JP2002302576A - エチレン・アクリルゴム組成物 - Google Patents

エチレン・アクリルゴム組成物

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JP2002302576A
JP2002302576A JP2001106843A JP2001106843A JP2002302576A JP 2002302576 A JP2002302576 A JP 2002302576A JP 2001106843 A JP2001106843 A JP 2001106843A JP 2001106843 A JP2001106843 A JP 2001106843A JP 2002302576 A JP2002302576 A JP 2002302576A
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ethylene
antioxidant
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acrylic rubber
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JP2001106843A
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English (en)
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Keiji Watanabe
啓二 渡辺
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加硫特性が優れ、機械的特性及び耐熱老
化性に優れた加硫ゴムとなるエチレン・アクリルゴム組
成物を提供する。 【解決手段】 エチレン・(メタ)アクリル酸エステル
共重合ゴム100重量部当り、ポリアミン0.1〜10
重量部、グアニジン類0.1〜10重量部、無機充填剤
1〜400重量部、アミン系老化防止剤及びフェノール
系老化防止剤から選ばれる一次老化防止剤0.1〜15
重量部及びリン系老化防止剤及び硫黄系老化防止剤から
選ばれる二次老化防止剤0.1〜15重量部を配合して
なるエチレン・アクリルゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫特性が優れ、
しかも耐熱老化性に優れたエチレン・アクリルゴム組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン、(メタ)アクリル酸エステ
ル、場合によりさらに架橋サイトモノマーが共重合され
てなるエチレン・アクリルゴムは、耐熱性、耐油性、低
温特性が良好なゴムとして知られている。一般にはエチ
レン・アクリルゴムの生ゴムを有機過酸化物あるいはポ
リアミンなどで加硫して得られる加硫ゴムの形で使用さ
れている。
【0003】ポリアミンを用いる加硫系においては加硫
速度が遅いので、一般には加硫促進剤としてグアニジン
が使用されている。また加硫されたエチレン・アクリル
ゴムの耐熱老化性を確保するために、一般にはアミン系
の老化防止剤が使用されてきた。しかるに近年、用途分
野の拡大や既存使用分野における高性能化の要請に伴っ
て、一層高度な耐熱老化性が要求されるようになり、従
来の耐熱老化処方では充分に対応することができなくな
ってきた。
【0004】老化防止剤の添加は、一般には加硫特性を
損なう方向に作用することが多く、耐熱老化性の改良に
当っては、加硫特性の低下をできるだけ抑制する必要が
あり、この点において老化防止剤の選択における技術的
な難しさがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、ポリアミン加硫系において、加硫特性を大きく損な
うことなく加硫エチレン・アクリルゴムの耐熱老化性を
顕著に改良する処方を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明によれ
ば、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム
100重量部当り、ポリアミン0.1〜10重量部、グ
アニジン類0.1〜10重量部、無機充填剤1〜400
重量部、アミン系老化防止剤及びフェノール系老化防止
剤から選ばれる一次老化防止剤0.1〜15重量部及び
リン系老化防止剤及び硫黄系老化防止剤から選ばれる二
次老化防止剤0.1〜15重量部を配合してなるエチレ
ン・アクリルゴム組成物が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用されるエチレン・
(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム(以下、エチレ
ン・アクリルゴムということがある)は、エチレンと
(メタ)アクリル酸エステルとからなる二元共重合ゴム
のみならず、エチレン、(メタ)アクリル酸エステル及
び架橋サイトモノマーとからなる多元共重合ゴムであっ
てもよい。とくにアミン架橋が容易であるところから、
後者の多元共重合ゴムの使用が好ましい。尚、ここに
(メタ)アクリル酸エステルという記載は、アクリル酸
エステル又はメタクリル酸エステルを意味するものであ
る。
【0008】このようなエチレン・アクリルゴムは、ゴ
ム的特性を考慮すると、一般には(メタ)アクリル酸エ
ステルの重合単位を25〜70重量%程度、好ましくは
30〜65重量%程度の範囲で含有する。またとくに好
適な多元共重合ゴムとしては、加硫特性を考慮すると、
架橋サイトモノマーの重合単位を0.1〜10重量%、
とくに0.3〜7重量%の範囲で含有することが望まし
い。
【0009】またエチレン・アクリルゴムの加工性、加
硫物性などを考慮すると、ムーニー粘度(ML
(1+4)、100℃)が5〜100、好ましくは10
〜70程度のものを使用することが好ましい。
【0010】エチレン・アクリルゴムにおける(メタ)
アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチルなどを例示することができ
る。これらの中では、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル又はアクリル酸n−ブチルを共重合成分とする共重
合ゴムの使用が好ましい。
【0011】また前記多元共重合ゴムにおける架橋サイ
トモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸
モノイソプロピルのようなマレイン酸モノエステル、ア
クリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジルのような
不飽和モノカルボン酸グリシジルなどを例示することが
できる。とくにマレイン酸モノメチル及びマレイン酸モ
ノエチルのようなマレイン酸モノエステルの使用が好ま
しい。
【0012】本発明で加硫剤として使用することができ
るポリアミンとしては、ヘキサメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミンカルバメート、N,N’−ジシンナ
ミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペン
タミンのような脂肪族系ポリアミン、1,3−ビス(ア
ミノメチル)シクロヘキサン、4,4’−メチレンビス
シクロヘキシルアミン、4,4’−メチレンビスシクロ
ヘキシルアミンカルバメート、p、p’−メチレンジア
ニリンの部分水素添加物のような脂環族系ポリアミン、
p、p’−メチレンジアニリン、m−フェニレンジアミ
ン、メタキシレンジアミンのような芳香族系ポリアミ
ン、これらポリアミンから誘導されるポリアミン、ポリ
アミドアミン、ケチミン、シラミンなどを例示すること
ができる。
【0013】本発明においては、上記ポリアミン加硫剤
と共に、加硫促進剤としてグアニジン類が使用される。
グアニジン類としては、例えばジフェニルグアニジン、
トリフェニルグアニジン、ジ−o−トリルグアニジン、
o−トリルビグアニド、ジ−o−トリルグアニジンのジ
カテコールほう酸塩、ジフェニルグアニジンフタレー
ト、混合ジアリールグアニジンなどを例示することがで
きる。このようなグアニジン類も、1種のみならず、2
種以上併用することができる。またグアニジン類とイミ
ダゾール類を組合わせて使用してもよい。
【0014】本発明のエチレン・アクリルゴム組成物に
おいては、機械的強度の改善のため、あるいは増量、そ
の他の目的で無機充填剤が配合される。無機充填剤とし
ては、シリカ、アルミナ、タルク、クレイ、焼成クレ
イ、表面処理焼成クレイ、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、合成ゼオライト、カーボン
ブラック、ガラス粉、酸化チタン、ハイドロタルサイト
などを例示することができる。これらは1種のみなら
ず、2種以上併用することができる。
【0015】本発明においては、老化防止剤として、ア
ミン系老化防止剤とフェノール系老化防止剤とから選ば
れる一次老化防止剤とリン系老化防止剤および硫黄系老
化防止剤から選ばれる二次老化防止剤を併用するもので
ある。
【0016】アミン系老化防止剤としては、オクチル化
ジフェニルアミン、ジオクチル化ジフェニルアミン、
4,4’−(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルア
ミン、p−(p−トルエンスルホニルアミド)ジフェニ
ルアミン、ジフェニルアミンとアセトンの反応物、ジフ
ェニルアミンとイソブチレンの反応物、ジフェニルアミ
ンとアセトンとアニリンの反応物、各種アルキル化ジフ
ェニルアミンなどのジフェニルアミン系老化防止剤、
N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N−
イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジア
ミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニル−p−フェ
ニレンジアミン、N−フェニル−N’−(3−メタロイ
ルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレン
ジアミン、N,N’−ビス(1−メチルヘプチル)−p
−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1,4−ジメ
チルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−
ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニ
レンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−N’
−フェニル−p−フェニレンジアミン、混合ジアリール
−p−フェニレンジアミン、フェニルヘキシル−p−フ
ェニレンジアミンなどのp−フェニレンジアミン系老化
防止剤、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β
−ナフチルアミンなどのナフチルアミン系老化防止剤、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、
6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリンなどのキノリン系老化防止剤、その他芳香
族アミンと脂肪族アミンの縮合品、ブチルアルデヒドと
アニリンの縮合品などを例示することができる。これら
は単独で使用してもよく、あるいは2種以上併用しても
よい。
【0017】フェノール系老化防止剤としては、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2−t−ブチル−
4−メトキシフェノール、3−t−ブチル−4−メトキ
シフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフ
ェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−secブチル
フェノール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,
6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−α
−ジメチルアミノ−p−クレゾール、2,4,6−トリ
−t−ブチルフェノール、スチレン化フェノール、アル
キル化フェノール、2,6−ジフェニル−4−オクタデ
シロキシフェノール、n−オクタデシル−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート、2−t−ブチル−6−(3’−t−ブチル−
5’−メチル−2’−ヒドロキシベンジル)−4−メチ
ルフェニルアクリレート、2−[1−(2−ヒドロキシ
−3,5−ジーt−ブチル−3,5−ジ−t−ペンチル
フェニル)−エチル]4,6−ジ−t−ペンチルフェニ
ルアクリレート、
【0018】2,2’−メチレンビス(4−メチル−6
−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス
(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’
−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス[6−(1−メチルシク
ロヘキシル)フェノール、2,2’−メチレンビス(4
−メチルシクロヘキシル)−p−クレゾール]、2,
2’−メチレンビス(6−α−メチルベンジル−p−ク
レゾール)、メチレン架橋した多価アルキルフェノー
ル、ビス[3,3−ビス(4−ヒドロキシ−3−t−ブ
チルフェニル)ブチリックアシッド]グリコールエステ
ル、4,4’−ブチリデンビス(6−t−ブチル−m−
クレゾール)、2,2’−エチリデンビス(4−sec
−ブチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−エ
チリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、
トリエチレングリコールビス[3−(3−t−ブチル−
5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]、1,6−ヘキサンジオールビス[3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキサン、2,2’−ジヒドロキシ−3,3’−
(α−メチルシクロヘキシル)−5,5’−ジメチルジ
フェニルメタン、3,9−ビス[2−{3−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,
8,10−テトラオキサスピロ「5、5」ウンデカン、
アルキル化ビスフェノール、p−クレゾールとジシクロ
ペンタジエンのブチル化反応生成物、ポリブチル化ビス
フェノールA,
【0019】1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒ
ドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,
5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、1,
3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−
2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、1,
3,5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリ
(2−ヒドロキシエチル)−S−トリアジン−2,4,
6−(1H,3H,5H)トリオンの3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロ桂皮酸トリエステル、テ
トラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、
【0020】4,4’−チオビス(6−t−ブチル−m
−クレゾール)、4,4’−チオビス(6−t−ブチル
−o−クレゾール)、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンジル)スルフィド、2,2−チオビ
ス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2
−チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,4
−ビス[(オクチルチオ)メチル]−o−クレゾール、
N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシヒドロシンナマミド)、2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルチオ)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス
(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5
−ジ−t−ブチルアニリン)−1,3,5−トリアジ
ン、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルホスホン酸エチル)カルシウム、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネートジエチ
ルエステルなどを挙げることができる。
【0021】本発明において、二次老化防止剤として使
用可能なリン系老化防止剤としては、トリフェニルホス
ファイト、ジフェニル−2−エチルヘキシルホスファイ
ト、ジフェニルイソオクチルホスファイト、ジフェニル
イソデシルホスファイト、ジフェニルトリデシルホスフ
ァイト、ジフェニルノニルフェニルホスファイト、ジブ
チルハイドロゲンホスファイト、4,4−ブチリデンビ
ス(3−メチル−6−t−ブチルフェニルジドデシル)
ホスファイト、トリス(2−エチルヘキシル)ホスファ
イト、トリイソデシルホスファイト、トリス(トリデシ
ル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファ
イト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、ジイ
ソデシルペンタエリスリトールジホスファイト、ジステ
アリルペンタエリスリトールジホスファイト、ビスノニ
ルフェニルペンタエリスリトールジホスファイト、トリ
ス(4−オキシー2,5−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイト、トリス(4−オキシー3,5−ジ−t−ブ
チルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)ホスファイト、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ジトリデシルホスファイト−5−t
−ブチルフェニル)ブタン、
【0022】2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−
ブチルフェニル)オクチルホスファイト、テトラフェニ
ルジプロピレングリコールジホスファイト、テトラフェ
ニルテトラ(トリデシル)ペンタエリスリトールテトラ
ホスファイト、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル
−6−t−ブチルジトリデシルホスファイト)、2,
2’−エチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)フルオロホスファイト、サイクリックネオペ
ンタンテトライルビス(オクタデシル)ホスファイト、
4,4’−イソプロピリデンジフェノールアルキル(C
12〜C18)ホスファイト、サイクリックネオペンタ
ンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニルホ
スファイト)、サイクリックネオペンタンテトライルビ
ス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニルホス
ファイト)、サイクリックネオペンタンテトライルビス
(ノニルフェニルホスファイト)、水添ビスフェノール
A・ペンタエリスリトールホスファイトポリマーなどを
挙げることができる。
【0023】また二次老化防止剤として使用可能な硫黄
系老化防止剤としては、ジラウリルチオジペロピオネー
ト、ジトリデシルチオジプロピオネート、ジミリスリル
チオジプロピオネート、ジステアリルチオジペロピオネ
ートのようなジアルキルチオジプロピオネート、ブチル
チオプロピオン酸、オクチルチオプロピオン酸、ラウリ
ルチオプロピオン酸、ステアリルチオプロピオン酸など
のアルキルチオペロピオン酸の多価アルコール、例えば
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、トリスヒドロキシエチ
ルイソシアヌレートなどのエステル、例えばペンタエリ
スリトールテトララウリルチオプロピオネートを挙げる
ことができる。
【0024】硫黄系老化防止剤としてはまた、2−メル
カプトベンズイミダゾール、2−メルカプトメチルベン
ズイミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾールと
フェノール縮合物の混合品、2−メルカプトベンズイミ
ダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルベンズイミダ
ゾールの亜鉛塩、4と5−メルカプトメチルベンズイミ
ダゾール、4と5−メルカプトメチルベンズイミダゾー
ルの亜鉛塩、ジオクタデシルジスルフィド、モルホリン
−N−オキシジエチレンジチオカルバメートとジベンゾ
チアジルジスルフィドの反応品、ジメチルジチオカルバ
ミン酸ニッケル、ジエチルジチオカルバミン酸ニッケ
ル、ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル、ジイソブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル、イソプロピルキサント
ゲン酸ニッケル、1,3−ビス(ジメチルアミノプロピ
ル)−2−チオ尿素、トリブチルチオ尿素、ビス[2−
メチル−4−{3−n−アルキル(C12又はC14
チオプロピオニルオキシ}−5−t−ブチルフェニル]
スルフィドなどを挙げることができる。
【0025】一次老化防止剤であるアミン系老化防止剤
及びフェノール系老化防止剤はそれぞれ1種のみ用いる
ことができるし、また2種以上併用することもできる。
またアミン系老化防止剤及びフェノール系老化防止剤を
併用することもでき、一般にはこのような併用により加
硫特性が優れ、しかも耐熱老化性に優れた加硫ゴムを容
易に得ることができる。また二次老化防止剤であるリン
系老化防止剤及び硫黄系老化防止剤はそれぞれ1種のみ
用いることができるし、また2種以上併用することもで
きる。またリン系老化防止剤及び硫黄系老化防止剤を併
用することもできる。
【0026】本発明のエチレン・アクリルゴム組成物に
おける上記各成分の配合量は、エチレン・アクリルゴム
100重量部当り、ポリアミンが0.1〜10重量部、
好ましくは0.5〜5重量部、グアニジン類が0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部、無機充填剤
が1〜400重量部、好ましくは10〜300重量部と
なる割合である。またエチレン・アクリルゴム100重
量部当り、アミン系又はフェノール系の老化防止剤であ
る一次老化防止剤が0.1〜15重量部、好ましくは
0.5〜10重量部、リン系又は硫黄系の老化防止剤で
ある二次老化防止剤が0.1〜15重量部、好ましくは
0.5〜10重量部となるような割合である。また一次
老化防止剤と二次老化防止剤の総使用量が、エチレン・
アクリルゴム100重量部当り、0.1〜20重量部、
とくに0.5〜15重量部となるような割合で使用する
ことが好ましい。
【0027】ポリアミンを適量使用することによって、
エチレン・アクリルゴムの架橋に基づく優れた加硫ゴム
物性を発現させることができる。ポリアミンの使用量が
過少であると加硫ゴムにおいて充分な架橋度を得ること
ができないため、満足すべき加硫ゴム物性を得ることが
できず、一方その使用量が過多になると、架橋が進みす
ぎ却って加硫ゴムの破断点伸びが悪くなる。
【0028】また加硫促進剤であるグアニジン類を適量
使用することにより、エチレン・アクリルゴムの加硫を
効果的に促進させ、しかも一次加硫において弾性率の高
い加硫物を得ることができるので金型汚染傾向も小さ
く、生産性を高めることができる。しかしながらその使
用量が過多になると貯蔵安定性が悪くなるので、必要以
上に使用することは避けるべきである。
【0029】無機充填剤の配合は、加硫ゴムの強度を高
めるために有用であり、その配合量が過少であると強度
不足になるのみならず、配合物の肌が荒れて加工性が悪
くなる傾向となる。またあまり多量に使用しすぎると充
分な伸びが得られず、また配合物の粘度が高くなりすぎ
て加工性を悪化させるようになる。
【0030】本発明においては、一次老化防止剤及び二
次老化防止剤を上記のように適量使用することにより、
機械的特性、外観が優れ、かつ耐熱老化性に優れた加硫
ゴムを得ることができる。老化防止剤の使用量を過度に
増量した場合には、加硫ゴムの機械物性が低下したり、
ブリードにより表面外観を損なうことがある。
【0031】本発明のエチレン・アクリルゴム組成物に
おいては、必要に応じその他の各種添加剤を配合するこ
とができる。このような添加剤の例としては、可塑剤、
加工助剤、他の加硫促進剤、顔料や染料などの着色剤等
を例示することができる。かかる可塑剤としては、エチ
レン・アクリルゴムと相溶性があるものであって、例え
ばジエステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、エーテ
ルエステル系可塑剤などを使用することができる。また
加工助剤の例としては、ポリエチレンワックス、高級脂
肪酸、高級脂肪酸塩、高級脂肪族アミン、高級脂肪酸ア
ミド、高級アルコール、リン酸エステルなどを挙げるこ
とができる。また他の加硫促進剤としては、第三級アミ
ン類、三弗化ホウ素化合物類などを例示することができ
る。
【0032】エチレン・アクリルゴム、ポリアミン、グ
アニジン類、無機充填剤、一次老化防止剤、二次老化防
止剤及び任意に配合される他の添加剤を混合するには、
バンバリ−ミキサー、ニーダー、オープンロールなど通
常のゴム用混練機を用いればよい。
【0033】本発明のエチレン・アクリルゴム組成物を
加硫するには、該組成物を所定形状に成形した後、例え
ば100〜300℃程度、好ましくは150〜250℃
程度の温度で10分〜10時間程度保持すればよい。一
般には温和な条件下で一次加硫した後、それと同等かそ
れ以上の温度で加硫を完結させる多段加硫を行うことが
望ましい。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。尚、実施例及び比較例において用いた原料及び
得られた組成物の評価方法は、以下の通りである。
【0035】[1]原料 AEM:エチレン・アクリル酸メチル・架橋サイトモノ
マーランダム共重合体(メルトフローレート12g/1
0分、ム−ニー粘度(ML1+4、100℃)15)
【0036】加硫剤:HMDAC(ヘキサメチレンジア
ミンカルバメート、商品名:DiakNo.1、デュポ
ン社製) 加硫促進剤:DPG(ジフェニルグアニジン、商品名:
サンセラーD、三新化学社製)
【0037】無機充填剤:CB(カーボンブラック、N
550CB、商品名シーストSO、東海カーボン社製)
【0038】一次老化防止剤ー1:CD(4,4’−
α,α−ヂメチルベンジル)ジフェニルアミン、商品
名:ノクラックCD、大内新興社製) 一次老化防止剤ー2:Ir1330(1,3,5−トリ
メチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル
ヒドロキシベンジル)ベンゼン、商品名Irganox
1330、チバガイギー社製) 一次老化防止剤ー3:810NA(N−イソプロピル−
N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、商品名:ノ
クラック810NA、大内新興社製) 一次老化防止剤ー4:TD(p−(p−トルエンスルホ
ニルアミド)ジフェニルアミン、商品名:ノクラックT
D、大内新興社製) 一次老化防止剤ー5:white(N,N’−ジナフチ
ル−p−フェニレンジアミン、商品名:ノクラックwh
ite、大内新興社製)
【0039】二次老化防止剤:fos168(トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、商
品名:Irgafos168、チバガイギー社製)
【0040】加工助剤ー1:ステアリン酸(川研ファイ
ンケミカル社製) 加工助剤ー2:オクタデシルアミン(アーミン18D、
ライオン・アクゾ社製) 加工助剤ー3:リン酸エステル化合物(フォスファノー
ルRL210、東邦化学社製)
【0041】[2]評価方法 (1)未加硫ゴム物性 表1に示すような割合で、AEM、無機充填剤及び加工
助剤をバンバリーミキサーで3分間混練し、次いで老化
防止剤、加硫剤及び加硫促進剤を加え、ロール温度40
℃の6インチミキシングロールで混練りして、エチレン
・アクリルゴム組成物を調製した。
【0042】(1−1)誘導時間(スコーチ時間)、J
IS K6300準拠、Lローター使用 上記組成物を125℃に加温し、最低粘度(Vm)にな
ってから、ムーニー粘度で5point上昇するまでの
時間(t5)を測定し、貯蔵安定性の指標とした。また
t5とt35(Vmからムーニー粘度で35point
上昇するまでの時間)の差Δtを求め、加硫速度の指標
とした。
【0043】(1−2)振動式ディスク加硫試験 ALFA TECHNOLOGIES社製MDR2000を使用し、温度
180℃、時間15分の条件で上記組成物の加硫曲線を
求めた。加硫トルクの最大値(S’max)及びトルク
が90%上昇するまでの時間tc90をそれぞれ測定
し、加硫性能を評価した。
【0044】(2)加硫ゴム物性 上記エチレン・アクリルゴム組成物を180℃、10分
の条件でプレス加硫により1次加硫した後、180℃、
4時間の条件で2次加硫して得られた加硫ゴムについ
て、その物性を評価した。
【0045】(2−1)引張特性及び硬度 JIS K6251及びJIS K6253に基づき、
加硫ゴムの100%モジュラス(M100)、破断点強
度(TB)、破断点伸び(EB)及び硬度を測定した。
【0046】(2−2)耐熱老化試験 加硫ゴム(直径29mm、厚さ13mmの形状の試料)
を175℃で1〜6週間保持したものの硬度を測定し、
初期値との差を求め、耐熱老化性の判断基準とした。
【0047】[実施例1〜3、比較例1]表1に示す各
原料を使用して得られる組成物(表中の原料の数値は重
量部を示す)の各種物性を上記評価方法により測定し
た。結果を表2に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、加硫特性が優れ、機械
的特性、耐熱老化性に優れた加硫ゴムとなるエチレン・
アクリルゴム組成物を提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/08 C08L 33/08 Fターム(参考) 4J002 BB071 BG041 DA038 DE138 DE148 DE238 DE288 DG048 DG058 DJ008 DJ018 DJ038 DJ048 DL008 EJ029 EJ069 EN036 EN039 EN046 EN059 EN069 EN076 EN079 EN109 EN116 ER027 EU189 EV049 EV079 EV349 EW019 FD018 FD079 FD157

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン・(メタ)アクリル酸エステル
    共重合ゴム100重量部当り、ポリアミン0.1〜10
    重量部、グアニジン類0.1〜10重量部、無機充填剤
    1〜400重量部、アミン系老化防止剤及びフェノール
    系老化防止剤から選ばれる一次老化防止剤0.1〜15
    重量部及びリン系老化防止剤及び硫黄系老化防止剤から
    選ばれる二次老化防止剤0.1〜15重量部を配合して
    なるエチレン・アクリルゴム組成物。
  2. 【請求項2】 エチレン・(メタ)アクリル酸エステル
    共重合ゴムが、エチレン、(メタ)アクリル酸エステル
    及び架橋サイトモノマーの共重合体である請求項1記載
    のエチレン・アクリルゴム組成物。
  3. 【請求項3】 一次老化防止剤としてアミン系老化防止
    剤及びフェノール系老化防止剤を併用することを特徴と
    する請求項1又は2記載のエチレン・アクリルゴム組成
    物。
  4. 【請求項4】 さらに可塑剤、加工助剤、加硫促進剤及
    び着色剤から選ばれる少なくとも1種の添加剤を配合し
    てなる請求項1〜3記載のエチレン・アクリルゴム組成
    物。
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