JP2002305803A - 電気車 - Google Patents
電気車Info
- Publication number
- JP2002305803A JP2002305803A JP2001104883A JP2001104883A JP2002305803A JP 2002305803 A JP2002305803 A JP 2002305803A JP 2001104883 A JP2001104883 A JP 2001104883A JP 2001104883 A JP2001104883 A JP 2001104883A JP 2002305803 A JP2002305803 A JP 2002305803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric
- inverter
- converter
- power
- electric vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 架線での回生電力吸収装置を必要としない、
回生電力を電気車の中に蓄電し、加速時に、その回生電
力を使用する、エネルギー効率の良い電気車を得る。 【解決手段】 電力の貯蔵および供給を行う電気二重層
キャパシタ１と、該電気二重層キャパシタ１の貯蔵電力
が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２と、前記双
方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２の出力電圧を入力とするイ
ンバータ３と、該インバータ３にて駆動される電動機４
とで構成される電気車において、前記電気車の回生時に
おいて、前記電動機４から発生した電力を、架線１６に
戻さず前記インバータ３を介して双方向ＤＣ／ＤＣコン
バータ２へ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２から
出力される電力を、前記電気二重層キャパシタ１に充電
し、加速走行の時は、前記電気二重層キャパシタ１に充
電された電力を、架線１６から供給される電力と共に、
使用することを特徴とする電気車。
回生電力を電気車の中に蓄電し、加速時に、その回生電
力を使用する、エネルギー効率の良い電気車を得る。 【解決手段】 電力の貯蔵および供給を行う電気二重層
キャパシタ１と、該電気二重層キャパシタ１の貯蔵電力
が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２と、前記双
方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２の出力電圧を入力とするイ
ンバータ３と、該インバータ３にて駆動される電動機４
とで構成される電気車において、前記電気車の回生時に
おいて、前記電動機４から発生した電力を、架線１６に
戻さず前記インバータ３を介して双方向ＤＣ／ＤＣコン
バータ２へ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２から
出力される電力を、前記電気二重層キャパシタ１に充電
し、加速走行の時は、前記電気二重層キャパシタ１に充
電された電力を、架線１６から供給される電力と共に、
使用することを特徴とする電気車。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電気車に
関し、直流電気車が回生運転を行うときに発生する回生
電力の吸収機能を有する電気車に関するものである。
関し、直流電気車が回生運転を行うときに発生する回生
電力の吸収機能を有する電気車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の電気車の構成図である。
図２より、従来の電気車は、架線１６と接触しているパ
ンタグラフ１７から供給される架線電圧、即ち電気車電
圧は、リアクトル１４を介してインバータ３に供給さ
れ、該インバータ３からの交流出力は、負荷である電動
機１２に供給される。
図２より、従来の電気車は、架線１６と接触しているパ
ンタグラフ１７から供給される架線電圧、即ち電気車電
圧は、リアクトル１４を介してインバータ３に供給さ
れ、該インバータ３からの交流出力は、負荷である電動
機１２に供給される。
【０００３】ここで、前記インバータ３の入力側には、
並列にコンデンサ１８が接続され、該コンデンサ１８と
リアクトル１４とのよってＬＣフィルタが形成されてい
る。前記インバータ３は、トランジスタなどのスイッチ
素子により構成されている。
並列にコンデンサ１８が接続され、該コンデンサ１８と
リアクトル１４とのよってＬＣフィルタが形成されてい
る。前記インバータ３は、トランジスタなどのスイッチ
素子により構成されている。
【０００４】このように、従来の電気車は、架線からだ
けの電力の供給を受けて、インバータによって電動機を
回転させて走行するものであった。
けの電力の供給を受けて、インバータによって電動機を
回転させて走行するものであった。
【０００５】また、走行中の電気車の運動エネルギー
を、電気エネルギーに変換して電源側に戻すことによ
り、前記電気車の速度を低下させる回生制御を使用する
ことにより、回生した電力は、他の電気車の加速に利用
される。しかし、加速中の電気車がいなければ、電気エ
ネルギーの行き先が無くなってしまう。このような場合
に備えて、所定区間にて過剰な回生電力の電圧を吸収す
るための回生電力吸収装置１１が架線に接続されてい
る。
を、電気エネルギーに変換して電源側に戻すことによ
り、前記電気車の速度を低下させる回生制御を使用する
ことにより、回生した電力は、他の電気車の加速に利用
される。しかし、加速中の電気車がいなければ、電気エ
ネルギーの行き先が無くなってしまう。このような場合
に備えて、所定区間にて過剰な回生電力の電圧を吸収す
るための回生電力吸収装置１１が架線に接続されてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車では、減
速する際に回生する電力が、他の電気車で消費させなけ
れば架線の電圧を上昇させてしまう。そこで、この上昇
電圧を検出して、回生電力吸収装置がその分を吸収消費
して過剰な高電圧が架線に印加されることを防御してい
るが、前記回生電力吸収装置が作動する時は、回生電力
は熱となって消費されるので無駄になるという問題点が
あった。
速する際に回生する電力が、他の電気車で消費させなけ
れば架線の電圧を上昇させてしまう。そこで、この上昇
電圧を検出して、回生電力吸収装置がその分を吸収消費
して過剰な高電圧が架線に印加されることを防御してい
るが、前記回生電力吸収装置が作動する時は、回生電力
は熱となって消費されるので無駄になるという問題点が
あった。
【０００７】従って、本発明の目的は、架線での回生電
力吸収装置を必要としない、回生電力を電気車の中に蓄
電し、加速時に、その回生電力を使用して加速する、エ
ネルギー効率の良い電気車を提供することである。
力吸収装置を必要としない、回生電力を電気車の中に蓄
電し、加速時に、その回生電力を使用して加速する、エ
ネルギー効率の良い電気車を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による電気車は、
電力の貯蔵および供給を行う電気二重層キャパシタある
いは蓄電池と、前記電気二重層キャパシタあるいは蓄電
池への充電電力が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバー
タと、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電圧を入
力とするインバータと、前記インバータにて駆動される
電動機とで構成される電気車であって、前記電気車の回
生時において、前記電動機から発生した電力を、前記イ
ンバータを介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータへ送り、
該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータから出力される電力を、
前記電気二重層キャパシタに充電し、加速走行の時は、
前記電気二重層キャパシタに充電された電力を、架線か
ら供給される電力と共に、使用する電気車とするもので
ある。
電力の貯蔵および供給を行う電気二重層キャパシタある
いは蓄電池と、前記電気二重層キャパシタあるいは蓄電
池への充電電力が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバー
タと、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電圧を入
力とするインバータと、前記インバータにて駆動される
電動機とで構成される電気車であって、前記電気車の回
生時において、前記電動機から発生した電力を、前記イ
ンバータを介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータへ送り、
該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータから出力される電力を、
前記電気二重層キャパシタに充電し、加速走行の時は、
前記電気二重層キャパシタに充電された電力を、架線か
ら供給される電力と共に、使用する電気車とするもので
ある。
【０００９】即ち、本発明は、電力の貯蔵および供給を
行う電気二重層キャパシタと、該電気二重層キャパシタ
の貯蔵電力が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
と、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電圧を入力
とするインバータと、該インバータにて駆動される電動
機とで構成される電気車において、前記電気車の回生時
において、前記電動機から発生した電力を、架線に戻さ
ず前記インバータを介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
へ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータから出力される
電力を、前記電気二重層キャパシタに充電し、加速走行
の時は、前記電気二重層キャパシタに充電された電力
を、架線から供給される電力と共に、使用する電気車で
ある。
行う電気二重層キャパシタと、該電気二重層キャパシタ
の貯蔵電力が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
と、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電圧を入力
とするインバータと、該インバータにて駆動される電動
機とで構成される電気車において、前記電気車の回生時
において、前記電動機から発生した電力を、架線に戻さ
ず前記インバータを介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
へ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータから出力される
電力を、前記電気二重層キャパシタに充電し、加速走行
の時は、前記電気二重層キャパシタに充電された電力
を、架線から供給される電力と共に、使用する電気車で
ある。
【００１０】また、本発明は、前記電気車において、前
記電気二重層キャパシタには、複数個の電気二重層キャ
パシタを直列および並列に組み合わせて用いる場合に、
前記電気二重層キャパシタの複数個の電圧を同電圧にす
るように機能する電圧平準化装置が付与されている電気
車である。
記電気二重層キャパシタには、複数個の電気二重層キャ
パシタを直列および並列に組み合わせて用いる場合に、
前記電気二重層キャパシタの複数個の電圧を同電圧にす
るように機能する電圧平準化装置が付与されている電気
車である。
【００１１】また、本発明は、前記電気車において、前
記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータとインバータには、制御
装置が配置されており、前記制御装置は、運転台から発
せられる起動指令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の
信号、電動機に流れる電流の信号を用いて、所定の演算
処理を施して、インバータ周波数信号とインバータ発生
電圧信号を出力し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータおよび前記インバータに入力する機能を有
する電気車である。
記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータとインバータには、制御
装置が配置されており、前記制御装置は、運転台から発
せられる起動指令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の
信号、電動機に流れる電流の信号を用いて、所定の演算
処理を施して、インバータ周波数信号とインバータ発生
電圧信号を出力し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータおよび前記インバータに入力する機能を有
する電気車である。
【００１２】また、本発明は、電力の貯蔵および供給を
行う蓄電池と、該蓄電池の貯蔵電力が投入される双方向
ＤＣ／ＤＣコンバータと、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバ
ータの出力電圧を入力とするインバータと、前記インバ
ータにて駆動される電動機とで構成される電気車におい
て、前記インバータは、架線からうけた電圧も、入力と
して受け入れ、前記電動機を駆動させるものとし、前記
電気車の回生時において、前記電動機から発生した電力
を架線に戻さず、前記インバータを介して双方向ＤＣ／
ＤＣコンバータへ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
から出力される電力を、前記蓄電池に充電し、加速走行
の時は、蓄電池に充電された電力を架線から供給される
電力と共に使用する電気車である。
行う蓄電池と、該蓄電池の貯蔵電力が投入される双方向
ＤＣ／ＤＣコンバータと、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバ
ータの出力電圧を入力とするインバータと、前記インバ
ータにて駆動される電動機とで構成される電気車におい
て、前記インバータは、架線からうけた電圧も、入力と
して受け入れ、前記電動機を駆動させるものとし、前記
電気車の回生時において、前記電動機から発生した電力
を架線に戻さず、前記インバータを介して双方向ＤＣ／
ＤＣコンバータへ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
から出力される電力を、前記蓄電池に充電し、加速走行
の時は、蓄電池に充電された電力を架線から供給される
電力と共に使用する電気車である。
【００１３】また、本発明は、前記電気車において、前
記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータとインバータには、制御
装置が配置されており、前記制御装置は、運転台から発
せられる起動指令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の
信号、電動機に流れる電流の信号を用いて、所定の演算
処理を施して、インバータ周波数信号とインバータ発生
電圧信号を出力し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータおよび前記インバータに入力する機能を有
する電気車である。
記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータとインバータには、制御
装置が配置されており、前記制御装置は、運転台から発
せられる起動指令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の
信号、電動機に流れる電流の信号を用いて、所定の演算
処理を施して、インバータ周波数信号とインバータ発生
電圧信号を出力し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータおよび前記インバータに入力する機能を有
する電気車である。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例による電気車について、以下
に説明する。
に説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施例による電気車の構
成図である。図１の電気車は、パンタグラフ１７と、リ
アクトル１４と、前記パンタグラフからの電力を入力と
するインバータ３と、前記インバータ３の主力によって
駆動される電動機４と、回生時の電力貯蔵のための構成
として、前記インバータ３からの回生電力を入力とする
双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２と、該双方向ＤＣ／ＤＣ
コンバータ２からの電力を貯蔵する電気二重層キャパシ
タ１とで構成されている。
成図である。図１の電気車は、パンタグラフ１７と、リ
アクトル１４と、前記パンタグラフからの電力を入力と
するインバータ３と、前記インバータ３の主力によって
駆動される電動機４と、回生時の電力貯蔵のための構成
として、前記インバータ３からの回生電力を入力とする
双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２と、該双方向ＤＣ／ＤＣ
コンバータ２からの電力を貯蔵する電気二重層キャパシ
タ１とで構成されている。
【００１６】本電気車は、走行中の電気車の速度を低下
させる回生制御を使用することにより、回生した電力
は、架線１６へは戻さず、電動機４から発生した電力を
インバータ３を介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２へ
送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２から出力される
電力を、前記電気二重層キャパシタ１に充電する動作を
する。
させる回生制御を使用することにより、回生した電力
は、架線１６へは戻さず、電動機４から発生した電力を
インバータ３を介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２へ
送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２から出力される
電力を、前記電気二重層キャパシタ１に充電する動作を
する。
【００１７】そして、加速走行時は、架線１６から供給
される電力を使用し、インバータ３を経由して電動機４
を駆動する。また、電気二重層キャパシタ１に回生電力
が充電されているときは、架線１６から供給される電力
に加えて、前記電気二重層キャパシタ１に蓄電された電
力を放電し、双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２を介し、イ
ンバータ３を経由して電動機４を駆動させる働きをす
る。
される電力を使用し、インバータ３を経由して電動機４
を駆動する。また、電気二重層キャパシタ１に回生電力
が充電されているときは、架線１６から供給される電力
に加えて、前記電気二重層キャパシタ１に蓄電された電
力を放電し、双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２を介し、イ
ンバータ３を経由して電動機４を駆動させる働きをす
る。
【００１８】このように、本電気車では、回生電力を架
線１６へはもどさず、電気車内に貯蔵し、また加速走行
時には貯蔵された電力が使用されるので、エネルギーが
捨てられることなく効率良く有効に使われるので、従来
使用されていた回生電力吸収装置は、必要なくなるもの
である。
線１６へはもどさず、電気車内に貯蔵し、また加速走行
時には貯蔵された電力が使用されるので、エネルギーが
捨てられることなく効率良く有効に使われるので、従来
使用されていた回生電力吸収装置は、必要なくなるもの
である。
【００１９】なお、図１の例では、電気二重層キャパシ
タ１を用いたが、電気二重層キャパシタの代わりに蓄電
池を用いても、全く同様の効果が得られるものである。
タ１を用いたが、電気二重層キャパシタの代わりに蓄電
池を用いても、全く同様の効果が得られるものである。
【００２０】また、図１には示していないが、本電気車
に付属設備として電圧平準化装置を電気二重層キャパシ
タ１に付加しても良い。電圧平準化装置を電気二重層キ
ャパシタ１に付加することによって、電気二重層キャパ
シタの複数個の電圧を同電位にすることが可能となり、
より効率のよい電力の貯蔵あるいは放電が可能となる。
に付属設備として電圧平準化装置を電気二重層キャパシ
タ１に付加しても良い。電圧平準化装置を電気二重層キ
ャパシタ１に付加することによって、電気二重層キャパ
シタの複数個の電圧を同電位にすることが可能となり、
より効率のよい電力の貯蔵あるいは放電が可能となる。
【００２１】ここで、電圧平準化装置は、複数個の電気
二重層キャパシタを直列および並列に組み合わせて用い
る場合に、複数の電気二重層キャパシタの電圧を平準化
して、放電時、あるいは充電時の効率を向上させる機能
を持つものである。
二重層キャパシタを直列および並列に組み合わせて用い
る場合に、複数の電気二重層キャパシタの電圧を平準化
して、放電時、あるいは充電時の効率を向上させる機能
を持つものである。
【００２２】また、図１には図示していないが、本電気
車に付属設備として、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
２とインバータ３に、制御装置を配置しても良い。前記
制御装置は、運転台から発せられる起動指令、電気車の
荷重信号、車輪の回転数の信号、電動機に流れる電流の
信号を用いて、所定の演算処理を施して、インバータ周
波数信号とインバータ発生電圧信号を出力し、前記各信
号を、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２および前記イ
ンバータ３に入力して、所定の目標とする制御を行わせ
ることができる。
車に付属設備として、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ
２とインバータ３に、制御装置を配置しても良い。前記
制御装置は、運転台から発せられる起動指令、電気車の
荷重信号、車輪の回転数の信号、電動機に流れる電流の
信号を用いて、所定の演算処理を施して、インバータ周
波数信号とインバータ発生電圧信号を出力し、前記各信
号を、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ２および前記イ
ンバータ３に入力して、所定の目標とする制御を行わせ
ることができる。
【００２３】以上の実施例は、電気車として電車に関し
ての説明であるが、例えばモノレール、トロリーバス等
でも適用が可能となるものである。
ての説明であるが、例えばモノレール、トロリーバス等
でも適用が可能となるものである。
【００２４】
【発明の効果】以上、本発明によれば、架線での回生電
力吸収装置を必要としない、そして回生電力を電気車の
中に蓄電し、加速時に、その回生電力を使用して加速す
る、エネルギー効率の良い電気車を提供することができ
る。
力吸収装置を必要としない、そして回生電力を電気車の
中に蓄電し、加速時に、その回生電力を使用して加速す
る、エネルギー効率の良い電気車を提供することができ
る。
【図１】本発明の実施例による電気車の構成図。
【図２】従来の電気車の構成図。
１ 電気二重層キャパシタ ２ 双方向ＤＣ／ＤＣコンバータ ３ インバータ ４，１２ 電動機 １１ 回生電力吸収装置 １３ 軌道 １４ リアクトル １６ 架線 １７ パンタグラフ １８ フィルタコンデンサ １９ 車輪
Claims (5)
- 【請求項１】 電力の貯蔵および供給を行う電気二重層
キャパシタと、該電気二重層キャパシタの貯蔵電力が投
入される双方向ＤＣ／ＤＣコンバータと、前記双方向Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータの出力電圧を入力とするインバータ
と、該インバータにて駆動される電動機とで構成される
電気車において、前記電気車の回生時において、前記電
動機から発生した電力を、架線に戻さず前記インバータ
を介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバータへ送り、該双方向
ＤＣ／ＤＣコンバータから出力される電力を、前記電気
二重層キャパシタに充電し、加速走行の時は、前記電気
二重層キャパシタに充電された電力を、架線から供給さ
れる電力と共に、使用することを特徴とする電気車。 - 【請求項２】 前記電気車において、前記電気二重層キ
ャパシタには、複数個の電気二重層キャパシタを直列お
よび並列に組み合わせて用いる場合に、前記電気二重層
キャパシタの複数個の電圧を同電圧にするように機能す
る電圧平準化装置が付与されていることを特徴とする請
求項１に記載の電気車。 - 【請求項３】 前記電気車において、前記双方向ＤＣ／
ＤＣコンバータとインバータには、制御装置が配置され
ており、前記制御装置は、運転台から発せられる起動指
令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の信号、電動機に
流れる電流の信号を用いて、所定の演算処理を施して、
インバータ周波数信号とインバータ発生電圧信号を出力
し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータお
よび前記インバータに入力する機能を有することを特徴
とする請求項１または２に記載の電気車。 - 【請求項４】 電力の貯蔵および供給を行う蓄電池と、
該蓄電池の貯蔵電力が投入される双方向ＤＣ／ＤＣコン
バータと、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電圧
を入力とするインバータと、前記インバータにて駆動さ
れる電動機とで構成される電気車において、前記インバ
ータは、架線からうけた電圧も、入力として受け入れ、
前記電動機を駆動させるものとし、前記電気車の回生時
において、前記電動機から発生した電力を架線に戻さ
ず、前記インバータを介して双方向ＤＣ／ＤＣコンバー
タへ送り、該双方向ＤＣ／ＤＣコンバータから出力され
る電力を、前記蓄電池に充電し、加速走行の時は、蓄電
池に充電された電力を架線から供給される電力と共に、
使用することを特徴とする電気車。 - 【請求項５】 前記電気車において、前記双方向ＤＣ／
ＤＣコンバータとインバータには、制御装置が配置され
ており、前記制御装置は、運転台から発せられる起動指
令、電気車の荷重信号、車輪の回転数の信号、電動機に
流れる電流の信号を用いて、所定の演算処理を施して、
インバータ周波数信号とインバータ発生電圧信号を出力
し、前記各信号を、前記双方向ＤＣ／ＤＣコンバータお
よび前記インバータに入力する機能を有することを特徴
とする請求項４記載の電気車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001104883A JP2002305803A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 電気車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001104883A JP2002305803A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 電気車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002305803A true JP2002305803A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18957675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001104883A Withdrawn JP2002305803A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 電気車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002305803A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006340561A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Railway Technical Res Inst | 回路装置 |
| WO2007108115A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 双方向昇降圧ｄｃｄｃコンバータ装置 |
| JP2007274893A (ja) * | 2004-02-20 | 2007-10-18 | Railway Technical Res Inst | 回路装置及び車両運行システム |
| WO2011007430A1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 三菱電機株式会社 | 電気車の推進制御装置 |
| WO2011049687A1 (en) * | 2009-10-23 | 2011-04-28 | Siemens Industry, Inc. | Peak demand reduction in mining haul trucks utilizing an on-board energy storage system |
| JP5111662B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2013-01-09 | 三菱電機株式会社 | 電気車の推進制御装置 |
| CN106515463A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-03-22 | 中车株洲电力机车有限公司 | 一种车辆、车载储能装置与方法 |
| US10286787B2 (en) | 2013-09-27 | 2019-05-14 | Siemens Industry, Inc. | System and method for all electrical operation of a mining haul truck |
-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104883A patent/JP2002305803A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007274893A (ja) * | 2004-02-20 | 2007-10-18 | Railway Technical Res Inst | 回路装置及び車両運行システム |
| JP2006340561A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Railway Technical Res Inst | 回路装置 |
| JP4500217B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2010-07-14 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 回路装置 |
| WO2007108115A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 双方向昇降圧ｄｃｄｃコンバータ装置 |
| US7723865B2 (en) | 2006-03-22 | 2010-05-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Bidirectional buck boost DC-DC converter, railway coach drive control system, and railway feeder system |
| KR100975485B1 (ko) * | 2006-03-22 | 2010-08-11 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 쌍방향 승강압 ｄｃｄｃ 컨버터 장치, 철도 차량 구동 제어 시스템, 전기 철도 급전 시스템 |
| US9221346B2 (en) | 2009-07-15 | 2015-12-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Propulsion control apparatus for electric motor car |
| JP5111662B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2013-01-09 | 三菱電機株式会社 | 電気車の推進制御装置 |
| WO2011007430A1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 三菱電機株式会社 | 電気車の推進制御装置 |
| WO2011049687A1 (en) * | 2009-10-23 | 2011-04-28 | Siemens Industry, Inc. | Peak demand reduction in mining haul trucks utilizing an on-board energy storage system |
| CN102574475A (zh) * | 2009-10-23 | 2012-07-11 | 西门子工业公司 | 利用车载储能系统的采矿拖车的峰值需求减小 |
| US8499909B2 (en) | 2009-10-23 | 2013-08-06 | Siemens Industry, Inc. | Peak demand reduction in mining haul trucks utilizing an on-board energy storage system |
| RU2555084C2 (ru) * | 2009-10-23 | 2015-07-10 | Сименс Индастри, Инк. | Сокращение пикового потребления энергии в шахтных транспортных вагонетках, использующих бортовую систему аккумулирования энергии |
| US10286787B2 (en) | 2013-09-27 | 2019-05-14 | Siemens Industry, Inc. | System and method for all electrical operation of a mining haul truck |
| CN106515463A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-03-22 | 中车株洲电力机车有限公司 | 一种车辆、车载储能装置与方法 |
| CN106515463B (zh) * | 2016-11-11 | 2019-06-07 | 中车株洲电力机车有限公司 | 一种车辆、车载储能装置与方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4574643B2 (ja) | バッテリ駆動の鉄道列車 | |
| CN101186184B (zh) | 铁道车辆的驱动控制装置 | |
| EP2586673B1 (en) | Diesel hybrid vehicle system | |
| JP5097687B2 (ja) | 鉄道車両及び鉄道車両用駆動装置 | |
| JP5128705B2 (ja) | 車両システム制御装置 | |
| JPH11341608A (ja) | 電気自動車 | |
| CN101516701A (zh) | 铁道车辆的驱动装置 | |
| ATE280053T1 (de) | Fahrzeug mit super-kondensator zur bremsenergie- rückgewinnung | |
| WO2017122776A1 (ja) | エネルギー回生システム | |
| CN108016457A (zh) | 蓄电池交流电传动作业车 | |
| JP2008099461A (ja) | 電源制御装置及びそれを用いた鉄道車両 | |
| JP2009183078A (ja) | 電気車の駆動システム | |
| JP2007524332A (ja) | 多段電圧ジェネレータモータを有する多段電圧車載電源網 | |
| JP4830448B2 (ja) | 車両駆動システム | |
| JP2002305803A (ja) | 電気車 | |
| JP2014034335A (ja) | 車両の充放電制御装置 | |
| KR100981305B1 (ko) | 전기철도 차량의 회생 에너지 저장 시스템 | |
| JP3768982B2 (ja) | 間歇給電式電気車両システムおよび電気車両 | |
| JP2001275201A (ja) | 車両の補機電源システム | |
| JP4636757B2 (ja) | 鉄道車両の駆動装置 | |
| JP2014053976A (ja) | 編成列車 | |
| JP6080234B1 (ja) | ハイブリッド車両 | |
| JP2001136603A (ja) | エネルギを回生・再用する鉄道車両 | |
| Takahara et al. | A study for electric double layer capacitor (EDLC) application to railway traction energy saving including change over between series and parallel modes | |
| JP2003220859A (ja) | 直流機電用電力蓄積装置及び鉄道機電システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050803 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051226 |