JP3743500B2 - 中継サーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のネットワーク装置と通信を行い、あるいはさらに他の中継サーバとも通信を行って、あるネットワーク装置と他のネットワーク装置との間での通信を実現する中継サーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、一般的なインターネットを用いたシステムの一例を示す説明図である。図中、1,2はローカルシステム、3はインターネット、11,12,21,22は端末、13,23はゲートウェイ、14,24はLANである。ローカルシステム1は、端末11、端末12、ゲートウェイ13などがLAN14により接続されて構成されている。ゲートウェイ13は、LAN14とともにインターネット3に接続されており、LAN14上の端末11,12など、各種のネットワーク機器からインターネットを利用することができる。またローカルシステム2も同様であり、端末21、端末22、ゲートウェイ23などがLAN24により接続されて構成されている。ゲートウェイ23は、LAN24とともにインターネット3に接続されており、LAN24上の端末21,22など、各種のネットワーク機器からインターネットを利用することができる。もちろん、それぞれのローカルシステム1,2において、他の様々な機器がLAN14,24により接続されていてよい。
【0003】
このようなシステムにおいて、通常はローカルシステム1,2に対してはグローバルIPアドレスは1ないし複数個が割り当てられるが、ローカルシステム1,2内のそれぞれのネットワーク機器にグローバルIPアドレスが割り当てられるわけではない。それぞれのローカルシステム1,2内の各ネットワーク機器にはプライベートなIPアドレスが割り振られており、ゲートウェイ13,23によってNATやIPマスカレードなどの機能を用いてプライベートなIPアドレスをグローバルなIPアドレスに変換している。このようなIPアドレスの変換機能を有するゲートウェイ13,23を用い、例えばローカルシステム1では端末11,12はゲートウェイ13を介してインターネット3を利用することになる。またローカルシステム2においても、端末21,22はゲートウェイ23を介してインターネット3を利用することになる。
【0004】
またゲートウェイ13,23あるいは別のネットワーク装置等においてはファイアウォールやプロキシサーバなどの機能を有し、これらの装置を介して各端末がインターネット3を利用するような構成も利用されており、システムの安全性を向上させている。
【0005】
ここで、例えばインターネット3からローカルシステム1内の端末11に対してアクセスしようとすると、ゲートウェイ13のグローバルIPアドレスを知ることはできるものの、端末11のプライベートなIPアドレスを知ることはできない。従って、通常の接続方法ではローカルシステム1の外部から端末11をアクセスすることはできない。またゲートウェイ13のファイアウォールの機能などによって、アクセスを受け付けるサイトが制限されている場合もある。もちろん、端末12についても同様であるし、ローカルシステム2内の端末21,22についても同様である。
【0006】
さらに、ローカルシステム1内の端末11や端末12、ローカルシステム2内の端末21や端末22は、通常はクライアント機能しか有しておらず、他のネットワーク機器からの情報を受け付けるサーバとしての機能を有していない。そのため、端末11,12,21,22等からサーバ機能を有する他のネットワーク機器にアクセスしない限り、他のネットワーク機器からこれらの端末に情報を送信することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、インターネットからローカルシステム内のネットワーク装置への通信、あるいは異なるローカルシステム内のネットワーク装置間の通信を実現するとともに、それぞれのネットワーク機器と中継サーバとの接続が複数存在する場合でも、各接続を正常に識別可能な中継サーバを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、中継サーバにおいて、複数のネットワーク装置とそれぞれ1以上のTCP/IPコネクションを用いて通信可能な通信手段と、該通信手段を用いてネットワーク装置間の通信を中継する制御手段を有し、該制御手段は、前記ネットワーク装置からのログイン要求を受けて前記通信手段が前記ネットワーク装置との通信に用いるTCP/IPコネクションを設けて維持し、各TCP/IPコネクションを一意に識別可能な接続識別子によって前記TCP/IPコネクションを管理し、該TCP/IPコネクションを用いて前記通信手段により前記ネットワーク装置との通信を行うとともに、TCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置からの通信要求に従って、TCP/IPコネクションが維持されている通信を要求されたネットワーク装置と同じくTCP/IPコネクションが維持されている前記通信要求を行ったネットワーク装置との間でのデータ転送を、維持されているそれぞれのTCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とするものである。このような構成において、ネットワーク装置から中継サーバにログインしておき、ログインしているネットワーク装置の通信を中継することによって、例えばネットワーク装置がローカルシステム内の装置であっても、インターネットからネットワーク装置への通信を実現することができる。また、このようなネットワーク装置と中継サーバとのTCP/IPコネクションを接続識別子によって管理するので、例えばネットワーク装置と中継サーバ間で複数のTCP/IPコネクションを設けている場合でも、それぞれのTCP/IPコネクションごとに正常に通信を行うことができる。
【0009】
また本発明は、中継サーバにおいて、複数のネットワーク装置とそれぞれ1以上のTCP/IPコネクションを用いて通信可能であるとともにインターネット中に存在する他の中継サーバとの通信が可能な通信手段と、該通信手段を用いてネットワーク装置間あるいはネットワーク装置と他の中継サーバ間の通信を中継する制御手段を有し、該制御手段は、前記ネットワーク装置からのログイン要求を受けて前記通信手段が前記ネットワーク装置との通信に用いるTCP/IPコネクションを設けて維持し、各TCP/IPコネクションを、通信可能な他の中継サーバにおけるTCP/IPコネクションを含めて一意に識別可能な接続識別子によって前記TCP/IPコネクションを管理し、該TCP/IPコネクションを用いて前記通信手段により前記ネットワーク装置との通信を行うとともに、TCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置から他の中継サーバとTCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置との通信要求を受け取ると、該通信要求を前記他の中継サーバへ転送し、TCP/IPコネクションが維持されている前記通信要求を行ったネットワーク装置と前記他の中継サーバとの間でのデータ転送を、維持されている前記TCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とし、また、他の中継サーバから自装置とのTCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置との通信要求を受け取ると、該通信要求に従って、TCP/IPコネクションが維持されている通信を要求されたネットワーク装置と前記他の中継サーバとの間でのデータ転送を、維持されている前記TCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とするものである。このような構成によって、インターネット中に複数の中継サーバが存在しているとき、異なる中継サーバにTCP/IPコネクションを維持しているネットワーク装置間での通信を実現することができる。このとき、全体として一意に識別可能な接続識別子を各TCP/IPコネクションに対して付与することによって、中継サーバが異なる場合のTCP/IPコネクションについても正常な通信を保証することができる。
【0010】
なお、このようなインターネット中に複数の中継サーバが存在する中継システムにおいては、接続識別子として、例えば各中継サーバが一意に識別可能な中継サーバの識別子を含んで構成しておけばよい。このような接続識別子の一部(例えば中継サーバの識別子など)は、予め各中継サーバにセットしておくほか、インターネット上のデータベースサーバから取得可能に構成しておくことができる。もちろん、データベースサーバは他の中継サーバであってもよい。
【0011】
このような各接続を一意に識別するための接続識別子は、ネットワーク装置からのログイン時に、そのログインに対応する接続識別子をネットワーク装置に返すように構成することができる。これによって、ネットワーク装置において各接続を正確に区別して使用することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第1の例を示す構成図である。図中、図6と同様の部分には同じ符号を付して重複する説明を省略する。4は中継サーバ、41は通信部、42は制御部である。中継サーバ4は、インターネット3に接続されており、グローバルIPアドレスを有している。このグローバルIPアドレスを用いてインターネット3を介して各種のネットワーク機器と通信を行うことができる。
【0013】
中継サーバ4は、例えば通信部41および制御部42を含んで構成することができる。通信部41は、インターネット3を介して複数のネットワーク装置と通信可能である。
【0014】
制御部42は、通信部41を介してネットワーク機器から送られてくるログイン要求を受け付け、そのネットワーク機器との接続を維持して通信路を確保しておく。また、ネットワーク機器との接続に対して、それぞれ一意に識別可能な接続識別子を付与し、その接続識別子をネットワーク機器に返す。以後、ネットワーク機器及び制御部42では、接続識別子によってそれぞれの接続を識別する。もちろん、1台のネットワーク機器との間で複数の接続が行われていてもよく、それぞれの接続について接続識別子が付与される。接続識別子としては、例えば通し番号で付与したり、あるいはログイン要求時に送られてくるユーザIDと、接続に対する通し番号あるいは当該ユーザID毎の通し番号など、それぞれの接続を識別できればどのようなものであってもよい。
【0015】
また制御部42は、このようにしてログイン要求を受けて新たな接続を設け、通信路が確保されると、その通信路をログアウトされるまで維持しておく。そして、通信可能に接続されているネットワーク装置から接続要求情報を受け取ると、その接続要求情報に従って、通信可能に接続されているネットワーク装置と接続を要求したネットワーク装置との間でのデータ転送を中継する。
【0016】
例えば端末11と端末21がそれぞれ通信可能に接続され、通信路が確保されている状態において、端末11から端末21との接続要求情報を受け取ると、端末11との間でデータ転送を行うとともに、端末21との間でもデータ転送を行い、実質的に端末11と端末21との間での通信を実現する。このとき、端末11や端末21はそれぞれローカルシステム1,ローカルシステム2内のネットワーク装置である。中継サーバ4からゲートウェイ13,23に対しては接続可能であるが、端末11や端末21については接続することができない。また、上述のように端末11と端末21との間でも直接的な通信を行うことはできない。しかし、中継サーバ4のグローバルIPアドレスを使用すれば、端末11や端末21からゲートウェイ13,23を介して中継サーバ4に接続することは可能である。従って、端末11や端末21から中継サーバ4に対してログイン要求を行うことによって、中継サーバ4とログイン要求を行った端末11あるいは端末21との間の双方向の通信が可能になる。
【0017】
このように中継サーバ4と端末11の間、及び中継サーバ4と端末21との間の双方向の通信が可能であると、中間サーバ4は、端末11から端末21への通信要求を受けた場合、端末11から送られてきたデータを受信し、受信したデータを端末21へ送信する。これによって、端末11から端末21へのデータ転送を行う。また逆に、端末21から送られてきたデータを受信し、受信したデータを端末11へ送信することもできる。このようにして、端末11と端末21との間の通信を実現することができる。
【0018】
なお、1台のネットワーク装置との間で複数の接続が確保されている場合、複数台のネットワーク装置との通信を中継することが可能である。このとき、それぞれの接続を接続識別子によって区別し、それぞれの通信が正常に行われるように、中継する通信を制御部42で制御する。
【0019】
図2は、本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信システムの第1の例における通信手順の例を示すシーケンス図である。図2に示す通信手順は、TCP/IPを利用して実行され、中継サーバ4との接続、接続の維持、端末への接続要求、端末へのデータ転送、端末との接続終了、中継サーバとの接続終了等を行うものである。ここでは一例として、図1におけるローカルシステム1内の端末11とローカルシステム2内の端末21との間で通信を行う場合について示している。予め、中継サーバ4に対して、端末11および端末21をユーザとして例えばユーザIDやパスワードなどを登録しておく。
【0020】
端末11は、例えば起動後あるいはオペレータによって指示されると、(1)において、ゲートウェイ13を介して中継サーバ4に接続し、ログイン要求を行って中継サーバ4とのTCP/IPコネクション(接続1)を確立する。端末11はローカルシステム1内のネットワーク装置であるため、中継サーバ4から直接通信を行うことはできないが、クライアントである端末11からのログインにより中継サーバ4への接続は可能である。TCP/IPコネクションは双方向型のデータ通信が可能であるので、端末11から中継サーバ4へ、また中継サーバ4から端末11への通信を行うことができる。なお、中継サーバ4のグローバルIPアドレスは、それぞれのローカルシステムあるいはインターネット上のネームサービスサーバから取得することができる。
【0021】
接続1が確立した後、(2)において端末11はユーザID、パスワードを中継サーバ4に送る。中継サーバ4は、受け取ったユーザIDおよびパスワードが制御部42に接続情報として保持されているかを調べ、端末11の認証を行う。この認証によって、不特定の第3者との接続を回避し、安全性を確保することができる。もし接続情報が登録されていなかったり、パスワードが違っているなど、認証に失敗した場合には、中継サーバ4は端末11に対して否定応答を行うか、あるいはそのまま接続1を切断する。
【0022】
認証が成功したら、(3)において、肯定応答を行う。このとき、接続1を一意に識別可能な接続識別子を接続1に対して付与し、付与した接続識別子を肯定応答とともに端末11に返す。以後、端末11は接続1を用いる場合には、付与された接続識別子を用いることになる。
【0023】
このようにしてログイン時の処理が終了したら、以後、接続1が切断されるまで、接続1を維持するように制御する。そのために、(4)において定期的に中継サーバ4に対し接続保持のコマンドを送出し、(5)において中継サーバ4からの確認の応答を得る。これによって接続を保持しておくとともに、中継サーバが正常に稼働していることの確認を行う。
【0024】
同様に端末21は、(1’)において、ゲートウェイ23を介して中継サーバ4に接続し、ログイン要求を行って中継サーバ4とのTCP/IPコネクション(接続2)を確立する。端末21もローカルシステム2内のネットワーク装置であるため、中継サーバ4から直接通信を行うことはできないが、クライアントである端末21からのログインにより中継サーバ4への接続は可能である。接続2によって、端末21から中継サーバ4へ、また中継サーバ4から端末21への通信を行うことができる。
【0025】
接続2が確立した後、(2’)において端末21はユーザID、パスワードを中継サーバ4に送る。中継サーバ4は、受け取ったユーザIDおよびパスワードが制御部42に接続情報として保持されているか否かを調べ、端末21の認証を行う。もし接続情報が登録されていなかったり、パスワードが違っているなど、認証に失敗した場合には、中継サーバ4は端末21に対して否定応答を行うか、あるいはそのまま接続2を切断する。認証が成功したら、(3’)において、肯定応答を行う。このとき、接続2を一意に識別可能な接続識別子を接続2に対して付与し、付与した接続識別子を肯定応答とともに端末21に返す。以後、端末21は接続2を用いる場合には、付与された接続識別子を用いる。
【0026】
このようにしてログイン時の処理が終了したら、以後、接続2が切断されるまで、接続2を維持するように制御する。そのために、(4’)において定期的に中継サーバ4に対し接続保持のコマンドを送出し、(5’)において中継サーバ4からの確認の応答を得る。これによって接続を保持しておくとともに、中継サーバが正常に稼働していることの確認を行う。
【0027】
なお、端末11と中継サーバ4との接続と、端末21と中継サーバ4との接続は、両者の通信前であればいつ行ってもよい。また、両者の通信時まで中継サーバ4との接続が維持されいている必要がある。
【0028】
端末11から端末21に接続したいという要求が発生すると、(6)において、端末11は中継サーバ4に対して接続したい端末21のユーザIDを指定して接続要求を行う。なお、接続先となる端末21のユーザIDは、予め取得しておくか、あるいは中継サーバ4からログイン中のユーザの一覧などによって確認して指定するなど、任意の方法で指定することができる。中継サーバ4は、指定されたユーザIDに対応する端末21がログイン状態(空いている接続が存在する状態)でないならエラーを端末11に返す。また、端末21がログイン状態にあるならば、(7)において、端末21に対して接続要求がある旨の情報と接続を要求している端末11のユーザIDを含む接続要求通知を、空いている接続のいずれかを用いて送信する。この例では接続2を用いて接続要求通知を端末21に送信することになる。
【0029】
端末21は、接続要求通知の送信に用いられた接続が端末11との接続に使用されていることを記憶して、(8)において受け入れ可能の応答を返す。なお、接続を拒否する場合はエラーを返す。中継サーバ4は、(9)において、端末11に対して端末21からの応答を返す。端末21からの応答が受け入れ可能の応答の場合には、中継サーバ4は、接続1と接続2を、それぞれ端末11と端末12の通信に使用するものとして記憶する。また端末21からの応答を受け取った端末11では、受け入れ可能の応答を受け取った場合には、使用している接続(接続1)を端末21との通信に使用するものとして記憶する。
【0030】
このようにして端末11と端末21との間で通信を行うことを確認した後、(15)以降において実際にデータを送信することになる。なお、図2に示す例では、端末11と端末21との間の通信を行うことが決定された後に、その他のネットワーク機器からの接続要求を受けたり、他のネットワーク機器への接続要求を行うために、それぞれ、新しいTCP/IPコネクションを中継サーバ4に確立する。すなわち、端末11は(10)において中継サーバ4にログインして中継サーバ4とのTCP/IPコネクション(接続3)を確立し、(11)において端末11はユーザID、パスワードを中継サーバ4に送る。中継サーバ4は、受け取ったユーザIDおよびパスワードにより端末11の認証を行い、(12)において応答を返す。このとき、接続1、接続2を含む他のいずれの接続とも異なる接続識別子を接続3に対して付与し、付与した接続識別子を接続3を通じて(12)の応答とともに端末11に返す。そしてこの接続3を維持するため、定期的に(13)において端末11から中継サーバ4へ接続保持コマンドを送信し、中継サーバ4は(14)において応答を端末11に返す。
【0031】
同様に端末21は(10’)において中継サーバ4にログインして中継サーバ4とのTCP/IPコネクション(接続4)を確立し、(11’)において端末21はユーザID、パスワードを中継サーバ4に送る。中継サーバ4は、受け取ったユーザIDおよびパスワードにより端末21の認証を行い、(12’)において応答を返す。このとき、接続1ないし接続3を含む他のいずれの接続とも異なる接続識別子を接続4に対して付与し、付与した接続識別子を接続4を通じて(12’)の応答とともに端末21に返す。そしてこの接続4を維持するため、定期的に(13’)において端末21から中継サーバ4へ接続保持コマンドを送信し、中継サーバ4は(14’)において応答を端末21に返す。
【0032】
なお、このような空きの接続を確保しておく必要がなければ、(10)〜(14)あるいは(10’)〜(14’)の手順は必要ない。さらに、既に複数の接続を確保している場合も、これらの手順を行わなくてもよい。また、例えば上限の接続の数が設定され、さらなる接続を行うことができない場合についてもこのような手順を行わない。
【0033】
上述の(6)〜(9)によって端末11と端末21との間で通信を行うことを確認したら、(15)において、端末11は中継サーバ4に対して接続1を用いて端末21へのデータを送信する。中継サーバ4は、端末11からのデータを受け取り、受け取ったデータを、(16)において接続2を用いて端末21へ送信する。端末21は、中継サーバ4から接続2を用いて送られてきた端末11からのデータを受け取り、(17)において、端末11に対する応答を中継サーバ4に対して送信する。中継サーバ4は、端末21から端末11に対する応答を受け取り、受け取った応答を、(18)において接続1を用いて端末11へ送信する。
【0034】
このようにして、端末11と中継サーバ4との間の接続1と、端末21と中継サーバ4との間の接続2とを用い、中継サーバ4によってデータを中継することによって、端末11と端末21との間の通信を行うことができる。なお、(15)〜(18)による端末11から端末21へのデータ転送は、複数回繰り返されてもよい。また、端末21から端末11へのデータ転送が行われてもよい。
【0035】
端末11と端末21との間のデータ転送が終了したら、端末11あるいは端末21から終了通知を行う。ここでは端末11から行うものとし、(19)において端末11は端末21に対する終了通知を、接続1を使用して中継サーバ4に対して送信する。中継サーバ4は、端末11から受け取った端末21への終了通知を、(20)において接続2を使用して端末21へ送信する。終了通知を送信した端末11は、(21)において、接続1が空きになったことを示す開放通知を中継サーバ4へ送信する。また終了通知を受け取った端末21も、(21’)において、接続2が空きになったことを示す開放通知を中継サーバ4へ送信する。これによって中継サーバ4は、接続1と接続2が端末11と端末21との間の通信用ではなくなり、空きになったことを記憶する。なお、この例では終了通知に対する応答を行っていないが、応答を返信するようにしてもよい。
【0036】
このようにして開放された接続1および接続2は、(4)、(5)または(4’)、(5’)で示したように接続保持コマンドとその応答を定期的に行って、端末11と中継サーバ4との間、および、端末21と中継サーバ4との間の接続を保つ。
【0037】
なお、この時点では端末11と中継サーバ4との間では接続1と接続3が確保されている。同様に、端末21と中継サーバ4との間では接続2と接続4が確保されている。そのままでもよいし、接続1および接続2の解放時にこれらの接続については切断してもよい。もちろん、接続1および接続2を存続させ、接続3および接続4を切断してもよい。
【0038】
端末11が電源を切断する場合や、中継サーバ4への接続をやめる場合には、(22)において、端末11は中継サーバ4に対してログアウトを通知する。このとき、複数の接続が確保されている場合には、いずれの接続を用いて行ってもよい。そして、端末11はすべての接続を切断して終了する。この例では(23)において接続1を、(24)において接続3を切断して終了する。中継サーバ4は、端末11からのログアウトの通知を受け、端末11のログアウトを認識して端末11とのすべての接続(接続1,3)を切断する。なお、端末21においても同様である。
【0039】
上述のような手順を実行することによって、それぞれあるいは一方がローカルシステム内のネットワーク機器である場合でも、通信を行うことが可能になる。なお、上述のような中継サーバ4との接続、接続の維持、端末への接続要求、端末へのデータ送信、端末との接続終了、中継サーバとの接続終了を行うための手順は、上位で動作するアプリケーションプロトコルがやりとりするコマンドやデータに対しては透過性を保ち何の影響も与えないように構成することが可能であり、既存のアプリケーションプロトコルをそのまま用いて通信を行うことが可能である。
【0040】
図3は、本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第2の例を示す構成図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して重複する説明を省略する。5は中継サーバである。この中継システムの第2の例では、インターネット3上に複数の中継サーバが存在する場合の例を示している。ここでは一例として中継サーバ4と中継サーバ5の2台のみを示しているが、さらに多くの中継サーバが存在していてもよい。
【0041】
中継サーバ4と中継サーバ5は同様の構成を有するものであり、それぞれが1乃至複数のネットワーク装置との間で接続を設け、通信を行うことができる。さらに、中継サーバ4と中継サーバ5とが通信を行うことによって、中継サーバ4にログインしたネットワーク装置と、中継サーバ5にログインしたネットワーク装置の間での通信を実現することができる。
【0042】
例えば端末11がゲートウェイ13を介して中継サーバ4との接続を設けておき、また、端末21がゲートウェイ23を介して中継サーバ5との接続を設けておく。そして、端末11から端末21への接続要求を行えば、中継サーバ4は中継サーバ5へ接続要求を中継し、さらに中継サーバ5が端末21へ接続要求を中継することによって、端末11からの接続要求が端末21へ届くことになる。同様の経路によって端末11から端末21へ情報を転送することができる。また、逆の経路によって端末21から端末11へ情報を転送することができる。
【0043】
このような複数の中継サーバがインターネット3上に存在する中継システムでは、それぞれの中継サーバにログインして設けられた接続が、中継システム全体として一意に識別可能なようにしておく必要がある。すなわち、上述のように1台の中継サーバにおける各接続が一意に識別可能であるとともに、他の中継サーバにおける各接続とも識別可能である必要がある。そのために、各接続に対して付与される接続識別子は、中継システム内において重複しないことが保証されていなければならない。
【0044】
その一つの方法として、中継システム内の中継サーバが協働して接続識別子が重複しないように一連番号などを付与することが考えられる。この場合、異なる中継サーバにほぼ同時にログイン要求が行われた場合の接続識別子の重複を排除するようにする必要がある。そのために、例えば接続識別子を付与する識別子サーバを設けておき、必ず識別子サーバから接続識別子の付与を受けるように構成することができる。あるいは、各中継サーバに対して、付与可能な接続識別子の範囲を予め割り当てておき、その範囲内において各中継サーバが任意にそれぞれの接続に対して接続識別子を付与することが考えられる。
【0045】
また、さらに簡易に接続識別子を付与するため、各中継サーバに対して、中継システム内において重複しない中継サーバ識別子を付与しておく。そして、中継サーバ識別子を含む接続識別子をそれぞれの接続に対して付与する。このようにして接続識別子を生成すれば、他の中継サーバに関係なく、それぞれの中継サーバにおいて接続識別子を生成しても、中継システム内で重複しない接続識別子を生成して付与することができる。
【0046】
さらに、ユーザIDを利用し、各中継サーバにおいて各ネットワーク装置ごとに異なる識別子を用いることができる。すなわち、中継サーバ識別子及びユーザIDを用いる場合、接続識別子として
ユーザID+中継サーバ識別子+接続番号
とすることができる。ユーザIDは、通常、中継システム内で重複しないことが保証されている。また、上述のように中継サーバ識別子も中継システム内で重複しないことが保証される。従って、ネットワーク装置毎のそれぞれの接続について、重複しないことが保証される接続番号を用いることによって、接続識別子は中継システム内で重複しないことが保証され、それぞれの接続が中継システム内で一意に識別可能となる。
【0047】
図4は、本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信システムの第2の例における通信手順の例を示すシーケンス図である。図中、図2に示した通信手順と同じ通信手順については同じ符号を付してある。この例では、ローカルシステム1の端末11が中継サーバ4と接続し、またローカルシステム2の端末21が中継サーバ5と接続して、端末11と端末21の間で通信を行う場合の例を示している。
【0048】
端末11は、(1)〜(3)において中継サーバ4に対してログインする。中継サーバ4は、(3)の応答時に接続1に対する接続識別子を端末11に返す。接続識別子は、例えば端末11から送られてくるユーザIDと、中継サーバ4の中継サーバ識別子と、接続1に割り当てられる接続番号等から生成すればよい。以後、端末11が接続1を用いて通信を行う場合には、接続1に対応する接続識別子を用いる。以後、(4)、(5)における接続保持コマンドとその応答によって接続1は保持される。
【0049】
同様に端末21は、(1’)〜(3’)において中継サーバ5に対してログインする。中継サーバ5は、(3’)の応答時に接続2に対する接続識別子を端末21に返す。このときの接続識別子も、例えば端末21から送られてくるユーザIDと、中継サーバ5の中継サーバ識別子と、接続2に割り当てられる接続番号等から生成すればよい。生成された接続識別子は、中継システム全体において他の接続識別子と重複しない。以後、端末21が接続2を用いて通信を行う場合には、接続2に対応する接続識別子を用いる。以後、(4’)、(5’)における接続保持コマンドとその応答によって接続1は保持される。
【0050】
端末11から端末21へ通信を行う場合には、(6)において、端末11は中継サーバ4に対して接続要求を行う。中継サーバ4は接続先の端末21が中継サーバ5に接続されていることを検知し、(25)において、端末11から受け取った接続要求を中継サーバ5へ転送する。接続先がいずれの中継サーバに接続されているかは、予め各中継サーバ間で接続に関する情報を交換しておいたり、必要になった時点で各中継サーバに問い合わせたり、あるいは各中継サーバに接続されているユーザの管理を行うデータベースサーバに問い合わせる等、種々の方法を用いることができる。
【0051】
中継サーバ5は、(7)において、中継サーバ4から転送されてきた接続要求を端末21へ転送する。この接続要求に対する応答は、逆の経路、すなわち端末21から中継サーバ5,中継サーバ4を経由して端末11に転送される。同様の経路を通じて、(15)、(27)、(16)により端末11から端末21へデータを転送し、その応答を(17)、(28)、(18)によって返送することができる。
【0052】
なお、(10)〜(12)におけるログインによる接続3の確保及び(13)、(14)による接続3の保持、及び、(10’)〜(12’)におけるログインによる接続4の確保及び(13’)、(14’)による接続4の保持については接続1,接続2の場合と同様である。また、ログアウト時の処理も図2で説明した通りである。
【0053】
このようにして、異なる中継サーバに接続されているネットワーク装置間で通信を行うことができる。なお、さらに多くの中継サーバがインターネット3上に存在し、中継サーバ間の通信を中継する中継サーバが存在し、複数の中継サーバを中継してネットワーク装置間の通信を実現してもよい。もちろん、同じ中継サーバに接続されているネットワーク装置間の通信は、上述の第1の例と同様にして行えばよい。
【0054】
図5は、本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第3の例を示す構成図である。図中、図2と同様の部分には同じ符号を付して重複する説明を省略する。6はデータベースサーバである。上述の中継システムの第2の例における説明では、インターネット3上の各中継サーバには、それぞれの中継サーバが一意に識別可能な中継サーバ識別子を予め付与しておいた。しかし、新たな中継サーバが中継システムに加わる場合には、その新たに加わる中継サーバに対して他の中継サーバと異なる中継サーバ識別子を付与する必要があり、その管理負担が増大する可能性がある。
【0055】
このような問題を軽減するため、図5に示す第3の例においては、中継サーバ識別子を管理するためのデータベースサーバ6を設けた例を示している。データベースサーバ6は、中継システム内の中継サーバに付与された中継サーバ識別子を管理しており、新たな中継サーバが中継システムに追加されるときには、他の中継サーバ識別子と重複しない中継サーバ識別子を割り当てる機能を有している。中継システムに追加された中継サーバは、データベースサーバ6にアクセスし、中継サーバ識別子を取得してから中継処理を開始する。
【0056】
このように構成することによって、人手による中継サーバ識別子の管理負担を軽減し、また、中継システム内において重複のない中継サーバ識別子の割り当てを行うことが可能になる。さらに、各中継サーバ識別子が重複しないことが保証されることによって、各中継サーバにおいては中継サーバ識別子を接続識別子の一部として用いてそれぞれの中継サーバ内で重複のない接続識別子を生成すれば、中継システム全体で重複のない接続識別子を各接続に付与することができる。
【0057】
なお、データベースサーバ6は、図5に示すように中継サーバと別に設けるほか、中継システム内のいずれかの中継サーバにおいて同様の機能を実行することもできる。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ローカルシステム内のネットワーク機器から中継サーバへ予め接続して通信路を確保しておいて、この通信路を用いてデータの中継を行うので、インターネットからローカルシステム内のネットワーク機器へのデータ転送、あるいは異なるローカルシステム内のネットワーク機器間のデータ転送を実現することができる。また、ネットワーク機器から中継サーバへログインし、接続を確保した際に、その接続に対して中継システム内で一意に当該接続を識別可能な接続識別子を付与するので、例えばネットワーク機器が複数の接続を確保した場合でも、それぞれの接続を確実に識別することができる。また、複数の中継サーバが中継システムに存在する場合でも、それぞれの中継サーバにおけるネットワーク機器との接続を一意に識別でき、正常な通信を保証することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第1の例を示す構成図である。
【図2】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信システムの第1の例における通信手順の例を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第2の例を示す構成図である。
【図4】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む通信システムの第2の例における通信手順の例を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の中継サーバの実施の一形態を含む中継システムの第3の例を示す構成図である。
【図6】一般的なインターネットを用いたシステムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2…ローカルシステム、3…インターネット、4,5…中継サーバ、6…データベースサーバ、11,12,21,22…端末、13,23…ゲートウェイ、14,24…LAN、41…通信部、42…制御部。

Claims (6)

  1. 複数のネットワーク装置とそれぞれ1以上のTCP/IPコネクションを用いて通信可能な通信手段と、該通信手段を用いてネットワーク装置間の通信を中継する制御手段を有し、該制御手段は、前記ネットワーク装置からのログイン要求を受けて前記通信手段が前記ネットワーク装置との通信に用いるTCP/IPコネクションを設けて維持し、各TCP/IPコネクションを一意に識別可能な接続識別子によって前記TCP/IPコネクションを管理し、該TCP/IPコネクションを用いて前記通信手段により前記ネットワーク装置との通信を行うとともに、TCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置からの通信要求に従って、TCP/IPコネクションが維持されている通信を要求されたネットワーク装置と同じくTCP/IPコネクションが維持されている前記通信要求を行ったネットワーク装置との間でのデータ転送を、維持されているそれぞれのTCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とする中継サーバ。
  2. 複数のネットワーク装置とそれぞれ1以上のTCP/IPコネクションを用いて通信可能であるとともにインターネット中に存在する他の中継サーバとの通信が可能な通信手段と、該通信手段を用いてネットワーク装置間あるいはネットワーク装置と他の中継サーバ間の通信を中継する制御手段を有し、該制御手段は、前記ネットワーク装置からのログイン要求を受けて前記通信手段が前記ネットワーク装置との通信に用いるTCP/IPコネクションを設けて維持し、各TCP/IPコネクションを、通信可能な他の中継サーバにおけるTCP/IPコネクションを含めて一意に識別可能な接続識別子によって前記TCP/IPコネクションを管理し、該TCP/IPコネクションを用いて前記通信手段により前記ネットワーク装置との通信を行うとともに、TCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置から他の中継サーバとTCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置との通信要求を受け取ると、該通信要求を前記他の中継サーバへ転送し、TCP/IPコネクションが維持されている前記通信要求を行ったネットワーク装置と前記他の中継サーバとの間でのデータ転送を、維持されている前記TCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とする中継サーバ。
  3. 複数のネットワーク装置とそれぞれ1以上のTCP/IPコネクションを用いて通信可能であるとともにインターネット中に存在する他の中継サーバとの通信が可能な通信手段と、該通信手段を用いてネットワーク装置間あるいはネットワーク装置と他の中継サーバ間の通信を中継する制御手段を有し、該制御手段は、前記ネットワーク装置からのログイン要求を受けて前記通信手段が前記ネットワーク装置との通信に用いるTCP/IPコネクションを設けて維持し、各TCP/IPコネクションを、通信可能な他の中継サーバにおけるTCP/IPコネクションを含めて一意に識別可能な接続識別子によって前記TCP/IPコネクションを管理し、該TCP/IPコネクションを用いて前記通信手段により前記ネットワーク装置との通信を行うとともに、他の中継サーバから自装置とのTCP/IPコネクションが維持されているネットワーク装置との通信要求を受け取ると、該通信要求に従って、TCP/IPコネクションが維持されている通信を要求されたネットワーク装置と前記他の中継サーバとの間でのデータ転送を、維持されている前記TCP/IPコネクションを用いて中継することを特徴とする中継サーバ。
  4. 前記接続識別子は、中継サーバの識別子を含んで構成されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の中継サーバ。
  5. 前記制御手段は、前記通信手段を介してインターネット上のデータベースサーバから前記識別子の一部を取得することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の中継サーバ。
  6. 前記制御手段は、ネットワーク装置からのログイン時に該ログインに対応するTCP/IPコネクションを一意に識別可能な前記接続識別子を前記ネットワーク装置に返すことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の中継サーバ。
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