JP2002301564A - 金属溶湯の給湯装置 - Google Patents

金属溶湯の給湯装置

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JP2002301564A
JP2002301564A JP2001105569A JP2001105569A JP2002301564A JP 2002301564 A JP2002301564 A JP 2002301564A JP 2001105569 A JP2001105569 A JP 2001105569A JP 2001105569 A JP2001105569 A JP 2001105569A JP 2002301564 A JP2002301564 A JP 2002301564A
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Kenichi Nakagawa
賢一 中川
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶湯路を通して溶湯ポンプに吸引する金属溶
湯の吸引量や、溶湯ポンプから溶湯路を通して給湯する
金属溶湯の給湯量を精度良く管理できるようにする。 【解決手段】 複数の溶湯路22,23を弁体18の移
動操作で択一的に選択して溶湯ポンプCに連通自在に設
けてある金属溶湯の給湯装置であって、弁体の移動に伴
って摺動する摺動部Fを、周方向の一箇所を分断してC
形に形成した径方向に弾性変形可能なリング状部材29
と、リング状部材に対して嵌合して相対摺動し、かつ、
摺動方向に沿う長さがリング状部材よりも長い摺動部材
30とで構成し、リング状部材と摺動部材との少なくと
も一方をセラミックで形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の溶湯路を弁
体の移動操作で択一的に選択して溶湯ポンプに連通自在
に設けてある金属溶湯の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属溶湯の給湯装置は、弁体と弁
箱や、弁棒と弁箱(蓋) などの、弁体の移動に伴って摺
動する摺動部を、金属どうしが相対摺動したり、金属と
セラミックとが相対摺動したり、セラミックどうしが相
対摺動したりするように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、摺動部の摺動
面間のクリアランスを小さくすることができず、金属溶
湯が摺動部を通して弁箱の内外に亘って出入りし易いの
で、溶湯路を通して溶湯ポンプに吸引する金属溶湯の吸
引量や、溶湯ポンプから溶湯路を通して給湯する金属溶
湯の給湯量を精度良く管理しにくい欠点がある。つま
り、高温の金属溶湯を給湯する給湯装置では、弁体の移
動に伴って摺動する摺動部を金属どうしが相対摺動する
ように構成すると、金属どうしの「焼き付き」や金属間
化合物の生成による「かじれ」といった現象が生じ易い
ので、摺動面間のクリアランスを小さくすることができ
ず、金属どうしの「焼き付き」や「かじれ」の問題を防
止するために、耐熱性が高いセラミックと金属とが相対
摺動するように構成したり、セラミックどうしが相対摺
動するように構成しても、セラミック製の弁体や弁箱な
どの弁構成部材を高い精度で加工しにくいので、いずれ
にしても、摺動面間のクリアランスを小さくできないの
である。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、溶湯路を通して溶湯ポンプに吸引する金属溶湯の吸
引量や、溶湯ポンプから溶湯路を通して給湯する金属溶
湯の給湯量を精度良く管理できるようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、複数の溶湯路を弁体の移動操作で択一的に選
択して溶湯ポンプに連通自在に設けてある金属溶湯の給
湯装置であって、前記弁体の移動に伴って摺動する摺動
部を、周方向の一箇所を分断してC形に形成した径方向
に弾性変形可能なリング状部材と、前記リング状部材に
対して嵌合して相対摺動し、かつ、摺動方向に沿う長さ
が前記リング状部材よりも長い摺動部材とで構成し、前
記リング状部材と前記摺動部材との少なくとも一方をセ
ラミックで形成してある点にある。 〔作用〕弁体の移動に伴って摺動する摺動部を、周方向
の一箇所を分断してC形に形成した径方向に弾性変形可
能なリング状部材と、リング状部材に対して嵌合して相
対摺動し、かつ、摺動方向に沿う長さがリング状部材よ
りも長い摺動部材とで構成するので、リング状部材の外
周側に対して摺動部材を嵌合する場合は、リング状部材
を縮径方向に弾性変形させた状態で、その外周側に摺動
部材を嵌合し、リング状部材の内周側に対して摺動部材
を嵌合する場合は、リング状部材を拡径方向に弾性変形
させた状態で、その内周側に摺動部材を嵌合することに
より、リング状部材の摺動面と摺動部材の摺動面とを、
リング状部材の弾性復元力で、互いに近接させる状態に
保持することができ、リング状部材や摺動部材を高い精
度で加工することなく、リング状部材と摺動部材との摺
動面間のクリアランスを小さくすることができる。ま
た、リング状部材と摺動部材との少なくとも一方をセラ
ミックで形成してあるので、金属どうしが相対摺動する
摺動部を設ける場合の「焼き付き」や「かじれ」といっ
た現象が生じにくい。 〔効果〕高い加工精度を要することなく、金属どうしが
相対摺動する場合の「焼き付き」や「かじれ」といった
現象が生じにくい摺動部の摺動面間のクリアランスを小
さくすることができ、溶湯路を通して溶湯ポンプに吸引
する金属溶湯の吸引量や、溶湯ポンプから溶湯路を通し
て給湯する金属溶湯の給湯量を精度良く管理できる。
【0005】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記弁
体の移動通路をその移動方向の一端側が弁箱構成部材の
上方に開口するように上下方向に延設して、前記弁体の
弁棒を前記移動通路に挿通し、前記溶湯ポンプの溶湯吸
排路を前記移動通路の上下方向中間位置に径方向から連
通させるとともに、前記溶湯吸排路よりも低い位置で前
記移動通路に連通する第1溶湯路と、前記溶湯吸排路よ
りも高い位置で前記移動通路に径方向から連通する第2
溶湯路とを設けて、前記弁体を、前記第1溶湯路が前記
溶湯吸排路を通して前記溶湯ポンプに連通する第1位置
と、前記第2溶湯路が前記溶湯吸排路を通して前記溶湯
ポンプに連通する第2位置とに上下移動自在に設け、前
記第2溶湯路との連通位置よりも高い位置で前記移動通
路の壁面と前記弁棒との隙間を塞ぐ塞ぎ部材を前記弁棒
に固定し、前記弁体と前記壁面との摺動部と、前記塞ぎ
部材と前記壁面との摺動部との各々を、前記リング状部
材と前記摺動部材とで構成してある点にある。 〔作用〕弁体の移動通路をその移動方向の一端側が弁箱
構成部材の上方に開口するように上下方向に延設し、弁
体の弁棒をその移動通路に挿通して、弁棒を弁体ごと弁
箱構成部材の上方に抜き出すことができる。また、溶湯
ポンプを第1溶湯路に連通させて作動させるときは、弁
体と壁面との摺動部の摺動面間のクリアランスをリング
状部材と摺動部材とで小さくして、第1溶湯路に連通し
ている移動通路内の金属溶湯の摺動部からの出入りを少
なくすることができ、溶湯ポンプを第2溶湯路に連通さ
せて作動させるときは、弁体と壁面との摺動部の摺動面
間のクリアランスと、塞ぎ部材と壁面との摺動部の摺動
面間のクリアランスとの各々を、リング状部材と摺動部
材とで小さくして、第2溶湯路に連通している移動通路
内の金属溶湯の摺動部からの出入りを少なくすることが
できる。 〔効果〕弁棒を弁体ごと弁箱構成部材の上方に抜き出し
て、弁体や弁箱の保守点検作業を容易に行えるようにし
ながら、溶湯ポンプに吸引する金属溶湯の吸引量や、溶
湯ポンプから給湯する金属溶湯の給湯量を管理し易い。
【0006】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記移
動通路を前記弁箱構成部材の上方と下方とに開口するよ
うに延設してある点にある。 〔作用〕移動通路の周面に付着した金属酸化物などの付
着物を、弁箱構成部材の下方に開口する開口部から排出
し易い。 〔効果〕弁箱の保守点検作業を容易に行える。
【0007】請求項4記載の発明の特徴構成は、前記リ
ング状部材をセラミックで形成してある点にある。 〔作用〕リング状部材を耐熱性の高いセラミックで形成
して、その耐久性を高めることができる。 〔効果〕リング状部材の点検や交換などのメンテナンス
作業を簡略化できる。
【0008】請求項5記載の発明の特徴構成は、前記リ
ング状部材の分断箇所の端面どうしを、摺動方向に対向
させた状態で周方向に沿って相対移動可能に設けてある
点にある。 〔作用〕端面どうしを摺動方向に対向させた状態で、周
方向に沿って互いに近接する方向に相対移動させて、リ
ング状部材を縮径方向に弾性変形させることができ、ま
た、端面どうしを摺動方向に対向させた状態で、周方向
に沿って互いに離間する方向に相対移動させて、リング
状部材を拡径方向に弾性変形させることができる。 〔効果〕縮径方向に弾性変形させたリング状部材に対し
てその外周側に摺動部材を嵌合した場合でも、拡径方向
に弾性変形させたリング状部材に対してその内周側に摺
動部材を嵌合した場合でも、端面どうしが摺動方向に対
向しているので、リング状部材の分断箇所からの金属溶
湯の漏れ出しを効果的に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、金属溶湯の一例としてのマグ
ネシウム合金の溶湯Dを鋳造装置Bに給湯する給湯装置
Aを示し、溶湯ポンプCから排出された溶湯Dを給湯管
1を通して鋳造装置Bに給湯するようにしてある。
【0010】前記溶湯ポンプCは、セラミック(窒化珪
素) 製のシリンダケース2と、そのシリンダケース2の
シリンダ室3内を上下に往復移動自在なセラミック(窒
化珪素) 製のピストン4と、ピストン4に一体形成して
あるピストンロッド5を上下に往復移動させるピストン
駆動用エアシリンダ6と、シリンダケース2の底部近く
に貫通形成した溶湯吸排路7を溶湯炉E内に連通する状
態と給湯管1に連通する状態とに切り換え可能な切換弁
8と、切換弁8を切換作動させる弁切換用エアシリンダ
9とを備えている。
【0011】前記シリンダケース2は、セラミック製の
ケース本体10に形成したシリンダ室形成用貫通孔11
の下部開口をセラミック製の蓋板12で塞いでシリンダ
室3を形成し、溶湯炉Eの炉蓋13に固定してあるベー
スプレート14とケース本体10の外周側とをセラミッ
ク(窒化珪素) 製の連結アーム15で連結して、シリン
ダケース2の全体が溶湯炉E中における溶湯Dの液面昇
降範囲のうちの最も低い液面よりも低い位置で溶湯D中
に沈むように固定し、ピストン駆動用エアシリンダ6と
弁切換用エアシリンダ9とを支持する支持テーブル16
を支柱17でベースプレート14に固定してある。
【0012】前記切換弁8は、セラミック(窒化珪素)
製の弁体18の移動通路19をケース本体10に形成し
てその弁箱を構成してあり、移動通路19を、弁体18
の移動方向の一端側が弁箱構成部材であるケース本体1
0の上方に開口し、かつ、他端側がケース本体10の下
方に開口するように上下方向に延設して、弁体18に一
体形成してある弁棒20をその移動通路19に挿通し、
移動通路19とシリンダ室3とに亘って貫通する貫通孔
をケース本体10の外面側から形成すると共に、その貫
通孔の外側開口部をプラグ21で塞いで、移動通路19
の上下方向中間位置に径方向から連通する溶湯吸排路7
を形成してある。
【0013】図2,図3に示すように、溶湯吸排路7よ
りも低い位置で移動通路19に連通する第1溶湯路22
を移動通路19の下端部で兼用するとともに、溶湯吸排
路7よりも高い位置で移動通路19に径方向から連通す
る第2溶湯路23をケース本体10に貫通形成して給湯
管1を接続し、弁体18を、第1溶湯路22が溶湯吸排
路7を通して溶湯ポンプCに連通する第1位置と、第2
溶湯路23が溶湯吸排路7を通して溶湯ポンプCに連通
する第2位置とに上下移動自在に設け、第2溶湯路23
との連通位置よりも高い位置で移動通路19の壁面24
と弁棒20との隙間を塞ぐ塞ぎ部材25を弁棒20に一
体形成してある。
【0014】そして、弁切換用エアシリンダ9の伸縮作
動による弁体18の移動操作で、第1溶湯路22と第2
溶湯路23との複数の溶湯路を択一的に選択して溶湯ポ
ンプCのシリンダ室3に連通自在に設け、ピストン駆動
用エアシリンダ6の伸縮作動でピストン4を往復移動さ
せて、第1溶湯路22を通して溶湯炉Eからシリンダケ
ース2内に吸引した溶湯Dを、第2溶湯路23と給湯管
1とを通して鋳造装置Bに給湯できるように構成してあ
る。
【0015】つまり、図2に示すように、弁体18の第
1位置への移動で、第1溶湯路22を溶湯吸排路7を通
してシリンダ室3に連通させて、ピストン4を上方に駆
動移動させることにより、溶湯炉E内の溶湯Dを、第1
溶湯路22と溶湯吸排路7とを通してシリンダ室3に吸
引し、図3に示すように、弁体18の第2位置への移動
で、第2溶湯路23を溶湯吸排路7を通してシリンダ室
3に連通させて、ピストン4を下方に駆動移動させるこ
とにより、シリンダ室3内に吸引した溶湯Dを、溶湯吸
排路7と第1溶湯路22と給湯管1とを通して鋳造装置
Bに給湯し、注湯用ピストン26で加圧して鋳型27に
注湯するようにしてある。
【0016】そして、図4にも示すように、弁体18の
移動に伴って摺動する摺動部Fの一つである弁体18と
移動通路19の壁面24との摺動部F1と、摺動部Fの
他の一つである塞ぎ部材25と移動通路19の壁面24
との摺動部F2との各々を、弁体18或いは塞ぎ部材2
5の外周部の各々に形成した二つの環状溝28に、その
弁体18或いは塞ぎ部材25と一体移動するように装着
した二個のセラミック(窒化珪素) 製のリング状部材2
9と、それらのリング状部材29に対して相対摺動し、
かつ、摺動方向に沿う長さがリング状部材29よりも長
い摺動部材30である移動通路19の壁面24を形成し
ているケース本体(弁箱構成部材) 10とで構成してあ
る。
【0017】前記リング状部材29は、図5に示すよう
に、リングの周方向の一箇所を略一定幅で切除して分断
したC形に形成して、径方向に弾性変形可能に構成して
あり、リング状部材29とケース本体10との摺動面間
のクリアランスが小さくなるように、縮径方向に弾性変
形させたリング状部材29に対して壁面24が外嵌する
ように設けて、リング状部材29の外周面をその弾性復
元力で壁面24に圧接させてある。
【0018】また、リング状部材29の分断箇所の端面
31を周方向に沿って斜めに形成し、それらの端面31
どうしを、摺動方向に対向させた状態で周方向に沿って
相対移動可能に設けて、リング状部材29の分断箇所か
らの金属溶湯の漏れ出しを効果的に防止できるようにし
てある。
【0019】尚、溶湯ポンプCを構成しているピストン
4とシリンダ室3の周面との摺動部を通した溶湯Dの出
入りを防止するために、ピストン4の外周面にも二つの
環状溝32を形成するとともに、それらの環状溝32に
縮径方向に弾性変形させた二個のセラミック(窒化珪
素) 製のリング状部材33を装着して、リング状部材3
3の外周面をその弾性復元力でシリンダ室3の周面に圧
接させ、ピストン4の移動に伴ってリング状部材33を
シリンダ室3の周面に摺接させて、溶湯Dの吸引量や吐
出量を精度良く管理できるようにしてある。
【0020】〔第2実施形態〕図6は、リング状部材2
9の別実施形態を示し、それらの分断箇所の端面31
を、周方向に沿って長い周方向端面部分31aと、その
周方向端面部分31aの両端の摺動方向に沿って長い摺
動方向端面部分31bとを備えた鈎形に形成して、径方
向に弾性変形させるに伴って、摺動方向に対向させた周
方向端面部分31aどうしが周方向に沿って摺接移動す
るように構成してあるので、溶湯Dの漏れ出しや空気の
通流を一層効果的に防止することができる。
【0021】〔その他の実施形態〕 1.本発明による金属溶湯の給湯装置は、リング状部材
をセラミックで形成し、摺動部材を金属で形成してあっ
ても良い。 2.本発明による金属溶湯の給湯装置は、リング状部材
を金属で形成し、摺動部材をセラミックで形成してあっ
ても良い。 3.本発明による金属溶湯の給湯装置は、溶湯ポンプが
溶湯を吸引可能な状態に切り換える弁体と、溶湯ポンプ
に吸引した溶湯を給湯可能な状態に切り換える弁体とを
各別に設けて、各弁体の移動に伴って摺動する摺動部
を、リング状部材と摺動部材とで構成してあっても良
い。 4.本発明による金属溶湯の給湯装置は、アルミや亜
鉛,錫などの金属溶湯を給湯するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属溶湯の給湯装置の一部断面側面図
【図2】要部の一部断面側面図
【図3】要部の一部断面側面図
【図4】要部を拡大した一部断面側面図
【図5】リング状部材の斜視図
【図6】第2実施形態を示すリング状部材の斜視図
【符号の説明】
C 溶湯ポンプ F 摺動部 7 溶湯吸排路 10 弁箱構成部材 18 弁体 19 移動通路 20 弁棒 22 ( 第1) 溶湯路 23 ( 第2) 溶湯路 24 壁面 25 塞ぎ部材 29 リング状部材 30 摺動部材 31 端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溶湯路を弁体の移動操作で択一的
    に選択して溶湯ポンプに連通自在に設けてある金属溶湯
    の給湯装置であって、 前記弁体の移動に伴って摺動する摺動部を、周方向の一
    箇所を分断してC形に形成した径方向に弾性変形可能な
    リング状部材と、前記リング状部材に対して嵌合して相
    対摺動し、かつ、摺動方向に沿う長さが前記リング状部
    材よりも長い摺動部材とで構成し、 前記リング状部材と前記摺動部材との少なくとも一方を
    セラミックで形成してある金属溶湯の給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記弁体の移動通路をその移動方向の一
    端側が弁箱構成部材の上方に開口するように上下方向に
    延設して、前記弁体の弁棒を前記移動通路に挿通し、 前記溶湯ポンプの溶湯吸排路を前記移動通路の上下方向
    中間位置に径方向から連通させるとともに、前記溶湯吸
    排路よりも低い位置で前記移動通路に連通する第1溶湯
    路と、前記溶湯吸排路よりも高い位置で前記移動通路に
    径方向から連通する第2溶湯路とを設けて、前記弁体
    を、前記第1溶湯路が前記溶湯吸排路を通して前記溶湯
    ポンプに連通する第1位置と、前記第2溶湯路が前記溶
    湯吸排路を通して前記溶湯ポンプに連通する第2位置と
    に上下移動自在に設け、 前記第2溶湯路との連通位置よりも高い位置で前記移動
    通路の壁面と前記弁棒との隙間を塞ぐ塞ぎ部材を前記弁
    棒に固定し、 前記弁体と前記壁面との摺動部と、前記塞ぎ部材と前記
    壁面との摺動部との各々を、前記リング状部材と前記摺
    動部材とで構成してある請求項1記載の金属溶湯の給湯
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動通路を前記弁箱構成部材の上方
    と下方とに開口するように延設してある請求項2記載の
    金属溶湯の給湯装置。
  4. 【請求項4】 前記リング状部材をセラミックで形成し
    てある請求項1〜3のいずれか1項記載の金属溶湯の給
    湯装置。
  5. 【請求項5】 前記リング状部材の分断箇所の端面どう
    しを、摺動方向に対向させた状態で周方向に沿って相対
    移動可能に設けてある請求項1〜4のいずれか1項記載
    の金属溶湯の給湯装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530428B1 (ko) * 2013-08-30 2015-06-19 주식회사 포스코 동심도 조절기능을 갖는 연속주조설비용 용탕펌프

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KR101530428B1 (ko) * 2013-08-30 2015-06-19 주식회사 포스코 동심도 조절기능을 갖는 연속주조설비용 용탕펌프

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