JP2002303745A - 光回路およびそのトリミング方法 - Google Patents

光回路およびそのトリミング方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光回路を、トリミングが効率的に行え、高性
能で安価なものにする。 【解決手段】 通常の導波路構造501に付加して、一
部の導波路部分に溝構造502を形成した構造とし、図
中符号503、504の領域に光を照射し、位相を変化
させる。平面基板上への埋めこみ構造の導波路を複数備
える光回路は、屈折率変化量及びその偏波依存性が導波
路毎に固有に調整され、屈折率変化量の偏波依存性をな
くすように調整可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光回路およびその
トリミング方法に関する。より詳しくは、光通信、光交
換、光情報処理等に用いられる、波長合分波素子または
波長フィルタもしくは光スイッチなどの光回路素子を使
用する光回路およびそのトリミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを代表とするデータ通信
の爆発的な増加を背景に、光通信ネットワークが急速に
発展している。中でも、1つのファイバに多くの波長信
号を伝送できる波長多重通信(WDM;wavelength div
ision multiplexing)技術が光通信の大容量化の極めて
大きな原動力となっている。このような、光通信ネット
ワークを支えるために、アレイ導波路回折格子を代表と
する波長合分波素子や波長フィルタへなどの高機能な光
回路への需要が高まっている。光通信ネットワークで必
要とされる多彩な光機能回路を実現する手段にはいくつ
かの手法があるが、PLC(Planar Lightwave Circui
t)と呼ばれる、平面基板上に石英導波路を形成する方
法が、多機能性、量産性と低価格性を兼ね備えた方法と
して広く利用されている。
【0003】石英系ガラス導波路を用いた光回路は、光
通信で利用される光ファイバと同じ材料を用いているた
めに、低損失の光導波路を実現できるという特徴を有し
ている。また、平面基板上に導波路を形成するため、さ
まざまな機能要素を組み合わせることが容易であり、複
雑な光回路を再現性良く作製できる特徴を有している。
これらの技術を利用して作製された、波長合分波をする
素子(AWG;arrayed waveguide grating)や光スイ
ッチなどは、光ネットワークを構築する上ではなくては
ならないものとなっている。
【0004】このようにPLCは優れた機能を持つ光回
路を実現できる技術であるが、従来の技術は、作製歩留
まりの観点から問題を有していた。代表的な波長合分波
器であるAWGを例にとると、透過光波長が設計値と異
なってしまうこと、ならびに透過光の波長特性が偏波依
存性を持つことが問題であった。
【0005】波長多重光通信ネットワークでは、多重化
される光の波長は送信側と受信側ならびに、中継するポ
イントにおいて、一致させる必要がある。このため、使
用される光の波長配置はITU−T(International Te
lecommunication Union-Telecommunication Standardiz
ation Sector)の勧告により厳密に決定されている。し
かしながら、従来の技術においては、AWGを製造した
場合、製造上の原因により、設計値からわずかに異なっ
たものが作製されるという、問題点を有していた。
【0006】また、第2の問題点として、偏波により素
子の透過波長が異なる場合、素子の使用波長において、
偏波依存損失(PDL:Polarization Dependent Los
s)を有した素子ができることが少なくない。これらの
素子は、システムに大きな問題を起こす為、出荷できな
いという問題点を有していた。これらの要因が素子の歩
留まりを下げ、製造コストを上昇させる大きな要因とな
っている。
【0007】従来技術においては、第1の問題点、すな
わち透過波長の問題を解決するために、素子に温度変化
や圧力変化などを加えることにより、波長を調整すると
いう手法が取られている。この方法は、モジュールを製
造する上で構造が複雑となり、小型化に向かないととも
に、継続的な消費電力を必要とするなど問題点を有して
いた。
【0008】また、第2の問題点を解決するためには、
光回路に波長板を挿入するなどの手法が取られている。
これらの手法は、素子の損失の要因となる、作製工程が
複雑になるなどの問題点を有していた。
【0009】また、第3の問題点として、AWG等の光
の干渉を利用した素子においては、作製上導波路の位相
が設計値から異なる場合、素子特性が極めて劣化すると
いう問題があり、高性能の光回路素子を実現する上で問
題となっていた。
【0010】これらの問題を解決し、作製歩留まりを改
善させ、優れた素子特性を実現する上で、製造後にトリ
ミングを施すという手法が、有効であると考えられる。
これらの問題点は、各々の導波路がわずかな作製上の誤
差により、導波路の等価屈折率が設計値と異なることに
起因する。このため、導波路の屈折率を変化させトリミ
ングを行う手段について、活発に研究開発が進められて
いる。
【0011】例えば、『阿部ら、2000年電子情報通
信学会総合大会C−3−75』では、UV(ultraviole
t)光を照射することにより、AWGの中心波長をシフ
トさせ、ITU−Tグリッドと一致させることが報告さ
れている。また、『Yamade,Het al Electronics Letter
s Volume: 31 5,2 March 1995, pp.360-361』では、ヒ
ータを駆動することにより、周波数間隔が10GHzと
極めて小さなAWG波長分波器のクロストークを低減し
分波特性を改善できることが報告されている。また、干
渉型のフィルタ素子(ラティス型フィルタ)において、
COレーザ光を用いることにより、特性を改善できる
ことが『千葉ら、2000年電子情報通信学会総合大会
C−3−84』において報告されている。
【0012】上述したように、さまざまなトリミング手
法が提案ならびに研究されているが、上述の第1〜第3
の要求を同時に満たす条件を見出すことは、理論的には
可能であるが、実用上は困難な課題となっていた。すな
わち、トリミングを行う上では、作製上の誤差を打ち消
すために、導波路の屈折率を変化させることが必要であ
るが、これらの変化量は、導波路の材料や構造パラメー
タなどの物理量により制約を受ける為、所望の屈折率変
化を得ることが困難である。
【0013】この点は、本願発明上の重要な課題である
ので、以下、図3(a)、(b)、図4を用いてより詳
しく説明を行う。なお、説明を簡単にするために、波長
フィルタとして比較的簡単な構造を持つ図1(a)もし
くは図2のマッハ・ツェンダー型の干渉計フィルタ回路
を例として説明を行うが、図1(b)のAWGや図1
(c)の光スイッチなど他の構造についても同様な条件
が必要となる。
【0014】図3(a)は、中心波長の調整方法を示す
図である。これは、第1の問題点、すなわち、透過波長
が設計値と異なる場合の解決方法を示している。このよ
うな場合においては、片方の導波路の屈折率を変化させ
ることで、透過波長の設計値と一致させることができ
る。偏波により透過スペクトルが分離しないように、導
波路の屈折率を変化させる場合には、屈折率変化の偏波
依存性がないこと(ΔnTE≒ΔnTM)が必要であ
る。しかしながら、通常導波路の屈折率を変化させた場
合、屈折率変化量には偏波依存性があるため、その改善
が必要であった。なお、偏波依存性がある場合において
も『Meint K.Smit et.al,"PHASAR-based WDMdevices: P
rinciple,Design and Applications",IEEE J. of Selec
ted Topic in Quantumn Electron.,vol.2, no.2, pp.23
6-250, 1996』にみられるように、二つの領域で偏波依
存性を変えることで、偏波依存性を補償することがで
き、素子特性として、偏波無依存化を図ることができる
ことが知られており、後述する本願発明の実施形態のト
リミング構造も、この手法をより効果的に用いるための
構造となっている。
【0015】図3(b)は、その原理を説明している説
明図である。横軸がTEモードに対する屈折率変化であ
り、縦軸がTMモードに対する屈折率変化量をあらわし
ている。なお、2つの領域を用いて偏波依存性を補償す
る場合においては、二つの領域で屈折率変化の偏波依存
性の割合の差が大きいこと|Δn1TE/Δn1TM|
≫|Δn2TE/Δn2TM|が望ましい。しかしなが
ら、この値は通常導波路の物理的な構造パラメータに依
存するため、二つの領域で大きく変化させることは困難
であり、従来の技術においてトリミングができない原因
となっていた。
【0016】次に、図4は、透過特性の偏波依存性の調
整方法を示す図である。これは、第2の問題点、すなわ
ち、透過波長が偏波により異なる場合の解決方法を示し
ている。この場合においては、偏波により屈折率変化の
差が大きいこと(ΔnTE≫ΔnTMもしくはΔnTE
≪ΔnTM)であることが望ましい。この場合において
も、屈折率変化の偏波依存性(Δn1TE/Δn1T
M)が調整できることが望ましい。
【0017】これらの二つの解決方法を組み合わせるこ
とによって、どのような素子であっても、偏波依存性と
透過波長を所望の値に設定することが可能となる。
【0018】第3の問題点を解決するには、上記の第1
および第2の問題点を解決するとともに、位相調整量を
多数の導波路に対して、厳密に制御できることが必要と
なる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のような光回路で
は、光回路の光照射によるトリミング技術が、導波路の
構造上、屈折率変化量および屈折率変化の偏波依存性の
制約がある。このため、実際上トリミングが困難である
という解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0020】そこで、本発明は上記の課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、屈折率変化量
の自由度の高い構造により、トリミングが効率的に行
え、高性能で安価な光回路素子を使用する光回路および
そのトリミング方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、光回路であって、
光信号を伝送するための導波路と、該導波路の近傍に形
成した、光照射による前記導波路の屈折率の変化量及び
該屈折率の変化量の偏波依存性を調整する溝構造とを備
えたことを特徴とする。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光回路において、前記導波路を複数備え、前記屈折率
の変化量及び前記偏波依存性は、前記導波路毎に固有に
調整されることを特徴とする。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の光回路において、前記屈折率変化量の偏波依存
性をなくすように調整したことを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項1、2又
は3に記載の光回路において、前記導波路は、埋めこみ
構造であることを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の発明は、光信号を伝送す
るための導波路を用いた光回路のトリミング方法であっ
て、光信号を伝送するための導波路を用いた光回路のト
リミング方法であって、光照射による前記導波路の屈折
率の変化量及び該屈折率の変化量の偏波依存性を調整す
る溝構造を、前記導波路の一部分の近傍に形成し、前記
導波路に光を照射して屈折率を変化させることを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
機能を有する箇所には同一の符号を付している。
【0027】本実施形態は、導波路の近傍に溝構造を形
成することによって、導波路の光照射時の屈折率変化や
屈折率変化の偏波依存性が、溝構造を形成しない場合と
比べて、大きく変化でき、また、導波路と溝の距離なら
びに深さを最適化することにより、屈折率変化量を偏波
無依存化できることが新規な特徴となる。
【0028】図5(a)、(b)、(c)は、光回路に
適用されるべき本実施形態の位相トリミング構造を示し
た図である。図5(a)は位相トリミング構造を示した
図である。図5(b)は位相トリミング構造のA−A´
断面図である。図5(c)は位相トリミング構造のB−
B´断面図である。通常の導波路構造に付加して、一部
の導波路部分に溝構造を形成した構造となっている。図
中符号503、504は光を照射し、位相を変化させる
領域を示している。
【0029】従来の導波路の位相トリミングでは、屈折
率変化の偏波依存性(Δn1TE/Δn1TM)を大き
く変化させることが出来なかったのに対して、溝構造を
形成することにより、溝構造のない条件と比較して、光
照射時の導波路屈折率変化の偏波依存性を大きく変化さ
せることができる。この結果、溝構造を形成することに
より、位相トリミングが簡易に行えるようにした。ま
た、導波路と溝の距離、ならびに深さを最適化すること
により、屈折率変化量の偏波依存性をなくすことがで
き、より簡易にトリミングが行えるようにした。
【0030】図6(a)、(b)、(c)は、本実施形
態の位相トリミング構造付き光回路の一例を示した図で
ある。図6(a)は位相トリミング構造を適用したマッ
ハ・ツェンダー型の干渉計フィルタ回路図である。図6
(b)は位相トリミング構造を適用したAWGの図であ
る。図6(c)は位相トリミング構造を適用した光スイ
ッチの図である。本実施形態は干渉系を含む光回路に適
用することにより大きな効果を発揮する。例えばAW
G、マッハ・ツェンダーフィルタ、方向性結合器型フィ
ルタ、ラティス型フィルタ、グレーティングなどの干渉
型フィルタ、または、マッハ・ツェンダー型の干渉型光
スイッチ、方向性結合器型の光スイッチ、マッハ・ツェ
ンダー型の光アッテネータ、などの干渉系を含む多くの
光回路に適用が可能であり、光回路の全てもしくは一部
の導波路に本構造を適用すれば良い。
【0031】例として、図6(a)のマッハ・ツェンダ
ー干渉計フィルター、図6(b)のアレイ導波路格子
(AWG)、図6(c)の光スイッチに、本実施形態の
位相トリミング構造を適用した場合を示す。図中符号6
01−1〜601−5,602−1と602−2が溝を
形成した部分を示している。溝構造を用いることによ
り、これらの光回路の特性を簡易に調整できるようにし
ている。図中でパラメータを変えた溝構造602−1と
602−2を配置しているのは、溝の幅や深さにより屈
折率変化量の偏波依存性などが変化するためである。こ
のため、溝の幅を変えたり、導波路と溝の距離を変えた
複数の溝構造を光回路中の各々の導波路に配置すること
が実用上有効である。
【0032】構造上、溝構造は光回路の直線導波路部分
に適用することが望ましいが、曲げ導波路部分に適用す
ることも可能である。
【0033】なお、本発明において、照射する光として
は、UV光やCOレーザ光またはビームなどが考えら
れ、その効果は特定の波長に限定されるものではない。
【0034】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、AWG、マッハ・ツェンダー型の干渉型波長合分波
器もしくはフィルタ等において、必要とされる位相トリ
ミングを効率的に行うことが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
信号を伝送するための導波路を用いた光回路のトリミン
グ方法であって、光照射による導波路の屈折率変化量及
びその屈折率変化量の偏波依存性を調整する溝構造を、
導波路の一部分の近傍に形成し、その導波路に光を照射
して屈折率を変化させる。
【0036】このため、本発明の光回路の位相トリミン
グ構造を用いることで、簡易なトリミング方法で、特性
の極めて高く、歩留まりの良い波長合分波器、波長フィ
ルタもしくは光スイッチ等の光回路を実現できる。よっ
て、波長多重通信システムに必要な、高機能な光回路を
安価に、歩留まりよく実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光回路の一例を示す図で、(a)はマッハ・ツ
ェンダー型の干渉計フィルタ回路、(b)はAWG、
(c)は光スイッチを示す図である。
【図2】マッハ・ツェンダー干渉計フィルタ回路の図で
ある。
【図3】中心波長の調整と偏波依存性の補償の説明図
で、(a)は中心波長の調整方法、(b)は2つの領域
を用いて偏波依存性を補償する方法を示す図である。
【図4】透過特性の偏波依存性の調整方法を示す図であ
る。
【図5】光回路に適用されるべき本実施形態の位相トリ
ミングの基本構造を示した図で、(a)は位相トリミン
グ構造、(b)は(a)のA−A´断面図、(c)は
(a)のB−B´断面図である。
【図6】本発明の実施形態の位相トリミング構造付き光
回路の一例を示す図で、(a)はマッハ・ツェンダー型
の干渉計フィルタ回路、(b)はAWG、(c)は光ス
イッチを示す図である。
【符号の説明】
101−1〜101−9 導波路 102−1、102−2 光結合器 201 光を照射し、位相をトリミングする領域1 202 光を照射し、位相をトリミングする領域2 301 調整前の透過波長 302 調整後の透過波長 303 偏波無依存の屈折率変化の条件 304 領域1の屈折率変化 305 領域2の屈折率変化 401 TEモードに対する透過特性 402 TMモードに対する透過特性 403 調整後の透過特性 501 導波路 502 溝構造 503 光を照射し、位相をトリミングする領域1 504 光を照射し、位相をトリミングする領域2 601−1〜601−5 溝構造 602−1、602−2 パラメータを変えた溝構造
フロントページの続き (72)発明者 日比野 善典 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA12 LA00 PA11 RA00 TA11 TA42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を伝送するための導波路と、該導
    波路の近傍に形成した、光照射による前記導波路の屈折
    率の変化量及び該屈折率の変化量の偏波依存性を調整す
    る溝構造とを備えたことを特徴とする光回路。
  2. 【請求項2】 前記導波路を複数備え、前記屈折率の変
    化量及び前記偏波依存性は、前記導波路毎に固有に調整
    されることを特徴とする請求項1に記載の光回路。
  3. 【請求項3】 前記屈折率の変化量の偏波依存性をなく
    すように調整したことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の光回路。
  4. 【請求項4】 前記導波路は、埋めこみ構造であること
    を特徴とする請求項1、2又は3に記載の光回路。
  5. 【請求項5】 光信号を伝送するための導波路を用いた
    光回路のトリミング方法であって、光照射による前記導
    波路の屈折率の変化量及び該屈折率の変化量の偏波依存
    性を調整する溝構造を、前記導波路の一部分の近傍に形
    成し、前記導波路に光を照射して屈折率を変化させるこ
    とを特徴とする光回路のトリミング方法。
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