JP2002299857A - 脆性材料製基板支持方法および回路基板支持装置ならびに電気回路製造方法 - Google Patents

脆性材料製基板支持方法および回路基板支持装置ならびに電気回路製造方法

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JP2002299857A
JP2002299857A JP2001095550A JP2001095550A JP2002299857A JP 2002299857 A JP2002299857 A JP 2002299857A JP 2001095550 A JP2001095550 A JP 2001095550A JP 2001095550 A JP2001095550 A JP 2001095550A JP 2002299857 A JP2002299857 A JP 2002299857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミック基板の上反り,下反りのものでも適
切に支持する。 【解決手段】 基板支持装置140は、保持板148に
位置決め固定された基板支持部材150,152を備え
る。基板支持部材150,152を、保持板148の保
持面184上に千鳥状に配置する。基板支持部材15
0,152は、軸方向において不変の横断面積を有する
柱状の部材で、基板支持部材152が基板支持部材15
0より直径が大きく、高さが低い。基板支持部材152
の圧縮方向の弾性係数は、基板支持部材150のそれよ
り大きい。下反りのセラミック基板を支持する場合に
は、基板支持部材150が弾性的に圧縮された状態で、
基板支持部材150および152の各上端面180,1
82がともにセラミック基板の下面に接触する。上反り
のセラミック基板の場合には、基板支持部材150の上
端面180のみがセラミック基板の下面に接触して支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックス等の
脆性材料から成る脆性材料製基板にスポット状に接着剤
を塗布し、あるいは電気部品を装着する等の目的で脆性
材料製基板を支持する方法、およびそれに適した回路基
板支持装置に関するものである。
【従来の技術】プリント配線板等の回路基板に電気部品
(電子部品を含む)を装着することによりプリント回路
板等の電気回路を製造することが行われている。その場
合、回路基板を保持する基板保持装置と、その基板保持
装置に保持された回路基板の予め定められた箇所に作業
を施す作業ヘッドと、それら基板保持装置と作業ヘッド
とを相対移動させる相対移動装置とを備えた基板作業シ
ステムが使用される。作業ヘッドが、接着剤を塗布する
塗布ヘッドとされれば接着剤塗布システムとなり、電気
部品を装着する装着ヘッドとされれば電気部品装着シス
テムとなる。
【0002】上記基板作業システムの基板保持装置は、
回路基板の中央部(周辺部に対応する中央部であって、
必ずしも中心近傍部のみを意味しない)を下方から支持
する複数の支持部材を含むものとされることが多いが、
保持される回路基板がセラミックス材料を主材料とする
セラミック基板である場合には、それを適切に支持させ
ることが難しい場合がある。セラミック基板は、一般的
に脆く、大きい弾性変形力を作用させれば破損し易いた
めである。支持部材としては、従来から金属製のものが
広く用いられている。金属製の支持部材は、回路基板を
作業が施される面(この面を被作業面と称する)側とは
反対側の面(この面を支持面と称する)側から支持し、
被作業面が平らになるようにするのに適しているが、基
板の振動を抑制することはできない。例えば、電気部品
を回路基板に装着する際の衝撃や、回路基板の板面に平
行な方向の移動の開始,停止時の衝撃等により回路基板
が振動することがある。この振動が電気部品の装着時に
収まっていればよいが、収まっていなければ、回路基板
に対する電気部品の装着位置がずれ、装着精度が低下す
る。支持部材をゴム,スポンジ等振動吸収性を有する部
材とすれば、基板の振動抑制効果は高まるが、材料が柔
らかすぎると下反りの回路基板を平らに矯正して支持す
る機能が低下する。また、上反りの回路基板を支持する
場合、上述の金属製支持部材による支持方法では支持面
を効果的に支持できないため、吸着カップ等の吸着面を
備える支持部材によって基板の支持面を負圧により吸着
支持することが行われている。しかしながら、セラミッ
ク基板においては、吸着により大きく弾性変形させられ
れば割れる可能性がある。この事情は、セラミック基板
に限らず、ガラス等の他の脆性材料から成る回路基板に
ついても同じである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、脆性材料製基板
を適切に支持し得るようにすることを課題としてなされ
たものであり、本発明によって、下記各態様の脆性材料
製基板支持方法,回路基板支持装置,電気回路製造方
法,電気部品装着システムおよび基板作業システム等が
得られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項
に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形
式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易
にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴および
それらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定され
ると解釈されるべきではない。また、一つの項に複数の
事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一
緒に採用しなければならないわけではない。一部の事項
のみを選択して採用することも可能なのである。
【0004】(1)それぞれゴムまたはその類似物から
成る第一種支持部材および第二種支持部材であって、第
二種支持部材の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材の
それより大きくかつ第二種支持部材が第一種支持部材よ
り低いものを、互いに隣接させた状態でそれぞれ複数個
ずつ配置し、それら第一種,第二種支持部材により脆性
材料製基板の下面を支持することを特徴とする脆性材料
製基板支持方法(請求項1)。第二種支持部材の圧縮方
向の弾性係数を第一種支持部材のそれより大きくするた
めの手段としては、断面積を大きくすることと、材料の
硬度を大きくすることとの少なくとも一方を採用するこ
とが望ましい。また、少なくとも第二種支持部材を平面
状の上端面を備えたものとすることが望ましく、第一種
支持部材も平面状の上端面を備えたものとすることも可
能である。ここにおいて、「平面状」なる用語は、厳密
な平面のみならず、僅かに凸または凹となった面をも包
含する用語として使用する。本発明に従って脆性材料製
基板を支持する場合には、第一種支持部材と第二種支持
部材とが共に脆性材料製基板の下面に接触する状態と、
第一種支持部材のみが接触する状態とが生じる。例え
ば、脆性材料製基板の下面がほぼ平面である場合、ある
いは脆性材料製基板が下反りのものである場合には、第
一種支持部材が弾性的に圧縮された状態で、第一種支持
部材および第二種支持部材が共に脆性材料製基板の下面
に接触して脆性材料製基板を支持し、脆性材料製基板が
上反りのものである場合には、第二種支持部材は接触せ
ず、第一種支持部材のみが接触して脆性材料製基板を支
持する状態が生じるのである。また、脆性材料製基板の
下面がほぼ平面である場合には、第一種支持部材が圧縮
された状態で第一種支持部材のみが脆性材料製基板の下
面に接触し、脆性材料製基板が下反りのものである場合
には、その下反りの程度に応じて第二種支持部材の一部
のものも接触するようにすることもできる。第二種支持
部材を平面状の上端面を備えたものとすれば、その平面
状の上端面に脆性材料製基板の下面を支持させることに
より、上端面が凹面や凸面である場合に比較して上端の
局部的な弾性変形が少なくて済み、脆性材料製基板の下
面の位置を明瞭に位置決めすることができる。ただし、
第二種支持部材は第一種支持部材に比較すれば弾性係数
が大きいとはいえ、弾性変形は可能であって、脆性材料
製基板が下反りのものである場合には圧縮された状態と
なり、脆性材料製基板の下反りをある程度矯正しつつ支
持する。上記のように、ゴムまたはその類似物により支
持部材を構成すれば、脆性材料製基板と支持部材との接
触部の面圧が局部的に大きくなることを回避し、脆性材
料製基板の破損を回避することができる。また、支持す
べき脆性材料製基板の中に、下反りのものや上反りのも
のが存在する場合でも、それらに大きな弾性変形を強い
て破損させてしまうことを回避しつつ、それらに対する
作業を良好に行い得るようにすることができる。なお、
ゴムまたはその類似物を、導電性を有するものとし、電
気的に金属製部材に接続しておけば、電気絶縁材料製で
ある脆性材料製基板の帯電を防止することができる。 (2)前記第一種支持部材と前記第二種支持部材との少
なくとも一方として、軸方向において不変の横断面積を
有し、上下方向に延びる柱状の部材を使用する (1)項に
記載の脆性材料製基板支持方法(請求項2)。単純な形
状の支持部材により目的を達成することができる。 (3)前記第一種支持部材と前記第二種支持部材とを、
前記脆性材料製基板の下面に平行な平面に規則的に分布
させて配置する (1)項または (2)項に記載の脆性材料製
基板支持方法。特定の脆性材料製基板を支持させるため
に、第一種,第二種支持部材を脆性材料製基板の裏面の
状況に合わせて不規則に配置することも可能であるが、
本項に記載のように規則的に配置し、汎用基板保持装置
を構成することも可能である。 (4)前記規則的な配置が、同じ配置パターンの平面的
な繰り返しである (3)項に記載の脆性材料製基板支持方
法(請求項3)。 (5)前記第一種支持部材と前記第二種支持部材とを前
記脆性材料製基板の下面に平行な平面に千鳥状に配置す
る (1)項ないし (4)項のいずれかに記載の脆性材料製基
板支持方法。第一種支持部材と第二種支持部材との個数
は互いに同じとしても異ならせてもよいが、同じにする
場合には、両者を均一に配置する上で千鳥状に配置する
ことが望ましい。 (6)それぞれゴムまたはその類似物から成る第一種支
持部材および第二種支持部材であって、第二種支持部材
の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれより大き
いものと、それら第一種支持部材と第二種支持部材とを
それぞれ複数個、互いに隣接して上方に延び、かつ、第
一種支持部材の先端の高さが第二種支持部材の先端の高
さより高い状態で保持する保持部材とを含む回路基板支
持装置(請求項4)。本回路基板支持装置の主たる対象
は脆性材料製基板であるが、合成樹脂製基板等他の材質
の回路基板を支持させることも可能であり、その場合で
も類似の作用,効果が得られる。上記 (2)項ないし (5)
項にそれぞれ記載の特徴は本項の回路基板支持装置にも
適用可能である。 (7)前記保持部材が概して平板状をなす保持板を含む
(6)項に記載の回路基板支持装置。 (8)前記保持板が、複数の保持穴を備え、前記第一種
支持部材と前記第二種支持部材とがそれぞれの下端部を
前記保持穴に固定的に保持された (7)項に記載の回路基
板支持装置(請求項5)。保持板に保持穴を形成し、各
保持穴に第一種,第二種支持部材をそれぞれ保持させれ
ば、支持部材の配設が容易となる。支持部材の成形と同
時に保持穴内にもゴム材料を充填し、加硫接着により固
着させてもよく、別途成形した支持部材の基端部を保持
穴に挿入してもよい。後者の場合、接着剤により接着す
ることが望ましいが、不可欠ではない。 (9)前記第一種支持部材と第二種支持部材との前記保
持穴に保持される部分の太さが同一であり、第一種支持
部材の少なくとも上端部が第二種支持部材より細い (8)
項に記載の回路基板支持装置。保持板に同一の保持穴を
多数形成し、それら保持穴に第一種支持部材と第二種支
持部材とを適宜選択的に保持させて所望の支持装置を構
成することができる。 (10)前記保持穴が内のりの大きいものと小さいもの
とを含み、前記第一種支持部材と第二種支持部材とがそ
れぞれ全長にわたって太さが均一であり、それぞれ内の
りの小さい保持穴と大きい保持穴とに保持された (8)項
に記載の回路基板支持装置。第一種支持部材も第二種支
持部材も共に単純な棒状とすることができ、安価に製造
することが可能となる。 (11)前記ゴムまたはその類似物が、損失係数tan δ
が20℃、110Hzで0.5以上のものである (6)項
ないし(10)項のいずれかに記載の回路基板支持装置。損
失係数tan δが20℃、110Hzで0.7以上である
ことが望ましく、0.9以上であることがさらに望まし
い。なお、δは損失角である。このような条件を満たす
材料としては、例えば、内外株式会社から「ハネナイ
ト」の商品名で市販されている制振ゴムを使用し得る。
第一種支持部材と第二種支持部材との少なくとも一方
を、損失係数の大きい材料から成るものとすれば、脆性
材料製基板の振動が速やかに減衰させられるため、脆性
材料製基板の振幅が大きくなることを良好に回避するこ
とができる。 (12)部品供給装置から電気部品を吸着ノズルに取り
出させ、脆性材料製基板に装着させることにより電気回
路を製造する方法であって、前記脆性材料製基板を、そ
れぞれゴムまたはその類似物から成る複数個ずつの第一
種支持部材および第二種支持部材であって、第二種支持
部材の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれより
大きくかつ第二種支持部材が第一種支持部材より低いも
のに支持させることを特徴とする電気回路製造方法(請
求項6)。前記 (2)項ないし (5)項, (7)項ないし(11)
項にそれぞれ記載の特徴は本項の電気回路製造方法にも
適用可能である。 (13)電気部品を供給する部品供給装置と、回路基板
を保持する基板保持装置と、前記部品供給装置から電気
部品を受け取って前記基板保持装置に保持されている回
路基板に装着する装着装置とを含み、前記基板保持装置
が、それぞれゴムまたはその類似物から成る第一種支持
部材および第二種支持部材であって、第二種支持部材の
圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれより大きく
かつ第二種支持部材が第一種支持部材より低いものを、
それぞれ複数個ずつ含む電気部品装着システム。前記
(2)項ないし (5)項, (7)項ないし(11)項にそれぞれ記
載の特徴は本項の電気部品装着システムにも適用可能で
ある。 (14)回路基板を保持する基板保持装置と、その基板
保持装置に保持された回路基板の予め定められた箇所に
作業を施す作業ヘッドと、それら基板保持装置と作業ヘ
ッドとを相対移動させる相対移動装置とを含み、前記基
板保持装置が、それぞれゴムまたはその類似物から成る
第一種支持部材および第二種支持部材であって、第二種
支持部材の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれ
より大きくかつ第二種支持部材が第一種支持部材より低
いものを、それぞれ複数個ずつ含む基板作業システム。
前記 (2)項ないし (5)項, (7)項ないし(11)項にそれぞ
れ記載の特徴は本項の基板作業システムにも適用可能で
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
回路基板支持装置を備える電気部品装着システムを図面
に基づいて詳細に説明する。この電気部品装着システム
においては、請求項1ないし3に記載の発明の一実施形
態である脆性材料製基板支持方法および請求項6に記載
の発明の一実施形態である電気回路製造方法を実施し得
る。図1において10は部品装着装置、12は部品供給
装置である。部品装着装置10は、垂直軸線まわりに間
欠回転するインデックステーブル14を備えている。イ
ンデックステーブル14は、装着ヘッド(作業ヘッド)
の一種であり、負圧により電気部品を吸着し、保持する
複数の吸着ヘッド16を等角度間隔に有し、図示しない
カム,カムフォロワ,回転軸およびカムを回転させるイ
ンデックス用サーボモータ等により構成される間欠回転
装置により間欠回転させられ、吸着ヘッド16が順次部
品吸着位置(部品取出位置),部品姿勢検出位置,部品
姿勢修正位置,部品装着位置等の作用位置へ移動させら
れる。複数の吸着ヘッド16は選択的に作用位置に位置
決めされて、電気部品のプリント配線板22への装着等
を行い、電気回路としてのプリント回路板を製造する。
プリント配線板22は、回路基板の一種であり、本実施
形態においては、脆性材料としてのセラミックス材料を
主材料とするセラミック基板であり、以下、セラミック
基板22と称する。
【0006】部品供給装置12は、フィーダ支持台30
上に搭載された複数個の電気部品フィーダ32を有す
る。複数個の電気部品フィーダ32は、各部品供給部が
水平面内の1本の直線(この直線の方向をX方向とす
る)に沿って並ぶ状態でフィーダ支持台30に支持され
ている。フィーダ支持台30は、ボールねじ36がX軸
サーボモータ38によって回転させられることにより、
一対のガイドレール40に沿ってX方向に移動させら
れ、電気部品フィーダ32の部品供給部が部品供給位置
へ選択的に移動させられる。これらボールねじ36およ
びX軸サーボモータ38等が支持台移動装置42を構成
している。電気部品フィーダ32は、本実施形態では、
フィーダ本体部に設けられた部品送り部の一種であるテ
ープ送り部および部品保持部の一種であるリール保持部
を有し、電気部品をテープ化電気部品として供給するも
のとされている。
【0007】プリント配線板22は、XYテーブル44
を備えた基板位置決め支持装置46により支持され、X
Y平面内の任意の位置へ移動させられる。基板位置決め
支持装置46は、前記部品装着装置10および部品供給
装置12と共に基台50上に設けられており、図示しな
い搬入装置からセラミック基板22が搬入され、図示し
ない搬出装置へ搬出される。これら搬入装置および搬出
装置はそれぞれ、ベルトコンベアを備えており、プリン
ト配線板22をX方向に搬送する。XYテーブル44
は、図1に示すように、基台50に設けられたボールね
じ52がX軸サーボモータ54によって回転させられる
ことにより、一対のガイドレール56に沿ってX方向へ
直線移動させられるXテーブル58と、そのXテーブル
58上に設けられ、ボールねじ60がY軸サーボモータ
62によって回転させられることにより、一対のガイド
レール64に沿ってY軸方向へ直線移動させられるYテ
ーブル66とを備えている。サーボモータは、駆動源た
る電動モータの一種であって、回転角度の精度の良い制
御が可能な電動回転モータであり、サーボモータに代え
てステップモータを用いてもよい。また、電動回転モー
タに代えてリニアモータを用いてもよい。
【0008】Yテーブル66上には、図2に示すよう
に、第1昇降台70がX方向およびY方向の相対移動不
能かつ上下方向、すなわちX方向とY方向とに直角なZ
方向に相対移動可能に取り付けられている。Yテーブル
66には、上下方向に貫通する一対の貫通孔72,74
が形成されるとともに、それぞれロッド76,78が軸
方向への相対移動可能に挿通させられており、それらロ
ッド76,78のYテーブル66から上方に突出した上
端に第1昇降台70が固定されている。
【0009】ロッド76,78の下端はYテーブル66
から下方に突き出し、連結バー80によって連結されて
いるとともに、その連結バー80には、ロッド76,7
8のYテーブル66から下方への突出部に嵌装された付
勢手段の一種である弾性部材たる圧縮コイルスプリング
82(以下、スプリング82と略称する)の一端が当接
させられている。このスプリング82の付勢力により、
第1昇降台70は常にはYテーブル66上に設けられた
ストッパ84に当接する下降位置に保持されている。ま
た、前記基台50には駆動源たる流体圧シリンダの一種
であるエアシリンダ86が設けられており、そのエアシ
リンダ86のピストンロッドに固定されたアジャストボ
ルト88により連結バー80が上方に押し上げられ、第
1昇降台70がYテーブル66から一定距離だけ上方に
離れた上昇位置へ移動させられる。
【0010】第1昇降台70上には、固定ガイド90お
よび可動ガイド92が設けられている。固定ガイド90
および可動ガイド92はそれぞれ、断面形状が矩形の長
手形状を成し、各上部にはそれぞれ、押さえ部94,9
6が突設されている。固定ガイド90は、第1昇降台7
0のX方向に平行な2辺のうちの一方にX方向に平行に
固定された板状の支持部材98にX方向に平行に固定さ
れている。可動ガイド92は、別の支持部材100に固
定されている。第1昇降台70のX軸方向に隔たった2
箇所にはそれぞれ、スライド(図示省略)がY方向に移
動可能に嵌合されており、支持部材100の長手方向の
両端部はそれぞれ、一対のスライドの各上端部に固定さ
れてX方向に延び、可動ガイド92もX方向に配設され
ている。これらスライドの移動により、可動ガイド92
は固定ガイド90に接近,離間させられ、プリント配線
板22の案内幅が調節される。
【0011】上記支持部材98,100の互いに対向す
る内側面の上部であって、固定ガイド90および可動ガ
イド92の下側にはそれぞれ、ベルトガイド104が固
定されるとともに、無端のコンベアベルト106が巻き
掛けられており、これらコンベアベルト106はベルト
駆動モータを駆動源とする図示しないベルト駆動装置に
より、同期して駆動される。支持部材98,100には
また、それぞれ突上部材110がそれぞれ昇降可能に嵌
合されている。突上部材110は板状を成し、X方向に
長く、コンベアベルト106の内側(他方のコンベアベ
ルト106側)に配設され、スプリング112によって
下方へ付勢されている。スプリング112の付勢による
突上部材110の下降限度は図示しないストッパにより
規定され、下降位置に位置する状態では、突上部材10
0の上端はコンベアベルト106の上走部(無端のコン
ベアベルト106のうち、直線状を成し、上部に位置す
る部分)とほぼ同じ高さに位置している。2つの突上部
材110にはそれぞれ、X方向に隔たった両端に係合ピ
ン114が下方に延び出す向きに固定されている。
【0012】図2に示すように、第1昇降台70が下降
位置に保持された状態においては、第1昇降台70およ
びそれに載置されたセラミック基板22は、前記搬入装
置,搬出装置より下方に位置し、それらと干渉すること
なく、Yテーブル66と共にX方向およびY方向に移動
させられる。なお、Xテーブル58には、Y方向に切欠
116が形成されて、Yテーブル66の下方に突き出す
ロッド76,78や連結バー80等がYテーブル66と
共にY軸方向へ移動することを許容している。
【0013】第1昇降台70が原位置、すなわちY軸方
向において搬入装置および搬出装置と一致する位置であ
って、X軸方向においては搬入装置と搬出装置との間に
位置する位置にあり、エアシリンダ86により上昇位置
へ上昇させられた状態では、コンベアベルト106の基
板搬送面(コンベアベルト106の上走部の上面により
構成される)の高さが前記搬入装置および搬出装置の各
ベルトコンベアの基板搬送面(それらベルトコンベアの
各コンベアベルトの上走部の上面により構成される)の
高さと一致し、回路基板の受渡しが行われる。
【0014】第1昇降台70上には、第2昇降台120
が昇降可能に設けられている。第2昇降台120は板状
を成し、下面に固定の一対の案内部材たるガイドロッド
122は、第1昇降台70の下面に固定のガイドブッシ
ュ124に軸方向に相対移動可能に嵌合されている。ガ
イドブッシュ124は、Yテーブル66内に昇降可能に
嵌合されている。第2昇降台120の下面にはまた、駆
動源たる流体圧アクチュエータの一種であって、流体圧
シリンダの一種であるエアシリンダ126のピストンロ
ッド128が固定されている。エアシリンダ126は、
第1昇降台70に上下方向に固定されるとともに、Yテ
ーブル66に昇降可能に嵌合されている。エアシリンダ
126は単動シリンダであり、ピストンロッド128が
ばねの付勢力によって伸長させられることにより、第2
昇降台120が第1昇降台70に対して上昇させられ、
エア室への圧縮空気の供給によりピストンロッド128
が収縮させられ、第2昇降台120が第1昇降台70に
対して下降させられる。第2昇降台120の下降端位置
は、エアシリンダ126のピストン(図示省略)のスト
ロークエンドにより決まる。
【0015】第2昇降台120上には、図2に示すよう
に、主基板位置決めピン(図示省略)および副基板位置
決めピン132が設けられ、セラミック基板22を水平
面内において位置決めするようにされている。これら
主,副の各基板位置決めピン132は前記固定ガイド9
0側に設けられ、主基板位置決めピンは、第2昇降台1
20に固定され、副基板位置決めピン132は第2昇降
台120にX方向に移動可能に設けられている。第2昇
降台120には、ガイドレール134がX方向に平行に
固定されるとともにブロック136が移動可能に嵌合さ
れており、副基板位置決めピン132はブロック136
に固定され、主基板位置決めピンに接近,離間させられ
る。副基板位置決めピン132の位置は、セラミック基
板22の寸法に応じて調節される。
【0016】第2昇降台120上には、基板支持装置1
40が固定されている。基板支持装置140は、セラミ
ック基板22を下側から支持する。図2には、基板支持
装置140が設けられる領域が二点鎖線で示されてい
る。このセラミック基板22の基板支持装置140によ
り支持される支持面となるべき下面144とは反対側の
面である上面147が、電気部品(図示省略)が装着さ
れる被作業面である。基板支持装置140は、図3に示
すように、保持板148と、保持板148の一方の面に
固定された2種類の複数個の基板支持部材150,15
2を含む。
【0017】保持板148は概して矩形を成し、例え
ば、フェノール樹脂等の合成樹脂により作られている。
保持板148には、基板支持部材150,152が固定
された側とは反対側の面に開口する位置決め部の一種で
ある2個の位置決め凹部162,164が設けられてい
る。位置決め凹部162は断面形状が円形を成し、位置
決め凹部164は断面形状が楕円形状を成す。保持板1
48には更に、保持板148を厚さ方向に貫通するボル
ト穴166が2個ずつ形成されている。基板支持部材1
50,152については、後に詳細に説明する。
【0018】前記第2昇降台120の上面には、図2に
示すように、位置決め部の一種である位置決め突部16
8が、2個を1対として2対設けられている。これら位
置決め突部168はそれぞれ断面形状が円形を成し、各
対の位置決め突部168に、保持板148の各位置決め
凹部162,164が嵌合され、保持板148(ひいて
は基板支持装置140)が第2昇降台120に対して位
置決めされた状態でボルト穴166を通ってボルト17
0が第2昇降台120に螺合され、基板支持装置140
が第2昇降台120に固定されている。
【0019】なお、保持板148には、位置決め凹部に
代えて、保持板148を厚さ方向に貫通する貫通穴を設
けて位置決め穴としてもよく、位置決め穴に嵌合されて
保持板148を位置決めするのは、位置決め突部でもよ
く、保持板148を貫通する位置決めピンでもよい。ま
た、保持板148に位置決め突部を設け、第2昇降台1
20に位置決め凹部や位置決め穴を設けて位置決め部と
し、両者の嵌合により保持板148を位置決めするよう
にしてもよい。
【0020】セラミック基板22の基板位置決め支持装
置46への搬入時には、搬入装置および基板位置決め支
持装置46の各ベルトコンベアが駆動される。このと
き、第1昇降台70は上昇位置に位置させられ、第2昇
降台120は下降位置に位置させられており、ベルトコ
ンベアの駆動により搬入装置から基板位置決め支持装置
46へセラミック基板22が搬入される。セラミック基
板22の移動は、作用位置に位置する図示しないストッ
パにより止められ、コンベアベルト106の停止後、第
2昇降台120が第1昇降台70に対して上昇させられ
る。第2昇降台120は上昇の途中で係合ピン114に
係合し、突上部材110をスプリング112の付勢力に
抗して上昇させ、セラミック基板22をコンベアベルト
106から突き上げさせる。第2昇降台120の上昇に
伴って主,副の基板位置決めピン132および基板支持
装置140,142も上昇し、主,副の各位置決めピン
132はセラミック基板22に形成された主基板位置決
め穴(図示省略),副基板位置決め穴174(図2参
照)にそれぞれ嵌入してセラミック基板22を位置決め
し、基板支持装置140は基板支持部材150,152
がセラミック基板22の下面144に接触し、セラミッ
ク基板22を下面144側から支持する。この基板支持
部材150,152によるセラミック基板22の下面1
44の支持については、後の基板支持部材150,15
2の説明の際に詳しく説明する。セラミック基板22が
突上部材110により突き上げられてちょうど押さえ部
94,96に当接したとき、基板支持部材150,15
2がセラミック基板22に接触するとともに、主,副の
各基板位置決めピン132が主,副の各基板位置決め穴
174に嵌入してセラミック基板22を位置決めする。
セラミック基板22は、主,副の基板位置決めピン13
2によって位置決めされるとともに、押さえ部94,9
6と突上部材110とに挟まれて支持され、さらに、基
板支持部材150,152により下側から支持されるの
である。上記押さえ部94,96を含む基板クランプ装
置に代えて、特開平11−145681号公報に記載の
ように、複数個のクランプ爪と、それらクランプ爪をク
ランプ位置と非クランプ位置とに回動させる爪駆動装置
とを含む基板クランプ装置によってセラミック基板22
をクランプする構成としてもよい。
【0021】次いで、第1昇降台70が下降位置へ下降
させられ、電気部品の装着時には、Xテーブル58,Y
テーブル66の移動により、セラミック基板22が水平
面内の任意の位置へ移動させられる。第1昇降台70が
セラミック基板22を支持して移動する移動台であると
考えてもよく、第2昇降台120を移動台と考えてもよ
く、両者が移動台を構成していると考えてもよく、Yテ
ーブル66が移動台であって、第1,第2昇降台70,
120を介してセラミック基板22を支持していると考
えてもよい。
【0022】部品装着装置10において複数の吸着ヘッ
ド16は、インデックステーブル14の間欠回転によ
り、順次部品吸着位置へ移動させられ、部品供給部が部
品供給位置に位置決めされた電気部品フィーダ32から
電気部品を取り出し、その後、部品姿勢検出位置等を経
て部品装着位置へ移動させられて電気部品をセラミック
基板22の上面147に装着する。吸着ヘッド16はイ
ンデックステーブル14に昇降可能に設けられており、
電気部品の吸着,装着時には、インデックステーブル1
4に対して昇降させられる。
【0023】セラミック基板22について予定された全
部の電気部品が装着された後、X,Yテーブル58,6
6がそれぞれ原位置、すなわち基板位置決め支持装置4
6と搬入,搬出装置との間でセラミック基板22の受渡
しが行われる位置へ戻された後、第1昇降台70が上昇
位置へ上昇させられるとともに、第2昇降台120が下
降位置へ下降させられ、主,副の各位置決めピン132
が主,副の各基板位置決め穴174から離脱し、基板支
持装置140の基板支持部材150,152が下面14
4から離間し、突上部材110が押さえ部94,96か
ら離れてセラミック基板22の位置決め,支持が解除さ
れる。そして、搬出装置のベルトコンベアおよび基板位
置決め支持装置46のコンベアベルト106が駆動さ
れ、セラミック基板22が搬出装置へ搬出される。この
搬出の後、あるいは搬出と平行して、次に電気部品が装
着されるべきセラミック基板22が基板位置決め支持装
置46へ搬入される。
【0024】なお、基板支持装置140の保持板148
は第2昇降台120より小さく、係合ピン114は、第
2昇降台120の保持板148から外れた部分に当接す
る。また、可動ガイド92は、前記図示しない一対のブ
ロックが第1昇降台70に対してY方向に移動させられ
ることにより、固定ガイド90との間の距離(基板案内
幅)が調節されるが、これらブロックはX方向において
第2昇降台120より外側に設けられていて、可動ガイ
ド92は第2昇降台120を跨いでおり、幅調節時に第
2昇降台120,プリント基板支持装置148と干渉す
ることはない。換言すれば、セラミック基板22の寸法
が変わった場合でも、第2昇降台120を変えずに済む
とともに、基板支持装置140は、保持板148は共通
の大きさのものを使用することができる。
【0025】基板支持部材150,152は、ゴムまた
はその類似物からなる。本実施形態においては、基板支
持部材150,152は、制振ゴムからなり、具体的に
は、、損失係数tan δが20℃、110Hzで0.5以
上であるゴムからなる。このように構成される制振ゴム
は、衝撃,振動吸収性に優れ、外力を受けても殆ど反発
せずにエネルギを吸収するゴムであり、例えば、「ハネ
ナイト」の商品名で知られる内外株式会社製のゴムが使
用される。このゴムはまた、物性,耐久性は一般のゴム
と同等であり、常温域(5〜35℃)で優れた制振性能
を有し、反発弾性は10%未満である。さらに、一般ゴ
ムと同様の成形が可能であり、金属との強力な接着が可
能であり、シート材状を成す場合、切断,打抜加工もで
きる。
【0026】基板支持部材150,152はまた、図4
に示すように、ともに軸方向において不変の横断面積を
有し、上下方向に延びる柱状の部材である。ただし、基
板支持部材152は、基板支持部材150より直径が大
きく、高さ(軸方向長さ)が低い。基板支持部材15
0,152は、ともに平面状の上端面180,182を
有する。また、基板支持部材152の圧縮方向の弾性係
数は、基板支持部材150のそれより大きくされてい
る。本実施形態の場合、基板支持部材152の形成材料
の硬度が基板支持部材150のそれより大きくされるこ
とにより、圧縮方向の弾性係数が大きくされている。こ
れら基板支持部材150,152は、図3に示すよう
に、互いに隣接し、かつ、保持板148の上面である保
持面184(セラミック基板22の下面144に平行な
平面をなす)に規則的に分布させて配置させられてい
る。本実施形態においては、その配置が同じ配置パター
ンの平面的な繰り返しであり、具体的には、図3に示す
ように、それら基板支持部材150,152が保持面1
84に千鳥状に配置させられている。
【0027】基板支持部材150,152は、接着剤
等、適宜の手段を用いて保持板148に固定されてい
る。本実施形態においては、図4に示すように、保持板
148の保持面184に複数の保持穴186,188が
千鳥状の配置で形成されている。保持穴186,188
はそれぞれ、基板支持部材150,152の外径よりや
や大きい内径を有するものであり、つまり、保持穴18
8は、保持穴186よりその内径が大きくされている。
基板支持部材150,152を保持板148に位置決め
して固定する際には、基板支持部材150,152の一
端部である基端部を保持板148の保持穴186,18
8に挿入するとともに、その基端部を接着剤により固定
する。基板支持部材150,152を保持穴186,1
88に圧入させることも可能である。この場合、接着剤
を省略することもできる。
【0028】本実施形態では、基板支持部材150,1
52は、全長にわたって太さが均一な単純な棒状をなし
ているが、太さを異ならせてもよい。例えば、図7に示
すように、全て同じ内径の保持穴190を保持板148
に千鳥状の配置で形成し、基板支持部材150,152
のこの保持穴190に挿入される基端部がともに太さが
同一とされるとともに、基板支持部材150の上端部を
基板支持部材152の上端部より細くする。本実施形態
においては、基板支持部材150は全長にわたって太さ
が均一とされ、基板支持部材152は上端部が基端部よ
りも太いものとされるのである。
【0029】基板支持装置140の構成要素である基板
支持部材150,152は、セラミック基板22が上反
り,下反りのものであっても適切に支持することができ
る。セラミック基板22の下面144がほぼ平面あるい
は下反りのものである場合には、図5に示すように(図
5にはセラミック基板22が下反りのものである場合を
図示)、基板支持部材150が弾性的に圧縮された状態
で、基板支持部材150および152の各上端面18
0,182がともにセラミック基板22の下面144に
接触して支持する。一方、セラミック基板22が上反り
のものである場合には、図6に示すように、基板支持部
材150の上端面180のみがセラミック基板22の下
面144に接触して支持する。
【0030】インデックステーブル14の間欠回転、吸
着ヘッド16の下降による電気部品のセラミック基板2
2への当接、XYテーブル44によるセラミック基板2
2の移動,停止、電気部品フィーダ32の移動,停止等
によりセラミック基板22に振動が加えられても、基板
支持部材150,152を含む基板支持装置140によ
って振動エネルギが吸収され、セラミック基板22は振
動しないか、あるいは振動しても迅速に収束し、電気部
品がセラミック基板22の上面147に装着されるとき
には、セラミック基板22は振動しておらず、部品装着
箇所に電気部品を精度良く装着することができる。ま
た、セラミック基板22と基板支持部材150,152
の上端面180,182との面圧が局部的に大きくなる
ことを回避し、セラミック基板22の下面144の位置
を明瞭に位置決めすることができ、電気部品の装着ミス
等を回避し、装着作業を精度良く行うことができる。さ
らに、セラミック基板22を簡単な構成で振動少なく、
あるいは振動を生じさせることなく支持する基板支持装
置140が得られる。本基板支持装置140によれば、
下反り基板や上反り基板でも大きな弾性変形を強いて破
損させることなく支持することができる。上反り基板を
支持する場合、基板支持部材150の上端面182が接
触するのみであるが、セラミック基板22の振動を抑制
して支持する機能は十分に果たす。本実施形態のよう
に、複数個の基板支持部材150,152を千鳥状に配
置すれば、セラミック基板22を複数の箇所でまんべん
なく支持することができ、かつ、セラミック基板22の
基板支持部材150,152に支持されている部分間の
距離が短くなるため、セラミック基板22をほぼ平らに
支持するのに適している。
【0031】基板支持部材150が第一種支持部材を構
成し、基板支持部材152が第二種支持部材を構成して
いる。また、吸着ヘッド16がセラミック基板22の予
め定められた装着個所に装着作業を施す作業ヘッドの一
例であり、基板位置決め支持装置46がセラミック基板
22を保持する基板保持装置を構成している。さらに、
ナット,ボールねじ52,X軸サーボモータ54,Xテ
ーブル58およびナット、ボールねじ60,Y軸サーボ
モータ62,Yテーブル66を含むXY移動装置、第1
昇降台70,エアシリンダ86を含む昇降装置、インデ
ックステーブル14およびそれを間欠回転させる前記間
欠回転装置および吸着ヘッド16を昇降させる昇降装置
等が、基板保持装置と作業ヘッドとを相対移動させる相
対移動装置を構成している。
【0032】基板支持部材150,152の配置は、上
記千鳥状に限らず、支持する基板に応じて種々の配置と
することができる。基板支持部材150,152は、と
もに同じ硬度のゴムまたはその類似物を形成材料とする
ことも可能であり、その場合、基板支持部材150,1
52の各断面積を変える(例えば基板支持部材150の
断面積を基板支持部材152のそれより小さくする)の
みで、基板支持部材150と基板支持部材152との圧
縮方向の弾性係数を変える(基板支持部材152の弾性
係数を基板支持部材150のそれより大きくする)こと
もできる。その他、基板支持部材150,152の直
径,高さ,材料の硬度および配置は、種々のものを採用
可能であり、状況に応じて最適な条件を選択することが
できる。
【0033】また、基板支持部材は、横断面形状が円形
の部材に限らず、断面形状が矩形や正方形,台形等、他
の形状のものとすることも可能である。さらに、基板支
持部材は、制振ゴム以外の材料、例えば発泡材により作
られたものとすることも可能である。
【0034】本実施形態において、基板支持部材15
0,152の保持板148への固定手段は保持穴18
6,188への嵌合および接着剤による接着とされてい
たが、永久磁石とすることも可能である。例えば、基板
支持部材150,152の一端面に永久磁石を埋設す
る。この場合、保持板148は磁性材料、例えば鉄によ
り作られる。また、上記実施形態において、基板支持部
材150,152は接着剤によって保持板148に固定
されていたが、粘着剤により固定してもよい。さらにま
た、固定手段は、粘着剤や永久磁石の他に、マジックテ
ープ(登録商標)等、再利用可能な部材により構成して
もよい。
【0035】また、基板支持部材を、セラミック基板2
2の下面144に接触する接触部を含む上端部と、その
上端部を支持するとともに、保持板148に固定するた
めの固定手段を含む基端部とが別体に構成されたものと
してもよい。
【0036】さらに、本発明に係るセラミック基板支持
方法および電気回路製造方法は、プリント基板が一方向
に直線移動させられ、装着ヘッドがプリント基板の移動
方向と一平面内において直交する方向に直線移動させら
れる電気部品装着システム、プリント基板が位置を固定
して設けられ、装着ヘッドが一平面内の任意の位置へ移
動させられる電気部品装着システムにおいても実施し得
る。複数の装着ヘッドは、ヘッド移動装置上において移
動平面に平行な方向において移動しないものとしてもよ
く、あるいは複数の装着ヘッドが共通の軸線のまわりに
旋回させられて順次作業位置に位置決めされる装着装置
がヘッド移動装置によって一平面内の任意の位置へ移動
させられるようにしてもよい。
【0037】さらに、電気部品フィーダは、ケーシング
内に収容された電気部品を振動,傾斜,空気流,コンベ
アベルト等やそれらの組合わせにより、一列に並べて部
品供給部へ送り、1個ずつ供給するもの等、種々の態様
の電気部品フィーダが採用可能である。また、部品送り
部と部品保持部とを共通のフィーダ本体部に設けること
は不可欠ではなく、部品保持部を部品送り部とは別に設
け、部品保持部は位置を固定して設け、部品送り部のみ
を移動させて部品供給部を部品供給位置に順次位置決め
してもよく、あるいは部品送り部と部品保持部とを別々
に移動させてもよい。
【0038】本発明に係る回路基板支持装置を、回路基
板に高粘性流体としての接着剤の塗布を行う作業ヘッド
(塗布ヘッド)を備える基板作業システム(接着剤塗布
システム)に採用してもよい。その接着剤塗布システム
の一実施形態を図8に概略的に示す。本接着剤塗布シス
テム200のベース202上には、接着剤塗布装置20
4と、セラミック基板22を搬送し、位置決め支持する
基板搬送支持装置210とが設けられている。基板搬送
支持装置210は、X軸方向(図8においては左右方
向)に配設された基板コンベア212,基板コンベア2
12の途中に設けられ、前記基板支持装置140と同様
の構成を有する基板支持装置(図示省略)を備え、セラ
ミック基板22は、基板コンベア212により搬送され
るとともに、予め設定された塗布位置に位置決めされ、
前記基板支持部材150,152と同様の構成を有する
第一種支持部材および第二種支持部材により支持される
とともに、基板クランプ装置(図示省略)によりクラン
プされた状態で塗布剤の一種である高粘性流体たる接着
剤がセラミック基板22の予め定められた箇所に塗布さ
れる。上記基板支持装置および基板クランプ装置が基板
保持装置を構成している。
【0039】接着剤塗布装置204は、塗布ヘッド21
6が互いに直交するX軸方向およびY軸方向の成分を有
する方向に移動してセラミック基板22の被作業面であ
る上面に接着剤を塗布する。そのため、接着剤塗布装置
204は、送りねじ220,X軸スライド222,ナッ
トおよびX軸スライド駆動用モータ224、および送り
ねじ226,Y軸スライド228,ナットおよびY軸ス
ライド駆動用モータ(図示省略)等から構成されるXY
ロボット232を備えている。塗布ヘッド216は、X
Yロボット232により、セラミック基板22の上面に
平行な一平面である水平面内の任意の位置へ移動させら
れる。XYロボット232等が、基板保持装置と接着剤
塗布装置204とを相対移動させる相対移動装置を構成
している。
【0040】本実施形態においても、上反り,下反りの
基板を適切に支持することができ、接着剤の印刷むら等
を回避できる。接着剤塗布装置204にストッパが設け
られている場合には、そのストッパのセラミック基板2
2への当接により、接着剤塗布装置204とセラミック
基板22との間の距離が一定に保たれる。したがって、
本基板保持装置によって前記実施形態と同じ理由でセラ
ミック基板22の振動が抑制されれば、ストッパがセラ
ミック基板22に安定して当接し、接着剤塗布装置20
4とセラミック基板22との距離が一定に保たれて適切
な量,形状で接着剤がセラミック基板22に塗布され
る。接着剤塗布装置204にストッパが設けられていな
い場合でも、本基板保持装置によってセラミック基板2
2の振動が抑制されれば、接着剤塗布装置204とセラ
ミック基板22との距離が一定に保たれ、適切な量,形
状の接着剤がセラミック基板22に塗布される。
【0041】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である脆性材料製基板支持
方法および電気回路製造方法の実施に好適であり、か
つ、それ自身も本発明の一実施形態である回路基板支持
装置を備える電気部品装着システムを概略的に示す平面
図である。
【図2】上記回路基板支持装置を示す側面図(一部断
面)である。
【図3】上記回路基板支持装置の第一種支持部材および
第二種支持部材を示す斜視図である。
【図4】上記回路基板支持装置の第一種支持部材および
第二種支持部材を示す正面断面図である。
【図5】上記第一種および第二種支持部材によって下反
り基板が支持された状態を示す正面断面図である。
【図6】上記第一種および第二種支持部材によって上反
り基板が支持された状態を示す正面断面図である。
【図7】本発明の別の実施形態である脆性材料製基板支
持方法および電気回路製造方法の実施に好適であり、か
つ、それ自身も本発明の別の実施形態である回路基板支
持装置の第一種支持部材および第二種支持部材を示す正
面断面図である。
【図8】本発明のさらに別の実施形態である脆性材料製
基板支持方法および電気回路製造方法の実施に好適であ
り、かつ、それ自身も本発明のさらに別の実施形態であ
る回路基板支持装置を備える基板作業システムを概略的
に示す平面図である。
【符号の説明】
10:部品装着装置 12:部品供給装置 14:
インデックステーブル 16:吸着ヘッド 22:セラミック基板(プリント
配線板) 44:XYテーブル 46:基板位置決
め支持装置 52:ボールねじ 54:X軸サーボ
モータ 56:ガイドレール 58:Xテーブル
60:ボールねじ 62:Y軸サーボモータ 6
4:ガイドレール 66:Yテーブル 94,96:押さえ部 140:基板支持装置 1
44:下面 147:上面 148:保持板 1
50,152:基板支持部材 180,182:上端
面 184:保持面 186,188:保持穴
190:保持穴 200:接着剤塗布システム 2
04:接着剤塗布装置 210:基板搬送支持装置
212:基板コンベア 216:塗布ヘッド 2
20:送りねじ 222:X軸スライド 224:
X軸スライド駆動用モータ 226:送りねじ 228:Y軸スライド 23
2:XYロボット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれゴムまたはその類似物から成る
    第一種支持部材および第二種支持部材であって、第二種
    支持部材の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれ
    より大きくかつ第二種支持部材が第一種支持部材より低
    いものを、互いに隣接させた状態でそれぞれ複数個ずつ
    配置し、それら第一種,第二種支持部材により脆性材料
    製基板の下面を支持することを特徴とする脆性材料製基
    板支持方法。
  2. 【請求項2】 前記第一種支持部材と前記第二種支持部
    材との少なくとも一方として、軸方向において不変の横
    断面積を有し、上下方向に延びる柱状の部材を使用する
    請求項1に記載の脆性材料製基板支持方法。
  3. 【請求項3】 前記第一種支持部材と前記第二種支持部
    材とを、前記脆性材料製基板の下面に平行な平面に規則
    的に分布させて配置し、その規則的な配置を、同じ配置
    パターンの平面的な繰り返しとする請求項1または2に
    記載の脆性材料製基板支持方法。
  4. 【請求項4】 それぞれゴムまたはその類似物から成る
    第一種支持部材および第二種支持部材であって、第二種
    支持部材の圧縮方向の弾性係数が第一種支持部材のそれ
    より大きいものと、 それら第一種支持部材と第二種支持部材とをそれぞれ複
    数個、互いに隣接して上方に延び、かつ、第一種支持部
    材の先端の高さが第二種支持部材の先端の高さより高い
    状態で保持する保持部材とを含む回路基板支持装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材が概して平板状をなす保持
    板を含み、その保持板が、複数の保持穴を備え、前記第
    一種支持部材と前記第二種支持部材とがそれぞれの下端
    部を前記保持穴に固定的に保持された請求項4に記載の
    回路基板支持装置。
  6. 【請求項6】 部品供給装置から電気部品を吸着ノズル
    に取り出させ、脆性材料製基板に装着させることにより
    電気回路を製造する方法であって、 前記脆性材料製基板を、それぞれゴムまたはその類似物
    から成る複数個ずつの第一種支持部材および第二種支持
    部材であって、第二種支持部材の圧縮方向の弾性係数が
    第一種支持部材のそれより大きくかつ第二種支持部材が
    第一種支持部材より低いものに支持させることを特徴と
    する電気回路製造方法。
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