JP2002300202A - 中継サーバ - Google Patents

中継サーバ

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JP2002300202A JP2001104448A JP2001104448A JP2002300202A JP 2002300202 A JP2002300202 A JP 2002300202A JP 2001104448 A JP2001104448 A JP 2001104448A JP 2001104448 A JP2001104448 A JP 2001104448A JP 2002300202 A JP2002300202 A JP 2002300202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを経由して、一方側のネット
ワーク機器から複数の他方側のネットワーク機器への同
報通信を実現した中継サーバを提供する。 【解決手段】 予め通信を行おうとする端末は、中継サ
ーバ4にログインして接続を確保しておく。端末11か
ら端末21及び端末51へ同報通信を行う場合、端末1
1は端末21,51への接続要求情報を中継サーバ4へ
送る。中継サーバ4は、端末21,51から接続が肯定
されれば、端末11との接続と、端末21との接続及び
端末51との接続を関連づけ、端末11から送られてく
る情報を端末21及び端末51へ転送し、同報通信を実
現する。同報通信が可能な状態でも、別の端末の加入や
一部の端末との通信の切断、別の通信への移行などを行
い、動的に通信形態を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
ク装置と通信を行い、あるネットワーク装置と他のネッ
トワーク装置との間の通信を中継してネットワーク装置
間の通信を実現する中継サーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、一般的なインターネットを用い
たシステムの一例を示す説明図である。図中、1,2は
ローカルシステム、3はインターネット、11,12,
21,22は端末、13,23はゲートウェイ、14,
24はLANである。ローカルシステム1は、端末1
1、端末12、ゲートウェイ13などがLAN14によ
り接続されて構成されている。ゲートウェイ13は、L
AN14とともにインターネット3に接続されており、
LAN14上の端末11,12など、各種のネットワー
ク機器からインターネットを利用することができる。ま
たローカルシステム2も同様であり、端末21、端末2
2、ゲートウェイ23などがLAN24により接続され
て構成されている。ゲートウェイ23は、LAN24と
ともにインターネット3に接続されており、LAN24
上の端末21,22など、各種のネットワーク機器から
インターネットを利用することができる。もちろん、そ
れぞれのローカルシステム1,2において、他の様々な
機器がLAN14,24により接続されていてよい。
【0003】このようなシステムにおいて、通常はロー
カルシステム1,2に対してはグローバルIPアドレス
は1ないし複数個が割り当てられるが、ローカルシステ
ム1,2内のそれぞれのネットワーク機器にグローバル
IPアドレスが割り当てられるわけではない。それぞれ
のローカルシステム1,2内の各ネットワーク機器には
プライベートなIPアドレスが割り振られており、ゲー
トウェイ13,23によってNATやIPマスカレード
などの機能を用いてプライベートなIPアドレスをグロ
ーバルなIPアドレスに変換している。このようなIP
アドレスの変換機能を有するゲートウェイ13,23を
用い、例えばローカルシステム1では端末11,12は
ゲートウェイ13を介してインターネット3を利用する
ことになる。またローカルシステム2においても、端末
21,22はゲートウェイ23を介してインターネット
3を利用することになる。
【0004】またゲートウェイ13,23あるいは別の
ネットワーク機器等においてはファイアウォールやプロ
キシサーバなどの機能を有し、これらの装置を介して各
端末がインターネット3を利用するような構成も利用さ
れており、システムの安全性を向上させている。
【0005】ここで、例えばインターネット3からロー
カルシステム1内の端末11に対してアクセスしようと
すると、ゲートウェイ13のグローバルIPアドレスを
知ることはできるものの、端末11のプライベートなI
Pアドレスを知ることはできない。従って、通常の接続
方法ではローカルシステム1の外部から端末11をアク
セスすることはできない。またゲートウェイ13のファ
イアウォールの機能などによって、アクセスを受け付け
るサイトが制限されている場合もある。もちろん、端末
12についても同様であるし、ローカルシステム2内の
端末21,22についても同様である。
【0006】さらに、ローカルシステム1内の端末11
や端末12、ローカルシステム2内の端末21や端末2
2は、通常はクライアント機能しか有しておらず、他の
ネットワーク機器からの情報を受け付けるサーバの機能
を有していない。そのため、端末11,12,21,2
2から他のネットワーク機器にアクセスしない限り、他
のネットワーク機器からこれらの端末に情報を送信する
ことができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、インターネットを経由し
て、あるローカルシステム内のネットワーク装置から他
のローカルシステム内のネットワーク装置を含む複数の
ネットワーク装置への同報通信を実現した中継サーバを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中継サーバに
おいて、複数のネットワーク装置と通信可能な通信手段
と、該通信手段により通信可能に接続されている一方側
のネットワーク装置と複数の他方側のネットワーク装置
との間で通信を中継する制御手段を有することを特徴と
するものである。中継サーバでは、一方側のネットワー
ク装置及び複数の他方側のネットワーク装置と双方向の
通信を行うことができ、両者の通信を中継することによ
って、実質的に一方側のネットワーク装置と複数の他方
側のネットワーク装置との通信を実現できる。これによ
って、一方側のネットワーク装置から複数の他方側のネ
ットワーク装置への同報通信及びその逆の通信を行うこ
とができる。
【0009】なお、一方側のネットワーク装置と複数の
他方側のネットワーク装置との間で通信を行っていると
き、一方側のネットワーク装置からの解放要求に基づい
て、該解放要求により指定された他方側のネットワーク
装置と一方側のネットワーク装置との通信を切断するこ
とができる。あるいは、他方側のネットワーク装置から
の解放要求に基づいて、解放要求により指定された他方
側のネットワーク装置と一方側のネットワーク装置との
通信を切断することができる。このとき、一方側のネッ
トワーク装置から指定されなかった他方側のネットワー
ク装置、あるいは解放要求を行わなかった他方側のネッ
トワーク装置については、そのまま一方側のネットワー
ク装置との通信を続けることができる。
【0010】また、一方側のネットワーク装置あるいは
他方側のネットワーク装置からの要求に基づいて、一方
側のネットワーク装置と当該他方側のネットワーク装置
との通信を、一方側のネットワーク装置と中継サーバ間
の別の接続を用いた通信に移行することが可能である。
別の接続を用いた通信に移行した他方側のネットワーク
装置は、それまで用いていた中継サーバとの接続をその
まま用いて、他の他方側のネットワーク装置とは別に一
方側のネットワーク装置との通信を行うことが可能とな
る。逆に、一方側のネットワーク装置と別の接続を用い
て通信を行っていたネットワーク装置を、他方側のネッ
トワーク装置として他のネットワーク装置との通信で用
いている接続を用いた通信に切り換えて同報通信を続け
ることも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の中継サーバの実
施の一形態を含む通信システムの一例を示す構成図であ
る。図中、図7と同様の部分には同じ符号を付して重複
する説明を省略する。4は中継サーバ、41は通信部、
42は制御部、5はローカルシステム、51は端末、5
2はゲートウェイ、53はLANである。ローカルシス
テム5は、ローカルシステム1,2と同様のシステムで
あり、端末51、ゲートウェイ52などがLAN53に
より接続されて構成されている。ゲートウェイ52は、
LAN53とともにインターネット3に接続されてお
り、LAN53上の端末51などの各種のネットワーク
機器からインターネットを利用することができる。
【0012】中継サーバ4は、インターネット3に接続
されており、グローバルIPアドレスを有している。こ
のグローバルIPアドレスを用いてインターネット3を
介して各種のネットワーク機器と通信を行うことができ
る。中継サーバ4は、例えば通信部41および制御部4
2を含んで構成することができる。通信部41は、イン
ターネット3を介して複数のネットワーク機器と通信可
能である。
【0013】制御部42は、通信部41を介してネット
ワーク機器から送られてくるログイン要求を受け付け、
そのネットワーク機器との接続を維持して通信路を確保
しておく。また、このようにしてログイン要求を受け、
通信路が確保されると、その通信路をログアウトされる
まで維持しておく。また1台のネットワーク機器との間
で複数の接続が設けられていてもよい。そして、通信可
能に接続されているネットワーク機器から接続要求情報
を受け取ると、その接続要求情報に従って、接続を要求
した一方側のネットワーク機器と、接続を要求され通信
可能に中継サーバ4に接続されている他方側のネットワ
ーク機器との間でのデータ転送を中継する。これによっ
て一方側のネットワーク機器と他方側のネットワーク機
器との間での通信を実現する。このとき、他方側のネッ
トワーク機器として、複数のネットワーク機器との間で
データ転送を中継し、同報通信を実現することができ
る。
【0014】図2は、本発明の中継サーバの実施の一形
態を含む通信システムの一例における同報通信時の手順
の一例の説明図である。なお、以下の各説明図において
は、ゲートウェイなどを省略し、各端末と中継サーバ4
とのTCP/IPコネクションについてのみ示してい
る。なお、各接続を示す線分は、アプリケーション層の
プロトコルにより、他のネットワーク機器との通信に使
用されていない状態を破線で示し、他のネットワーク機
器との通信に使用している状態を実線で示している。以
降の各説明図において同様である。
【0015】図2(A)においては、端末11は中継サ
ーバ4と接続1により通信可能に接続されている。ま
た、端末21,端末51においても同様に、中継サーバ
4と接続2,接続3によって通信可能に接続されてい
る。なお、この時点では各接続は他のネットワーク機器
との通信に用いられていないものとする。
【0016】このような中継サーバ4との接続の確保
は、インターネット3を介して中継サーバ4に対してロ
グイン要求を行えばよい。ログイン時に中継サーバ4と
の接続が確立し、その後、確立した接続を利用して中継
サーバ4との通信を行うことができる。ここで、端末1
1、端末21、端末51はそれぞれローカルシステム
1,ローカルシステム2,ローカルシステム5内のネッ
トワーク機器である。中継サーバ4からは、ゲートウェ
イ13,23,52に対しては接続可能であるが、端末
11,端末21,端末51に対して直接接続することが
できない。また、上述のように端末11,端末21,端
末51の相互間でも直接的な通信を行うことはできな
い。しかし、中継サーバ4のグローバルIPアドレスを
使用すれば、端末11,端末21,端末51からゲート
ウェイ13,23,52を介して中継サーバ4に接続す
ることが可能である。従って、端末11,端末21,端
末51から中継サーバ4に対してログイン要求を行うこ
とによって、中継サーバ4とログイン要求を行った端末
11,端末21,端末51との間の双方向の通信がそれ
ぞれ可能になる。
【0017】また、ログイン時には、例えばネットワー
ク機器からユーザID、パスワード等のログイン時に必
要となる情報を中継サーバ4に送る。中継サーバ4は、
受け取ったユーザIDおよびパスワード等に基づいて認
証を行う。この認証によって、不特定の第3者との接続
を回避し、安全性を確保することができる。もし接続情
報が登録されていなかったり、パスワードが違っている
など、認証に失敗した場合には、中継サーバ4は端末1
1に対して否定応答を行うか、あるいはそのまま接続1
を切断する。認証が成功したら、ログインしたネットワ
ーク機器に対して肯定応答を行い、以後、その接続が切
断されるまで、その接続を維持するように制御する。接
続の維持は、定期的に中継サーバ4に対し接続保持のコ
マンドを送出し、中継サーバ4からの確認の応答を得る
ことによって行うことができる。
【0018】このようなログイン要求によって、例えば
端末11、端末21、端末51がそれぞれ中継サーバ4
と通信可能に接続され、通信路が確保されている状態に
おいて、ここでは一例として、端末11から端末21及
び端末51への接続要求情報を中継サーバ4へ送る。中
継サーバ4は端末11からの接続要求情報を受け取る
と、その接続要求情報中に指示されている接続先が端末
21及び端末51であることを認識し、端末21との間
で確保している接続2、及び、端末51との間で確保し
ている接続3を通じて、端末11からの接続要求情報を
転送する。端末21から返される応答が肯定応答であれ
ば、端末21との間で確保している接続2を端末11と
の通信に用いることとして記憶し、また,端末51から
返される応答が肯定応答であれば、端末51との間で確
保している接続3を端末11との通信に用いることとし
て記憶する。そして、それぞれの端末21,51から返
された応答を端末11に返送する。
【0019】端末21及び端末51が端末11からの接
続要求に対して肯定応答を行った場合には、図2(B)
に示すように、端末11から端末21及び端末51への
通信を行うことが可能になる。すなわち、端末11から
接続1を通じて送られてくる情報を中継サーバ4で受信
し、受信した情報を、接続2を通じて端末21へ転送す
るとともに、接続3を通じて端末51へ転送する。これ
によって、端末11から1本の接続を通じて送った情報
が、複数の端末(端末21及び端末51)へ届くことに
なり、実質的に同報通信が実現する。もちろん、肯定応
答が一部のネットワーク機器からしか返ってこない場合
には、その肯定応答を行ったネットワーク機器について
のみ、同報通信の対象となる。
【0020】また各接続は双方向性を有しているので、
逆に、端末21から送られてきたデータを受信し、受信
したデータを端末11へ送信したり、端末51から送ら
れてきたデータを受信し、受信したデータを端末11へ
送信することもできる。このようにして、端末11と中
継サーバ4との1つの接続を用いて、端末21,端末5
1等の複数のネットワーク機器との間の通信を実現する
ことができる。
【0021】図3は、本発明の中継サーバの実施の一形
態を含む通信システムの一例における同報通信時の手順
の別の例の説明図である。図2に示した例では、ネット
ワーク機器間での通信を行っていない状態から、複数の
ネットワーク機器への接続要求を行う例を示した。この
ほか、通信を行っている状態において、後で接続先を加
えることが可能である。図3に示す例では、端末11と
端末21の間で通信を行っている状態において、新たに
通信先として端末51を加える場合の例を示している。
【0022】図3(A)において、端末11は接続1を
用いて中継サーバ4と通信を行い、また端末21は接続
2を用いて中継サーバ4と通信を行い、両者の通信を中
継サーバ4で中継することによって端末11と端末21
との間での通信を実現している。この状態において、端
末11から端末51へも端末21に送っている情報と同
じ情報を送りたいとする。このような場合には、端末1
1は、通信を行っている接続1を用いて中継サーバ4に
対して、端末51に対する接続要求情報を送信する。中
継サーバ4は、端末11から接続要求情報を受け取り、
その接続要求情報によって指示されている接続先が端末
51であることを認識し、端末51との接続3を用いて
端末11からの接続要求情報を端末51へ転送する。
【0023】端末51から肯定応答が返された場合に
は、中継サーバ4は、接続要求情報を受け取った接続1
について、肯定応答が返された接続3との通信を行うこ
とを追加して記憶する。もともと接続1は接続2との間
での中継を行っており、接続3との通信の追加によっ
て、図3(B)に示すように接続1と接続2及び接続3
との間で情報が中継されることとなる。このようにし
て、通信先の追加を行うことができる。
【0024】図4は、本発明の中継サーバの実施の一形
態を含む通信システムの一例における同報通信先の切断
時の手順の一例の説明図である。上述のようにして、一
方側のネットワーク機器から複数の他方側のネットワー
ク機器への同報通信を行っているとき、同報通信先の一
部について通信を切断することが可能である。この通信
の切断は、一方側のネットワーク機器から指示したり、
あるいは他方側のネットワーク機器から指示することが
できる。図4に示した例では、一方側のネットワーク機
器から他方側のネットワーク機器との通信を切断する例
を示している。
【0025】図4(A)に示す例では、中継サーバ4に
よる通信の中継によって、端末11と端末21及び端末
51との間で通信を行っているものとする。このような
状態において、端末51との通信を切断する場合、端末
11は中継サーバ4に対して端末51との通信を切断す
る旨の切断要求情報を、接続1を介して送る。中継サー
バ4は、端末11からの切断要求情報を受け取り、通信
を切断するネットワーク機器が端末51であることを認
識し、接続3を通じて端末11からの切断要求情報を端
末51に送る。それとともに、接続1と接続3の間の関
連づけを解消して両者間の通信の中継を終了する。
【0026】これによって、図4(B)に示すように、
端末11から送られる情報は端末21にのみ送られ、端
末51には送られなくなる。なお、端末51と中継サー
バ4との接続3は、そのまま維持してもよいし、接続3
自体を切断してもよい。また、切断要求情報中に複数の
ネットワーク機器を指定することによって、複数のネッ
トワーク機器との通信を同時に切断することも可能であ
る。さらに、すべての端末との通信を終了させる場合に
は、接続されているすべてのネットワーク機器を指定し
た切断要求情報を中継サーバ4に送ればよい。あるい
は、ネットワーク機器が指定されていない場合には、通
信を行っているすべてのネットワーク機器が指定された
ものとして通信を切断してもよい。
【0027】図5は、本発明の中継サーバの実施の一形
態を含む通信システムの一例における同報通信先の切断
時の手順の別の例の説明図である。図5に示す例では、
図4と同様に同報通信先の一部について通信を切断する
場合の例を示しているが、この例では図4とは異なり、
他方側のネットワーク機器から指示することによって、
一方側のネットワーク機器との通信を切断する場合の例
を示している。
【0028】図5(A)に示す例では、中継サーバ4に
よる通信の中継によって、端末11と端末21及び端末
51との間で通信を行っているものとする。このような
状態において、端末51が端末11との通信を切断する
場合、端末51は中継サーバ4に対して端末11との通
信を切断する旨の切断要求情報を、接続3を介して送
る。中継サーバ4は、端末51からの切断要求情報を受
け取り、通信を切断するネットワーク機器が端末11で
あることを認識し、接続1を通じて端末51からの切断
要求情報を端末11に送る。それとともに、接続1と接
続3の間の関連づけを解消して両者間の通信の中継を終
了する。このとき、接続1と接続2との間の関連づけは
そのまま残す。これによって、端末11と端末21との
通信はそのまま続行することができる。
【0029】このようにして、図5(B)に示すよう
に、端末11から送られる情報は端末21にのみ送ら
れ、端末51には送られなくなる。なお、この場合も端
末51と中継サーバ4との接続3は、そのまま維持して
もよいし、接続3自体を切断してもよい。
【0030】図6は、本発明の中継サーバの実施の一形
態を含む通信システムの一例において同報通信先との通
信を別の接続に移行する際の手順の一例の説明図であ
る。同報通信を行っている場合、1つの一方側のネット
ワーク機器と複数の他方側のネットワーク機器との間で
通信を行うことになる。この複数の他方側のネットワー
ク機器のうち、一部のネットワーク機器について、別の
接続を利用して通信を行い、他のネットワーク機器とは
異なる情報の授受を行うことができる。図6では、この
ような接続の変更を行う場合の手順を示している。
【0031】図6(A)に示す例では、中継サーバ4に
よる通信の中継によって、端末11と端末21及び端末
51との間で通信を行っているものとする。このような
状態においては、端末11から送られた情報は端末21
とともに端末51にも転送されている。このとき、端末
11は端末51との間では端末21とは別の通信を行い
たいとする。このような場合、まず、端末11は中継サ
ーバ4に対して新たにログイン要求を行い、図6(B)
に示すように新たな接続4を設ける。もちろん、端末1
1が他のネットワーク機器との通信に使用していない接
続を既に設けている場合には、このような新たなログイ
ン要求による接続の確保を行う必要はない。なお、新た
な接続4を設けても、この時点では接続1を通じた端末
21及び端末51との通信はそのまま続行されている。
【0032】そして図6(C)に示すように、端末11
は接続4を用いて、接続1を用いて行っている端末51
との通信を接続4に移行するように、移行要求情報を中
継サーバ4へ送る。中継サーバ4は、端末11からの移
行要求情報を受け取り、その要求内容に従って、接続1
と接続3との関連づけを解消して接続1と接続3を用い
た通信を切断するとともに、接続4と接続3との関連づ
けを行い、図6(D)に示すように、接続4と接続3を
用いた端末11と端末51との通信を開始する。
【0033】このようにして、同報通信を行っていたネ
ットワーク機器の一部について、他の接続を用いて別途
通信を行うように接続を変更することができる。もちろ
ん、切断要求と接続要求を組み合わせて実行することに
よって、同様の接続の変更を実現することもできる。
【0034】また逆に、別々の接続を用いて通信を行っ
ていた複数のネットワーク機器について、1つの接続に
まとめて同報通信を行うことも可能である。このよう
に、同報通信先について、個別の通信への分離や、個別
の通信先を同報通信先として統合するなどといった変更
を、動的に行うことが可能である。
【0035】なお、上述の説明ではすべて中継サーバ4
に接続されているネットワーク機器間において通信を行
う場合について説明した。しかし本発明はこれに限ら
ず、例えばインターネット3上に複数の中継サーバが存
在し、異なる中継サーバに接続しているネットワーク機
器間においても、中継サーバ間での中継通信を行うこと
によって同様の同報通信が可能である。また、接続の変
更などについても同様に行うことができる。もちろん、
中継サーバ間の通信を中継する中継サーバが存在してい
てもよく、ネットワーク機器が接続されている異なる中
継サーバ間の通信経路は任意である。また、インターネ
ット3上に存在する中継サーバの個数も任意である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ローカルシステム内のネットワーク機器から
中継サーバへ予め接続して通信路を確保しておいて、こ
の通信路を用いてデータの中継を行うので、インターネ
ットからローカルシステム内のネットワーク機器へのデ
ータ転送、あるいは異なるローカルシステム内のネット
ワーク機器間のデータ転送を実現することができる。こ
のとき、一方側のネットワーク機器と、複数の他方側の
ネットワーク機器との間の通信を中継することによっ
て、同報通信を実現することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例における同報通信時の手順の一例の説明
図である。
【図3】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例における同報通信時の手順の別の例の説
明図である。
【図4】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例における同報通信先の切断時の手順の一
例の説明図である。
【図5】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例における同報通信先の切断時の手順の別
の例の説明図である。
【図6】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信
システムの一例において同報通信先との通信を別の接続
に移行する際の手順の一例の説明図である。
【図7】一般的なインターネットを用いたシステムの一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2…ローカルシステム、3…インターネット、4…
中継サーバ、5…ローカルシステム、11,12,2
1,22,51…端末、13,23,52…ゲートウェ
イ、14,24,53…LAN、41…通信部、42…
制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワーク装置と通信可能な通
    信手段と、該通信手段により通信可能に接続されている
    一方側のネットワーク装置と複数の他方側のネットワー
    ク装置との間で通信を中継する制御手段を有することを
    特徴とする中継サーバ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記一方側のネットワ
    ーク装置からの解放要求に基づいて、該解放要求により
    指定された前記他方側のネットワーク装置と前記一方側
    のネットワーク装置との通信を切断することを特徴とす
    る請求項1に記載の中継サーバ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記他方側のネットワ
    ーク装置からの解放要求に基づいて、該解放要求を行っ
    た前記他方側のネットワーク装置と前記一方側のネット
    ワーク装置との通信を切断することを特徴とする請求項
    1に記載の中継サーバ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記一方側のネットワ
    ーク装置あるいは他方側のネットワーク装置からの要求
    に基づいて、前記一方側のネットワーク装置と当該他方
    側のネットワーク装置との通信を前記一方側のネットワ
    ーク装置と中継サーバ間の別の接続を用いた通信に移行
    可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか1項に記載の中継サーバ。
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