JP2002294604A - 融雪器 - Google Patents

融雪器

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JP2002294604A
JP2002294604A JP2001096799A JP2001096799A JP2002294604A JP 2002294604 A JP2002294604 A JP 2002294604A JP 2001096799 A JP2001096799 A JP 2001096799A JP 2001096799 A JP2001096799 A JP 2001096799A JP 2002294604 A JP2002294604 A JP 2002294604A
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pipe
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snow
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JP2001096799A
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English (en)
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Noriyuki Shinoda
憲幸 篠田
Yutaka Shiho
裕 志甫
Kazuhiko Ono
和彦 小野
Akitsugu Omori
昭嗣 大森
Yoshinobu Abe
佳宣 安部
Fumio Ito
文夫 伊藤
Nobuo Suzuki
信男 鈴木
Norihiro Kamimura
典弘 上村
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MEITETSU SUMISHO KOGYO KK
Hitachi Cable Ltd
Nagoya Railroad Co Ltd
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MEITETSU SUMISHO KOGYO KK
Hitachi Cable Ltd
Nagoya Railroad Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、保守性が良く、軌道の保守作業の
じゃまにならない融雪器を提供する。 【解決手段】 レールに取り付けられた熱伝導率の良い
金属等で構成された融雪器10の、長手方向両端から所
定の距離だけ内側に略L字型の配管接続部材70a、7
0bが接続されている。配管接続部材70a、70bに
は配管20が接続されている。配管20、配管接続部材
70aを通って融雪器10に流入された熱伝達媒体は、
融雪器10の内部に形成されている熱伝達媒体の分岐通
路51、51を通って、配管接続部材70bから配管2
0に流出される。熱伝達媒体を用いて融雪器10に伝達
された熱はレールを介して床板3に伝わり、堆積した雪
を融かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道の分岐器等に
用いられる融雪器及び融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】線路の分岐器のポイント部において、基
本レールとトングレールの下部に設けられた床板上等に
雪等が堆積すると、ポイントの転換不良や密着不良が起
こることがある。そこで、従来より、種々の融雪器が用
いられている。融雪器としては、例えば、散水消雪方
式、灯油温風方式、灯油カンテラ方式、電気ヒーター方
式等の融雪器が用いられている。このうち、太平洋岸の
地域等、降雪が1年間に数回程度である地域では、灯油
カンテラ方式や電気ヒーター方式の融雪器が広く用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すような灯
油カンテラ式の融雪器(カンテラ111)では、イニシ
ャルコストやランニングコストが安いが、以下のような
問題点がある。着火や消火や給油等の作業を、その都
度線路内に立ち入って人手で行う必要がある。また、強
風等で火が立ち消えしてしまったり、火が強すぎて枕木
2が焦げることがある。このため、随時巡回して監視す
る必要がある。枕木2の間にU字溝110を設置し
て、U字溝110内にカンテラ111を設置するため、
設置部の砕石112が少なくなり、枕木2が不安定にな
り易い。また、U字溝110が設置されているため、軌
道の保守作業のじゃまになる。また、図12に示すよう
な電気ヒーター式の融雪器200は、遠隔操作が可能で
あり、安全性に優れているが、以下のような問題点があ
る。 イニシャルコストが高く、また、消費電力が大きいの
で1次側の大型トランスの増設、配線の新設が必要にな
る場合も発生し、加えてランニングコストも高い。 電気ヒーター式では、複数の融雪器200を電源には
並列に接続するため、各々の融雪器200に配線201
を接続する必要がある。このため、線路まわりに多くの
配線201が配設され、軌道の保守作業のじゃまにな
る。 そこで、本発明は、安価で、保守性が良く、軌道の保守
作業のじゃまにならない融雪器及び融雪装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明は、レールに取り付けられる、熱伝達媒体を用
いて雪を溶かす融雪器であって、流入口、流出口、流入
口と流出口との間に設けられた通路を有する本体部と、
本体部から延び、流入口に接続される第1の本体接続部
と、第1の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
が接続される第1の配管接続部とを有し、略L字型に形
成された第1の接続部材と、本体部から延び、流出口に
接続される第2の本体接続部と、第2の本体接続部に対
して屈曲して設けられ、配管が接続される第2の配管接
続部とを有し、略L字型に形成されている第2の接続部
材とを備える融雪器である。請求項1に記載の融雪器を
用いれば、小容量の電源設備でよいのでイニシャルコス
トが安価である。また、熱伝達媒体を循環し、余った熱
エネルギーを回収するのでランニングコストが安価であ
る。また、遠隔操作が可能であり、融雪器の保守性がよ
い。また、融雪器や、配管が保守作業等の妨げにならな
いため、軌道の保守作業等を効率よく行うことができ
る。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の融雪器であって、通路が複数の分岐通路により
構成されている融雪器である。請求項2に記載の融雪器
を用いれば、熱伝達効率が向上する。また、初期段階に
おいて、融雪器が温まるのが早いため、融雪能力の立ち
上がりが早い。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、レールに
取り付けられる、熱伝達媒体を用いて雪を融かす融雪器
であって、流入口、流入口に接続された流入通路、流出
口、流出口に接続された流出通路、流入通路と流出通路
との間に設けられた通路を有する本体部とを備え、流入
通路及び流出通路の流路断面積が通路の流路断面積より
小さく設定されている融雪器である。請求項3に記載の
融雪器を用いれば、イニシャルコストや、ランニングコ
ストが安価である。また、遠隔操作が可能であり、融雪
器の保守性がよい。また、本体部の流入口及び流出口ま
わりの強度が向上する。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の融雪器であって、本体部から延び、流入口に接
続される第1の本体接続部と、第1の本体接続部に対し
て屈曲して設けられ、配管が接続される第1の配管接続
部とを有し、略L字型に形成された第1の接続部材と、
本体部から延び、流出口に接続される第2の本体接続部
と、第2の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
が接続される第2の配管接続部とを有し、略L字型に形
成されている第2の接続部材とを備える融雪器である。
請求項4に記載の融雪器を用いれば、融雪器や配管が保
守作業等の妨げにならないため、軌道の保守作業等を効
率よく行うことができる。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
又は4のいずれかに記載の融雪器であって、通路は複数
の分岐通路により構成され、流入通路及び流出通路の流
路断面積が複数の分岐通路の総流路断面積より小さく設
定されている融雪器である。請求項5に記載の融雪器を
用いれば、熱伝達効率が向上する。また、初期段階にお
いて、融雪器が温まるのが早いため、融雪能力の立ち上
がりが早い。
【0009】また、請求項6に記載の発明は、請求項
1、2、4、5のいずれかに記載の融雪器であって、第
1及び第2の接続部材は、第1及び第2の接続部材に接
続された配管がレールの脚部端面よりも側方に出ないよ
うに設けられている融雪器である。請求項6に記載の融
雪器を用いれば、配管が軌道の保守作業等の妨げになら
ないため、軌道の保守作業等を一層効率よく行うことが
できる。
【0010】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
〜6のいずれかに記載の融雪器であって、本体部の、レ
ールに取り付けられる面がほぼ平らに形成されている融
雪器である。請求項7に記載の融雪器を用いれば、熱伝
達効率が一層向上する。
【0011】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
〜7のいずれかに記載の融雪器であって、本体部の、レ
ールに取り付けられる面の反対側に流入口及び流出口が
設けられている融雪器である。請求項8に記載の融雪器
を用いれば、融雪器や配管が軌道の保守作業等の妨げに
ならないため、軌道の保守作業等を効率よく行うことが
できる。
【0012】また、請求項9に記載の発明は、レールの
側面に取り付けられた複数の融雪器と、加熱器と、複数
の融雪器と加熱器をシリーズに連結する配管とを備える
融雪装置であって、融雪器として請求項1〜8のいずれ
かに記載の融雪器を用いた融雪装置である。請求項9に
記載の融雪装置を用いれば、請求項1〜8に記載の融雪
器の効果を有する融雪装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、融雪器10をレールの分岐
器のポイント部近辺に設置した一実施の形態の概略図を
示している。線路には枕木2が設置され、ポイント部近
辺では、枕木2の上部に所定の長さの床板3が設置され
ている。床板3の上部には、基本レール1a、1b、ト
ングレール1e、1fが設置されている。なお、図1に
おける上方にある、例えば、関節部(図示していない)
で、トングレール1e、1fの先にそれぞれリードレー
ルが接続されている。図1では、トングレール1eは基
本レール1aと接触し、トングレール1fは基本レール
1dと離されている。ポイントを切り換える指示がある
と、例えば、トングレール1e及びトングレール1f
は、床板3の上部を移動する。これにより、トングレー
ル1eは基本レール1aから離れ、トングレール1fは
基本レール1dと接触する。
【0014】基本レール1a、1bの側面(軌道外側の
側面)には、枕木2の間の位置に、融雪器10が取り付
けられている。(図1では、5箇所に設けられてい
る。)各融雪器10は、配管20でシリーズに接続され
ている。シリーズに接続された融雪器群の一方端側の融
雪器10の流入口には、線路から離れた所定の場所に設
置された加熱器90の熱伝達媒体供給口92が接続され
ている。また、シリーズに接続された融雪器群の他方端
の融雪器10の流出口には、加熱器90の熱伝達媒体回
収口91が接続されている。このように、基本レール1
a及び1bに設けられた融雪器10と、配管20及び加
熱器90により融雪装置100が構成されている。ま
た、図3に示すように、レール1は断面が略エの字型に
形成されている。融雪器10は基本レール1a、1bの
側面(例えば、頭部5aと脚部5b間の胴部5cの側
部)に設けられている。このため、融雪器10を、基本
レール1bの側面に設置して、配管20で接続した状態
を、基本レール1bの上部から見ると、図1のS部拡大
図で示すように、配管20と取付金具30のみが視認で
き、融雪器10は頭部5aの下に隠れる。
【0015】融雪器10は、図2に示すように、取付金
具30により基本レール1a、1bの側部に固定されて
いる。図3は、融雪器10を取付金具30により基本レ
ール1bに取り付けた状態を示す図2のB−B線断面図
である。まず、取付金具30を基本レール1bに取り付
ける。次に、取付金具30により融雪器10を基本レー
ル1bの側面に押圧した状態で固定する。
【0016】ここで、取付金具30は、引掛ボルト31
と本体ブラケット32を有している。引掛けボルト31
は、一端側(先端側)に突起部31aが設けられ、他端
側にはナット34に形成されているねじ部と螺合可能な
ねじ部が形成されている。本体ブラケット32は、引掛
けボルト31に移動可能に設けられている。本体ブラケ
ット32とナット34との間には、バネ座金33が設け
られている。本体ブラケット32の両側(図3では紙面
の手前側と後ろ側)には、ボルト41a、41bに形成
されたねじ部が螺合可能なねじ部が形成されている。ボ
ルト41a、41bには、バネ座金43b、43aが嵌
合されているとともに、ナット42a、42bが螺合さ
れている。ボルト41a、41bの先端は、本体ブラケ
ット32を貫通して設けられる。また、本体ブラケット
32のほぼ中央部には、ボルト37に形成されたねじ部
が螺合可能なねじ部が形成されている。ボルト37に
は、バネ座金38が嵌合されているとともに、ナット3
6が螺合されている。ボルト37は、本体ブラケット3
2を貫通して設けられ、先端には融雪器押え部材35が
取りつけられている。
【0017】例えば、融雪器10を基本レール1bに取
り付けるには、まず、取付金具30を基本レール1bに
取り付け、そして、取付金具30により融雪器10を基
本レール1bの側面に押圧して取り付ける。以下に具体
的に説明する。まず、取付金具30を配設する位置で、
引掛ボルト31の先端の突起部31aを、基本レール1
bの脚部5bの下方にて、基本レール1bの一方側(軌
道の外側)から他方側(軌道の内側)に通す。次に、取
付金具30を所定の位置に位置決めした後、引掛けボル
ト31を締めて本体ブラケット32を基本レール1bの
方向(図3において左方向)に移動させる。これによ
り、突起部31aと本体ブラケット32によって基本レ
ール1bの脚部5bを挟持する。次に、ナット42a、
42bを緩めた状態で、ボルト41a、41bを締め
て、ボルト41a、41bの先端部を基本レール1bの
脚部5bの上面に当接させる。その後、ナット42a、
42bを締めてボルト41a、41bを固定する。同様
の方法で、所定間隔をあけて、他の融雪器10を基本レ
ール1bの側面に取り付ける。次に、融雪器10を、基
本レール1bと、基本レール1bの2箇所に取り付けら
れた2つの取付金具30の融雪器押え部材35との間に
配置する。次に、ナット36を緩めた状態で、ボルト3
7を締めて融雪器押え部材35を基本レールの方向(図
3では左方向)に移動させる。その後、ナット36を締
めてボルト37を固定する。これにより、融雪器10
は、基本レール1bと融雪器抑え部材35との間に挟持
された状態で固定される。
【0018】次に、融雪器10の構成を図4及び図5に
基づいて説明する。以下では、配管用継ぎ手60aから
熱伝達媒体が流入し、配管用継ぎ手60bから流出する
ものとする。融雪器10は、通路50が形成された融雪
器本体10aと、蓋10bと、融雪器10の長手方向両
端から所定の距離だけ内側に設けられた配管用継ぎ手6
0a、60bとから構成されている。融雪器本体10a
と、蓋10bは熱伝導率のよい金属で構成されている。
配管用継ぎ手60a取付部に対応する融雪器本体10a
には、融雪器10を基本レール1bに取り付けた時にレ
ールに取り付けられる面の反対側に、分岐点53aまで
1条の溝54aが形成されている(図5に示す図4の
E、F断面図)。そして、分岐点53aから2条の溝5
1、52に分岐する(図5に示す図4のG、H断面
図)。2条の溝51、52は、融雪器10の他端側の分
岐点53bで再び1条の溝54bに一括されている。1
条の溝54bは、配管用継ぎ手60b取付部に対応する
位置まで形成されている。
【0019】融雪器本体10aには、通路50(1条の
溝54a、54b、分岐点53a、53b、2条の溝5
1、52)が形成されている側に蓋10bが取り付けら
れる。蓋10bには、配管用継ぎ手60aの取付位置に
孔55a、配管用継ぎ手60bの取付位置に孔55bが
形成されている。配管用継ぎ手60aは、内側に孔を有
する筒状に形成され、外周に小径部61aと大径部62
aが形成されている。小径部61aの外径は孔55aの
外径より小さく、大径部62aの外径は孔55aの外径
より大きく形成されている。これにより、配管用継ぎ手
60aは、小径部61aが蓋10bの孔54aに嵌合し
た状態で固定される。配管用継ぎ手60bも同様に、内
側に孔を有し、小径部61b及び大径部62bを有する
筒状に形成されている。そして、配管用継ぎ手60b
は、小径部61bが蓋10bの孔55bに嵌合した状態
で固定される。また、配管用継ぎ手60a、60bの大
径部62a、62bの内周面には、後述する配管用接続
部材70a、70bに形成されたねじ部73a、73b
が螺合可能なねじ部63a、63bが所定の長さ形成さ
れている(図7参照)。このように、配管用継ぎ手60
a、60bは、融雪器10のレールに取り付けられる面
とは反対側の面で、融雪器10の長手方向の両端から所
定の長さ中心よりで両端に近い位置に設けられる。これ
により、配管接続用部材70a、70b及び配管20が
レールに取り付けられた複数の融雪器10間の間隔に収
まらなくてもよいため、複数の融雪器10間の間隔を狭
くすることができる。したがって、熱効率がよい。
【0020】また、図2〜図4のJ視図である図7に示
すように、配管用継ぎ手60aに接続される配管用接続
部材70aは、本体接続部71aと、本体接続部71a
に対して、例えば、ほぼ直角に屈曲した配管接続部72
aを有し、略L字型に形成されている。なお、配管用接
続部材70aと本体接続部71aが成す角度は、直角に
限定されるものではない。本体接続部71aには、配管
用継ぎ手60aの大径部62aの内周面に形成されたね
じ部63aに螺合するねじ部73aが形成されている。
また、配管接続部72aの内周面には、配管20を取り
付けるためのねじ部(図示していない)が形成されてい
る。配管20の両端には、接続部21が設けられてい
る。接続部21には、配管接続部72aの内周面に形成
されたねじ部に螺合するねじ部が形成されている。配管
20の接続部21には、テフロン(登録商標)等の、紫
外線や温度変化に強い素材で形成されたチューブ22が
圧着されている。また、チューブ22の外周には、例え
ば、ゴム製の筒状の断熱・保護部材23が設けられてい
る。配管用継ぎ手60bに接続される配管用接続部材7
0bも、配管用接続部材70aと同様に、本体接続部7
1b及び配管接続部72bを有し、略L字型に形成され
ている。本体接続部71bには、配管用継ぎ手60bの
大径部62bの内周面に形成されたねじ部63bに螺合
するねじ部73bが形成されている。また、配管接続部
72bの内周面には、配管20を取り付けるためにねじ
部が形成されている。配管用接続部材70a、70bと
しては、同じ部材を使用することもできる。
【0021】また、図6に示すように、融雪器10に
は、融雪器本体10a及び蓋10bを保護するために、
補強部材10cを設けても良い。補強部材10cは、ス
テンレス等の耐久性及び耐腐食性に優れ、強度の高い金
属を用い、断面が略コの字形であり長手方向の長さが融
雪器10と同等程度に形成されている。そして、補強部
材10cは、融雪器本体10aに蓋10bを取り付けた
上に、蓋10b側を包むように設けられる。また、補強
部材10cには、配管用継ぎ手60a、60bに対応す
る位置に、大径部62a、62bと同等の大きさの孔が
設けられている。その他、配管用継ぎ手60a、60b
及び配管用継ぎ手60a、60bに接続される配管用接
続部材70a、70bの構成等は、前述の補強部材10
cがない場合と同様である。
【0022】なお、融雪器本体10a、蓋10b、配管
用継ぎ手60a及び60bにより本発明の本体部が構成
され、流入通路54a(54bの場合もある)が本発明
の流入通路に対応し、流出通路54b(54aの場合も
ある)が本発明の流出通路に対応し、配管用継ぎ手60
a(60bの場合もある)に形成される孔が本発明の流
入口に対応し、配管用継ぎ手60b(60aの場合もあ
る)に形成される孔が本発明の流出口に対応し、配管用
接続部材70a(70bの場合もある)が本発明の第1
の接続部材に対応し、本体接続部71a(71bの場合
もある)が本発明の第1の本体接続部に対応し、配管接
続部72a(72bの場合もある)が本発明の第1配管
接続部に対応し、本体接続部71b(71aの場合もあ
る)が本発明の第2の本体接続部に対応し、本体接続部
72b(72aの場合もある)が本発明の第2の配管接
続部に対応する。
【0023】次に、融雪器10に配管20を接続する動
作を説明する。まず、図7に示すように、配管用継ぎ手
60a、60bに、配管用接続部材70a、70bの本
体接続部71a、71bをねじ止めする。この時、配管
接続部72a、72bの配管20が接続される個所が、
隣接する融雪器の方向を向くように(配管接続部72
a、72bが異なる方向を向くように)ねじ止めする。
また、図7のK視図である図8に示すように、配管接続
部72a、72bは、例えば、融雪器10の長手方向の
軸線に対する仰角が15°以内となるようにねじ止めさ
れる。そして、配管接続部72a、72bに配管20の
一端が接続される。配管20の他端は、隣接して基本レ
ール1bに取り付けられている別の融雪器10に、同様
にして接続される。このようにして、複数の融雪器10
が基本レール1bの側面に取り付けられ、配管20でシ
リーズに接続される。
【0024】また、図2のD−D線断面図に示すよう
に、配管用接続部材70a、70bは、配管用接続部材
70a、70bの配管接続部72a、72bに配管20
が取り付けられた時に、配管用接続部材70a、70b
及び配管20が、少なくとも基本レール1a、1bの脚
部側面5dから側方に出ないような略L字形の構成とな
っている(本体接続部71a、71bに対して配管接続
部72a、72bが、例えば、直角に屈曲している)。
これにより、配管用接続部材70a、70b及び配管2
0が、軌道の砕石を突き固めるビーター等による保守作
業等の邪魔にならず、軌道の保守作業を効率よく行うこ
とができる。また、配管接続部72a、72bの軸線
は、一直線上に水平になるように取り付けられることに
よって、隣接する融雪器10を連結する配管20の長さ
が短くて良く、配管20を効率よく配置することができ
る。しかしながら、図2に示すように、床板3上部と基
本レール1a、1bを押さえるレールブレス4等の障害
物がある場合には、配管20がレールブレス4等の障害
物を避けられるように、配管接続部72a、72bが、
融雪器10の長手方向の軸線に対して所定の仰角や俯角
を持って配設される。仰角の上限値は配管20がレール
の頭部5aを超えない値である。本実施の形態では、図
2、図8に示すように配管接続部72a、72bは、配
管20がレールブレス4を避けられるように仰角15°
で配設されている。すなわち、配管用接続部材70a、
70bの形状及び配管用接続部材70a、70bの融雪
器10への取り付け状態により、配管20がレールの頭
部5aから飛び出ず、また、配管用接続部材70a、7
0b及び配管20がレールの脚部側面5dから側方に飛
び出ないようになっている。
【0025】通路50に流入する熱伝達媒体としては、
例えば、30〜50%の不凍液を含む温水を用いる。こ
のため、イニシャルコストやランニングコストが安価で
ある。なお、熱伝達媒体は、温水に限定されるものでは
ない。また、流入通路及び流出通路の流路断面積を通路
50の流路断面積(分岐通路51、52の総流路断面
積)より小さく設定している。これにより、図6のF〜
Hから分かるように、配管接続部材70a、70bが取
り付けられる位置における融雪器本体10aの材料の量
が多くすることができる。したがって、配管接続部材7
0a、70bを取り付ける部分の強度が向上する。ま
た、通路50を複数の分岐通路51、52により構成し
ている。これにより、1つの通路50を1つの通路で構
成する場合に比して、融雪器10から基本レール1a、
1bへの熱伝達効率が向上する。また、初期段階におい
て、融雪器10が温まるのが早いため、融雪能力の立ち
上がりが早い。また、融雪器10の、基本レール1a、
1bに取り付けられる面をほぼ平らに形成している。こ
れにより、融雪器10から基本レール1a、1bへの熱
伝達効率が向上する。
【0026】実施の形態では、通路50を2つの分岐通
路51、52で構成したが、3以上の分岐通路で構成し
てもよい。また、通路50を1つの通路で構成してもよ
い。また、分岐部53a、53bは省略してもよい。あ
るいは小さくしてもよい。また、流入通路54a及び流
出通路54bの通路面積を通路の通路面積より小さくし
たが、本体部の補強等の必要がなければ、流入通路54
a及び流出通路54bの通路面積を通路の通路面積と等
しくあるいはそれより大きくしてもよい。また、配管用
継ぎ手60a、60b設けたが、配管用継ぎ手60a、
60bは省略することもできる。融雪器本体10aと蓋
10bとの組み付け方法、配管用継ぎ手60a、60b
と蓋10bとの接続方法、配管用継ぎ手60a、60b
と配管用接続部材70a、70bとの接続方法、配管用
接続部材70a、70bと配管20との接続方法は種々
の方法が可能である。
【0027】このようにして、融雪器10と配管20を
シリーズに接続して熱伝達媒体循環経路を形成する。そ
して、例えば、加熱器90近傍に設けられた融雪スイッ
チ(図示していない)をオンすると、加熱器90で暖め
られた熱伝達媒体(例えば、温水)が、熱伝達媒体供給
口92から配管20を通って、融雪器群の一方端の融雪
器10の流入口(配管用継ぎ手60a)から通路50に
供給される。また、熱伝達媒体は、融雪器10の通路5
0を通り、融雪器10の他端に接続された配管20を通
って、シリーズに接続された次の融雪器10の一方端の
通路50に供給される。このように、シリーズに接続さ
れた加熱器10を通って、熱伝達媒体は、融雪器群の他
方端の融雪器10の流出口(配管用継ぎ手60b)から
配管20を通って加熱器90の熱伝達媒体回収口91に
戻る。また、基本レール1aにおいても同様である。す
なわち、図1で示すように、加熱器901つで、基本レ
ール1a、1b側両方の熱伝達媒体を供給する場合に
は、加熱器90から熱伝達媒体供給口92を通って供給
された熱伝達媒体は、途中で基本レール1a側と基本レ
ール1b側に分岐される。そして、基本レール1a側と
基本レール1b側から戻ってきた熱伝達媒体は、途中で
合流して熱伝達媒体回収口91に戻る。融雪器10をシ
リーズに接続する数は、所定の温度の熱伝達媒体が到達
する範囲内であれば、いくつでもよい。(通常、分岐器
のポイント部では、5個位で充分である。)また、複数
の融雪器10と加熱器90をシリーズに接続した融雪装
置100は、加熱器90を基準にして、パラレルに接続
されていてもよい。すなわち、加熱器90は、パラレル
に接続された融雪装置100に、加熱した熱伝達媒体を
供給してもよい。加熱器90から融雪器10の位置が遠
い場合には、途中でポンプ等により水圧を上げるように
してもよい。このようにして、基本レール1a、1bの
側面が暖められる。その熱は、基本レール1a、1bが
設置されている床板3に伝わる。そして、床板3の回り
の雪を融かすことができる。
【0028】ここで、横軸で経過時間、縦軸で床板3の
温度を示す、融雪器を用いた場合の床板3の温度変化特
性を図9に示す。●印のグラフは、融雪用の装置をなに
も装着しなかった場合、■印のグラフは、従来の方式で
あるカンテラ式の場合、◆印のグラフは、本発明の熱伝
達媒体循環式の融雪器10を用いた場合を示す。カンテ
ラ式では、床板3の温度がほぼ10度が限界値である
が、熱伝達媒体循環式の融雪器10では20度位が限界
値となっている。よって融雪能力に優れている。また、
図10は、本発明の熱伝達媒体循環式の融雪器10を用
いた融雪装置100と、カンテラ式の融雪装置と、電気
ヒーター式の融雪装置の比較対照表である。まず、イニ
シャルコスト及びランニングコストにおいては、カンテ
ラ式のカンテラは安価であるしランニングコストとして
必要であるのは、ほぼ灯油代だけなので「◎」、電気ヒ
ーター式では電気設備を配設するためのイニシャルコス
トが高く、また、消費電力が大きいのでランニングコス
トも高いので「×」とする。これらと比較して、本発明
の熱伝達媒体循環式では、イニシャルコストは、電気ヒ
ーター式ほど高くなく、カンテラ式ほど安くはないがコ
ストパフォーマンスは良く「○」とする。次に、融雪能
力においては、カンテラ式では、図9に示すグラフで示
すように床板3の温度があまりあがらないため「△」、
電気ヒーター式では床板3の温度は30度位まで上げる
ことが可能であるので「◎」とする。これらと比較し
て、本発明の熱伝達媒体循環式では、電気ヒーター式ほ
ど床板3の温度を上げることはできないが、融雪能力と
しては充分であり、カンテラ式よりも優れているので
「○」とする。次に、融雪器の保守性においては、カン
テラ式では、線路に設置されたカンテラに給油、着火、
消火等の作業を手作業で行う必要があるので「×」、電
気ヒーター式では遠隔操作が可能であるので「◎」とす
る。これらと比較して、本発明の熱伝達媒体循環式でも
遠隔操作が可能であるので「◎」とする。次に、軌道の
保守作業性においては、カンテラ式では、カンテラを設
置するためにレールの下部位置に設置するU字溝がじゃ
まになり、軌道の保守作業がし難いので「×」、電気ヒ
ーター式ではレールの側面に取り付ける複数の発熱体の
電気配線が電源に並列接続であるので多数の線路回りの
配線がじゃまになり、軌道の保守作業がし難いので
「△」とする。これらと比較して、本発明の熱伝達媒体
循環式は複数の融雪器をシリーズに接続するため配管及
び配線が少なくてよいので「○」とする。
【0029】本発明の構成は、本実施の形態に限定され
るものではない。融雪装置100の融雪スイッチは、加
熱器90の近傍ではなく、例えば、管理室にあってもよ
い。また、複数の分岐器のポイントに設けられた融雪装
置100を集中管理してもよい。また、加熱器90には
灯油タンクが接続されていて、加熱器の灯油が不足する
と、自動的に給油される構成となっていてもよい。ま
た、例えば、融雪スイッチ近傍に表示器(図示していな
い)を設け、異常発生時に警報を表示してもよい。この
場合の異常とは、例えば、熱伝達媒体の不足、地震等異
常な振動による停止、灯油タンクの灯油切れがある。ま
た、異常発生時には、警報音を発しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
融雪器によれば、イニシャルコストや、ランニングコス
トが安価である。また、遠隔操作が可能であり、融雪器
の保守性がよい。また、融雪器や、配管が軌道の保守作
業等の妨げにならないため、軌道の保守作業等を効率よ
く行うことができる。また、請求項2に記載の融雪器に
よれば、熱伝達効率が向上する。また、初期段階におい
て、融雪器が温まるのが早いため、融雪能力の立ち上が
りが早い。また、請求項3に記載の融雪器によれば、イ
ニシャルコストや、ランニングコストが安価である。ま
た、遠隔操作が可能であり、融雪器の保守性がよい。ま
た、本体部の流入口及び流出口まわりの強度が向上す
る。また、請求項4に記載の融雪器によれば、融雪器や
配管が保守作業の妨げにならないため、軌道の保守作業
等を効率よく行うことができる。また、請求項5に記載
の融雪器によれば、熱伝達効率が向上する。また、初期
段階において、融雪器が温まるのが早いため、融雪能力
の立ち上がりが早い。また、請求項6に記載の融雪器に
よれば、配管が軌道の保守作業の妨げにならないため、
軌道の保守作業等を一層効率よく行うことができる。ま
た、請求項7に記載の融雪器によれば、熱伝達効率が一
層向上する。また、請求項8に記載の融雪器によれば、
融雪器や配管が保守作業の妨げにならないため、軌道の
保守作業等を効率よく行うことができる。また、請求項
9に記載の融雪装置によれば、請求項1〜8に記載の融
雪器の効果を有する融雪装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態の概略図である。
【図3】取付金具30部分の融雪器10の取り付け状態
を示すB−B線断面図である。
【図4】融雪器10の平面図である。
【図5】融雪器10の断面図である。
【図6】補強部材10cが設けられた融雪器10の断面
図である。
【図7】融雪器10に配管接続部材70bと配線20の
接続状態を示す概略図である。
【図8】配管20の取り付けに関する説明図である。
【図9】床板3の温度変化特性を示すグラフである。
【図10】種々の融雪装置の比較対照表である。
【図11】従来技術を示す説明図である。
【図12】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1a、1b 基本レール 1e、1f トングレール 2 枕木 3 床板 10 融雪器 20 配管 21 接続部 22 チューブ 30 取付金具 50 通路 60a、60b 配管用継ぎ手 70a、70b 配管接続部材 71a、71b 融雪器接続部 72a、72b 配管取付部 100 融雪装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 憲幸 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号 名古屋鉄道株式会社内 (72)発明者 志甫 裕 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号 名古屋鉄道株式会社内 (72)発明者 小野 和彦 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号 名古屋鉄道株式会社内 (72)発明者 大森 昭嗣 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号 名古屋鉄道株式会社内 (72)発明者 安部 佳宣 愛知県岡崎市舞木町寺前11−1 名鉄住商 工業株式会社舞木定期検査場内 (72)発明者 伊藤 文夫 愛知県名古屋市中村区名駅南三丁目4番26 号 名鉄住商工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 信男 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社土浦工場内 (72)発明者 上村 典弘 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 セントラルタワーズ36F 日立電線株式会 社中部支店内 Fターム(参考) 2D056 BA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに取り付けられる、熱伝達媒体を
    用いて雪を融かす融雪器であって、 流入口、流出口、流入口と流出口との間に設けられた通
    路を有する本体部と、 本体部から延び、流入口に接続される第1の本体接続部
    と、第1の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
    が接続される第1の配管接続部とを有し、略L字型に形
    成された第1の接続部材と、 本体部から延び、流出口に接続される第2の本体接続部
    と、第2の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
    が接続される第2の配管接続部とを有し、略L字型に形
    成されている第2の接続部材と、を備える融雪器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の融雪器であって、通路
    が複数の分岐通路により構成されている融雪器。
  3. 【請求項3】 レールに取り付けられる、熱伝達媒体を
    用いて雪を融かす融雪器であって、 流入口、流入口に接続された流入通路、流出口、流出口
    に接続された流出通路、流入通路と流出通路との間に設
    けられた通路を有する本体部とを備え、流入通路及び流
    出通路の流路断面積が通路の流路断面積より小さく設定
    されている、 融雪器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の融雪器であって、 本体部から延び、流入口に接続される第1の本体接続部
    と、第1の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
    が接続される第1の配管接続部とを有し、略L字型に形
    成された第1の接続部材と、 本体部から延び、流出口に接続される第2の本体接続部
    と、第2の本体接続部に対して屈曲して設けられ、配管
    が接続される第2の配管接続部とを有し、略L字型に形
    成されている第2の接続部材とを備える融雪器。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の融雪器であっ
    て、通路は複数の分岐通路により構成され、流入通路及
    び流出通路の流路断面積が複数の分岐通路の総流路断面
    積より小さく設定されている融雪器。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、4、5のいずれかに記載
    の融雪器であって、第1及び第2の接続部材は、第1及
    び第2の接続部材に接続された配管がレールの脚部端面
    よりも側方に出ないように設けられている融雪器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の融雪器
    であって、本体部の、レールに取り付けられる面がほぼ
    平らに形成されている融雪器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の融雪器
    であって、本体部の、レールに取り付けられる面の反対
    側に流入口及び流出口が設けられている融雪器。
  9. 【請求項9】 レールの側面に取り付けられた複数の融
    雪器と、加熱器と、複数の融雪器と加熱器を連結する配
    管とを備える融雪装置であって、融雪器として請求項1
    〜8のいずれかに記載の融雪器を用いた融雪装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005126925A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Cogifer Nordic Ab 転轍器の床板用ヒーター装置
KR101276197B1 (ko) * 2010-06-30 2013-06-18 정새봄 히트파이프를 이용한 철도 분기기 융설장치
KR101671674B1 (ko) * 2016-06-15 2016-11-01 이국현 철도 레일 보완 모듈
JP2020045613A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 東日本旅客鉄道株式会社 レール用取付器具
KR102829054B1 (ko) * 2022-08-24 2025-07-04 국립군산대학교산학협력단 레일 정온 장치

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