JP2002300426A - 垂直同期信号抽出方法およびその装置 - Google Patents

垂直同期信号抽出方法およびその装置

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JP2002300426A
JP2002300426A JP2001097769A JP2001097769A JP2002300426A JP 2002300426 A JP2002300426 A JP 2002300426A JP 2001097769 A JP2001097769 A JP 2001097769A JP 2001097769 A JP2001097769 A JP 2001097769A JP 2002300426 A JP2002300426 A JP 2002300426A
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extracting
slice level
vertical synchronization
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JP2001097769A
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Katsuhiko Hashimoto
克彦 橋本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を最小限の回路追加に抑えて複雑化
せずに、全体の回路規模が増大することなく、誤抽出を
確実に防止することができ、TV信号から垂直同期信号
を精度良く確実に抽出することができる垂直同期信号抽
出方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 入力端子21に印可されたTV信号S1
を抵抗とコンデンサを用いた積分回路22に伝搬し、積
分回路22の出力信号を、信号抽出部24により、MC
U29の制御部33でノイズやコピーガード信号等によ
るTV信号振幅レベルの変化に応じて設定変更されたス
ライス電圧S3でスライスして、デジタル化することに
より、TV信号S1のLOW期間の長い部分を垂直同期
信号S4として抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV信号に重畳さ
れている垂直同期信号を抽出するための垂直同期信号抽
出方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からTV放送における伝送情報やV
TRにおける記録再生情報などの処理対象情報として使
用されているTV信号には、通常、処理対象情報に基づ
く表示装置への画像表示の際に、1フィールド分の画像
表示完了時における次フィールド分の画像表示への切り
換えタイミングの同期を取るための垂直同期信号が重畳
されている。
【0003】そのような通常の垂直同期信号について、
その概念を図1に示す信号波形図を参照しながら以下に
説明する。図1は従来からNTSC方式のTV放送等に
使用されているTV信号の形態を示す信号波形図であ
る。
【0004】図1(a)はTVコンポジット信号(以
下、単に「TV信号」と呼ぶ)と垂直同期信号の各周期
を示した波形図であり、NTSC方式のTV信号は3
3.3mSEC毎の一定周期で1画面(以下、「フレー
ム」と呼ぶ)分の信号が構成されており、このTV信号
に垂直同期信号も重畳されている。1フレームは、2つ
のフィールドで構成されており、ここでは、最初のフィ
ールドをフィールド(1)と呼び、次のフィールドをフ
ィールド(2)と呼ぶ。
【0005】図1(b)は1フレームのTV信号と垂直
同期信号を示した波形図である。垂直同期信号は、それ
ぞれのフィールドの先頭に1パルスのみ重畳されてい
る。図1(c)は各フィールドの先頭側のTV信号と垂
直同期信号を示した波形図である。NTSC方式の垂直
同期信号は、各フィールドの垂直帰線消去期間の先頭か
ら文字信号重畳可能期間までの間に存在する。
【0006】次に、一般的に知られている垂直同期信号
の従来の抽出方法について、例を挙げて説明する。図2
は従来の垂直同期信号抽出装置の動作を説明する第1例
の構成ブロック図および各部の信号波形図であり、図2
(a)は垂直同期信号抽出装置の構成を示し、図2
(b)は垂直同期信号抽出装置における各部の信号波形
図である。
【0007】図2(a)において、TV信号(アナログ
信号)S1が入力端子21に印可され、このTV信号S
1を積分回路22へと伝搬し、積分回路22において、
抵抗RおよびコンデンサCから得られる低域周波数通過
フィルタ特性により、クロマ成分など高周波成分を取り
除く。積分回路22から得られた積分信号S2を信号抽
出部24へと伝搬し、信号抽出部24において、一定電
圧のスライス電圧S3でスライスしてデジタル化する。
このようにして信号抽出部24より得られたデジタル信
号S4を出力端子23から出力する。
【0008】図2(b)において、TV信号S1は垂直
同期信号抽出装置の入力端子21に印可される信号を示
し、積分信号S2は積分回路22より得られた信号を示
し、スライス電圧S3は信号抽出部24に印可する固定
のスライス電圧レベルを示す。デジタル信号S4は、信
号抽出部24より抽出した信号であり、出力端子23よ
り出力される。このデジタル信号S4を垂直同期信号と
して用いていた。
【0009】しかしながら、上記の垂直同期信号抽出装
置においては、アナログ信号をスライスしてデジタル化
する際に、TV信号の振幅レベルの変化や積分回路で除
去できない程度のコピーガード信号やノイズ信号の影響
により誤った垂直同期信号を作成する。
【0010】この場合の垂直同期信号抽出装置による垂
直同期信号抽出動作を図2(c)に基づいて説明する。
積分回路22は、TV信号S1の信号波形に示すよう
に、TV信号に重畳されたコピーガード信号S5やノイ
ズ信号S6のような垂直同期信号とは異なる重畳信号に
対しても反応してしまい、積分信号S2のような誤った
信号を出力する。
【0011】このため、積分信号S2およびスライス電
圧S3に基づいて得られたデジタル信号S4のように、
周期の異なる信号が重畳された信号がTV受像機におけ
る垂直同期信号として使用されるため、TV受像機の表
示画像がちらつく現象を誘発してしまうことがあった。
【0012】このような現象を解決するための手段とし
て、従来検討された他の回路例について、次に説明す
る。図3は従来の垂直同期信号抽出装置の動作を説明す
る第2例の構成ブロック図および各部の信号波形図であ
り、図3(a)は垂直同期信号抽出装置の構成を示し、
図3(b)は垂直同期信号抽出装置における各部の信号
波形図である。
【0013】図3(a)および図3(b)において、T
V信号S1が入力端子21に印可され、このTV信号S
1を積分回路22へと伝搬し、積分回路(A)におい
て、抵抗RおよびコンデンサCから得られる低域周波数
通過フィルタ特性により、クロマ成分など高周波成分を
取り除く。更に、積分回路(A)から得られた信号を、
積分回路(B)〜積分回路(Z)へと順番に伝搬し、積
分回路(B)〜積分回路(Z)において、抵抗R、コイ
ル(インダクタンス)Lおよびコンデンサ(キャパシタ
ンス)Cから得られる低域周波数通過フィルタ特性によ
り、TV信号に重畳されたノイズ信号S6成分をそれぞ
れ取り除く。
【0014】このようにして積分回路22における最終
段の積分回路(Z)から得られた積分信号S2を信号抽
出部24へと伝搬し、信号抽出部24において、スライ
ス電圧端子25より入力されたスライス電圧S3でスラ
イスしてデジタル化する。このようにして信号抽出部2
4より得られたデジタル信号S4を出力端子23から出
力する。このデジタル信号S4を垂直同期信号として用
いていた。
【0015】しかしながら、上記の垂直同期信号抽出装
置においては、周波数の高いノイズ信号S6に対しては
有効であるが、コピーガード信号のように振幅の高い重
畳信号に対しては積分回路で除去できない場合がある。
【0016】この場合の垂直同期信号抽出装置による垂
直同期信号抽出動作を図3(c)に基づいて説明する。
積分回路22は、TV信号S1の信号波形に示すよう
に、TV信号に重畳されたコピーガード信号S5のよう
な垂直同期信号とは異なる重畳信号に対しても反応して
しまい、積分信号S2のような誤った信号を出力する。
【0017】このため、積分信号S2およびスライス電
圧S3に基づいて得られたデジタル信号S4のように、
周期の異なる信号が重畳された信号がTV受像機におけ
る垂直同期信号として使用されるため、TV受像機の表
示画像がちらつく現象を誘発してしまうことがあった。
【0018】このようなコピーガード信号による影響を
取り除く手段として、従来検討された他の回路例につい
て、次に説明する。図4は従来の垂直同期信号抽出装置
の動作を説明する第3例の構成ブロック図および各部の
信号波形図であり、図4(a)は垂直同期信号抽出装置
の構成を示し、図4(b)は垂直同期信号抽出装置にお
ける各部の信号波形図である。
【0019】図4(a)において、積分回路22による
ノイズ信号S6に対する除去動作については、図3
(a)の構成に基づいて説明した通りである。さらに垂
直同期信号と同一周期の信号を同期信号発生回路27で
作成し、信号抽出部24より得られたデジタル信号S4
と、信号同期回路28により位相同期を行うことによっ
て新たに同期信号S8を作成する。
【0020】このようにして新たに作成した同期信号S
8を、コピーガード信号S5のように積分回路(A)〜
積分回路(Z)からなる積分回路22で除去できないよ
うな重畳信号を抽出した際に、信号切替部26によって
デジタル信号S4から切り替えて、出力端子23から出
力し垂直同期信号として使用する。
【0021】図4(b)において、TV信号S1は垂直
同期信号抽出装置の入力端子21に印可される信号を示
し、積分信号(A)S2は積分回路(A)より得られた
信号を示し、積分信号(Z)S7は積分回路(Z)より
得られた信号を示し、スライス電圧S3は信号抽出部2
4に印可する固定のスライス電圧レベルを示す。デジタ
ル信号S4は、信号抽出部24より抽出された垂直同期
信号であり、同期信号S8は同期信号発生回路27で作
成した垂直同期信号と同一周期の信号を示す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の垂直同期信号抽出装置による垂直同期信号抽
出方法において、図3に示す垂直同期信号抽出装置の場
合には、ノイズを除去するために積分回路を多用するの
でコンデンサ容量による充電特性によって、スライス電
圧が影響されそのレベルが変動する。さらに、ハードウ
ェアによって積分回路の構成が決定されてしまうので、
特性劣化したTV信号に対する垂直同期信号の抽出時の
TV信号特性による影響や、TV信号に幅の広いノイズ
が重畳した場合の影響をできるかぎり軽減するには、複
雑な積分回路を構成する必要があり、回路構成が複雑化
し、全体の回路規模が増大してしまうという問題点を有
していた。
【0023】さらに、図4に示す垂直同期信号抽出装置
の場合では、図4(b)のデジタル信号S4に示すよう
に誤った抽出を行ってしまった時には、その誤抽出を修
正しなければならず、その修正のための補正回路を後段
に別途追加する必要があり、この回路追加により回路構
成が複雑化し、全体の回路規模が増大してしまうという
問題点も有していた。
【0024】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、TV信号に垂直同期信号とは異なる信号が同時に
重畳した場合に、積分回路による垂直同期信号抽出の際
に起こりうる誤動作を、回路構成を最小限の回路追加に
抑えて複雑化せずに、全体の回路規模が増大することな
く、確実に防止することができ、TV信号から垂直同期
信号を精度良く確実に抽出することができる垂直同期信
号抽出方法およびその装置を提供する。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の垂直同期信号抽出方法は、TV信号に重畳
されている垂直同期信号を抽出するに際し、前記TV信
号を積分し、その積分信号を初期設定されたスライスレ
ベルでスライスしてデジタル化し、そのデジタル信号に
対して、一定周期内のパルス信号の個数をカウントし、
パルス個数が2個以上の場合は、パルス個数が1個とな
るまで前記スライスレベルを初期値から所定量だけダウ
ンまたはアップする動作を繰り返し、前記パルス個数が
1個になった場合に、その時のスライスレベルにより、
以降の前記積分信号をスライスして得られたデジタル信
号を、前記垂直同期信号として抽出する方法としたこと
を特徴とする。
【0026】また、本発明の垂直同期信号抽出装置は、
TV信号に重畳されている垂直同期信号を抽出する垂直
同期信号抽出装置において、前記TV信号を積分する積
分手段と、前記積分手段からの積分信号を初期設定され
たスライスレベルでスライスしてデジタル化したデジタ
ル信号を出力する信号抽出手段と、前記信号抽出手段か
らのデジタル信号に対して、一定周期内のパルス信号の
個数をカウントし、パルス個数が2個以上の場合は、パ
ルス個数が1個となるまで前記スライスレベルを初期値
から所定量だけダウンまたはアップする動作を繰り返す
制御手段とを備え、前記制御手段を、前記パルス個数が
1個になった場合に、その時のスライスレベルにより、
前記信号抽出手段に初期設定されたスライスレベルを更
新するよう構成し、前記信号抽出手段を、前記制御手段
からの更新スライスレベルにより、以降の前記積分信号
をスライスして得られたデジタル信号を前記垂直同期信
号として抽出するよう構成したことを特徴とする。
【0027】以上により、TV信号からの垂直同期信号
抽出の際に、その抽出信号における一定周期内のパルス
カウント数に応じて同期信号を判別し、その判別結果に
基づいて、スライス電圧を最適な電圧に可変し、そのス
ライス電圧を用いてTV信号から垂直同期信号を抽出す
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の垂直同
期信号抽出方法は、TV信号に重畳されている垂直同期
信号を抽出するに際し、前記TV信号を積分し、その積
分信号を初期設定されたスライスレベルでスライスして
デジタル化し、そのデジタル信号に対して、一定周期内
のパルス信号の個数をカウントし、パルス個数が2個以
上の場合は、パルス個数が1個となるまで前記スライス
レベルを初期値から所定量だけダウンまたはアップする
動作を繰り返し、前記パルス個数が1個になった場合
に、その時のスライスレベルにより、以降の前記積分信
号をスライスして得られたデジタル信号を、前記垂直同
期信号として抽出する方法とする。
【0029】請求項4に記載の垂直同期信号抽出装置
は、TV信号に重畳されている垂直同期信号を抽出する
垂直同期信号抽出装置において、前記TV信号を積分す
る積分手段と、前記積分手段からの積分信号を初期設定
されたスライスレベルでスライスしてデジタル化したデ
ジタル信号を出力する信号抽出手段と、前記信号抽出手
段からのデジタル信号に対して、一定周期内のパルス信
号の個数をカウントし、パルス個数が2個以上の場合
は、パルス個数が1個となるまで前記スライスレベルを
初期値から所定量だけダウンまたはアップする動作を繰
り返す制御手段とを備え、前記制御手段を、前記パルス
個数が1個になった場合に、その時のスライスレベルに
より、前記信号抽出手段に初期設定されたスライスレベ
ルを更新するよう構成し、前記信号抽出手段を、前記制
御手段からの更新スライスレベルにより、以降の前記積
分信号をスライスして得られたデジタル信号を前記垂直
同期信号として抽出するよう構成する。
【0030】これらの方法および構成によると、TV信
号からの垂直同期信号抽出の際に、その抽出信号におけ
る一定周期内のパルスカウント数に応じて同期信号を判
別し、その判別結果に基づいて、スライス電圧を最適な
電圧に可変し、そのスライス電圧を用いてTV信号から
垂直同期信号を抽出する。
【0031】請求項2に記載の垂直同期信号抽出方法
は、TV信号に重畳されている垂直同期信号を抽出する
に際し、前記TV信号を一定時間毎に所定の第1のスラ
イスレベルと比較し、その比較結果に基づいて、ソフト
ウエアを用いて、前記第1のスライスレベルより前記T
V信号が大きい時はカウンタをアップ(またはダウン)
するとともに、前記第1のスライスレベルより前記TV
信号が小さい時はカウンタをダウン(またはアップ)す
ることにより、前記TV信号をデジタル数値化してデジ
タル的に積分し、そのデジタル数値を所定の第2のスラ
イスレベルのデータと比較して得られたデジタル信号
を、前記垂直同期信号として抽出する方法とする。
【0032】請求項5に記載の垂直同期信号抽出装置
は、TV信号に重畳されている垂直同期信号を抽出する
垂直同期信号抽出装置において、前記TV信号を一定時
間毎に所定の第1のスライスレベルと比較する手段と、
その比較結果に基づいて、ソフトウエアを用いて、前記
第1のスライスレベルより前記TV信号が大きい時はカ
ウンタをアップ(またはダウン)するとともに、前記第
1のスライスレベルより前記TV信号が小さい時はカウ
ンタをダウン(またはアップ)することにより、前記T
V信号をデジタル数値化してデジタル的に積分する手段
と、そのデジタル数値を所定の第2のスライスレベルの
データと比較して得られたデジタル信号を、前記垂直同
期信号として抽出する手段とを備えた構成とする。
【0033】これらの方法および構成によると、アップ
ダウンカウンタを用いて積分回路をソフトウエアで実現
することにより、TV信号からデジタル化した積分信号
を生成して、その積分信号に対するスライスにより、T
V信号から垂直同期信号を抽出する。
【0034】請求項3に記載の垂直同期信号抽出方法
は、請求項1または請求項2に記載の垂直同期信号抽出
方法であって、抽出したデジタル信号に対して、本来の
垂直同期信号に比べて充分に短い周期を有するクロック
信号をカウントして得られた前記垂直同期信号に対応す
る一定周期内に、パルスが得られない場合は前記一定周
期を示すタイミングにパルス信号を付加するとともに、
2個以上のパルスを抽出した場合はそれらのパルスのう
ち前記一定周期から外れるタイミングのパルスを削除し
て得られたデジタル信号を、前記垂直同期信号として抽
出する方法とする。
【0035】請求項6に記載の垂直同期信号抽出装置
は、請求項4または請求項5に記載の垂直同期信号抽出
装置であって、本来の垂直同期信号に比べて充分に短い
周期を有するクロック信号をカウントして前記垂直同期
信号に対応する一定周期を発生する手段と、抽出したデ
ジタル信号に対して、前記一定周期内に、パルスが得ら
れない場合は前記一定周期を示すタイミングにパルス信
号を付加するとともに、2個以上のパルスを抽出した場
合はそれらのパルスのうち前記一定周期から外れるタイ
ミングのパルスを削除して得られたデジタル信号を、前
記垂直同期信号として抽出する手段とを設けた構成とす
る。
【0036】これらの方法および構成によると、垂直同
期信号の周期をカウントして、一定周期以内に検出され
たデータを補正することにより、ノイズやコピーガード
信号等の重畳信号の影響をソフトウェアにより回避し
て、正しい同期信号を作成する。
【0037】以下、本発明の一実施の形態を示す垂直同
期信号抽出方法およびその装置について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の垂直同期信号
抽出方法およびその装置を説明する。
【0038】図5は本実施の形態1の垂直同期信号抽出
装置の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号
波形図であり、図5(a)は構成ブロック図を、図5
(b)は各部の信号波形図をそれぞれ示している。図5
(a)および図5(b)において、まず、入力端子21
に供給されたTV信号S1を、抵抗R、コンデンサCお
よびコイルLが組み合わされた積分回路(A)〜積分回
路(Z)よりなる積分回路22へと伝搬し、積分回路2
2において、抵抗R、コンデンサCおよびコイルLから
得られる積分回路(A)〜積分回路(Z)の低域周波数
通過フィルタ特性により、TV信号S1のクロマ成分な
どの高周波成分を取り除く。
【0039】この積分回路22によって得られた積分信
号(A)S2を、MCU29を構成する信号抽出部24
へと伝搬し、信号抽出部24において、積分信号(A)
S2を、制御部33からスライス電圧値制御部30によ
り初期設定したスライス電圧(A)S3でスライスし、
LOW期間を抽出してデジタル化する。
【0040】次に、積分回路22からの積分信号S2を
スライスしてデジタル化したデジタル信号(A)S4に
対して、同期信号判定部32により、一定周期(垂直同
期信号の本来の周期)内のパルス信号をカウントし、パ
ルス個数が2個以上と判定した場合は、そのパルス個数
が1個と判定されるまで、制御部33からスライス電圧
値制御部30により、信号抽出部24におけるスライス
電圧S3の設定値を予め決定している所定量だけダウン
(またはアップ)する動作を繰り返し、一定周期内のパ
ルス個数が1個と判定された場合に、この時のスライス
電圧値を記憶部31に一時記憶し、記憶したスライス電
圧値を、以降に送られてくる積分回路22からの積分信
号(B)S2に対する信号抽出部24におけるスライス
電圧(B)S3の値として決定する。
【0041】以上のようにして、MCU29内で信号抽
出部24におけるスライス電圧S3を変動させて、制御
部33によって、一定周期内のパルス信号の個数が1個
と判定されて正常に垂直同期信号が抽出できるスライス
電圧S3の電圧レベルを検出し、これを最適なスライス
電圧(B)S3として信号抽出部24に再設定する。こ
のスライス電圧(B)S3を用いて信号抽出部24より
得られたデジタル信号(B)S4を、出力端子23から
垂直同期信号として出力する。
【0042】なお、本実施の形態1の垂直同期信号抽出
装置では、図5(a)に示すように、信号抽出部24
と、同期信号判定部32と、スライス電圧値制御部30
と、記憶部31と、制御部33とにより、MCU29と
してユニット化されている。
【0043】また、図5(b)において、TV信号S1
は入力端子21に印可されている信号波形を示し、積分
信号(A)、(B)S2は積分回路22より得られた信
号波形を示している。スライス電圧(B)S3は、正常
に垂直同期信号が検出できる電圧レベルを示す。デジタ
ル信号(B)S4は信号抽出部24より抽出された垂直
同期信号を示し、スライス電圧S3の電圧レベルによっ
て、抽出できる垂直同期信号の時間幅は多少変化する。
【0044】以上の構成により、本実施の形態1による
垂直同期信号抽出装置を実現することができる。しかし
ながら、本実施の形態1の垂直同期信号抽出装置では、
ノイズ信号やコピーガード信号のような重畳信号を除去
するためには、多くの積分回路によるノイズフィルタを
構成する必要があり、ノイズの大きなTV信号に対する
垂直同期信号抽出装置として使用するには、組み込み機
器の種類によっては、回路規模が大きくなるので適当で
ない場合がある。
【0045】そこで、積分回路22の部分をもMCU2
9内の手段で実現し、より実用的な垂直同期信号抽出装
置を次に説明する。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の垂直同期信号
抽出方法およびその装置を説明する。
【0046】図6は本実施の形態2の垂直同期信号抽出
装置の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号
波形図であり、図6(a)は構成ブロック図を、図6
(b)は各部の信号波形図をそれぞれ示している。図6
(a)および図6(b)において、まず、入力端子21
に供給されたTV信号S1を比較部34へと伝搬し、比
較部34において、TV信号S1の1パルスの時間幅に
比べて短い一定時間毎に、MCU29内の制御部33に
より設定したスライス電圧(C)CS3と比較する。
【0047】この比較部34からの比較結果信号に基づ
いて、上記の比較時間毎に、ソフトウエアを用いて、T
V信号判別部35によりスライス電圧(C)CS3より
TV信号S1が大きいと判定した時は、制御部33から
カウンタ制御部36によりアップダウンカウンタ37を
カウントアップし、TV信号判別部35によりスライス
電圧(C)CS3よりTV信号S1が小さいと判定した
時は、制御部33からカウンタ制御部36によりアップ
ダウンカウンタ37をカウントダウンすることにより、
アップダウンカウンタ37から、TV信号S1をデジタ
ル数値化してデジタル的に積分したデジタル信号(C)
CS4を出力する。
【0048】このようにアップダウンカウンタ37によ
りTV信号S1を基にデジタル数値化されたデジタル信
号(C)CS4に対して、信号抽出部24において、M
CU29内の制御部33により設定したスライス電圧
(D)DS3によりスライスして、デジタル信号(D)
DS4を出力する。このデジタル信号(D)DS4を、
出力端子23より、MCU29からの垂直同期信号とし
て出力する。
【0049】なお、本実施の形態2の垂直同期信号抽出
装置では、図6(a)に示すように、上記で説明した構
成要素、すなわち、比較部34と、TV信号判別部35
と、カウンタ制御部36と、アップダウンカウンタ37
と、信号抽出部24と、制御部33との全てが、MCU
29としてユニット化されている。
【0050】また、図6(b)において、TV信号S1
は入力端子21に印可されている信号波形を示し、スラ
イス電圧(C)CS3はMCU29内の制御部で設定し
た電圧レベルを示し、デジタル信号(C)CS4はアッ
プダウンカウンタ37によりカウントアップおよびカウ
ントダウンしてデジタル化された信号波形を示す。
【0051】以上の構成により、本実施の形態2による
垂直同期信号抽出装置を実現することができ、この装置
により、コピーガード信号S5のような周波数の高い重
畳信号を除去することができる。
【0052】しかしながら、垂直同期信号は、TV信号
S1に基づくデジタル信号(D)のLOW期間の長い部
分を抽出して作成しているために、幅の広いノイズ信号
のような重畳信号の場合には、誤った抽出を行ってしま
う。このような幅の広いノイズ信号はほとんど発生する
ことは無いと考えられるが、さらに信頼性の高い信号抽
出を実現するための垂直同期信号抽出装置を次に説明す
る。 (実施の形態3)本発明の実施の形態3の垂直同期信号
抽出方法およびその装置を説明する。
【0053】図7は本実施の形態3の垂直同期信号抽出
装置の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号
波形図であり、図7(a)は構成ブロック図を、図7
(b)は各部の信号波形図をそれぞれ示している。図7
(a)および図7(b)において、まず本来、垂直同期
信号が一定周期で送られてくることをふまえて、例えば
上記の各実施の形態において得られ入力端子21から入
力されたデジタル信号(E)ES4に対して、同期信号
判別部32により、周期性を有する同期信号であると判
定した時に、同期信号判定信号を制御部33に出力す
る。制御部33において、同期信号判定信号に基づい
て、カウンタ制御部36を通じて、カウンタ39に最終
カウンタ値を設定する。
【0054】次に、カウンタ39において、クロック発
生回路38からのクロック信号S9をカウントし、その
カウンタ値をカウンタ制御部36により設定した最終カ
ウンタ値(例えば254)と比較し、カウンタ値が25
4になった時に、1から254までのカウント時間を特
定周期として、その周期を示すタイミング信号を、制御
部33に出力する。
【0055】このタイミング信号に基づいて、制御部3
3により、同期信号制御部40に対して、デジタル信号
(E)ES4において、上記の特定周期以内に2個以上
のパルス波形を抽出した場合は、特定周期を示すタイミ
ング以外に抽出されたパルス波形データHD7を出力し
ないように指示するとともに、もし上記の特定周期以内
に全くパルス波形を抽出しない場合は、特定周期を示す
タイミングに垂直同期信号として利用可能な幅のパルス
波形データ(図示せず)を付加するように指示すること
により、同期信号制御部40により、出力端子23か
ら、デジタル信号(E)ES4をもとに補正したデジタ
ル信号(F)FS4を、MCU29からの垂直同期信号
として出力する。
【0056】なお、カウンタ39でカウントされるクロ
ック信号S9は、垂直同期信号に比べて周期が十分に早
い信号(周波数が高い信号)であれば特に規定はしない
が、一般的には、図7(a)に示すように、MCU29
内のクロック発生回路38からの内部クロックを用いる
か、または、水平同期信号を使用するのが望ましい。
【0057】また、図7(b)は、デジタル信号(E)
ES4において、特定周期(クロック信号S9が水平同
期信号である場合には、そのクロックカウンタ値が25
4になるまでの時間に対応する周期)以内に抽出した波
形データHD7を取り除き、デジタル信号(F)FS4
として、正しい垂直同期信号を導き出す過程を示してい
る。
【0058】また、本実施の形態3の垂直同期信号抽出
装置では、図7(a)に示すように、上記で説明した構
成要素、すなわち、同期信号判別部32と、カウンタ制
御部36と、クロック発生回路38と、カウンタ39
と、同期信号制御部40と、制御部33との全てが、M
CU29としてユニット化されている。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、TV信号
からの垂直同期信号抽出の際に、その抽出信号における
一定周期内のパルスカウント数に応じて同期信号を判別
し、その判別結果に基づいて、スライス電圧を最適な電
圧に可変し、そのスライス電圧を用いてTV信号から垂
直同期信号を抽出することができる。
【0060】また、アップダウンカウンタを用いて積分
回路をソフトウエアで実現することにより、TV信号か
らデジタル化した積分信号を生成して、その積分信号に
対するスライスにより、TV信号から垂直同期信号を抽
出することができる。
【0061】また、垂直同期信号の周期をカウントし
て、一定周期以内に検出されたデータを補正することに
より、ノイズやコピーガード信号等の重畳信号の影響を
ソフトウェアにより回避して、正しい同期信号を作成す
ることができる。
【0062】以上のため、TV信号に垂直同期信号とは
異なる信号が同時に重畳した場合に、積分回路による垂
直同期信号抽出の際に起こりうる誤動作を、回路構成を
最小限の回路追加に抑えて複雑化せずに、全体の回路規
模が増大することなく、確実に防止することができ、T
V信号から垂直同期信号を精度良く確実に抽出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からNTSC方式のTV放送等に使用され
ているTV信号の形態を示す信号波形図
【図2】従来の垂直同期信号抽出装置の動作を説明する
第1例の構成ブロック図および各部の信号波形図
【図3】従来の垂直同期信号抽出装置の動作を説明する
第2例の構成ブロック図および各部の信号波形図
【図4】従来の垂直同期信号抽出装置の動作を説明する
第3例の構成ブロック図および各部の信号波形図
【図5】本発明の実施の形態1の垂直同期信号抽出装置
の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号波形
【図6】本発明の実施の形態2の垂直同期信号抽出装置
の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号波形
【図7】本発明の実施の形態3の垂直同期信号抽出装置
の動作を説明する構成ブロック図および各部の信号波形
【符号の説明】
21 入力端子 22 積分回路 23 出力端子 24 信号抽出部 25 スライス電圧端子 26 信号切替部 27 同期信号発生回路 28 信号同期回路 29 メインコントロールユニット(MCU) 30 スライス電圧値制御部 31 記憶部 32 同期信号判別部 33 制御部 34 比較部 35 TV信号判別部 36 カウンタ制御部 37 アップダウンカウンタ 38 クロック発生回路 39 カウンタ 40 同期信号制御部 S1 TVコンポジット信号 S2 積分信号 S3 スライス電圧 S4 デジタル信号 S5 コピーガード信号 S6 ノイズ信号 S7 積分信号(Z) S8 同期信号 S9 クロック信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TV信号に重畳されている垂直同期信号
    を抽出するに際し、前記TV信号を積分し、その積分信
    号を初期設定されたスライスレベルでスライスしてデジ
    タル化し、そのデジタル信号に対して、一定周期内のパ
    ルス信号の個数をカウントし、パルス個数が2個以上の
    場合は、パルス個数が1個となるまで前記スライスレベ
    ルを初期値から所定量だけダウンまたはアップする動作
    を繰り返し、前記パルス個数が1個になった場合に、そ
    の時のスライスレベルにより、以降の前記積分信号をス
    ライスして得られたデジタル信号を、前記垂直同期信号
    として抽出することを特徴とする垂直同期信号抽出方
    法。
  2. 【請求項2】 TV信号に重畳されている垂直同期信号
    を抽出するに際し、前記TV信号を一定時間毎に所定の
    第1のスライスレベルと比較し、その比較結果に基づい
    て、ソフトウエアを用いて、前記第1のスライスレベル
    より前記TV信号が大きい時はカウンタをアップ(また
    はダウン)するとともに、前記第1のスライスレベルよ
    り前記TV信号が小さい時はカウンタをダウン(または
    アップ)することにより、前記TV信号をデジタル数値
    化してデジタル的に積分し、そのデジタル数値を所定の
    第2のスライスレベルのデータと比較して得られたデジ
    タル信号を、前記垂直同期信号として抽出することを特
    徴とする垂直同期信号抽出方法。
  3. 【請求項3】 抽出したデジタル信号に対して、本来の
    垂直同期信号に比べて充分に短い周期を有するクロック
    信号をカウントして得られた前記垂直同期信号に対応す
    る一定周期内に、パルスが得られない場合は前記一定周
    期を示すタイミングにパルス信号を付加するとともに、
    2個以上のパルスを抽出した場合はそれらのパルスのう
    ち前記一定周期から外れるタイミングのパルスを削除し
    て得られたデジタル信号を、前記垂直同期信号として抽
    出する請求項1または請求項2に記載の垂直同期信号抽
    出方法。
  4. 【請求項4】 TV信号に重畳されている垂直同期信号
    を抽出する垂直同期信号抽出装置において、前記TV信
    号を積分する積分手段と、前記積分手段からの積分信号
    を初期設定されたスライスレベルでスライスしてデジタ
    ル化したデジタル信号を出力する信号抽出手段と、前記
    信号抽出手段からのデジタル信号に対して、一定周期内
    のパルス信号の個数をカウントし、パルス個数が2個以
    上の場合は、パルス個数が1個となるまで前記スライス
    レベルを初期値から所定量だけダウンまたはアップする
    動作を繰り返す制御手段とを備え、前記制御手段を、前
    記パルス個数が1個になった場合に、その時のスライス
    レベルにより、前記信号抽出手段に初期設定されたスラ
    イスレベルを更新するよう構成し、前記信号抽出手段
    を、前記制御手段からの更新スライスレベルにより、以
    降の前記積分信号をスライスして得られたデジタル信号
    を前記垂直同期信号として抽出するよう構成したことを
    特徴とする垂直同期信号抽出装置。
  5. 【請求項5】 TV信号に重畳されている垂直同期信号
    を抽出する垂直同期信号抽出装置において、前記TV信
    号を一定時間毎に所定の第1のスライスレベルと比較す
    る手段と、その比較結果に基づいて、ソフトウエアを用
    いて、前記第1のスライスレベルより前記TV信号が大
    きい時はカウンタをアップ(またはダウン)するととも
    に、前記第1のスライスレベルより前記TV信号が小さ
    い時はカウンタをダウン(またはアップ)することによ
    り、前記TV信号をデジタル数値化してデジタル的に積
    分する手段と、そのデジタル数値を所定の第2のスライ
    スレベルのデータと比較して得られたデジタル信号を、
    前記垂直同期信号として抽出する手段とを備えたことを
    特徴とする垂直同期信号抽出装置。
  6. 【請求項6】 本来の垂直同期信号に比べて充分に短い
    周期を有するクロック信号をカウントして前記垂直同期
    信号に対応する一定周期を発生する手段と、抽出したデ
    ジタル信号に対して、前記一定周期内に、パルスが得ら
    れない場合は前記一定周期を示すタイミングにパルス信
    号を付加するとともに、2個以上のパルスを抽出した場
    合はそれらのパルスのうち前記一定周期から外れるタイ
    ミングのパルスを削除して得られたデジタル信号を、前
    記垂直同期信号として抽出する手段とを設けた請求項4
    または請求項5に記載の垂直同期信号抽出装置。
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