JP2002302810A - 上半身衣類 - Google Patents

上半身衣類

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JP2002302810A JP2001109125A JP2001109125A JP2002302810A JP 2002302810 A JP2002302810 A JP 2002302810A JP 2001109125 A JP2001109125 A JP 2001109125A JP 2001109125 A JP2001109125 A JP 2001109125A JP 2002302810 A JP2002302810 A JP 2002302810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脊柱の動きを阻害せずに、息を吸う時に使う
筋肉を重点的にサポートする。 【解決手段】 身体に密着するシャツ12に、シャツ1
2よりも伸縮性が低い複数の帯状の布14を、左右の肩
峰16から胸骨中央相当部Pに至る第1のライン、胸骨
中央相当部Pから胸部下方を通り左右の脇部18に至る
第2のライン、及び第2のラインにおける左右の脇部1
8同士を背面で結ぶ第3のラインに沿って縫合すること
で上半身衣類10を構成した。これにより、第1〜第3
のラインに沿った外肋間筋、広背筋等の吸気時に使う筋
肉の筋繊維方向に、適度な圧力が加わることとなるの
で、胸を張るような力が自然と働き、脊柱の動きを阻害
せずに、上記筋肉を重点的にサポートすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上半身の少なくと
も胸部に密着する本体見頃を備えた上半身衣類に関す
る。かかる上半身衣類は、男性用衣類又は女性用衣類に
限定されるものではなく、例えば、シャツ(長袖、半
袖、ランニングシャツ)、ボディスーツ、水着、レオタ
ード等を含む。
【0002】なお、本明細書で「伸縮性が低い」とは、
外力に対し伸縮しにくく、伸ばした場合に強い反発力
(縮む力)を生じる性質を意味する。また、「伸縮性が
高い」とは、外力に対し伸縮し易く、伸ばした場合に生
じる反発力(縮む力)が弱いという性質を意味する。
【0003】
【従来の技術】近年、日本人の体格が良くなり平均身長
も伸びているが、その反面、背中が丸く姿勢が悪い人が
多いと言われる。このような姿勢の悪化は、高齢者につ
いては背筋等の筋力の低下により、年齢層の若い人につ
いては筋肉(特に背中部分)の使い方を知らないことに
より生じると言われている。特に、年齢層の若い人につ
いては、自己の持っている身体能力を十分に発揮できて
いないといえる。
【0004】このような姿勢悪化の解決手段として、姿
勢に着目し、肩を後ろに引くことで脊柱を直立させる構
造の衣類が多く提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それらの衣類
は、脊柱を直立させたとしても、脊柱の動きを固定して
しまい、筋肉(特に背中部分)の動作の自由度を低下さ
せ、筋力の低下につながるおそれがあるという問題点が
ある。
【0006】一方、人間が深呼吸を行うときには背筋を
伸ばし胸を張り良好な姿勢が形成される。ところが、従
来の上半身や胸部のサポートに関する技術としては、背
中の筋骨格をサポートするもの(特許第3115816
号)や乳房造型機能を有するブラジャー(特公昭41―
6061号、特公昭40―17627号)等があるが、
いずれも、息を吸う時に使う筋肉をサポートするという
点は提案されていない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、脊柱の動きを阻害せずに、息を吸う時
に使う筋肉を重点的にサポートすることができる上半身
衣類を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の出願人の長年の研
究の結果、人間が深呼吸を行うとき、図7(a)の通常
状態と図7(b)の深呼吸での吸気時の状態とを比較す
れば明らかなように、吸気時には胸椎後湾90の曲率が
小さくなる。また、図6には深呼吸時の胸骨80の動き
を深呼吸前の位置80Aと深呼吸後の位置80Bにより
示しているが、この図6にも示すように胸骨80を矢印
K1、K2に示す前上方向(図7(b)では矢印K3方
向)へ持ち上げるよう筋肉が作用していることを発見し
た。このような吸気時に働く主な筋肉は外肋間筋であ
り、これを補助するように広背筋、大胸筋が使用される
ことが判明した。
【0009】具体的には、外肋間筋は、肋骨の隙間に位
置し肋骨同士を連結する筋肉だが、この外肋間筋は吸気
時に図8(a)に示すように肋骨92全体を矢印L方向
へ持ち上げる(即ち、胸骨を前上方向に移動させる)働
きをする。
【0010】また、図8(b)に示す広背筋94は、吸
気時に胸郭を後ろ中心へ向けて矢印M方向に引っ張るこ
とで、胸郭を外へ広げ、胸を張らせる働きをする。ま
た、図8(c)に示す大胸筋96は、吸気時に胸郭を脇
部へ向けて矢印N方向に引っ張ることで、胸郭を外へ広
げ、胸を張らせる働きをする。
【0011】これらの働きを踏まえ、本発明に係る上半
身衣類は、前述した目的を達成するために、上半身の少
なくとも胸部に密着する本体見頃を備えた上半身衣類で
あって、本体見頃よりも伸縮性が低い帯状の布が、左右
の肩峰から胸骨中央相当部に至る第1のライン、胸骨中
央相当部から胸部下方を通り左右の脇部に至る第2のラ
イン、及び第2のラインにおける左右の脇部近傍を背面
で結ぶ第3のラインに沿って、本体見頃に縫合されたこ
とを特徴とする。
【0012】このような本発明によれば、左右の肩峰か
ら胸骨中央相当部に至る第1のライン及び胸骨中央相当
部から胸部下方を通り左右の脇部に至る第2のラインに
沿って縫合された伸縮性が低い帯状の布は、着用時に、
胸郭を前上方向へ持ち上げる働きをする外肋間筋の筋繊
維に沿った方向に位置する。
【0013】また、第2のラインにおける左右の脇部近
傍を背面で結ぶ第3のラインに沿って縫合された伸縮性
が低い帯状の布は、着用時に、脇部から後ろ中心(具体
的には第7、8胸椎の近傍)に向かう広背筋の筋繊維に
沿った方向に位置する。
【0014】帯状の布の伸縮性は本体見頃よりも低いの
で、本発明に係る上半身衣類が着用されると、第1〜第
3のラインに沿って、即ち、外肋間筋及び広背筋の各々
の筋繊維に沿って、適度な圧力が加わることとなり、息
を吸う時に使う筋肉としての外肋間筋及び広背筋の筋収
縮運動をサポートすることができる。このとき、筋肉を
筋繊維に沿って自然にサポートしているため、従来のよ
うな肩を無理に後ろに引く矯正用衣類等とは異なり、身
体に無理な力をかけて筋肉運動などを阻害することはな
い。
【0015】このようにして、本発明に係る上半身衣類
を着用することで、胸を張るような力が自然と働き、脊
柱の動きを阻害せずに、息を吸う時に使う筋肉を重点的
にサポートすることができる。
【0016】なお、第3のラインは、第2のラインにお
ける左右の脇部近傍を背面で結ぶが、このとき、第3の
ラインが第2のラインと連結された構成でもよいし、直
接連結されていないが第2のラインの左右の脇部より少
し上又は少し下で連結された構成でもよい。
【0017】また、第3のラインに沿う布と第2のライ
ンに沿う布とで同じ幅としてもよいし、異なる幅として
もよい。例えば、第3のラインに沿う布と第2のライン
に沿う布とは1cm幅くらい連結されているが、それ以外
の幅部分が連結されていない構成を採用してもよい。な
お、上記で異なる幅とする場合は、背中側に位置する第
3のラインに沿う布の幅が第2のラインに沿う布の幅よ
りも広くなるように構成すれば、胸郭を背中中央に引く
力がかかりやすくなるという効果が得られる。
【0018】もちろん、請求項2のように、第3のライ
ンが、第2のラインにおける左右の脇部同士を背面で結
ぶよう構成してもよく、この場合、第3のラインに沿う
布と第2のラインに沿う布とが直接連結された構成又は
連続した構成となり、外肋間筋及び広背筋の各々の筋繊
維に沿って圧力が加わりやすくなり、外肋間筋及び広背
筋の筋収縮運動をより効果的にサポートすることができ
るという利点がある。
【0019】本発明に係る上半身衣類では、請求項3の
ように、布の伸縮方向が当該布の長手方向となるよう構
成すれば、当接される筋肉の収縮方向と布の伸縮方向と
がほぼ一致し、布は低い伸縮性を維持しつつも着用者の
筋肉の動きに追随して伸縮するので、着用者にあまり拘
束感や窮屈感を与えることなく、筋肉の動きをサポート
し自然な着心地を実現することができる。
【0020】本発明に係る上半身衣類では、請求項4の
ように、第1及び第2のラインに沿って縫合された布の
うち、左右の一方の肩峰から胸骨中央相当部に至る布
と、胸骨中央相当部から左右の他方の脇部に至る布と
を、同一の一連の布から構成することが望ましい。この
場合、左の肩峰から胸骨中央相当部を通り右の脇部に至
る布と、右の肩峰から胸骨中央相当部を通り左の脇部に
至る布とが胸骨中央相当部で交差する構成となるが、肩
峰から脇部までのライン全体を同一の一連の布でサポー
トするので、所要の伸縮性がかかりやすく、外肋間筋を
筋繊維に沿ってより効果的にサポートすることができ
る。
【0021】本発明に係る上半身衣類では、請求項5の
ように、帯状の布が、胸骨中央相当部から胸部上方を通
り脇部に至る第4のラインに沿って、本体見頃に縫合さ
れた構成とすることが望ましい。この場合、第4のライ
ンに沿って縫合された伸縮性が低い帯状の布は、着用時
に、胸骨中央相当部から脇部に向かう大胸筋の筋繊維に
沿った方向に位置するので、この第4のラインに沿っ
て、即ち、大胸筋の筋繊維に沿って、適度な圧力が加わ
ることとなり、息を吸う時に使う筋肉としてさらに大胸
筋をサポートすることができる。これにより、息を吸う
時に使う筋肉のサポート効果が増大する。
【0022】本発明に係る上半身衣類では、請求項6の
ように、帯状の布が、第1のライン上の胸部上部の所定
位置から脇部に至る第5のラインに沿って、本体見頃に
縫合された構成とすることが望ましい。この場合、第5
のラインに沿って縫合された伸縮性が低い帯状の布は、
着用時に、胸骨中央相当部から脇部に向かう大胸筋の筋
繊維に沿った方向に位置するので、この第5のラインに
沿って、即ち、大胸筋の筋繊維に沿って、適度な圧力が
加わることとなり、息を吸う時に使う筋肉としてさらに
大胸筋をサポートすることができる。これにより、息を
吸う時に使う筋肉のサポート効果が増大する。
【0023】また、請求項7のように、帯状の布が、第
5のラインにおける左右の脇部近傍を背面で結ぶ第6の
ラインに沿って、本体見頃に縫合された構成とすること
が望ましい。この場合、上記同様、第6のラインに沿っ
て縫合された伸縮性が低い帯状の布は、着用時に、脇部
から後ろ中心(具体的には第7、8胸椎の近傍又は少し
上方)に向かう広背筋の筋繊維に沿った方向に位置する
ので、この第6のラインに沿って、即ち、広背筋の筋繊
維に沿って、適度な圧力が加わることとなり、息を吸う
時に使う筋肉としての広背筋のサポート効果が増大す
る。
【0024】なお、第6のラインは、第5のラインにお
ける左右の脇部近傍を背面で結ぶが、このとき、第6の
ラインが第5のラインと連結された構成でもよいし、直
接連結されていないが第5のラインの左右の脇部より少
し上又は少し下で連結された構成でもよい。
【0025】また、第6のラインに沿う布と第5のライ
ンに沿う布とで同じ幅としてもよいし、異なる幅として
もよい。例えば、第6のラインに沿う布と第5のライン
に沿う布とは1cm幅くらい連結されているが、それ以外
の幅部分が連結されていない構成を採用してもよい。な
お、上記で異なる幅とする場合は、背中側に位置する第
6のラインに沿う布の幅が第5のラインに沿う布の幅よ
りも広くなるように構成すれば、胸郭を背中中央に引く
力がかかりやすくなるという効果が得られる。
【0026】もちろん、請求項8のように、第6のライ
ンが、第5のラインにおける左右の脇部同士を背面で結
ぶよう構成してもよく、この場合、第6のラインに沿う
布と第5のラインに沿う布とが直接連結された構成又は
連続した構成となり、大胸筋及び広背筋の各々の筋繊維
に沿って圧力が加わりやすくなり、大胸筋及び広背筋の
筋収縮運動をより効果的にサポートすることができると
いう利点がある。
【0027】本発明に係る上半身衣類では、請求項9の
ように、帯状の布が、第1のラインと左右の肩峰で連続
し当該肩峰と第3のライン上の所定位置及び第6のライ
ン上の所定位置の少なくとも一方とを連結する第7のラ
インに沿って、本体見頃に縫合された構成とすることが
望ましい。この場合、第7のラインは、第1のラインと
左右の肩峰で連続するとともに、第3のライン上の所定
位置及び第6のライン上の所定位置の両方と肩峰とを連
結するか又は第3のライン上の所定位置及び第6のライ
ン上の所定位置のうち一方と肩峰とを連結する構成であ
る。
【0028】このような第7のラインに沿って縫合され
た伸縮性が低い帯状の布は、着用時に、肩を後ろに引く
とともに第1のラインに沿った持ち上げる力を背中側で
保持する働きを行うので、外肋間筋を筋繊維に沿ってサ
ポートし胸を張らせる効果を増強することができる。
【0029】また、請求項10のように、帯状の布が、
第1のラインと左右の肩峰で連続し当該肩峰と第3のラ
イン上の所定位置とを連結する第8のラインに沿って、
本体見頃に縫合された構成とすることが望ましい。この
場合、上記同様、第8のラインに沿って縫合された伸縮
性が低い帯状の布は、着用時に、肩を後ろに引くととも
に第1のラインに沿った持ち上げる力を背中側で保持す
る働きを行うので、外肋間筋を筋繊維に沿ってサポート
し胸を張らせる効果を増強することができる。
【0030】本発明に係る上半身衣類では、請求項11
のように、左右の脇部に、伸縮性が布よりも低い芯材
が、当該芯材の長手方向が脇部上下方向に沿うように当
接された構成とすることが望ましい。この場合、左右の
脇部に上下方向に芯材を当接することで、第2のライ
ン、第3のライン等、脇部に力が作用する場合に当該芯
材が支点となるので、第2のラインに沿った外肋間筋の
サポート及び第3のラインに沿った広背筋のサポートを
より効果的に行うことができる。
【0031】また、請求項12のように、本体見頃が、
左右の脇部で前見頃と後見頃とが縫合された構成とさ
れ、当該脇部の伸縮性が布よりも低くなるよう設定され
た構成とすることが望ましい。この場合、左右の脇部に
おける前見頃と後見頃との縫合箇所では、生地の伸びが
ほとんど無くなるので、上記同様、第2のライン、第3
のライン等、脇部に力が作用する場合に当該縫合箇所が
支点となるので、第2のラインに沿った外肋間筋のサポ
ート及び第3のラインに沿った広背筋のサポートをより
効果的に行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る上半身衣類の実施の形態を説明する。な
お、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0033】図1は、本実施形態に係る上半身衣類10
の一構成例を示す斜視図である。この図1に示すよう
に、上半身衣類10は、身体に密着する長袖の丸首シャ
ツ12と、このシャツ12に対し以下の所定位置で縫合
された複数の帯状の布14a、14b…とを含んで構成
されている。なお、複数の帯状の布14a、14b…は
布14と総称する。
【0034】シャツ12は、前見頃12A、後見頃12
B及び袖部12Cが互いに縫合されて構成されており、
前見頃12Aと後見頃12Bの縫合箇所である脇部1
8、20、肩峰16は、生地の伸びがほとんど無くなる
ので、後述の力の作用における支点として有効に機能す
る。
【0035】各布14は、トリコット又はパワーネット
等から成り、その伸縮性がシャツ12の伸縮性よりも低
くなるよう構成されている。また、各布14の伸縮方向
が当該布の長手方向となるよう構成されている。
【0036】布14は、左右の肩峰16から胸骨中央相
当部Pに至る第1のラインに沿って縫合された布14
c、14dと、胸骨中央相当部Pから胸部下方を通り左
右の脇部18に至る第2のラインに沿って縫合された布
14a、14bと、第2のラインにおける左右の脇部1
8同士を背面で結ぶ第3のラインに沿って縫合された布
14eと、第1のライン上の胸部上部の所定位置Qから
脇部20に至る第5のラインに沿って縫合された布14
h、14iと、第5のラインにおける左右の脇部20同
士を背面で結ぶ第6のラインに沿って縫合された布14
jと、第1のラインと左右の肩峰16で連続し当該肩峰
16と第6のライン上の所定位置Rとを連結する第7の
ラインに沿って縫合された布14k、14lとから構成
される。
【0037】このうち、第1のライン及び第2のライン
に沿って縫合された布14a、14c、14b、14d
は、胸郭を前上方向へ持ち上げる働きをする外肋間筋の
筋繊維に沿った方向に位置する。このため、第1、第2
のラインに沿って、即ち、外肋間筋の筋繊維に沿って、
適度な圧力が加わることとなり、息を吸う時に使う筋肉
として外肋間筋をサポートすることができる。また、布
14aと布14cは点Pで縫合されているわけではな
く、同一の一連の布から構成されている。同様に、布1
4bと布14dも同一の一連の布から構成されている。
このため、外肋間筋を筋繊維に沿ってより効果的にサポ
ートすることができるという利点がある。
【0038】また、第3のラインに沿って縫合された布
14eは、吸気時に脇部を後ろ中心へ向けて引っ張るこ
とで胸郭を外へ広げ胸を張らせる働きをする広背筋の筋
繊維に沿った方向に位置する。このため、第3のライン
に沿って、即ち、広背筋の筋繊維に沿って、適度な圧力
が加わることとなり、息を吸う時に使う筋肉としての広
背筋をサポートすることができる。
【0039】また、第5のラインに沿って縫合された布
14h、14iは、吸気時に胸郭を脇部へ向けて引っ張
ることで、胸郭を外へ広げ胸を張らせる働きをする大胸
筋の筋繊維に沿った方向に位置する。このため、第5の
ラインに沿って、即ち、大胸筋の筋繊維に沿って、適度
な圧力が加わることとなり、息を吸う時に使う筋肉とし
ての大胸筋をサポートすることができる。
【0040】また、第6のラインに沿って縫合された布
14jは、脇部から後ろ中心(具体的には第7、8胸椎
の近傍又は少し上方)に向かう広背筋の筋繊維に沿った
方向に位置する。このため、第6のラインに沿って、即
ち、広背筋の筋繊維に沿って、適度な圧力が加わること
となり、息を吸う時に使う筋肉としての広背筋をサポー
トすることができる。
【0041】また、第7のラインに沿って縫合された布
14k、14lは、肩を後ろに引くとともに第1のライ
ンに沿った胸郭を持ち上げる力を背中側で保持する働き
をするので、外肋間筋を筋繊維に沿ってサポートし胸を
張らせる効果を増強することができる。
【0042】このように各ラインに沿って、息を吸う時
に使う筋肉(外肋間筋、広背筋及び大胸筋)をサポート
することができる。このとき、筋肉を筋繊維に沿って自
然にサポートしているため、従来のような肩を無理に後
ろに引く矯正用衣類等とは異なり、脊柱を直立させたと
しても脊柱の動きを阻害することは避けられる。
【0043】このようにして、上半身衣類10を着用す
ることで、胸を張るような力が自然と働き、息を吸う時
に使う筋肉を重点的にサポートすることができる。
【0044】また、各布14の伸縮方向がその長手方向
となるよう構成しているので、布14は低い伸縮性を維
持しつつも、着用者の身体の動きに追随して若干伸縮可
能となるので、着用者にあまり拘束感や窮屈感を与える
ことなく、自然な着心地を実現することができる。
【0045】なお、図1(b)では、布14k、14l
が肩峰16と布14jの所定位置Rとを連結した構成を
示したが、布14k、14lが肩峰16と布14eの途
中の所定位置とを連結した構成を採用してもよく、この
場合も、布14k、14lが、着用時に、肩を後ろに引
くとともに第1のラインに沿った持ち上げる力を背中側
で保持する働きを行うので、外肋間筋を筋繊維に沿って
サポートして胸を張らせる本実施形態の効果を増強する
ことができる。
【0046】また、図5に示すように、図1の構成にお
いて、布14c、14dが互いに離れすぎないようにす
るため、布14c、14dを胸部上部で連結し、布14
cと布14dが左右に開きすぎて当接箇所がずれ所要箇
所に力がかからなくなることを防止する布22を追加し
てもよい。ただし、胸の押し付け感を回避するため、こ
の布22は、シャツ12よりも伸縮性が低いが布14
c、14dよりも伸縮性が高い素材で構成することが、
当接箇所を過度に圧迫することがなく望ましい。
【0047】以下、図2〜図4を用いて、本発明に係る
他の実施形態を説明する。図2に示す上半身衣類10X
は、丈の短い半袖のU首シャツ12と、このシャツ12
に対し図1とほぼ同様の所定位置で縫合された複数の帯
状の布14とを含んで構成されている。
【0048】ただ、この上半身衣類10Xでは、U首の
首周りに布14c、14dが縫合され、前中央の支点P
から胸の下方を通り脇へ抜けるラインに沿って幅広の布
14a、14bが縫合されている。このうち布14a、
14bは、左右の上縁部が外肋間筋の筋繊維に沿った方
向に位置するので、これら布14a、14bと、これら
と支点Pで連結された布14c、14dとが一体とな
り、外肋間筋をサポートすることができる。
【0049】また、支点Pから胸の上方を通り脇へ抜け
る第4のラインに沿って布14h、14iが縫合されて
いる。これら布14h、14iは、支点Pから脇部に向
かう大胸筋の筋繊維に沿った方向に位置するので、大胸
筋の筋繊維に沿って適度な圧力が加わることとなり、大
胸筋をサポートすることができる。
【0050】また、左右の脇部には、伸縮性が布14よ
りもさらに低い芯材として、ほとんど伸びの無い圧縮ポ
リウレタンシート30が上下方向に当接されている。こ
の圧縮ポリウレタンシート30は、脇部に布14の力が
作用する場合に支点となるので、第2のラインに沿った
外肋間筋のサポート、第3のラインに沿った広背筋のサ
ポート、第4のラインに沿った大胸筋のサポートをより
効果的に行うことができる。なお、圧縮ポリウレタンシ
ート30以外にも、芯材としては、樹脂ボーン、樹脂シ
ート、ほとんど伸びの無いダブルラッセル、圧縮不織布
等の素材のものを使用することができる。
【0051】また、図2(b)に示すように、布14
k、14lが背中の中央で交差する構成となっている。
布14k、14lについては、図1(b)のように交差
しない構成でも、図2(b)のように交差する構成でも
よい。いずれにしても、肩を後ろに引くとともに第1の
ラインに沿った持ち上げる力を背中側で保持する働きを
行うので、外肋間筋を筋繊維に沿ってサポートして胸を
張らせる本実施形態の効果を増強することができる。
【0052】また、本発明は以下の図3、図4のような
実施形態でも実現でき、上記同様の作用・効果を奏す
る。
【0053】例えば、図3に示す上半身衣類10Yは、
女性用水着に本発明を適用した構成例であり、布14の
配置は図1の例とほぼ同様であるが、左右の脇部には、
伸縮性が布14よりもさらに低い芯材として圧縮ポリウ
レタンシート30が当接され、背中の布14k、14l
は背中の中央部で布32により連結された構成となって
いる。
【0054】また、図4に示す上半身衣類10Zは、ミ
ニトップに本発明を適用した構成例であり、布14の配
置は図1の例とほぼ同様であるが、支点Pから胸の下方
を通り脇へ抜けるラインD(上記第2のラインに相当)
と、このラインDから胸の下部で分岐しバージスライン
脇側に沿って布14h、14iに到達するラインEのそ
れぞれに、布14が縫合されている。また、背中の布1
4k、14lは背中の中央部で連結された構成となって
いる。
【0055】このように本発明は、男性用衣類又は女性
用衣類に限定されることなく、身体に密着するタイプの
各種の上半身衣類(例えば、シャツ(長袖、半袖、ラン
ニングシャツ)、ボディスーツ、水着、レオタード等を
含む)に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る上半
身衣類は、着用時に、第1〜第3のラインに沿って、即
ち、息を吸う時に使う筋肉の筋繊維に沿って、適度な圧
力が加わることとなるので、胸を張るような力が自然と
働き、息を吸う時に使う筋肉を重点的にサポートするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る上半身衣類の構成図で
あり、(a)は前面を投影した斜視図、(b)は背面図
である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る上半身衣類の構成
図であり、(a)は前面を投影した斜視図、(b)は背
面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る上半身衣類の構成
図であり、(a)は前面を投影した斜視図、(b)は背
面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る上半身衣類の構成
図であり、(a)は前面を投影した斜視図、(b)は背
面図である。
【図5】図1の上半身衣類に対し着崩れ防止用布をさら
に設けた構成図である。
【図6】深呼吸時の胸骨の動きを示す図である。
【図7】(a)は通常の胸椎後湾の状態を示す図であ
り、(b)は吸気時の胸椎後湾の状態を示す図である。
【図8】(a)は吸気時の外肋間筋の働きを説明するた
めの図であり、(b)は吸気時の広背筋の働きを説明す
るための図であり、(c)は吸気時の大胸筋の働きを説
明するための図である。
【符号の説明】
10…上半身衣類、12…シャツ(本体見頃)、12A
…前見頃、12B…後見頃、14…布、16…肩峰、1
8、20…脇部、30…圧縮ポリウレタンシート(芯
材)、P…胸骨中央相当部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 7/00 A41D 7/00 F (72)発明者 村上 敏子 京都府京都市南区吉祥院中島町29番地 株 式会社ワコール内 Fターム(参考) 3B011 AA01 AC17 3B028 GA03 3B035 AA02 AA03 AA04 AA05 AB05 AB12 AB18 AC03 AC08 AC15 AD04 AD08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半身の少なくとも胸部に密着する本体
    見頃を備えた上半身衣類であって、 前記本体見頃よりも伸縮性が低い帯状の布が、 左右の肩峰から胸骨中央相当部に至る第1のライン、 前記胸骨中央相当部から胸部下方を通り左右の脇部に至
    る第2のライン、 及び前記第2のラインにおける左右の脇部近傍を背面で
    結ぶ第3のラインに沿って、前記本体見頃に縫合された
    ことを特徴とする上半身衣類。
  2. 【請求項2】 前記第3のラインは、前記第2のライン
    における左右の脇部同士を背面で結ぶことを特徴とする
    請求項1記載の上半身衣類。
  3. 【請求項3】 前記布の伸縮方向が当該布の長手方向で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の上
    半身衣類。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のラインに沿って縫合
    された布のうち、左右の一方の肩峰から前記胸骨中央相
    当部に至る布と、前記胸骨中央相当部から左右の他方の
    脇部に至る布とが、同一の一連の布から構成されたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の上半身
    衣類。
  5. 【請求項5】 前記帯状の布が、前記胸骨中央相当部か
    ら胸部上方を通り前記脇部に至る第4のラインに沿っ
    て、前記本体見頃に縫合されたことを特徴とする請求項
    1〜4の何れか1項に記載の上半身衣類。
  6. 【請求項6】 前記帯状の布が、前記第1のライン上の
    胸部上部の所定位置から前記脇部に至る第5のラインに
    沿って、前記本体見頃に縫合されたことを特徴とする請
    求項1〜5の何れか1項に記載の上半身衣類。
  7. 【請求項7】 前記帯状の布が、前記第5のラインにお
    ける左右の脇部近傍を背面で結ぶ第6のラインに沿っ
    て、前記本体見頃に縫合されたことを特徴とする請求項
    6記載の上半身衣類。
  8. 【請求項8】 前記第6のラインは、前記第5のライン
    における左右の脇部同士を背面で結ぶことを特徴とする
    請求項7記載の上半身衣類。
  9. 【請求項9】 前記帯状の布が、前記第1のラインと左
    右の肩峰で連続し当該肩峰と前記第3のライン上の所定
    位置及び前記第6のライン上の所定位置の少なくとも一
    方とを連結する第7のラインに沿って、前記本体見頃に
    縫合されたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記
    載の上半身衣類。
  10. 【請求項10】 前記帯状の布が、前記第1のラインと
    左右の肩峰で連続し当該肩峰と前記第3のライン上の所
    定位置とを連結する第8のラインに沿って、前記本体見
    頃に縫合されたことを特徴とする請求項1〜6の何れか
    1項に記載の上半身衣類。
  11. 【請求項11】 前記左右の脇部に、伸縮性が前記布よ
    りも低い芯材が、当該芯材の長手方向が脇部上下方向に
    沿うように当接されたことを特徴とする請求項1〜10
    の何れか1項に記載の上半身衣類。
  12. 【請求項12】 前記本体見頃が、前記左右の脇部で前
    見頃と後見頃とが縫合された構成とされ、当該脇部の伸
    縮性が前記布よりも低くなるよう設定されたことを特徴
    とする請求項1〜10の何れか1項に記載の上半身衣
    類。
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