JP2001206330A - 非自立型薄肉ブロー成形ボトル - Google Patents

非自立型薄肉ブロー成形ボトル

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JP2001206330A
JP2001206330A JP2000012712A JP2000012712A JP2001206330A JP 2001206330 A JP2001206330 A JP 2001206330A JP 2000012712 A JP2000012712 A JP 2000012712A JP 2000012712 A JP2000012712 A JP 2000012712A JP 2001206330 A JP2001206330 A JP 2001206330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
contents
self
blow
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000012712A
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English (en)
Inventor
Tadasuke Kojima
忠祐 小嶋
Masao Kobayashi
正男 小林
Naoshi Umetsu
直志 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物の排出に伴いボトルが変形して容積を減
じるが、機器の収容スペース内で不都合を起こすことが
なく、また、ボトルの変形による内容物の流路の閉塞が
なく、内容物の残量が極めて少ない非自立型薄肉ブロー
成形ボトルを提供する。 【解決手段】内容物の排出に伴い容積を減ずる胴部103
断面が四角形状の非自立型薄肉ブロー成形ボトル100 で
あって、前記ボトルの所定の位置に、内容物の流路を形
成する内面が凹状で外面が凸状の複数のリブ110 を設
け、且つ、折り畳まれる左右の側面を、複数の縦の凹部
120 を形成してジャバラ形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務機器のインキ
容器などに使用する内容物の排出に伴い容積を減ずる非
自立型薄肉ブロー成形ボトルに関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー機のインキ容器としては、
薄肉の通常のブロー成形ボトルが使用されていた。この
ボトルは、通常では機器内で横置きで使用するため、非
自立型のボトルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た薄肉の通常のブロー成形ボトルは、吸引ポンプによる
内容物の排出に伴いボトルが潰れて容積を減じるが、ボ
トルの変形した部分が機器の収容スペース壁に当たるな
どして、不都合を起こすことがあった。また、内容物の
排出の途中で、ボトルの変形により内容物の流路が閉塞
状態となり、内容物の排出が完全にできず、ボトル内の
残量が多いことなどが問題となっていた。
【0004】本発明は、上述の従来の問題を解決するこ
とを目的とし、内容物の排出に伴いボトルが変形して容
積を減じるが、機器の収容スペース内で不都合を起こす
ことがなく、また、ボトルの変形による内容物の流路の
閉塞がなく、内容物の残量が少ない非自立型薄肉ブロー
成形ボトルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、内容物の排出に伴い容積を減ずる胴部断面が
四角形状の非自立型薄肉ブロー成形ボトルであって、前
記ボトルの所定の位置に、内容物の流路を形成する内面
が凹状で外面が凸状の複数のリブを設け、且つ、折り畳
まれる左右の側面を、複数の縦の凹部を形成してジャバ
ラ形状としたことを特徴とする非自立型薄肉ブロー成形
ボトルである。
【0006】そして、本発明の第2の発明は、口頸部が
入子構造のブロー成形用金型を用いて成形されたことを
特徴とする第1の発明に記載の非自立型薄肉ブロー成形
ボトルである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の非自立型薄肉ブロー成形
ボトルは、事務機器などに横置き状態に装填され、口頸
部から吸引ポンプなどで内容物を排出して使用される胴
部断面形状が四角形状のボトルであり、ボトルの所定の
位置に、内容物の流路を形成する内面が凹状で外面が凸
状の複数のリブを設け、且つ、折り畳まれる左右の側面
を、複数の縦の大きな凹部を形成してジャバラ形状にす
るものである。成形方法は、熱可塑性樹脂を用いた単層
又は多層のダイレクトブロー成形が用いられる。特にガ
スバリア性が求められる用途には、中間層にエチレン・
ビニルアルコール共重合体やナイロンなどのハイガスバ
リア性樹脂を用いた多層ブロー成形ボトルを使用するも
のである。なお、ボトルの肉厚は、口頸部から吸引ポン
プなどによる内容物の排出に伴い変形して容積が減ずる
ような肉厚にボトルを作製するものである。
【0008】また、必要に応じては、口頸部が入子構造
のブロー成形用金型を用いて本発明の非自立型薄肉ブロ
ー成形ボトルを成形するものである。この口頸部が入子
構造の金型を用いると、口頸部の入子を交換することに
より、ポンプサイズの大きな口頸部のボトル又は小さい
サイズの口頸部のボトルなど、ボトルの口頸部の大きさ
を任意に変えることができる。
【0009】次に、本発明の非自立型薄肉ブロー成形ボ
トルの具体的な一実施の形態について、図を用いて詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態の非自立型薄
肉ブロー成形ボトルの正面図であり、図2は、その平面
図であり、図3は、図1のX−X’断面図であり、そし
て、図4は、側面図である。
【0011】本実施形態の非自立型薄肉ブロー成形ボト
ル(100)は、図1及び図2に示すように、表側の胴
部(103)に縦の内面が凹状で外面が凸状の2本の平
行するリブ(110)を上端から底部(104)近傍の
下方へ設け、裏側の胴部の中央に同様の縦の一本のリブ
を設け、肩部(102)にも図2に示すような内面が凹
状で外面が凸状の連続するリブ(110)を設け、図3
及び図4に示すように、胴部(103)の左右の側面
を、上端から下端に縦の2本の平行する凹部(120)
を形成してジャバラ形状にするものである。なお、底部
(104)は、図4に示すように、表裏方向の断面形状
が先端が尖った湾曲状である。
【0012】上述した本実施形態の非自立型薄肉ブロー
成形ボトルは、事務機器などの収容スペースに横置き状
態に装填し、口頸部から吸引ポンプにより内容物を排出
すると、内容物の排出に伴い胴部の左右側面に形成され
たジャバラ形状の効果によって左右側面が折り畳まれて
潰れ、ボトルの容積が減じる。このときのボトルの変形
は、左右側面の厚みが薄くなるだけであるので、機器の
収容スペース内においては、何らの不都合も生じること
がない。
【0013】また、内容物の排出に伴いボトルが表裏方
向に潰れて行っても、ボトルの内面には凹状のリブが胴
部に3本と肩部に連続するリブが形成されているため、
内容物の排出に対する流路が確保されており、内容物が
十分に排出され、内容物のボトル内に排出できずに残る
残量が極めて少ない。
【0014】
【発明の効果】本発明の非自立型薄肉ブロー成形ボトル
は、内容物の排出に伴いボトルが変形して容積を減じる
が、機器の収容スペース内での何らの不都合も生じるこ
とがなく、また、ボトルの変形による内容物の流路の閉
塞がないので、内容物のボトル内に残る排出できない残
量が極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非自立型薄肉ブロー成形ボトルの一実
施の形態を説明する正面図である。
【図2】図1に示す非自立型薄肉ブロー成形ボトルの平
面図である。
【図3】図1に示す非自立型薄肉ブロー成形ボトルのX
−X’断面図である。
【図4】図1に示す非自立型薄肉ブロー成形ボトルの側
面図である。
【符号の説明】
100……ボトル 101……口頸部 102……肩部 103……胴部 104……底部 110……リブ 120……凹部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 CA20 DA03 DB03 DC03 DD01 EA02 EA04 EA05 FA03 GA02 3E061 AA24 AB09 DA07 DA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物の排出に伴い容積を減ずる胴部断面
    が四角形状の非自立型薄肉ブロー成形ボトルであって、
    前記ボトルの所定の位置に、内容物の流路を形成する内
    面が凹状で外面が凸状の複数のリブを設け、且つ、折り
    畳まれる左右の側面を、複数の縦の凹部を形成してジャ
    バラ形状としたことを特徴とする非自立型薄肉ブロー成
    形ボトル。
  2. 【請求項2】口頸部が入子構造のブロー成形用金型を用
    いて成形されたことを特徴とする請求項1記載の非自立
    型薄肉ブロー成形ボトル。
JP2000012712A 2000-01-21 2000-01-21 非自立型薄肉ブロー成形ボトル Pending JP2001206330A (ja)

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