JP2002308107A - 電磁加熱装置 - Google Patents

電磁加熱装置

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JP2002308107A
JP2002308107A JP2001114282A JP2001114282A JP2002308107A JP 2002308107 A JP2002308107 A JP 2002308107A JP 2001114282 A JP2001114282 A JP 2001114282A JP 2001114282 A JP2001114282 A JP 2001114282A JP 2002308107 A JP2002308107 A JP 2002308107A
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heating
tray
tableware
heating coil
service cart
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Susumu Keio
晋 鶏尾
Yasuhiro Asai
泰博 浅井
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Octec Inc
AGP Corp
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Octec Inc
AGP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食材を入れた複数個の食器を一斉にしかも、食
材に合わせた温度に加熱する装置を提供する。 【解決手段】内部に複数段の支持体1bを持つサービス
カート1と、支持体1b上に載置されるトレイ11と、
食器12とからなり、トレイ11に加熱コイル14を設
けると共に、食器12に加熱コイル14で発生する電磁
力を受けて発熱する発熱体12bを設けており、サービ
スカート1の支持体1b上に食器12を載せたトレー1
1を載置した際に、加熱コイル14とサービスカート1
との間に電気回路を形成して、このサービスカート1よ
り高周波電流を加熱コイル14に供給して発熱板12b
を発熱させて食器12を加熱するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は前もって調理された
食品を食前に簡便に、しかも短時間で加熱して食事に提
供等を行うことができる食品の電磁加熱装置に関する。
【0002】
【従来技術】食品加工施設において大量に調理された食
品は、これを食するまで変質や劣化を防ぐ必要がある。
そのために病原菌の発育に適した温度帯での滞留時間を
できるだけ短縮すると同時に、食品の中心温度を3℃ま
で低下するように求められている。特に、病院食や航空
機の機内食の供給にあたっては、予め調理され保存され
ている調理食品を、患者や乗客に提供される直前に、煮
物やスープ、或いはご飯などを食事に適した温かい状態
にする必要がある。
【0003】しかもこの場合、冷たいままで提供した方
がよい冷菜やサラダやデザートなどは冷却したままの状
態を保つことが必要であり、熱いものは熱く、温かいも
のは温かく、逆に冷たいものを冷たい状態に保つよう
に、局部的で、しかも熱効率の高い加熱が必要である。
【0004】このように限定された範囲を加熱できる点
と、食品に与える熱量を任意に調節できるという意味で
電磁加熱方法が適している。
【0005】
【発明が解決すべき課題】最近、機内食のメインディッ
シュの加熱に用いられる加熱装置は、加熱すべき食材を
盛付けた容器のみを、多段の棚を持つサービスカートに
多数積載して一挙に加熱するようにしている。このサー
ビスカートは、その収容部の周囲の壁面に面状の電気ヒ
ータを設けて全面的に加熱される様にしたもの、あるい
はトレーに食器と同じ大きさの面状発熱体を貼付け、こ
の面状発熱体の上部にシリコンラバーとアルミ板を積層
した構造のものが使用されている。
【0006】そして前記面状発熱体の上部に食器を置い
た場合、前記面状発熱体の熱はシリコンラバーを介して
アルミ板を加熱し、更にこれの上に載置されている食器
と共に食材をを加熱することになる。
【0007】また、前記のように食器の下部に設けた面
状発熱体で食器を加熱する場合、面状発熱体からシリコ
ンラバーとアルミ板とを経由して食器を加熱し、そして
食材に熱伝達されることになるから、夫々の境界面に存
在する空隙を含め、その伝熱抵抗がかなり大きなものと
なる。この伝熱抵抗が大きいことは、米飯や煮物等の食
材を所定の温度に温める際の面状発熱体の温度がかなり
高く、約130℃以上にならざるを得ないことになる。
【0008】例えば、病院外の食品加工施設で調理して
盛付け配膳された病院食、あるいは空港外の食品加工施
設で調理されて盛付け配膳された機内食は、輸送や保
管、更に時間調整などの期間は10℃以下ないし3℃前
後の温度に維持されている。
【0009】ところで、病院内における患者への給食
や、航空機の乗客に対する機内食は、提供される直前に
予めプログラムされた時間に加熱を始め、食事が供され
る時点で温かい調理品は温かく、冷たい調理品は冷たい
状態で供されるために、加熱されるべき食材をできるだ
け局所的に短時間に集中的に加熱し、他の食材の温度を
上げないような加熱手段が必要である。
【0010】本発明は、前記のような低温で保管されて
いた調理品を、食事に供する直前にその調理品に合った
温度に簡単に加熱できる加熱手段を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る電磁加熱装置は次のように構成されてい
る。
【0012】1)内部に複数段の支持体を持つサービス
カートと、前記支持体上に載置されるトレイと、このト
レイ上に載置される食品加熱用容器とからなり、前記ト
レイに加熱コイルを設けると共に、前記容器に前記加熱
コイルによって発生する電磁力の影響を受けて発熱する
発熱体を設けており、前記サービスカートの支持体上に
食器を載せたトレーを載置した際に、前記加熱コイルと
前記サービスカートとの間に電気回路を形成して、この
サービスカートより高周波電流を前記加熱コイルに供給
して前記発熱板を発熱させて食器を加熱するように構成
したことを特徴としている。
【0013】2)複数の支持体を枠体の内部に持つサー
ビスカートと、前記支持体に支持されるトレーと、この
トレー上に載置される食品加熱用食器からなり、前記サ
ービスカートは高周波電源から高周波を導入して前記支
持体上に設けた電極に供給し、前記トレーには食器を載
置する位置に高周波電流により励磁される加熱コイルを
有し、前記食器は前記加熱コイルに対面する位置に電磁
誘導によって発熱する発熱板を設けており、前記食器を
載置したトレーを前記サービスカートの支持体上に載置
し、前記加熱コイルを高周波電流によって励磁し、前記
食器に設けた発熱板を電磁誘導によって発熱させるよう
に構成されていることを特徴としている。
【0014】3)前記サービスカートの枠体の内部の複
数の支持体に電極を設けており、この電極は、前記トレ
ーを所定位置に載置すると前記発熱コイルが直列的に電
気回路を形成するように配線されていることを特徴とし
ている。
【0015】4)前記サービスカートの複数の支持体上
にそれぞれ一対の電極を設けており、これらの電極は並
列的に接続され、前記支持体上にトレーを載置すると、
このトレー上の食器を個々に所定の温度に加熱するよう
に構成されていることを特徴としている。
【0016】5)複数の支持体を持つサービスカート
と、前記支持体に支持されるトレーと、このトレー上に
載置される食器とからなり、前記サービスカートは商用
電源に接続され、この商用電源を高周波に変換する装置
を持ち、この高周波電流を前記支持体1bに設けた電極
に供給可能になっており、前記トレーは食器を載置する
位置に加熱コイルを有し、前記食器は前記加熱コイルの
上に載置された際にこの加熱コイルに対面する位置に、
電磁誘導によって発熱する発熱板を設けており、食器を
載置したトレーを前記サービスカートの支持体上に載置
すると前記電極を経由して加熱コイルを励磁して前記発
熱板を電磁誘導によって発熱させて前記食器を加熱する
ように構成されていることを特徴としている。
【0017】6)インバーターを有する本体と、この本
体より横方向に突出し、所定の位置に加熱コイルを持つ
コイル支持体と、内部に複数のトレーを多段に支持でき
るサービスカートと、前記加熱コイルに対面して電磁力
を受けて発熱する発熱板を底部に持つ食器とからなり、
所定の位置に食器を配置したトレーを前記サービスカー
ト内に収納し、このサービスカートを前記コイル支持体
に対して移動させ、前記加熱コイルと食器を対面させて
この加熱コイルの電磁力を食器に設けた発熱板に影響を
与える状態とし、この加熱コイルに高周波電流を供給し
て前記食器を発熱させるように構成したことを特徴とし
ている。
【0018】7)また、本発明に係る電磁加熱装置に使
用する加熱コイルは、高周波導体を積層して捲合し、中
心部又は最外周部で対向する上下層を接続して、それぞ
れ発生するアンペアターンが加算される様に接続された
ことを特徴としている。
【0019】本発明は、食器に入れた食器に電磁誘導作
用の影響を与えて食器に設けた発熱体に発熱させる装置
で、食器を載せるトレーに設けた電磁加熱コイルに食器
を体面させ配置し、高周波電流をこの加熱コイルに供給
して磁場を発生させ、この磁場内に配置された食器に設
けた発熱体を発熱させ、その熱によって御飯や煮物やス
ープ等の食材を加熱する点に特徴がある。
【0020】本発明においては、機内食や病院食のよう
に多数の食器をサービスカートに載せて多数の人に給食
する際に、このサービスカートに食器を置いたトレーを
載せ、この食器内の食材を所定の加熱状態に加熱するも
のである。
【0021】本発明においては、熱いものは熱く、温か
いものは温かく、冷たいものはそのままの状態とするこ
とができるもので、大量の食事の準備等を効率的に行う
ことができる。
【0022】また、サービスカートに載せて大量に食事
を提供する場合、トレー側に高い電磁力を発生する加熱
コイルを設けなく、このトレー上には加熱すべき食器を
載せておき、このトレーを加熱コイルを多数設けた支持
体の上方に移動させることによって複数の食器を一斉に
加熱することができるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る電磁加熱装置の基本的
構成を示す概略図であって、本発明を病院食や機内食用
のサービスカートに適用したものである。
【0024】サービスカート1は箱状の枠体1a内に棚
状の支持体1bを多段に形成し、下部にキャスター1c
を設けて移動可能にしている。そしてこの枠体1aの最
上段に端子ボックス2を設け、これに給電するためのコ
ネクター6とリッツ線などで構成されているフィーダー
線7(リッツ線)によって、食事の準備室等の電源部3
に設けられたインバーター4からの高周波電流をコネク
タ5とフイーダー線7とコネクタ6によって前記端子ボ
ックス2に供給するようになっている(外部インバータ
ー型)。
【0025】サービスカート1の上段に配置した端子ボ
ックス2と最下段の支持体1dとの間をフイーダー線
(リッツ線)8aによって最下段の支持体1d上に設け
てある電極9aとの間を接続すると共に、この電極9a
に隣接して対になる電極9bを設けている。なお、支持
体上の一対の電極9a、9bは後述するトレー11上の
電極とパンタグラフ式に接触して通電可能にしている。
【0026】そして最下段の支持体1dの電極9bと、
その上段の支持体1eの電極9cとの間を給電線(リッ
ツ線)8bで接続している。また、前記電極9aと、こ
れと対になる電極9bと、最上段の支持体1n上の一対
の電極9m、9nとの間は後述するように、トレー11
上に搭載した加熱コイル14が直列に接続されるよう
に、それぞれの支持体1d〜1n上に一対の電極を設け
ると共に、上下の支持板1n〜1dに設けた電極の間を
短い給電線でジグザグ状に接続してトレー11に搭載し
た個々の発熱コイル14を直列に接続するようになって
いる。
【0027】図2は電極同志をパンタグラフ式に接触さ
せて給電するトレー11と、これに電磁結合によって発
熱する食器12との関係を示す断面図であって、トレー
11上に固定した取付座13上にインバーターで発生し
た高周波電流を受けて電磁力を発生する加熱コイル14
(電磁力によって相手となるものを加熱するためのコイ
ル)を固定している。
【0028】そしてこの加熱コイル14の外径を前記食
器12の糸切り12aの内径に嵌合する寸法に合わせて
いる。
【0029】また、このトレー11の縁部にはサービス
カート1側に設けた前記電極9a、9b・・とパンタグ
ラフ式に接触する電極16,16を設けており、サービ
スカート1内に食器12を載せたトレー11を押し込ん
で前記電極9a・・と接触させてこの加熱コイル14に
給電するようになっている。
【0030】また、前記食器12の糸切り12aの内側
の底面にはステンレス板(SUS430)等の電磁力を
受けて渦電流を発生し、そのジュール熱を発生する発熱
板12bを設けて食器12の底部から加熱するようにな
っている。
【0031】従って、図1のように電源部3に設けてあ
るインバーター4とサービスカート1とフィーダー線7
で接続すると、このインバーター4より所定の周波数の
高周波電流が前記加熱コイル14に給電されてこれに磁
力線を発生する。そしてこの磁力線が食器12の底部に
設けた発熱板12bに作用して渦電流を生し、そのジュ
ール熱により食器12の内部の食材を加熱するようにな
っている。
【0032】図3はサービスカート1内に、食器12を
載せたトレー11を矢印のように押込み、枠体1a内に
設けたパンタグラフ式の電極9m、9nに対して前記ト
レー11側に設けた電極16、16を接触させて加熱コ
イル14に高周波電流を供給する状態を示す斜視図であ
る。
【0033】このサービスカート1の枠体1a側に設け
た電極9m、9n・・とトレー11側に設けた電極1
6、16とを電気的に接触させる手段は、この実施例に
記載した構造に限定されるものではなく、例えばトレー
11側に設けた端子と、サービスカート1側に設けた端
子とをプラグイン式に嵌合連結できる構造のものや一対
の電極に対して1枚の板状の電極を挿入して結合する構
造のもの等、各種の構造のものを使用することができ
る。
【0034】食器12に設ける発熱板(発熱体)12b
は、図4(A)に示すように食器12の底部の裏側に円
板状の窪みを形成し、これの内部に設けたもの、あるい
は図4(B)に示すように食器12の内面側の底部に設
けたもの、場合によっては底部に埋め込んだものを使用
できる。
【0035】この場合、食器12の内部の食材に近くの
底板の裏側に発熱板12bを設けているので、食材と発
熱板12bの間の伝熱抵抗が小さくなり、この発熱板1
2bの近傍の最高到達温度を従来の加熱方式に比較して
遙に低くできる。
【0036】そしてこの発熱板12bの最高到達温度が
低くなるほど食器12等の耐熱性を低下させることがで
きる。なお、この発熱板12bの表面にはフッソ樹脂加
工の膜を形成したり、食品が付着し難いフイルム等を設
けておくと良い。
【0037】前記発熱板12bは、15〜100μの厚
さのアルミ箔、10〜40μの厚さの銅箔、20〜80
μの厚さの真鍮箔、あるいは導電性塗料からなる塗布層
などを使用することができる。また、高周波電流を発生
するインバーターとしては、100V、1.2〜1.5
kw程度のものを使用できる。
【0038】前記のような発熱板を使用すると、合成樹
脂発泡体からなる使い捨て容器を食器として使用するこ
とができ、その結果、食事を安価に提供できる。
【0039】図1のサービスカート1のように加熱コイ
ル14を直列に連結する直列給電式の場合は、各支持体
1b・・上に必要枚数のトレー11を載置した状態でな
ければ全部のトレー11上の食器12の食材を加熱でき
ないが、この形式の装置は高電圧の給電が可能であり、
小電流で食材を加熱できる点が優れている。 (実施例2)図5は図1に示すサービスカート1の一部
を変形したサービスカート1Aの第2の実施の形態に係
る概念図である。このサービスカート1Aは枠体1aの
上部に配置した端子ボックス2の端子2a、2bより、
最下段の支持体1d上の電極9a、9bに至るまでリッ
ツ線で形成した給電線8c、8dを配線したもので、こ
れによって複数枚のトレー11上の加熱コイル14(図
2、図4)を並列的に接続して高周波電流を給電するこ
とができる。
【0040】この図5に示すように並列給電式の場合
は、全部のトレー11をサービスカート1Aの支持体1
b・・上に載置しなくてもここのトレー11に給電して
食材を加熱することができる点において有利である。 (実施例3)図6は第3の実施の形態に係るサービスカ
ート1Bの概念図である。このサービスカート1Bには
高周波変換器18(インバーター)をサービスカート1
Bに搭載し、これの端子18a、18bより給電線8
c、8dに高周波電流を給電するように構成している。
従って、この高周波変換器18には商用電源用コネクタ
ー19より電力を供給することができる。 (実施例4)図7は第4の実施の形態に係るサービスカ
ート1Cの概念図であって、電源部3には直流電源40
が準備されており、これより直流を給電線70を介して
前記サービスカート1Cの端子ボックス20に直流を供
給し、給電線8c、8dを介して電極9a、9b・・と
接続し、トレー11A上のインバーターに対して並列的
に給電できるようになっている。
【0041】この実施例のサービスカート1Cの特徴
は、図8に示すようにトレー11Aにインバーターモジ
ュール21の基板と加熱コイル22とを一体成形によっ
て内蔵したものを使用することができ、サービスカート
1Cに供給された直流電源よりトレー11Aに搭載した
インバーターモジュール21に給電して加熱コイル22
を発熱させるようになっている。
【0042】つまり、この実施の形態においては、個々
のトレー11A上にインバーターモジュールを設けてい
るので、通常の商用電源より受電できるし、加熱すべき
食材の種類と量とによって給電量を調整することができ
る点が有利である。
【0043】図9はトレー11Bに加熱コイル22を一
体成形によって内蔵させたものであり、この加熱コイル
22の取付け構造を簡略化することができる。
【0044】図2に示すように取付座13上に加熱コイ
ル14を固定し、この取付座13をトレー11上に固定
する構造のものは加熱コイルの防水に注意が必要である
が、図8及び図9のように加熱コイル22をトレー11
A、11Bに内蔵させて一体成形して水密性を向上でき
る。従って、これらのトレー11A、11Bを通常のト
レーを洗浄するように洗浄でき、キッチンないし準備室
における作業が簡単となる。
【0045】また、前記のようにトレー11を成形と同
時に、このトレー11中に加熱コイル22やインバータ
ー基板21等を一体成形する方法は、水密性に優れたも
のを得ることかできることから、取扱性に優れている。
【0046】加熱コイル22は各種の構造のものを採用
できるが、例えば側面にコイル用の溝を形成した巻線用
型枠を使用し、その溝内にコイルを巻回し、この型枠に
設けた凸部をトレー11側に設けた凹部に係合して取付
けるようにしても良い。また、ガラス繊維をエポキシ樹
脂で固めた耐熱性基板等の基板の片面あるいは両面に金
属箔を積層し、この金属箔にコイルのパターン形状を形
成したものを採用しても良く、この場合、両面に金属箔
を積層した場合は両面に形成した同方向に巻回したコイ
ルを中央のスルーホールで連結して磁力を高めるように
構成することができる。 (実施例5)図10及び図11は第5の実施の形態に係
る電磁加熱装置の斜視図と使用状態説明図であり、この
装置の特徴は加熱装置の本体部分に多数の発熱コイルを
支持せ、これに対して多数の食器をトレー上に載せたま
ま、これを発熱コイル上に移動させて加熱するようにし
た「集合加熱型」の装置である点に特徴がある。
【0047】前記第1ないし第4の実施の形態に係る電
磁加熱装置は、トレー11上の食器12を載置する所に
高周波加熱コイルを設けた例を示した。これらの電磁加
熱装置は加熱コイル22付きのトレー11を使用してそ
の上に食器12を載せて準備しておかなければならず、
従って、特殊構造のトレー11を多数準備する必要があ
る。
【0048】しかし、この第5の実施の形態における電
磁加熱装置29は、インバーター装置を所定の位置にあ
る本体30に内蔵させ、これの片側にコイル支持体31
を上下方向に複数枚突出した状態で支持し、このコイル
支持体31上に食材の加熱に適した高周波電磁力を発生
する複数個の加熱コイル32を、トレー11C上の食材
の配置に合わせて設けたものである。
【0049】この電磁加熱装置29を使用する場合は、
図11に示すようにサービスカート1D内にトレー11
Cを支持する支持部材を上下に設け、食材を入れた食器
12A、12Bを支持部材上に支持させて準備してお
く。
【0050】そして食事に際して食器12A、12B内
の食材を加熱する時は、前記サービスカート1Dを前記
本体30に接近させてコイル支持体31がトレー11C
の下側になるように押し込み、前記コイル支持体31に
設けてある複数個の加熱コイル32を食器12A、12
B・・の下側の所定の位置に位置させる。
【0051】そして自動的あるいはスイッチ操作でこの
コイル支持体31上の加熱コイル32にインバーターで
形成された高周波電流を供給して高周波電磁力を発生さ
せるもので、前記のように食器12の底部(あるいは必
要に応じて他の部分)に設けた発熱板12bに渦電流に
よる発熱させて食材を所定の温度に加熱する。
【0052】このインバーターを内蔵する電磁加熱装置
29は、その1台の本体30に対して複数台のサービス
サービスカート1Dを準備しておくことができる。
【0053】そしてこのサービスカート1Dは、その内
部に加熱コイルを設けない通常のトレーあるいは加熱コ
イル部分に穴をあけたトレー11C等を支持する支持部
材を設けた構造の簡単なもので良く、従って、設備を安
価にすることができる。
【0054】前記図10及び図11に示す電磁加熱装置
29においては、加熱コイル32をトレー11とは別体
としてこれをコイル支持体31側を固定することができ
ることから、この加熱コイル32の設計上の制約が少な
くなり、大きな電力を供給できる構造のものを採用でき
る。
【0055】従って、食材を単に加熱するだけではなく
加熱コイル32に大きな高周波電流を与えて高速で、大
量の熱量を与えることができる装置を提供できる。 (実施例6)強い高周波電磁力を発生させるには、大き
な高周波電流が必要であり、それには銅パイプやアルミ
パイプ製のコイルを使用し、これに冷却水を供給して冷
却しながら高周波電流を供給する方式を採用した電磁加
熱装置を使用するのが良い。
【0056】図12は前記高出力型の電磁加熱装置の原
理図であり、コイル支持体31の所定箇所に加熱コイル
32(通常は複数個)を設けている。この加熱コイル3
2は同方向の渦巻き状にした銅パイプ32a、32bを
中心部で連結して二階建てとして二倍の電磁力を発生す
るようにしたものである。
【0057】33は、外部の冷却装置に接続した冷却コ
イル34によって冷却される冷却水槽であり、この水槽
33内の冷却水をポンプ35で加圧してポリエチレン管
等の可撓管からなる連結管36で連結している加熱コイ
ル32のコイル32b側に供給され、その内部を流れて
中心部より他のコイル32aの中心部にに供給されて再
び冷却水槽33に還流するようになっている。
【0058】前記加熱装置においては、図示しないイン
バーターよりリッツ線からなる給電線37、37aによ
って給電される高周波電流は、加熱コイル32a、32
bそしてリッツ線37aと流れて加熱コイル32より強
い高周波電磁力を発生させることができる。
【0059】この場合、両加熱コイル32a、32bを
流れる電流は右廻りで加算される方向であり、これらの
加熱コイル32a、32bによりコイルターンを二倍と
した大きな電磁力を発生させ、これを受ける食器を介し
てその内部の食材を加熱する熱源とすることができる。
【0060】なお、銅パイプやアルミパイプからなる一
対の加熱コイル32a、32bは、前記のように上下二
段に配置した構成を採用すると、コイルターンを二倍と
することができ、例えば直径5mmの銅パイプを使用し
て右廻り4ターンのコイルを上下二段に形成すると合計
8ターンの加熱コイルを形成することができる。
【0061】図13は前記図10、図11に示した加熱
装置に適用できるコイル支持板31(コイルモジュール
プレート)上の加熱コイルの配置を示している。
【0062】H1は第1保温用加熱コイル、H2は第2
保温用加熱コイル、そしてTは発熱量の大きな調理用加
熱コイルをそれぞれ示している。そしてこれらの3個の
コイルの端部の銅パイプやアルミパイプにはコネクター
38が設けられており、図12に示すように冷却水槽3
3に循環するように冷却水配管で接続されている。
【0063】図13(B)は、(A)図の金属パイプか
らなる3個のコイルH1、H2、Tを直列に連結する場
合を示しており、加熱コイルH1とH2を連結管39a
で連結し、冷却水WをINの箇所より供給し、OUTの
箇所より排出して一連の加熱コイルH1、H2及びTを
冷却するようになっている。
【0064】図14は前記図13の加熱装置の変形であ
って、2台のインバーターからなる保温加熱系TH1と
調理加熱系TH2を使用し、前記3つの加熱コイルH
1、H2と更に調理用加熱コイルTに接続して高周波電
流を供給してこれらの加熱コイルを加熱しながら内部を
流れる冷却水で冷却するようになっている。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る電磁加熱装置は、内部に複
数段の支持体を持つサービスカートと、前記支持体上に
載置されるトレイと、このトレイ上に載置される食品加
熱用容器とからなり、前記トレイに加熱コイルを設ける
と共に、前記容器に前記加熱コイルによって発生する電
磁力の影響を受けて発熱する発熱体を設けており、前記
サービスカートの支持体上に食器を載せたトレーを載置
した際に、前記加熱コイルと前記サービスカートとの間
に電気回路を形成して、このサービスカートより高周波
電流を前記加熱コイルに供給して前記発熱板を発熱させ
て食器を加熱するように構成している。
【0066】従って、食材を入れた食器をトレーに載
せ、このトレーをサービスカートに載せた状態でこのサ
ービスカートに電力を供給し、これを高周波電流として
加熱コイルを励磁して電磁力を発生し、この電磁力によ
って食器側に設けた発熱板をジュール熱で加熱すること
ができ、大量の食器内の食材を、その食材に適した温度
に効果的に加熱することができる。
【0067】また、インバーターを有する本体と、この
本体より横方向に突出し、所定の位置に加熱コイルを持
つコイル支持体と、内部に複数のトレーを多段に支持で
きるサービスカートと、前記加熱コイルに対面して電磁
力を受けて発熱する発熱板を底部に持つ食器とからな
り、所定の位置に食器を配置したトレーを前記サービス
カート内に収納し、このサービスカートを前記コイル支
持体に対して移動させ、前記加熱コイルと食器を対面さ
せてこの加熱コイルの電磁力を食器に設けた発熱板に影
響を与える状態とし、この加熱コイルに高周波電流を供
給して前記食器を発熱させるように構成したことを特徴
としている。
【0068】従って、このサービスカートは、その内部
に加熱コイルを設けない通常のトレーあるいは加熱コイ
ル部分に穴をあけたトレー等を支持する支持部材を設け
た構造の簡単なもので良く、従って、設備を安価にする
ことができる。
【0069】この種の電磁加熱装置においては、加熱コ
イルをトレーとは別体として、これをコイル支持体(コ
イルモジュールプレート)側に固定しているので、この
加熱コイルの設計上の制約が少なくなり、食材に合わせ
た高周波電流を供給できる構造のものを採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電磁加熱装置
の概略側面図である。
【図2】図1の装置に使用するトレーと食器の断面図で
ある。
【図3】サービスカート内に配置したトレーと食器との
様子を示す斜視図である。
【図4】(A)、(B)は加熱コイルと食器の断面図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電磁加熱装置
の概略側面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る電磁加熱装置
の概略側面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る電磁加熱装置
の概略側面図である。
【図8】インバーターと加熱コイルとを内蔵したトレー
と食器の断面図である。
【図9】加熱コイルを内蔵したトレーと食器の組合わせ
を示す断面図である。
【図10】コイル支持体に必要とする加熱コイルを支持
させ、サービスカート側には通常のトレーを使用できる
ようにした電磁加熱装置の斜視図である。
【図11】図11に示す電磁加熱装置の側面図である。
【図12】冷却水で冷却できるパイプ形の加熱コイルの
回路図である。
【図13】(A)はコイル支持体上にパイプ形の加熱コ
イルを並列に配置した装置の平面図、(B)はパイプ形
の加熱コイルを直列に配置した装置の平面図、(C)は
2台のインバーターを使用したパイプ形の加熱コイルの
平面図である。
【符号の説明】
1、 サービスカート 1a、1b、1n
支持体 2 端子ボックス 3 電源部 4、18、21 インバーター 5、6 コネクタ
7 フィーダー線 8a、8b 給電線 9a、9b、9c 電極 11 トレー 12 食器 12a 糸切り 12b 発熱板 13 取付座 14、22 加熱
コイル 20 端子ボックス 29 電磁加熱装置 30
本体 31 加熱コイル支持体 32 加熱コイル 40
直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/12 304 A61G 12/00 D // A61G 12/00 B62B 3/00 D (72)発明者 浅井 泰博 神奈川県横浜市緑区いぶき野1−8 Fターム(参考) 3D050 AA11 BB05 KK09 3K051 AA08 AB03 AB05 AC07 AC12 AC54 AD35 AD37 CD42 4B066 AA11 AB03 BA11 BD18 BD23 4C341 JJ01 LL01 LL07 MQ03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に複数段の支持体を持つサービスカー
    トと、前記支持体上に載置されるトレイと、このトレイ
    上に載置される食品加熱用容器とからなり、 前記トレイに加熱コイルを設けると共に、前記容器に前
    記加熱コイルによって発生する電磁力の影響を受けて発
    熱する発熱体を設けており、 前記サービスカートの支持体上に食器を載せたトレーを
    載置した際に、前記加熱コイルと前記サービスカートと
    の間に電気回路を形成して、このサービスカートより高
    周波電流を前記加熱コイルに供給して前記発熱板を発熱
    させて食器を加熱するように構成した電磁加熱装置。
  2. 【請求項2】複数の支持体を枠体の内部に持つサービス
    カートと、前記支持体に支持されるトレーと、このトレ
    ー上に載置される食品加熱用食器からなり、 前記サービスカートは高周波電源から高周波を導入して
    前記支持体上に設けた電極に供給し、前記トレーには食
    器を載置する位置に高周波電流により励磁される加熱コ
    イルを有し、前記食器は前記加熱コイルに対面する位置
    に電磁誘導によって発熱する発熱板を設けており、 前記食器を載置したトレーを前記サービスカートの支持
    体上に載置し、前記加熱コイルを高周波電流によって励
    磁し、前記食器に設けた発熱板を電磁誘導によって発熱
    させるように構成されている電磁加熱装置。
  3. 【請求項3】前記サービスカートの枠体の内部の複数の
    支持体に電極を設けており、この電極は、前記トレーを
    所定位置に載置すると前記発熱コイルが直列的に電気回
    路を形成するように配線されている請求項1記載の電磁
    加熱装置。
  4. 【請求項4】前記サービスカートの複数の支持体上にそ
    れぞれ一対の電極を設けており、これらの電極は並列的
    に接続され、前記支持体上にトレーを載置すると、この
    トレー上の食器を個々に所定の温度に加熱するように構
    成されている請求項1記載の電磁加熱装置。
  5. 【請求項5】複数の支持体を持つサービスカートと、前
    記支持体に支持されるトレーと、このトレー上に載置さ
    れる食器とからなり、前記サービスカートは商用電源に
    接続され、この商用電源を高周波に変換する装置を持
    ち、この高周波電流を前記支持体1bに設けた電極に供
    給可能になっており、前記トレーは食器を載置する位置
    に加熱コイルを有し、前記食器は前記加熱コイルの上に
    載置された際にこの加熱コイルに対面する位置に、電磁
    誘導によって発熱する発熱板を設けており、 食器を載置したトレーを前記サービスカートの支持体上
    に載置すると前記電極を経由して加熱コイルを励磁して
    前記発熱板を電磁誘導によって発熱させて前記食器を加
    熱するように構成されている請求項1記載の電磁加熱装
    置。
  6. 【請求項6】インバーターを有する本体と、この本体よ
    り横方向に突出し、所定の位置に加熱コイルを持つコイ
    ル支持体と、内部に複数のトレーを多段に支持できるサ
    ービスカートと、前記加熱コイルに対面して電磁力を受
    けて発熱する発熱板を底部に持つ食器とからなり、 所定の位置に食器を配置したトレーを前記サービスカー
    ト内に収納し、このサービスカートを前記コイル支持体
    に対して移動させ、前記加熱コイルと食器を対面させて
    この加熱コイルの電磁力を食器に設けた発熱板に影響を
    与える状態とし、この加熱コイルに高周波電流を供給し
    て前記食器を発熱させるように構成した電磁加熱装置。
  7. 【請求項7】高周波導体を積層して捲合し、中心部又は
    最外周部で対向する上下層を接続して、それぞれ発生す
    るアンペアターンが加算される様に接続された加熱コイ
    ル。
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