させるこ
とができる。なお、両リフト装置51,52において、
駆動装置およびインナーアームはそれぞれ駆動軸51
a,52aを利用して上下に回動可能に支持されてお
り、この点は前記テーブルリフト装置1と同様に構成さ
れている。
【0022】この二連式テーブルリフト装置50の場合
にも、駆動源としての電動モータ53が平面的に見て基
台51b,52bの外側に配置されているので、該電動
モータ53および減速装置等のメンテナンス作業を迅速
かつ楽に(効率よく)行うことができるとともに、テー
ブルの最低高さを低いレベルに維持することができる。
また、電動モータ53を基台51b,52bの外側に配
置する構成を採用することにより、該単一の駆動源(電
動モータ53)により2台あるいは3台以上のリフト装
置を同期運転させる構成を容易に実現することができ
る。この二連式テーブルリフト装置50が請求項3に記
載した発明の実施形態に相当する。さらに、駆動装置の
駆動源として電動モータ31,53を例示したが、油圧
モータを駆動源とする場合にも同様に適用することがで
き、また、請求項2および請求項3記載の発明の場合は
シリンダ等の直動機構を駆動源とすることもできる。シ
リンダを駆動源とする場合は、該シリンダのロッドにラ
ックを取り付け、駆動軸にピニオンギヤを取り付け、ラ
ックの直線移動によるピニオンギヤの回転により駆動軸
を回転させる構成とすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であり、テーブルリ
フト装置の平面図である。
【図2】テーブルリフト装置の側面図である。本図では
右側のリフトアーム20が省略されている。
【図3】請求項3記載の発明の実施形態を示す平面図で
あり、2台のリフト装置を並列配置したテーブルリフト
装置の概略図である。
【符号の説明】
1…テーブルリフト装置 2…基台 3…テーブル 10…左リフトアーム 10Ui…左上インナーアーム、10Uo…左上アウタ
ーアーム 10Di…左下インナーアーム、10Do…左下アウタ
ーアーム 20…右リフトアーム 20Ui…右上インナーアーム、20Uo…右上アウタ
ーアーム 20Di…右下インナーアーム、20Do…右下アウタ
ーアーム 30…減速装置 31…電動モータ(駆動源)、31a…出力軸 32…傾動ベース、32a…脚部、32b…ボス部 40…電動シリンダ 41…ねじ軸、42…ナット 49…支持ブロック体 50…二連式テーブルリフト装置 51,52…リフト装置 51a,52a…駆動軸、51b,52b…基台 53…電動モータ 54…減速装置 55…ベルト伝達機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台とテーブルとの間に、インナアーム
    とアウタアームを相互に回転可能に連結したX字形のリ
    フトアームを介装し、該リフトアームを駆動装置により
    上下に伸縮させて前記テーブルを前記基台に対して平行
    に昇降動させるテーブルリフト装置であって、 前記駆動装置の駆動源としてのモータを、平面的に見て
    前記基台の外側に配置し、該モータの出力軸を平面的に
    見て基台の内側に進入させ、該出力軸を介して前記イン
    ナーアームまたは前記アウターアームの回動基端側を上
    下に回動可能に支持するとともに、前記駆動装置の回動
    基端側を上下に回動可能に支持する構成としたテーブル
    リフト装置。
  2. 【請求項2】 基台とテーブルとの間に、インナアーム
    とアウタアームを相互に回転可能に連結したX字形のリ
    フトアームを介装し、該リフトアームを駆動装置により
    上下に伸縮させて前記テーブルを前記基台に対して平行
    に昇降動させるテーブルリフト装置であって、 前記駆動装置の駆動源を、平面的に見て前記基台の外側
    に配置し、該駆動源により平面的に見て基台の外側から
    内側に進入する駆動軸を回転させ、該駆動軸を介して前
    記インナーアームまたは前記アウターアームの回動基端
    側を上下に回動可能に支持するとともに、前記駆動装置
    の回動基端側を上下に回動可能に支持する構成としたテ
    ーブルリフト装置。
  3. 【請求項3】 基台とテーブルとの間に、インナアーム
    とアウタアームを相互に回転可能に連結したX字形のリ
    フトアームを介装し、該リフトアームを駆動装置により
    上下に伸縮させて前記テーブルを前記基台に対して平行
    に昇降動させるリフト装置を複数並列配置し、該各リフ
    ト装置において、前記インナーアームまたは前記アウタ
    ーアームおよび前記駆動装置を、前記基台の側方へ突き
    出した駆動軸を介して上下に回動可能に支持するととも
    に、各リフト装置の駆動軸を、平面的に見て前記基台の
    外側に配置した単一のモータにより同期回転させて前記
    複数のリフト装置を同期運転する構成としたテーブルリ
    フト装置。
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