JP2002302112A - チューブ状薄肉ブロー成形ボトル - Google Patents

チューブ状薄肉ブロー成形ボトル

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JP2002302112A
JP2002302112A JP2001105638A JP2001105638A JP2002302112A JP 2002302112 A JP2002302112 A JP 2002302112A JP 2001105638 A JP2001105638 A JP 2001105638A JP 2001105638 A JP2001105638 A JP 2001105638A JP 2002302112 A JP2002302112 A JP 2002302112A
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shoulder
bottle
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thin
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JP2001105638A
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English (en)
Inventor
Tadasuke Kojima
忠祐 小嶋
Naoshi Umetsu
直志 梅津
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘体の内容物に使用しても、内容物の排出とと
もにスムーズに容積を減じて、内容物の残量が極めて少
ないチューブ状薄肉ブロー成形ボトルを提供する。 【解決手段】上方から口頸部110 、肩部120 、胴部、把
手部170 とからなり、内容物の排出にともない容積を減
ずるプラスチック製のブロー成形ボトルであって、胴部
が、表裏面130,140 と左右側面152,153,162,163 とから
なり、肩部が、口頸部の下端外周近傍の表裏位置より胴
部の左右側面中央位置で結ぶ楕円形状で、胴部の表裏面
及び左右側面に連続し、肩部の左右先端より、胴部の側
面の中央位置に、胴部の下端に至る稜線151,161 を形成
し、この稜線の前方及び後方の側面を外側へ曲面状に設
け、胴部の表裏面の下端部に、それぞれ内側へ曲面とな
る上下方向の曲面部131,141 を形成し、把手部を胴部の
下方に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷インキなどの
粘性をもつ内容物に使用するチューブ状薄肉ブロー成形
ボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘体を内容物とするブロー成形ボ
トルとしては、使用時に内容物を押し出しやすいよう
に、チューブ状の薄肉ブロー成形ボトルが使用されてい
た。このボトルは、ブロー成形機の押出し装置でパリソ
ン(溶融した樹脂の管)を押し出し、このパリソンを金
型で挟み、この金型内のパリソンをブロー成形装置でブ
ローエアによりチューブ状ボトルに成形したもので、上
方から口頸部、肩部、下端をピンチオフ(食い切り同時
に融着部分)した胴部とからなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チューブ状薄肉ブロー成形ボトルは、胴部下端のピンチ
オフ近傍の上方に肉が溜まり過ぎ、また、肩部が肉厚の
ため折り畳まれることがなく、例えば、インキボトルの
場合には、事務機などに装填して使用するときに、内容
物を口頸部から吸引排出しても、ボトルの潰れが悪く、
また、胴部が部分的に潰れて内容物の流路を閉塞するこ
とがあり、ボトル内の内容物の残量が30%以上のこと
があった。
【0004】本発明は、上述の従来のチューブ状薄肉ブ
ロー成形ボトルの問題を解決したものであり、粘体の内
容物に使用しても、内容物の排出とともにスムーズに容
積を減じて、内容物の残量が極めて少ないチューブ状薄
肉ブロー成形ボトルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、上方から口頸部、肩部、胴部、把手部とから
なり、内容物の排出にともない容積を減ずるプラスチッ
ク製のブロー成形ボトルであって、前記胴部が、表裏面
と左右側面とからなり、前記肩部が、前記口頸部の下端
外周近傍の表裏位置より前記胴部の左右側面中央位置で
結ぶ楕円形状で、前記胴部の表裏面及び左右側面に連続
し、前記肩部の左右先端より、前記胴部の側面の中央位
置に、前記胴部の下端に至る稜線を形成し、この稜線の
前方及び後方の側面を外側へ曲面状に設け、前記胴部の
表裏面の下端部に、それぞれ内側へ曲面となる上下方向
の曲面部を形成し、かつ前記胴部の下方に把手部を設け
たことを特徴としたチューブ状薄肉ブロー成形ボトルで
ある。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、前記ブロー
成形ボトルが、単層であることを特徴とする第1の発明
に記載のチューブ状薄肉ブロー成形ボトルである。
【0007】次に、本発明の第3の発明は、前記ブロー
成形ボトルが、多層であることを特徴とする第1の発明
に記載のチューブ状薄肉ブロー成形ボトルである。
【0008】次に、本発明の第4の発明は、前記多層
が、中間層にバリア層を有することを特徴とする第3の
発明に記載のチューブ状薄肉ブロー成形ボトルである。
【0009】次に、本発明の第5の発明は、前記把手部
が、中央に貫通孔をもつ楕円形状であることを特徴とす
る第1乃至第4の発明に記載のチューブ状薄肉ブロー成
形ボトルである。
【0010】次に、本発明の第6の発明は、前記把手部
が、L字形状であることを特徴とする第1乃至第4の発
明に記載のチューブ状薄肉ブロー成形ボトルである。
【0011】そして、本発明の第7の発明は、前記胴部
の側面の前記稜線の下端位置にリブを設けたことを特徴
とする第6の発明に記載のチューブ状薄肉ブロー成形ボ
トルである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のチューブ状薄肉ブロー成
形ボトルの構造は、上方から口頸部、肩部、胴部、把手
部とからなり、内容物の排出にともない容積を減ずるプ
ラスチック製のボトルであり、胴部が、表裏面と左右側
面とからなり、肩部が、口頸部の下端外周近傍の表裏位
置より胴部の左右側面中央位置で結ぶ楕円形状で、胴部
の表裏面及び左右側面に連続し、肩部の左右先端より、
胴部の側面の中央位置に、胴部の下端に至る稜線を形成
し、この稜線の前方及び後方の側面を外側へ曲面状に設
け、また、胴部の表裏面の下端部に、それぞれ内側へ曲
面となる上下方向の曲面部を形成し、この胴部の下方に
連続させて把手部を設けるものである。
【0013】上述した本発明のボトルの製造方法には、
熱可塑性樹脂を用いて、単層又は多層のブロー成形法が
用いられるものである。そして、ボトルの使用目的に合
わせて単層又は多層を選定するものであるが、特に、ボ
トルにバリア性が求められるときには、例えば、直鎖低
密度ポリエチレン層/エチレン・ビニルアルコール共重
合体層/直鎖低密度ポリエチレン層構成、高密度ポリエ
チレン層/ナイロン層/高密度ポリエチレン層構成など
エチレン・ビニルアルコール共重合体やナイロンなどの
ハイバリア性樹脂のバリア層を中間層に形成する多層ブ
ロー成形ボトルを使用するものである。また、ボトルの
胴部の肉厚は、通常、平均肉厚でほぼ0.4mm以下の
薄肉に形成するものである。
【0014】なお、ボトルは、内容物を充填したのち、
口頸部にキャップを装着して封止するものである。そし
て、事務機器などに装填して使用するときは、キャップ
を取外して、事務機器などの収容スペースに把手を引っ
掛けて装填し、口頸部から内容物を吸引排出するもので
あり、また、使用したのちに、キャップを口頸部に装着
して封止するが、次回の使用に備えて、ボトル下端の把
手によってボトルを吊り下げて置き、内容物を自重によ
り口頸部側に移動させるようにし、使用するときに、内
容物が排出し易くすることもできる。
【0015】次に、本発明のチューブ状薄肉ブロー成形
ボトルの3つの実施形態について、図を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明のチューブ状薄肉ブロー成形ボ
トルの実施形態1の斜視図であり、図2は、実施形態2
の斜視図であり、図3は、実施形態3の斜視図である。
【0016】実施形態1のチューブ状薄肉ブロー成形ボ
トル(100)の構造は、図1に示すように、上方から
口頸部(110)、肩部(120)、胴部、把手部(1
70)とからなり、胴部は、表裏面(130,140)
と左右側面(152と153,162と163)とから
なり、水平断面形状(破線で図示)が四角形状であり、
肩部は、口頸部の下端外周近傍の表裏位置より胴部の左
右側面中央位置で結ぶ左右先端が尖った楕円形状で、出
来るだけ小さなスペースで設け、胴部の表裏面及び左右
側面に連続させ、肩部の左右先端より、胴部の側面の中
央位置に、胴部の下端に至る稜線(151,161)を
形成し、この稜線の前方及び後方の側面を外側へ曲面状
に設け、また、胴部の表裏面の下端部に、それぞれ内側
へ曲面となる上下方向の曲面部(131,141)を形
成し、この曲面部の下端からボトルの下端のピンチオフ
位置の間に中央に貫通孔(171)がもつ楕円形状の把
手部(170)を設けるものである。
【0017】次に、実施形態2のチューブ状薄肉ブロー
成形ボトル(100)の構造は、図2に示すように、ボ
トルの下端部にL字形状の把手部(180)を設ける以
外は、実施形態と同様である。
【0018】次に、実施形態3のチューブ状薄肉ブロー
成形ボトル(100)は、図3に示すように、ボトルの
下端部にL字形状の把手部(180)を設け、胴部の右
側面の稜線の下端位置にリブ(164)を設ける以外
は、実施形態と同様である。
【0019】上述した本発明の実施形態1乃至3のチュ
ーブ状薄肉ブロー成形ボトルは、肉厚が厚く折り畳まれ
ない肩部の面積が小さく、また、ボトル下端のピンチオ
フの上方の肉溜まり位置に把手が設けられており、胴部
の下端部には肉溜まりが少なく、また、この把手でボト
ルを固定でき、また、胴部の側面の中央位置の稜線の前
方及び後方の側面が外側へ曲面状に設けられて、内容物
が排出されるにつれて内側へ反転しやすく、また、胴部
の表裏面の下端部の上下方向の曲面部が内側へ曲面に形
成されており、これらの総合した効果により、内容物を
口頸部から吸引排出したときに、ボトルが潰れやすく、
また、胴部の肉厚のバランスがよいので、部分的に潰れ
て内容物の流路を閉塞することもなく、ボトル内の内容
物の残量が、極めて少なくなる。
【0020】また、ボトルの下端部にL字形状の把手部
を設け、胴部の右側面の稜線の下端位置にリブを設ける
実施形態3のボトルは、右側面に設けたリブの突っ張り
により、前方及び後方の下端位置の側面の潰れを容易に
するものである。
【0021】
【発明の効果】本発明のチューブ状薄肉ブロー成形ボト
ルは、内容物を排出するとともにボトルがスムーズに潰
れて容積を減じ、また、胴部の肉厚のバランスがよいの
で、部分的に潰れて内容物の流路を閉塞することもな
く、内容物の残量が、極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のチューブ状薄肉ブロー成
形ボトルの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態2のチューブ状薄肉ブロー
成形ボトルの斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態3のチューブ状薄肉ブロー
成形ボトルの斜視図である。
【符号の説明】
100……薄肉ブロー成形ボトル 110……口頸部 120……肩部 130……表面 131,141……曲面部 140……裏面 151,161……稜線 152,162……側面前方 153,163……側面後方 164……リブ 170,180……把手部 171……貫通孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から口頸部、肩部、胴部、把手部とか
    らなり、内容物の排出にともない容積を減ずるプラスチ
    ック製のブロー成形ボトルであって、前記胴部が、表裏
    面と左右側面とからなり、前記肩部が、前記口頸部の下
    端外周近傍の表裏位置より前記胴部の左右側面中央位置
    で結ぶ楕円形状で、前記胴部の表裏面及び左右側面に連
    続し、前記肩部の左右先端より、前記胴部の側面の中央
    位置に、前記胴部の下端に至る稜線を形成し、該稜線の
    前方及び後方の側面を外側へ曲面状に設け、前記胴部の
    表裏面の下端部に、それぞれ内側へ曲面となる上下方向
    の曲面部を形成し、かつ前記胴部の下方に把手部を設け
    たことを特徴としたチューブ状薄肉ブロー成形ボトル。
  2. 【請求項2】前記ブロー成形ボトルが、単層であること
    を特徴とする請求項1記載のチューブ状薄肉ブロー成形
    ボトル。
  3. 【請求項3】前記ブロー成形ボトルが、多層であること
    を特徴とする請求項1記載のチューブ状薄肉ブロー成形
    ボトル。
  4. 【請求項4】前記多層が、中間層にバリア層を有するこ
    とを特徴とする請求項3記載のチューブ状薄肉ブロー成
    形ボトル。
  5. 【請求項5】前記把手部が、中央に貫通孔をもつ楕円形
    状であることを特徴とする請求項1乃至4記載のチュー
    ブ状薄肉ブロー成形ボトル。
  6. 【請求項6】前記把手部が、L字形状であることを特徴
    とする請求項1乃至4記載のチューブ状薄肉ブロー成形
    ボトル。
  7. 【請求項7】前記胴部の右側面の前記稜線の下端位置に
    リブを設けたことを特徴とする請求項6のチューブ状薄
    肉ブロー成形ボトル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007181A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Cosmo Life:Kk 飲料ディスペンサ用カートリッジ容器
US7494029B2 (en) 2004-10-06 2009-02-24 Kabushiki Kaisha Cosmo Life Container cartridge for beverage dispenser and support structure thereof

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