JP2002303388A - 配管継手 - Google Patents

配管継手

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JP2002303388A
JP2002303388A JP2001106568A JP2001106568A JP2002303388A JP 2002303388 A JP2002303388 A JP 2002303388A JP 2001106568 A JP2001106568 A JP 2001106568A JP 2001106568 A JP2001106568 A JP 2001106568A JP 2002303388 A JP2002303388 A JP 2002303388A
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
inner cylinder
pipe joint
outer cylinder
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001106568A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Suzuki
洋介 鈴木
Keisuke Hiraide
啓介 平出
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】流体の封止性の優れた配管継手を提供する。 【解決手段】筒状をなし、端部に外方に広がる第1フラ
ンジ1aを有する外筒1と、筒状をなし、外筒1内に摺
動可能に挿入され得る内筒2とを備えている。内筒2の
外周面を軸方向で移動可能な環状のリング3を有し、内
筒2は外方に広がって外筒1の内周面と摺接しつつリン
グ3と当接する第2フランジ2aを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配管継手に関する。
この配管継手は給水管又は排水管の継手に供して好適で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、排水管の継手
に供される配管継手が知られている。この配管継手は、
筒状をなす外筒91と、筒状をなし、外筒91内に摺動
可能に挿入され得る内筒92とを備えている。また、こ
の配管継手は、内筒92の外周面を摺接可能な環状の袋
ナット93と、袋ナット93内に収納されたパッキン9
4とを備えている。外筒91の端部には外方に広がる第
1フランジ91aが固着されており、第1フランジ91
aの外周面には雄ネジ91bが形成されている。また、
袋ナット93内には雄ネジ91bと螺合可能な雌ネジ9
3aが形成されている。なお、外筒91内には内筒92
の先端面と当接する当接面91cをもつ小径部が設けら
れている。
【0003】この配管継手により外筒91と内筒92と
を接続する場合、まず外筒91内に内筒92を摺動させ
て挿入する。この際、内筒92の先端面が当接面91c
に当接し、内筒92の過剰な挿入が防止される。そし
て、パッキン94とともに袋ナット93を第1フランジ
91aに螺合させる。この際、パッキン94は、袋ナッ
ト93と第1フランジ91aとの間で押しつぶされ、第
1フランジ91bと袋ナット93との間を封止するとと
もに、外筒91に対する内筒92の軸方向の移動を阻止
する。こうして、この配管継手により、外筒91と内筒
92とを水密状態で比較的容易に接続することが可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の配
管継手では、押しつぶされたパッキン94の弾性力に起
因する内筒92との摩擦力のみにより外筒91に対する
内筒92の軸方向の移動を阻止することとしていたた
め、内部を流通する流体の圧力や外筒91又は内筒92
の外的な引っ張り力等により内筒92が外筒91に対し
て移動してしまう場合があり、ひいては内筒92が外筒
91から抜け出てしまうおそれがある。このような場
合、流体の封止性が懸念されることとなる。つまり、流
体が水であれば、回りに水漏れを生じることとなる。
【0005】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、流体の封止性の優れた配管継手を提供
することを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配管継手は、筒
状をなし、端部に外方に広がる第1フランジを有する外
筒と、筒状をなし、該外筒内に摺動可能に挿入され得る
内筒と、該第1フランジと該内筒とを固定する固定手段
とを備えた配管継手において、
【0007】前記固定手段は前記内筒の外周面を軸方向
で移動可能な環状のリングを有し、該内筒は外方に広が
って前記外筒の内周面と摺接しつつ該リングと当接する
第2フランジを有することを特徴とする。
【0008】本発明の配管継手により外筒と内筒とを接
続する場合、まず外筒内に内筒を摺動させて挿入する。
そして、固定手段により第1フランジと内筒とを固定す
る。こうして、この配管継手により、外筒と内筒とを接
続することが可能となる。
【0009】ここで、本発明の配管継手では、内筒が外
筒に対して軸方向に移動しようとする場合、内筒の第2
フランジが外筒の内周面と摺接しつつ固定手段のリング
と当接するため、その移動は第2フランジがリングに当
接するまで許容され、第2フランジとリングとが当接し
た後は第2フランジ及びリングの剛性により確実に阻止
される。
【0010】したがって、本発明の配管継手によれば、
ある程度の軸方向の移動を許容しつつ、優れた封止性を
発揮する。
【0011】固定手段のリングは内筒の外周面を軸方向
で移動可能である。リングは内筒の外周面と摺接しても
よいし、内筒の外周面に雄ネジを形成し、リングの内周
面に雌ネジを形成し、両者を螺合させてもよい。
【0012】リングは外方に広がって第1フランジと対
面可能な第3フランジを有し、第1フランジと第3フラ
ンジとは当接した状態で挟持されるようになっているこ
とが好ましい。こうであれば、クリップ等により簡易に
外筒と内筒とを固定することができ、操作性が向上す
る。
【0013】第1フランジの外周面に雄ネジを形成し、
リングにその雄ネジと螺合する雌ネジを形成することも
できる。こうであれば、リングを回転するだけで簡易に
外筒と内筒とを固定することができ、クリップ等を用い
て固定する場合に比して操作性を劣るものの、操作性が
向上する。
【0014】内筒は第2フランジより先端側に外方に広
がって外筒の内周面と摺接する第4フランジを有し、第
2フランジと第4フランジとの間には外筒と内筒とを封
止するOリングが収納されていることが好ましい。こう
であれば、外筒と内筒とを封止状態で接続することが可
能となる。
【0015】外筒内には内筒の先端面と当接する当接面
が設けられていることが好ましい。こうであれば、外筒
内に内筒を摺動させて挿入する際、内筒の先端面が当接
面に当接し、内筒の過剰な挿入が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。
【0017】実施形態の配管継手は、図1に示すよう
に、筒状をなす外筒1と、筒状をなし、外筒1内に摺動
可能に挿入され得る内筒2と、内筒2の外周面を摺接可
能な環状のリング3とを備えている。
【0018】図2に示すように、外筒1の端部には外方
に広がる第1フランジ1aが形成されており、リング3
の外筒1側の端部にも外方に広がって第1フランジ1a
と対面可能な第3フランジ3aが形成されている。ま
た、内筒2の端部には外方に広がって外筒1の内周面と
摺接する第2フランジ2aが形成され、第2フランジ2
aよりさらに先端側に外方に広がって外筒1の内周面と
摺接する第4フランジ2bが形成され、第2フランジ2
aと第4フランジ2bとの間にはOリング4が収納され
ている。内筒2の先端面である第4フランジ2bの外縁
には面取り2cが形成されている。さらに、外筒1には
内筒2の先端面と当接する当接面1bをもつ小径部1c
が設けられている。
【0019】この配管継手は図3に示すクリップ5によ
り接続される。このクリップ5はSUS材の帯板に穴あ
け加工及び曲げ加工を施したものであり、平坦な平坦部
5aと、この平坦部5aの両側からやや立ち上がった後
に円弧状をなす円弧部5b、5cと、各円弧部5b、5
cの端部で互いに遠ざかる方向に広がる開き部5d、5
eとからなる。両円弧部5b、5cには第1フランジ1
aと第3フランジ3aとを合わせた厚みを幅とするスリ
ット5f、5gが貫設されている。リング3及びクリッ
プ5が固定手段である。
【0020】この配管継手により外筒1と内筒2とを接
続する場合、図2に示すように、まず外筒1内に内筒2
を摺動させて挿入する。この際、第4フランジ2bの外
縁に面取り2cが形成されているため、内筒2を外筒1
内に挿入しやすくなっている。また、内筒2の先端面が
当接面1cに当接し、内筒2の過剰な挿入が防止され
る。そして、リング3を内筒2の外周面で摺接させ、外
筒1の第1フランジ1aとリング3の第3フランジ3a
とを対面させる。この状態で、図3に示すクリップ5に
より第1フランジ1aと第3フランジ3aとを挟持す
る。こうして、この配管継手では、外筒1と内筒2とを
簡易に接続することが可能となる。また、さらに、この
配管継手では、外筒1と内筒2とをOリング4により封
止し、外筒1と内筒2との水密性も確保している。
【0021】なお、外筒1は、図4に示すキャビネット
トイレのフロントキャビネット21内に位置するトラッ
プ本体6の一端に接続され、図1に示すように、トラッ
プ本体6の他端は接続管7の一端に接続され、接続管7
の他端は洗面鉢8の排水口との間にパッキン9を介して
口金10と螺合されている。トラップ本体6の下端には
トラップアンダー部材11が接続され、トラップアンダ
ー部材11の下端にはキャップ12が螺合されている。
外筒1とトラップ本体6の一端との間、トラップ本体6
の他端と接続管7の一端との間及びトラップ本体6の下
端とトラップアンダー部材11との間も図3に示すクリ
ップ5により挟持されている。また、内筒2は、図4に
示すように、キャビネットトイレのカウンタ22内に延
在する軟質PVC製フレキシブルホース13に接続さ
れ、フレキシブルホース13は、図5に示すように、リ
アキャビネット23内に固定されたエルボ14に接続さ
れている。また、エルボ14には軟質PVC製フレキシ
ブルホース15が接続され、フレキシブルホース15は
上記内筒2及び外筒1をもつ配管継手を介し、洗浄タン
ク30aをもつ水洗式便器30の排水ソケット30bと
接続されている。
【0022】ここで、内部を流通する水の圧力やフレキ
シブルホース13、15の撓みによる外筒1又は内筒2
の外的な引っ張り力等に起因し、内筒2が外筒1に対し
て軸方向に移動しようとする場合がある。しかし、この
配管継手では、図2に示すように、内筒2の第2フラン
ジ2aが外筒1の内周面と摺接しつつリング3と当接す
るため、その移動は第2フランジ2aがリング3の先端
面に当接するまで許容され、フレキシブルホース13、
15の撓み等を吸収することが可能となっている。そし
て、その移動は、第2フランジ2aとリング3の先端面
とが当接した後は第2フランジ2a及びリング3の剛性
により確実に阻止される。
【0023】したがって、この配管継手によれば、内筒
2と外筒1とのある程度の軸方向の相対的な移動を許容
しつつ、内筒2が外筒1から抜け出てしまうおそれがな
いため、優れた封止性を発揮することができる。このた
め、この配管継手によれば、水漏れの懸念を生じない。
【0024】また、この配管継手では、リング3が第3
フランジ3aを有し、外筒1の第1フランジ1aと第3
フランジ3aとをクリップ5により簡易に挟持している
ため、図4及び図5に示すキャビネットトイレのカウン
タ23又はリアキャビネット23内であっても、外筒1
と内筒2とを簡易に接続することが可能であり、優れた
操作性を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の配管継手の断面図である。
【図2】実施形態の配管継手の要部断面図である。
【図3】実施形態の配管継手に用いるクリップの斜視図
である。
【図4】実施形態の配管継手による適用例を示す一部破
断側面図である。
【図5】実施形態の配管継手による適用例を示す一部破
断正面図である。
【図6】従来の配管継手の要部断面図である。
【符号の説明】
1a…第1フランジ 1…外筒 2…内筒 3、5…固定手段(3…リング、5…クリップ) 2a…第2フランジ 3a…第3フランジ 2b…第4フランジ 4…Oリング 1b…当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D039 CB01 CB02 CD01 3H016 CA04 3H104 JA08 JB02 JC09 JD01 LF16 LG02 LG22 MA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状をなし、端部に外方に広がる第1フラ
    ンジを有する外筒と、筒状をなし、該外筒内に摺動可能
    に挿入され得る内筒と、該第1フランジと該内筒とを固
    定する固定手段とを備えた配管継手において、 前記固定手段は前記内筒の外周面を軸方向で移動可能な
    環状のリングを有し、該内筒は外方に広がって前記外筒
    の内周面と摺接しつつ該リングと当接する第2フランジ
    を有することを特徴とする配管継手。
  2. 【請求項2】リングは外方に広がって第1フランジと対
    面可能な第3フランジを有し、該第1フランジと該第3
    フランジとは対面した状態で挟持されるようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載の配管継手。
  3. 【請求項3】内筒は第2フランジより先端側に外方に広
    がって外筒の内周面と摺接する第4フランジを有し、該
    第2フランジと該第4フランジとの間には該外筒と該内
    筒とを封止するOリングが収納されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の配管継手。
  4. 【請求項4】外筒内には内筒の先端面と当接する当接面
    が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の配管継手。
JP2001106568A 2001-04-05 2001-04-05 配管継手 Pending JP2002303388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306204C (zh) * 2004-11-02 2007-03-21 廖仲力 不锈钢活塞式管道温度补偿器
CN106870863A (zh) * 2011-08-22 2017-06-20 维克托里克公司 膨胀接头

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Effective date: 20060221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718