JP2002304075A - 定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロール - Google Patents
定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロールInfo
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Abstract
層を有し、この第1のシリコーンゴム層を覆って液状付
加硬化型ジメチルシリコーンゴム組成物によって形成さ
れる第2のシリコーンゴム層を有する定着ロールにおい
て、上記第1のシリコーンゴム層を形成する定着ロール
用シリコーンゴム組成物であって、このシリコーンゴム
組成物が、(a)1分子中に少なくとも2個のアルケニ
ル基を有し、かつ珪素原子に結合したフェニル基を珪素
原子に結合した全有機基中5〜30モル%有するアルケ
ニル基含有ポリオルガノシロキサン(b)1分子中に少
なくとも2個の珪素原子と直結した水素原子を含有する
オルガノハイドロジェンポリシロキサン(c)白金族金
属触媒を主成分とする液状付加硬化型フェニル系シリコ
ーンゴム組成物であることを特徴とする定着ロール用シ
リコーンゴム組成物。 【効果】 本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物
は、定着ロールのシリコーンゴム層として好適なゴム物
性の変化が少なく、ロール接着耐久性に優れた特性を与
えるものである。
Description
ビームプリンター、FAX等に使用する定着ロールにお
けるシリコーンゴム層、特に上層に液状付加硬化型ジメ
チルシリコーンゴム組成物によるシリコーンゴム層が形
成される定着ロールの中間シリコーンゴム層を形成する
ために用いられる定着ロール用シリコーンゴム組成物、
及びこのシリコーンゴム組成物を用いた定着ロールに関
する。
複写機、レーザービームプリンター、FAXなどに使用
する定着ロールには、シリコーンゴムが使用されてい
る。これはシリコーンゴムのトナーに対する離型性、耐
熱性、圧縮永久歪などが他のゴム材料と比較して優れて
いるためである。
化に伴い、カラートナー離型性を向上させるためにシリ
コーンオイルをロール表面に供給するオイルフューズが
行われ、更に、高速になった際に定着に要する時間を増
加させるため、定着幅(ニップ幅)を確保する目的でゴ
ム材料の低硬度化が進んでいる。
ルの温度を高温状態にし、定着幅(ニップ幅)を確保す
るために高荷重下にて使用する。そのため、高温高荷重
下において、シリコーンゴムのゴム物性の変化が少ない
ものが必要とされている。
で、高温高荷重下においても、シリコーンゴムのゴム物
性の変化が少なく、ロール接着耐久性に優れた定着ロー
ル用シリコーンゴム組成物及び定着ロールを提供するこ
とを目的とする。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、定着ロールとして、液状付加硬化型フェニル基含有
シリコーンゴム組成物による第1のシリコーンゴム層
と、これを被覆する液状付加硬化型ジメチルシリコーン
ゴム組成物による第2のシリコーンゴム層とを備えたも
のが有効であること、そして上記第1のシリコーンゴム
層を形成するフェニル基含有シリコーンゴム組成物とし
て、(a)下記平均組成式(I)で示され、1分子中に
少なくとも2個のアルケニル基を有し、かつ珪素原子に
結合したフェニル基を珪素原子に結合した全有機基中5
〜30モル%有するアルケニル基含有ポリオルガノシロ
キサン、(b)1分子中に少なくとも2個の珪素原子と
直結した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポ
リシロキサン、(c)白金族金属触媒を配合する液状付
加硬化型フェニル系シリコーンゴム組成物が定着ロール
の上記第1のシリコーンゴム層として好適に用いられる
ことを知見した。
ジメチルシリコーンゴム組成物による第2のシリコーン
ゴム層とその下層の液状付加硬化型フェニル系シリコー
ンゴム組成物による第1のシリコーンゴム層とは、元
来、接着しにくい組み合わせであり、ロール接着耐久性
においても容易に剥離現象を起こし、実用上困難とされ
ていたが、ロール軸の外周に、第1のシリコーンゴム層
として上記液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴム組
成物の硬化物を介して、液状付加硬化型ジメチルシリコ
ーンゴム組成物の硬化物からなる第2のシリコーンゴム
層を設けた定着ロールを用いることにより、高温高荷重
下においても、シリコーンゴムのゴム物性の変化が少な
く、ロール接着耐久性に優れた定着ロールを得ることが
できることを見出し、本発明をなすに至ったものであ
る。
に第1のシリコーンゴム層を有し、この第1のシリコー
ンゴム層を覆って液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴ
ム組成物によって形成される第2のシリコーンゴム層を
有する定着ロールにおいて、上記第1のシリコーンゴム
層を形成する定着ロール用シリコーンゴム組成物であっ
て、このシリコーンゴム組成物が、(a)下記平均組成
式(I) R1 aR2 bSiO(4-a-b)/2 (I) (式中、R1はアルケニル基を表し、R2は互いに同一で
も相異なっていてもよく、脂肪族不飽和結合を有しない
非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、aは0.00
01〜0.1の正数、bは1.8〜2.05の正数、a
+bは1.9〜2.1の正数である。)で示され、1分
子中に少なくとも2個のアルケニル基を有し、かつ珪素
原子に結合したフェニル基を珪素原子に結合した全有機
基中5〜30モル%有するアルケニル基含有ポリオルガ
ノシロキサン 100重量部 (b)1分子中に少なくとも2個の珪素原子と直結した
水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サン (a)成分のアルケニル基に対して珪素原子結合水素原
子が0.1〜3.0となる量 (c)触媒量の白金族金属触媒 を主成分とする液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴ
ム組成物であることを特徴とする定着ロール用シリコー
ンゴム組成物、及び、[B]ロール軸の外周に上記定着
ロール用シリコーンゴム組成物の硬化物からなる第1の
シリコーンゴム層が形成され、この第1のシリコーンゴ
ム層を覆って液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴム組
成物の硬化物からなる第2のシリコーンゴム層が形成さ
れてなることを特徴とする定着ロールを提供する。
本発明の液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴム組成
物に使用される(a)成分のアルケニル基含有オルガノ
ポリシロキサンは、通常、付加硬化型シリコーンゴム組
成物のベースポリマーとして使用されている公知のオル
ガノポリシロキサンであり、アルケニル基を2個以上、
通常、2〜300個、好ましくは2〜100個程度有す
るものであればその分子構造に特に制限はなく、直鎖
状、分岐状、環状のシロキサン骨格を有するものが使用
される。
ポリシロキサンとしては、下記平均組成式(I)で示さ
れるものが用いられる。 R1 aR2 bSiO(4-a-b)/2 (I) (式中、R1はアルケニル基を表し、R2は互いに同一で
も相異なっていてもよく、脂肪族不飽和結合を有しない
非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、aは0.00
01〜0.1、好ましくは0.001〜0.05の正
数、bは1.8〜2.05、好ましくは1.9〜2.0
の正数、a+bは1.9〜2.1、好ましくは1.95
〜2.05の正数である。)
ペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル
基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等の好ましくは
炭素数2〜8、更に好ましくは炭素数2〜6であるアル
ケニル基が例示され、これらの中でも合成が容易なこと
からビニル基が好ましい。なお、このアルケニル基は、
分子鎖末端の珪素原子に結合していても、分子鎖途中の
珪素原子に結合していても、両者に結合していてもよ
い。
10、好ましくは1〜8の非置換又は置換一価炭化水素
基であり、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ter
t−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル
基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル
基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニル
エチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基や、こ
れらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩
素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例え
ばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル
基、トリフロロプロピル基、シアノエチル基等が挙げら
れる。
8〜2.05の正数、a+bは1.9〜2.1の正数で
あり、好ましくは、aは0.001〜0.05の正数、
bは1.9〜2.0の正数、a+bは1.95〜2.0
5の正数である。
ガノポリシロキサンの珪素原子に結合したフェニル基が
珪素原子に結合した全有機基(即ち、上記平均組成式に
おけるR1とR2との合計)中5〜30モル%であること
が必要である。珪素原子に結合したフェニル基の珪素原
子に結合した全有機基(平均組成式におけるR1とR2と
の合計)中のモル%が上がることにより、硬化したゴム
の耐熱性は向上するが、ロール表面層の液状付加硬化型
ジメチルシリコーンゴム層との接着性が乏しくなる。よ
って、珪素原子に結合したフェニル基は、珪素原子に結
合した全有機基(平均組成式におけるR1とR2との合
計)中5〜30モル%であり、好ましくは10〜30モ
ル%である。
の重合度は、特に限定されないが、10〜3,000が
好ましく、特に50〜2,000が好ましい。重合度が
10未満では、硬化して得られたシリコーンゴムの物理
的強度が不十分となるおそれがあり、また3,000を
超えると、未硬化状態における取り扱いが困難となる場
合がある。
ーンゴム組成物に使用される(b)成分のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンは、(a)成分と反応し、架
橋剤として作用するものであり、その分子構造に特に制
限はなく、従来製造されている、例えば線状、環状、分
岐状構造等各種のものが使用可能であるが、1分子中に
少なくとも2個、好ましくは2〜200個、より好まし
くは3〜100個の珪素原子に直接結合した水素原子
(即ち、SiH基)を含むものとする必要がある。
キサンは、下記平均組成式(II)で示されるものが好
ましい。 RcHdSiO(4-c-d)/2 (II) 上記式(II)中、Rは炭素数1〜10の非置換又は置
換の一価炭化水素基であり、このRとしては、上記式
(I)中のR2と同様の基を挙げることができる。ま
た、cは0.7〜2.1、dは0.001〜1.0で、
かつc+dは0.8〜3.0を満足する正数であり、好
ましくはcは1.0〜2.0、dは0.01〜1.0、
c+dは1.5〜2.5である。
個以上含有されるSiH基は、分子鎖末端、分子鎖途中
のいずれに位置していてもよく、またこの両方に位置す
るものであってもよい。また、このオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐
状、三次元網状構造のいずれであってもよいが、1分子
中の珪素原子の数(又は重合度)は、通常2〜300
個、好ましくは4〜150個程度の室温(25℃)で液
状のものが望ましい。
シロキサンとして具体的には、例えば、1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン、メチルハイドロジェンシ
クロポリシロキサン、メチルハイドロジェンシロキサン
・ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチル
シロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、
両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・
メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメ
チルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキ
サン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジ
メチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共
重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイド
ロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、
両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェン
シロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサ
ン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基
封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキ
サン・ジフェニルシロキサン共重合体、(CH3)2HS
iO1/2単位と(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/ 2単
位とからなる共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位と
SiO4/2単位とからなる共重合体、(CH3)2HSi
O1/2単位とSiO4/2単位と(C6H5)3SiO1/2単位
とからなる共重合体などが挙げられる。
ンポリシロキサンは、公知の製造方法によって得ること
が可能である。一般的な製造方法を挙げると、例えばオ
クタメチルシクロテトラシロキサン及び/又はテトラメ
チルシクロテトラシロキサンと末端基となりうるヘキサ
メチルジシロキサン或いは1,1’−ジハイドロ−2,
2’,3,3’−テトラメチルジシロキサン単位を含む
化合物とを硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸、メタ
ンスルホン酸等の触媒の存在下に−10〜+40℃程度
の温度で平衡化させることによって容易に得ることがで
きる。
含まれるアルケニル基1個に対して珪素原子結合水素原
子(即ち、SiH基)が0.1〜3.0当量となる量で
あり、好ましくは0.5〜2.0当量の範囲とされる。
0.1当量より少ない場合は、架橋密度が低くなりすぎ
硬化したシリコーンゴムの耐熱性に悪影響を与える。ま
た、3.0当量より多い場合には脱水素反応による発泡
の問題が生じ、更に耐熱性に悪影響を与える。
ーンゴム組成物に使用される(c)成分の白金族金属触
媒は、前記した(a)成分と(b)成分との硬化付加反
応(ハイドロサイレーション)を促進させるための触媒
として使用されるものであり、公知のものを用いること
ができるが、白金もしくは白金化合物を用いることが好
ましい。白金化合物としては、白金黒、塩化第2白金、
塩化白金酸、塩化白金酸と1価アルコールとの反応物、
塩化白金酸とオレフィン、アルデヒド、ビニルシロキサ
ン又はアセチレンアルコール類との錯体、白金ビスアセ
トアセテート等が挙げられる。
望する硬化速度に応じて適宜増減すればよいが、通常は
(a)成分100重量部に対して白金量で0.1〜1,
000ppm、好ましくは1〜200ppmの範囲とす
ればよい。
ーンゴム組成物は、必要に応じて上記以外の成分を配合
することができる。他の任意成分としては、充填剤、耐
熱性向上剤、反応制御剤等が挙げられる。
ル系シリコーンゴム組成物に所定の硬度及び引張強さな
どの物理的強度を付与するものである。充填剤として
は、シリコーンゴム組成物に通常使用されるものでよ
い。具体的には、例えばヒュームドシリカ、結晶性シリ
カ、沈降性シリカ、疎水化処理したシリカなどのシリカ
系充填剤が挙げられ、これらは1種単独でも2種以上の
組み合わせでもよい。このような材料の例示としては、
親水性のシリカとしては、Aerosil130,20
0,300(日本アエロジル社、Degussa社
製)、CabosilMS−5,MS−7(Cabot
社製)、RheorosilQS−102,103(徳
山曹達社製)、NipsilLP(日本シリカ製)等が
挙げられる。また疎水性シリカとしては、Aerosi
lR−812,R−812S,R−972,R−974
(Degussa社製)、RheorosilMT−1
0(徳山曹達社製)、NipsilSSシリーズ(日本
シリカ製)等が挙げられ、結晶性シリカとしては、クリ
スタライト、Minusil、Imisil等が挙げら
れる。充填剤の配合量は、(a)成分100重量部に対
して5〜300重量部が好ましく、より好ましくは20
〜200重量部である。
に、RSiO0.5単位とSiO2単位とを必須に含有し、
場合によりR2SiO単位、RSiO1.5単位(Rは前記
したR1又はR2と同じ意味)を含んでもよい、三次元網
状構造のいわゆるシリコーンレジンを、本発明の目的を
損なわない範囲で配合することができる。
ク、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸化鉄(ベンガ
ラ)などを使用することができる。
方法によって、ファーネスブラック、チャネルブラッ
ク、アセチレンブラック、サーマルブラック等に類別し
得るが、硫黄、アミン含量が多いと組成物の付加硬化型
反応に硬化阻害が生じるため、特に、アセチレンブラッ
クが好適に使用される。カーボンブラックの使用量は、
(a)成分100重量部に対して0.2〜15重量部で
あることが好ましく、より好ましくは2〜10重量部で
あり、0.2重量部に満たないと硬度変化に効果が見ら
れない場合があり、15重量部を超えると材料の流動性
が損なわれる場合がある。
O4)、赤色ベンガラ(Fe2O3)が好適に使用され
る。ベンガラの使用量は、(a)成分100重量部に対
して0.2〜30重量部であることが好ましく、より好
ましくは2〜20重量部であり、0.2重量部に満たな
いと硬度変化に効果が見られない場合があり、30重量
部を超えると材料の流動性が損なわれる場合がある。
カーボンと酸化鉄と共に添加することで相乗的に作用
し、硬度変化を抑えることができる。酸化セリウム又は
水酸化セリウムの使用量は、(a)成分100重量部に
対して0.1〜5重量部であることが好ましく、より好
ましくは0.2〜2重量部であり、0.2重量部に満た
ないと硬度変化に効果が見られない場合があり、5重量
部を超えると組成物の硬化反応に異常をきたす場合があ
り、硬化が阻害されるおそれがある。これら成分は、1
種単独で又は2種以上の併用にて各成分を使用すること
ができる。
硬化時間の調整を行う必要がある場合には、反応制御剤
としてビニルシクロテトラシロキサンのようなビニル基
含有オルガノポリシロキサン、トリアリルイソシアヌレ
ート、アルキルマレエート、アセチレンアルコール類及
びそのシラン、シロキサン変性物、ハイドロパーオキサ
イド、テトラメチレンジアミン、ベンゾトリアゾール及
びそれらの混合物からなる群から選ばれる化合物などを
使用しても差し支えない。
ーンゴム組成物の製造方法は、特に制限されず、公知の
方法により製造することができる。本発明組成物を実際
に使用する際には、2成分系として用いることが通常で
あり、使用前に混合撹拌して使用に供される。なお、こ
の際の液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴム組成物
の粘度は、25℃において1〜10,000Pa・s
(パスカル・秒)、特に5〜5,000Pa・sである
ことが好ましい。
リコーンゴム組成物は、定着ロール用として用いられ、
特にロール軸の外周面にフェニル系シリコーンゴム層を
介して、更にジメチルシリコーンゴム層を設けてなる定
着ロールにおいて、このロール軸の外周面のフェニル系
シリコーンゴム層を形成するために有効である。この場
合、かかるフェニル系シリコーンゴム層を形成するため
に、上記液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴム組成
物を硬化する必要があるが、その硬化条件は特に制限さ
れない。一般的には、100〜200℃で10分〜1時
間加熱硬化させ、更に180〜220℃で2〜12時間
ポストキュアすることが好ましい。
系シリコーンゴム組成物は、その硬化物(シリコーンゴ
ム)のゴム物性が、引張り強度1MPa以上、切断時伸
び150%以上であるものが、成型時の脱型によるゴム
破壊を回避できる点や、定着ロールに適用した場合のロ
ール耐久試験時のゴム破壊を防止できる点から好まし
い。
ル軸の外周面に形成されるフェニル系シリコーンゴム層
の厚さは特に制限されないが、0.1〜80mm、特に
0.2〜50mmとすることが好ましい。
芯金は、鉄、アルミニウム、ステンレスなどのいずれの
材質のものでもよい。また、シリコーンゴム層との接着
耐久性を向上させるためにプライマー処理をした金属芯
金を使用してもよい。
化型ジメチルシリコーンゴム組成物は、1分子中に2個
以上のビニル基等のアルケニル基を有するアルケニル基
含有ジメチルポリシロキサンポリマーをベースとし、架
橋剤として1分子中に2個以上のSiH基を有するオル
ガノハイドロジェンポリシロキサン、白金系触媒等の付
加反応触媒を用いたものであれば特に制限はなく、更に
任意成分として、充填剤、耐熱性向上剤、付加反応制御
剤、着色剤などを添加することができる。また、製造方
法においても特に制限はなく、常法により製造し得る。
なお、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴム組成物の
粘度は、25℃において1〜10,000Pa・s(パ
スカル・秒)、特に5〜5,000Pa・sであること
が好ましい。
ム組成物は、上記ロール軸の外周面に形成されたフェニ
ル系シリコーンゴム層を被覆し、ロール表面層を形成す
る。このロール表面層の厚さも適宜選定されるが、1〜
1,000μm、特に10〜500μmとすることが好
ましい。
ンゴムと液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムとの接
着を有利にするために、フェニル系シリコーンゴム層上
にプライマー処理を施してもよい。
上に更にフッ素系コーティング層を形成し、その上にジ
メチルシリコーンゴム層を形成することも可能である。
この際、フッ素系コーティング材料とシリコーンゴムと
の接着を有利にするために、フッ素系コーティング層上
にプライマー処理を施してもよい。
製造することができる。液状付加硬化型フェニル系シリ
コーンゴム組成物の2成分をスタティックミキサーで分
割混合又はダイナミックミキサーでスクリュー回転によ
って混合し、プライマー処理を施した金属芯金が静置さ
れたロール成形金型にその混合物を注入し、加熱硬化さ
せ、金属芯金外周に液状付加硬化型フェニル系シリコー
ンゴムの層を形成し、そのゴム層の上に液状付加硬化型
ジメチルシリコーンゴム組成物を塗布し、高温にて硬化
させ皮膜層を形成させる。
型フェニル系シリコーンゴム組成物の2成分をスタティ
ックミキサーで分割混合又はダイナミックミキサーでス
クリュー回転によって混合し、プライマー処理をした金
属芯金が静置されたロール成形金型にその混合物を注入
し、加熱硬化させ、金属芯金外周に液状付加硬化型フェ
ニル系シリコーンゴムの層を形成し、ロールを脱型す
る。更に、ロールの表面を研磨し、フッ素系コーティン
グ材料をロール表面に塗布し、そのコーティング層の上
に液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムを塗布し、高
温にて硬化させ皮膜層を形成させる方法がある。
た金属芯金が静置されたロール成形金型に、混合された
液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴム組成物を注入
し、圧縮プレス装置にロール成形金型をセットし、加熱
硬化させ、金属芯金外周に液状付加硬化型フェニル系シ
リコーンゴムの層を形成し、ロールを脱型する。更に、
ロールの表面を研磨し、フッ素系コーティング材料をロ
ール表面に塗布し、そのコーティング層の上に液状付加
硬化型ジメチルシリコーンゴムを塗布し、高温にて硬化
させ皮膜層を形成させる方法がある。
荷重下においても、シリコーンゴムのゴム物性の変化が
少なく、フェニル系シリコーンゴムとジメチルシリコー
ンゴムとの接着耐久性に優れたものである。
成物は、定着ロールのシリコーンゴム層として好適なゴ
ム物性の変化が少なく、ロール接着耐久性に優れた特性
を与えるものである。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。なお、下記例でPhはフェニル
基を示す。シリコーンゴムの調製 [調製例1](本発明例) 下記式(1)で表されるα,ω−ビニルジメチルシロキ
シ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(フェニル基含
有量(珪素原子に結合した全有機基に対するフェニル基
の含有量):5.0モル%)100重量部に下記式
(2)で表される常温での粘度が約10センチポイズで
あるハイドロジェンメチルポリシロキサンを3重量部、
反応制御剤として1−エチニル−1−シクロヘキサノー
ル0.1重量部を混合し、白金ビニルシロキサン錯体を
白金原子として50ppm添加し、均一になるまでよく
混合した。これを液状組成物1とした。
シ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(フェニル基含
有量:9.9モル%)100重量部、結晶性シリカ(平
均粒径5μm)35重量部、アエロジルR−972 2
重量部、下記式(4)で表されるオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン3.1重量部、白金触媒(Pt濃度1
%)0.2重量部、反応制御剤として1−エチニル−1
−シクロヘキサノール0.1重量部を混合し、これを液
状組成物2とした。
シ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(フェニル基含
有量:29.8モル%)100重量部に下記式(6)で
表される常温での粘度が約15センチポイズであるハイ
ドロジェンメチルポリシロキサンを3重量部、下記式
(7)で表される環状メチルビニルポリシロキサンを
0.1重量部、反応制御剤として1−エチニル−1−シ
クロヘキサノール0.1重量部を混合し、白金ビニルシ
ロキサン錯体を白金原子として50ppm添加し、均一
になるまでよく混合し、液状組成物3を得た。
シ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(フェニル基含
有量:3.0モル%)100重量部に上記式(2)で表
される常温での粘度が約10センチポイズであるハイド
ロジェンメチルポリシロキサンを3重量部、反応制御剤
として1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.1重
量部を混合し、白金ビニルシロキサン錯体を白金原子と
して50ppm添加し、均一になるまでよく混合した。
これを液状組成物4とした。
シ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(フェニル基含
有量:39.8モル%)100重量部、結晶性シリカ
(平均粒径5μm)35重量部、アエロジルR−972
2重量部、上記式(4)で表されるオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン3.1重量部、白金触媒(Pt濃
度1%)0.2重量部、反応制御剤として1−エチニル
−1−シクロヘキサノール0.1重量部を混合し、これ
を液状組成物5とした。
mのアルミニウムシャフト上に付加反応型液状シリコー
ンゴム用プライマーX−33−173A/B(信越化学
工業(株)製)をスプレー塗布した。このアルミニウム
シャフトをロール成形金型に静置し、そこに液状組成物
1を注入し、150℃で30分加熱硬化し、更に200
℃で4時間ポストキュアした。この硬化物表面に付加反
応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/
Bを刷毛塗りし、120℃で10分加熱し、更に液状付
加硬化型ジメチルシリコーンゴムKE1353A/B
(信越化学工業(株)製)を50μmの厚みにて塗布
し、150℃で30分加熱硬化し、更に200℃で4時
間ポストキュアし、外径26mm×長さ250mmのシ
リコーンゴムロールを作製した。シリコーンゴムロール
の硬度は、デュロメーターAにて25度であった。
ルミニウムシャフト上の表面にポリテトラフルオロエチ
レンのラテックスコーティングを施し、300℃で15
分加熱焼成した。このロールと上記ロールを20kg荷
重、温度230℃の状態にて接触させ、10万回転回し
たところ、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムとフ
ェニル系シリコーンゴムの接着は良好であり、シリコー
ンゴムロールの硬度はデュロメーターAにて27度であ
った。
状組成物2に代えた以外は、実施例1と同様にして、外
径26mm×長さ250mmのシリコーンゴムロールを
作製した。シリコーンゴムロールの硬度はデュロメータ
ーAにて30度であった。
ルミニウムシャフト上の表面にポリテトラフルオロエチ
レンのラテックスコーティングを施し、300℃で15
分加熱焼成した。このロールと上記ロールを20kg荷
重、温度230℃の状態にて接触させ、10万回転回し
たところ、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムとフ
ェニル系シリコーンゴムの接着は良好であり、シリコー
ンゴムロールの硬度はデュロメーターAにて30度であ
った。
状組成物3に代えた以外は、実施例1と同様にして、外
径26mm×長さ250mmのシリコーンゴムロールを
作製した。シリコーンゴムロールの硬度はデュロメータ
ーAにて10度であった。
ルミニウムシャフト上の表面にポリテトラフルオロエチ
レンのラテックスコーティングを施し、300℃で15
分加熱焼成した。このロールと上記ロールを20kg荷
重、温度230℃の状態にて接触させ、10万回転回し
たところ、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムとフ
ェニル系シリコーンゴムの接着は良好であり、シリコー
ンゴムロールの硬度はデュロメーターAにて10度であ
った。
状組成物4に代えた以外は、実施例1と同様にして、外
径26mm×長さ250mmのシリコーンゴムロールを
作製した。シリコーンゴムロールの硬度はデュロメータ
ーAにて15度であった。
ミニウムシャフト上の表面にポリテトラフルオロエチレ
ンのラテックスコーティングを施し、300℃で15分
加熱焼成した。このロールと上記ロールを20kg荷
重、温度230℃の状態にて接触させ、1万回転回した
ところ、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴムとフェ
ニル系シリコーンゴムが剥離し、シリコーンゴムロール
の硬度はデュロメーターAにて35度であった。
状組成物5に代えた以外は、実施例1と同様にして、外
径26mm×長さ250mmのシリコーンゴムロールを
作製した。シリコーンゴムロールの硬度はデュロメータ
ーAにて35度であった。
ルミニウムシャフト上の表面にポリテトラフルオロエチ
レンのラテックスコーティングを施し、300℃で15
分加熱焼成した。このロールと上記ロールを20kg荷
重、温度230℃の状態にて接触させ、5,000回転
回したところ、液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴム
とフェニル系シリコーンゴムが剥離し、シリコーンゴム
ロールの硬度はデュロメーターAにて38度であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロール軸の外周に第1のシリコーンゴム
層を有し、この第1のシリコーンゴム層を覆って液状付
加硬化型ジメチルシリコーンゴム組成物によって形成さ
れる第2のシリコーンゴム層を有する定着ロールにおい
て、上記第1のシリコーンゴム層を形成する定着ロール
用シリコーンゴム組成物であって、このシリコーンゴム
組成物が、(a)下記平均組成式(I) R1 aR2 bSiO(4-a-b)/2 (I) (式中、R1はアルケニル基を表し、R2は互いに同一で
も相異なっていてもよく、脂肪族不飽和結合を有しない
非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、aは0.00
01〜0.1の正数、bは1.8〜2.05の正数、a
+bは1.9〜2.1の正数である。)で示され、1分
子中に少なくとも2個のアルケニル基を有し、かつ珪素
原子に結合したフェニル基を珪素原子に結合した全有機
基中5〜30モル%有するアルケニル基含有ポリオルガ
ノシロキサン 100重量部 (b)1分子中に少なくとも2個の珪素原子と直結した
水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サン (a)成分のアルケニル基に対して珪素原子結合水素原
子が0.1〜3.0となる量 (c)触媒量の白金族金属触媒 を主成分とする液状付加硬化型フェニル系シリコーンゴ
ム組成物であることを特徴とする定着ロール用シリコー
ンゴム組成物。 - 【請求項2】 ロール軸の外周に請求項1記載の定着ロ
ール用シリコーンゴム組成物の硬化物からなる第1のシ
リコーンゴム層が形成され、この第1のシリコーンゴム
層を覆って液状付加硬化型ジメチルシリコーンゴム組成
物の硬化物からなる第2のシリコーンゴム層が形成され
てなることを特徴とする定着ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106857A JP3874072B2 (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロール |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001106857A JP3874072B2 (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304075A true JP2002304075A (ja) | 2002-10-18 |
JP3874072B2 JP3874072B2 (ja) | 2007-01-31 |
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JP (1) | JP3874072B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100415832C (zh) * | 2003-05-07 | 2008-09-03 | 信越化学工业株式会社 | 辊筒用橡胶组合物及使用该组合物的离子导电性橡胶辊筒 |
-
2001
- 2001-04-05 JP JP2001106857A patent/JP3874072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100415832C (zh) * | 2003-05-07 | 2008-09-03 | 信越化学工业株式会社 | 辊筒用橡胶组合物及使用该组合物的离子导电性橡胶辊筒 |
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