JP2002300294A - 輻輳検出装置 - Google Patents

輻輳検出装置

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JP2002300294A JP2001095555A JP2001095555A JP2002300294A JP 2002300294 A JP2002300294 A JP 2002300294A JP 2001095555 A JP2001095555 A JP 2001095555A JP 2001095555 A JP2001095555 A JP 2001095555A JP 2002300294 A JP2002300294 A JP 2002300294A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な回路を使用することなく共通線信号方
式の送信制御で輻輳に至る状況を正確に検出することの
できる輻輳検出装置を得ること。 【解決手段】 共通線制御プロセッサ11は共通線制御
装置141等の共通線制御装置に対して交換機制御用の
制御信号を送出する。共通線制御装置141はこれを受
信すると送信キュー24に過剰分をバッファリングしつ
つ共通線信号送信部25から制御信号29を送出する。
マイクロプロセッサ21は周期的に送信キュー24の制
御信号数をチェックして、この周期よりも長い所定の監
視周期Tごとにその平均値を共通線制御プロセッサ11
に通知する。共通線制御プロセッサ11は通知された値
が所定の輻輳状態値以上のときにはその共通線制御装置
14 1に対する制御信号の送出を抑制し、それよりも低
い輻輳解除値以下となったときにこの抑制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共通線信号方式の送
信制御における輻輳検出装置に係わり、特に輻輳に至る
状況を検出して適切な対応を可能にする輻輳検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】交換機を制御する制御信号を、ユーザ情
報向け回線とは別の回線で伝送する方式は共通線信号方
式と呼ばれている。このような制御信号は、交換機間で
接続を行う場合に必要な信号であり、たとえば相手先番
号の転送や着信側が応答したことの通知、通信が終了し
たことの通知等の信号からなる。
【0003】共通線信号方式で使用される共通線の通信
速度は、ディジタル伝送路に適合する64K(キロ)ビ
ット/秒あるいは48Kビット/秒である。そこで、通
信システムを構成する際には、効率の観点からこのよう
な通信速度に見合った制御信号の送出量となるように交
換機の設備の設計が行われている。
【0004】しかしながら通信網の利用は常に一定して
いるわけではない。ネットワークのトラヒックは時間と
共に変動するので、有効な通信ができなくなるような輻
輳状態が発生しないようにネットワークに対する負荷を
制御する必要がある。
【0005】たとえば特開2000−216893号公
報では、複数の共通線信号中継交換機に接続されたネッ
トワーク管理システムを用意し、複数の共通線信号中継
交換機間の信号リンク運用状態(使用可/使用不可)を
監視することにしている。そして、特定の共通線信号中
継交換機で故障リンクが総リンクの過半数になったとき
に正常以外の状態(準正常)とし、複数の共通線信号中
継交換機へ適切なリンク迂回情報を提供することにし
て、必要最小限のトラヒックのみを迂回させることにし
ている。また、特開平9−064987号公報では、特
定の信号処理プロセッサで輻輳状態が検出されると、信
号リンクごとに定義された輻輳優先順位を参照して、そ
の信号処理プロセッサの輻輳状態レベルに応じて管理禁
止手順を実行し、その信号処理プロセッサ上の使用可能
信号リンク数を規制するようにしている。
【0006】更に特開平5−022407号公報では、
輻輳を検出した交換機が規制情報を共通線信号方式等の
応答信号、切断信号等のバックワード信号に相乗する等
の方法で、発側交換機に通知することにしている。発側
交換機はこの規制情報により規制制御を開始し、その
後、輻輳交換機は輻輳状況により規制量を変更し、また
は発側交換機で得られる情報に基づいて発側交換機が規
制量を変更している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】いずれにせよ、輻輳を
回避するために交換機の設備の設計に際しては平均的に
生じるトラヒックよりもかなり多めの設備を使用するこ
とが従来から必要とされてきた。しかしながら、通常の
運用を前提としたときに、輻輳の発生を皆無に近くする
ために多くの設備を備えることは経済的に非効率であり
現実的ではない。したがって、特殊な運用を前提とする
場合を除き、トラヒックにある程度の偏りが発生した場
合に輻輳が発生することはやむを得ない。むしろ精度の
高い輻輳検出を行うことで、配備されている設備を効率
的に使用できるようにすることが経済的にも実際の技術
開発でも重要な問題となる。
【0008】もちろん、輻輳あるいはこれに至る状況の
検出精度を上げるために特殊かつ高価な設備を備えるこ
とは、通信システム全体のコストとの兼ね合いからも避
けなければならない。
【0009】そこで本発明の目的は、特殊な回路を使用
することなく共通線信号方式の送信制御で輻輳に至る状
況を正確に検出することのできる輻輳検出装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)交換機を制御する制御信号を受信してこれを
一定速度で送出する際に生じる過剰分の制御信号をバッ
ファリングする送信キューと、この送信キューにバッフ
ァリングされている制御信号の信号数を制御信号数とし
て周期的に取得する制御信号数取得手段と、この制御信
号数取得手段によって取得した制御信号数を送信する制
御信号数送信手段とを備えた複数の共通線制御手段と、
(ロ)これら共通線制御手段に制御信号を送出する制御
信号送出手段と、各共通線制御手段の制御信号数送信手
段からそれぞれ送られてくる制御信号数を第1のしきい
値と比較する第1の信号数比較手段と、この第1の信号
数比較手段によって制御信号数が第1のしきい値以上で
あると判別されたときその共通線制御手段に対する制御
信号の送信を抑制する制御信号送信抑制手段とを備えた
共通線制御用制御信号送出手段とを輻輳検出装置に具備
させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、各共通
線制御装置等の共通線制御手段が、共通線制御プロセッ
サ等の共通線制御用制御信号送出手段側から送出される
交換機を制御する制御信号を受信して、これを送信前に
一旦送信キューにバッファリングするとき、バッファリ
ングされている制御信号の信号数を制御信号数として周
期的に取得し、これを共通線制御用制御信号送出手段に
通知するようにしている。共通線制御用制御信号送出手
段側では各共通線制御手段側から通知された制御信号数
を第1のしきい値と比較し、輻輳の発生に至る状況を把
握するようになっている。そして、送信キューにバッフ
ァリングされている制御信号数がしきい値以上となって
いる場合には、その共通線制御手段に対して制御信号の
送信を抑制するようにしている。このように各共通線制
御手段の送信キューの状況を共通線制御用制御信号送出
手段側で所定周期で把握することで、輻輳を防止しつつ
効率的な制御信号送出制御が可能になる。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)交換機を
制御する制御信号を受信してこれを一定速度で送出する
際に生じる過剰分の制御信号をバッファリングする送信
キューと、この送信キューにバッファリングされている
制御信号の信号数を複数回ずつ取り出しそれらの平均を
とった制御信号数を周期的に取得する制御信号数取得手
段と、この制御信号数取得手段によって取得した制御信
号数を送信する制御信号数送信手段とを備えた複数の共
通線制御手段と、(ロ)これら共通線制御手段に制御信
号を送出する制御信号送出手段と、各共通線制御手段の
制御信号数送信手段からそれぞれ送られてくる制御信号
数を第1のしきい値と比較する第1の信号数比較手段
と、この第1の信号数比較手段によって制御信号数が第
1のしきい値以上であると判別されたときその共通線制
御手段に対する制御信号の送信を抑制する制御信号送信
抑制手段とを備えた共通線制御用制御信号送出手段とを
輻輳検出装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、各共通
線制御装置等の共通線制御手段が、共通線制御プロセッ
サ等の共通線制御用制御信号送出手段側から送出される
交換機を制御する制御信号を受信して、これを送信前に
一旦送信キューにバッファリングするとき、バッファリ
ングされている制御信号の信号数を制御信号数として周
期的に取得し、これを共通線制御用制御信号送出手段に
通知するようにしている。制御信号数の取得に際して
は、共通線制御手段側で送信キューにバッファリングさ
れている制御信号の信号数を複数回ずつ取り出しそれら
の平均をとった制御信号数を周期的に取得するようにし
ている。共通線制御用制御信号送出手段側では各共通線
制御手段側から通知された制御信号数を第1のしきい値
と比較し、輻輳の発生に至る状況を把握するようになっ
ている。そして、送信キューにバッファリングされてい
る制御信号数がしきい値以上となっている場合には、そ
の共通線制御手段に対して制御信号の送信を抑制するよ
うにしている。このように各共通線制御手段の送信キュ
ーの状況を共通線制御用制御信号送出手段側で所定周期
で把握することで、輻輳を防止しつつ効率的な制御信号
送出制御が可能になる。しかも、共通線制御手段側で送
信キューにバッファリングされている制御信号数を複数
回ずつ取り出しそれらの平均をとったものを周期的に共
通線制御用制御信号送出手段に送ることにしているの
で、時間的な変動分を除去した形で制御信号数を正確に
把握することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)交換機を
制御する制御信号を受信してこれを一定速度で送出する
際に生じる過剰分の制御信号をバッファリングする送信
キューと、この送信キューにバッファリングされている
制御信号の信号数を制御信号数として周期的に取得する
制御信号数取得手段と、この制御信号数取得手段によっ
て取得した制御信号数を送信する制御信号数送信手段と
を備えた複数の共通線制御手段と、(ロ)これら共通線
制御手段に制御信号を送出する制御信号送出手段と、各
共通線制御手段の制御信号数送信手段からそれぞれ送ら
れてくる制御信号数を第1のしきい値と比較する第1の
信号数比較手段と、この第1の信号数比較手段によって
制御信号数が第1のしきい値以上であると判別されたと
きその共通線制御手段に対する制御信号の送信を抑制す
る制御信号送信抑制手段と、この制御信号送信抑制手段
によって制御信号の送信を抑制している状態で制御信号
数送信手段から送られてくる該当する共通線制御手段に
対する制御信号数を第1のしきい値よりも小さな第2の
しきい値と比較する第2の信号数比較手段と、この第2
の信号数比較手段によって制御信号数が第2のしきい値
以下であると判別されたときその共通線制御手段に対す
る制御信号の送信の抑制を解除する制御信号送信抑制解
除手段とを備えた共通線制御用制御信号送出手段とを輻
輳検出装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、各共通
線制御装置等の共通線制御手段が、共通線制御プロセッ
サ等の共通線制御用制御信号送出手段側から送出される
交換機を制御する制御信号を受信して、これを送信前に
一旦送信キューにバッファリングするとき、バッファリ
ングされている制御信号の信号数を制御信号数として周
期的に取得し、これを共通線制御用制御信号送出手段に
通知するようにしている。共通線制御用制御信号送出手
段側では各共通線制御手段側から通知された制御信号数
を第1のしきい値と比較し、輻輳の発生に至る状況を把
握するようになっている。そして、送信キューにバッフ
ァリングされている制御信号数が第1のしきい値以上と
なっている場合には、その共通線制御手段に対して制御
信号の送信を抑制するようにしている。このように各共
通線制御手段の送信キューの状況を共通線制御用制御信
号送出手段側で所定周期で把握することで、輻輳を防止
しつつ効率的な制御信号送出制御が可能になる。しかも
請求項3記載の発明では、制御信号送信抑制手段によっ
て制御信号の送信を抑制している状態で制御信号数送信
手段から送られてくる該当する共通線制御手段に対する
制御信号数を第1のしきい値よりも小さな第2のしきい
値と比較し、これが第2のしきい値以下であると判別さ
れたときには制御信号の送信の抑制を解除することにし
ているので、輻輳に至る危険が回避された後は制御を通
常の状態に復帰させることができる。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3いずれかに記載の輻輳検出装置で、送信キューは、
共通線制御用制御信号送出手段から送られてくる各信号
をそれぞれ1つずつバッファリングする複数面のバッフ
ァを具備することを特徴としている。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、共通線
制御手段側の送信キューは共通線制御用制御信号送出手
段側から制御信号が送られてくるたびにこれらをそれぞ
れの面(バッファ)に別々に格納することにして、信号
処理およびバッファリングの状況の把握を容易にしてい
る。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項3いずれかに記載の輻輳検出装置で、共通線制御用制
御信号送出手段は、制御信号数取得手段が取得する制御
信号数の周期を指定する周期指定手段を具備することを
特徴としている。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、共通線
制御用制御信号送出手段側がそれぞれの共通線制御手段
側から送られてくる制御信号数の通知の周期を指定する
ことができるようにすることで、輻輳の発生を回避ある
いは減少させるための複数の共通線制御手段の適切な制
御を実現することができる。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項1〜請求
項3いずれかに記載の輻輳検出装置で、制御信号送信抑
制手段は制御信号の送信を抑制する共通線制御手段に対
して送出する制御信号の一部をバッファリングしてその
出力されるタイミングを遅延させることを特徴としてい
る。
【0021】すなわち請求項6記載の発明では、共通線
制御用制御信号送出手段側の制御信号の送出抑制の一例
を示している。共通線制御用制御信号送出手段側で対応
する制御信号をバッファリングして送信キューのバッフ
ァリングの状況を見ながらこれらを送出するようにして
いる。このような制御でカバーしきれない制御信号が存
在するときにはこれらを廃棄することも場合により有効
である。
【0022】
【発明の実施の形態】
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例における輻輳検出
装置を使用した共通線制御システムについてその要部を
表わしたものである。共通線の制御を行う共通線制御プ
ロセッサ11は、ATM(Asynchronous Transfer Mod
e:非同期転送モード)スイッチ12およびその対応す
るポート131〜133を介して第1〜第3の共通線制御
装置141〜143と接続されている。ATMスイッチ1
2のポート13Sには、これら第1〜第3の共通線制御
装置141〜143に対応して配置された第1〜第3のト
ランク回路151〜153の切り替え制御を行うスイッチ
16も接続されている。第1〜第3のトランク回路15
1〜153はスイッチ16と共に回線部17を構成してい
る。第1〜第3のトランク回路151〜153は、共に6
4K(キロ)ビット/秒の通信回線181〜183によっ
て対向する図示しない同様の第1〜第3の対向システム
と接続されている。これらの対向システムは共通線制御
方式で制御される交換機(図示せず)を備えており、図
1に示した装置との間で共通線の制御信号がやり取りさ
れるようになっている。
【0025】図2は本実施例における共通線制御システ
ムを第1の共通線制御装置を中心として表わしたもので
ある。図1に示した第1〜第3の共通線制御装置141
〜143は互いに同一の装置構成となっているので、こ
こでは第1の共通線制御装置141を中心としてその構
成を示すことにする。その他の共通線制御装置142
143の具体的な構成の説明は省略する。
【0026】第1の共通線制御装置141は、図1に示
した共通線制御プロセッサ11とアドレスバス20Aお
よびデータバス20Dによって接続されている。第1の
共通線制御装置141それ自体はマイクロプロセッサ2
1を備えたコンピュータとして構成されており、図示し
ないROM(リード・オンリ・メモリ)あるいは磁気デ
ィスク等の記憶媒体に格納された制御用のプログラムを
実行することで所定の制御内容を実現するようになって
いる。このために、処理用のデータを一時的に格納する
図示しないRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等の
作業用メモリも設けられている。
【0027】第1の共通線制御装置141内のマイクロ
プロセッサ21は、信号の送受信を行うマイクロプロセ
ッサバス22を介して制御プロセッサインタフェース
(INF)部23、送信キュー24および共通線信号送
信部25と接続されている。制御プロセッサインタフェ
ース部23は、データバス20Dから制御信号を受信す
るプロセッサ信号受信部23Rと、アドレスバス20A
との間でアドレス情報の送受信を行うプロセッサ制御部
23Cとを備えている。
【0028】このような構成の第1の共通線制御装置1
1では、プロセッサ信号受信部23Rが共通線制御プ
ロセッサ11から送られてくる制御信号を受信すると、
マイクロプロセッサバス22を介してマイクロプロセッ
サ21にこれを通知するようになっている。マイクロプ
ロセッサ21はこの通知を受けると、受信した制御信号
をプロセッサ信号受信部23Rから読み出して送信キュ
ー24に書き込む処理を行う。そして、共通線信号送信
部25に対して送信キュー24に制御信号を書き込んだ
ことを通知するようになっている。
【0029】共通線信号送信部25は、この通知を受け
ると、送信処理が可能な状態で送信キュー24に書き込
まれた制御信号を取り出し、これを共通線信号用のフォ
ーマットに書き換える。そして、書き換えた制御信号を
図1に示した回線部17に制御信号29として送出す
る。このとき共通線信号送信部25は現在送信中の制御
信号が存在するかどうかを判別することにしている。送
信中の制御信号29が存在する場合にはその制御信号の
送信が完了した後に回線部17への送出が行われること
になる。
【0030】回線部17における回線上の伝送速度は一
定となっており、通常は64Kビット/秒あるいは48
Kビット/秒となっている。本実施例では伝送速度が6
4Kビット/秒となっている。したがって、第1の共通
線制御装置141は、回線に送出することのできる単位
時間当たりの信号量以上の制御信号を共通線制御プロセ
ッサ11から受信した場合に、それら過剰分の制御信号
を送信キュー24にバッファリングしておくことにな
る。
【0031】マイクロプロセッサ21は、マイクロプロ
セッサバス22を介して送信キュー24上にバッファリ
ングされる制御信号の数をカウントしている。ここでカ
ウントされる制御信号の数とは、共通線制御プロセッサ
11から送られてくる制御信号の回数である。1回に送
られてくる制御信号の長さは必ずしも一定しているもの
ではないが、本実施例では制御信号最大長を272バイ
ト以内に設定している。このため、送信キュー24を構
成する各面(バッファ)の容量は272バイトとなって
いる。
【0032】マイクロプロセッサ21は、共通線制御プ
ロセッサ11から運用開始時に送られてきた監視周期T
を示す監視周期信号26を用いて、送信キュー24にバ
ッファリングされている制御信号の平均値を算出する。
このためにマイクロプロセッサ21は監視周期Tよりも
短い周期で送信キュー24をチェックして、求められた
制御信号の数の平均値をそれぞれ対応する監視周期Tの
平均値とすることになる。このように監視周期Tよりも
短い周期で送信キュー24をチェックしてそれらの平均
値を求めることにしたのは、バッファリングされている
制御信号の数の信頼度を高めるためである。
【0033】算出した値は、平均バッファリング信号数
通知情報27として共通線制御プロセッサ11側に監視
周期Tで報告される。監視周期信号26によって設定さ
れる監視周期Tは、主に共通線信号送信部25から送り
出される制御信号の速度(本実施例では64Kビット/
秒)や送信キュー24を構成する面数によって共通線制
御プロセッサ11が決定するものであり、通常の場合に
は、システム構成が変化しない限り固定した周期とな
る。
【0034】図3は以上説明した共通線制御装置のマイ
クロプロセッサによるカウント動作と平均値の報告処理
の流れを示したものである。図2に示したマイクロプロ
セッサ21はまず変数nを“0”に初期化して(ステッ
プS31)、マイクロプロセッサ21側の監視周期(T
/m)に相当する時間が経過した時点で(ステップS3
2:Y)、送信キュー24にバッファリングされている
制御信号の数を図示しない作業用メモリに記憶する(ス
テップS33)。ここで数値mは共通線制御プロセッサ
11側の指定した監視周期Tを複数分割する値であり、
2以上の整数となっている。
【0035】ステップS34では変数nを1だけカウン
トアップして、その値が数値mに数値“1”を加えた数
値“m+1”以上となったかを判別する(ステップS3
5)。両者が等しくなったことを判別してもよい。数値
“m+1”以上になっていない場合には(N)、まだ監
視周期Tに到達していない。そこでこの場合には再びス
テップS32に戻って監視周期(T/m)だけ待機した
後に送信キュー24にバッファリングされている制御信
号の数を読み出す。
【0036】このようにして送信キュー24をm回チェ
ックすると(ステップS35:Y)、マイクロプロセッ
サ21は前記した作業用メモリに記憶されたm個の値を
加算して数値mで除し、監視周期Tにおける送信キュー
24にバッファリングされた制御信号の数の平均値を求
める(ステップS36)。各値を累算しておいて、最後
に数値mで除して平均値を求めてもよい。
【0037】プロセッサ制御部23Cはこの平均値を平
均バッファリング信号数通知情報27として共通線制御
プロセッサ11に報告する(ステップS37)。この
後、作業用メモリに格納した数値をクリアして(ステッ
プS38)、再びステップS31から同様の処理を再開
することになる(リターン)。このようにして監視周期
Tごとの平均値が共通線制御プロセッサ11側に報告さ
れることになる。
【0038】共通線制御プロセッサ11は、各共通線制
御装置141〜143から監視周期信号26で示される監
視周期Tごとに、送信キュー24に格納されているバッ
ファリングされた制御信号の平均値の報告を受ける。そ
して、これら共通線制御装置141〜143ごとに報告さ
れた平均値を、予め設定した輻輳状態値と比較する。比
較の結果、輻輳状態値を越えた共通線制御装置14が出
現すれば、これに対する制御信号の送信を抑制する。す
なわち、共通線制御プロセッサ11は抑制の対象となる
共通線制御装置14に送信する制御信号を図示しないバ
ッファに一時的に蓄えることでトラヒックの偏りによる
輻輳の発生を回避することになる。
【0039】共通線制御プロセッサ11は、平均値が輻
輳状態値を越えた共通線制御装置に対して、この輻輳状
態値よりも低い所定の輻輳解除値との比較を開始する。
そして、監視周期Tに対する平均値がこの輻輳解除値を
下回ったときにはその共通線制御装置14に対する制御
信号送出の抑制が解除される。
【0040】図4は以上説明した共通線制御プロセッサ
側の共通線制御装置に対する制御信号の送出に関するモ
ード設定の切替制御の様子を表わしたものである。共通
線制御プロセッサ11は平均バッファリング信号数通知
情報27が受信されるのを待機している(ステップS4
1)。共通線制御装置141〜143のいずれかから平均
バッファリング信号数通知情報27が送られてくると
(Y)、その共通線制御装置14は信号送出抑制モード
に設定されているかどうかをチェックする(ステップS
42)。ここで信号送出抑制モードとは、共通線制御プ
ロセッサ11が輻輳の発生を防止するために制御信号の
送出を抑制するモードをいう。共通線制御プロセッサ1
1の図示しない作業用メモリには各共通線制御装置14
1〜143ごとに信号送出抑制モードの設定の有無を示す
情報が書き込まれており、これを参照することでこのチ
ェックが行われる。
【0041】該当する共通線制御装置14が信号送出抑
制モードに設定されていない場合には(N)、受信した
制御信号数が輻輳状態値以上であるかどうかの判別を行
う(ステップS43)。輻輳状態値は共通線制御装置1
1〜143それぞれについて別々に設定されていてもよ
いし、これらに共通した値が設定されていてもよい。受
信した制御信号数が輻輳状態値以上であれば(Y)、そ
の共通線制御装置14は信号送出抑制モードに設定され
る(ステップS44)。これに対して受信した制御信号
数が輻輳状態値未満である場合(ステップS43:N)
には通常の信号送出モードの状態のままとなる(リター
ン)。信号送出抑制モードに設定された場合には、前記
したようにその輻輳状態値は共通線制御装置14に対す
る制御信号の送出が抑制されることになる。
【0042】ステップS42で該当する共通線制御装置
14が信号送出抑制モードに設定されていると判別され
た場合には(Y)、受信した制御信号数が輻輳解除値以
下になっているかどうかの判別が行われる(ステップS
45)。輻輳解除値以下になっている場合には(Y)、
その共通線制御装置14の送信キュー24にバッファリ
ングされている制御信号の数が正常の範囲まで減少した
ことを示している。したがって、この場合には信号送出
抑制モードを解除して通常の信号送出モードに戻すこと
になる(ステップS46)。共通線制御プロセッサ11
は以上説明した制御を繰り返すことで、各共通線制御装
置141〜143に対する制御信号の送出の適正化を図る
ことになる。
【0043】ステップS44で示した信号送出抑制モー
ドに設定されている共通線制御装置14に対しては制御
信号をバッファリングすることでその送出が抑制される
が、このバッファに蓄える制御信号の数を制限し、超過
分は廃棄するようにすることも可能である。また、この
バッファに蓄える制御信号の数を制限し、超過分は廃棄
が解除されて通常の信号送出モードに復帰する際には、
前記したバッファに多くの制御信号が残存する場合があ
る。このようなときにはこれらを段階的に出力するよう
にすることも有効である。
【0044】図5は、共通線制御プロセッサおよび共通
線制御装置の具体的な処理の一例を示したものである。
ここでは図2に示した第1の共通線制御装置141と共
通線制御プロセッサ11の間の処理に限定して説明を行
う。また本実施例では説明を簡単にするために送信キュ
ー24における各制御信号を格納する格納箇所を10面
で構成することにし、輻輳検出値を“7.5”に、また
輻輳解除値を“5.5”とするものとする。また、この
図で「共通線制御プロセッサ」の表示箇所に示した少数
点付きの数字は、図2に示した送信キュー24のバッフ
ァリングしている制御信号の平均値を表わしており、送
信キューの箇所に示した“0”から“9”までの数値は
それぞれの時点でバッファリングしている制御信号の数
を表わしている。
【0045】図2に示した共通線制御プロセッサ11か
ら図5の時刻t0にデータバス20D上に送出された制
御信号は、プロセッサ信号受信部23Rを経由して送信
キュー24にバッファリングされる。この時点で送信キ
ュー24に何らの制御信号もバッファリングされていな
いものとする。バッファリングされた制御信号の数は
“0”から“1”に変化する。送信キュー24にバッフ
ァリングされたこの制御信号が時刻t1に読み出されて
共通線信号送信部25に送られると、送信キュー24の
バッファリングの数は再び“0”となる。
【0046】マイクロプロセッサ21は、共通線制御プ
ロセッサ11から制御信号が送られてくるかどうかを問
わず、監視周期信号26で示される監視周期Tよりも短
い所定の周期(図3のステップS32における周期T/
m)で送信キュー24にバッファリングされている制御
信号の数をカウントする。そして、監視周期Tの長さに
相当する時間に直して送信キュー24にバッファリング
されている制御信号の数の平均値を求める。求められた
平均値は、監視周期Tごとにプロセッサ制御部23Cを
介して共通線制御プロセッサ11に通知されることにな
る。
【0047】さて、回線部17の伝送能力を越える制御
信号が共通線制御プロセッサ11から第1の共通線制御
装置141に送出されたものとする。伝送能力を超えて
いるので、送信キュー24にバッファリングされる制御
信号の数は時間の経過と共に徐々に増加していく。これ
らの結果は、第1の共通線制御装置141から共通線制
御プロセッサ11に通知される。時刻t2に輻輳検出値
としての値“7.5”を越え、値“8.2”になったと
する。この通知を受けた共通線制御プロセッサ11は第
1の共通線制御装置141を信号送出抑制モードに設定
し、第1の共通線制御装置141に対する制御信号の送
信の抑制を開始する。
【0048】この制御信号送出の抑制により、第1の共
通線制御装置141から共通線制御プロセッサ11に報
告される送信キュー24のバッファリングしている制御
信号の数の平均値が徐々に減少する。この結果として時
刻t3にその平均値が輻輳解除値としての値“5.5”
を下回ると、共通線制御プロセッサ11は第1の共通線
制御装置141における信号送出抑制モードを解除す
る。したがって、これ以後、共通線制御プロセッサ11
が第1の共通線制御装置141に対して行っていた送信
信号の送出抑制の制限がなくなり、制御信号の通常の送
信が行われることになる。
【0049】以上説明した実施例では監視周期T、輻輳
状態値および輻輳解除値のそれぞれの値の設定について
特に説明しなかったが、これらは適用する共通線システ
ムの回線部の回線速度、平均信号長、バッファ数等の各
種条件で決定し、あるいは変更することができる。たと
えば監視周期Tは短い方が共通線制御プロセッサ11の
制御が迅速に行われることになり、輻輳の発生する事態
を効果的に抑えることができる。しかしながら、監視周
期Tを短くするほど、各共通線制御装置14の監視のた
めの処理が増大することになる。
【0050】監視周期Tの値を決定する目安の一例を示
す。信号送出抑制モードに移行するしきい値としての輻
輳状態値が、送信キュー24の各制御信号を格納するバ
ッファ数(面数)の80パーセントに相当する値である
とする。送信キュー24のバッファがこの説明の例では
50面であるとすると、40面を使用した状態で信号送
出抑制モードに設定されることになる。回線速度が64
Kビット/秒であるとし、共通線制御プロセッサ11が
第1の共通線制御装置141に送出する制御信号の平均
的な長さが64バイトであるとすると、100パーセン
トのトラヒックで1秒間に125信号が伝送されるの
で、120パーセントのトラヒックが発生したときには
1秒間に150信号が第1の共通線制御装置141に送
出されることになる。
【0051】このような仮定の下で、輻輳が発生しない
ように監視周期Tの値を決定するものとする。120パ
ーセントのトラヒックに相当する1秒間当たり150信
号のうちの125信号は送信キュー24から取り出され
て変換され共通線信号送信部25から送出される。した
がって、共通線制御プロセッサ11が制御信号の送出の
抑制を行わなかったとすると、1秒間当たり25信号が
送信キュー24に増加分としてバッファリングされるこ
とになる。送信キュー24のバッファが80パーセント
から100パーセントに増加するまでに残された面は1
0面である。そこで、この10面が埋まるまでの時間よ
りも短い時間が監視周期Tとして決定されることにな
る。この例では監視周期Tは0.4秒あるいはそれ以下
の値となる。
【0052】マイクロプロセッサ21が送信キュー24
の制御信号の数をチェックする監視周期(T/m)は、
値mを“10”とすると0.04秒ということになる。
【0053】上に示した例は回線速度が64Kビット/
秒の場合であるが、128Kビット/秒のような他の場
合や、制御信号の平均的な長さが128バイトのように
他の値をとる場合には、監視周期Tの値がこれに伴って
異なった値に設定されることは当然である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項6
記載の発明によれば、各共通線制御手段側の送信キュー
にバッファリングされている制御信号数を共通線制御用
制御信号送出手段側が直接把握してこれが第1のしきい
値以上となっている場合には、その共通線制御手段に対
して制御信号の送信を抑制するようにしたので、制御信
号の送出について迅速かつ適切な制御が可能になり、輻
輳の発生を防止しつつ効率的な制御信号送出制御が可能
になる。
【0055】また請求項2記載の発明によれば、共通線
制御手段側で送信キューにバッファリングされている制
御信号数を複数回ずつ取り出しそれらの平均をとったも
のを周期的に共通線制御用制御信号送出手段に送ること
にしているので、共通線制御用制御信号送出手段側では
時間的な変動分を除去した形で制御信号数を正確に把握
することができる。
【0056】更に請求項3記載の発明によれば、制御信
号送信抑制手段によって制御信号の送信を抑制している
状態で制御信号数送信手段から送られてくる該当する共
通線制御手段に対する制御信号数を第1のしきい値より
も小さな第2のしきい値と比較し、これが第2のしきい
値以下であると判別されたときには制御信号の送信の抑
制を解除することにしているので、輻輳に至る危険が回
避された後は制御を迅速に通常の状態に復帰させること
ができる。
【0057】また請求項4記載の発明によれば、共通線
制御手段側の送信キューは共通線制御用制御信号送出手
段側から制御信号が送られてくるたびにこれらをそれぞ
れの面(バッファ)に別々に格納するので、信号処理お
よびバッファリングの状況の把握が容易になる。
【0058】更に請求項5記載の発明によれば、共通線
制御用制御信号送出手段側がそれぞれの共通線制御手段
側から送られてくる制御信号数の通知の周期を指定する
ことができるようにしたので、輻輳の発生を回避あるい
は減少させるための複数の共通線制御手段の適切な制御
を実現することができる。
【0059】また請求項6記載の発明によれば、共通線
制御用制御信号送出手段側で対応する制御信号をバッフ
ァリングして送信キューのバッファリングの状況を見な
がらこれらを送出するようにしているので、制御情報の
廃棄を極力回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における輻輳検出装置を使用
した共通線制御システムについてその要部を表わしたシ
ステム構成図である。
【図2】本実施例における共通線制御システムを第1の
共通線制御装置を中心として表わしたブロック図であ
る。
【図3】本実施例で共通線制御装置のマイクロプロセッ
サによるカウント動作と平均値の報告処理を示した流れ
図である。
【図4】本実施例で共通線制御プロセッサ側の共通線制
御装置に対する制御信号の送出に関するモード設定の切
替制御の様子を表わした流れ図である。
【図5】本実施例で共通線制御プロセッサおよび共通線
制御装置の具体的な処理の一例を示したタイミング図で
ある。
【符号の説明】
11 共通線制御プロセッサ 14 共通線制御装置 17 回線部 21 マイクロプロセッサ 23 制御プロセッサインタフェース(INF)部 24 送信キュー 25 共通線信号送信部 26 監視周期信号 27 平均バッファリング信号数通知情報 29 制御信号 T 監視周期
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA08 BA17 BA26 BB04 CA05 CC10 CD01 DC01 EA01 5K026 AA09 BB07 CC07 EE07 FF02 FF26 JJ08 5K050 BB08 DD19 EE21 EE29 HH01 5K051 AA01 FF02 HH03 5K064 AA12 BA08 BA17 BB16 CA14 CA22 DA00 DB00 DC24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機を制御する制御信号を受信してこ
    れを一定速度で送出する際に生じる過剰分の制御信号を
    バッファリングする送信キューと、この送信キューにバ
    ッファリングされている前記制御信号の信号数を制御信
    号数として周期的に取得する制御信号数取得手段と、こ
    の制御信号数取得手段によって取得した制御信号数を送
    信する制御信号数送信手段とを備えた複数の共通線制御
    手段と、 これら共通線制御手段に前記制御信号を送出する制御信
    号送出手段と、各共通線制御手段の前記制御信号数送信
    手段からそれぞれ送られてくる制御信号数を第1のしき
    い値と比較する第1の信号数比較手段と、この第1の信
    号数比較手段によって前記制御信号数が第1のしきい値
    以上であると判別されたときその共通線制御手段に対す
    る前記制御信号の送信を抑制する制御信号送信抑制手段
    とを備えた共通線制御用制御信号送出手段とを具備する
    ことを特徴とする輻輳検出装置。
  2. 【請求項2】 交換機を制御する制御信号を受信してこ
    れを一定速度で送出する際に生じる過剰分の制御信号を
    バッファリングする送信キューと、この送信キューにバ
    ッファリングされている前記制御信号の信号数を複数回
    ずつ取り出しそれらの平均をとった制御信号数を周期的
    に取得する制御信号数取得手段と、この制御信号数取得
    手段によって取得した制御信号数を送信する制御信号数
    送信手段とを備えた複数の共通線制御手段と、 これら共通線制御手段に前記制御信号を送出する制御信
    号送出手段と、各共通線制御手段の前記制御信号数送信
    手段からそれぞれ送られてくる制御信号数を第1のしき
    い値と比較する第1の信号数比較手段と、この第1の信
    号数比較手段によって前記制御信号数が第1のしきい値
    以上であると判別されたときその共通線制御手段に対す
    る前記制御信号の送信を抑制する制御信号送信抑制手段
    とを備えた共通線制御用制御信号送出手段とを具備する
    ことを特徴とする輻輳検出装置。
  3. 【請求項3】 交換機を制御する制御信号を受信してこ
    れを一定速度で送出する際に生じる過剰分の制御信号を
    バッファリングする送信キューと、この送信キューにバ
    ッファリングされている前記制御信号の信号数を制御信
    号数として周期的に取得する制御信号数取得手段と、こ
    の制御信号数取得手段によって取得した制御信号数を送
    信する制御信号数送信手段とを備えた複数の共通線制御
    手段と、 これら共通線制御手段に前記制御信号を送出する制御信
    号送出手段と、各共通線制御手段の前記制御信号数送信
    手段からそれぞれ送られてくる制御信号数を第1のしき
    い値と比較する第1の信号数比較手段と、この第1の信
    号数比較手段によって前記制御信号数が第1のしきい値
    以上であると判別されたときその共通線制御手段に対す
    る前記制御信号の送信を抑制する制御信号送信抑制手段
    と、この制御信号送信抑制手段によって前記制御信号の
    送信を抑制している状態で前記制御信号数送信手段から
    送られてくる該当する共通線制御手段に対する制御信号
    数を第1のしきい値よりも小さな第2のしきい値と比較
    する第2の信号数比較手段と、この第2の信号数比較手
    段によって前記制御信号数が第2のしきい値以下である
    と判別されたときその共通線制御手段に対する前記制御
    信号の送信の抑制を解除する制御信号送信抑制解除手段
    とを備えた共通線制御用制御信号送出手段とを具備する
    ことを特徴とする輻輳検出装置。
  4. 【請求項4】 前記送信キューは、前記共通線制御用制
    御信号送出手段から送られてくる各信号をそれぞれ1つ
    ずつバッファリングする複数面のバッファを具備するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の輻
    輳検出装置。
  5. 【請求項5】 前記共通線制御用制御信号送出手段は、
    前記制御信号数取得手段が取得する制御信号数の周期を
    指定する周期指定手段を具備することを特徴とする請求
    項1〜請求項3いずれかに記載の輻輳検出装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号送信抑制手段は前記制御信
    号の送信を抑制する共通線制御手段に対して送出する制
    御信号の一部をバッファリングしてその出力されるタイ
    ミングを遅延させることを特徴とする請求項1〜請求項
    3いずれかに記載の輻輳検出装置。
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