JP2002303097A - 埋設管の非開削入れ替え工法と管割り具 - Google Patents

埋設管の非開削入れ替え工法と管割り具

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JP2002303097A
JP2002303097A JP2002023618A JP2002023618A JP2002303097A JP 2002303097 A JP2002303097 A JP 2002303097A JP 2002023618 A JP2002023618 A JP 2002023618A JP 2002023618 A JP2002023618 A JP 2002023618A JP 2002303097 A JP2002303097 A JP 2002303097A
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buried
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Hiroyuki Jo
博幸 城
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管壁部分で更新管を保護できるようにしなが
ら、更新管の途中部分に分岐管やバルブなどを接続する
ときに、接続の準備作業の手間を軽減できるようにす
る。 【解決手段】 入れ替え範囲の埋設管Aの一端側から挿
入した管割り具Eを移動させて、埋設管の管周方向の複
数箇所に管長手方向に沿う亀裂G1を一連に入れなが
ら、亀裂で分断された管周方向で複数の管壁部分A1を
管径方向外方側に相対変位させて、管壁部分の内側に更
新管Bを引き込む埋設管の非開削入れ替え工法であっ
て、埋設管に挿入した管割り具を、その移動方向前方部
分を埋設管に対して略一定姿勢に保持しながら移動させ
て亀裂を一連に入れながら、管壁部分を管周方向に沿っ
て破断するに必要な曲げモーメントMが作用するよう
に、管壁部分の管割り具移動方向後端側18を管割り具
の略一定位置で管径方向外方側に変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入れ替え範囲の埋
設管の一端側から挿入した管割り具を他端側に向けて移
動させて、前記管割り具で、前記埋設管の管周方向の複
数箇所に管長手方向に沿う亀裂を一連に入れながら、前
記亀裂で分断された管周方向で複数の管壁部分を管径方
向外方側に相対変位させて、前記管壁部分の内側に更新
管を引き込む埋設管の非開削入れ替え工法と管割り具に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記埋設管の非開削入れ替え工法では、
従来、例えば特開平11−141736号公報に記載さ
れているように、亀裂で分断された管周方向で複数の管
壁部分でその内側の更新管を保護できるようにするため
に、亀裂の終端側で片持ち状に固定されている管壁部分
が周方向に沿って破断しないよう、それらの管壁部分を
弾性限度内で管径方向外方側に相対変位させて、管壁部
分の内側に更新管を引き込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記工法で埋設した更
新管の途中部分に分岐管やバルブなどを接続するとき
は、接続予定箇所にピットを掘削して、更新管の外周面
をピット内に露出させる必要があるが、従来の工法で
は、周方向に沿って破断しないように相対変位させた管
壁部分の内側に更新管を引き込んでいるために、管壁部
分をピット内で切断したり破砕したりして、更新管の外
周面を露出させる必要があり、接続の準備作業に手間が
掛かる欠点がある。
【0004】この欠点を解決するために、例えば、管壁
部分を細かく割りながら管径方向外方側に相対変位させ
て、その細かく割った管壁部分の内側に更新管を引き込
むことが考えられるが、この場合は、管壁部分が細かく
なりすぎて、管壁部分で更新管を保護できなくなるおそ
れがある。
【0005】また、埋設管の途中に、分岐管接続用の管
継手や埋設管どうしを接続する管継手を設けてある場合
のように、外周面に筒状部材を外嵌してある埋設管部分
では、管壁部分の管径方向外方側への相対変位が筒状部
材によって規制されているので、管割り具を移動させる
ことができなくなるおそれがある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、管壁部分で更新管を保護できるようにしなが
ら、更新管の途中部分に分岐管やバルブなどを接続する
ときに、接続の準備作業の手間を軽減できるようにする
ことを目的とする。また、他の目的は、外周面に筒状部
材を外嵌してある埋設管部分でも、管壁部分と筒状部材
とを破断しながら、管割り具を容易に移動させることが
できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、入れ替え範囲の埋設管の一端側から挿入した
管割り具を他端側に向けて移動させて、前記管割り具
で、前記埋設管の管周方向の複数箇所に管長手方向に沿
う亀裂を一連に入れながら、前記亀裂で分断された管周
方向で複数の管壁部分を管径方向外方側に相対変位させ
て、前記管壁部分の内側に更新管を引き込む埋設管の非
開削入れ替え工法であって、前記埋設管に挿入した管割
り具を、その移動方向前方部分を埋設管に対して略一定
姿勢に保持しながら移動させて前記亀裂を一連に入れな
がら、前記管壁部分を管周方向に沿って破断するに必要
な曲げモーメントが作用するように、前記管壁部分の管
割り具移動方向後端側を前記管割り具の略一定位置で管
径方向外方側に変位させる点にある。
【0008】〔作用〕管割り具と埋設管との相対姿勢を
略一定に維持して、埋設管の管周方向に離れた略一定間
隔で亀裂が入るように、埋設管に挿入した管割り具を、
その移動方向前方部分を埋設管に対して略一定姿勢に保
持しながら移動させて、亀裂を一連に入れながら、その
亀裂で分断されて亀裂の終端側で片持ち状に固定されて
いる管壁部分を管周方向に沿って破断するに必要な曲げ
モーメントが、管壁部分の管割り具移動方向後端側から
管割り具移動方向前方側に略一定長さ離れた箇所で作用
するように、管割り具の略一定位置で管壁部分の管割り
具移動方向後端側を管径方向外方側に変位させて、管壁
部分を略一定長さの破断片になるように管周方向に沿っ
て破断させることができる。
【0009】〔効果〕各管壁部分が異なるタイミングや
管長手方向の異なる位置で管周方向に沿って破断される
と、管割り具がその破断箇所に向けて管径方向に振れ動
いて、亀裂を管周方向に離れた略一定間隔で一連に入れ
ることができないおそれがあるが、埋設管の管周方向に
離れた略一定間隔で亀裂が入るように、管割り具を、そ
の移動方向前方部分を埋設管に対して略一定姿勢に保持
して、管割り具と埋設管との相対姿勢を略一定に維持し
ながら移動させるので、管周方向の幅が略一定の管壁部
分を形成しながら、管壁部分の管割り具移動方向後端側
を管割り具の略一定位置で管径方向外方側に変位させて
作用させた曲げモーメントで、その管壁部分を略一定長
さの破断片になるように管周方向に沿って破断して、略
一定の大きさに破断した管壁部分の内側に更新管を引き
込むことができ、更新管を略一定の大きさに破断してあ
る管壁部分で保護できるようにしながら、埋設した更新
管の途中部分に分岐管やバルブなどを接続するときは、
略一定の大きさに破断してある管壁部分を撤去して更新
管の外周面を簡便に露出させることができ、接続の準備
作業の手間を軽減できる。
【0010】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記管
割り具を管周方向に回転しないように移動させる点にあ
る。
【0011】〔作用〕管割り具と埋設管との管周方向で
の相対姿勢を略一定に維持して、埋設管の管周方向の略
一定箇所に沿って亀裂を管軸芯方向と略平行に一連に入
れて、管長手方向に沿う端面が管軸芯方向と略平行で略
一定幅の管壁部分を形成しながら、その管壁部分を管周
方向に沿って破断できる。
【0012】〔効果〕管長手方向に沿う端面が管軸芯方
向と略平行で略一定幅の管壁部分を形成して、その管壁
部分を管周方向に沿って破断できるので、管壁部分を略
一定形状の破断片に破断して、管壁部分を撤去する際の
取り扱いを容易にすることができる。
【0013】請求項3記載の発明の特徴構成は、請求項
1又は2記載の埋設管の非開削入れ替え工法に使用する
管割り具であって、埋設管の内側に入り込んで、管内面
側との接当によってその埋設管に対する姿勢を略一定に
保持する姿勢保持部と、前記姿勢保持部の移動方向後方
側で、埋設管の管周方向の複数箇所に管長手方向に沿う
亀裂を一連に生成可能な亀裂生成部とを一体に設けると
ともに、前記亀裂で分断された管壁部分の内周側に入り
込んで、その管壁部分を管周方向に沿って破断するに必
要な曲げモーメントが作用するように、前記管壁部分の
管割り具移動方向後端側を管径方向外方側に変位させる
拡径部を、前記亀裂生成部に対する一定位置に設け、前
記管壁部分を管周方向に沿って破断した破断片を管径方
向外方側に押し出す押し出し部を設けてある点にある。
【0014】〔作用〕埋設管の内側に入り込んで、管内
面側との接当によってその埋設管に対する姿勢を略一定
に保持する姿勢保持部と、姿勢保持部の移動方向後方側
で、埋設管の管周方向の複数箇所に管長手方向に沿う亀
裂を一連に生成可能な亀裂生成部とを一体に設けてある
ので、各管壁部分が異なるタイミングや管長手方向の異
なる位置で管周方向に沿って破断しても、亀裂生成部と
埋設管との相対姿勢を姿勢保持部で略一定に維持して、
埋設管の管周方向に離れた略一定間隔で亀裂を入れるこ
とができる。
【0015】そして、亀裂で分断された管壁部分の内周
側に入り込んで、その管壁部分を管周方向に沿って破断
するに必要な曲げモーメントが作用するように、管壁部
分の管割り具移動方向後端側を管径方向外方側に変位さ
せる拡径部を、亀裂生成部に対する一定位置に設けてあ
るので、亀裂で分断されて亀裂の終端側で片持ち状に固
定されている管壁部分を、その管壁部分の管割り具移動
方向後端側を管径方向外方側に変位させて作用させた曲
げモーメントで、略一定長さの破断片になるように管周
方向に沿って破断して、略一定の大きさに破断した管壁
部分を押し出し部で管径方向外方側に押し出すことがで
きる。
【0016】〔効果〕亀裂を管周方向に離れた略一定間
隔で一連に入れて、管周方向の幅が略一定の管壁部分を
形成しながら、その管壁部分を略一定長さの破断片にな
るように管周方向に沿って破断して、略一定の大きさの
破断片に破断した管壁部分を管径方向外方側に押し出す
ことができる。
【0017】請求項4記載の発明の特徴構成は、管内面
側に押し付けて前記亀裂を一連に生成可能な管周方向で
複数の刃部を、前記押し出し部で押し出される前記破断
片の外面よりも外方側に突出しないように設けて、前記
亀裂生成部を構成してある点にある。
【0018】〔作用〕管内面側に押し付けた複数の刃部
で、管周方向に離れた略一定間隔で亀裂を生成して、亀
裂で分断された略一定幅の管壁部分を形成できるのであ
るが、それらの刃部を、押し出し部で押し出される破断
片の外面よりも外方側に突出しないように設けてあるの
で、埋設管近くに埋設してある他の構造物にそれらの刃
部が接触しにくい。
【0019】〔効果〕埋設管近くに埋設してある他の構
造物を傷付けるおそれが少ない。
【0020】請求項5記載の発明の特徴構成は、前記姿
勢保持部の外周面を前記埋設管の内周面に略沿う形状に
形成するとともに、前記姿勢保持部の移動方向後方側
に、管内面側に押し付けて前記亀裂を一連に生成可能な
刃部を管周方向で複数設け、前記姿勢保持部を埋設管の
内側に略同芯状に入り込ませた状態で、それらの刃部の
移動方向前方側が管内面側に入り込み、かつ、移動方向
後方側が管外面よりも外方側に突出するように、前記刃
部を設けて前記亀裂生成部を構成し、前記複数の刃部が
周方向で隣り合う箇所に、前記姿勢保持部の外周面より
も凹入していて前記管壁部分の破断片が入り込み可能な
凹入部を、前記姿勢保持部を埋設管の内側に略同芯状に
入り込ませた状態で、その底面が、前記埋設管の内周面
から前記管壁部分の厚さよりも浅く径方向内方側に入り
込むように設けてある点にある。
【0021】〔作用〕姿勢保持部の外周面を埋設管の内
周面に略沿う形状に形成してあるので、亀裂生成部と埋
設管との相対姿勢を互いに同芯状に保持し易く、姿勢保
持部を埋設管の内側に略同芯状に入り込ませた状態で埋
設管に挿入した管割り具を移動させるに伴って、その姿
勢保持部の移動方向後方側に設けた管周方向で複数の刃
部の移動方向前方側が管内面側に入り込んで管内面側に
押し付けられて、管周方向に離れた略一定間隔で管長手
方向に沿う亀裂を一連に生成できる。
【0022】そして、埋設管の途中に分岐管接続用の管
継手や埋設管どうしを接続する管継手などを設けてある
場合のように、外周面に筒状部材を外嵌してある埋設管
部分を移動させる際は、管壁部分の管径方向外方側への
相対変位が筒状部材によって規制されているので、筒状
部材を破断しなければ、管割り具を移動させることがで
きなくなるおそれがあるが、管外面よりも外方側に突出
している移動方向後方側の刃部が筒状部材に対して作用
してその筒状部材を破断できるので、管壁部分を管径方
向外方側へ相対変位させて、その埋設管部分を移動させ
ることができる。
【0023】また、複数の刃部が周方向で隣り合う箇所
に、姿勢保持部の外周面よりも凹入していて管壁部分の
破断片が入り込み可能な凹入部を設けてあるので、外周
面に筒状部材を外嵌してある埋設管部分に沿って管割り
具を移動させる際に、筒状部材の内側の管壁部分をその
周方向中間位置に沿って破断しながら、その破断片を凹
入部に入り込ませることにより、管壁部分の破断片が隣
り合う刃部間に強く咬み込んで、管割り具を移動させる
ことができなくなるような事態を防止できる。
【0024】つまり、図16に例示するように、外周面
に筒状部材Kを外嵌してある埋設管部分Lに沿って管割
り具Eが移動する際には、埋設管Aと筒状部材Kとの各
々に管長手方向に沿う亀裂G1,Nが生成され、埋設管
Aが亀裂G1で分断された管周方向で複数の管壁部分A
1と、筒状部材Kが亀裂Nで分断された筒周方向で複数
の筒壁部分K1とが、図17に例示するように、拡径部
19に沿って管径方向外方側に変位しようとするが、拡
径部19は、管壁部分A1が管径方向外方側に変位する
ように、埋設管Aの内径よりも大きな外径になるように
設けてあるので、管壁部分A1が拡径部19に沿って管
径方向外方側に変位するにつれて、その周方向中間位置
の内面Q1が拡径部19から浮き上がろうとし、一方、
その周方向中間位置の外面Q2は筒壁部分K1で管径方
向内方側に押さえ付けられているので、図18に例示す
るように、管壁部分A1が周方向に破断されるととも
に、その破断片A2の周方向中間位置に沿って亀裂G3
が生じて周方向中間位置に沿って破断される。
【0025】そして、図22に例示するように、管壁部
分A1が周方向中間位置に沿って破断された破断片A2
の、周方向中間位置に沿って生じた亀裂G3側が、凹入
部32に入り込んで、破断片A2による刃部25の挟み
込みが緩和され、管壁部分A1の破断片A2が隣り合う
刃部間に強く咬み込んで、管割り具Eを移動させること
ができなくなるような事態を防止できる。
【0026】また、図10及び図22に例示するよう
に、管壁部分A1の破断片A2が入り込み可能な凹入部
32を、姿勢保持部16を埋設管Aの内側に略同芯状に
入り込ませた状態で、その底面33が、埋設管Aの内周
面から管壁部分A1の厚さTよりも浅く径方向内方側に
入り込むように設けてあるので、管割り具Eを移動させ
るに伴って、破断片A2が管割り具Eとともに移動しよ
うとしても、図19に例示するように、破断片A2の移
動方向前方側の端面が管壁部分A1の移動方向後方側の
端面に接当して、破断片A2を管径方向外方側に向けて
移動させ易くなり、破断片A2が管壁部分A1と管割り
具Eとの間に挟み込まれることによって、管割り具Eを
移動させることができなくなるような事態を防止でき
る。
【0027】〔効果〕外周面に筒状部材を外嵌してある
埋設管部分でも、管壁部分と筒状部材とを破断しなが
ら、管割り具を容易に移動させることができる。
【0028】請求項6記載の発明の特徴構成は、前記姿
勢保持部の外周面を前記埋設管の内周面に略沿う形状に
形成するとともに、前記拡径部の外周面を、その外周面
と前記姿勢保持部の軸芯を含む仮想平面との交線の全て
が直線状で、かつ、その移動方向前方側への延長線が前
記軸芯における同一の位置で交わる形状に形成して、前
記姿勢保持部の移動方向後方側外周面に、前記拡径部の
小径側外周面が前記軸芯方向における一定位置に沿って
環状に接続するように、前記姿勢保持部と前記拡径部と
を同芯状に設け、管内面側に押し付けて前記亀裂を一連
に生成可能な単一の刃部を、前記姿勢保持部の外周面と
前記拡径部の外周面とに亘って、かつ、前記仮想平面に
沿って設けて、前記亀裂生成部を構成してある点にあ
る。
【0029】〔作用〕姿勢保持部の外周面を埋設管の内
周面に略沿う形状に形成するとともに、拡径部の外周面
を、その外周面と姿勢保持部の軸芯を含む仮想平面との
交線の全てが直線状で、かつ、その移動方向前方側への
延長線が前記軸芯における同一の位置で交わる形状に形
成して、姿勢保持部の移動方向後方側外周面に、拡径部
の小径側外周面が前記軸芯方向における一定位置に沿っ
て環状に接続するように、姿勢保持部と拡径部とを同芯
状に設けてあるので、つまり、姿勢保持部の外周面を、
例えば、円筒状に形成してある場合は、拡径部の外周面
を小径側端部が姿勢保持部の外形と略同径の円錐台形状
に形成して、姿勢保持部の移動方向後方側外周面に、拡
径部の小径側外周面が環状に接続するように、姿勢保持
部と拡径部とを同芯状に設けてあるので、姿勢保持部を
埋設管の内側に入り込ませることにより、拡径部の姿勢
を埋設管に対して略同芯状に保持して、その小径側端部
を埋設管の内側に管周方向に沿って略均等に入り込ませ
ることができる。
【0030】そして、管内面側に押し付けて亀裂を一連
に生成可能な単一の刃部を、姿勢保持部の外周面と拡径
部の外周面とに亘って、かつ、姿勢保持部の軸芯を含む
仮想平面に沿って設けて、亀裂生成部を構成してあるの
で、姿勢保持部を埋設管の内側に入り込ませた状態で管
割り具を移動させるに伴って、単一の刃部が埋設管の内
側に入り込んで、管壁の周方向一箇所に沿って亀裂が一
連に生成される。また、管割り具を移動させるに伴っ
て、単一の刃部で亀裂が生成されてC形の断面形状に割
られた状態の管壁部分の内側に、拡径部の小径側端部が
管周方向に沿って略均等に入り込み、C形に割られた管
壁の周方向に沿って引っ張り力が作用して、周方向のい
ずれかの位置に亀裂が発生し、その亀裂の終端側(先端
側)に引っ張り応力が集中して、亀裂が姿勢保持部の移
動に伴って移動方向前方側に進行し、その結果、単一の
刃部で一連に生成された亀裂に加えて、管長手方向に沿
う別の亀裂が一連に生成される。
【0031】〔効果〕単一の刃部を設けて、埋設管の管
周方向の複数箇所に管長手方向に沿う亀裂を一連に生成
できるので、構造の簡略化を図ることができる。
【0032】請求項7記載の発明の特徴構成は、前記姿
勢保持部の外周面を前記埋設管の内周面に略沿う形状に
形成するとともに、管内面側に押し付けて前記亀裂を一
連に生成可能な刃部を、前記姿勢保持部を埋設管の内側
に略同芯状に入り込ませた状態で、移動方向前方側が管
内面側に入り込み、かつ、移動方向後方側が管外面より
も外方側に突出するように、前記姿勢保持部の移動方向
後方側に設けて前記亀裂生成部を構成し、前記刃部の前
記埋設管に作用する先端部分の横断面形状を台形状に形
成し、前記刃部の前記管外面よりも外方側に突出する先
端部分の横断面形状を尖形状に形成してある点にある。
【0033】〔作用〕姿勢保持部の外周面を埋設管の内
周面に略沿う形状に形成してあるので、亀裂生成部と埋
設管との相対姿勢を互いに同芯状に保持し易く、姿勢保
持部を埋設管の内側に略同芯状に入り込ませた状態で埋
設管に挿入した管割り具を移動させるに伴って、その姿
勢保持部の移動方向後方側に設けた刃部の移動方向前方
側が管内面側に入り込んで管内面側に押し付けられて、
管周方向に離れた略一定間隔で管長手方向に沿う亀裂を
一連に生成できる。
【0034】そして、埋設管の途中に分岐管接続用の管
継手や埋設管どうしを接続する管継手などを設けてある
場合のように、外周面に筒状部材を外嵌してある埋設管
部分を移動させる際は、管壁部分の管径方向外方側への
相対変位が筒状部材によって規制されているので、筒状
部材を破断しなければ、管割り具を移動させることがで
きなくなるおそれがあるが、管外面よりも外方側に突出
している移動方向後方側の刃部が筒状部材に対して作用
してその筒状部材を破断できるので、管壁部分を管径方
向外方側へ相対変位させて、その埋設管部分を移動させ
ることができる。
【0035】また、刃部の埋設管に作用する先端部分の
横断面形状を台形状に形成し、刃部の管外面よりも外方
側に突出する先端部分、つまり、筒状部材に対して作用
する先端部分の横断面形状を尖形状に形成してあるの
で、更新管の引き込み範囲の略全長に亘って埋設管に作
用する刃部の耐久性を高めながら、外周面に筒状部材を
外嵌してある埋設管部分を移動させる際に、先端部分を
尖形状に形成してある刃部で筒状部材を確実に破断でき
る。
【0036】〔効果〕外周面に筒状部材を外嵌してある
埋設管部分でも、管壁部分と筒状部材とを破断しなが
ら、管割り具を容易に移動させることができる。
【0037】請求項8記載の発明の特徴構成は、前記更
新管を連結可能な連結部と、前記連結部で連結した更新
管と前記押し出し部との間への前記破断片の入り込みを
阻止するカバー部材とを設けてある点にある。 〔作用〕連結部に連結した更新管と押し出し部との間に
破断片が引っ掛かりにくく、管割り具に連結した更新管
の移動抵抗が増大するおそれが少ないとともに、更新管
の外周面を管径方向外方側に押し出した破断片の内側に
沿うように入り込ませ易い。 〔効果〕少ない駆動力で更新管を管割り具と共に移動さ
せながら、更新管の外周面を破断片の内側に沿わせて、
更新管を効果的に保護できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1,図2は、都市ガス供給用のねず
み鋳鉄製円筒状埋設管Aの管周方向の複数箇所に管長手
方向に沿う亀裂G1を一連に入れながら、それらの亀裂
G1で分断された管周方向で複数の管壁部分A1を管径
方向外方側に相対変位させて、管壁部分A1の内側にポ
リエチレン製の都市ガス供給用更新管Bを引き込んで入
れ替える本発明に係る埋設管の非開削入れ替え工法を示
し、図3,図4は更新管Bを牽引して引き込む牽引装置
Cを示し、図5,図6は、その非開削入れ替え工法に使
用する本発明に係る鋼製の管割り具Eを示している。
【0039】上記埋設管の非開削入れ替え工法を説明す
る。図1(イ) に示すように、入れ替え範囲の埋設管A
の両端側を、更新管Bの引き込みを開始する発進ピット
F1と、引き込んだ更新管Bが到達する到達ピットF2
との各別のピット内に露出させて、到達ピットF2内に
突出している埋設管Aの左右両側に土留め材(矢板) 1
をピット周壁2に沿って立設固定し、牽引装置Cを到達
ピットF2内に設置する。
【0040】前記牽引装置Cは、発進ピットF1内に露
出させた埋設管Aの一端側から挿入した管割り具Eを他
端側に向けて牽引するもので、図3に示すように、牽引
用のロッド3を回転しないように押し引き操作する油圧
式の押引機Dと、押引機Dの牽引反力を到達ピットF2
の内側に露出させた埋設管Aの他端側に伝達可能な第1
伝達具4と、牽引反力を到達ピットF2の内面側に伝達
可能な第2伝達具5とを備えている。
【0041】前記第2伝達具5は、形鋼材を略立方体形
状に枠組みした枠体6と、その枠体6を押引機Dに連結
する4本の連結アーム7とを備え、枠体6を土留め材1
の前面に接当するように設置して、連結アーム7で押引
機Dに連結することにより、押引機Dの牽引反力を、連
結アーム7と枠体6とを介して、到達ピットF2の内面
側に伝達できるように構成するとともに、到達ピットF
2の内側であって、押引機Dの牽引方向上手側に、管割
り具Eを略全長に亘って引き出し可能な引き出し空間8
を確保できるように設けてある。
【0042】前記第1伝達具4は、図4に示すように、
埋設管Aの端面に接当して牽引反力を埋設管Aに伝達す
る反力伝達面9と、埋設管Aの外周面に接当して埋設管
Aの左右方向の位置ずれを規制する位置規制面10とを
上下方向に沿って備えた縦長の接当部材11を左右一対
の管接当アーム13に固定し、それらの管接当アーム1
3を、埋設管Aの端面よりも押引機D側の縦軸X周りで
揺動自在に枠体6に支持して、第2伝達具5を到達ピッ
トF2内に引き出し空間8を確保できるよう設置した状
態で、埋設管Aの他端側を管長手方向から受け止め可能
な受け止め位置と、その受け止めを解除して引き出し空
間8に引き出される管割り具Eと干渉しない引退位置と
に亘って揺動移動自在に設けてあり、連結板14に形成
した貫通孔14aを各管接当アーム13に立設したピン
15に嵌合して、受け止め位置に固定できるようにして
ある。
【0043】そして、図3に示したように、第2伝達具
5を、押引機Dの牽引方向上手側に引き出し空間8を確
保できるように設置して、短いロッド3を継ぎ足しなが
ら押引機Dで埋設管A内に押し込んで発進ピットF1ま
で挿通し、図1(ロ) に示すように、埋設管Aの一端側
から発進ピットF1内に突出させた先端ロッド3aの端
部に管割り具Eの先端側を連結し、管割り具Eの後端側
に更新管Bを連結する。
【0044】前記管割り具Eは、図5,図6に示すよう
に、埋設管Aの内側に入り込んで、管内面側との接当に
よってその埋設管Aに対する姿勢を略一定に保持する姿
勢保持部16と、姿勢保持部16の移動方向後方側で、
埋設管Aの管周方向の複数箇所に管長手方向に沿う亀裂
G1を一連に生成可能な亀裂生成部17と、亀裂G1で
分断された管壁部分A1の内周側に入り込んで、その管
壁部分A1を管周方向に沿って破断するに必要な曲げモ
ーメントMが作用するように、管壁部分A1の管割り具
移動方向後端側18を径方向外方側に変位させる拡径部
19と、管壁部分A1を管周方向に沿って破断した破断
片A2を管径方向外方側に押し出す押し出し部20とを
一体に設けて、拡径部19を亀裂生成部17に対する一
定位置に設けてある。
【0045】前記姿勢保持部16は、埋設管Aの内径の
2. 5〜5. 0倍程度の長さで、埋設管Aの内径よりも
やや小さい外径を備えた円筒体21に、その先端部を塞
ぐ塞ぎ板22を溶接固定して、姿勢保持部16の外周面
を埋設管Aの内周面に略沿う円筒形状に形成するととも
に、円筒体21の外周部と管内面との接当によって、埋
設管Aに対する管径方向の相対姿勢を略同芯状の一定姿
勢に保持できるように構成してあり、ロッド3を相対回
転不能に連結固定するロッド固定金具23を塞ぎ板22
に設けてある。
【0046】前記拡径部19は、その外周面を、姿勢保
持部16の軸芯Yを含む仮想平面との交線の全てが直線
状で、かつ、その移動方向前方側への延長線が軸芯Yに
おける同一の位置で交わる形状に形成して、姿勢保持部
16の移動方向後方側外周面に、拡径部19の小径側外
周面が軸芯Y方向における一定位置に沿って環状に接続
するように、姿勢保持部16と同芯状に設けてある。
【0047】つまり、埋設管Aの外径よりも大径の円柱
状の押し出し部20と円筒体21とを同芯状に接続する
接続部材24の外周面を、円筒体21の外周面と押し出
し部20の外周面とを一連に接続するテーパ面26に形
成して、その外周面を小径側端部が姿勢保持部16の外
径と略同径の円錐台形状に形成するとともに、姿勢保持
部16の移動方向後方側外周面に、拡径部19の小径側
外周面が接続するように、姿勢保持部16と拡径部19
とを同芯状に設け、姿勢保持部16を埋設管Aの内側に
入り込ませることにより、拡径部19の姿勢を埋設管A
に対して略同芯状に保持して、その小径側端部を埋設管
Aの内側に管周方向に沿って略均等に入り込ませること
ができるようにしてある。
【0048】前記亀裂生成部17は、管内面側から押し
付けて亀裂G1を一連に生成可能な管周方向で3枚の刃
部25を、周方向に等間隔を隔てて刃先が移動方向後方
側ほど管径方向外方に突出するように設けて構成してあ
り、各刃部25は横断面形状が楔形で、両側面を円筒体
21の筒軸Y方向に沿わせて、円筒体21の外周面とテ
ーパ面26とに亘って、その後端側12が押し出し部2
0で押し出された破断片A2の外面よりも管径方向外方
側に突出しないように固定して、姿勢保持部16を埋設
管Aの内側に略同芯状に入り込ませた状態で、それらの
刃部25の移動方向前方側が管内面側に入り込み、か
つ、移動方向後方側が管外面よりも外方側に突出するよ
うに設けてある。
【0049】前記押し出し部20の内側を接続部材24
の内側に亘って凹入させて、更新管Aを移動方向後端側
に連結可能な連結金具27を備えた連結部28を設け、
更新管Bの内側に締め付け固定した固定金具29をシャ
ックル等で連結金具27に連結するようにしてある。
【0050】また、連結金具27に連結した更新管Bと
押し出し部20との間への破断片A1の入り込みを阻止
する円筒状のカバー部材30を、押し出し部20の後端
側にビスなどで着脱自在に固定して、カバー部材30の
内側に更新管Bの先端部が入り込むように設けてある。
【0051】そして、図2(イ) に示すように、管接当
アーム13の各々を受け止め位置に移動させて連結板1
4で互いに連結し、図1(ハ) に示すように、管割り具
Eを、押引機Dによるロッド3の引き戻し操作で埋設管
Aに挿入するとともに、管割り具Eと埋設管Aとの管周
方向での相対姿勢を略一定に維持できるように、管周方
向に回転させずに到達ピットF2側に向けて牽引し、姿
勢保持部16で移動方向前方部分を埋設管Aに対して略
一定姿勢に保持しながら移動させて、埋設管Aの管周方
向に離れた略一定間隔で管軸芯方向と略平行な亀裂G1
を一連に入れながら、かつ、その亀裂で分断された各管
壁部分A1に入れた管周方向の亀裂G2で管周方向に沿
って破断して、略一定形状の破断片A2に破断しなが
ら、それらの破断片A2を押し出し部20で管径方向外
方側に押し出して、それらの破断片A2の内側に更新管
Bを引き込んでいく。
【0052】つまり、図6に示すように、管壁部分A1
は亀裂G1の終端側で片持ち状に固定されており、管壁
部分A1の管割り具移動方向後端側18をテーパ面26
に沿って径方向外方側に変位させて、その後端側18が
テーパ面26を通過するまでに、後端側18の撓み量h
が、管壁部分A1に管周方向に沿う亀裂G2を入れて管
周方向に沿って破断するに必要な所定量の曲げモーメン
トMが、管壁部分A1の後端側18から管割り具移動方
向前方側に略一定長さ離れた箇所である亀裂G1の終端
近くで作用するだけの撓み量になるように、埋設管Aの
寸法や材質に応じて、テーパ面26の管軸芯方向の長さ
と円筒体21の外周面に対する傾斜角とを設定してあ
る。尚、図6において、斜線ハッチング部分は材料の断
面を示し、点ハッチング部分は材料の破断面を示してい
る。
【0053】そして、管割り具Eが到達ピットF2に接
近して姿勢保持部16の先端側を埋設管Aの他端側から
確認できると、管割り具Eの牽引を一旦停止して、図2
(ロ) に示すように、管接当アーム13どうしを連結し
ている連結板14を外し、第1伝達具4を引退位置に移
動させる。
【0054】次に、図2(ハ) に示すように、押引機D
の牽引反力を第2伝達具5で到達ピットF2の内面側に
伝達してその内面側で受け止めながら、埋設管Aの端部
の破断しきれなかった未破断部分A3とともに管割り具
Eを牽引し、押引機Dの牽引方向上手側の到達ピットF
2の内側に、管割り具Eを未破断部分A3ごと全長に亘
って引き出して、管割り具Eに連結してある更新管Bを
到達ピットF2の内側に引き込むことで、埋設管Aをそ
の全長に亘って更新管Bに更新する。
【0055】〔第2実施形態〕図7は管割り具Eの別実
施形態を示し、姿勢保持部16を特定の埋設管Aの内径
に対応する外径の円筒体21で構成するとともに、その
特定の埋設管Aよりも内径が大きい各種の埋設管Aに応
じた厚みの断面形状が円弧形のスペーサ板31をビスな
どで円筒体21の外周面に着脱自在に固定できるように
して、特定の埋設管Aよりも内径が大きい埋設管Aで
も、管内面側との接当によってその埋設管Aに対する姿
勢を略一定に保持できるようにしてある。
【0056】本実施形態では、6枚のスペーサ板31
を、その二枚ずつが、図7(ロ) に示す筒軸Y方向視
で、隣り合う刃部25の間に位置するように周方向に間
隔を隔てて固定して、管割り具Eの軽量化を図りなが
ら、管割り具Eの移動に伴ってその前方に掻き取られて
溜まり易い、埋設管Aの内部の錆等のダストを、隣り合
うスペーサ板31どうしの間から後方に円滑に排出でき
るようにしてある。その他の構成は第1実施形態と同様
である。
【0057】〔第3実施形態〕図8は、例えば図9に示
すように、埋設管Aの途中に、分岐管接続部J1を備え
た管径方向で二つ割りのダクタイル鋳鉄製管継手Jを埋
設管Aの外周面に固定してある場合のように、埋設管A
の外周面に埋設管Aよりも曲げ剛性が大きい筒状部材K
を外嵌してあって、亀裂G1で分断された管周方向で複
数の管壁部分A1の管径方向外方側への相対変位が筒状
部材Kによって規制されているので、管割り具Eを移動
させることができなくなるおそれがある埋設管部分Lで
も、埋設管Aを筒状部材Kとともに破断しながら、容易
に移動させることができるようにしてある管割り具Eを
示す。
【0058】前記管割り具Eは、姿勢保持部16の外周
面を全面に亘って埋設管Aの内周面に略沿う円筒形状の
円筒体21で形成するとともに、姿勢保持部16の移動
方向後方側に、管内面側に押し付けて亀裂G1を一連に
生成可能な管周方向で三つの刃部25を設けて亀裂生成
部17を構成し、三つの刃部25が周方向で隣り合う箇
所の各々に、姿勢保持部16の外周面よりも凹入してい
て管壁部分A1の破断片A2が入り込み可能な凹入部3
2を設けてある。
【0059】前記刃部25の各々は、図10,図12〜
図21に示すように、姿勢保持部16を埋設管Aの内側
に略同芯状に入り込ませた状態で、それらの刃部25の
移動方向前方側が管内面側に入り込み、かつ、移動方向
後方側が管外面よりも外方側に突出するように、つま
り、筒状部材Kを外嵌してある埋設管部分Lを通過させ
るときに、筒状部材Kの外面よりも外方側に突出して、
筒状部材Kを破断できるように設けてある。
【0060】前記凹入部32は、図10に示すように、
姿勢保持部16を埋設管Aの内側に略同芯状に入り込ま
せた状態で、その底面33が、埋設管Aの内周面から管
壁部分A1の厚さTよりも浅く径方向内方側に入り込む
ように設けてある。
【0061】また、図12に示すように、姿勢保持部1
6を埋設管Aの内側に略同芯状に入り込ませた状態で、
刃部25の埋設管Aに作用する範囲M1、及び、姿勢保
持部16を埋設管Aの内側に略同芯状に入り込ませた状
態で筒状部材Kを外嵌してある埋設管部分Lを通過させ
るときに、筒状部材Kの外面よりも外方側に突出する範
囲M3の先端部分の横断面形状を、図11(イ) に示す
ように、台形状に形成し、姿勢保持部16を埋設管Aの
内側に略同芯状に入り込ませた状態で筒状部材Kに作用
する範囲M2の先端部分の横断面形状を、図11(ロ)
に示すように、尖形状に形成してある。その他の構成
は、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0062】以下、本実施形態の管割り具Eによる、筒
状部材Kを外嵌してある埋設管部分L、つまり、亀裂G
1で管周方向に分断された管壁部分A1を管径方向外方
側への相対変位させるには、筒状部材Kをも破断する必
要がある部分を通過させるときの管割り作用を、図12
〜図22を参照しながら説明する。尚、図12〜図21
において、斜線ハッチング部分は材料の断面を示し、点
ハッチング部分は材料の破断面を示している。
【0063】図12に示すように、姿勢保持部16を埋
設管Aの内側に略同芯状に入り込ませた状態で、刃部2
5の移動方向前方側が筒状部材Kを外嵌してある埋設管
部分Lの内側に入り込んでいる管割り具Eを移動させる
につれて、筒状部材Kよりも移動方向後方側に突出して
いる管壁部分A1が拡径部19で径方向外方側に変位し
て、図13に示すように、筒状部材Kの端面Pに沿って
周方向に破断される。
【0064】前記管割り具Eを更に移動させるにつれ、
刃部25が筒状部材Kに作用して筒状部材Kに管長手方
向に沿う亀裂Nが生成されて、図14,図15に示すよ
うに、筒状部材Kも筒周方向で三つの筒壁部分K1に分
断されながら、筒状部材Kよりも移動方向後方側に突出
している別の管壁部分A1が拡径部19で径方向外方側
に変位して、図15に示すように、筒状部材Kの端面P
に沿って周方向に破断される。
【0065】前記管割り具Eを更に移動させるにつれ、
図16に示すように、筒状部材Kの端面Pに沿って破断
されている管壁部分A1が拡径部19に接当して、図1
7に示すように、管壁部分A1が筒壁部分K1とともに
拡径部19で径方向外方側に変位しようとするが、拡径
部19は、管壁部分A1が管径方向外方側に変位するよ
うに、埋設管Aの内径よりも大きな外径になるようにテ
ーパさせてあるので、管壁部分A1が拡径部19に沿っ
て管径方向外方側に変位するにつれて、その周方向中間
位置の内面Q1が拡径部19から浮き上がろうとし、一
方、その周方向中間位置の外面Q2は筒壁部分K1で管
径方向内方側に押さえ付けられているので、図18に示
すように、管壁部分A1が周方向に破断されるととも
に、その破断片A2の周方向中間位置に沿って亀裂G3
が生じて周方向中間位置に沿って破断される。
【0066】そして、図22に例示するように、管壁部
分A1の周方向中間位置に沿って破断された破断片A2
の亀裂G3側が、凹入部32に入り込んで、破断片A2
による刃部25の挟み込みが緩和され、管壁部分A1の
破断片A2が隣り合う刃部25間に強く咬み込んで、管
割り具Eを移動させることができなくなる事態を防止で
きる。
【0067】そして、管割り具Eを更に移動させるにつ
れ、破断片A2の移動方向前方側の端面が管壁部分A1
の移動方向後方側の端面に接当して、管径方向外方側に
向けて押し出されるように移動しながら、各筒壁部分K
1が径方向外方側に更に変位して、図19に示すよう
に、筒周方向に沿って破断され、図20に示すように、
管壁部分A1の破断片A2と筒壁部分K1の破断片K2
とが管径方向外方側に押し出されながら、筒状部材Kよ
りも移動方向後方側に突出している管壁部分A1があれ
ば拡径部19で径方向外方側に変位して、図21に示す
ように、筒状部材Kの端面Pに沿って破断され、図16
〜図19に示したと同様に、管壁部分A1と筒壁部分K
1の破断が繰り返される。
【0068】〔第4実施形態〕図23は、管割り具Eの
別実施形態を示し、管内面側に押し付けて亀裂G1を一
連に生成可能な単一の刃部25を、姿勢保持部16の外
周面と拡径部19の外周面とに亘って、かつ、姿勢保持
部16及び拡径部19の軸芯Yを含む仮想平面に沿って
設けて、亀裂生成部17を構成してある。
【0069】従って、図24に示すように、姿勢保持部
16を埋設管Aの内側に入り込ませた状態で管割り具E
を移動させるに伴って、単一の刃部25が埋設管Aの内
側に入り込んで、図25(イ) に示すように、管壁の周
方向一箇所に沿って亀裂G1を一連に生成できるととも
に、図25(ロ) に示すように、その亀裂G1でC形の
断面形状に割られた状態の管壁部分A1の内側に、拡径
部19の小径側端部が管周方向に沿って略均等に入り込
み、C形に割られた管壁部分A1の周方向に沿って引っ
張り力が作用して、周方向のいずれかの位置に亀裂G3
が発生し、その亀裂G3の終端側(先端側) に引っ張り
応力が集中して、亀裂G3が姿勢保持部16の移動に伴
って移動方向前方側に進行するので、単一の刃部25で
一連に生成された亀裂G1に加えて、管長手方向に沿う
別の亀裂G3を一連に生成でき、それらの亀裂G1,G
3で分断された各管壁部分A1を亀裂G2で管周方向に
沿って破断して、図25(ハ) に示すように、略一定形
状の破断片A2に破断できる。
【0070】尚、図示しないが、C形に割られた管壁部
分A1の周方向の所望位置に亀裂G3が発生して、その
亀裂G3が姿勢保持部16の移動に伴って移動方向前方
側に進行するように、管周方向の引っ張り応力が集中し
やすい切欠きを、予め、埋設管Aの端部に形成しておい
ても良い。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0071】〔その他の実施形態〕 1.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法は、硬質
樹脂製の埋設管を更新管に入れ替えるために使用しても
良い。 2.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法は、管割
り具に更新管を連結せずに、更新管を管割り具の通過跡
に別途押し込むようにして、管壁部分の内側に更新管を
引き込んでも良い。 3.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法は、途中
に管継手を設けてある埋設管をその管継手とともに破断
しながら、破断した埋設管や管継手の内側に更新管を引
き込んでも良い。 4.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法は、管周
方向で二個又は四個以上の刃部を設けて亀裂生成部を構
成してある管割り具で、埋設管の管周方向の二箇所又は
四箇所以上の箇所に管長手方向に沿う亀裂を一連に入れ
ながら、管壁部分を管周方向に沿って破断するに必要な
曲げモーメントが作用するように、亀裂で分断された管
壁部分の管割り具移動方向後端側を管割り具の略一定位
置で管径方向外方側に変位させても良い。 5.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法は、上水
道用や下水道用の埋設管を更新管に入れ替えるために使
用しても良い。 6.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法に使用す
る管割り具は、複数のアーム状の部材を管内面側に接当
するように枠組みしてある姿勢保持部を設けてあっても
良い。 7.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法に使用す
る管割り具は、管内面側に対して圧接させがら管内を移
動させることによって転動するカッターホイールを設け
てある亀裂生成部を設けてあっても良い。 8.本発明による埋設管の非開削入れ替え工法に使用す
る管割り具は、亀裂で分断された管壁部分の内周側に、
回転自在に保持したボール部材などの突起を入り込ませ
て、その管壁部分を管周方向に沿って破断するに必要な
曲げモーメントが作用するように、管壁部分の管割り具
移動方向後端側を管径方向外方側に変位させる拡径部を
設けてあっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋設管の非開削入れ替え工法の説明図
【図2】埋設管の非開削入れ替え工法の説明図
【図3】牽引装置の斜視図
【図4】牽引装置の要部斜視図
【図5】管割り具の斜視図
【図6】管割り具の側面図
【図7】(イ) 第2実施形態を示す管割り具の側面図 (ロ) (イ) のVII −VII 線矢視図
【図8】第3実施形態の管割り具の斜視図
【図9】第3実施形態の管割り具の使用方法を示す斜視
【図10】要部の断面図
【図11】要部の拡大断面図
【図12】管割り作用の説明図
【図13】管割り作用の説明図
【図14】管割り作用の説明図
【図15】管割り作用の説明図
【図16】管割り作用の説明図
【図17】管割り作用の説明図
【図18】管割り作用の説明図
【図19】管割り作用の説明図
【図20】管割り作用の説明図
【図21】管割り作用の説明図
【図22】管割り作用の説明図
【図23】第4実施形態の管割り具の斜視図
【図24】管割り具の側面図
【図25】(イ) は、図24のイ−イ線断面図 (ロ) は、図24のロ−ロ線断面図 (ハ) は、図24のハ−ハ線断面図
【符号の説明】
A 埋設管 A1 管壁部分 A2 破断片 B 更新管 E 管割り具 G1 亀裂 M 曲げモーメント T 厚さ Y 軸芯 16 姿勢保持部 17 亀裂生成部 18 管壁部分の管割り具移動方向後端側 19 拡径部 20 押し出し部 25 刃部 28 連結部 30 カバー部材 32 凹入部 33 底面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入れ替え範囲の埋設管の一端側から挿入
    した管割り具を他端側に向けて移動させて、 前記管割り具で、前記埋設管の管周方向の複数箇所に管
    長手方向に沿う亀裂を一連に入れながら、前記亀裂で分
    断された管周方向で複数の管壁部分を管径方向外方側に
    相対変位させて、前記管壁部分の内側に更新管を引き込
    む埋設管の非開削入れ替え工法であって、 前記埋設管に挿入した管割り具を、その移動方向前方部
    分を埋設管に対して略一定姿勢に保持しながら移動させ
    て前記亀裂を一連に入れながら、前記管壁部分を管周方
    向に沿って破断するに必要な曲げモーメントが作用する
    ように、前記管壁部分の管割り具移動方向後端側を前記
    管割り具の略一定位置で管径方向外方側に変位させる埋
    設管の非開削入れ替え工法。
  2. 【請求項2】 前記管割り具を管周方向に回転しないよ
    うに移動させる請求項1記載の埋設管の非開削入れ替え
    工法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の埋設管の非開削入
    れ替え工法に使用する管割り具であって、 埋設管の内側に入り込んで、管内面側との接当によって
    その埋設管に対する姿勢を略一定に保持する姿勢保持部
    と、前記姿勢保持部の移動方向後方側で、埋設管の管周
    方向の複数箇所に管長手方向に沿う亀裂を一連に生成可
    能な亀裂生成部とを一体に設けるとともに、前記亀裂で
    分断された管壁部分の内周側に入り込んで、その管壁部
    分を管周方向に沿って破断するに必要な曲げモーメント
    が作用するように、前記管壁部分の管割り具移動方向後
    端側を管径方向外方側に変位させる拡径部を、前記亀裂
    生成部に対する一定位置に設け、前記管壁部分を管周方
    向に沿って破断した破断片を管径方向外方側に押し出す
    押し出し部を設けてある管割り具。
  4. 【請求項4】 管内面側に押し付けて前記亀裂を一連に
    生成可能な管周方向で複数の刃部を、前記押し出し部で
    押し出される前記破断片の外面よりも外方側に突出しな
    いように設けて、前記亀裂生成部を構成してある請求項
    3記載の管割り具。
  5. 【請求項5】 前記姿勢保持部の外周面を前記埋設管の
    内周面に略沿う形状に形成するとともに、 前記姿勢保持部の移動方向後方側に、管内面側に押し付
    けて前記亀裂を一連に生成可能な刃部を管周方向で複数
    設け、前記姿勢保持部を埋設管の内側に略同芯状に入り
    込ませた状態で、それらの刃部の移動方向前方側が管内
    面側に入り込み、かつ、移動方向後方側が管外面よりも
    外方側に突出するように、前記刃部を設けて前記亀裂生
    成部を構成し、 前記複数の刃部が周方向で隣り合う箇所に、前記姿勢保
    持部の外周面よりも凹入していて前記管壁部分の破断片
    が入り込み可能な凹入部を、前記姿勢保持部を埋設管の
    内側に略同芯状に入り込ませた状態で、その底面が、前
    記埋設管の内周面から前記管壁部分の厚さよりも浅く径
    方向内方側に入り込むように設けてある請求項3又は4
    記載の管割り具。
  6. 【請求項6】 前記姿勢保持部の外周面を前記埋設管の
    内周面に略沿う形状に形成するとともに、前記拡径部の
    外周面を、その外周面と前記姿勢保持部の軸芯を含む仮
    想平面との交線の全てが直線状で、かつ、その移動方向
    前方側への延長線が前記軸芯における同一の位置で交わ
    る形状に形成して、前記姿勢保持部の移動方向後方側外
    周面に、前記拡径部の小径側外周面が前記軸芯方向にお
    ける一定位置に沿って環状に接続するように、前記姿勢
    保持部と前記拡径部とを同芯状に設け、 管内面側に押し付けて前記亀裂を一連に生成可能な単一
    の刃部を、前記姿勢保持部の外周面と前記拡径部の外周
    面とに亘って、かつ、前記仮想平面に沿って設けて、前
    記亀裂生成部を構成してある請求項3記載の管割り具。
  7. 【請求項7】 前記姿勢保持部の外周面を前記埋設管の
    内周面に略沿う形状に形成するとともに、 管内面側に押し付けて前記亀裂を一連に生成可能な刃部
    を、前記姿勢保持部を埋設管の内側に略同芯状に入り込
    ませた状態で、移動方向前方側が管内面側に入り込み、
    かつ、移動方向後方側が管外面よりも外方側に突出する
    ように、前記姿勢保持部の移動方向後方側に設けて前記
    亀裂生成部を構成し、 前記刃部の前記埋設管に作用する先端部分の横断面形状
    を台形状に形成し、前記刃部の前記管外面よりも外方側
    に突出する先端部分の横断面形状を尖形状に形成してあ
    る請求項3〜6のいずれか1項記載の管割り具。
  8. 【請求項8】 前記更新管を連結可能な連結部と、前記
    連結部で連結した更新管と前記押し出し部との間への前
    記破断片の入り込みを阻止するカバー部材とを設けてあ
    る請求項3〜7のいずれか1項記載の管割り具。
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