JP2002303276A - 容量可変型圧縮機の制御装置 - Google Patents

容量可変型圧縮機の制御装置

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JP2002303276A
JP2002303276A JP2002024446A JP2002024446A JP2002303276A JP 2002303276 A JP2002303276 A JP 2002303276A JP 2002024446 A JP2002024446 A JP 2002024446A JP 2002024446 A JP2002024446 A JP 2002024446A JP 2002303276 A JP2002303276 A JP 2002303276A
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Japan
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pressure
refrigerant
compressor
variable displacement
displacement compressor
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JP2002024446A
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English (en)
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Masakazu Murase
正和 村瀬
Hisaya Yokomachi
尚也 横町
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容量可変型圧縮機の耐久性を向上させることが
可能な制御装置を提供すること。 【解決手段】制御コンピュータ70は、容量可変型圧縮
機が最小吐出容量状態において、発熱状態検出手段76
〜77から提供される情報が圧縮機の発熱状態の悪化を
示す場合には、容量可変型圧縮機を最小吐出容量状態か
ら離脱させる保護制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用空調
装置の冷媒循環回路(冷凍サイクル)を構成する容量可
変型圧縮機の吐出容量を制御するための制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の圧縮機としては、車両のエンジ
ンとの間の動力伝達経路上にクラッチ機構を備えないク
ラッチレスタイプが存在する。このクラッチレス圧縮機
としては一般的に容量可変型が用いられている。このク
ラッチレス圧縮機は、クランク室の圧力を変更すること
で吐出容量を変更可能であるとともに、冷房不要(エア
コンスイッチオフ等)に対しては吐出容量を最小化して
対応する。
【0003】前記クラッチレス圧縮機においては、冷房
不要時のエンジンの負荷を軽減するために、最小吐出容
量がゼロ近くに設定されている。従って、最小吐出容量
時には冷媒循環回路の冷媒流量が少なくなり、冷媒とと
もに圧縮機へ帰還する潤滑油の量が少なくなってしま
う。このため、従来においては、圧縮機の吐出容量が最
小化されると、外部冷媒回路を経由した冷媒循環が停止
されるとともに、吐出室→クランク室→吸入室→圧縮室
→(吐出室)を経由する内部冷媒循環回路が形成される
ようになっている。よって、この内部冷媒循環回路を冷
媒とともに潤滑油が循環されることとなり、各摺動部分
の潤滑状態が良好に維持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、冬場や夜間
等においては、空調装置をオンオフするエアコンスイッ
チのオフ状態、つまりクラッチレス圧縮機の最小吐出容
量状態(内部冷媒循環)が長時間続くことがある。圧縮
機の内部冷媒循環が長時間続くと、この循環冷媒及び潤
滑油の温度が内部での熱篭りにより過大に上昇して、圧
縮機の構成部品が熱的に厳しくなる問題があった。
【0005】特に冷媒として二酸化炭素を用いた場合に
は、冷媒圧力がフロン冷媒を用いた場合よりも遥かに高
くなる。従って、最小吐出容量状態において圧縮機内部
の温度がフロン冷媒の場合よりも過大に上昇しがちであ
る。
【0006】本発明の目的は、容量可変型圧縮機の耐久
性を向上させることが可能な制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、クランク圧制御手段と、発熱状態
検出手段と、保護制御手段とを備えている。クランク圧
制御手段は、クランク室の圧力を変更可能である。発熱
状態検出手段は、容量可変型圧縮機の発熱状態を表わす
物理量及び/又は同圧縮機の発熱状態に影響を与える物
理量を検出する。保護制御手段は、容量可変型圧縮機が
最小吐出容量状態において、発熱状態検出手段からの検
出情報が発熱状態の悪化を示す場合には、容量可変型圧
縮機の最小吐出容量状態からの離脱をクランク圧制御手
段に指令する。
【0008】この構成においては、最小吐出容量状態に
ある容量可変型圧縮機の発熱状態が、悪化された及び/
又は悪化されようとする場合には、圧縮機を最小吐出容
量状態から離脱させる(保護制御)。従って、外部冷媒
回路を経由した冷媒循環が開始されて、内部に保持して
いた高温な冷媒及び潤滑油の外部への排出、及び外部冷
媒回路からの比較的低温な冷媒及び潤滑油の導入が行わ
れる。その結果、圧縮機内部の熱篭りが防止され、同圧
縮機の構成部品を熱的に厳しい状況から解放することが
できる。よって、圧縮機の耐久性の向上を図ることがで
き、フロン冷媒よりも遥かに高圧となる二酸化炭素を冷
媒として採用することも容易となる。
【0009】請求項2の発明は請求項1において、前記
クランク圧制御手段は、容量可変型圧縮機のクランク室
と冷媒循環回路(冷凍サイクル)の吐出圧力領域とを接
続する給気通路、又はクランク室と冷媒循環回路の吸入
圧力領域とを接続する抽気通路の開度を調節可能な制御
弁を備えている。制御弁は、感圧機構と設定差圧変更手
段とを備えている。感圧機構は、冷媒循環回路に設定さ
れた二つの圧力監視点間の圧力差を検出可能であって、
この二つの圧力監視点間の圧力差の変動に基づいて感圧
部材が変位することで、同圧力差の変動を打ち消す側に
容量可変型圧縮機の吐出容量が変更されるように弁体を
動作させる。設定差圧変更手段は、感圧部材に付与する
力を外部からの制御によって変更することで、感圧部材
による弁体の位置決め動作の基準となる設定差圧を変更
可能である。
【0010】この構成においては、前記二点間差圧には
冷媒循環回路の冷媒流量が反映されているため、外部か
ら設定差圧変更手段を制御することは、冷媒流量を直接
的に制御することに他ならない。従って、保護制御時に
おいて、圧縮機内部の冷却に必要な量の冷媒流量を確実
に実現することができ、この冷却動作を効率良く行い得
る。
【0011】請求項3の発明は請求項1又は2におい
て、前記発熱状態検出手段は、駆動軸の回転速度又はそ
れと相関を有する物理量を検出する回転速度センサを備
えている。前記保護制御手段は、回転速度センサからの
回転速度情報が基準回転速度以上の場合に、容量可変型
圧縮機の最小吐出容量状態からの離脱をクランク圧制御
手段に指令する。
【0012】この構成においては、圧縮機の発熱状態に
影響を与える因子である駆動軸の回転速度を把握するこ
とで、発熱状態の悪化を予測して先手を打った保護制御
の介入が可能となる。
【0013】請求項4の発明は請求項3において、前記
保護制御手段は、基準回転速度以上の状態が所定時間以
上継続された場合に、容量可変型圧縮機の最小吐出容量
状態からの離脱を指令することを特徴としている。
【0014】この構成においては、例えば、短時間だけ
駆動軸の回転速度が基準回転速度以上となるような、圧
縮機の発熱状態にほとんど悪影響を与えない状況での保
護制御の介入を排除することができる。
【0015】請求項5の発明は請求項1〜4のいずれか
において、前記発熱状態検出手段は、容量可変型圧縮機
内部の冷媒温度及び/又はそれと相関を有する物理量を
検出する冷媒温度センサを備えている。前記保護制御手
段は、冷媒温度センサからの冷媒温度情報が基準冷媒温
度以上の場合に、容量可変型圧縮機の最小吐出容量状態
からの離脱をクランク圧制御手段に指令する。
【0016】この構成においては、圧縮機の発熱状態を
直接的に把握することとなり、的確な保護制御の介入を
行い得る。請求項6の発明は請求項1〜5のいずれかに
おいて、前記容量可変型圧縮機は車両用空調装置に用い
られ、同圧縮機の外部駆動源としては車両の走行駆動源
が利用されていることを特徴としている。
【0017】この構成においては、走行駆動源によって
駆動軸が回転駆動される。請求項7の発明は請求項6に
おいて、前記容量可変型圧縮機の駆動軸は、走行駆動源
に対してクラッチ機構を介することなく直結されている
ことを特徴としている。
【0018】この構成においては、走行駆動源の稼動時
には駆動軸が常時回転駆動される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、車両用空調装置
が備える容量可変型斜板式圧縮機の制御装置において具
体化した一実施形態について説明する。
【0020】(容量可変型斜板式圧縮機)図1に示すよ
うに容量可変型斜板式圧縮機(以下単に圧縮機とする)
は、シリンダブロック1と、その前端に接合固定された
フロントハウジング2と、シリンダブロック1の後端に
弁形成体3を介して接合固定されたリヤハウジング4と
を備えている。
【0021】前記シリンダブロック1とフロントハウジ
ング2とで囲まれた領域には、斜板収容室であるクラン
ク室5が区画されている。同クランク室5内には駆動軸
6が回転可能に配設されている。同駆動軸6は、外部駆
動源としての車両の走行駆動源であるエンジンEに、電
磁クラッチ等のクラッチ機構を介することなく直結され
ている。従って、駆動軸6は、エンジンEの稼動時にお
いては、同エンジンEによって常時回転駆動される。
【0022】このように、本実施形態の圧縮機において
は、エンジンEとの間の動力伝達経路上に高価かつ重量
物である電磁クラッチを備えないことで安価提供及び軽
量化が可能であるし、電磁クラッチのオンオフショック
を伴わないためドライバビリティの悪化を防止すること
ができる。
【0023】前記クランク室5において駆動軸6上に
は、ラグプレート11が一体回転可能に固定されてい
る。クランク室5内にはカムプレートとしての斜板12
が収容されている。斜板12は、駆動軸6にスライド移
動可能でかつ傾動可能に支持されている。ヒンジ機構1
3は、ラグプレート11と斜板12との間に介在されて
いる。従って、斜板12は、ヒンジ機構13を介したラ
グプレート11との間でのヒンジ連結、及び駆動軸6の
支持により、ラグプレート11及び駆動軸6と同期回転
可能であるとともに、駆動軸6の軸線方向へのスライド
移動を伴いながら駆動軸6に対し傾動可能となってい
る。
【0024】複数(図面には一つのみ示す)のシリンダ
ボア1aは、前記シリンダブロック1において駆動軸6
を取り囲むようにして貫設形成されている。片頭型のピ
ストン20は、各シリンダボア1aに往復動可能に収容
されている。シリンダボア1aの前後開口は、弁形成体
3及びピストン20によって閉塞されており、このシリ
ンダボア1a内にはピストン20の往復動に応じて体積
変化する圧縮室29が区画されている。各ピストン20
は、シュー19を介して斜板12の外周部に係留されて
いる。従って、駆動軸6の回転にともなう斜板12の回
転運動が、シュー19を介してピストン20の往復直線
運動に変換される。
【0025】前記弁形成体3とリヤハウジング4との間
には、吸入室21及び吐出室22がそれぞれ区画形成さ
れている。そして、吸入室21の冷媒ガスは、各ピスト
ン20の上死点位置から下死点側への移動により、弁形
成体3に形成された吸入ポート23及び吸入弁24を介
して圧縮室29に吸入される。圧縮室29に吸入された
冷媒ガスは、ピストン20の下死点位置から上死点側へ
の移動により所定の圧力にまで圧縮され、弁形成体3に
形成された吐出ポート25及び吐出弁26を介して吐出
室22に吐出される。
【0026】(クランク圧制御手段)前記クランク室5
の圧力(クランク圧Pc)を制御するためのクランク圧
制御手段は、図1に示す圧縮機ハウジング内に設けられ
た抽気通路27、及び給気通路28並びに制御弁CVに
よって構成されている。抽気通路27はクランク室5と
吸入圧力(Ps)領域である吸入室21とを接続する。
給気通路28は吐出圧力(Pd)領域である吐出室22
とクランク室5とを接続し、その途中には制御弁CVが
配設されている。
【0027】そして、前記制御弁CVの開度を調節する
ことで、給気通路28を介したクランク室5への高圧な
吐出ガスの導入量と抽気通路27を介したクランク室5
からのガス導出量とのバランスが制御され、クランク圧
Pcが決定される。クランク圧Pcの変更に応じて、ピ
ストン20を介してのクランク圧Pcと圧縮室29の内
圧との差が変更され、斜板12の傾斜角度が変更される
結果、ピストン20のストロークすなわち吐出容量が調
節される。なお、制御弁CVがその開度を小さくすれば
圧縮機の吐出容量は増大し、逆に開度を大きくすれば吐
出容量は減少されることとなる。
【0028】(冷媒循環回路)図1に示すように、車両
用空調装置の冷媒循環回路(冷凍サイクル)は、上述し
た圧縮機と外部冷媒回路30とから構成されるととも
に、冷媒としては二酸化炭素が用いられている。外部冷
媒回路30は、凝縮器31、膨張弁32及び蒸発器33
を備えている。
【0029】遮断弁69は、圧縮機の吐出室22と外部
冷媒回路30の凝縮器31との間の冷媒通路上に配設さ
れている。同遮断弁69は、吐出室22側の圧力が所定
値よりも低くなると冷媒通路を遮断して、外部冷媒回路
30を経由する冷媒の循環を停止させる。同遮断弁69
は、その前後の圧力差を機械的に検知して動作する差圧
弁タイプであってもよいし、吐出圧力センサ(図示しな
い)の検出値に応じて後述する制御コンピュータ70に
より給電制御される電磁弁タイプであってもよい。ま
た、同遮断弁69は、斜板12の最小傾斜角度に機械的
に連動して冷媒通路を遮断するタイプであってもよい。
【0030】第1圧力監視点P1は吐出室22内に設定
されている。第2圧力監視点P2は、第1圧力監視点P
1から凝縮器31側(下流側)へ所定距離だけ離れた冷
媒通路の途中(遮断弁69よりも吐出室22寄り)に設
定されている。同冷媒通路において両圧力監視点P1,
P2間には固定絞り68が配設されている。
【0031】(制御弁)図2に示すように、前記制御弁
CVのバルブハウジング45内には、弁室46、連通路
47及び感圧室48が区画されている。弁室46及び連
通路47内には、作動ロッド40が軸方向(図面では垂
直方向)に移動可能に配設されている。弁室46及び連
通路47は作動ロッド40の配置次第で連通可能とな
る。これに対して連通路47と感圧室48とは、同連通
路47に挿入された作動ロッド40の上端部によって遮
断されている。
【0032】前記弁室46は、給気通路28の上流部を
介して吐出室22と連通されている。連通路47は、給
気通路28の下流部を介してクランク室5に連通されて
いる。弁室46及び連通路47は給気通路28の一部を
構成する。
【0033】前記弁室46内には、作動ロッド40の中
間部に形成された弁体部43が配置されている。弁室4
6と連通路47との境界に位置する段差は弁座53をな
しており、連通路47は一種の弁孔をなしている。そし
て、作動ロッド40が図2の位置(最下動位置)から弁
体部43が弁座53に着座する最上動位置へ上動する
と、連通路47が遮断される。つまり作動ロッド40の
弁体部43は、給気通路28の開度を任意調節可能な弁
体として機能する。
【0034】前記感圧室48内には、ベローズよりなる
感圧部材54が収容配置されている。同感圧部材54の
上端部はバルブハウジング45に固定されている。従っ
て、感圧室48内は、有底円筒状をなす感圧部材54に
よって、同感圧部材54の内空間である第1圧力室55
と、同感圧部材54の外空間である第2圧力室56とに
区画されている。感圧部材54の下端部には作動ロッド
40の上端部が嵌入されている。
【0035】前記第1圧力室55は、第1検圧通路37
を介して第1圧力監視点P1である吐出室22と連通さ
れている。また、第2圧力室56は、第2検圧通路38
を介して第2圧力監視点P2と連通されている。つま
り、第1圧力室55には第1圧力監視点P1の監視圧力
PdHが導かれ、第2圧力室56には第2圧力監視点P
2の監視圧力PdLが導かれている。前記感圧室48、
感圧部材54、第1及び第2圧力室55,56等によっ
て感圧機構が構成されている。
【0036】前記バルブハウジング45の下方側には、
設定差圧変更手段としてのソレノイド部60が配設され
ている。同ソレノイド部60は、バルブハウジング45
の最下方にソレノイド室63を備えている。同ソレノイ
ド室63内には、上部に固定鉄心62が固定配置される
とともに、同固定鉄心62の下方側には可動鉄心64が
上下方向へ移動可能に収容されている。固定鉄心62に
は、作動ロッド40の下端側が摺動可能に挿通支持され
ている。作動ロッド40の下端部は、ソレノイド室63
内において可動鉄心64に嵌合固定されている。ソレノ
イド室63において固定鉄心62と可動鉄心64との間
には、弁体付勢バネ66が収容されている。同弁体付勢
バネ66は、可動鉄心64を介して作動ロッド40(弁
体部43)を図面下方に向けて付勢する。
【0037】前記固定鉄心62及び可動鉄心64の周囲
には、これら鉄心62,64を跨ぐ範囲にコイル67が
巻回されている。このコイル67には、外部情報検出手
段72からの外部情報に応じた制御コンピュータ70の
指令に基づき、駆動回路71から駆動信号が供給され
る。同コイル67は、その電力供給量に応じた大きさの
電磁吸引力(電磁付勢力)を可動鉄心64と固定鉄心6
2との間に発生させる。同コイル67への通電制御は印
加電圧を調整することでなされ、この印加電圧の調整に
はPWM(パルス幅変調)制御が採用されている。
【0038】前記外部情報検出手段72は、空調装置の
オンオフスイッチであるエアコンスイッチ73、車室の
温度を設定するための温度設定器74、車室の温度を検
出するための車室温度センサ75、外気温度を検出する
ための外気温度センサ76、圧縮機のハウジング1,
2,4の温度を検出するためのハウジング温度センサ7
7、圧縮内部を流通される流体(冷媒及び潤滑油)の温
度を検出するための冷媒温度センサ78、及び、駆動軸
6の回転速度と一義的な関係にあるエンジンEの出力軸
の回転速度を検出するための回転速度センサ79からな
っている。
【0039】本実施形態においては、前記制御コンピュ
ータ70が保護制御手段をなすとともに、前記外部情報
検出手段72において、外気温度センサ76、ハウジン
グ温度センサ77、冷媒温度センサ78及び回転速度セ
ンサ79が発熱状態検出手段をなしている。
【0040】圧縮機内部の冷媒温度が上昇すればハウジ
ング温度も上昇し、逆に冷媒温度が低下すればハウジン
グ温度も低下する。つまり、ハウジング温度は圧縮機内
部の冷媒温度と相関を有する物理量であり、共に圧縮機
の発熱状態を表わす物理量である。従って、ハウジング
温度センサ77は、もう一つの冷媒温度センサとして捉
えることもできる。また、外気温度或いはエンジンE
(駆動軸6)の回転速度が上昇すれば圧縮機内部の冷媒
温度も上昇し、逆に外気温度或いはエンジンEの回転速
度が低下すれば冷媒温度も低下する。つまり、外気温度
及びエンジンEの回転速度は、圧縮機内部の冷媒温度つ
まり圧縮機の発熱状態に影響を与える物理量である。
【0041】(制御弁の動作特性)前記制御弁CVにお
いては、次のようにして作動ロッド40の配置位置つま
り弁開度が決まる。
【0042】まず、図2に示すように、コイル67への
通電がない場合(デューティ比=0%)は、作動ロッド
40の配置には、感圧部材54自身が有するバネ性(以
下ベローズバネ54と呼ぶ)に基づく下向き付勢力、及
び弁体付勢バネ66の下向き付勢力の作用が支配的とな
る。従って、作動ロッド40は最下動位置に配置され、
弁体部43は連通路47を全開とする。従って、クラン
ク圧Pcは、その時おかれた状況下において取り得る最
大値となり、同クランク圧Pcと圧縮室29の内圧との
ピストン20を介した差は大きくて、斜板12は傾斜角
度を最小として圧縮機の吐出容量は最小となっている。
【0043】前記制御コンピュータ70は、エアコンス
イッチ73がオフ状態の場合や、同スイッチ73がオン
状態であっても冷房負荷が無い(例えば車室温度が設定
温度よりも遥かに低い)場合には、コイル67への通電
デューティ比を0%として圧縮機の吐出容量を最小化す
る。圧縮機の吐出容量が最小では、遮断弁69において
吐出室22側の圧力が所定値よりも低くなり、よって同
遮断弁69が閉じられて、外部冷媒回路30を経由した
冷媒の循環が停止される。また、斜板12の最小傾斜角
度はゼロではないため、圧縮機の吐出容量が最小化され
ても、吸入室21から圧縮室29への冷媒ガスの吸入、
吸入冷媒ガスの圧縮、及び圧縮室29から吐出室22へ
の冷媒ガスの吐出は行われる。
【0044】従って、前記圧縮機の内部には、吐出室2
2→給気通路28→クランク室5→抽気通路27→吸入
室21→圧縮室29→(吐出室22)よりなる循環回路
が形成され、同内部循環回路を冷媒とともに潤滑油が循
環される。このため、外部冷媒回路30からの潤滑油を
含む冷媒の帰還がなくとも、各摺動部分(例えば斜板1
2とシュー19との間)の潤滑は良好に維持される。
【0045】なお、前記「斜板12の最小傾斜角度がゼ
ロではない」旨の記載は、あくまで斜板12の傾斜角度
が安定化した状態について述べているものである。つま
り、圧縮機の吐出容量が最小へ移行する過渡状態におい
ては、圧縮機の構造上、斜板12の傾斜角度がゼロ或い
は駆動軸6に対する傾斜方向が反転する現象が生じるこ
ともある。
【0046】次に、エアコンスイッチ73のオン状態に
て冷房負荷が生じる等して、前記制御弁CVのコイル6
7に対しデューティ比可変範囲の最小デューティ比(>
0%)の通電がなされると、上向きの電磁付勢力がベロ
ーズバネ54及び弁体付勢バネ66による下向き付勢力
を凌駕し、作動ロッド40が上動を開始する。この状態
では、弁体付勢バネ66の下向きの付勢力によって減勢
された上向き電磁付勢力が、ベローズバネ54の下向き
付勢力によって加勢された二点間差圧ΔPdに基づく下
向き押圧力に対抗する。そして、これら上下付勢力が均
衡する位置に作動ロッド40の弁体部43が弁座53に
対して位置決めされて、圧縮機の吐出容量が調節され
る。
【0047】つまり、前記制御弁CVは、コイル67へ
の通電デューティ比によって決定された二点間差圧ΔP
dの制御目標(設定差圧)を維持するように、この二点
間差圧ΔPdの変動に応じて内部自律的に作動ロッド4
0を位置決めする構成となっている。また、この設定差
圧は、コイル67への通電デューティ比を調節すること
で外部から変更可能となっている。
【0048】(本実施形態の特徴点)前述したように前
記制御コンピュータ70は、エアコンスイッチ73がオ
フ又は冷房負荷が無い等の場合には、通常は、制御弁C
Vのコイル67への通電デューティ比を0%とする。従
って、圧縮機は、吐出容量が最小で内部冷媒循環が行わ
れることとなる。このような状況において制御コンピュ
ータ70は、図3のフローチャートに示す演算処理を行
う。
【0049】すなわち、ステップ(以下単にSとする)
101において、発熱状態検出手段76〜79からの検
出情報に基づいて、圧縮機の発熱状態Nが悪化状態(N
≧Nst)にあるか否かを判定する。圧縮機の発熱状態
が悪化状態にあるとは、外気温度が予め設定された基準
外気温度以上であること、ハウジング温度が予め設定さ
れた基準ハウジング温度以上であること、冷媒温度が予
め設定された基準冷媒温度以上であること、エンジンE
の回転速度が予め設定された基準回転速度以上でかつこ
の状態が所定時間以上継続された状態にあることの少な
くとも一つが満たされる状態を指す。
【0050】前記S101判定がNoであるなら、S1
02処理においてコイル67への通電デューティ比が、
エアコンスイッチ73のオフ又は冷房負荷無し等に応じ
た0%に維持される。つまり、圧縮機の最小吐出容量状
態が維持され、内部冷媒循環が継続される。
【0051】逆に、前記S101判定がYesであるな
ら、S103処理においてコイル67への通電デューテ
ィ比が、エアコンスイッチ73のオフ或いは冷房負荷無
し等を無視して、0%からデューティ比可変範囲の例え
ば中間付近の値に変更される(保護制御)。従って、圧
縮機が最小吐出容量状態から離脱され、外部冷媒回路3
0を経由した冷媒循環が開始されて、内部に保持してい
た高温な冷媒及び潤滑油の外部への排出、及び外部冷媒
回路30からの比較的低温な冷媒及び潤滑油の導入が行
われる。よって、圧縮機内部での熱篭り状態が解消さ
れ、同圧縮機の構成部品を熱的に厳しい状況から解放す
ることができる。また、圧縮機の吐出容量の増大によ
り、同圧縮機内部を流通する潤滑油量の増大も期待で
き、各摺動部分の潤滑も良好となる。
【0052】本実施形態においては次のような効果を奏
する。 (1)最小吐出容量状態にある圧縮機の発熱状態が悪化
された場合には、同圧縮機を最小吐出容量状態から離脱
させるようにした。従って、上述したように、圧縮機の
構成部品を熱的に厳しい状況から解放することができる
し、各摺動部分の潤滑も良好となる。よって、圧縮機の
耐久性の向上を図ることができ、フロン冷媒よりも遥か
に高圧となる二酸化炭素を冷媒として採用することも容
易となる。
【0053】(2)制御弁CVは、コイル67への通電
デューティ比によって決定された二点間差圧ΔPdの制
御目標を維持するように、この二点間差圧ΔPdの変動
に応じて内部自律的に作動ロッド40を位置決めする構
成となっている。また、この設定差圧は、コイル67へ
の通電デューティ比を調節することで外部から変更可能
となっている。この二点間差圧ΔPdには冷媒循環回路
の冷媒流量が反映されているため、コイル67への通電
デューティ比を調節することは、冷媒流量を直接的に制
御することに他ならない。従って、保護制御において制
御弁CVを所定のデューティ比で駆動すれば、圧縮機内
部の冷却に必要な量の冷媒流量を確実に実現することが
でき、この冷却動作を効率良く行い得る。
【0054】(3)制御コンピュータ70は、圧縮機の
発熱状態を判定するにあたり、外気温度及びエンジンE
の回転速度を参照している。このように、圧縮機の発熱
状態に影響を与える因子である外気温度及びエンジンE
の回転速度を把握することで、この発熱状態の悪化を予
測して先手を打った保護制御の介入が可能となる。これ
は、圧縮機の耐久性のさらなる向上につながる。
【0055】(4)制御コンピュータ70は、エンジン
Eの基準回転速度以上での運転が所定時間以上継続され
た場合に保護制御を行う。従って、例えば、車両の加速
時のように、エンジンEの回転速度が短時間だけ基準回
転速度を上回るような、発熱状態にほとんど悪影響を与
えない状況での保護制御の介入を避けることができ、こ
の保護制御(圧縮機の負荷トルクが増大する)がエンジ
ンEの制御つまり車両の走行に悪影響を与えることを極
力抑制することが可能となる。
【0056】(5)制御コンピュータ70は、圧縮機の
発熱状態を判定するにあたり、ハウジング温度及び冷媒
温度を参照している。このように、圧縮機の発熱状態を
直接的に把握することで、保護制御を的確に介入させる
ことが可能となる。
【0057】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で
以下の態様でも実施できる。 ・上記実施形態においては、外気温度が予め設定された
基準外気温度以上であること、ハウジング温度が予め設
定された基準ハウジング温度以上であること、冷媒温度
が予め設定された基準冷媒温度以上であること、エンジ
ンEの回転速度が予め設定された基準回転速度以上でか
つこの状態が所定時間以上継続された状態にあることの
一つでも満たされたなら保護制御が介入されることとな
っていた。これを変更し、これら条件のうちの少なくと
も二つ又は三つ或いは四つが満たされた場合にのみ、保
護制御が介入されるように構成すること。
【0058】・保護制御時において制御弁CVを駆動す
るデューティ比を、発熱状態の悪化の度合いに応じて変
更すること。例えば、エンジンEの回転速度が高いほ
ど、制御弁CVを駆動するデューティ比を増大させて、
外部循環する冷媒流量を増大させること。
【0059】・図1において「別例」として示すよう
に、第1圧力監視点P1を蒸発器33と吸入室21とを
含む両者の間の吸入圧力領域(図面においては冷媒通路
の途中)に設定するとともに、第2圧力監視点P2を同
じ吸入圧力領域において第1圧力監視点P1の下流側
(図面においては吸入室21内)に設定すること。
【0060】・例えば、第1圧力監視点P1を吐出室2
2と凝縮器31とを含む両者の間の吐出圧力領域に設定
するとともに、第2圧力監視点P2をクランク室5に設
定すること。つまり、圧力監視点は、上記実施形態のよ
うに、冷媒循環回路の主回路である冷凍サイクル(外部
冷媒回路30(蒸発器33)→吸入室21→圧縮室29
→吐出室22→外部冷媒回路30(凝縮器31))へ設
定すること、さらに詳述すれば冷凍サイクルの高圧領域
及び/又は低圧領域に設定することに限定されるもので
はなく、冷媒循環回路の副回路として位置付けられる、
容量制御用の冷媒回路(給気通路28→クランク室5→
抽気通路27)を構成する、中間圧領域としてのクラン
ク室5に設定しても良い。
【0061】・制御弁CVの感圧構造を、吸入圧力Ps
又はクランク圧Pc或いは吐出圧力Pdのいずれかの絶
対値により動作される構成とすること。例えば、上記実
施形態において圧力監視点をP1のみとし、第2圧力室
56を真空とするか或いは大気に開放すること。
【0062】・制御弁CVを、給気通路28ではなく抽
気通路27の開度調節によりクランク圧Pcを調節す
る、所謂抜き側制御弁としても良い。 ・ワッブル式の容量可変型圧縮機の制御装置において具
体化すること。
【0063】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載する。 (1)前記二つの圧力監視点は、冷媒循環回路の吐出圧
力領域にそれぞれ設定されている請求項2に記載の制御
弁。
【0064】(2)前記二つの圧力監視点は、冷媒循環
回路の吸入圧力領域にそれぞれ設定されている請求項2
に記載の制御弁。 (3)前記二つの圧力監視点は、一つが冷媒循環回路の
吐出圧力領域に設定されているとともに、もう一つが冷
媒循環回路の中間圧領域に設定されている請求項2に記
載の制御弁。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、圧
縮機の耐久性の向上を図ることができ、フロン冷媒より
も遥かに高圧となる二酸化炭素を冷媒として採用するこ
とも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容量可変型斜板式圧縮機の断面図。
【図2】 制御弁の断面図。
【図3】 制御コンピュータによる処理を説明するフロ
ーチャート。
【符号の説明】
5…クランク室、6…駆動軸、21…吸入室、22…吐
出室、27…クランク圧制御手段を構成する抽気通路、
28…同じく給気通路、29…圧縮室、30…外部冷媒
回路、70…保護制御手段としての制御コンピュータ、
76…発熱状態検出手段を構成する外気温度センサ、7
7…同じくハウジング温度センサ、78…同じく冷媒温
度センサ、79…同じく回転速度センサ、E…外部駆動
源としてのエンジン、CV…クランク圧制御手段を構成
する制御弁。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA04 AA12 AA27 BA02 BA14 BA31 BA43 CA01 CA11 CA24 DA25 DA43 DA47 EA04 EA13 EA14 EA16 EA17 EA26 EA38 EA42 3H076 AA06 BB03 BB26 BB28 BB32 BB43 CC12 CC16 CC20 CC28 CC31 CC46 CC84 CC85

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部駆動源によって駆動軸が回転駆動さ
    れることで二酸化炭素よりなる冷媒の圧縮を行なうとと
    もに、クランク室の圧力を調節することで吐出容量を変
    更可能であって、最小吐出容量状態では外部冷媒回路を
    経由した冷媒循環が停止されるとともに、吐出室からク
    ランク室及び吸入室を経由して圧縮室に至る内部冷媒循
    環回路が形成される構成の容量可変型圧縮機を制御する
    ための制御装置において、 前記クランク室の圧力を変更可能なクランク圧制御手段
    と、 前記容量可変型圧縮機の発熱状態を表わす物理量及び/
    又は同圧縮機の発熱状態に影響を与える物理量を検出す
    る発熱状態検出手段と、 前記容量可変型圧縮機が最小吐出容量状態において、発
    熱状態検出手段からの検出情報が発熱状態の悪化を示す
    場合には、容量可変型圧縮機の最小吐出容量状態からの
    離脱をクランク圧制御手段に指令する保護制御手段とを
    備えた制御装置。
  2. 【請求項2】 前記クランク圧制御手段は、容量可変型
    圧縮機のクランク室と冷媒循環回路の吐出圧力領域とを
    接続する給気通路、又はクランク室と冷媒循環回路の吸
    入圧力領域とを接続する抽気通路の開度を調節可能な制
    御弁を備え、 前記制御弁は、 前記冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点間の圧
    力差を検出可能であって、この二つの圧力監視点間の圧
    力差の変動に基づいて感圧部材が変位することで、同圧
    力差の変動を打ち消す側に容量可変型圧縮機の吐出容量
    が変更されるように弁体を動作させる感圧機構と、 前記感圧部材に付与する力を外部からの制御によって変
    更することで、同感圧部材による弁体の位置決め動作の
    基準となる設定差圧を変更可能な設定差圧変更手段とを
    備えている請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱状態検出手段は駆動軸の回転速
    度又はそれと相関を有する物理量を検出する回転速度セ
    ンサを備え、前記保護制御手段は、回転速度センサから
    の回転速度情報が基準回転速度以上の場合に、容量可変
    型圧縮機の最小吐出容量状態からの離脱をクランク圧制
    御手段に指令する請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記保護制御手段は、基準回転速度以上
    の状態が所定時間以上継続された場合に、容量可変型圧
    縮機の最小吐出容量状態からの離脱を指令する請求項3
    に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記発熱状態検出手段は容量可変型圧縮
    機内部の冷媒温度及び/又はそれと相関を有する物理量
    を検出する冷媒温度センサを備え、前記保護制御手段
    は、冷媒温度センサからの冷媒温度情報が基準冷媒温度
    以上の場合に、容量可変型圧縮機の最小吐出容量状態か
    らの離脱をクランク圧制御手段に指令する請求項1〜4
    のいずれかに記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記容量可変型圧縮機は車両用空調装置
    に用いられ、同圧縮機の外部駆動源としては車両の走行
    駆動源が利用されている請求項1〜5のいずれかに記載
    の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記容量可変型圧縮機の駆動軸は、走行
    駆動源に対してクラッチ機構を介することなく直結され
    ている請求項6に記載の制御装置。
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