JP2002291705A - 携帯型電話機を利用した食事時刻記録装置 - Google Patents

携帯型電話機を利用した食事時刻記録装置

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JP2002291705A
JP2002291705A JP2001096333A JP2001096333A JP2002291705A JP 2002291705 A JP2002291705 A JP 2002291705A JP 2001096333 A JP2001096333 A JP 2001096333A JP 2001096333 A JP2001096333 A JP 2001096333A JP 2002291705 A JP2002291705 A JP 2002291705A
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meal time
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meal
time
portable telephone
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JP2001096333A
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Katsuhisa Tsuchiya
勝久 土屋
Hiroshi Okano
浩史 岡野
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血糖値や尿糖値等の生体情報は、直前の食事
時刻から測定時刻迄の経過時間を基に測定値を処理する
ことが望ましいが、食事時刻を記録する装置を常に持ち
歩くことは使用者にとってはわずらわしいことが多く記
録されなくなることがある。 【解決手段】 本来常に個人で持ち歩いているネットワ
ークへの接続可能な携帯型電話機とネットワーク上のW
ebページ等の食事時刻記録手段を利用することで、専
用の食事時刻記録装置を使用することなしに食事時刻を
記録させて生体情報のデータ処理に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血糖や尿糖等の測定
した生体情報を処理するための基準となる食事時刻を記
録するネットワーク上の食事時刻記録手段の操作に利用
するネットワークへの接続可能な携帯型電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今の携帯型電話機の普及は目覚しく、
日々の生活の中に深く入り込んできており、個人単位で
の所有にまで広がりつつある。また、利用方法も電話機
としての利用からメール端末、さらにはインターネット
接続端末としても利用でき、更にはJava等で記述さ
れたソフトウエアが動作することまでが可能となり、他
の機器とのデータ通信もケーブル接続による有線通信ば
かりかBluetoothなどの近距離用の無線通信手段を搭載
することも言われている。
【0003】一方従来より、血糖や尿糖等のある生体情
報は、食事により影響を受けてその経過時間と共に変化
していくことが知られており、測定した血糖値や尿糖値
等を単純に比較するのではなく測定時刻の食事時刻から
の経過時間で正規化して比較する必要性が提案されてい
る。例えば、健常者でも食事後は血糖値が上昇し、糖尿
病患者でも空腹時は血糖値が低下するため一概に比較で
きない。また、そのために食事毎に食事時刻を記録させ
る入力手段・表示手段・記憶手段等を備えた専用の装置
も考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食事を
採る場所は入院患者等の特定の人々を除くと常に同じ場
所とは限らないため、普通の人は専用の食事時刻記録装
置を常時携帯している必要がある。
【0005】そのためだけの装置を携帯することは、普
通わずらわしく感じることが多く、また装置の所持を忘
れることもある。また、食事時刻の入力操作も面倒であ
るとますます装置の携帯と入力作業が面倒に感じられ
る。そして、記録された食事時刻情報は個人毎に分類し
て扱う必要もある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、本来常に個人で所持して
いる携帯型電話機を利用することで、他に使用できない
専用装置を持ち歩くあずらわしさをなくすことで、次第
に使用者が食事時刻の記録をしなくなることを防ぎ、入
力操作も簡略にて、その電話番号による自動的な個人判
別まで行える携帯型個人食事時刻記録装置としての利用
手段を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1は、ネットワークへの接続
可能な携帯型電話機において、食事時刻記録装置と利用
者に意識させずに、本来の使用目的である携帯型電話機
として所持して使用させておいて、食後の必要時にネッ
トワークへ接続することで、全く別の食事時刻記録装置
として携帯型電話機を機能させる。そして、食事時刻記
録手段は携帯型電話機には内蔵させずにネットワーク上
のWebページ等に構成することで多人数での利用にも
一元管理することで食事時刻情報を扱い安くし、携帯型
電話機をそのまま利用して、その入力手段や表示手段等
の機能を食事時刻記録装置として利用可能とさせる。そ
のため専用の食事時刻記録装置は全く不用となり、なく
すことができるので、食事時刻記録装置の専用機を持ち
歩くことも不用になる。
【0008】また、請求項2は、食事時刻記録手段に記
録する食事時刻情報を個人毎に管理するために携帯型電
話機に存在する数字キーを利用して数字列の個人判別用
の固有のコード番号等の情報で個人を識別して食事時刻
情報の記録保管場所を振り分ける。
【0009】また、請求項3は、使用している携帯型電
話機の電話番号を個人判別情報として利用することで、
個人判別用の固有コード番号等を入力する操作を簡略化
して省いて利用する。同様にICカードやIDカードあ
るいはバーコード入力が可能な携帯型電話機の場合は、
それらの情報を個人判別情報として利用することで、キ
ー操作を簡略化して省いて利用する。
【0010】また、請求項4は、ネットワーク上の食事
時刻記録手段のWebページに接続して開いた時の日付
と時刻を食事時刻の既定値とすることで、実際の食事直
後であれば、表示される食事時刻を確認するだけの操作
で食事時刻を記録させることができるために日付と時刻
を入力する操作が省略できるために簡略化できる。ま
た、記録させる食事時刻が既定値と異なる場合でも、入
力操作は分のみあるいは時・分のみにとどめられること
が多くできる。
【0011】また、請求項5は、誤って食事時刻を記録
させてしまった時に、容易に訂正・消去・確認を可能と
し、変更は多くの場合に直前に入力したものが多いため
に最新の記録された食事時刻から順番に操作できること
は、表示情報量の少ない携帯型電話機においては有効と
なる。
【0012】また、請求項6は、ネットワーク上の生体
情報正規化手段のWebページ等に切り替えることで血
糖値や尿糖値等の測定した生体情報の測定値を食事時刻
から測定時刻までの経過時間で正規化して確認すること
が、食事時刻を記録させた同じ携帯型電話機を用いて可
能となる。そのため専用の装置なしに生体情報を確認・
利用できるので、専用機が不用とできる。
【0013】また、請求項7は、食事時刻を基に正規化
した血糖値や尿糖値等の測定値の履歴をグラフ化して表
示する別のWebページ等に切り替えることで、専用の
装置なしに総合的に生体情報を確認・利用できる。
【0014】また、請求項8は、携帯型電話機で動作す
るプログラムにより携帯型電話機内蔵の不揮発メモリ等
に食事時刻情報を一時保管することで、ネットワーク上
の食事時刻記録手段と常に接続する必要性をなくすこと
で、食事時刻の入力・確認・訂正・削除の操作に対する
応答を早くして快適に操作できる環境とすることができ
る。
【0015】また、請求項9は、携帯型電話機から接続
して利用していたネットワーク上の食事時刻記録手段・
生体情報正規化手段・生体情報記録手段のWebページ
等を、他の専用機ではないコンピュータ等のネットワー
クに接続できる機器を用いての利用を可能とすること
で、携帯型電話機がもしもない場合やより入力や表示確
認をし易い環境を求める利用者に快適な操作環境を与え
ることができる。
【0016】また、請求項10は、血糖値や尿糖値等の
生体情報の測定装置と食事時刻記録に使用している同じ
携帯型電話機を有線通信あるいは無線通信で接続するこ
とで、生体情報測定値をネットワーク上の生体情報記録
手段のWebページ等へ記録させることができ、専用機
を不用とできる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の内容を、より理解しやす
くするため、以下に実施例を用いて詳説する。
【0018】携帯型電話機を食事時刻記録装置として利
用する場合の構成例を図1に、生体情報の測定値を食事
時刻から測定時刻までの経過時間で正規化する場合の概
念例を図2に示し、その食事時刻記録装置での各手段の
動作フローを図3に示す。そして、図4・5・6・7に
は携帯型電話機の表示画面の例を示す。
【0019】図1は、本来は食事時刻記録とは無関係な
個人で所持しているネットワーク接続可能な携帯型電話
機10を操作して食事時刻記録を行う場合の構成につい
て示す。使用者は、通常無線電話器として使用している
携帯型電話機10により、食事直後に無線電話網11を
経由してインターネット等のネットワーク21に存在す
るWebサイト20上に存在している各機能の実現手段
であるWebページ等25、26、27、28、29の
いずれかに接続させて操作することで、専用の装置等な
しに食事時刻記録装置として機能する。
【0020】本発明の使用に当たっては、食事後毎に携
帯型電話機10から食事時刻記録手段のWebページ等
26へ接続して食事時刻情報を記録させることが基本操
作となる。
【0021】食事時刻記録手段が複数の利用者を対象と
している場合は、そのWebページ等26は利用者の人
数分存在する。そのため、食事時刻記録手段への接続に
当たっては、先ず個人判別手段のWebページ等25に
接続して利用者の個人判別を行ってから対象となる利用
者に該当する食事時刻記録手段へ接続させる。個人判別
手段のWebページ等25では、個人を判別するために
例えば数字列からなるコード番号を利用者個人毎に割り
当てておき、その情報を個人判別情報として携帯型電話
機10の数字キーの操作により入力させることで、個人
判別を行う。その結果の情報を基に各食事時刻記録手
段、生体情報記録手段、生体情報正規化手段、生体情報
視覚化手段は、その個人別に割り当てられたWebペー
ジ等26、27、28、29を割り振って接続させる。
【0022】この個人判別情報の入力画面例を図4に示
す。表示画面の個人判別情報を入力する入力ボックスを
選択して数字キーでコード番号を入力・決定した後に、
矢印キー「▼」で「OK」を選択して決定キー「●」で
決定するすると個人判別を開始して、食事時刻記録手段
の該当する個人の食事時刻記録のWebページ等26へ
切り替える。尚、「キャンセル」を選択・決定すると接
続していたWebページ等から切り離して終了する。
【0023】個人を判別するための個人判別情報は、利
用している携帯型電話機10の電話番号を利用すること
で、入力操作を省略させることもできる。
【0024】また、ICカードやICカードあるいはバ
ーコード等の情報を読み取ることの可能な携帯型電話機
10の場合は、それらの持つ情報を個人判別情報として
利用することでコード番号のキー入力操作を省略させる
ことも可能となる。
【0025】個人判別情報を基に個人を判別すると、そ
の個人のデータを記録している食事時刻記録手段のWe
bページ等26に接続する。このときの年、月、日、
時、分の日付と時刻の情報を食事時刻の既定値とするこ
とで、入力操作の簡略化をはかる。
【0026】この食事時刻情報の入力画面例を図5に示
す。表示画面の上部には判別した個人の姓名を表示して
正しく個人判別されていることを知らせると共に食事時
刻情報を入力する入力ボックスには、接続したときの
年、月、日、時、分が表示されている。食事直後であれ
ば、そのままの時刻を利用できるので、選択されている
「OK」を決定キー「●」で決定するすると、そのとき
表示されている食事時刻情報を個人毎のファイルあるい
はデータベース等に記録して、記録させた最新の食事時
刻情報を表示させる食事時刻記録手段の該当する個人の
食事時刻確認のWebページ等26へ切り替える。ま
た、記録させる食事時刻情報が表示されているものと異
なるときは、訂正したい食事時刻情報の項目を矢印キー
「▲」・「▼」で選択して記録したい情報に変更してか
ら、「OK」を選択・決定する。前記の新たに記録され
た食事時刻情報は、記録するファイルあるいはデータベ
ース等に日付時刻の順番に記録される。尚、「キャンセ
ル」を選択・決定すると食事時刻情報を記録することな
く、最新の食事時刻情報を表示させる食事時刻記録手段
の該当する個人の食事時刻確認のWebページ等26へ
切り替える。「測定履歴」を選択・決定すると、食事時
刻情報を記録することなく、表示していた元の食事時刻
を含む生体情報視覚化手段の該当する個人のWebペー
ジ等へ切り替える。
【0027】食事時刻記録手段の該当する個人の食事時
刻確認のWebページ等26では、記録されている食事
時刻情報を確認して誤りがあるようであれば訂正・削除
することができる。また、記録されている食事時刻情報
に不足があれば追加して記録させることもできる。初め
に開く食事時刻記録手段の該当する個人の食事時刻確認
のWebページ等26には、記録されている最新の食事
時刻情報が表示される。
【0028】この食事時刻情報の確認画面例を図6に示
す。表示画面の上部には判別した個人の姓名を表示して
正しく個人判別されていることを知らせると共に食事時
刻情報を入力ボックスに表示し、初めは記録されている
最新の食事情報の年、月、日、時、分が表示されている
ので、記録されている食事時刻情報を確認することがで
きる。他の記録されている食事時刻情報を確認するには
矢印キー「<」・「>」を操作して表示される食事時刻
情報を切り替える。「<」を操作するとより古い食事時
刻情報を表示し、「>」を操作するとより新しい食事時
刻情報を表示する。操作できる矢印キーを報知するため
に画面右下に同様のマークを操作可能なもののみ表示す
る。例えば、最新記録の食事時刻情報を表示していると
きは、「>」は表示しない。また、最古記録の食事時刻
情報を表示しているときは、「<」は表示しない。ここ
で、「終了」を選択・決定すると接続していたWebペ
ージ等から切り離して終了する。「測定履歴」を選択・
決定すると、記録されている食事時刻情報になにも変更
を加えることなく、表示していた元の食事時刻を含む生
体情報視覚化手段の該当する個人のWebページ等へ切
り替える。表示されている食事時刻情報を訂正したい場
合は、訂正したい食事時刻情報の項目を矢印キー「▲」
・「▼」で選択して記録したい情報に変更してから、
「訂正」を選択・決定すると記録されている該当の食事
時刻情報が新しく変更された食事時刻情報に置き換え
て、その食事時刻情報を確認する食事時刻確認画面に切
り替わる。不足しているために食事時刻情報を新たに追
加したい場合は、表示されている食事時刻情報を元に異
なる食事時刻情報の項目を矢印キー「▲」・「▼」で選
択して追加記録したい情報に変更してから、「追加」を
選択・決定すると元になった記録されている該当の食事
時刻情報を帰ることなく新たに表示されている食事時刻
情報を追加記録して、その食事時刻情報を確認する食事
時刻確認画面に切り替わる。前記のように表示されてい
る食事時刻情報のいづれかの項目を変更しても矢印キー
「<」・「>」を操作すると元になった記録されている
食事時刻情報を変更するようなことなく、その前後の順
番に記録されている食事時刻情報を表示する食事時刻確
認画面に切り替わる。前記の訂正・追加等で新たに記録
された食事時刻情報は、記録するファイルあるいはデー
タベース等に日付時刻の順番に記録される。表示されて
いる食事時刻情報を削除したい場合は、「削除」を選択
・決定すると記録されている該当の食事時刻情報を削除
して、その次に古い食事時刻情報を確認する食事時刻確
認画面に切り替わる。このとき古い食事時刻情報が無い
場合は、新しい食事時刻情報を確認する食事時刻確認画
面に切り替わる。また、記録されている食事時刻情報が
無い場合は、食事時刻記録画面へ切り替わります。表示
されている食事時刻情報がどの項目も変更されていない
ときは、「訂正」・「追加」は選択できません。また、
表示されている食事時刻情報のどれかの項目が変更され
ているときは、「削除」は選択できません。
【0029】生体情報記録手段の該当する個人のWeb
ページ等27は、特に画面表示等は必要なく、血糖計や
尿糖計等の生体情報測定器で測定した測定値と測定時刻
情報を何らかの手段で伝送されたものを個人別のファイ
ルあるいはデータベースとして測定時刻順に記録してお
り、生体情報正規化手段や生体情報視覚化手段等の要求
により該当する生体情報を引き渡す手段であり、それら
の実施手順を記載したプログラムによる手段である。
【0030】生体情報正規化手段の該当する個人のWe
bページ等28は、最新の記録されている生体情報を該
当する個人の生体情報記録手段から取り出して、その測
定時刻情報直前の食事時刻情報を該当する個人の食事時
刻記録手段から取り出して、それらを画面に表示させる
とともに食事時刻から測定時刻までの経過時間を基に生
体情報測定値を正規化した値が画面に表示される。
【0031】この生体情報測定値の確認画面例を図7に
示す。表示画面の上部には判別した個人の姓名を表示し
て正しく個人判別されていることを知らせると共に、生
体情報の測定時刻情報と測定値そして食事時刻情報さら
に正規化した生体情報測定値を表示させる。他の記録さ
れている生体情報等を確認するには矢印キー「<」・
「>」を操作して表示される生体情報等を切り替える。
「<」を操作するとより古い生体情報等を表示し、
「>」を操作するとより新しい生体情報等を表示する。
操作できる矢印キーを報知するために画面右下に同様の
マークを操作可能なもののみ表示する。例えば、最新記
録の生体情報等を表示しているときは、「>」は表示し
ない。また、最古記録の生体情報等を表示しているとき
は、「<」は表示しない。ここで、「終了」を選択・決
定すると接続していたWebページ等から切り離して終
了する。「測定履歴」を選択・決定すると、表示してい
た生体情報を含む生体情報視覚化手段の該当する個人の
Webページ等へ切り替える。
【0032】生体情報の正規化の手法は種々考案されて
いるが、一つの手法として図2に示すように、測定直前
の食事時刻から測定時刻までの経過時間で変化する生体
情報の判定のしきい値を例えば図2(B)に示すように
規定して、その経過時間のしきい値[図2(B)]と生
体情報の測定値[図2(A)]との差を正規化した値
[図2(C)]とする。一般に血糖値等は、食後次第に
上昇し約1時間後にピークを迎えた後で次第に下降して
いく傾向にある。また、尿糖値等はさらに約1時間遅れ
た傾向で変化する。このような生体情報の測定値の変化
の傾向から食事時刻からの経過時間で判定するしきい値
を変えることで測定値を正規化して生体情報を解析でき
る。
【0033】生体情報視覚化手段の該当する個人のWe
bページ等29は、最新の記録されている生体情報を該
当する個人の生体情報記録手段から取り出して、その測
定時刻情報直前の食事時刻情報を該当する個人の食事時
刻記録手段から取り出して、それらを生体情報正規化手
段で正規化した測定値と測定時刻の食事時刻からの経過
時間でグラフ化等を行い視覚化情報として画面に表示す
ることで生体情報の傾向をわかりやすく履歴で見せるこ
とができる。
【0034】この生体情報測定値履歴の確認画面例を図
8に示す。表示画面の上部には判別した個人の姓名を表
示して正しく個人判別されていることを知らせると共
に、生体情報の食事時刻から測定時刻までの経過時間で
正規化した生体情報測定値を視覚情報の測定履歴として
表示させる。表示されている測定履歴以外の食事時刻か
らの測定履歴を見たいときは、矢印キー「<」・「>」
で選択して前後の食事時刻を基準とした測定履歴の画面
に切り替える。操作できる矢印キーを報知するために画
面右下に同様のマークを操作可能なもののみ表示する。
例えば、最新記録の食事時刻を基準とした測定履歴等を
表示しているときは、「>」は表示しない。また、最古
記録の食事時刻を基準とした測定履歴を表示していると
きは、「<」は表示しない。ここで、「終了」を選択・
決定すると接続していたWebページ等から切り離して
終了する。「測定値」を選択・決定すると、表示してい
た測定履歴の食事時刻直後の測定値確認の該当する個人
のWebページ等へ切り替える。
【0035】食事時刻一時保管手段15は、携帯型電話
機等で動作するJavaプログラム等で実行され、図4
の個人判別情報入力画面や図5の食事時刻入力画面と同
等の画面を表示させて個人判別情報や食事時刻情報が入
力されると携帯型電話機に内蔵されている不揮発メモリ
等の記録手段に一時的に保存することができる。また、
図6の食事時刻確認画面と同等の画面にて、一時保管し
てある食事時刻情報を確認・訂正・削除することもでき
る。尚、図5や図6の同等画面の場合に「測定履歴」は
「送信」に置き換えられており、それを選択・決定する
とネットワークに接続してネットワーク上の食事時刻記
録手段へ一時保管されている食事時刻情報全てを一括し
て送り記録させることができるとともに、送信記録され
た食事時刻情報は携帯型電話機の不揮発メモリ等から消
去される。ネットワーク上の食事時刻記録手段へは、食
事時刻一時保管手段を有していても接続できる。
【0036】食事時刻記録手段26、個人判別手段2
5、生体情報正規化手段28、生体情報視覚化手段2
9、生体情報記録手段27等はWebページ等でネット
ワーク上に構築されていることから携帯型電話機をもち
いずとも、パソコン等のネットワークに接続できる機器
とそれでどうさするWebブラウザ等のソフトウェアの
より構成されるネットワーク接続手段30によっても、
所定のセキュリティを確保する手段によって接続するこ
とで、操作・閲覧が可能となる。
【0037】食事時刻記録に用いる携帯型電話器に有線
通信ケーブル42あるいは近距離無線通信43等の通信
手段によって、血糖計・尿糖計等の生体情報測定手段4
0を接続することで測定した生体情報を携帯型電話機の
生体情報収集手段16によって携帯型電話機に取り込ん
で、ネットワークの生体情報記録手段26に食事時刻情
報と同様に伝送させて記憶させられる。生体情報収集手
段16は、携帯型電話機等で動作するJavaプログラ
ム等で実行され、生体情報測定手段40が測定後に送信
してくる生体情報を受信したときに、ネットワークに接
続して生体情報記録手段26に送信する。
【0038】携帯型電話機10は、無線電話通信電波1
2により無線電話網11を経由してネットワーク21と
接続する。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1から8、10では、個人が常に携帯する
という文化が起こってきている携帯型電話機を食事時刻
記録装置として用いることにより食事後に忘れることな
く直ちに食事時刻を入力記録させることを容易にする環
境を作り出すことから、食事後直ちに記録できないこと
による食事時刻の記録忘れをなくし、記録することの面
倒くささから利用者を開放することができる。
【0040】請求項3では、携帯型電話機を特定の個人
が使用していることが明らかとなる使用が可能なため
に、その電話番号等で個人を自動的に判別が可能とな
り、個人判別の手続きを自動的に行うことで利用者にそ
の手間を省き操作を簡略化できる。
【0041】請求項4では、利用者が携帯している携帯
型電話機を用いることで食事後直ぐの入力操作が可能と
なるため、その時の時刻を食事時刻に流用することが可
能になりことで利用者の操作の簡略化がはかれる。
【0042】請求項6、7では、生体情報を食事時刻を
基に正規化することで、より普遍的な判断をすることが
できる。
【0043】請求項8では、携帯型電話機に食事時刻情
報を一時的に保存しておけることで、ネットワークとの
接続時間を極力短縮することが可能となる。
【0044】請求項9では、携帯型電話機以外の環境
で、例えば、パソコン等の操作や表示画面の大きいわか
りやすい環境でも、同様の作業が出来ることから、あら
ためて生体情報の検討や確認等をゆったりとすることが
可能となる。
【0045】請求項10では、同じ携帯型電話機で生体
情報の収集も出来るため、必要な装置を簡素化でき、ま
た、外出時での測定も容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略を示す構成図
【図2】本発明の実施形態の携帯型電話機の機能概略を
示す概念図
【図3】本発明の実施形態のソフトウエアの概略を示す
動作フロー図
【図4】本発明の実施形態の個人判別情報の入力の1例
を示す画面図
【図5】本発明の実施形態の食事時刻の入力の1例を示
す画面図
【図6】本発明の実施形態の食事時刻の確認の1例を示
す画面図
【図7】本発明の実施形態の測定値の確認の1例を示す
画面図
【図8】本発明の実施形態の測定値履歴の確認の1例を
示す画面図
【符号の説明】
10…携帯型電話機、11…無線電話網、12…無線電
話通信電波、15…食事時刻一時保管手段(Javaプ
ログラム)、16…生体情報収集手段(Javaプログ
ラム)、20…Webサイト、21…ネットワーク(イ
ンターネット)、25…個人判別手段(Webペー
ジ)、26…食事時刻記録手段(Webページ)、27
…生体情報記録手段(Webページ)、28…生体情報
正規化手段(Webページ)、29…生体情報視覚化手
段(Webページ)、30…ネットワーク接続手段(コ
ンピュータ)、40…生体情報測定手段(血糖計)、4
2…通信手段(有線通信接続ケーブル)、43…通信手
段(近距離無線通信電波)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血糖値や尿糖値等の生体情報を食事時刻
    を基準とした経過時間で正規化して、測定したデータの
    分析や判定を行うために、生体情報を継続して測定して
    いる個人の食事した日付と時刻からなる食事時刻を調査
    ・収集するネットワーク上のWebページ等の食事時刻
    記録手段、とそれに接続して生体情報を継続して測定し
    ている個人の食事時刻を記録するための操作を行えるネ
    ットワークへ接続して送受信可能な携帯型電話機を利用
    した食事時刻記録装置において、その通信情報には食事
    時刻情報を含めることを可能としたことを特徴とする携
    帯型電話機を利用した食事時刻記録装置。
  2. 【請求項2】 前記食事時刻記録手段において、生体情
    報を継続して測定している個人毎に食事時刻を記録させ
    るために、個人毎に割り当てたコード番号等の情報で個
    人を判別する個人判別手段を有した携帯型電話機を利用
    し、その通信情報には個人判別情報を含めることを可能
    としたことを特徴とする請求項1記載の携帯型電話機を
    利用した食事時刻記録装置。
  3. 【請求項3】 前記個人判別手段において、利用する携
    帯型電話機の電話番号を個人を判別する情報として利用
    したり、あるいはICカード・IDカードやバーコード
    等の情報を読み込める機能を有する携帯型電話機では、
    その読み取った情報を個人を判別する情報として使用す
    る携帯型電話機を利用し、その通信情報には個人判別情
    報を含めることを特徴とする請求項2記載の携帯型電話
    機を利用した食事時刻記録装置。
  4. 【請求項4】 前記食事時刻記録手段において、新たに
    記録させる食事時刻の既定値として食事時刻記録手段に
    接続した日時を利用することで、入力の操作を省略する
    携帯型電話機を利用し、その通信情報には現在日時情報
    を含めることを特徴とする請求項1記載の携帯型電話機
    を利用した食事時刻記録装置。
  5. 【請求項5】 前記食事時刻記録手段において、既に記
    録させてある食事時刻を操作に利用している携帯型電話
    機に記録されている最新の食事時刻から順番に表示させ
    て確認・訂正・削除・追加できる携帯型電話機を利用
    し、その通信情報には食事時刻情報を含めることを特徴
    とする請求項4記載の携帯型電話機を利用した食事時刻
    記録装置。
  6. 【請求項6】 血糖計や尿糖計等の生体情報測定器で測
    定した測定データを別の伝送手段でネットワーク上に伝
    送させて、日付と時刻から成るその測定時刻と共に個人
    毎に記録させておく生体情報記録手段に記録されている
    測定値を、その測定時刻の直前の前記食事時刻記録手段
    において記録されている食事時刻を基に経過時間を計算
    して、食事時刻からの経過時間で変化する判定値で換算
    して正規化する生体情報正規化手段を持ち、その正規化
    された情報を測定値・測定時刻・食事時刻からの経過時
    間と共に、操作に利用している携帯型電話機に最新の測
    定値から順番に表示させて確認できる携帯型電話機を利
    用し、その通信情報には正規化された生体測定情報を含
    めることを特徴とする請求項5記載の携帯型電話機を利
    用した食事時刻記録装置。
  7. 【請求項7】 前記生体情報正規化手段による食事時刻
    から測定時刻までの経過時間で生体情報測定値を正規化
    した生態情報の履歴をグラフ等の視覚データに変換する
    生体情報視覚化手段でグラフ化して、操作に利用してい
    る携帯型電話機に表示させる携帯型電話機を利用し、そ
    の通信情報には生体情報測定履歴を含めることを特徴と
    する請求項6記載の携帯型電話機を利用した食事時刻記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記携帯型電話機において動作するプロ
    グラムによって、食事時刻を携帯型電話機内の不揮発メ
    モリ等の記録装置に一時的に保管する食事時刻一時保管
    手段、そして、その一時保管してある食事時刻を利用し
    ている携帯型電話機に表示させて確認・訂正・削除でき
    るとともに、一括してネットワーク上の食事時刻記録手
    段へ一時保管中の食事時刻を全て転送あるいは電子メー
    ル送信等により伝送できる携帯型電話機を利用し、その
    通信情報には食事時刻情報を含めることを特徴とする請
    求項1記載の携帯型電話機を利用した食事時刻記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記食事時刻記録装置、個人判別手段、
    生体情報正規化手段、生体情報記録手段あるいは生体情
    報視覚化手段に対して、携帯型電話機を利用せずに、他
    のコンピュータ等機器のネットワーク接続手段により接
    続して利用することも可能なことを特徴とする請求項1
    から8記載の食事時刻記録装置。
  10. 【請求項10】 前記携帯型電話機において、血糖計や
    尿糖計等の生体情報測定手段の測定値を有線あるいは無
    線による通信手段で収集し、その測定時刻と共に、個人
    毎にネットワーク上の生体情報記録手段へ転送あるいは
    電子メール送信等の伝送手段で伝送する生体情報収集手
    段を有する携帯型電話機を利用し、その通信情報には生
    体測定情報を含めることを特徴とする請求項1から8記
    載の携帯型電話機を利用した食事時刻記録装置。
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