JP2002304623A - タイル・マップをベースとする多重レベルのスーパーセル式スクリーニング方法 - Google Patents

タイル・マップをベースとする多重レベルのスーパーセル式スクリーニング方法

Info

Publication number
JP2002304623A
JP2002304623A JP2001389619A JP2001389619A JP2002304623A JP 2002304623 A JP2002304623 A JP 2002304623A JP 2001389619 A JP2001389619 A JP 2001389619A JP 2001389619 A JP2001389619 A JP 2001389619A JP 2002304623 A JP2002304623 A JP 2002304623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
cell
input
supercell
screening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001389619A
Other languages
English (en)
Inventor
Vivek Kumar Thakur
クマール サクール ヴィヴェク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JP2002304623A publication Critical patent/JP2002304623A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Discrete Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 進歩したスクリーニング方法を提供する。 【解決手段】 入力イメージは複数のスーパーセルに分
割される(402)。それらのスーパーセルは複数の個
別セルに分割される(402)。拡張セルは個別セルの
各々よりも大きく定義される(ブロック403)。拡張
セルの各ピクセルについて、入力のグレイスケール・ト
ーンから出力のグレイスケール・トーンへのマップが定
義される(405)。スクリーニングは入力イメージの
各ピクセルについて実行される。最初に、本方法は入力
ピクセルに対応する拡張セルの1ピクセルを決定する
(406)。次に、拡張セルのそのピクセルに対応する
出力グレイスケール・トーンが呼び出される(40
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の技術分野はコンピュ
ータ・プリンティングにおけるラスタ・イメージ処理に
関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーニングは、ディジタル画素のみ
を生成できるディスプレイ上に、連続トーンの画素を錯
覚させる処理である。イメージを印刷する過程で、オリ
ジナルのイメージを完璧に再現するためには入力画像の
広いグレイ・レベルを印刷装置によって模擬する必要が
ある。しかし、印刷イメージでは、ピクセル分解能を肉
眼によって認識されるものに制限することができる。従
って、隣接ピクセルをグループ化することによって、イ
メージ中の連続トーンを模擬することが可能である。
【0003】スクリーニングは2つのカテゴリ、即ち、
2レベルのスレッショルドを使ったスクリーニング、お
よび多重レベルのスレッショルドを使ったスクリーニン
グ、のうちの一方を使ったスレッショルド法によって行
われ得る。2レベル・スレッショルドのスクリーニング
では、入力ピクセルの(x,y)座標を用いて、m×n
の二次元配列へのインデックスを生成する。この配列中
の個々のエントリはグレイ・レベルのスレッショルドで
あり、それらは入力ピクセルのグレイ・レベルと比較さ
れる。この比較の結果に基づいて、2進数値(0または
1)が出力される。多重レベルのスクリーニングでは、
三次元のルックアップ・テーブルへのインデックスが生
成される。この三次元ルックアップ・テーブルはM×N
の二次元のプレファレンス配列で構成される。このプレ
ファレンス配列はイメージ空間で反復可能な空間的タイ
ルである。プレファレンス配列の各エントリは、(x,
y)の位置用に使用すべき多数のトーン曲線を有する。
トーン曲線は、入力ピクセルのグレイ値範囲を印刷プロ
セスの範囲へ対応付ける補償伝達関数である。トーン曲
線伝達関数は1組のスレッショルドに基づいて量子化さ
れ、ルックアップ・テーブルの形で記憶される。ルック
アップ・テーブルはそれぞれ、サイズがbビットのスク
リーニングされていない入力ピクセルに対して2b個の
エントリを含む。2b個のエントリはすべて、それに対
応するサイズcビットのスクリーニングされた出力ピク
セルを含む。この処理は、プリンタのダイナミック・レ
ンジ内で色を混合することによって、入力イメージの広
いダイナミック・レンジをプリンタのより狭いダイナミ
ック・レンジへ変換するやり方を提供する。
【0004】プリンタ応用で、ピクセル・グリッドのデ
ィジタル的性質はスクリーン角度およびライン周波数の
精度に対して制約を課す。スーパーセルに基づく方法
は、スクリーン角度およびスクリーン周波数に関してよ
り高い精度を達成する手助けとなる。スレッショルドに
基づくスーパーセル方式のスクリーニングに関する従来
技術の方法は、スレッショルド配列を記憶するために多
量のメモリを必要とする。例えば、4ビットのマーキン
グ・システム(0−15出力グレイ・レベル)では、サ
イズ128×128のスーパーセルのスレッショルド配
列を記憶するために必要なメモリは4Mバイトである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スーパーセルのサイズ
はスレッショルド配列のためのメモリ空間が利用できる
かどうかによって制約される。従って、要求されるスク
リーン角度および周波数を実現できるかどうか調停が必
要となる。このことは翻って、出力イメージの品質に影
響する。加えて、多くのシステム構成では、そのような
スレッショルド配列をキャッシュ・メモリに完全に記憶
することはできないため、これもスクリーニングの性能
に影響する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はスクリーニング
の方法である。入力イメージは複数のスーパーセルに分
割される。それらのスーパーセルは複数の個別セルに分
割される。拡張セルは個別のセルの各々よりも大きく定
義される。入力のグレイスケール・トーンから出力のグ
レイスケール・トーンへのマッピングが、拡張セルの各
ピクセルについて定義される。スクリーニングは入力イ
メージの各ピクセルに対して行われる。最初に、本方法
は入力ピクセルに対応する拡張セルの1ピクセルを決定
する。次に、拡張セルのそのピクセルに対応する出力の
グレイスケール・トーンが呼び出される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、スーパーセル法に関す
るスレッショルド情報を表す別の方法を提供し、その結
果、メモリ要求は50ないし100分の1に削減され
る。本発明による処理要求は増大しない。
【0008】スーパーセルの大型セルはより小型の個別
セルに分割される。スーパーセル中の個別セルは形状お
よびサイズが異なってもよいが、同じ平均的なセルサイ
ズを有する。個別セルに関するスレッショルド情報は、
拡張されたグレイスケールのマッピング中に記憶され、
そのスーパーセルに対するタイル・マップが生成され
る。このタイル・マップおよび拡張されたグレイスケー
ル・マップを用いて、ピクセルがスクリーニングされ
る。
【0009】本発明によって、スクリーニングのための
メモリ要求を減らすことができ、その結果、システムの
コストも削減できる。本発明はまた、従来のシステムに
比べて動作性能を向上させる。これは一般に、スレッシ
ョルド配列全体をキャッシュすることが可能であるため
である。
【0010】プリンタ応用では、ピクセル・グリッドの
ディジタル的性質は、スクリーン角度およびライン周波
数の精度に対して制約を課す。スーパーセルに基づく方
法は、スクリーン角度およびスクリーン周波数に関して
より高い精度を達成する手助けとなる。望ましい動作性
能が、15度のスクリーン角度、mm当たり5.9ライ
ン(インチ当たり150ライン)のスクリーン周波数で
あると仮定する。図1はソースのアレイ100に重畳し
たスクリーン・スーパーセル101を示す。スーパーセ
ルのパラメータを表1に列挙する。
【0011】
【表1】
【0012】大型のスーパーセルは量子化誤差が小さい
ため、望みの角度により良く適合させることが可能であ
ることに注意されたい。
【0013】スーパーセル101の大型セルは小型の個
別セルに分割される。スーパーセル中の個別セルは形状
およびサイズは異なるかもしれないが、同じ平均的セル
サイズを有する。スーパーセルのサイズは、要求される
スクリーンの角度および周波数をより良く近似するよう
に選ばれる。単一セルが、要求される周波数およびスク
リーン角度を完全に表す場合には、スーパーセルを使用
することで利益はない。
【0014】図2はスーパーセル101を用いてスーパ
ータイル110を構成するやり方を示す。スクリーニン
グの間に、スーパーセル101はスーパータイル110
と呼ばれる長方形のタイルに変換される。スーパータイ
ル110はスーパーセル101に関するスレッショルド
情報を記憶し、スクリーニングのためのデータ・アクセ
スを簡略化する。以下の図面は典型的なタイル方式を示
す。
【0015】図3はスーパーセル101を多数の個別セ
ル121ないし136へ分割する様子を示す。スーパー
セル101と呼ばれる大型セルはスクリーン周波数およ
びスクリーン角度の精度を高めるように選ばれる。スー
パーセル101の四隅はグリッドに一致し、それのアウ
トラインが定義される。個別セル121ないし136は
スーパーセル101に適合するようにされる。個別セル
121ないし136はサイズおよび形状が異なるが、平
均的なセルのサイズは一定である。
【0016】図4は1つの個別セルに重畳する拡張セル
の定義を示す。スーパーセル101中の個別セル121
ないし136は形状および寸法が異なる。しかし、その
変動は、理想セル210の4つの辺すべてにおいてピク
セル幅1個分内にある。理想セル210の4辺すべてに
ついて1個のピクセルを追加した拡張セル220を定義
することができる。スーパーセル101の個別セル12
1ないし136はすべて、この拡張セル220の中心に
配置でき、それに適合させることができる。例えば、も
しも理想セルのサイズがm×mであれば、拡張セルのサ
イズは(m+2)×(m+2)である。従って、サイズ
4×4の理想セルについては、拡張セルは6×6の寸法
になる。
【0017】図5は拡張セル220の使い方を示す。拡
張セル220のためのスレッショルド関数225が定義
される。拡張セル220中の各ピクセルはそれに対応し
たスレッショルド関数225を有する。スレッショルド
関数225の定義のなかで、個別セル121ないし13
6の形状および寸法の変動が考慮される。その結果、拡
張セル220の境界にあるピクセルは理想セル210中
のピクセルと同じスレッショルド値を有することになろ
う。拡張セル220はスーパーセル101中のすべての
個別セル121ないし136についてスレッショルド情
報を表すことができる。
【0018】拡張セル220の境界にあるピクセルに対
してスレッショルド値を割り当てる1つの方法について
説明する。理想セル210内部のピクセルは何ら特別な
扱いを要しない。それらは従来の方法でスレッショルド
値を割り当てることができる。
【0019】1つのピクセルに関する拡張ピクセルでの
セル座標は、それが属する個別/理想セルが拡張セル2
20の中心に配置される場合は、拡張セル220におけ
るそれの座標である。理想セル210中で座標(x,
y)を有するピクセルは、拡張セル座標(x+1,y+
1)を有するはずである。
【0020】拡張された境界のピクセルは反対側の境界
辺上の理想セル210のピクセルのそれと同じスレッシ
ョルド値を割り当てられる。サイズがm×mの理想セル
の場合について、スレッショルドを割り当てるために、
拡張セル上のピクセルを理想セル中のピクセルへマッピ
ングするやり方を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】図5は、理想セルのサイズが4×4の場合
の拡張された境界のセルに対するスレッショルド割り当
てを示す。
【0023】従来の方法では、スーパーセル101をス
ーパータイル110に変換し、それを用いてスクリーニ
ング中にスレッショルド・データ・アクセスを行う。本
発明は、スーパータイル110を生成するために用いら
れる標準的な方法と似た方法を用いてタイル・マップを
生成する。タイル・マップはスーパータイル110と同
じサイズの二次元配列である。タイル・マップ中の1つ
のフィールドはスーパーセル101中の1つのピクセル
を表す。タイル・マップのエントリは拡張セル220中
のピクセル位置を与え、それはそのピクセルが属する個
別セルに対するピクセルについての拡張セル座標であ
る。タイル・マップはスーパーセル101中のすべての
ピクセルについて、拡張セルへのインデックスを含む。
これと対照的に、従来技術のスーパータイル110は実
際のスレッショルド値/配列を含む。本発明では、スレ
ッショルド情報は拡張セル220の中心に記憶されるた
め、メモリ要求を節約することにつながる。
【0024】図6は、スーパーセル101、個別セル2
10、拡張セル220、および個別ピクセル230間の
関係を示す。以下は本発明の概念に基づく多重レベル・
スレッショルド式スクリーニングのアルゴリズムを説明
する。タイル・マップはスーパーセル101と同じサイ
ズを有する二次元配列である。タイル・マップの1つの
エントリは2つのフィールド:xpos;およびypo
sを有する。xposフィールドは、拡張セル220中
のそのピクセルが属する対応するセル210が拡張セル
220の中心に配置されている場合の、そのピクセルの
X座標である。yposフィールドは、拡張セル220
中のそのピクセルが属する対応するセル210が拡張セ
ル220の中心に配置されている場合の、そのピクセル
のY座標である。グレイスケール・マップは三次元配列
である。グレイスケール・マップ中の各エントリは、1
つの入力グレイスケール値について、拡張セル220中
の対応するピクセルに対する出力グレイスケール値を含
む。典型的なグレイスケール・マップは次のような3つ
の次元を有するであろう。第1の次元は入力のグレイス
ケールに対応する0ないし255の範囲にあろう。第2
の次元はX方向の拡張セルのサイズに対応する範囲にあ
ろう。第3の次元はY方向の拡張セルのサイズに対応す
る範囲にあろう。
【0025】スーパーセル101を使用するスクリーニ
ングは次のようなアルゴリズムを使用する。入力ピクセ
ル230がオリジナルな座標(x,y)を有し、かつ入
力グレイスケール値Ginを有すると仮定する。最初に、
イメージ・プレーンの計算はタイル・マップへのインデ
ックスである。
【0026】
【数1】X_index=x/(タイル・マップ幅)
【0027】
【数2】Y_index=y/(タイル・マップ高)
【0028】次に、拡張セル220中のピクセルの位置
が決定される。
【0029】
【数3】x_ex=TILE_MAP〔X_inde
x, Y_index〕xpos
【0030】
【数4】y_ex=TILE_MAP〔X_inde
x, Y_index〕ypos
【0031】最後に、タイル・マップGRAY_MAP
から出力グレイスケール値が得られる。
【0032】
【数5】Gout=GRAY_MAP〔Gin, x_e
x, y_ex〕
【0033】従来技術と本発明の相対的メモリ要求は次
のように計算される。出力の解像度が1mm当たり2
3.62ドット(600dpi:インチ当たりドット
数)であると仮定する。更に、4ビットのマーキング・
システム(0−15出力グレイ・レベル)で、サイズが
128×128のスーパーセルおよびサイズが4×4ピ
クセルの理想セルに対するスレッショルド配列を記憶す
るために必要なメモリを考える。従来技術の方法では、
スレッショルド配列のサイズは128×128×256
で、4M要素に等しい。各要素が1バイトを占めるとす
れば、必要なメモリは4Mバイトになる。出力が4ビッ
トであるので、これらはバイト当たり2要素に収容でき
る。従って実装されるスレッショルド配列は2Mバイト
を必要とする。本発明に従えば、XおよびYに配置され
たタイル・マップは1バイトに収容でき、最上位の4ビ
ットがX位置を記憶し、最下位4ビットがY位置を記憶
する。このように、タイル・マップに必要とされるメモ
リは128×128バイト、あるいは16Kバイトとな
る。グレイスケール・マップは拡張セルのサイズ、この
例では6×6バイト、あるいは36バイトに対応する。
グレイスケール・マップはピクセル当たり256個のエ
ントリを有するため、256×36バイト、あるいは9
Kバイトを必要とする。合計のメモリ要求は、タイル・
マップとグレイスケール・マップとの合計、あるいは1
6Kバイトと9Kバイトの和、あるいは約25Kバイト
となる。このように、本発明は必要なメモリを2M/2
5Kあるいは81.92倍に削減する。本発明は、大き
な三次元テーブルへの1回のアクセスのかわりに、1つ
は二次元、もう1つは三次元の2つのより小さいテーブ
ルへの逐次的なアクセスを必要とする。これら2つの技
術に関して計算要求はほとんど同じである。
【0034】タイル・マップに基づくスーパーセル式ス
クリーニング法はラスタ・イメージ処理応用に対関して
効率的なスクリーニング法を提供する。メモリ要求が削
減できるため、システムのコストが削減され、同時によ
り大型のスーパーセル・サイズが可能となり、スクリー
ン角度およびスクリーン周波数が改善される。従来技術
の方法が一般的にスレッショルド配列全体をキャッシュ
に入れることができないのに対して、本発明のスレッシ
ョルド配列は全体をキャッシュに入れることが可能であ
ろう。このように、本発明を使用することによって、キ
ャッシュの利用が改善される結果、システム動作性能は
大きく前進する。従って、本発明の、タイル・マップに
基づくスーパーセル方式のスクリーニングはシステム・
コストを削減しながら、より優れたイメージ品質を出力
することを可能にし、更に、スクリーニング・モジュー
ルを従来の方法と比べて高速なものとすることができ
る。
【0035】図7は本発明に従うイメージ・データ処理
システム中のTMS320C82ディジタル信号プロセ
ッサ(DSP)のブロック図を示す。スーパーセルをタ
イル化することによるスクリーニング法は、テキサス・
インスツルメンツのTMS320C82等のマルチプロ
セッサDSPへ非常に効率的に組み込むことができる。
このDSPの基本的アーキテクチャが図7に示されてい
る。
【0036】マルチプロセッサDSPは単一の集積回路
180である。集積回路180は、2個の進歩したDS
PコアであるDSP181およびDSP182、縮小命
令セット・コンピュータ(RISC)マスタ・プロセッ
サ(MP)183、複数のスタティック・ランダム・ア
クセス・メモリ(SRAM)ブロック185、186、
および187、すべての内部プロセッサおよびメモリを
相互接続するクロスバー・スイッチ184、および外部
通信を制御するトランスファ・コントローラ(TC)1
88を集積する完全にプログラミング可能な並列処理プ
ラットフォームである。トランスファ・コントローラ1
88はバス195を介してイメージ・メモリ190へつ
ながれる。トランスファ・コントローラ188は集積回
路180とイメージ・メモリ190との間のすべてのデ
ータ転送を制御することに注意されたい。イメージ・デ
ータはイメージ・メモリ190に記憶される。
【0037】動作時には、個々のDSP181および1
82は別々のスーパーセルに対して独立して働くことが
できる。各DSP181および182は、トランスファ
・コントローラ188に対してイメージ・メモリ190
から対応するSRAM185および186へタイル・マ
ップおよびグレイスケール・マップを転送するように指
令する。DSP181および182は上述のようにスク
リーニングを実行し、スクリーニングされたイメージ・
データは対応するSRAM185および186中に記憶
される。スクリーニングされたデータはトランスファ・
コントローラ188を介してイメージ・メモリ190へ
転送して戻される。SRAM185、186、および1
87に対するDSP181および182と、マスタ・プ
ロセッサ183によるアクセスはクロスバー・スイッチ
184によって調停される。マスタ・プロセッサ183
は、図示されていない他の部品との間での通信のような
高レベル機能をプログラムされることが好ましい。
【0038】図8は本発明のプロセスを要約するフロー
チャートである。スクリーニング方法400はスタート
・ブロック401から始まる。最初に、スクリーニング
法400はスーパーセルを選択する(ブロック40
2)。この選択は望ましい角度およびミリ当り(インチ
当たり)のライン数分解能を考慮するものである。次
に、スクリーニング・プロセス400は図3に示すよう
に、スーパーセルを個別セルに分割する(ブロック40
3)。次にスクリーニング・プロセス400は、図4に
示すように拡張セルを生成する(ブロック404)。ス
クリーニング・プロセス400の最後の基本的工程は、
拡張セルの各ピクセルに対してグレイスケール・マップ
を定義することである(ブロック405)。スクリーニ
ング・プロセス400は、次に個別ピクセルをスクリー
ニングする。スクリーニング・プロセス400は個別ピ
クセルからタイル・マップへのマッピングを決定する
(ブロック406)。このためには、スーパーセルおよ
び個別セルの識別が必要である。識別された個別セル
は、マッピングのために拡張セルの中心に配置される。
スクリーニング・プロセス400は次にグレイスケール
・マップ中へのテーブル・ルックアップ動作を実行す
る。拡張セル内のXおよびY位置と、入力グレイスケー
ル値とはこの三次元テーブルへのインデックスである。
そのテーブル位置に見出されるデータは出力のグレイス
ケール値である。典型的な場合には、より高分解能の入
力グレイスケール値が、プリンタによって出力できるよ
り低分解能の出力グレイスケール値へマッピングされ
る。スクリーニング・プロセス400は、それが最後の
ピクセルであるかどうかを調べる(ブロック408)。
もしそうでなければ、スクリーニング・プロセス400
はブロック406へ戻って、次のピクセルに対して同じ
操作を繰り返す。もしそうであれば、スクリーニング・
プロセス400は完了する(ブロック409)。
【0039】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)異なる範囲のイメージ生成装置に関して、入力イ
メージ中のグレイスケール・トーンを近似する方法であ
って、前記入力イメージを複数のスーパーセルに分割す
る工程、各スーパーセルを複数の個別セルに分割する工
程、個別セルの各々よりも大きい拡張セルを定義する工
程、前記拡張セルの各ピクセルに対して、入力のグレイ
スケール・トーンから出力のグレイスケール・トーンへ
のマッピングを定義する工程、前記入力イメージの各ピ
クセルについて、前記入力ピクセルに対応する前記拡張
セルの1ピクセルを決定する工程、前記ピクセルの入力
グレイスケール・トーンと、前記拡張セルの前記対応す
るピクセルとに対応する出力グレイスケール・トーンを
決定する工程、を含む方法。
【0040】(2)(1)記載の方法であって、前記拡
張セルの各ピクセルに対して、入力のグレイスケール・
トーンから出力のグレイスケール・トーンへのマッピン
グを定義する前記工程が、拡張セルの境界ピクセルに対
して、反対側の側辺境界のピクセルと同じグレイスケー
ル・トーンを割り当てる工程を含んでいる方法。
【0041】(3)(1)記載の方法であって、前記入
力ピクセルに対応する前記拡張セルの1ピクセルを決定
する前記工程が、イメージ・プレーンのタイル・マップ
へのインデックスを計算する工程、および前記計算され
たインデックスに基づいて、拡張セル中の入力ピクセル
位置を決定する工程、を含んでいる方法。
【0042】(4)(1)記載の方法であって、前記ピ
クセルの入力グレイスケール・トーンと、前記拡張セル
の前記対応するピクセルとに対応する出力グレイスケー
ル・トーンを決定する前記工程が、前記入力のグレイス
ケール・トーンを有し、インデックスとしての前記拡張
セル中の前記入力ピクセルのX位置および前記拡張セル
中の前記入力ピクセルのY位置を有し、前記インデック
ス位置に記憶された前記出力のグレイスケール・トーン
を有するルックアップ・テーブルのメモリへアクセスす
る工程を含んでいる、方法。
【0043】(5)本発明はスクリーニング法である。
入力イメージは複数のスーパーセルに分割される(40
2)。それらのスーパーセルは複数の個別セルに分割さ
れる(402)。拡張セルは個別セルの各々よりも大き
く定義される(ブロック403)。拡張セルの各ピクセ
ルについて、入力のグレイスケール・トーンから出力の
グレイスケール・トーンへのマップが定義される(40
5)。スクリーニングは入力イメージの各ピクセルにつ
いて実行される。最初に、本方法は入力ピクセルに対応
する拡張セルの1ピクセルを決定する(406)。次
に、拡張セルのそのピクセルに対応する出力グレイスケ
ール・トーンが呼び出される(407)。
【図面の簡単な説明】
本発明の、これらおよびその他の態様が図面に示されて
いる。
【図1】スクリーンのスーパーセルをソースの配列に重
ねる従来のやり方を示す図。
【図2】スーパーセルを用いてスーパータイルを構成す
る従来技術のやり方を示す図。
【図3】スーパーセルを複数の個別セルに分割する様子
を示す図。
【図4】1つの個別セルに重なる拡張セルの定義を示す
図。
【図5】拡張セルのピクセルのマッピングを示す図。
【図6】スーパーセル、個別セル、拡張セル220、お
よび個別ピクセルの間の関係を示す図。
【図7】本発明に従うイメージ・データ処理システム中
のディジタル信号プロセッサのブロック図。
【図8】本発明のプロセスを要約するフローチャート。
【符号の説明】
100 ソースのアレイ 101 スーパーセル 110 スーパータイル 121−136 個別セル 180 集積回路 181,182 DSP 183 RISCマスタ・プロセッサ 184 クロスバー・スイッチ 185,186,187 SRAMブロック 188 トランスファ・コントローラ 190 イメージ・メモリ 195 バス 210 理想セル 220 拡張セル 225 スレッショルド関数 230 個別ピクセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB07 BC01 GA14 5B057 AA11 CA08 CB08 CC01 CE11 CF03 CH03 CH11 DB09 5C077 LL17 LL18 MP02 NN04 PP58 PQ12 PQ22 PQ23 TT02 TT08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる範囲のイメージ生成装置により入
    力イメージ中のグレイスケール・トーンを近似する方法
    において、 前記入力イメージを複数のスーパーセルに分割し、 各スーパーセルを複数の個別セルに分割し、 個別セルの各々よりも大きい拡張セルを定め、 前記拡張セルの各ピクセルに対して、入力のグレイスケ
    ール・トーンから出力のグレイスケール・トーンへのマ
    ッピングを定め、 前記入力イメージの各ピクセルについて、前記入力ピク
    セルに対応する前記拡張セルの1ピクセルを決定し、 前記ピクセルの入力グレイスケール・トーンと、前記拡
    張セルの前記対応するピクセルとに対応した出力グレイ
    スケール・トーンを決定する、工程を備えた方法。
JP2001389619A 2000-12-22 2001-12-21 タイル・マップをベースとする多重レベルのスーパーセル式スクリーニング方法 Pending JP2002304623A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US257789 1994-06-10
US25778900P 2000-12-22 2000-12-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304623A true JP2002304623A (ja) 2002-10-18

Family

ID=22977751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001389619A Pending JP2002304623A (ja) 2000-12-22 2001-12-21 タイル・マップをベースとする多重レベルのスーパーセル式スクリーニング方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7009736B2 (ja)
EP (1) EP1217825A3 (ja)
JP (1) JP2002304623A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8237989B2 (en) * 2004-07-09 2012-08-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Method to improve a halftone by combining halftoning with algorithmic processing
US8432582B2 (en) * 2004-08-20 2013-04-30 Xerox Corporation Uniformity compensation in halftoned images
US8625161B2 (en) * 2009-11-19 2014-01-07 International Business Machines Corporation Multibit digital halftoning, indexing 2D and 3D lookup tables
US9148699B2 (en) * 2012-06-01 2015-09-29 Texas Instruments Incorporated Optimized algorithm for construction of composite video from a set of discrete video sources
CN104063496B (zh) * 2014-07-04 2017-10-03 浙江大学 适用于瓦片地图服务的海洋环境预报产品并行处理方法
US11956402B2 (en) 2020-01-30 2024-04-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Halftone screens
US11750759B2 (en) 2020-01-30 2023-09-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Greyscale images

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691608B2 (ja) * 1983-09-02 1994-11-14 株式会社リコー 階調情報処理方法
EP0427380B1 (en) 1989-11-08 1996-03-06 Adobe Systems Inc. Method of producing halftone images
EP0740458B1 (en) 1991-02-08 2002-06-19 Adobe Systems Inc. Method of controlling dot size in digital halftoning with multi-cell threshold arrays
JPH06291994A (ja) * 1992-08-10 1994-10-18 Ricoh Co Ltd 画像処理方法および装置
BE1007264A4 (nl) 1993-07-12 1995-05-02 Agfa Gevaert Nv Rastermethode voor een schrijfsysteem met beperkte densiteitsresolutie.
US5542029A (en) 1993-09-30 1996-07-30 Apple Computer, Inc. System and method for halftoning using an overlapping threshold array
US5587811A (en) * 1995-04-28 1996-12-24 Dataproducts Corporation Halftone screen using spot function to rank pixels following one or more design rules
JPH1075375A (ja) * 1996-05-20 1998-03-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理用スクリーン生成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7009736B2 (en) 2006-03-07
US20020118393A1 (en) 2002-08-29
EP1217825A2 (en) 2002-06-26
EP1217825A3 (en) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4651287A (en) Digital image processing algorithm for output devices with discrete halftone gray scale capability
US7889935B2 (en) Data processing apparatus, image processing apparatus, and method therefor
US5602943A (en) Digital halftoning space filling curves
US5528704A (en) Image resolution conversion using a plurality of image registrations
JPH05250466A (ja) 画像の回転、拡大・縮小およびディジタルハーフトーン・スクリーニングをまとめて行うためのタイル方式の処理方法
JP3286796B2 (ja) 必要な記憶装置の量を低減する方法および画像作成装置
EP0680195A1 (en) Clustered dot and line multilevel halftoning for electrographic colour printing
JPH0432362A (ja) 画像統合処理装置
US6052203A (en) Printing system, printer, printer driver and program storage medium
US7991208B2 (en) Method and device for processing image
JPH103537A (ja) ソース画像を宛先画像に変換するシステム
JP2002304623A (ja) タイル・マップをベースとする多重レベルのスーパーセル式スクリーニング方法
US5768425A (en) Method and system for improved threshold based screening
JP2006115500A (ja) 高速低メモリ紙色抑制アルゴリズム
MXPA04001795A (es) Sistema para la produccion de trama de medio tono.
US7480072B2 (en) Efficient and flexible multi-bit halftoning
EP1383081A2 (en) Image processing apparatus and method
US5926571A (en) Method of establishing halftone dot thresholds, apparatus for generating binary data, and image film/plate-making system
JP4156194B2 (ja) 第1の解像度のラスタのデジタルデータを第2の解像度のデジタルデータに変換する方法
EP1161082B1 (en) Halftone image reproduction
JP2004222069A (ja) 画像処理装置
JP2002300398A (ja) 画像処理装置
US6947608B2 (en) Equalizing circuit and method, and image processing circuit and method
JP2002281307A (ja) 画像処理装置
JP4748079B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708