JP2002300250A - 携帯電話機用拡大表示器 - Google Patents

携帯電話機用拡大表示器

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JP2002300250A
JP2002300250A JP2001099340A JP2001099340A JP2002300250A JP 2002300250 A JP2002300250 A JP 2002300250A JP 2001099340 A JP2001099340 A JP 2001099340A JP 2001099340 A JP2001099340 A JP 2001099340A JP 2002300250 A JP2002300250 A JP 2002300250A
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Isao Kikuchi
功 菊池
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Kikuchi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kikuchi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機に表示される文字等を、近くを見る
視力が劣る老眼や遠視の人でも容易に読み取ることがで
きるように拡大表示すると共に、携帯電話機に対する着
脱を容易にする。 【解決手段】携帯電話機4の表示部5を遮らないように
該表示部5を取り囲む大きさの枠部6に携帯電話機4と
嵌合する嵌合部6aを形成し枠部6の角部6bに該枠部
6の厚さ方向に貫通する支持穴6cを形成してなる台座
2と、支持穴6cに夫々摺動可能に嵌入する支柱3aが
角部3bに形成され拡大レンズ8が取り付けられたレン
ズ部3とを備え、該レンズ部3を枠部6から離間又は接
近させることで拡大率を調整できるようにした構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機用拡大
表示器に係り、特に携帯電話機に表示される文字等を、
近くを見る視力が劣る老眼や遠視の人でも容易に見るこ
とができるように拡大表示すると共に、携帯電話機に対
する着脱を容易にした、特に中高年の使用者にとって非
常に便利な携帯電話機用拡大表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話機は、非常に小型・軽量
になっていることから、持ち歩くには便利であるが、表
示部に表示される文字等が細くて小さいたため、既に近
くを見る視力が劣る老眼や遠視の中高年の使用者にとっ
ては、いちいち眼鏡を用いないと電話をかけられず、ま
た携帯電話が備えている様々な機能を使いこなすことが
できないといった不都合が生じている。
【0003】一部の携帯電話機には、入力した電話番号
を拡大表示する機能が備えられているが、拡大表示する
には切換えのための操作を行わなければならず、中高年
の使用者にとってはこの切換え操作自体がわずらわしい
ため、拡大表示機能を使用していない場合も多く、また
切り換えたとしても、すべてのカタカナや漢字等の文字
まで拡大表示できるものではないため、眼鏡を用いずに
携帯電話機を操作することが困難であった。
【0004】携帯電話機の表示部をすべて拡大するに
は、拡大レンズを用いることが考えられるが、このよう
なアクセサリーは純正品としても社外品としても提供さ
れていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、携帯電話機の表示部を遮らないよ
うに該表示部を取り囲む大きさの枠部に携帯電話機と嵌
合する嵌合部を形成し枠部の角部に該枠部の厚さ方向に
貫通する支持穴を形成してなる台座と、支持穴に夫々摺
動可能に嵌入する支柱が角部に形成され拡大レンズが取
り付けられたレンズ部とを備え、該レンズ部を枠部から
離間又は接近させることで拡大率を調整できるように構
成することによって、携帯電話機の表示部に表示された
文字等のすべてを適宜拡大することができるようにする
ことであり、またこれによって近くを見る視力が劣る老
眼や遠視の中高年の人でも携帯電話機の表示部を容易に
見ることができるようにすることである。
【0006】また他の目的は、携帯電話機の表示部を遮
らないように該表示部を取り囲む大きさの枠部に携帯電
話機と嵌合する嵌合部を形成すると共に拡大レンズを取
り付けることによって、拡大率を一定にして軽量化及び
低コスト化を図ると共に、ワンタッチで携帯電話機に着
脱できるようにして取扱いを容易にすることである。こ
とである。
【0007】更に他の目的は、携帯電話機の表示部を遮
らないように該表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レ
ンズが取り付けられたレンズ部と、枠部の一辺に取り付
けられ携帯電話機に対して着脱可能な柔軟性のある着脱
部材とを備え、該着脱部材を支点にして拡大レンズをめ
くり上げることができるように構成することによって、
携帯電話機の表示部を拡大せずに見たい場合に、レンズ
部を起こして表示部から離すことができるようにするこ
とである。
【0008】また他の目的は、携帯電話機の表示部を遮
らないように該表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レ
ンズが取り付けられたレンズ部と、該レンズ部の相対す
る二辺に互いに結束可能でありレンズ部を携帯電話機に
固定可能にする弾性ベルトとを備えることによって、外
径寸法が異なる様々な機種の携帯電話機に取付け可能
な、汎用性の高い拡大表示器を提供することである。
【0009】更に他の目的は、携帯電話機の表示部を遮
らないように該表示部を取り囲む大きさの枠部に携帯電
話機と嵌合する嵌合部を形成してなる台座と、該台座に
平行リンク機構を介して平行に取り付けられると共に拡
大レンズが取り付けられたレンズ部とを備え、平行リン
ク機構が倒れレンズ部が台座に接した状態と、平行リン
ク機構が起きレンズ部が台座から離間して拡大率が上が
った状態とを切換え可能に構成することによって、携帯
電話機を使用していないときは、レンズ部が台座に接す
るように倒しておくことで、携帯電話機からの突出量を
最小限に抑えるようにし、また携帯電話機を使用すると
きには、レンズ部を起こすことで、表示部がより大きい
拡大率で拡大表示されるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、携帯電話機の表示部を遮らないように該表示部
を取り囲む大きさの枠部に前記携帯電話機と嵌合する嵌
合部を形成し前記枠部の角部に該枠部の厚さ方向に貫通
する支持穴を形成してなる台座と、前記支持穴に夫々摺
動可能に嵌入する支柱が角部に形成され拡大レンズが取
り付けられたレンズ部とを備え、該レンズ部を前記枠部
から離間又は接近させることで拡大率を調整できるよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0011】また本発明(請求項2)は、携帯電話機の
表示部を遮らないように該表示部を取り囲む大きさの枠
部に前記携帯電話機と嵌合する嵌合部を形成すると共に
拡大レンズを取り付けたことを特徴とするものである。
【0012】また本発明(請求項3)は、携帯電話機の
表示部を遮らないように該表示部を取り囲む大きさの枠
部に拡大レンズが取り付けられたレンズ部と、前記枠部
の一辺に取り付けられ前記携帯電話機に対して着脱可能
な柔軟性のある着脱部材とを備え、該着脱部材を支点に
して前記拡大レンズをめくり上げることができるように
構成したことを特徴とするものである。
【0013】また本発明(請求項4)は、携帯電話機の
表示部を遮らないように該表示部を取り囲む大きさの枠
部に拡大レンズが取り付けられたレンズ部と、該レンズ
部の相対する二辺に互いに結束可能であり前記レンズ部
を前記携帯電話機に固定可能にする弾性ベルトとを備え
たことを特徴とするものである。
【0014】また本発明(請求項5)は、携帯電話機の
表示部を遮らないように該表示部を取り囲む大きさの枠
部に前記携帯電話機と嵌合する嵌合部を形成してなる台
座と、該台座に平行リンク機構を介して平行に取り付け
られると共に拡大レンズが取り付けられたレンズ部とを
備え、前記平行リンク機構が倒れ前記レンズ部が前記台
座に接した状態と、前記平行リンク機構が起き前記レン
ズ部が前記台座から離間して拡大率が上がった状態とを
切換え可能に構成したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。本発明の第1実施例に係る携帯電話機
用拡大表示器1は、図1から図3において、台座2と、
レンズ部3とを備えている。
【0016】台座2は、携帯電話機4の表示部5を遮ら
ないように該表示部5を取り囲む大きさの枠部6に携帯
電話機4と嵌合する嵌合部6aを形成し、枠部6の角部
6bに該枠部6の厚さ方向に貫通する支持穴6cを形成
してなるものであって、例えば合成樹脂を一体成形して
製作されるものである。
【0017】嵌合部6aは、例えば携帯電話機4をその
幅方向から挾持できるように一対形成されており、夫々
内側に向かって稜線状の爪6dが形成されている。該爪
6dは、携帯電話機4の合わせ目又は背面(いずれも図
示せず)に嵌合するようになっている。
【0018】レンズ部3は、支持穴6cに夫々摺動可能
に嵌入する支柱3aが角部3bに形成され、拡大レンズ
8が取り付けられたものであって、支柱3aの長さの範
囲内で拡大率を変化させることができるようになってい
る。またレンズ部3を図示しない手の力で押し下げた
り、又は引き上げれば、支柱3aは支持穴6cに対して
摺動するが、レンズ部3の自重のみでは摺動しないよう
になっている。拡大レンズ8は、薄板状でありながら拡
大表示機能を持つ、例えば多数の同心円状の凹凸が形成
されたフレネルレンズである。
【0019】なお、本実施例においては、レンズ部3を
手動で上下動させるものとしたが、これに限るものでは
なく、例えば圧縮ばね(図示せず)を台座2とレンズ部
3との間に取り付けておき、レンズ部3を台座2に接近
させると、圧縮ばねが縮められると共に該レンズ部3が
台座2に係止されるように構成し、係止を解除すると、
圧縮ばねのばね力により、瞬時にレンズ部3が所定量突
出して、拡大表示状態となるように構成してもよい。
【0020】本発明の第2実施例に係る携帯電話機用拡
大表示器21は、図4において、携帯電話機4の表示部
5を遮らないように該表示部5を取り囲む大きさの枠部
22に携帯電話機4と嵌合する嵌合部を形成すると共
に、拡大レンズ8を取り付けて構成されている。
【0021】嵌合部22aは、例えば携帯電話機4をそ
の幅方向から挾持できるように、枠部22の4箇所の角
部22bから垂下して二対形成されており、夫々内側に
向かって稜線状の爪22cが形成されている。該爪22
cは、携帯電話機4の合わせ目又は背面(いずれも図示
せず)に嵌合するようになっている。
【0022】なお、本実施例においては、第1実施例と
は異なり、携帯電話機4に取り付けた後には拡大率を調
整できないものとしたが、嵌合部22aに静摩擦係数の
高い、例えばシリコンゴムを取り付けておき、該シリコ
ンゴムが該携帯電話機4の側面4aに密着するようにす
ることで、取付け位置を調整できるようにして、取付け
の段階で拡大率を調整できるようしてもよい。
【0023】本発明の第3実施例に係る携帯電話機用拡
大表示器31は、図5に示すように、レンズ部32と、
着脱部材33とを備えている。
【0024】レンズ部32は、携帯電話機4の表示部5
を遮らないように該表示部5を取り囲む大きさの枠部3
4に拡大レンズ8が取り付けられたものであり、表示部
5に接近した状態で用いられるため、拡大レンズ8もや
や厚く形成され、拡大率が高くなるように構成されてい
る。
【0025】着脱部材33は、枠部34の一辺34aに
取り付けられ、携帯電話機4に対して着脱可能な柔軟性
のある、例えばいわゆるマジックテープ(登録商標)で
あって、着脱対称となる相手方の着脱部材35は、予め
携帯電話機4に貼着しておくようになっている。
【0026】本発明の第4実施例に係る携帯電話機用拡
大表示器41は、図6に示すように、レンズ部42と、
弾性ベルト43とを備えている。
【0027】レンズ部42は、携帯電話機4の表示部5
を遮らないように該表示部5を取り囲む大きさの枠部4
4に拡大レンズ8が取り付けられたものであって、幅方
向の二辺44aには、弾性ベルト43を通すためのベル
ト通し穴44bが夫々形成されている。
【0028】弾性ベルト43は、レンズ部の相対する二
辺44aに、互いに結束可能でありレンズ部42を携帯
電話機4に固定可能にするためのものであって、例えば
伸縮性のあるゴムベルトであり、先端に夫々マジックテ
ープ45が取り付けられている。
【0029】本発明の第5実施例に係る携帯電話機用拡
大表示器51は、図7から図9に示すように、台座52
と、レンズ部53とを備えている。
【0030】台座52は、携帯電話機4の表示部5を遮
らないように該表示部5を取り囲む大きさの枠部54に
携帯電話機4と嵌合する嵌合部54aを形成してなるも
のであって、例えば合成樹脂を一体成形して製作される
ものである。
【0031】嵌合部54aは、例えば携帯電話機4をそ
の幅方向から挾持できるように一対形成されており、夫
々内側に向かって稜線状の爪54bが形成されている。
該爪54bは、携帯電話機4の合わせ目又は背面(いず
れも図示せず)に嵌合するようになっている。
【0032】レンズ部53は、台座52に平行リンク機
構55を介して平行に取り付けられると共に、拡大レン
ズ8が取り付けられたものであるが、レンズ部53自体
に平行リンク機構55を取り付けてもよい。
【0033】平行リンク機構53は、台座52の側面5
2a及びレンズ部53の側面53aに夫々平行に2本ず
つ、計4本の短いリンク56を夫々の側面52a,53
aに突出して形成されたピン52b,53bに回動自在
に取り付けたものであり、リンク56が揺動する範囲内
で拡大率を調整できるようになっている。リンク56が
台座52に対して直角に立った状態では、レンズ部53
が台座52から最も離間するので、拡大率も最も高くな
る。
【0034】なお、レンズ部53のばたつきを抑制する
ために、リンク56が倒れてレンズ部53が台座52に
接触した状態、即ち非使用状態と、リンク56が台座5
2に対して直角に立ってレンズ部53の拡大率が最も高
くなった状態、即ち使用状態において、夫々レンズ部5
3が一時的に係止されるように、即ち節度作用があるよ
うに構成してもよい。
【0035】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。まず本発明の第1実施
例に係る携帯電話機用拡大器1の作用について説明する
と、図1及び図2に示すように、携帯電話機用拡大器1
を携帯電話機4の表示部5に被せるようにすると、嵌合
部6aの爪6cが携帯電話機4の合わせ目又は背面に係
合し、取付けが完了する。
【0036】レンズ部3を矢印A方向に上昇させると、
表示部5に表示された文字等9が拡大されるので、近く
を見る視力の劣る老眼や遠視の中高年の利用者でも眼鏡
を用いずに文字等9を読むことができ、拡大率は好みで
調整することができる。またレンズ部3を矢印B方向に
下降させると表示部5に表示された文字等9が小さくな
って行くが、レンズ部3が台座2に接するまで下降させ
ても、表示部5からは離間しているため、文字等9は元
の大きさよりもある程度拡大されて見えるから便利であ
る。
【0037】レンズ部3の自重のみでは、支柱3aは支
持穴6cに対して摺動しないため、レンズ部3を上昇さ
せれば、拡大表示の状態が維持され、レンズ部3を下降
させれば、該レンズ部3の収納状態が維持される。
【0038】次に本発明の第2実施例に係る携帯電話機
用拡大器21の作用について説明すると、図4に示すよ
うに、携帯電話機用拡大器21を携帯電話機4の表示部
5に被せるようにすると、嵌合部22aの爪22cが携
帯電話機4の合わせ目又は背面に係合し、取付けが完了
する。携帯電話機用拡大器21は部品点数が少なく、軽
量であるため、取扱いが容易である。
【0039】これによって表示部5に表示された文字等
9が拡大されるが、拡大率は一定である。なお、嵌合部
22aにシリコンゴム等を取り付けた場合には、携帯電
話機4の合わせ目又は背面に限らず取り付けることがで
きるため、取付け時に拡大率の調整を行うことが可能で
ある。
【0040】次に本発明の第3実施例に係る携帯電話機
用拡大器31の作用について説明すると、図5に示すよ
うに、携帯電話機4の表示部5の脇に予め着脱部材35
を貼着しておき、該着脱部材35に携帯電話機用拡大器
31の着脱部材33を重ねて取り付けると、レンズ部3
2が表示部5に被さった状態となり、表示部5が拡大さ
れて見えるようになる。
【0041】拡大して見る必要のない場合や、周囲の光
の状態でレンズ部32が光ってしまうような場合等、携
帯電話機用拡大器31を必要としない場合には、レンズ
部32を矢印C方向にめくり上げることができる。再び
携帯電話機用拡大器31を必要とする場合には、レンズ
部32を矢印D方向に倒すことで、表示部5に被せるこ
とができる。
【0042】次に、本発明の第4実施例に係る携帯電話
機用拡大器41の作用に付いて説明すると、図4に示す
ように、レンズ部42を表示部5に被せて、弾性ベルト
43を引き延ばし、マジックテープ45を重ね合わせて
結束すれば、携帯電話機用拡大器41は、弾性ベルト4
3の張力によりしっかりと携帯電話機4に取り付けられ
た状態となり、該携帯電話機4の表示部5が拡大されて
見えるようになる。
【0043】最後に、本発明の第5実施例に係る携帯電
話機用拡大器51の作用について説明すると、図7から
図9に示すように、携帯電話機用拡大器51を携帯電話
機4の表示部5に被せるようにすると、嵌合部54aの
爪54bが携帯電話機4の合わせ目又は背面に係合し、
取付けが完了する。
【0044】非使用時においては、リンク56が傾き、
レンズ部53が台座52に接触した状態となっている。
そこで使用時には、レンズ部53を引き上げると、リン
ク56が矢印E方向に揺動して該レンズ部53が平行に
持ち上がる。リンク53が台座2に直角になるところで
拡大率が最大になる。なお、レンズ部53が台座52に
接触した状態でも、表示部5からは離間しているので、
ある程度の拡大表示はされている。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上記のように携帯電話機の表
示部を遮らないように該表示部を取り囲む大きさの枠部
に携帯電話機と嵌合する嵌合部を形成し枠部の角部に該
枠部の厚さ方向に貫通する支持穴を形成してなる台座
と、支持穴に夫々摺動可能に嵌入する支柱が角部に形成
され拡大レンズが取り付けられたレンズ部とを備え、該
レンズ部を枠部から離間又は接近させることで拡大率を
調整できるように構成したので、携帯電話機の表示部に
表示された文字等のすべてを適宜拡大することができる
ようになる効果があり、またこの結果近くを見る視力が
劣る老眼や遠視の中高年の人でも携帯電話機の表示部を
容易に見ることができるという効果が得られる。
【0046】また携帯電話機の表示部を遮らないように
該表示部を取り囲む大きさの枠部に携帯電話機と嵌合す
る嵌合部を形成すると共に拡大レンズを取り付けたの
で、拡大率を一定にして軽量化及び低コスト化を図るこ
とができると共に、ワンタッチで携帯電話機に着脱でき
るため、取扱いを容易にし得る効果がある。
【0047】更には、携帯電話機の表示部を遮らないよ
うに該表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レンズが取
り付けられたレンズ部と、枠部の一辺に取り付けられ携
帯電話機に対して着脱可能な柔軟性のある着脱部材とを
備え、該着脱部材を支点にして拡大レンズをめくり上げ
ることができるように構成したので、携帯電話機の表示
部を拡大せずに見たい場合には、レンズ部を起こして表
示部から離すことができるため、非常に便利である。
【0048】また携帯電話機の表示部を遮らないように
該表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レンズが取り付
けられたレンズ部と、該レンズ部の相対する二辺に互い
に結束可能でありレンズ部を携帯電話機に固定可能にす
る弾性ベルトとを備えたので、外径寸法が異なる様々な
機種の携帯電話機に取付け可能な、汎用性の高い拡大表
示器を提供することができる効果がある。
【0049】更には、携帯電話機の表示部を遮らないよ
うに該表示部を取り囲む大きさの枠部に携帯電話機と嵌
合する嵌合部を形成してなる台座と、該台座に平行リン
ク機構を介して平行に取り付けられると共に拡大レンズ
が取り付けられたレンズ部とを備え、平行リンク機構が
倒れレンズ部が台座に接した状態と、平行リンク機構が
起きレンズ部が台座から離間して拡大率が上がった状態
とを切換え可能に構成したので、携帯電話機を使用して
いないときは、レンズ部が台座に接するように倒してお
くことで、携帯電話機からの突出量を最小限に抑えるよ
うにし得、また携帯電話機を使用するときには、レンズ
部を起こすことで、表示部がより大きい拡大率で拡大表
示されるようにすることができ、大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図3は、本発明の第1実施例に係り、
図1は携帯電話機用拡大器を携帯電話機に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図2】携帯電話機に取り付けられた携帯電話機用拡大
器のレンズ部が上下動する状態を示す側面図である。
【図3】携帯電話機用拡大器の分解斜視図及び携帯電話
機の部分破断斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る携帯電話機用拡大器
及び携帯電話機の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る携帯電話機用拡大器
を携帯電話機に取り付けた状態を示す携帯電話機の部分
斜視図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る携帯電話機用拡大器
の斜視図である。
【図7】図7から図9は、本発明の第5実施例に係り、
図7は携帯電話機用拡大器の斜視図である。
【図8】非使用状態と使用状態におけるレンズ部の位置
及びその切換え時のリンク機構の動作を示す携帯電話機
用拡大器の側面図である。
【図9】携帯電話機用拡大器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機用拡大器 2 台座 3 レンズ部 4 携帯電話機 5 表示部 6 枠部 6a 嵌合部 6b 角部 6c 支持穴 8 拡大レンズ 21 携帯電話機用拡大器 22 枠部 22a 嵌合部 31 携帯電話機用拡大器 32 レンズ部 33 着脱部材 34 枠部 34a 一辺 41 携帯電話機用拡大器 42 レンズ部 43 弾性ベルト 44 枠部 44a 二辺 51 携帯電話機用拡大器 52 台座 53 レンズ部 54 枠部 54a 嵌合部 55 平行リンク機構
フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AB07 AB13 AB18 2H087 KA23 RA47 5K023 AA07 BB11 HH07 MM01 MM23 PP02 PP12 QQ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の表示部を遮らないように該
    表示部を取り囲む大きさの枠部に前記携帯電話機と嵌合
    する嵌合部を形成し前記枠部の角部に該枠部の厚さ方向
    に貫通する支持穴を形成してなる台座と、前記支持穴に
    夫々摺動可能に嵌入する支柱が角部に形成され拡大レン
    ズが取り付けられたレンズ部とを備え、該レンズ部を前
    記枠部から離間又は接近させることで拡大率を調整でき
    るように構成したことを特徴とする携帯電話機用拡大表
    示器。
  2. 【請求項2】 携帯電話機の表示部を遮らないように該
    表示部を取り囲む大きさの枠部に前記携帯電話機と嵌合
    する嵌合部を形成すると共に拡大レンズを取り付けたこ
    とを特徴とする携帯電話機用拡大表示器。
  3. 【請求項3】 携帯電話機の表示部を遮らないように該
    表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レンズが取り付け
    られたレンズ部と、前記枠部の一辺に取り付けられ前記
    携帯電話機に対して着脱可能な柔軟性のある着脱部材と
    を備え、該着脱部材を支点にして前記拡大レンズをめく
    り上げることができるように構成したことを特徴とする
    携帯電話機用拡大表示器。
  4. 【請求項4】 携帯電話機の表示部を遮らないように該
    表示部を取り囲む大きさの枠部に拡大レンズが取り付け
    られたレンズ部と、該レンズ部の相対する二辺に互いに
    結束可能であり前記レンズ部を前記携帯電話機に固定可
    能にする弾性ベルトとを備えたことを特徴とする携帯電
    話機用拡大表示器。
  5. 【請求項5】 携帯電話機の表示部を遮らないように該
    表示部を取り囲む大きさの枠部に前記携帯電話機と嵌合
    する嵌合部を形成してなる台座と、該台座に平行リンク
    機構を介して平行に取り付けられると共に拡大レンズが
    取り付けられたレンズ部とを備え、前記平行リンク機構
    が倒れ前記レンズ部が前記台座に接した状態と、前記平
    行リンク機構が起き前記レンズ部が前記台座から離間し
    て拡大率が上がった状態とを切換え可能に構成したこと
    を特徴とする携帯電話機用拡大表示器。
JP2001099340A 2001-03-30 2001-03-30 携帯電話機用拡大表示器 Pending JP2002300250A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007003919A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Shirota Miyaki 拡大表示シート
US7264361B2 (en) 2003-06-20 2007-09-04 Funai Electric Co., Ltd. Electric apparatus
JP2008160700A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Citizen Electronics Co Ltd 携帯電話機
JP2019020473A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 キヤノン株式会社 光学部品の保持装置、及び光学機器

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