JP2002298564A - シャッター取付構造および該シャッター取付構造を備えたディスク装置 - Google Patents

シャッター取付構造および該シャッター取付構造を備えたディスク装置

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JP2002298564A
JP2002298564A JP2001102608A JP2001102608A JP2002298564A JP 2002298564 A JP2002298564 A JP 2002298564A JP 2001102608 A JP2001102608 A JP 2001102608A JP 2001102608 A JP2001102608 A JP 2001102608A JP 2002298564 A JP2002298564 A JP 2002298564A
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disk
gear
shutter
mounting structure
tray
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JP2001102608A
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Mitsunori Nakamura
光典 中村
Toyokazu Arai
豊和 荒井
Satoru Manabe
悟 真部
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フロントベゼルに対するシャッターの取付けが
容易であり、取付け作業に熟練を必要としないシャッタ
ー取付構造および該シャッター取付構造を備えたディス
ク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】ディスクを載置するディスクトレイの出し
入れとともに開閉するシャッター49と、前記シャッタ
ー49を支持するフロントベゼル46とを有するディス
ク装置において、前記シャッター49の長手方向両端部
に設けられ、当該シャッター49を回転可能に支持し、
その回転中心となる軸部491a、491bの外周面
に、円周部493a,493bと、少なくとも一対の平
面部492a,492bとを設けるとともに、前記フロ
ントベゼル46に設けられ、該軸部491a、bを支持
する凹部470a,470bの上方に前記軸部491
a、491bを案内する案内溝部471a,471bを
設け、前記一対の平面部492a,492bの間隔と、
前記案内溝部471a,471bの幅をほぼ等しくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク駆動装置
のフロントベゼルに対するシャッターの取付構造および
該取付構造を使用したディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク駆動装置のフロント
ベゼルには、該フロントベゼルからディスクトレイを出
し入れするための開口および該開口を覆うシャッターが
設けられている。
【0003】図48は、従来のディスク装置のフロント
ベゼルの前面図、図49は、従来のディスク装置のシャ
ッターの前面図、図50(a)は、従来のディスク装置
のシャッターの上面図であり、図50(b)は、該シャ
ッターをフロントベゼルに取り付ける際の外力を矢印で
模式的に示した上面図である。
【0004】前記フロントベゼル710は、図48に示
すように、後述する前記シャッター720の軸部721
を回転可能に固定する凹部712、712を有してい
る。該凹部712、712は、前記フロントベゼル71
0の開口711の左右側面に設けられ、ほぼ円柱形をな
す凹みであり、その中心軸が該フロントベゼル710の
長手方向に平行になるように設けられている。
【0005】また、前記シャッター720は、図49に
示すように、その左右両側面の下部に該シャッター72
0を前記フロントベゼル710の凹部712、712に
回転可能に取り付けるための軸部721、721を有し
ている。
【0006】そして、該シャッター720を前記フロン
トベゼル710に取り付ける際には、該シャッター72
0を図50(b)に示すようにシャッター721の後面
723のほぼ中央とシャッター721の前面722の両
端部付近の計3箇所を押圧してシャッター720を撓ま
せ、該シャッター720の前記2つの軸部721、72
1の2つの端面の間隔を狭めることによって前記フロン
トベゼル710の凹部712、712に前記軸部72
1、721を取り付けるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャッター720の板厚は、当該ディスク装置の難燃性確
保などの理由により厚く形成されることが多く、該シャ
ッター720を前記フロントベゼル710へ取り付ける
際に、前記シャッター720を撓ませるために大きな力
が必要となる。そのため、取付け作業に熟練を要し、作
業効率を上げることが難しかった。
【0008】また、フロントベゼル712への嵌め合い
を強固なものにするため、前記軸部721、721の2
つの端面の間隔を大きくしてしまうと、前記フロントベ
ゼル710に当該シャッター720を取り付ける際に必
要となる撓みの大きさが大きくなるため、前記軸部72
1、721の長さを長くすることができなかった。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑み、フロント
ベゼルに対するシャッターの取付けが容易であり、取付
け作業に熟練を必要としないシャッター取付構造および
該シャッター取付構造を備えたディスク装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0011】(1) ディスクを載置するディスクトレ
イの出し入れとともに開閉するシャッターと、前記シャ
ッターを支持する支持部材とを有し、前記シャッターの
長手方向両端部に、当該シャッターを回転可能に支持
し、その回転中心となる軸部が設けられており、該軸部
の外周面に、円周部と、少なくとも一対の平面部とが設
けられていることを特徴とするシャッター取付構造。
【0012】(2) 対向する一対の前記平面部がほぼ
平行になっている上記(1)に記載のシャッター取付構
造。
【0013】(3) 前記軸部は、一対の平面部を有し
ており、該軸部の軸方向の横断面の形状がほぼ小判型と
なっている上記(2)に記載のシャッター取付構造。
【0014】(4) 前記支持部材は、前記軸部と係合
する凹部と、該凹部に接続する案内溝部とを有してお
り、前記案内溝部の幅が、前記軸部の前記一対の平面部
の間隔とほぼ同一である上記(1)ないし(3)のいず
れかに記載のシャッター取付構造。
【0015】(5) 前記案内溝部は、前記凹部の上部
に設けられている上記(4)に記載のシャッター取付構
造。
【0016】(6) 前記案内溝部は、前面部および後
面部と、前記前面部および後面部の一方の端部同士を接
続する接続面部とからなっており、前記接続面部は、少
なくともその一部が前記凹部に近接するに従い、前記前
面部および後面部の他方の端部側に前記接続面部が位置
するよう傾斜する斜面となっている上記(4)または
(5)に記載のシャッター取付構造。
【0017】(7) 前記軸部の前記平面部の1つが、
前記シャッターの上面と平行になっている上記(1)な
いし(6)のいずれかに記載のシャッター取付構造。
【0018】(8) 上記(1)ないし(7)のいずれ
かに記載のシャッター取付構造を備えたディスク装置。
【0019】本発明の他の目的、作用および効果は、図
面を参照して行う以下の実施形態の説明から、より明ら
かとなるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置に係
る好適実施形態について、添付図面に基づいて説明す
る。
【0021】図1は、本発明のディスク装置の全体構成
を示す斜視図であり、図2は、該ディスク装置の装置本
体の上面図である。
【0022】ディスク装置1は、図1に示すように、C
DやDVDなどのディスク10を再生または記録・再生
する光ディスク装置であって、ケーシング20に収容さ
れた装置本体30(図2参照)と、該装置本体30に対
し前後方向(水平方向)に移動するディスク10の搬送
用のディスクトレイ51とから構成されている。
【0023】図2に示すように、この装置本体30は、
プリント回路基板(図示せず)と、該プリント回路基板
の上に設けられたシャーシ31とを有している。また、
前記装置本体30は、前述したように、薄い金属板によ
って形成されたケーシング20に収容されている。
【0024】なお、前記プリント回路基板(図示せず)
には、コンピュータ本体などと接続するためのインター
フェイスコネクタや、マイクロプロセッサ、メモリ、モ
ータドライバなどの各種ICや、抵抗、コンデンサ、ス
イッチなどの各種電子部品が実装されている。そして、
これらを介して、後述するスピンドルモータ、ローディ
ングモータ、スレッドモータや光ピックアップ等の制御
を行うようになっている。
【0025】また、該ケーシング20の前方部分には、
フロントベゼル46が取り付けられている。
【0026】図3は、前記フロントベゼル46の前面
図、図4は、図3のA-A線断面図、図5(a)および
(b)は、それぞれ、凹部470aおよび470b、案
内溝部471aおよび471bの拡大図である。また、
図6(a)および(b)は、それぞれ図5(a)および
(b)のB-B線断面図およびC-C線断面図である。
【0027】前記フロントベゼル46は、樹脂などによ
って形成されており、図3および4に示すように、その
上側には、前記ディスクトレイ51を装置本体30から
出し入れするための開口463が設けられている。ま
た、その下側には、前記ディスクトレイ51のイジェク
トボタン480や後述するエマージェンシー排出機構を
用いる際、細い棒状の治具が挿入される治具挿入孔48
1などが設けられている。
【0028】また、該フロントベゼル46の開口463
には、前記開口463とほぼ同一の形状をなし、前記デ
ィスクトレイ51が前記装置本体30の内部に収納され
ている場合に、前記開口463を覆うシャッター49が
設けられている。
【0029】図7および8は、本発明のディスク装置に
係るシャッターの前面図および右側面図、図9は、該シ
ャッターの軸部の拡大図である。また、図10は、シャ
ッターをフロントベゼルに取り付ける際のそれらの位置
関係を示す説明図である。
【0030】該シャッター49は、図7に示すように、
左右方向に長いほぼ板状をなしている。また該シャッタ
ー49の長手方向両端部、すなわち左右両側面の下部に
は、当該シャッター49を前記フロントベゼル46に取
り付けるとともに、当該シャッター49の開閉の際に、
当該シャッター49の回転中心となる軸部491a、4
91bが設けられている。
【0031】また、該軸部491aおよび491bは、
当該シャッター49を前記フロントベゼル46に取り付
けた際に、前記開口463の下方に位置し、それにより
前記シャッター49が前記フロントベゼル46に設けら
れた前記開口463の下部付近を中心に回転するように
なっている。
【0032】また、該軸部491aおよび491bの各
外周面には、図9に示すように、互いに平行な一対の平
面部492a、492bと、該平面部492aおよび4
92bの端部同士を接続する円周部493a、493b
とが設けられており、前記軸部491aおよび491b
の軸方向の横断面の形状がほぼ小判型となっている。
【0033】また、本実施形態においては、前記平面部
492aおよび492bが、前記シャッター49の上面
500および下面501と平行な位置関係となってい
る。その理由については後に詳述する。
【0034】また、該平面部492aおよび492bの
間隔は、前記フロントベゼル46に設けられた後述する
案内溝部471aおよび471bの幅とほぼ同一になる
ように形成されている。
【0035】また、前記フロントベゼル46は、図4及
び図5に示すように、前記シャッター49の軸部491
aおよび491bを収容し、前記シャッター49を前記
フロントベゼル46に対して回転可能に取り付けるため
の凹部470aおよび470bを有している。
【0036】該凹部470aおよび470bは、図3お
よび4に示すように、前記フロントベゼル46の前記開
口463の左右の縁部464aおよび464bに設けら
れており、図6に示すように、前記シャッター49に設
けられた前記軸部491aおよび491bと同一の中心
軸を有するほぼ円柱形の凹みを有している。
【0037】また、該凹部470aおよび470bの上
方には、前記シャッター49を前記フロントベゼル46
に取り付ける際に、前記シャッター49の左右両端に設
けられた前記軸部491aおよび491bを前記凹部4
70aおよび470bへと案内する案内溝部471aお
よび471bが設けられている。
【0038】該案内溝部471aおよび471bは、図
5(a)および(b)に示すように、前記凹部470a
および470bの上方にほぼ垂直に延出している。ま
た、該案内溝部471aおよび471bは、対向する前
面部472および後面部473、および接続面部474
の3つの面からなっており、前記前面部472と後面部
473との間隔は、前記軸部491aおよび491bに
設けられた前記平面部492aおよび492bの間隔と
ほぼ同一になるように形成されている。
【0039】また、該案内溝部471aおよび471b
の各接続面部474aおよび474bの上部は、図6
(a)および(b)に示すように、それぞれ上端が左右
方向外側、下端が左右方向内側に位置するように傾斜し
た傾斜面475となっている。そして、該案内溝部47
1aおよび471bの上側から挿入される前記シャッタ
ー49の前記軸部491aおよび491bが、前記傾斜
面475によって接続面474aおよび474bに案内
され、更に前記凹部470aおよび470bへと案内さ
れ、前記凹部470aおよび470bへと係合するとと
もに、前記軸部491aおよび491bが、前記凹部4
70aおよび470bに取り付けられた後に、該凹部4
70aおよび470bから外れないようになっている。
【0040】以下、前記シャッター49を前記フロント
ベゼル46に取り付ける際の手順について説明する。
【0041】まず、前記フロントベゼル46の開口46
3に前記シャッター49を差し込む。その際、図10に
示すように、前記シャッター49の上面500が前記フ
ロントベゼル46の前面461側、前記シャッター49
の下面501が前記フロントベゼル46の後面462側
に位置するようにし、図中矢印の方向にシャッター49
を水平移動させ、前記シャッター49の前記軸部491
aおよび491bを前記フロントベゼル46の前記案内
溝部471aおよび471bの上側に位置させる。
【0042】このように前記フロントベゼル46の前面
461と前記シャッター49の前面502とをほぼ垂直
な関係にすることで、前記フロントベゼル46に設けら
れた前記案内溝部471aおよび471bの前記前面部
472および後面部473と、前記シャッター49の前
記軸部491aおよび491bに設けられた前記平面部
492aおよび492bとが平行な位置関係となる。そ
して、前記軸部491aおよび491bを前記案内溝部
471aおよび471bを通じて前記凹部470aおよ
び470bへと挿入することが可能となる。
【0043】次に、前記シャッター49に対し、上方か
ら下方に向かう外力を印加することにより、該シャッタ
ー49を前記フロントベゼル46に挿入する。すなわ
ち、前記シャッター49の後面の長手方向ほぼ中央を押
圧することによって該シャッター49をわずかに変形さ
せ、それにより前記軸部491aおよび491bの端面
の間隔を狭め、前記フロントベゼル46の前記凹部47
0aおよび470bに係合させることにより、前記シャ
ッター49を前記フロントベゼル46に取り付ける。
【0044】このように、本実施形態のシャッターの取
付構造は、フロントベゼル46に取り付ける際に、該シ
ャッター49の後面503のほぼ中央1箇所のみを押圧
するだけで取付け作業が完了する。そのため、従来のシ
ャッターの取付構造、すなわち、シャッター720の後
面723のほぼ中央とシャッター720の前面722の
両端部付近の計3箇所を押圧してシャッター720を撓
ませた上でフロントベゼルへと取り付ける構造より取付
け作業がはるかに容易になっている。
【0045】なお、本実施形態では、上述したように、
前記案内溝部471aおよび471bを前記凹部470
aおよび470bの上部に設けている。また、前記軸部
491aおよび491bに設けられた前記平面部492
aおよび492bが、前記シャッター49の上面500
および下面501とほぼ平行になるように形成してい
る。このような構造を用いることにより、このディスク
装置1を使用するユーザーによって故意に前記シャッタ
ー49が引っ張られた場合にも、前記フロントベゼル4
6から前記シャッター49が外れることの少ない構造と
なっている。
【0046】なお、本実施形態では、本発明に係る前記
シャッター49の支持部材として、前記フロントベゼル
46を使用しているが、本実施形態に限らず、後述する
シャーシ31を前記シャッター49の支持部材として使
用することも可能である。また、前記案内溝部471a
および471bは、本実施形態に限らず、前記凹部47
0aおよび470bの上側だけでなく下側に設けること
も可能である。
【0047】前記ケーシング20に内蔵されている前記
装置本体30は、図2及び図14に示すように、硬質樹
脂等で形成されたシャーシ31を有している。このシャ
ーシ31は、ほぼ長方形の開口312が形成された底部
311と、該底部311の左右および後方縁部に沿って
ほぼコの字状に立設された壁部313とから構成されて
いる。
【0048】なお、このシャーシ31の前方側には、前
記壁部313は形成されておらず、開放された状態にな
っている。そして、前記装置本体30が前記ケーシング
20内に組み込まれた際に、このシャーシ31の開放部
分が前記ケーシング20に取り付けられた後述するフロ
ントベゼル46の開口463と整合し、前記開口463
を介して前記ディスクトレイ51が出し入れされるよう
になっている。なお、該シャーシ31の細部については
後に詳述する。
【0049】図11ないし13は、それぞれ、本発明の
ディスク装置に係るディスクトレイの上面図、下面図、
図11におけるD-D線断面図である。
【0050】前記ディスクトレイ51は、図11に示す
ように、浅い凹状のディスク載置部511を有してい
る。そして、前記ディスク10は、このディスクトレイ
51の前記ディスク載置部511上に載置され、所定位
置に位置規制された状態でディスク装填位置(ディスク
再生位置)まで搬送される。
【0051】ここで、前記ディスク載置部511は、図
13に示すように、前記ディスクトレイ51へディスク
10を載置する際に前記ディスク10の外縁部102を
案内する案内斜面512と、前記案内斜面512の下端
部に連続して形成され、前記ディスクトレイ51に前記
ディスク10が載置された際に、前記ディスク10の外
周面103と対面し、該ディスク10の厚さ方向にほぼ
平行な内壁面513を有している。
【0052】また、前記内壁面513の下端部には、前
記ディスク10の下面101に当接し、前記ディスク1
0を支持する支持面514が前記内壁面とほぼ直角にな
るように連続して形成されている。また、前記内壁面の
上端部には、前記ディスクトレイ51の摺動時、及び当
該ディスク装置を縦置きにした際などに、当該ディスク
トレイ51の前記ディスク載置部511からディスク1
0が離脱し、前記装置本体30の内部に残留するなどの
障害が発生するのを防止するため、ディスク離脱防止部
材515が設けられている。なお、このディスク離脱防
止部材515は、前記内壁面513の上端の一部に設け
れば効果があるが、図11に示すように、ディスク装置
を縦置きにした場合の離脱防止のため4箇所に設けてい
る。また、符号519で示された部分は当該ディスク装
置1を縦置きにした際に、ディスク10の飛び出しを防
止する押さえ部材(図示せず)を取り付けるための取付
孔である。
【0053】これらの案内斜面512、内壁面513、
支持面514、およびディスク離脱防止部材515は、
当該ディスク載置部511に載置されるディスク10の
回転中心からほぼ同心円状に設けられており、各々がデ
ィスク10の外縁部102付近に位置するようになって
いる。
【0054】より詳しく説明すると、前記案内斜面51
2は、前記ディスク載置部511へ前記ディスク10を
載置する際に、前記ディスク10が前記内壁面513よ
りわずかにずれた位置、すなわち、図13(b)のよう
に、前記ディスク10の下面101の外縁部102が前
記案内斜面512に接触した場合に、前記ディスク10
の下面101を当該案内斜面512に沿って下方へと案
内し、前記ディスク10の下面101を前記支持面51
4へと確実に到達させる機能を有している。
【0055】一方、前記内壁面513は、前記ディスク
載置部511へ前記ディスク10が載置された状態で、
前記ディスクトレイ51が前記ディスク取り出し位置と
前記ディスク装填位置との間を移動する際に、前記ディ
スク載置部511における前記ディスク10のガタつき
を抑える機能を有している。
【0056】より詳しく説明すると、前記ディスク載置
部511に載置された前記ディスク10は、前記ディス
クトレイ51が、前記ディスク取り出し位置と、前記デ
ィスク装填位置との間を移動する際に、当該ディスク1
0の慣性力によって前記ディスク載置部511内をわず
かに移動する。その際に、前記内壁面513は、前記デ
ィスク10の外周面103を保持し、前記ディスク10
の移動を当該内壁面513の位置で停止する。
【0057】この時、仮に前記内壁面513が本実施形
態のディスクトレイ51のように、前記ディスク10の
外周面103とほぼ平行な位置関係にはなっておらず、
図55に示す従来のディスク装置70のディスクトレイ
730の案内斜面737のように傾斜していたとする
と、ディスクトレイ730の移動に伴って該案内斜面7
37の傾斜に沿ってディスク10の下面が上方へと案内
されてしまい、場合によっては、前記ディスク10が前
記ディスクトレイ730の前記ディスク載置部735か
ら飛び出し、ディスク10の記録面に損傷が発生した
り、ディスク10がディスク装置内部に取り残され、デ
ィスク10が取り出し不可能になる恐れがあった。
【0058】本実施形態の前記ディスク載置部511の
前記内壁面513は、前述したように、前記ディスク支
持面514に載置された前記ディスク10の前記外周面
103と平行な位置関係になっていることから、前記デ
ィスク10が当該ディスクトレイ51の摺動によって移
動した場合に、前記ディスク10の外周面103の下端
部付近だけでなく、上端部付近にも当接し、ディスク1
0の移動を規制することができるようになっている。そ
のため、本実施形態のディスクトレイ51では、上記従
来のディスク装置に使用されているディスクトレイ73
0のように、ディスクトレイ730の摺動に伴うディス
ク10の移動によって、ディスク10の外縁部102が
案内斜面737によって上方に持ち上げられ、ディスク
トレイ730から離脱するようなことがない。
【0059】また、前記支持面514は、図11に示す
ように、ディスク10の回転中心からほぼ同心円状に設
けられており、前記ディスク10を載置した際に、当該
ディスク10の外周付近に位置する非記録面にのみ当接
するようになっている。そして、前記ディスク10の下
面101が前記ディスク載置部511の底面517に接
触することによる記録面の損傷が防止されるようになっ
ている。
【0060】また、このディスクトレイ51には、図1
1および12に示すように、前記ディスク載置部511
のほぼ中央から後方に向かってほぼ長方形の開口516
が形成されている。そして、この開口516を通じて後
述するターンテーブル321が上昇するとともに、後述
する光ピックアップ351の走査が行われるようになっ
ている。
【0061】また、前記開口516の後部かつ当該ディ
スクトレイ51の下面518には、図12に示すよう
に、後述するスライダ680の移動を規制するためのス
ライダ移動規制リブ520が突設されている。このスラ
イダ移動規制リブ520は、後述するスライダ680を
案内するための前側案内斜面521および後側案内斜面
522有している。なお、このスライダ移動規制リブ5
20の機能については後に詳述する。
【0062】また、ディスクトレイ51の下面518の
左右両側には、図12に示すように、前記シャーシ31
の底部311の左右に突設されたガイド部材323(図
14参照)とそれぞれ係合するガイド溝530L、53
0Rが前後方向に形成されている。
【0063】また、このディスクトレイ51の下面51
8には、さらに、当該ディスクトレイ51の前後方向に
伸びる直線状ラックギヤ541と、該直線状ラックギヤ
541の前方端部(ディスクトレイ51の前方側)に連
続するように形成された約180度の角度の円弧状ラッ
クギヤ542とを有するラックギヤ540と、当該ラッ
クギヤ540に沿って並設され、前記直線状ラックギヤ
541に沿って設けられた直線状案内溝551および前
記円弧状ラックギヤに沿って設けられた円弧状案内溝5
52を有する案内溝550が設けられている。
【0064】さらに、該ディスクトレイ51の下面51
8前方の前記円弧状ラックギヤ542の反対側には、図
12に示すように、後述するエマージェンシー排出機構
により当該ディスクトレイ51を前方へ押圧する際に使
用されるエマージェンシー排出機構用リブが設けられて
いる。
【0065】なお、図中符号561で示すディスクトレ
イ移動規制リブ(突起部)は、カム部材572の第1の
突起582を介して後述するシャーシ31に形成したデ
ィスクトレイロック部316と係合して、ディスクトレ
イ51の水平方向(前後方向)の移動を規制するための
ものである。
【0066】図14は、本発明のディスク装置に係るシ
ャーシ31の上面図である。また、図16は、本発明の
ディスク装置に係る機構ユニットのベースフレームの上
面図、図17および18は、該機構ユニットの保持部材
の上面図および下面図である。
【0067】図2に示すように、前記シャーシ31に
は、ディスク10を載置するターンテーブル321と、
ディスク10を再生または記録・再生するための光ピッ
クアップ351などが設けられた機構ユニット32が設
けられている。
【0068】この機構ユニット32は、図14に示す前
記シャーシ31の底部311に形成されたほぼ長方形の
開口312内に収まるように配置されており、後方部が
前記シャーシ31に回動可能に支持されている。そし
て、該機構ユニット32の前方部が前記ターンテーブル
321上にディスク10が支持される上昇位置(上側位
置)と該上昇位置より下方の下降位置(下側位置)との
間で変位できるようになっている。
【0069】より詳しくは、図2に示すように、機構ユ
ニット32は、好ましくは硬質樹脂で構成されたベース
フレーム330と、該ベースフレーム330に対し弾性
部材450(インシュレータ)を介して支持された保持
部材340とを有している。
【0070】図16に示すようにベースフレーム330
は、前方部および後方部を有するほぼ四角形の枠状に形
成されている。このベースフレーム330は、長方形の
外枠部331と、外枠部331の内側に位置し、外枠部
331より一回り小さいサイズを有し角部がC面形状に
形成されたほぼ長方形状の内枠部332と、それらの外
枠部331と内枠部332とを高さ方向のほぼ中間位置
で一体に連結する連結部333と、連結部333上に全
周にわたって所定の間隔を置いて一体に設けられた複数
の補強部334とを有しており、その結果このベースフ
レームは外枠部331と内枠部332の間に該連結部3
33と補強部334とが交互に位置するいわゆるラダー
フレームとして構成されている。
【0071】このベースフレーム330の後方(装置本
体30の後方)の左右両側部には、図16に示すよう
に、それぞれ、機構ユニット32のシャーシ31に対す
る回動支持部としての軸335が突出形成されている。
これらの軸335は、それぞれ、図14に示すシャーシ
31側に形成された軸孔319、319に挿入されてい
る。これにより、該機構ユニット32は、その後方部が
シャーシ31に対し回動可能に軸支されている。そし
て、該機構ユニット32(ベースフレーム330)が軸
335を中心に回動すると、該機構ユニット32の前方
部が前記シャーシ31に対し、上昇位置と下降位置との
間で上下に変位するようになっている。
【0072】このベースフレーム330の前方には、図
16に示すように、1本のガイドピン336が突設され
ている。このガイドピン336は、後述するカム機構5
71のカム部材572のカム溝591と係合し、該カム
部材572の変位によりベースフレーム330の前方部
を上下方向に案内するようになっている。
【0073】以上のように構成された前記ベースフレー
ム330と前記開口312を規定するシャーシ31の間
には、図2に示すように、所定の間隙337が形成され
ている。この間隙337は、ベースフレーム330のほ
ぼ全周にわたって形成され、その幅は、シャーシ31が
最大限変形してもベースフレーム330の回動が阻害さ
れない程度に設定されている。
【0074】また、該ベースフレーム330の前記内枠
部332の後方部ほぼ中央には、タブ338が、該内枠
部332の前方部左右角部には、タブ338、338が
設けられている。これらのタブ338は前記保持部材3
40を支持するために設けられている。
【0075】前記保持部材340は、図17に示すよう
に、ほぼ四角形の底部341とその周囲に形成された壁
部342とから構成されている。この壁部342は、図
2に示すように、ベースフレーム330の枠内に所定の
間隙344を介して収まるように、ベースフレーム33
0の内枠部332よりも一回り小さいサイズに形成され
ている。
【0076】この保持部材340は、前記ベースフレー
ム330の3つのタブ338にそれぞれ設けられた弾性
部材450(インシュレータ)を介してベースフレーム
330に支持されている。すなわち、保持部材340
は、ほぼ二等辺三角形をなす3点において、該弾性部材
450を介して前記ベースフレーム330に支持されて
いる。そして、これにより、ディスク10やスピンドル
モータの回転により発生する振動が前記弾性部材450
によって吸収され、前記シャーシ31に伝わらないよう
になっている。
【0077】また、この保持部材340には、図19に
示すように、ターンテーブル回転用のスピンドルモータ
(図示せず)と、該スピンドルモータの回転軸322に
固定されたターンテーブル321と、ディスク10から
データを読み出しあるいはディスク10にデータを書き
込むための光ピックアップ351と、該光ピックアップ
351をディスク10の半径方向に移動するスライド送
り機構としての光ピックアップ移動機構35とが設けら
れている。
【0078】前記スピンドルモータは、前記保持部材3
40に固定された基板440に取り付けられている。ま
た、前記保持部材340の右前部、右後部、および裏面
ほぼ中央には、図17および18に示すように、当該保
持部材340の重量を増加させることにより、ディスク
10やスピンドルモータの回転に起因する前記保持部材
340の振動を抑制するための錘345が設けられてい
る。図19は、本発明のディスク装置に係る光ピックア
ップ移動機構35の上面図である。また、図20は、前
記光ピックアップの右端部に設けられた係合部の拡大図
である。
【0079】前記光ピックアップ移動機構35は、図1
9に詳しく示されているように、ネジ状の歯が形成され
たウオーム(リードスクリュー)361を有する回転軸
362を備えた正転/逆転可能なスレッドモータ360
と、該ウオーム361と噛合するウォームホイール36
3と、該ウォームホイール363の上面かつ同軸上に一
体に形成された小径のピニオンギヤ364と、該ピニオ
ンギヤ364と噛合するラックギヤ365と、該ラック
ギヤ365が固定され、前記光ピックアップ351が載
置されるピックアップベース370と、該ピックアップ
ベース370の移動方向を案内する第1ガイドロッド3
71および第2ガイドロッド372とで構成されてい
る。
【0080】これらのウオーム361、ウォームホイー
ル363、ピニオンギヤ364、ラックギヤ365は、
それぞれプラスチックによって形成されている。前記ラ
ックギヤ365は、図19に示すように、その両端が前
記ピックアップベース370に設けられた2つの軸受部
373、373で支持される構造となっている。
【0081】また、該ラックギヤ365は、図19に示
すように、同一の大きさの歯が形成された上側ラックギ
ヤ366および下側ラックギヤ367から構成されてお
り、前記上側ラックギヤ366は、下側ラックギヤ36
7に対して、前後方向に移動可能に取り付けられてい
る。さらに、前記上側ラックギヤ366は、図19に示
すように、前後方向に伸縮するコイルバネ368によっ
て前方に向かって付勢されており、それによって当該上
側ラックギヤ366に設けられた歯と、前記下側ラック
ギヤ367に設けられた歯とが、前後方向にわずかにず
れた位置関係となるようになっている。そして、当該ラ
ックギヤ365が前記ピニオンギヤ364と噛合する
際、前記ラックギヤ365と前記ピニオンギヤ364の
噛合状態によらず、前記上側ラックギヤ366が前記ピ
ニオンギヤ364の後側の歯に、前記下側ラックギヤ3
67が前記ピニオンギヤ364の前側の歯に確実に当接
するようになっている。そして、前記ラックギヤ365
と前記ピニオンギヤ364との間のガタ付きが防止され
るようになっている。
【0082】また、前記ウオーム361、前記第1ガイ
ドロッド371、および前記第2ガイドロッド372
は、図19に示すように、各々の長手方向が当該ディス
ク装置1の前後方向となるように前記ピックアップベー
ス平行に配置されており、前記第1ガイドロッド371
および前記第2ガイドロッド372は、それぞれ前記ピ
ックアップベース370の右端部および左端部付近に設
けられている。
【0083】そして、これらのウオーム361、ウォー
ムホイール363およびピニオンギヤ364、ラックギ
ヤ365の組合せにより、当該光ピックアップ移動機構
35における減速ギヤ機構が構成され、前記スレッドモ
ータ360の回転が光ピックアップ351の直線運動に
変換され、光ピックアップ351が、前記スレッドモー
タ360を正逆いずれかの方向に回転させることによ
り、ディスク10の半径方向に往復動可能となってい
る。
【0084】図40および41は、本発明のディスク装
置に係る光ピックアップのスキュー調節機構の要部を示
す右側面図および断面図である。また、図42および図
43は、該スキュー調節機構のガイドロッド押圧バネの
上面図および側面図、図44ないし46は、該スキュー
調節機構のガイドロッド保持部材の上面図、下面図、側
面図である。また、図47は、本発明のディスク装置に
係るスキュー調節機構のガイドロッド保持部材を機構ユ
ニットの保持部材へ取り付ける際の手順を示した説明図
である。
【0085】以下、前記光ピックアップ351について
図19、図40ないし46に基づいて説明する。
【0086】前記光ピックアップ351は、図19に示
すように、前述した従来のディスク装置に使用されてい
る光ピックアップ771と同様に、前記第1ガイドロッ
ド371に摺動自在に連結されたピックアップベース3
70に取り付けられている。なお、該ピックアップベー
ス370には、従来のディスク装置70と同様にアクチ
ュエータベース、ダンパーベースなどが設けられてい
る。
【0087】前記ピックアップベース370は、図19
に示すように、前記第1ガイドロッド371が挿通する
間隔をおいて設けられた一対の軸受けを有する軸受部3
73と、該軸受部373と一体に形成され、前記第1ガ
イドロッド371と直角に前記保持部材340のほぼ左
端まで伸びる本体部374とから構成されている。これ
らの軸受部373と本体部374とは、ダイキャストな
どの金属から一体成形により形成される。
【0088】また、この本体部374には、図面には示
されていないが、前述した従来例と同様に、レーザービ
ームを発するレーザダイオード(LD)と、前記レーザ
ダイオードからのビームをミラーに向けて反射させるビ
ームスプリッタと、該ビームスプリッタからのビームを
対物レンズの方へ向けて反射させるミラーと、ディスク
から反射されたビームを前記対物レンズ、ミラー及びビ
ームスプリッタを介して受光し、該ビームの光強度の変
化に基づいて電気信号を生成するフォトダイオードとを
備えている。
【0089】また、このピックアップベース370の前
記第1ガイドロッド371側の端部と反対側の端部、す
なわち前記第2ガイドロッド372側の端部には、前記
第2ガイドロッド372の外周面の上下に当接する2つ
の摺動面を有し、該ピックアップベース370の左端部
を支持する断面ほぼコの字状の係合部が設けられてい
る。
【0090】以下、該ピックアップベース370に設け
られた光ピックアップ351のスキュー調節機構につい
て説明する。
【0091】前記ピックアップベース370の右端部お
よび左端部は、前述したように、前記第1ガイドロッド
371および前記第2ガイドロッド372に支持されて
いる。
【0092】本発明のディスク装置におけるスキュー調
節機構42は、は、前記第1ガイドロッド371を前記
保持部材340に固定し、前記第2ガイドロッド372
を前記保持部材340に対し上下に移動しうるよう構成
し、前記ピックアップベース370の右端部を前記第1
ガイドロッド371の中心軸を中心として回動変位させ
ることにより前記光ピックアップ351のタンジェンシ
ャルスキューの調節を行うものである。
【0093】すなわち、該スキュー調節機構42は、図
40および41に示すように、該スキュー調節機構42
を支持する枠体となる前記保持部材340の取付部34
3と、該取付部343に載置され、前記第2ガイドロッ
ド372の周面の下側を押圧するガイドロッド押圧バネ
421と、前記第2ガイドロッド372の周面の上側に
当接するガイドロッド保持部材430と、該ガイドロッ
ド保持部材430に螺合するネジ436を有している。
【0094】前記取付部343は、前記保持部材340
の右側部に沿って設けられており、その左右両端に前記
ネジ436を挿通するための挿通孔346を有してい
る。
【0095】前記ガイドロッド押圧バネ421は、金属
板材によって形成されており、図42および43に示す
ように、支持片422と、該支持片422の長手方向両
端から斜め上方に向かって延出するバネ片423とから
構成されている。
【0096】前記ガイドロッド保持部材430は、図4
4ないし46に示すように、前記ネジ436に螺合する
ネジ穴432を有する上部片431と、該上部片431
に対向し、前記ネジ436の取付けの際に工具を挿入す
るための取付孔434を有する下部片433と、前記上
部片431および前記下部片433を接続する接続片4
35とから構成されており、縦断面がほぼコの字状の部
材である。
【0097】以下、これらの部材により前記第2ガイド
ロッド372を前記保持部材340に位置決めする際の
手順を説明する。
【0098】まず、前記取付部343に前記ガイドロッ
ド押圧バネ421の支持片422を載置し、前記ガイド
ロッド押圧バネ421の2つのバネ片423の上に前記
第2ガイドロッド372を載置する。次に、前記ガイド
ロッド保持部材430を図47に示すように前記ガイド
ロッド保持部材430を前記保持部材340の端部に係
合させる。
【0099】さらに、図40および41に示すように前
記保持部材430のネジ穴432に前記ネジ436を螺
合させる。その際に、前記ネジ436の締め付けを調節
し、前記ネジ436の頭と前記ガイドロッド保持部材4
30のネジ穴432との距離を調節することで、前記取
付部343と前記第2ガイドロッド372の周面の距
離、すなわち前記ピックアップベース370の右端部の
高さを変更し、それによって前記光ピックアップ351
のタンジェンシャルスキューを調節することができるよ
うになっている。
【0100】このように、本実施形態のスキュー調節機
構42は、前記保持部材340に対する前記第2ガイド
ロッド372の高さを変更することにより前記光ピック
アップ351のタンジェンシャルスキューを調節する構
造であることから、前記光ピックアップ351を前記第
1ガイドロッド371および前記第2ガイドロッド37
2に取り付けた後でも簡単にタンジェンシャルスキュー
の調節を行うことができるようになっている。
【0101】以下、上記光ピックアップ移動機構35の
動作について説明する。前記スレッドモータ360の回
転軸362が先端側から見て時計回りに回転すると、ウ
オーム361を介してウォームホイール363が軸方向
上側から見て反時計回りに回転し、ラックギヤ365が
後方に送られる。その結果、光ピックアップ351は、
光ディスクの内周側から外周側に向かって移動する。一
方、スレッドモータ360の回転軸362が先程と逆向
き、すなわち反時計回りに回転すると、先程と逆の動作
により、光ピックアップ351は、光ディスクの外周側
から内周側に向かって移動する。なお、本実施形態に限
らず、ウオーム361は、左ネジ状の歯が形成されたも
のであってもよい。
【0102】ところで、前記スレッドモータ360の回
転軸362には、該回転軸362の回転がスムースに行
われるよう軸方向に若干の遊びが設けられている。そし
て、この遊びの範囲内で該回転軸362が前方あるいは
後方に僅かに変位するようになっている。そのため、前
記スレッドモータ360が該回転軸362の先端側から
見て時計回り(光ピックアップ351がディスクの外周
側に移動する方向)または反時計回りに回転すると、前
記ウォームホイール363の回転により、該回転軸36
2が遊びの範囲内で先端側(前方)および基端側(後
方)に引っ張られるように変位する。
【0103】そのため、本実施形態においては、前記ス
レッドモータ360の回転軸362が前記ウオーム36
1の回転に伴い遊びの範囲内で軸方向に移動することを
防止するため、該回転軸362の先端側に、該回転軸3
62を先端側から基端側に向かって付勢するためのスラ
スト荷重加圧機構38が設けられている。
【0104】図21は、本発明のディスク装置に係る光
ピックアップ移動機構のスラスト荷重加圧機構38の要
部を示す上面図である。
【0105】該スラスト荷重加圧機構38は、図21に
示すように、前記回転軸362の先端に当接する加圧部
材381と、該加圧部材381を前記回転軸362の先
端側から基端側に押圧するための圧縮コイルバネ400
と、前記加圧部材381および前記圧縮コイルバネ40
0を支持する支持部材410とを有している。
【0106】図22および図23は、本発明のディスク
装置に係るスラスト荷重加圧機構の加圧部材の上面図お
よび側面図である。
【0107】前記加圧部材381は、図22および図2
3に示すように、前枠382、後枠383、左枠38
5、右枠384、および前記前枠382・前記後枠38
3の間に位置する2本の中枠386a、386bを有す
るほぼ長方形の枠体である。そして、前記前枠382お
よび前記中枠386a、386bの各々の後部には、移
動規制部387a、387bが、前記中枠386aの前
部には、前記圧縮コイルバネ400の後側の端部と係合
する係合突起389が、前記後枠383の後部には、前
記回転軸362の先端と当接する摺動面390が設けら
れている。
【0108】前記移動規制部387a、387bは、図
22に示すように、前記左枠385、前記右枠384に
沿って設けられており、中央に前後方向に延びる溝部3
88を有している。該溝部388は、後に詳述する前記
支持部材410と係合し、当該加圧部材381の移動を
規制する。
【0109】前記係合突起389は、図22および23
に示すように、前記中枠386の前部から、前方に向か
って延出している。該係合突起389は、前記圧縮コイ
ルバネ400の後側の端部の中心孔に係合し、前記圧縮
コイルバネ400の位置決めを行う。なお、この係合突
起389は、前記回転軸362の中心及び前記加圧部材
381の中心軸と、該係合突起389の中心軸とがほぼ
一致するよう設けられている。この理由については後に
詳述する。
【0110】前記摺動面390は、図23に示すよう
に、前記後枠383の後面から後方に突出する湾曲面と
なっている。そして、当該摺動面390と、ウォームギ
ヤ361の先端との接触面積ができるだけ小さくなり、
接触面に発生する摩擦が小さくなるようになっている。
【0111】前記圧縮コイルバネ400は、図19に示
すように、金属線材をコイル状に加工したものであり、
長手方向の中心部に中心孔(図示せず)を有している。
この中心孔は、前記加圧部材381に設けられた係合突
起389および後述する支持部材410に設けられた係
合突起415と係合する。そして、この係合により、当
該圧縮コイルバネ400が前記加圧部材381および前
記支持部材410に位置決めされるようになっている。
【0112】図24は、本発明のディスク装置に係るス
ラスト荷重加圧機構の支持部材の上面図である。また、
図25および26は、図24のE-E線断面図およびF-
F線断面図である。
【0113】前記支持部材410は、図24および25
に示すように、前記保持部材340の底部341に一体
形成され、前後に2つ配設されており、図26に示すよ
うに、各々の横断面がほぼT字状に形成された案内部4
11、411と、該2つの案内部411、411の間に
位置する係合部414と、前記案内部411、411の
左右両側に位置する支持部416、416とからなって
いる。
【0114】前記案内部411は、図24ないし図26
に示すように、前記加圧部材381の前記移動規制部3
87に形成された溝部388と係合し、前記加圧部材3
81の左右方向の移動を規制する規制部412と、該規
制部412の上端に該規制部とほぼ垂直に取り付けら
れ、前記加圧部材381の前記移動規制部387の上面
に当接し、前記加圧部材381の上方への移動を規制す
る上面部413とから構成されている。
【0115】また、前記係合部414は、図24に示す
ように、その後面から後方に向かって延出し、前記圧縮
コイルバネ400の前側の端部と係合する係合突起41
5を有している。この係合突起415は、その中心軸が
前記保持部材340に固定される前記スレッドモータ3
60の回転軸362の中心軸とほぼ一致するように設け
られている。この理由については後に詳述する。
【0116】前記支持部416、416は、図24ない
し26に示すように、各々の上面が摺動面となってお
り、これらの摺動面に当接した前記加圧部材381の前
記左枠385および前記右枠386の下面が該摺動面に
沿って前後方向に摺動可能となっている。
【0117】また、前記スレッドモータ360の回転軸
362は、前記加圧部材381、および前記圧縮コイル
バネ400の中心線とほぼ一致するように配列されてい
る。また、前記加圧部材381の係合突起389の中心
線が、前記加圧部材381の中心線とほぼ一致するよう
に設けられており、前記支持部材410のバネ係合部4
14の係合突起415の中心軸が前記スレッドモータ3
60の回転軸362の中心軸とほぼ一致するように設け
られていることから、前記回転軸362と、前記加圧部
材381の中心線と、前記圧縮コイルバネ400の中心
線とがほぼ一致するようになっている。
【0118】そして、それによって前記圧縮コイルバネ
400の復元力の軸方向成分のみが前記スレッドモータ
360の回転軸362に伝達するため、前記光ピックア
ップ351が移動する際のガタ付きが防止でき、前記光
ピックアップ351のスムースな動作を実現することが
可能となっており、さらに、該回転軸362に加圧され
るスラスト荷重の精度を高めることが可能となってい
る。
【0119】以上の光ピックアップ移動機構35によ
り、光ピックアップ351がディスク10の半径方向に
移動する。この光ピックアップ351は、ディスク10
からの反射光をミラー(またはプリズム)等でほぼ直角
に屈曲して受光素子へ導く構成の横型の光ピックアップ
であり、対物レンズおよびアクチュエータ(図示せず)
を有している。
【0120】なお、上述した光ピックアップ移動機構3
5の前記スレッドモータ360は、前記スピンドルモー
タおよび後述するローディングモータ601と合わせ
て、プリント回路基板に設けられた制御手段により制御
される。
【0121】図2に示すように、前記機構ユニット32
の前方には、該機構ユニット32を下降位置(図27
(a)参照)と上昇位置(図27(b)参照)との間で
変位させるとともに、前記ディスクトレイ51を搬送す
るためのローディング駆動機構57が設けられている。
【0122】該ローディング駆動機構57は、前記機構
ユニット32と連動するように設けられたカム機構57
1と、該カム機構571と前記ディスクトレイ51とを
駆動するための駆動機構60と該カム機構571と連動
するディスクトレイ位置検出機構670およびエマージ
ェンシー排出機構56とを有している。
【0123】図27(a)および(b)は、それぞれ本
発明のディスク装置に係るローディング駆動機構および
カム機構のカム部材が第1位置、第2位置にある状態を示
した上面図である。また、図28(a)ないし(c)は、
前記カム部材の上面図、前面図、左側面図である。
【0124】前記カム機構571は、図27(a)に示
す第1位置では、機構ユニット32を下降位置に位置せ
しめ、図27(b)に示す第2位置では機構ユニット3
2を上昇位置に位置せしめ、それによって前記ターンテ
ーブル321を上下に移動させるものである。
【0125】より詳しく説明すると、このカム機構57
1は、図27(a)および(b)に示すように、シャー
シ31に対し、左右方向(ディスクトレイ51の移動方
向と直交する方向)に当該カム部材572が前記シャー
シ31の左側に位置する第1位置(図27(a))と、
右側に位置する第2位置(図27(b))との間でスラ
イド可能に設置されたカム部材572を有している。
【0126】このカム部材572は、樹脂によって形成
されており、図28(a)ないし(c)に示すように、ラ
ックギヤ581、第1の突起582、第2の突起583
などが形成された上側部580と、該上側部の後端から
該上側部580の下面にほぼ垂直に設けられ、前記機構
ユニット32を上下に移動させるためのカム溝591お
よび該カム部材572を前記シャーシ31に取り付ける
ため取付部597を有する下側部590とから構成され
ている。
【0127】前記上側部580には、図28(a)に示
すように、前面にラックギヤ581と、第1の突起58
2と、第2の突起583とが前方に延出するように形成
されている。
【0128】前記ラックギヤ581は、図28(a)お
よび(b)に示すように、前記上側部580の右端部か
ら左右方向にほぼ直線状に設けられており、後述するギ
ヤアーム650に設けられたギヤ部653と噛合し、該
ギヤアーム650の回転運動を当該カム部材572の左
右方向の直線運動に変換する。
【0129】前記第1の突起582および前記第2の突
起583は、図28(a)に示すように、前記上側部5
80の前面のほぼ中央部および左端部から前方に向かっ
て延出している。
【0130】前記第1の突起582は、当該カム部材5
72が前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に、前
記後述するスライダ680に当接し、該スライダを前記
シャーシ31の左側に移動させるためのものである。
【0131】また、前記第2の突起583は、当該カム
部材572が前記第1位置から前記第2位置へ移動する際
に、後述するディスクトレイ位置検出スイッチ671の
検出レバー673を押圧するとともに、後述するエマー
ジェンシーカム562の押圧により、当該カム部材57
2を前記第2位置から前記第1位置、すなわち前記シャー
シ31の右側から左側へと移動させるためのものであ
る。
【0132】前記下側部590には、図28(b)に示
すように、前記機構ユニット32に設けられた前記ガイ
ドピン336を案内するためのカム溝591と、当該カ
ム部材572を前記シャーシ31に取り付けるための2
つの取付部597、597が設けられている。
【0133】前記カム溝591は、前記シャーシ31に
取り付けた際に、該シャーシ31の左側に位置する上溝
592と、該シャーシ31の右側に位置し、右側の端部
が開放端となっている下溝593と、これら2つを接続
する傾斜溝594と、前記上溝592の端部に接続され
た間隙部595とを有している。なお、前記上溝592
および前記傾斜溝594の下側の面は、前記間隙部59
5を設けることによって形成された弾性部596の上面
であり、上下に変位可能となっている。そして、それに
よって前記機構ユニット32が当該カム部材572によ
ってスムースに上下に案内されるようになっている。
【0134】前記カム溝591には、前述した機構ユニ
ット32のベースフレーム330の前面に設けられたガ
イドピン(従動部材)336が挿入されている。該ガイ
ドピン336は、前記カム部材572の第1位置と第2位
置との間の移動に伴い前記カム溝591に沿って摺動
し、上下方向に移動する。
【0135】すなわち、前記カム部材572が第1位置
に位置する場合、ガイドピン336は下溝593と係合
し(図29(a))、機構ユニット32の前方部は下降
位置に位置する。カム部材572が第1位置から第2位置
に向かって移動すると、前記ガイドピン336は、前記
傾斜溝594に沿って上昇し、それに伴い前記機構ユニ
ット32の前方部が下降位置から上昇位置へ向けて持ち
上げられる。そして、該カム部材572が第2位置に達
すると、前記ガイドピン336は上溝592に係合し
(図29(b))、前記機構ユニット32の前方部は上
昇位置に変位する。
【0136】前記取付部597は、図28(b)に示す
ように、前記下側部590の前面の左右に1つずつ設け
られており、図28(c)に示すように、その縦断面が鉤
型となるように形成されている。そして、これらの取付
部597は、前記シャーシ31の開口312の前方に形
成された縦断面ほぼT字状の2本のレール317(図1
4および15参照)とそれぞれ係合し、当該カム部材5
72を該シャーシ31に取り付けるとともに、該シャー
シ31の左右方向に案内する。
【0137】また、前記ディスクトレイ位置検出機構6
70は、前記カム部材572の上側部580に設けられ
た第1の突起582および第2の突起583と、前記シ
ャーシ31上を摺動するスライダ680とによって後述
するディスクトレイ位置検出スイッチ671を押圧し、
それにより、前記ディスクトレイ51の位置を検出する
ものである。
【0138】図30(a)および(b)は、それぞれ前
記ディスクトレイ位置検出スイッチの正面図および側面
図、図31(a)および(b)は、それぞれディスクト
レイ位置検出スイッチの検出レバーが左側および右側に
傾斜した状態を示す正面図である。
【0139】前記ディスクトレイ位置検出スイッチ67
1は、図30(a)および(b)に示すように、支持部
672と該支持部672に取り付けられた検出レバー6
73とを有している。前記検出レバー673は、前記支
持部672の中心軸674に、該中心軸674を中心に
左右方向に回動可能に取り付けられている。また、該検
出レバー673は、当該検出レバー673に対して外力
が加わっていない状態では、図30(a)に示すよう
に、該検出レバー673が前記支持部672の上面とほ
ぼ垂直となるようバネなどで付勢されている。なお、こ
の状態では後述する第1の接点および第2の接点がオフ
の状態になる。
【0140】そして、該検出レバー673は、左側から
外力が加わった場合には、図31(a)に示すように右
側に傾くとともに、第1の接点をオンの状態にする。ま
た、右側から外力が加わった場合には、図31(b)に
示すように左側に傾くとともに、第2の接点をオンの状
態にする。なお、前記第1の接点および第2の接点は、
オンの状態になった場合に、いずれか一方がディスクト
レイ51の装填位置への到達、他方が排出位置への到達
を示すようになっており、当該ディスクトレイ位置検出
スイッチ671が固定される基板(図示せず)の回路と
接続されている。
【0141】図32(a)ないし(c)は、それぞれ本発
明のディスク装置に係るディスクトレイ位置検出機構の
スライダの上面図、前面図、側面図である。
【0142】前記スライダ680は、樹脂によって形成
されており、図32(a)ないし(c)に示すように、板
状の本体部681と、該本体部681の上面から上方に
延出する押圧片682と、前記ディスクトレイ位置検出
スイッチ671の検出レバー673を突出させるための
突出口683と、前記本体部681の下面から下方に延
出する縦断面ほぼT字状の取付片684とを有してい
る。前記押圧片682は、前記ディスクトレイ51が装
填される際に、前記ディスクトレイ51の下面後方に設
けられた前記カム部材移動規制リブ520から伝達され
た左方向の力を利用して前記ディスクトレイ位置検出ス
イッチ671を左側に押圧する。また、前記取付片68
4は、前記シャーシ31に設けられた摺動溝318(図
14参照)と係合し、当該スライダ680を前記シャー
シ31の左右方向に案内する。
【0143】以下、当該ディスクトレイ位置検出機構6
70の動作について説明する。前記カム部材572が前
記第1位置(図27(a))にある場合、すなわち前記
ディスクトレイ51が排出位置にある場合には、前記ス
ライダ680の押圧片682は、前記ディスクトレイ5
1のスライダ移動規制リブ520によって左方向に押圧
されており、前記スライダ680によって前記ディスク
トレイ位置検出スイッチ671の検出レバー673が左
方向に押圧されている。なお、この状態では、前記ディ
スクトレイ位置検出スイッチ671の前記第1の接点が
オンになり、それによって前記ディスクトレイ51が排
出位置にあることが検出されている。
【0144】この状態で、ディスクトレイのローディン
グ操作によって前記ディスクトレイ51が後方に移動す
ると、前記スライダ移動規制リブ520によって左方向
に押圧されていたスライダ680が前記ディスクトレイ
位置検出スイッチ671の検出レバー673の復元力に
より右側に移動する。
【0145】さらに、前記ディスクトレイ51の後方へ
の移動に伴って前記カム部材572が前記第1位置から
第2位置へ移動すると、前記カム部材572の上側部5
80に設けられた前記第2の突起583が前記ディスク
トレイ位置検出スイッチ671の検出レバー673を右
側に押圧する。そして、この押圧によって前記第2の接
点がオンになり、前記ディスクトレイ51が装填位置に
あることが検出される。
【0146】また、この状態から、前記ディスクトレイ
51が前方に移動すると、この移動に伴って、前記カム
部材572が前記第2位置から前記第1位置へと移動す
る。そして、その際に前記第2の突起583が左方向に
移動することから、該第2の突起583によって左方向
に押圧されていた前記ディスクトレイ位置検出スイッチ
671が、バネの復元力によって図30(a)の状態に
戻るとともに、前記第1の突起582により、前記スラ
イダ680が左方向の所定位置まで移動する。
【0147】さらに前記ディスクトレイ51が前方へと
移動し、当該ディスクトレイ51の下面に設けられた前
記ディスクトレイ移動規制リブ561の前側案内斜面5
21が前記スライダ680の前記押圧片682に当接す
ると、前記スライダ680が左方向へと移動する。すな
わち、前記前側案内斜面521は、図12に示すよう
に、該ディスクトレイ51の長手方向から左側に傾斜し
ていることから、前記押圧片682は、この前側案内斜
面521に沿って左側へと移動する。そして、スライダ
680の左側への移動により、前記ディスクトレイ位置
検出スイッチ671の検出レバー673が左方向に押圧
され、前記第1の接点がオンとなり、前記ディスクトレ
イ51の排出位置が検出される。
【0148】このように、本実施形態のディスクトレイ
位置検出機構は、ディスクの排出位置の検出に従来のデ
ィスク装置のようにカム部材の変位を使用しない構造と
なっていることから、カム部材のピンと係合するディス
クトレイの案内溝の後方部を直線状に形成することがで
きる。そのため、ディスクトレイの案内溝の後方部に曲
線が用いられている従来のディスクトレイの様に、カム
部材のピンと案内溝とがロックすることによるディスク
トレイの移動障害が発生するおそれがなく、手動による
ディスクトレイの本体内部への装填がスムースに行える
ようになっている。
【0149】前記ローディング駆動機構57は、図29
(a)および(b)に示すように、前記シャーシ31の
前方部裏面に設けられた正転/逆転可能な直流モータか
らなるローディングモータ601と、該ローディングモ
ータ601の回転軸602に取り付けられたピニオンギ
ヤ610と、前記シャーシ31と一体成型された第1回
転軸314に回転可能に設けられ、前記ピニオンギヤ6
10と噛合する大ギヤ631および該大ギヤ631の上
部に同軸で固定された小ギヤを有する第1ギヤ630
と、前記第1ギヤ630とともに前記第1回転軸314
に固定されており、前記カム部材572のラックギヤ5
81に噛合するギヤ部653と後述する第2ギヤ640
を回転可能に取り付ける第2回転軸315とを有するギ
ヤアーム650と、該ギヤアーム650に一体形成され
た第2回転軸315に取り付けられ、前記第1ギヤ63
0の小ギヤ632と噛合する中径の下側ギヤ643およ
び該下側ギヤ643と同軸上に一体に形成され、該下側
ギヤ643より小径の上側ギヤ641を有する第2ギヤ
640とを有している。
【0150】図33(a)および(b)は、本発明のデ
ィスク装置に係るローディング駆動機構のピニオンギヤ
の上面図および側面図である。また図34は、該ピニオ
ンギヤの要部を拡大した斜視図である。
【0151】前記ピニオンギヤ610は、前記ローディ
ングモータ601の回転力を前記第1ギヤ630の大ギ
ヤ631に伝達する駆動ギヤであり、図33(a)およ
び(b)に示すように、ほぼ円筒形状をなす本体部61
1と、該本体部611の外周面に多数設けられ、対向す
る2つの接触面613、613を有する歯612とを有
している。
【0152】前記歯612は、図33(b)および図3
4に示すように、前記対向する2つの接触面613、6
13の各々の上端に連続して形成された案内面614、
614を有している。
【0153】該案内面614、614は、当該ピニオン
ギヤ610に噛合される相手方のギヤである前記大ギヤ
631の歯を案内するために設けられており、図33
(b)に示すように、前記2つの接触面613、613
とそれぞれ鈍角をなすように設けられており、前記大ギ
ヤ631の歯の端部が前記案内面614、614から前
記接触面613、613へスムースに案内されるように
なっている。
【0154】また、前記案内面614、614の間に
は、図34に示すように、前記案内面614、614の
中心軸側の端部同士を接続し、前記大ギヤ631を該ピ
ニオンギヤ610に取り付ける際、前記大ギヤ631の
歯を案内する案内溝615が設けられている。
【0155】さらに、前記歯612の端部には、それぞ
れ、前記本体部611の外周面と鋭角をなすように設け
られた面取部616が設けられている。該面取部616
は、当該ピニオンギヤ610に噛合される前記大ギヤ6
31の端部のバリなどの突起を回避し、双方のギヤの破
損や回転不良などの障害を防止するためのものである。
【0156】なお、本実施形態では、前記案内面61
4、面取部616を平面によって構成しているが、本実
施形態に限らず、これらの面を曲面によって構成するこ
とも可能である。また、該ピニオンギヤ610は、前記
大ギヤ631より硬度の高い素材によって形成されてい
ることから、前記大ギヤ631を該ピニオンギヤ610
に噛合させる場合に、前記大ギヤ631の端部に生じた
バリなどの突起による破損が生じにくくなっている。
【0157】また、該ピニオンギヤ610と前記大ギヤ
631とを噛合させる際には、該ピニオンギヤ610が
前記ローディングモータ601に固定されていることか
ら、前記大ギヤ631を該第1回転軸314に挿通し、
該回転軸314の中心軸に沿って下方向に移動させるこ
とにより、前記ピニオンギヤ610に対して該大ギヤ6
31を噛合させる。
【0158】なお、本実施形態においては、前記案内面
614、案内溝615、面取部616を前記ピニオンギ
ヤ610の端部に設けているが、前記大ギヤ631の端
部に設けてもよい。
【0159】前記第1ギヤ630およびギヤアーム65
0は、図27および29に示すように、前記第1回転軸
314に設けられている。
【0160】図35および36は、本発明のディスク装
置に係るローディング駆動機構の第1回転軸の上面図お
よび側面図である。
【0161】該第1回転軸314は、図35および36
に示すように、小径の上側回転軸621と、該上側回転
軸621の下側に位置する大径の下側回転軸622とを
有している。また、前記上側回転軸621および下側回
転軸622の間には、前記上側回転軸621に取り付け
られた前記ギヤアーム650を支持するための支持面6
23aが設けられている。また、前記下側回転軸622
の下部には、前記下側回転軸622に取り付けられた第
1ギヤ630を支持する支持面623bが設けられてい
る。
【0162】一方、前記第1ギヤ630には、前記下側
回転軸622とほぼ同径の中心孔が、前記ギヤアーム6
50には、図37に示すように、前記上側回転軸621
とほぼ同径の中心孔652が設けられている。そして、
前記第1ギヤ630が前記支持面623bに、前記ギヤ
アーム650が前記支持面623aに支持されるように
なっていることから、前記第1回転軸314に取り付け
られた前記第1ギヤ630と、前記ギヤアーム650と
が回転する際に接触したり、干渉し合ったりすることな
くスムースに回転できるようになっている。
【0163】図37は、本発明のディスク装置に係るロ
ーディング駆動機構のギヤアームの下面図である。ま
た、図38は、図37のG-G線断面図である。
【0164】前記ギヤアーム650は、プラスティック
で形成されており、図37および38に示すように、ほ
ぼ円板状に形成され、外周部に突出部654を有する本
体部651と、前記第1回転軸314を回転中心として
該本体部651を前記第1回転軸314に取り付けるた
めの中心孔652と、前記中心孔652を挟んで前記突
出部654と対向し、該中心孔652を中心に前記本体
部651の下面に円弧状に設けられたギヤ部653と、
前記突出部654の上面からほぼ垂直に延出する第2回
転軸315とを有している。
【0165】また、前記本体部651の前記中心孔65
2の下部には、前記第1ギヤ630の上部に位置する小
ギヤを収容する収容部664と、該収容部664から前
記小ギヤを前記本体部651の上面に突出させるための
小ギヤ突出口663が設けられている。
【0166】前記第2回転軸315は、前記第2ギヤ6
40を取り付けるための軸部661と、前記軸部661
の上部に位置し、前記ディスクトレイ51の案内溝55
0に係合し、前記案内溝550の案内によって該ギヤア
ーム650を回転させるためのピン部662を有してい
る。
【0167】本実施形態では、これらの各ギヤは、いず
れも平歯車で構成されており、すべての回転軸が互いに
平行な位置関係となっている。これらのギヤの組合せに
より、ローディング駆動機構57におけるローディング
モータ601の減速機構を構成している。
【0168】なお、本実施形態においては、前記案内面
614は平面となっているが、本実施形態に限らず、曲
面とすることも可能である。また、本実施形態では、各
ギヤとして平歯車を使用しているが、本実施形態に限ら
ず、斜歯歯車などその他の歯車を用いることも可能であ
る。
【0169】図39(a)および(b)は、それぞれ、
本発明のディスク装置に係るローディング駆動機構の第
2ギヤの上面図および側面図である。
【0170】前記第2ギヤ640は、プラスティックに
よって形成されており、図39(a)および(b)に示
すように、前記第1ギヤ630の小ギヤ632と噛合す
る中径の下側ギヤ643と、該下側ギヤ643と同軸上
に一体に形成され、該下側ギヤ643より小径の上側ギ
ヤ641とを有している。
【0171】前記上側ギヤ641の上面には、図39
(a)および(b)に示すように、該上側ギヤ641の
上面から上方に突出するリング状の当接部642が設け
られている。
【0172】該当接部642は、該第2ギヤ640が前
記ギヤアーム650の前記第2回転軸315に取り付け
られ、さらに該ギヤアーム650の第2回転軸315の
ピン部662が前記ディスクトレイ51の案内溝550
に係合した際に、該案内溝550の端面と対向する。そ
して、当該第2ギヤ640が上方に移動した場合に、該
当接部642と前記案内溝550の端面とが当接し、前
記第2回転軸315からの前記第2ギヤ640の離脱が
防止されるようになっている。
【0173】このように、本実施形態のディスク装置1
では、前記ディスクトレイ51のラックギヤ540およ
び案内溝550が平行に並設されているため、これらの
ラックギヤ540および案内溝550に噛合および係合
された前記第2ギヤ640と、前記ギヤアーム650と
がスムースに連動するようになっており、ディスクトレ
イ51の手動による移動がスムースに行えるようになっ
ている。
【0174】また、前記第2ギヤ640の上面642と
前記ディスクトレイ51の案内溝550の端面とが対向
し、前記第2ギヤ640が上方へと移動した際に、該案
内溝550の端面によって移動が規制されるようになっ
ており、前記第2回転軸315の上端にネジなどの固定
手段を設けることなく、前記第2回転軸315からの前
記第2ギヤ640の離脱を防止することができるように
なっているため、部品点数が少なく、取付け作業が簡単
なローディング駆動機構が実現している。
【0175】また、前記下側ギヤ643の下端部には、
前記ピニオンギヤ610と同様に案内面、案内溝、面取
り部(図示せず)が設けられており、当該下側ギヤ64
3を前記第1ギヤ630の小ギヤ632にスムースに噛
合わせることができるようになっている。
【0176】また、この第2ギヤ640は、前記第1回
転軸314を公転軸とし、前記第2回転軸315を自転
軸とし、前記ディスクトレイ51のラックギヤ540に
沿って転動する遊星ギヤとして構成されており、前記第
1ギヤ630の小ギヤが太陽ギヤとして機能するように
なっている。
【0177】また、前記ギヤアーム650の本体部65
1の上面には、図37および38に示すように、前記小
ギヤ632を前記本体部651の上面に突出させるため
の小ギヤ突出口663が設けられており、前記第1ギヤ
630の小ギヤが該小ギヤ突出口663から露出し、そ
の部分で前記第2ギヤ640の下側ギヤ643と噛合す
るようになっている。
【0178】以上のような構成を有することから、前記
第2ギヤ640の上側ギヤ641と前記ディスクトレイ
51の直線状ラックギヤ541とが係合するとともに、
前記ギヤアーム650のピン部662と前記ディスクト
レイ51の直線状案内溝551とが係合している場合に
は、図27(a)および29(a)に示すように、該ギ
ヤアーム650のギヤ部653と噛合した前記カム部材
572が前記ギヤアーム650の案内により第1位置に
位置し、前記ディスクトレイ51が前記第2ギヤ640
の回転によりディスク排出位置からディスク装填位置へ
と搬送される。
【0179】また、前記第2ギヤ640の上側ギヤ64
1と前記ディスクトレイ51の前記円弧状ラックギヤ5
42とが係合するとともに、前記ギヤアーム650のピ
ン部662と前記ディスクトレイ51の円弧状案内溝5
52とが係合している場合には、図27(b)および2
9(b)に示すように、前記ギヤアーム650と前記第
2ギヤ640の案内により、該ギヤアーム650のギヤ
部653と噛合した前記カム部材572が第1位置から
第2位置へと移動する。
【0180】より詳しく説明すると、前述したように、
前記カム部材572は、前記ディスクトレイ51がディ
スク排出位置とディスク装填位置との間で移動する間
は、前記ギヤアーム650の第2回転軸315のピン部
662が前記ディスクトレイ51の直線状案内溝551
と係合しており、前記ギヤアーム650は回転できない
状態にある。そのため、前記第2ギヤ640は、前記ギ
ヤアーム650のピン部662がディスクトレイ51の
直線状案内溝551に係合している間は、第1位置に保
持された状態にある。そして、その状態では、該第2ギ
ヤ640は、図27(a)および29(a)に示すよう
に、前記ディスクトレイ51の直線状ラックギヤ541
と係合しており、前記第1ギヤ630を介して伝達され
た前記ローディングモータ601の回転により、前記デ
ィスクトレイ51をディスク排出位置とディスク装填位
置との間で移動させるディスクトレイ51の駆動ギヤと
して機能する。
【0181】一方、前記ディスクトレイ51がディスク
装填位置直前まで移動すると、前記ギヤアーム650の
第2回転軸315のピン部662が前記ディスクトレイ
51の円弧状案内溝552と係合し、該円弧状案内溝5
52の円弧に沿って前記ギヤアーム650が回転する。
この状態においては、図27(b)および29(b)に
点線で示すように、前記第2ギヤ640は前記ディスク
トレイ51の円弧状ラックギヤ542と係合しており、
前記ローディングモータ601の回転に伴い円弧状ラッ
クギヤ542の円弧に沿って移動する遊星ギヤとして機
能する。そして、前記ギヤアーム650の回転に伴い、
該ギヤアーム650のギヤ部653と噛合している前記
カム部材572は該ギヤアーム650の案内によって右
方向に移動し、その移動に伴って該カム部材572のカ
ム溝591と係合された前記機構ユニット32が下降位
置から上昇位置へと上昇する。
【0182】上述したディスク装置1は、さらに、図2
において符号56で示すディスクトレイのエマージェン
シー排出機構を有している。このディスクトレイのエマ
ージェンシー排出機構56は、前記ディスクトレイ51
が再生位置にある状態で、停電などにより、前記ローデ
ィングモータ601が作動しなくなった場合に、前記フ
ロントベゼル46の治具挿入孔481から治具を挿入し
てこのエマージェンシーカム562を回転させることに
より、図27(a)および(b)に示すように前記カム
部材572を第2位置から第1位置へ移動させ、それによ
り前記ディスクトレイ51の先端を前記装置本体30内
部から外側に排出させるものである。
【0183】次に、本発明のディスク装置1の動作につ
いて説明する。該ディスク装置1の非使用時には、空の
ディスクトレイ51は、前記ケーシング20内(装置本
体30内)に収納された状態(ディスク装填位置)にあ
る。この状態では、機構ユニット32は上昇位置にあ
り、またカム部材572は図27(b)および29
(b)に示す第2位置にある。さらに、前記ローディン
グ駆動機構57の第2ギヤ640は、前記ディスクトレ
イ51の円弧状ラックギヤ542の左端部にて、該円弧
状ラックギヤ542と係合した状態にある。
【0184】この状態でイジェクト操作を行うと、前記
ローディングモータ601が時計方向に回転し、減速機
構を介して前記ギヤアーム650および前記第2ギヤ6
40が前記第1回転軸314を中心に図中時計方向に回
転する。この状態では、前記第2ギヤ640は前記第1
回転軸314を公転軸とする遊星ギヤとして機能し、そ
の回転に伴い前記円弧状ラックギヤ542の円弧に沿っ
て右方向へ移動する。このギヤアーム650の回転に従
い、当該ギヤアーム650のギヤ部653と噛合された
前記カム部材572が、図27(b)および29(b)
に示す第2位置から図27(a)および29(a)に示
す第1位置へ移動し、それにより前記機構ユニット32
も上昇位置から下降位置へ移動する。
【0185】この時点では、前記第2ギヤ640、該第
2ギヤ640のピン部662は前記ディスクトレイ51
の円弧状ラックギヤ542、円弧状案内溝552から直
線状ラックギヤ541、直線状案内溝551に移動して
いる。このように、前記ピン部662が前記直線状案内
溝551へと移動すると、前記カム部材572は横方向
の移動が規制される。また、それに伴い前記ギヤアーム
650も回転できない状態となり、前記第2ギヤ640
はその位置で前記ディスクトレイ51の駆動ギヤとして
作動する。そのため、前記第2ギヤ640は、前記ディ
スクトレイ51の直線状ラックギヤ541と係合し、該
ディスクトレイ51をディスク装填位置(再生位置)か
らディスク排出位置へ移動させる。
【0186】前記フロントベゼル46の開口463から
引き出された前記ディスクトレイ51の前記ディスク載
置部511にディスク10を載置し、ローディング操作
を行うと、ローディングモータ601が前記と逆方向、
すなわち反時計方向に回転し、前述した減速機構を介し
て前記第2ギヤ640が図27(a)中反時計方向に回
転(逆回転)する。これに伴い、前記ディスクトレイ5
1が後方(装置本体30の奥側)へ移動し、ディスク装
填位置まで移動する。これにより、該ディスクトレイ5
1上に位置決めされた状態で載置されたディスク10
も、装置本体30内のディスク装填位置(再生位置)へ
搬送される。
【0187】前記ディスクトレイ51のローディング
中、すなわち後方への移動中は、前記第2ギヤ640は
該ディスクトレイ51の直線状ラックギヤ541と係合
している。そのため、前記カム部材572は、第1位置
に保持され、第2位置の方へ移動することができない。
その結果、前記ギヤアーム650も回転することができ
ずに所定位置に保持され、前記第2ギヤ640はその所
定位置において回転し、該ディスクトレイ51の駆動ギ
ヤとして機能する。そして、前記機構ユニット32は、
その前方部が下降位置にある状態を維持する。
【0188】前記ディスクトレイ51がディスク再生位
置に接近すると、前記ギヤアーム650のピン部66
2、前記第2ギヤ640が前記直線状案内溝551、前
記直線状ラックギヤ541から前記円弧状案内溝55
2、前記円弧状ラックギヤ542へと移動し、前記円弧
状案内溝552、前記円弧状ラックギヤ542の円弧に
沿って回転する。この状態においては、前記第2ギヤ6
40が前記ディスクトレイ51の円弧状ラックギヤ54
2と係合し、前記ローディングモータ601の回転に伴
い円弧状ラックギヤ542の円弧に沿って移動する遊星
ギヤとして機能する。そして、前記ギヤアーム650の
回転に伴い、該ギヤアーム650のギヤ部653と噛合
している前記カム部材572が該ギヤアーム650の案
内によって左方向に移動し、その移動に伴って該カム部
材572のカム溝591と係合された前記機構ユニット
32が下降位置から上昇位置へと上昇する。
【0189】なお、ディスク装置1内部に装填された光
ディスク10を取り出す場合には、所定のスイッチなど
を操作して、光ディスクのアンローディング(イジェク
ト)が行われる。このアンローディングの際には、以上
の動作が逆に行われる。
【0190】以上、本発明のディスク装置の実施形態に
ついて説明したが、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種
々の改良や改変が可能である。また、本発明は、CD、
DVDなどの光ディスク装置に限らず、その他の光ディ
スク装置、磁気ディスク装置などに応用できることは言
うまでもない。
【0191】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
ロントベゼルにシャッターを取り付ける際に、該シャッ
ターの後面のほぼ中央1箇所のみを押圧するだけで取付
け作業が完了することから、従来のシャッターの取付け
構造、すなわち、シャッターの後面のほぼ中央とシャッ
ターの前面の両端部付近の計3箇所を押圧してシャッタ
ーを撓ませた上でフロントベゼルへと取り付ける構造よ
り取付け作業がはるかに容易になり、製造工程の効率や
製造コストを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の全体構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係るディスク装置の装置本体の上面図
である。
【図3】本発明のディスク装置に係るフロントベゼルの
前面図である。
【図4】図3のA-A線断面図である。
【図5】図5(a)および(b)は、それぞれ、本発明
のディスク装置に係るフロントベゼルの凹部、案内溝部
の拡大図である。
【図6】図6(a)および(b)は、それぞれ図5
(a)および(b)のB-B線断面図およびC-C線断面
図である。
【図7】本発明のディスク装置に係るシャッターの前面
図である。
【図8】本発明のディスク装置に係るシャッターの右側
面図である。
【図9】本発明のディスク装置に係るシャッターの軸部
の拡大図である。
【図10】本発明のディスク装置に係るシャッターをフ
ロントベゼルへ取り付ける際のそれらの位置関係を示す
説明図である。
【図11】本発明のディスク装置に係るディスクトレイ
の上面図である。
【図12】本発明のディスク装置に係るディスクトレイ
の下面図である。
【図13】図13(a)は、図11におけるD-D線断
面図であり、図13(b)は、図13(a)のディスク
トレイの案内斜面にディスクの下面が接触した状態を示
した図である。
【図14】本発明のディスク装置に係るシャーシの上面
図である。
【図15】本発明のディスク装置に係るシャーシに設け
られたレール付近の縦断面図である。
【図16】本発明のディスク装置に係る機構ユニットの
ベースフレームの上面図である。
【図17】本発明のディスク装置に係る機構ユニットの
保持部材の上面図である。
【図18】本発明のディスク装置に係る保持部材の下面
図である。
【図19】本発明のディスク装置に係る光ピックアップ
移動機構の上面図である。
【図20】本発明のディスク装置に係る光ピックアップ
ベースの右端部に設けられた係合部の拡大図である。
【図21】本発明のディスク装置の光ピックアップ移動
機構のスラスト荷重加圧機構の要部を示す上面図であ
る。
【図22】本発明のディスク装置に係るスラスト荷重加
圧機構の加圧部材の上面図である。
【図23】本発明のディスク装置に係るスラスト荷重加
圧機構の加圧部材の側面図である。
【図24】本発明のディスク装置に係るスラスト荷重加
圧機構の支持部材の上面図である。
【図25】図24のE-E線断面図である。
【図26】図24のF-F線断面図である。
【図27】図27(a)および(b)は、それぞれ本発
明のディスク装置に係るローディング駆動機構およびカ
ム機構のカム部材が第1位置、第2位置にある状態を示
した上面図である。
【図28】図28(a)ないし(c)は、それぞれ本発明
のディスク装置に係るカム機構のカム部材の上面図、前
面図、右側面図である。
【図29】図29(a)および(b)は、それぞれ本発
明のディスク装置に係るローディング駆動機構およびカ
ム機構の要部を示す前面図である。
【図30】図30(a)および(b)は、本発明のディ
スク装置に係るディスクトレイ位置検出機構のディスク
トレイ位置検出スイッチの正面図および側面図である。
【図31】図31(a)および(b)は、本発明のディ
スク装置に係るディスクトレイ位置検出スイッチの検出
レバーが左側および右側に傾斜した状態を示す正面図で
ある。
【図32】図32(a)ないし(c)は、それぞれ本発明
のディスク装置に係るディスクトレイ位置検出機構のス
ライダの上面図、前面図、側面図である。
【図33】図33(a)および(b)は、本発明のディ
スク装置に係るローディング駆動機構のピニオンギヤの
上面図および側面図である。
【図34】本発明のディスク装置に係るローディング駆
動機構のピニオンギヤの要部を拡大した斜視図である。
【図35】本発明のディスク装置に係るローディング駆
動機構の第1回転軸の上面図である。
【図36】本発明のディスク装置に係るローディング駆
動機構の第1回転軸の側面図である。
【図37】図37は、本発明のディスク装置に係るロー
ディング駆動機構のギヤアームの下面図である。
【図38】図37のG-G線断面図である。
【図39】図39(a)および(b)は、それぞれ、本
発明のディスク装置に係るローディング駆動機構の第2
ギヤの上面図および側面図である。
【図40】本発明のディスク装置に係る光ピックアップ
のスキュー調節機構の要部を示す右側面図である。
【図41】本発明のディスク装置に係る光ピックアップ
のスキュー調節機構の要部を示す断面図である。
【図42】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド押圧バネの上面図である。
【図43】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド押圧バネの側面図である。
【図44】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド保持部材の上面図である。
【図45】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド保持部材の下面図である。
【図46】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド保持部材の側面図である。
【図47】本発明のディスク装置に係るスキュー調節機
構のガイドロッド保持部材を機構ユニットの保持部材へ
取り付ける際の手順を示した説明図である。
【図48】従来のディスク装置のフロントベゼルの前面
図である。
【図49】従来のディスク装置のシャッターの前面図で
ある。
【図50】図50(a)は、従来のディスク装置のシャ
ッターの上面図であり、図50(b)は、該シャッター
をフロントベゼルに取り付ける際に加えられる外力を矢
印で模式的に示した上面図である。
【図51】従来のディスク装置のディスクトレイの下面
図である。
【図52】従来のディスク装置のディスクトレイの上面
図である。
【図53】図53(a)および(b)は、それぞれ、従
来のディスク装置の装置本体に設けられたディスクトレ
イ位置検出機構のカム部材が第1位置および第2位置に
ある状態を示した図である。
【図54】図52のH-H線断面図である。
【図55】図55は、図54のディスクトレイにディス
クを載置する様子を示した説明図である。
【図56】従来のディスク装置のピックアップベースの
一例を示す分解斜視図である。
【図57】図57(a)および(b)は、それぞれ従来
の駆動ギヤの上面図および側面図である。
【図58】従来の駆動ギヤを相手方のギヤに取り付ける
際のそれらの位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 10 ディスク 101 下面 102 外縁部 103 外周面 20 ケーシング 30 装置本体 31 シャーシ 311 底部 312 開口 313 壁部 314 第1回転軸 315 第2回転軸 316 ディスクトレイロック部 317 レール 318 摺動溝 319 軸孔 32 機構ユニット 321 ターンテーブル 322 回転軸 323 ガイド部材 330 ベースフレーム 331 外枠部 332 内枠部 333 連結部 334 補強部 335 軸 336 ガイドピン 337 間隙 338 タブ 340 保持部材 341 底部 342 壁部 343 取付部 344 間隙 345 錘 346 挿通孔 35 光ピックアップ移動機構 351 光ピックアップ 360 スレッドモータ 361 ウオーム 362 回転軸 363 ウォームホイール 364 ピニオンギヤ 365 ラックギヤ 366 上側ラックギヤ 367 下側ラックギヤ 368 コイルバネ 370 ピックアップベース 371 第1ガイドロッド 372 第2ガイドロッド 373 軸受部 374 本体部 38 スラスト荷重加圧機構 381 加圧部材 382 前枠 383 後枠 384 右枠 385 左枠 386a,386b 中枠 387a,387b 移動規制部 388 溝部 389 係合突起 390 摺動面 400 圧縮コイルバネ 410 支持部材 411 案内部 412 規制部 413 上面部 414 係合部 415 係合突起 416 支持部 42 スキュー調節機構 421 ガイドロッド押圧バネ 422 支持片 423 バネ片 430 ガイドロッド保持部材 431 上部片 432 ネジ穴 433 下部片 434 取付孔 435 接続片 436 ネジ 440 基板 450 弾性部材 46 フロントベゼル 461 前面 462 後面 463 開口 464a,464b 縁部 470a,470b 凹部 471a,471b 案内溝部 472 前面部 473 後面部 474a,474b 接続面部 475 傾斜面 480 イジェクトボタン 481 治具挿入孔 49 シャッター 491a、491b 軸部 492a,491b 平面部 493a,493b 円周部 500 上面 501 下面 502 前面 503 後面 51 ディスクトレイ 511 ディスク載置部 512 案内斜面 513 内壁面 514 支持面 515 ディスク離脱防止部材 516 開口 517 底面 518 下面 519 取付孔 520 スライダ移動規制リブ 521 前側案内斜面 522 後側案内斜面 530L、530R ガイド溝 540 ラックギヤ 541 直線状ラックギヤ 542 円弧状ラックギヤ 550 案内溝 551 直線状案内溝 552 円弧状案内溝 56 エマージェンシー排出機構 560 エマージェンシー排出機構用リブ 561 ディスクトレイ移動規制リブ 562 エマージェンシーカム 57 ローディング駆動機構 571 カム機構 572 カム部材 580 上側部 581 ラックギヤ 582 第1の突起 583 第2の突起 590 下側部 591 カム溝 592 上溝 593 下溝 594 傾斜溝 595 間隙部 596 弾性部 597 取付部 60 駆動機構 601 ローディングモータ 602 回転軸 610 ピニオンギヤ 611 本体部 612 歯 613 接触面 614 案内面 615 案内溝 616 面取り部 621 上側回転軸 622 下側回転軸 623a、623b 支持面 630 第1ギヤ 631 大ギヤ 640 第2ギヤ 641 上側ギヤ 642 当接部 643 下側ギヤ 650 ギヤアーム 651 本体部 652 中心孔 653 ギヤ部 654 突出部 661 軸部 662 ピン部 663 小ギヤ突出口 664 収容部 670 ディスクトレイ位置検出機構 671 ディスクトレイ位置検出スイッチ 672 支持部 673 検出レバー 674 中心軸 680 スライダ 681 本体部 682 押圧片 683 突出口 684 取付片 710 フロントベゼル 711 開口 712 凹部 720 シャッター 721 軸部 722 前面 723 後面 730 ディスクトレイ 731 案内溝 732 第1案内溝 733 第2案内溝 734 第3案内溝 735 ディスク載置部 736 支持面 737 案内斜面 738 ラックギヤ 740 装置本体 741 第1回転軸 742 第2回転軸 743 第3回転軸 75 ローディング駆動機構 750 ローディングモータ 751 ピニオンギヤ 752 第1のギヤ 753 第2のギヤ 754 扇形ギヤ 755 係合ピン 756 カム部材 757 ラックギヤ 758a、758b 押圧突起 76 ディスクトレイ位置検出機構 760 位置検出スイッチ 761 第1の接点 762 第2の接点 763 可撓接点 770 機構ユニット 771 光ピックアップ 772 ピックアップベース 773a、773b ガイドロッド 774 アクチュエータベース 775 ダンパーベース 78 駆動ギヤ 781 本体部 782 歯 79 相手方のギヤ
フロントページの続き (72)発明者 真部 悟 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置するディスクトレイの出
    し入れとともに開閉するシャッターと、 前記シャッターを支持する支持部材とを有し、 前記シャッターの長手方向両端部に、当該シャッターを
    回転可能に支持し、その回転中心となる軸部が設けられ
    ており、 該軸部の外周面に、円周部と、少なくとも一対の平面部
    とが設けられていることを特徴とするシャッター取付構
    造。
  2. 【請求項2】 対向する一対の前記平面部がほぼ平行に
    なっている請求項1に記載のシャッター取付構造。
  3. 【請求項3】 前記軸部は、一対の平面部を有してお
    り、該軸部の軸方向の横断面の形状がほぼ小判型となっ
    ている請求項2に記載のシャッター取付構造。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記軸部と係合する凹
    部と、該凹部に接続する案内溝部とを有しており、 前記案内溝部の幅が、前記軸部の前記一対の平面部の間
    隔とほぼ同一である請求項1ないし3のいずれかに記載
    のシャッター取付構造。
  5. 【請求項5】 前記案内溝部は、前記凹部の上部に設け
    られている請求項4に記載のシャッター取付構造。
  6. 【請求項6】 前記案内溝部は、前面部および後面部
    と、前記前面部および後面部の一方の端部同士を接続す
    る接続面部とからなっており、前記接続面部は、少なく
    ともその一部が前記凹部に近接するに従い、前記前面部
    および後面部の他方の端部側に前記接続面部が位置する
    よう傾斜する斜面となっている請求項4または5に記載
    のシャッター取付構造。
  7. 【請求項7】 前記軸部の前記平面部の1つが、前記シ
    ャッターの上面と平行になっている請求項1ないし6の
    いずれかに記載のシャッター取付構造。
  8. 【請求項8】 上記請求項1ないし7のいずれかに記載
    のシャッター取付構造を備えたディスク装置。
JP2001102608A 2001-03-30 2001-03-30 シャッター取付構造および該シャッター取付構造を備えたディスク装置 Pending JP2002298564A (ja)

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