JP2002295018A - コンクリート打設方法及び装置 - Google Patents
コンクリート打設方法及び装置Info
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Abstract
ートホースに触れ人力による移動作業をしていたため極
めて面倒であった。 【解決手段】 本発明においては、フレキシブルホース
のコンクリート吐出口を、コンクリート打設型枠の下部
から所定の距離上方に離間して配置し、上記コンクリー
ト打設型枠下部に打設されたコンクリート面の上昇に応
じて上記フレキシブルホースをホース巻上装置によって
巻上げ、コンクリート打設型枠内のコンクリートが所定
の高さとなったときコンクリートの流入を止めるととも
に開閉弁を閉じコンクリート打設を終了せしめる。ま
た、ホース巻上装置を車輪付き台車上に載置すること
で、コンクリート打設後隣接するコンクリート打設孔へ
の移動を行い固定脚を使用することでコンクリート打設
装置を固定する。
Description
方法及び装置に関するものである。
を打設する場合には、送られてくるコンクリート中の気
泡や周囲の空気が打設コンクリート内に巻き込まれるの
を防ぐためコンクリートホース先端をコンクリート打設
面より10cm程度離れた位置とする必要があり、従来はこ
の位置決めを人力で行なっていた。
クリートホース先端の位置決めを既設構造物内の限られ
た空間で人力で行なうことは極めて困難であった。
ものである。
設装置は、コンクリートを打設すべき型枠に挿入される
先端を有するフレキシブルホースと、このフレキシブル
ホースの中間部を懸架してこれを巻上げるホース巻上装
置とより成ることを特徴とする。
ース巻上装置は弧状の枠と、上記弧状の枠を回動せしめ
る駆動装置と、上記枠の逆回転防止手段とよりなること
を特徴とする。
レキシブルホースにホース内開口の開閉弁を設けたこと
を特徴とする。
更に上記ホース巻上装置を1つのコンクリート打設孔か
ら他のコンクリート打設孔に移動せしめる移動手段を有
することを特徴とする。
上記巻上装置の移動を阻止する阻止手段を更に設けたこ
とを特徴とする。
記ホース巻上装置は、上記枠にフレキシブルホース固定
するための固定具を有することを特徴とする。
記ホース巻上装置は、上記枠と上記フレキシブルホース
の移動をガイドするガイド手段を有することを特徴とす
る。
コンクリートを打設すべきフレキシブルホースのコンク
リート吐出口を、打設型枠の下部から所定の距離上方に
離間して配置し、上記コンクリート打設型枠下部に打設
されたコンクリート面の上昇に応じて上記フレキシブル
ホースをホース巻上装置によって巻上げることを特徴と
する。
を説明する。
打設型枠、2はその下部、3はコンクリート打設型枠1
の上面に形成したコンクリート打設孔、4は同じくコン
クリート打設型枠1の上面四隅に設けた所定長さの透明
の空気抜きパイプを示し、本発明においては上記コンク
リート打設孔3にコンクリートをコンクリートディスト
リビュータ5を介して流すためのフレキシブルホース6
を既設構造物7に設けたホース貫通口8を通して下方に
導き、このフレキシブルホース6の中間部を図3及び図
4に示すホース巻上装置10の弧状固定枠9によって支
持せしめ開放自在なバンド14によってフレキシブルホ
ース6の中間部を上記弧状固定枠9に固定せしめると共
に、上記フレキシブルホース6の先端を上記コンクリー
ト打設孔3を通して下降せしめ、打設すべきコンクリー
ト打設型枠1の下部2から例えば10cm程度上方に位置せ
しめ、コンクリートを毎時例えば20m3の速度で打設し、
打設コンクリート11の面12が上昇するにつれて上記
ホース巻上装置10をウインチ等による手動のまたはモ
ータ等による自動の駆動手段13によって回動して図5
に示すように上記フレキシブルホース6を巻き上げ、コ
ンクリート打設の後半においては打設速度を例えば毎時
15m3とし、図6に示すようにフレキシブルホース6の先
端は打設コンクリートの面12に接したままにする。
図3及び図4に示すように台車15と、この台車15か
ら上方に延びる支柱16と、この支柱16によって水平
に且つ回動自在に支持した回転軸17と、この回転軸1
7と上記弧状固定枠9間を連結するリブ18と、上記回
転軸17にその中心を固定した上記弧状固定枠9を回動
せしめるためのプーリ19と、このプーリ19と上記駆
動手段13間を連結するベルト20とにより構成する。
シブルホース6を手動で巻上げ中に上記弧状固定枠9が
逆回転しフレキシブルホース6が落下することを防止し
たり、上記コンクリート打設の際のフレキシブルホース
6の脈動により上記弧状固定枠9が逆回転することを防
止するため、上記ベルト20に逆回転防止装置21を設
ける。
び図4に示すように、断面U字状で、その弧状固定枠9
のコンクリート打設型枠1側の一端はやや中心側に湾曲
し、上記弧状固定枠9が上記打設型枠1側に回動した場
合でも、上記弧状固定枠9の一端が上記駆動手段13の
台車15に当らないように構成する。
設型枠1側の一端は他の部分と同じ曲率の円弧状であっ
てもよい。
13又はプーリ19に設けてもよい。
0の他の実施例を示し、この実施例においてはその先端
に上記弧状固定枠9の下面及びフレキシブルホース6の
下面に接して転動するローラ22を有するフレキシブル
ホース6及び固定枠9の支え23の基部を上記支柱16
及び台車15に固定し、ホース巻上装置10により上記
ホース6を巻上る斜中では上記ローラ22によって弧状
固定枠9を支え、巻上げた後においては上記ホース6を
支え得るようにする。
キシブルホース6から打設されたコンクリート11が上
記空気抜きパイプ4内に入り込み、その立ち上がり高さ
が例えば30cmとなったとき、これを測定することによっ
て検知し、所定の高さまでの打設を確認後コンクリート
の流入を止めると共にフレキシブルホース6に取付けた
開閉弁24を閉じコンクリート打設を完了せしめる。
てホース巻上装置10を左右方向に移動自在ならしめ、
1つのコンクリート打設孔よりコンクリート打設した
後、これを隣接するコンクリート打設孔に移動してジャ
ッキ等の固定脚26にて台車15を固定しコンクリート
打設を行ない得るようにする。
っても良く、この場合にはパイプ4の上部からコンクリ
ート11の高さを測るようにする。
は上記のような構成であるから、作業員がコンクリート
ホースに触れることなくコンクリートホース先端を制御
でき極めて安全であると共に、打設装置付近でのコンク
リート打設ホースの開閉作業を行うことができ、隣接す
るコンクリート打設孔への移動が容易であり、既設構造
物のホース貫通口の位置に影響されることなく、コンク
リート打設作業を安全且つ精度良く実施できる等大きな
利益がある。
装置を固定することで安全な作業を行うことができる。
ある。
ある。
拡大図である。
ある。
ある。
装置の説明図である。
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 コンクリートを打設すべき型枠に挿入さ
れる先端を有するフレキシブルホースと、このフレキシ
ブルホースの中間部を懸架してこれを巻上げるホース巻
上装置とより成ることを特徴とするコンクリート打設装
置。 - 【請求項2】 上記ホース巻上装置が弧状の枠と、上記
弧状の枠を回動せしめる駆動装置と、上記枠の逆回転防
止手段とよりなることを特徴とする請求項1記載のコン
クリート打設装置。 - 【請求項3】 上記フレキシブルホースにホース内開口
の開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
のコンクリート打設装置。 - 【請求項4】 上記ホース巻上装置を1つのコンクリー
ト打設孔から他のコンクリート打設孔に移動せしめる移
動手段を有することを特徴とする請求項1、2又は3記
載のコンクリート打設装置。 - 【請求項5】 上記巻上装置の移動を阻止する阻止手段
を更に設けたことを特徴とする請求項4記載のコンクリ
ート打設装置。 - 【請求項6】 上記ホース巻上装置が、上記枠にフレキ
シブルホースを固定するための固定具を有することを特
徴とする請求項1、2、3、4または5記載のコンクリ
ート打設装置。 - 【請求項7】 上記ホース巻上装置が、上記枠と上記フ
レキシブルホースの移動をガイドするガイド手段を有す
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
記載のコンクリート打設装置。 - 【請求項8】 コンクリートを打設すべきフレキシブル
ホースのコンクリート吐出口を、打設型枠の下部から所
定の距離上方に離間して配置し、上記コンクリート打設
型枠下部に打設されたコンクリート面の上昇に応じて上
記フレキシブルホースをホース巻上装置によって巻上げ
ることを特徴とするコンクリート打設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001097878A JP3890552B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | コンクリート打設方法及び装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3890552B2 JP3890552B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=18951595
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016010488A1 (en) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | Siam Mortar Co., Ltd. | A method for constructing cast-in-place walls with binder |
WO2016010487A1 (en) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | Siam Mortar Co., Ltd. | A method for constructing cast-in-place walls |
CN110397281A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-11-01 | 山东日建建设集团有限公司 | 建筑施工矩阵式混凝土浇筑设备及其方法 |
JP2021011686A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | 株式会社大林組 | パイプクーリング方法 |
CN113309357A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-27 | 黄石市四棵松商砼有限公司 | 一种实现无人化布料作业的混凝土自动布料系统 |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001097878A patent/JP3890552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113309357A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-27 | 黄石市四棵松商砼有限公司 | 一种实现无人化布料作业的混凝土自动布料系统 |
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