JP2002293139A - グラスラン - Google Patents

グラスラン

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JP2002293139A
JP2002293139A JP2001104237A JP2001104237A JP2002293139A JP 2002293139 A JP2002293139 A JP 2002293139A JP 2001104237 A JP2001104237 A JP 2001104237A JP 2001104237 A JP2001104237 A JP 2001104237A JP 2002293139 A JP2002293139 A JP 2002293139A
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Takeshi Uchida
健 内田
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業性に優れかつ、ドアサッシュ部
に対する保持力の優れたグラスランを提供する。 【解決手段】 ドアサッシュ部の嵌合凹部に取り付けら
れ、ウインドガラスの外周縁をシールするグラスラン2
であって、互いに対向する一対の側壁部4と、ドアガラ
スの外周端面に対向する底壁部6と、を有するグラスラ
ン2において、両側壁部4の基端から先端に向かって斜
めに延び、底壁部6と側壁部4とを接続する一対の連結
部8と、側壁部4の各内側面にそれぞれ形成され、底壁
部6の両端が嵌合する溝部24と、を備え、底壁部6は
両側壁部4の基端と先端との間に位置していると共に、
嵌合凹部に取り付けられた状態では、底壁部6が側壁部
4に対して略直交するように、底壁部6の両端が溝部2
4にそれぞれ嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のグラスラ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアサッシュ部には、ウインド
ガラスの外周縁を摺動可能にシールするグラスランが取
り付けられている。
【0003】このようなグラスランにおいては、ドアサ
ッシュ部への保持力が強固になるよう構成されたものが
従来から知られている。
【0004】例えば、実開平5−86642号公報に
は、図5に示すように、ドアサッシュ部65の嵌合凹部
66に押し込まれる側壁部67a,67bにそれぞれ中
空部68a,68bが形成されたグラスラン69が開示
されている。そのため、このグラスラン69において
は、グラスラン69の側壁部67a,67bが中空部6
8a,68bを介して嵌合凹部66の互い対向する側壁
70a,70bに対してそれぞれ密接することになり、
グラスラン69は、ドアサッシュ部65に強固に保持さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなグラスラン69においては、側壁に形成された中空
部68a,68bを嵌合凹部66の側壁70a,70b
に対して摺動させながらグラスラン69を押し込んでい
くため、ドアサッシュ部65への取り付け方によって、
図6に示すように、グラスラン69がドアサッシュ部6
5に対して傾いて取り付けられてしまう場合がある。
【0006】また、実公平7−8266号公報には、図
7に示すように、断面略コ字形の本体部73のコーナー
部の内面に、コーナー部の内側を横切るように、底壁7
4から斜め方向に突出して、先端が本体部73の側壁7
5a,75bに当接するリップ状のリブ76a,76b
が形成されたグラスラン77が開示されている。
【0007】このようなグラスラン77においては、リ
ブ76a,76bの突っ張りによって、側壁75a,7
5bの内側への倒れ込みが防止され、側壁75a,75
bがドアサッシュ部78の嵌合凹部79に対して密接す
ることになるので、ドアサッシュ部78に対して強固に
保持される。
【0008】しかしながら、リブ76a,76bによっ
て側壁75a,75bの内側への倒れ込みは防止できる
ものの、側壁75a,75bの外側への倒れ込みに関し
ては何ら規制することはできないため、ドアサッシュ部
78への取り付け方によって、図8に示すように、グラ
スラン77がドアサッシュ部78に対して傾いて取り付
けられてしまう場合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、ドアサッシュ部に設けられた嵌合凹部に取り
付けられ、ウインドガラスの外周縁をシールするグラス
ランであって、互いに対向する一対の側壁部と、上記一
対の側壁部間に位置し、ドアガラスの外周端面に対向す
る底壁部と、を有し、上記一対の側壁部のそれぞれの外
側面には、上記各側壁部の先端に向かって突出する保持
リップが少なくとも一つ以上設けられたグラスランにお
いて、上記両側壁部の基端から先端に向かって斜めに延
び、上記底壁部と上記両側壁部とを接続する一対の連結
部と、上記一対の側壁部の各内側面にそれぞれ形成さ
れ、上記底壁部の両端が嵌合する溝部と、を備え、上記
底壁部は上記両側壁部の基端と先端との間に位置してい
ると共に、上記ドアサッシュ部の上記嵌合凹部に取り付
けられた状態では、上記底壁部が上記一対の側壁部に対
して略直交するように、上記底壁部の両端が上記溝部に
それぞれ嵌合することを特徴としている。グラスラン
は、一対の側壁部の各外側面をフランジに対してそれぞ
れ摺動させながらドアサッシュ部に対して取り付けられ
るが、底壁部の両端部が両側壁部の溝部にそれぞれ嵌合
することと、底壁部が一対の連結部により両側壁部に接
続していることにより、グラスランを取り付ける際に、
両側壁部の相対的な位置がずれることがなく、さらに両
側壁部と底壁部との角度が略90°に保たれる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記保持リップが、上記溝部が形成さ
れた位置の裏側となる上記側壁部の外側面にそれぞれ設
けられていることを特徴としている。これによって、保
持リップが底壁部の端部によってドアサッシュ部のフラ
ンジに押し付けられる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記側壁部上端側の上記溝部
開口縁に保持突起部が形成されていることを特徴として
いる。これによって、底壁部の両端部が両側壁部の各溝
部から外れことを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、グラスラン2は、ゴム
または樹脂等からなり、互いに対向する断面略矩形の一
対の側壁部4a,4bと、両側壁部4a,4b間に位置
する断面略矩形の底壁部6と、両側壁部4a,4bの基
端から先端に向かって斜めに延び、底壁部6と両側壁部
4a,4bとを接続する一対の連結部8a,8bと、か
ら大略構成されており、ドアサッシュ部10の設けられ
た嵌合凹部12に圧入固定されている。このグラスラン
2は、押出成形によって製造されており、グラスラン2
の長手方向の略全長に亙って同一断面形状となってい
る。
【0014】嵌合凹部12は、断面略コ字形のチャンネ
ル部材14の互いに対向する一対の側壁16a,16b
と、これらの側壁16a、16bの外側面にそれぞれ接
合されたパネル部材18a,18bと、によって形成さ
れており、チャンネル部材14の側壁16とパネル部材
18とによって、互いに対向するフランジ状の一対の側
壁20a,20bが形成され、この一対の側壁20a,
20b間にグラスラン2が圧入固定されている。
【0015】そして、これら側壁20a,20bは、嵌
合凹部12の長手方向全長に亙って平面となっている。
【0016】側壁20a、20bに対向する両側壁部4
a,4bの外側面には、側壁部4の先端に向かって斜め
に延出し、側壁20a,20bに対してそれぞれ密接す
る保持リップ22a,22b,22c,22dがそれぞ
れ形成されている。これら保持リップ22は、側壁部4
の基端と、後述する溝部24が形成された位置の裏側
と、にそれぞれ形成されている。また、側壁部4a、4
bの先端には、側壁部4の基端側に向かって延出し、側
壁20a,20bの外側面を覆うモールリップ26a,
26bがそれぞれ設けられている。ここで、28a,2
8bはウインドガラス(図示せず)の外周縁を摺動可能
にシールするシールリップである。
【0017】側壁部4a,4bの内側面には、グラスラ
ン長手方向の全長に亙って連続する溝部24a,24b
がそれぞれ形成されている。これら溝部24a,24b
は、側壁部4の基端から所定距離だけ側壁部4の先端
側、すなわち図1において下方側に形成され、かつ各溝
部24a,24bの各側壁部4a,4bの基端からの距
離は互いに等しくなっている。また側壁部4先端側の溝
部24開口縁には、保持突起部30a,30bがそれぞ
れ形成されている。
【0018】そして、これらの溝部24a,24bに、
連結部8a,8bによって両側壁部4a,4bに接続さ
れた底壁部6の両端が嵌合することにより、ドアサッシ
ュ部10に取り付けられた状態では、底壁部6は、側壁
部4a,4bの基端と先端との略中間に位置していると
共に、側壁部4a,4bに対して略直交した状態となっ
ている。すなわち、グラスラン2において、底壁部6と
側壁部4a,4bとに着目すると、これらは断面略H字
形状となって嵌合凹部12bに固定されている。
【0019】また、底壁部6は、グラスラン2が取り付
けられる嵌合凹部12の側壁20a,20b間の距離に
応じてその幅が決定されている。
【0020】連結部8a,8bは、側壁部4a,4bの
基端から側壁部4の先端に向かって斜めに突出するよう
形成されている。つまり、底壁部6は、連結部8a,8
bによってその背面側から支持されているため、ウイン
ドガラス全閉時にウインドガラス外周端面(図示せず)
が圧接しても、その形状が過度に撓み変形することがな
く、総じてグラスラン2全体の形状が崩れることのない
構造となっている。
【0021】このようなグラスラン2のドアサッシュ部
10への組み付け過程を図2(a)〜図2(d)を用い
て説明する。
【0022】図2(a)に示すように、グラスラン2
は、ドアサッシュ部10への組み付け前の状態、すなわ
ち嵌合凹部12の一対の側壁20a,20b間に圧入さ
れる以前の状態では、底壁部6の両端が、側壁部4a、
4bの溝部24a,24bに対して嵌合していない。
【0023】図2(b)に示すように、図2(b)中の
矢示方向に、嵌合凹部12の一対の側壁20a,20b
間への圧入が開始されると、まず一方の溝部24a、す
なわち図2(b)における左側の溝部24aに対して、
この溝部24aに対応する底壁部6の一端が嵌合する。
【0024】さらに、グラスラン2が嵌合凹部12に対
して圧入されると、図2(c)に示すように、他方の溝
部24b、すなわち図2(c)における右側の溝部24
bにも、底壁部6の他端が嵌合する。そして、底壁部6
の両端が両側壁部4a,4bの各溝部24a,24bに
嵌合すると、各連結部8a,8bの形状保持効果によっ
て、両側壁部4a,4bに対する底壁部6の相対的、か
つ最終的な位置関係が決定する。また、両保持突起部3
0a,30bが、底壁部6の両端近傍と係合すること
で、各溝部24a,24bから底壁部6の両端が外れな
いようになるため、底壁部6によって側壁部4a,4b
の内側への倒れ込みが防止され、グラスラン2が嵌合凹
部12に対して相対的に傾いてしまうことがないので、
ドアサッシュ部10に対するグラスラン2の取付作業性
は良好なものとなる。
【0025】そして、図2(d)に示すように、両側壁
部4a,4bの基端が嵌合凹部12の底壁面となるチャ
ンネル部材14の底壁32に当接し、グラスラン2のド
アサッシュ部10に組み付けが終了した状態では、各保
持リップ22a〜22dが嵌合凹部12の側壁20a,
20bに対してそれぞれ密接しているため、グラスラン
2に、図2(d)中の矢示方向に力が働いても、グラス
ラン2がドアサッシュ部10から抜けることはない。
【0026】以上、述べてきたように、本実施例におけ
るグラスラン2においては、ドアサッシュ部10に取り
付ける際に、底壁部6の両端が両側壁部4a,4bの各
溝部24a,24bに対して嵌合することによって、両
側壁部4a,4b相互の相対的な位置関係が決定され
る。また、一対の連結部8a,8bによって、側壁部4
a,4bに対して底壁部6が略直交するよう支持され
る。すなわち、グラスラン2の側壁部4a,4bが嵌合
凹部12の側壁20a,20bに対して相対的に傾いて
しまうことがないので、グラスラン2のドアサッシュ部
10への取付作業性を向上させることができる。
【0027】また、溝部24a,24bが形成された位
置の裏側の側壁部4外側面に、保持リップ22b,22
dがそれぞれ形成されているため、溝部24に底壁部6
の両端が嵌合すると、底壁部6の両端によって、これら
保持リップ22b,22dが嵌合凹部12の側壁20
a,20bに対して押し付けられることとなり、ドアサ
ッシュ部10に対してグラスラン2を強固に保持させる
ことができる。
【0028】そして、保持突起部30a,30bを形成
することによって、底壁部6の両端が溝部24a,24
bから外れてしまうことを防止することができ、グラス
ラン2のドアサッシュ部10への取付作業性を確実に向
上させることができる。
【0029】尚、上述した第1実施例においては、チャ
ンネル部材14がグラスラン2の長手方向全長に亙って
嵌合凹部12の構成要素となっているが、グラスラン2
の底壁部6にウインドガラスの外周端面が当接しても、
一対の連結部8a,8bによって底壁部6が十分支持さ
れているため、嵌合凹部12にチャネル部材14を間欠
的に設けることも可能であり、また、チャンネル部材1
4を全面的に廃止することも可能である。
【0030】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。尚、上述した第1実施例と共通する構成について
は、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0031】図3は、本発明の第2実施例を示してい
る。
【0032】この第2実施例におけるグラスラン40
は、上述した第1実施例とは異なる形状の嵌合凹部に対
して圧入固定されている。
【0033】この第2実施例における嵌合凹部42は、
ドアサッシュ部10を構成するパネル部材44を折曲す
ることによって形成されており、嵌合凹部42の互いに
対向する一対の側壁46a,46bには、段差部48
a,48bが形成されている。
【0034】また、嵌合凹部42の図3における左側の
側壁46aの高さが、嵌合凹部42の図3における右側
の側壁46bの高さよりも高くなるよう形成されてい
る。
【0035】第2実施例におけるグラスラン40は、上
述した第1実施例のグラスランと略同一構成となってい
るが、嵌合凹部42の側壁46a,46bの高さが互い
に異なっているため、それに対応して、図3における左
側の側壁部4aの長さが、図3における右側の側壁部4
bの長さよりも長くなるよう形成されている。
【0036】また、図3における右側の側壁部4bの外
側面には、3つの保持リップ22c,22d、50が形
成されている。すなわち、側壁部4bの基端と溝部24
bが形成された位置の裏側の他に、溝部24bよりも側
壁部4b先端側の外側面に保持リップ50が形成されて
いる。
【0037】そして、図3における左側の側壁部4aに
おいては、溝部24aの裏側に位置する保持リップ22
bが、図3における左側の側壁46aの段差部48aに
対して係合し、図3における右側の側壁部4bにおいて
は、溝部24bよりも側壁部4b先端側の外側面に形成
された保持リップ50が、図3における右側の側壁46
bの段差部48bに係合している。つまり、保持リップ
22b,50を段差部48a,48bにそれぞれ係合さ
せることによって、グラスラン40の嵌合凹部42から
の抜け止めを図っている。
【0038】このような第2実施例においても、上述し
て第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0039】図4は、本発明の第3実施例を示してい
る。
【0040】第3実施例におけるグラスラン51は、上
述した第1実施例のグラスラン2と略同一構成となって
おり、いわゆるチャンネルレスのドアサッシュ部10に
対して取り付けられている。すなわち、グラスラン51
が圧入固定される嵌合凹部52が、2枚のパネル部材5
4a,54bのみで形成され、第1実施例におけるチャ
ンネル部材14に相当する部材を具備していない。ま
た、嵌合凹部52の互いに対向する一対の側壁56a,
56bには、略階段状の段差部58a,58bがそれぞ
れ形成されている。
【0041】そして、段差部58a,58bには、グラ
スラン51の両側壁部4a,4bのそれぞれの基端位置
に形成された保持リップ53a,53cが係合してい
る。
【0042】この保持リップ53a,53cは、段差部
58a,58bに対する係り代が大きくなるようその突
出長さが、保持リップ22b,22dの突出長さよりも
相対的に長くなるよう形成されている。
【0043】このような第3実施例においても、上述し
た第1実施例と同様に、グラスラン51の底壁部6にウ
インドガラスの外周端面が当接しても、一対の連結部8
a,8bによって底壁部6が十分支持されているため、
底壁部6は、嵌合凹部52の底壁60に向かって押し上
げられるような変形をすることはない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、底壁部の両端部が両側
壁部の溝部にそれぞれ嵌合するため、グラスランを取り
付ける際に、両側壁部の相対的な位置がずれることがな
く、さらに底壁部が一対の連結部により背面より支持さ
れているために、両側壁部と底壁部との角度が略90°
に保たれることになるので、グラスランが傾いた状態で
ドアサッシュ部に取り付けらることがなく、グラスラン
の取付作業性を向上させることができる。
【0045】また、請求項2のようにすれば、保持リッ
プが底壁部の端部によってドアサッシュ部のフランジに
押し付けられるので、ドアサッシュ部に対してグラスラ
ンを強固に保持固定することができる。
【0046】さらに、請求項3のようにすれば、底壁部
の両端部が両側壁部の各溝部から外れことを確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラスランの断面形状を示す説明
図。
【図2】本発明に係るグラスランのドアサッシュ部への
取り付け過程を示す工程説明図。
【図3】本発明の第2実施例に係るグラスランの断面形
状を示す説明図。
【図4】本発明の第3実施例に係るグラスランの断面形
状を示す説明図。
【図5】従来のグラスランの断面形状を示す説明図。
【図6】図5に示すグラスランがドアサッシュ部に傾い
て取り付けられた状態を示す性説明図。
【図7】従来のグラスランの断面形状を示す説明図。
【図8】図7に示すグラスランがドアサッシュ部に傾い
て取り付けられた状態を示す性説明図。
【符号の説明】
2…グラスラン 4…側壁部 6…底壁部 8…連結部 22…保持リップ 24…溝部 30…保持突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアサッシュ部に設けられた嵌合凹部に
    取り付けられ、ウインドガラスの外周縁をシールするグ
    ラスランであって、 互いに対向する一対の側壁部と、上記一対の側壁部間に
    位置し、ドアガラスの外周端面に対向する底壁部と、を
    有し、上記一対の側壁部のそれぞれの外側面には、上記
    各側壁部の先端に向かって突出する保持リップが少なく
    とも一つ以上設けられたグラスランにおいて、 上記両側壁部の基端から先端に向かって斜めに延び、上
    記底壁部と上記両側壁部とを接続する一対の連結部と、
    上記一対の側壁部の各内側面にそれぞれ形成され、上記
    底壁部の両端が嵌合する溝部と、を備え、上記底壁部は
    上記両側壁部の基端と先端との間に位置していると共
    に、上記ドアサッシュ部の上記嵌合凹部に取り付けられ
    た状態では、上記底壁部が上記一対の側壁部に対して略
    直交するように、上記底壁部の両端が上記溝部にそれぞ
    れ嵌合することを特徴とするグラスラン。
  2. 【請求項2】 上記保持リップが、上記溝部が形成され
    た位置の裏側となる上記側壁部の外側面にそれぞれ設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のグラスラ
    ン。
  3. 【請求項3】 上記側壁部上端側の上記溝部開口縁に保
    持突起部が形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のグラスラン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184563A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスランの型成形部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184563A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスランの型成形部

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