JP2002291338A - 刈込装置 - Google Patents

刈込装置

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JP2002291338A
JP2002291338A JP2001104028A JP2001104028A JP2002291338A JP 2002291338 A JP2002291338 A JP 2002291338A JP 2001104028 A JP2001104028 A JP 2001104028A JP 2001104028 A JP2001104028 A JP 2001104028A JP 2002291338 A JP2002291338 A JP 2002291338A
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cutting
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/02Secateurs; Flower or fruit shears
    • A01G2003/023Secateurs; Flower or fruit shears with means for grasping or collecting the cut objects

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  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば枝切り作業と葉切り作業のように刈り
込み態様の異なる2つの作業を刈り進む方向を切り替え
ることにより容易に行えるようになした刈込装置を提供
する。 【解決手段】 左右両側へ突出状に延びる切刃6L,6
Rを長さ方向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した上
側の刈込刃6と、左右両側へ突出状に延びる切刃7L、
7Rを長さ方向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した
下側の刈込刃7と、上下の刈込刃6,7が相対的に長さ
方向に往復運動するように駆動する駆動手段とを備え、
下側の刈込刃7の第1側の切刃7Lの形状を第2側の切
刃7Rと異なる形状に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庭や垣根等におけ
る枝葉の刈込作業に好適な刈込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】枝葉の刈り込みを行うための装置とし
て、左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方向に一定間
隔おきに櫛状に形成した上下1組の刈込刃と、上下の刈
込刃を相対的に前後方向に往復運動させるエンジンや電
動モータなどを主体とした駆動ユニットとを備え、前後
に相対移動する上下の刈込刃の切刃間において枝葉をカ
ット可能となした刈込装置が広く実用化されている。ま
た、刈り込む対象に応じて、枝切刃を組み付けた刈込装
置と、葉切刃を組み付けた刈込装置との2種類の刈込装
置が提供されている。
【0003】更に、上下の刈込刃により枝葉カットする
ときには、両刈込刃を相互に離間する方向への力が作用
するので、この力を受け止めるため両刈込刃の上下両側
には押さえ板が配置され、上下の刈込刃は上下の押さえ
板間に長さ方向に相対移動自在に保持されている。ま
た、上側の押さえ板として、その両側部に上方へ延びる
立起部を形成し、刈込刃の撓みをある程度許容しつつ、
刈込刃のホールド性を高めるように構成したものも実用
化されている。更にまた、特開平11−262330号
公報には、刈込装置によりカットした枝葉を受け止める
ための枝キャッチャーとして、枝キャッチャーの一側部
に刈込刃の固定用ボルトのうちの隣接する2本の固定用
ボルトのボルト頭部に嵌合する2つの長孔を形成し、ボ
ルト頭部をこの2つの長孔に嵌合させて刈込刃に枝キャ
ッチャーを位置決めするとともに、両長孔の中央部を係
止手段で刈込刃に着脱自在に固定することで、係止手段
を中心に枝キャッチャーを回転させて、枝キャッチャー
の取付位置を左右反転可能となしたものが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の刈込
装置では、刈り込む対象に応じて枝切り専用の刈込装置
と葉切り専用の刈込装置が提供され、枝切り専用の刈込
装置により葉を刈り込むことも可能ではあるが、効率よ
く枝葉を刈り込むためには2種類の刈込装置を用意する
ことが好ましく、利用者の経済的な負担が大きくなると
ともに、刈り込む対象を変更する毎に刈込装置を交換す
る必要があり、刈込作業が大変煩雑なるという問題があ
った。また、刈り込む対象に応じて刈込刃を交換するこ
とも考えられるが、押さえ板も同時に交換する必要があ
ることから、替え刃の製作コストが高くなり、利用者の
経済的な負担が大きくなるとともに、替え刃の交換作業
が大変煩雑になることから実用化されていないのが実状
である。
【0005】また、前記公報に記載の枝キャッチャー
は、係止手段の1本のビスを操作することで枝キャッチ
ャーを左右逆向きにできるので、刈込装置に対する枝キ
ャッチャーの組付作業や左右位置の切替作業は容易であ
るが、係止手段のビスが挿通する挿通孔を上下の刈込刃
及び上下の押さえ板に形成する必要があり、しかも上下
の刈込刃においては、挿通孔が長孔になることから、刈
込刃の構成を大幅に変更する必要があり、既存の刈込装
置に対してそのまま適用できないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、例えば枝切り作業と葉切
り作業のように刈り込み態様の異なる2つの作業を刈り
進む方向を切り替えることにより容易に行えるようにな
した刈込装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
る刈込装置は、左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方
向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した上下1組の刈
込刃と、上下の刈込刃が相対的に長さ方向に往復運動す
るように駆動する駆動手段とを備え、前記上下の刈込刃
の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2
側の切刃と異なる形状に構成したものである。
【0008】この刈込装置においては、上下の刈込刃を
相対的に長さ方向に往復運動させて、上下の刈込刃の切
刃間で枝葉を刈り込むことになるが、上下の刈込刃の少
なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2側の
切刃と異なる形状に構成しているので、1台の刈込装置
で刈り込み態様の異なる2種類の刈込作業を刈り進む方
向を切り替えることにより容易に且つ効率的に行うこと
が可能となる。例えば、第1側の切刃を枝切刃で構成
し、第2側の切刃を葉切刃で構成することにより、刈り
進む方向で枝切り作業と葉切り作業とを切り替えること
が可能となる。
【0009】ここで、前記上下の刈込刃を重ね合わせた
状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、
この押さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を
長さ方向の全長にわたって形成することが好ましい。こ
のように構成すると、押さえ板の側縁に立起部を形成し
た場合と比較して、押さえ板の肉厚を厚くすることなく
その強度剛性を向上でき、刈込作業時に上下の刈込刃間
の隙間が大きくなることを抑制して、上下の刈込刃間に
切断した枝葉の切り屑等が侵入することによる、刈込装
置の動作不良や故障を効果的に防止できる。
【0010】また、切断した枝葉を受け止める枝キャッ
チャーを設ける場合には、前記上下の刈込刃を重ね合わ
せた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設
け、上下の刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ
部材を設け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけ
て配置した2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、
このネジ孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチ
ャーを着脱自在に固定することが好ましい。この場合に
は、刈込刃を固定しているネジ部材を取り外すことなく
枝キャッチャーを着脱できるので、枝キャッチャーの組
付性を向上できる。また、この枝キャッチャーは、上下
の刈込刃と押さえ板とを一体化するネジ部材の位置にお
いて刈込装置に固定でき、従来の枝キャッチャーのよう
に、枝キャッチャーを取り付けるための貫通孔を刈込刃
に対して別途設ける必要がないので、既存の刈込装置に
対しても容易に適用できる。
【0011】前記押さえ板に突条を形成し、この突条に
嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成してもよい。
この場合には、刈込刃装置に対する枝キャッチャーの取
付強度を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3に示すよう
に、刈込装置1は、後方へ延びる第1ハンドル2を一体
的に形成したケーシング3と、ケーシング3の途中部に
設けた第2ハンドル4と、ケーシング3の下端部から前
方へ延びる刈込刃ユニット5と、ケーシング3に内装さ
れて刈込刃ユニット5の上下の刈込刃6,7を前後方向
に駆動する駆動手段(図示略)とを備えている。この刈
込装置1には刈込作業の作業性を向上するための付属品
として、刈込刃ユニット5の上側には、切断した枝葉を
受け止める枝キャッチャー8が着脱自在に取り付けら
れ、刈込刃ユニット5の基端側においてケーシング3に
は、切断した枝葉がケーシング3側へ飛び散るのを防止
するカバー部材9が一体的或いは着脱可能に取り付けら
れている。但し、枝キャッチャー8及びカバー部材9は
省略してもよい。
【0013】刈込刃ユニット5は、図5〜図7に示すよ
うに、上部押さえ板10及び下部押さえ板11と、両押
さえ板10,11間に設けた上下1組の刈込刃6,7
と、両押さえ板10,11と両刈込刃6,7とを一体化
するための4本のネジ部材12及びナット部材13と、
押さえ板10,11間の隙間の設定するためにネジ部材
12に外装したスペーサ18とを備えている。
【0014】上下の押さえ板10,11には4つの貫通
孔14が前後方向(長さ方向)に一定間隔おきにそれぞ
れ形成され、両刈込刃6,7にはこれら4つの貫通孔1
4に対応させて前後方向に細長い長孔15がそれぞれ形
成されている。押さえ板10,11間に刈込刃6,7を
配置させた状態で、貫通孔14及び長孔15にはネジ部
材12が挿通され、ネジ部材12の端部には押さえ板1
1の下側からナット部材13が締結され、刈込刃6,7
は押さえ板10,11間において前後方向に一定距離移
動自在に一体化されている。押さえ板10,11間にお
いてネジ部材12には筒状のスペーサ18が外装され、
このスペーサ18により押さえ板10,11間の隙間が
一定に保持されて、刈込刃6,7の摺動抵抗が過剰に増
大することが防止されている。尚、上下の押さえ板1
0,11及び上下の刈込刃6,7の長さは任意に設定可
能である。また、本実施例では、上下の押さえ板10,
11と上下の刈込刃6,7とを4つのネジ部材12及び
ナット部材13で連結したが、刈込刃ユニット5の長さ
等に応じてそれ以外の個数のネジ部材12及びナット部
材13で連結してもよい。
【0015】上側の刈込刃6の左部及び右部には平面視
略台形状の切刃6L,6Rが前後方向に一定間隔おきに
側方へ突出状にそれぞれ形成され、下側の刈込刃7の左
部には平面視略台形状の切刃7Lが、また右部には先端
側部分が幅広で且つ途中部を多少幅狭となした切刃7R
が前後方向に一定間隔おきに側方へ突出状にそれぞれ形
成され、上下の刈込刃6,7の左部には切刃6L,7L
からなる葉切刃16が形成され、上下の刈込刃6,7の
右部には切刃6R,7Rからなる枝切刃17が形成され
ている。このように、この刈込装置1においては、刈込
刃ユニット5の左部に葉切刃16が形成され、右部に枝
切刃17が形成されているので、刈込刃ユニット5を左
側へ移動させることで葉を効率よく切断でき、右側へ移
動させることで枝を効率よく切断することが可能とな
り、1台の刈込装置1により枝葉を効率的に刈り込むこ
とが可能となる。但し、枝キャッチャー8を取り付けて
刈込装置1を使用する場合には、葉切り時と枝切り時と
で枝キャッチャー8を左右逆向きに付け替えることにな
る。
【0016】尚、本実施例では、刈込刃ユニット5の左
側に葉切刃16を設け、右側に枝切刃17を設けたが、
左側に枝切刃を設け、右側に葉切刃を設けてもよい。ま
た、刈込刃ユニット5の左右に設ける切刃6L,7Lと
切刃6R,7Rとは、使用目的等に応じて形状の異なる
切刃を設けてあれば、葉切り用や枝切り用に限定される
ものではなく、例えばピッチやサイズや形状の異なる切
刃を左右に配置したり、刃先角等の異なる切刃を左右に
配置したものも、本発明の範疇である。
【0017】下側の押さえ板11は略平板状に形成さ
れ、上側の押さえ板10の幅方向の途中部には上側へ突
出する突条20が全長にわたって形成され、左右側縁に
は外方へ延びる略平坦な押さえ部21が形成されてい
る。このように上側の押さえ板10に突条20を形成す
ることで、上側の押さえ板10の剛性を高め、上下の押
さえ板10,11による刈込刃6,7のホールド性を高
めて、大きな切断荷重が作用する枝等の切断時において
刈込刃6,7間の隙間が広くなることを抑制して、枝葉
の切り屑等が刈込刃6,7間に詰まることによる動作不
良や故障等を効果的に防止できる。尚、この上側の押さ
え板10は、従来の一般的な構成の刈込装置1に対して
も本発明と同様に適用できる。
【0018】ケーシング3内には上下の刈込刃6,7を
前後方向に相互に逆向きに駆動する周知の構成の駆動手
段(図示略)が設けられている。この駆動手段について
簡単に説明すると、上下の刈込刃6,7の後端部には左
右方向に長くした略小判型のカム孔6a、7aがそれぞ
れ形成され、ケーシング3内にはカム孔6a、7aにそ
れぞれ内嵌する略円形の1対のカム部を有するカム部材
(図示略)と、このカム部材を偏心回転する電動モータ
(図示略)とが内装され、両カム部の偏心回転の位相を
180°ずらすことで、上下の刈込刃6,7が前後方向
に且つ相互に逆向きに往復運動するように構成されてい
る。但し、刈込刃6,7の一方を固定し、他方のみを前
後方向に往復運動させてもよい。また、電動モータは本
実施例のように外部のAC電源により駆動してもよい
が、ケーシング3内に2次電池を組み込んで、この2次
電池により駆動することも可能であるし、操作性は多少
低下するが、電動モータに代えて小型のエンジンで刈込
刃を駆動することも可能である。更に、使用状態等に応
じて、電動モータの回転速度を切り替えたり、減速度合
いを切り替えたりできるように構成し、例えば葉切り時
には減速度合いを低く設定して、刈込刃6,7を高速で
移動させることで、軽快な刈込作業を可能とし、枝切り
時には減速度合いを高く設定して、刈込刃6,7を低速
で移動させることで、力強い刈込作業ができるように構
成してもよい。
【0019】図1〜図4に示すように、第1ハンドル2
はケーシング3の上部から後方斜め下側へ緩やかな円弧
を描いて延設され、第1ハンドル2の後端部には内側へ
向けて膨出する係止部22が形成され、第1ハンドル2
の最も後端部に手指をかけて刈込装置1を操作したとき
に、係止部22に手指が引っ掛かるようにして、手指か
ら第1ハンドル2が容易には抜け落ちないように構成さ
れている。第2ハンドル4は略C字状に形成され、その
両端部はケーシング3の下端近傍部に連結され、途中部
はケーシング3とカバー部材9との間を通るように配置
されている。そして、右利きの利用者が刈込装置1を操
作するときには、右手で第1ハンドル2を把持し、左手
で第2ハンドル4を把持して操作することになる。尚、
ケーシング3及び両ハンドル2,4の構成は、刈込装置
1の使用形態を考慮して任意に設定可能である。また、
第2ハンドル4はケーシング3に固定的に設けてもよい
し、角度調整可能に設けてもよい。
【0020】電動モータへの給電用のケーブルは第1ハ
ンドル2の後端部から導出され、第1ハンドル2の基端
上部には電動モータへの通電をON/OFF切り替える
電源スイッチ23と、電源スイッチ23の操作を規制す
る規制ボタン24が設けられ、規制ボタン24を操作し
た状態でないと電源スイッチ23をON操作できないよ
うに構成することで、不用意に電源スイッチ23が操作
されることを防止して、安全性を高めるように構成され
ている。
【0021】次に、枝キャッチャー8及びその取付構造
について説明する。図5〜図7に示すように、枝キャッ
チャー8は前後方向に細長い平坦な底壁部30と、底壁
部30の右側縁及び前後両縁から斜め上方へ延びる側壁
部31とを備え、左方を開放した前後方向に細長いトレ
ー状に構成されている。尚、符号32は、底壁部30と
側壁部31とにわたって上側へ突出状に形成した、枝キ
ャッチャー8を補強するための補強突部である。
【0022】枝キャッチャー8の下面の左端部には略ハ
字状に斜め下方へ突出する左右1対の係合突部33が全
長にわたって形成され、係合突部33間には上部押さえ
板10の突条20に嵌合する嵌合凹部34が全長にわた
って形成されている。刈込刃ユニット5を結合するため
の4本のネジ部材12のうちの2本のネジ部材12Aは
頭部にネジ孔35を形成したネジ部材で構成され、枝キ
ャッチャー8の左側部にはネジ部材12の頭部よりも大
径の6つの挿通孔36がネジ部材12の配設ピッチの1
/2のピッチおきに形成されている。
【0023】枝キャッチャー8は、嵌合凹部34を上部
押さえ板10の突条20に嵌合させるとともに、挿通孔
36にネジ部材12の頭部を装着させ、ネジ部材12A
のネジ孔35にビス部材37を螺合させることで、刈込
刃ユニット5に取付けられている。そして、このように
ビス部材37を介して枝キャッチャー8を取付けること
で、刈込刃ユニット5を分解することなく枝キャッチャ
ー8を容易に着脱できるとともに、刈込刃ユニット5か
ら取り外して、図3、図4に示すように、刈込刃ユニッ
ト5に対する枝キャッチャー8の取付位置を容易に左右
逆にすることが可能となる。また、枝キャッチャー8の
嵌合凹部34を上部押さえ板10の突条20に嵌合させ
るとともに、挿通孔36にネジ部材12の頭部を装着さ
せるので、刈込刃ユニット5に対する枝キャッチャー8
の組付強度を向上できる。
【0024】尚、本実施例では、枝キャッチャー8の取
付位置を半ピッチずつずらしたり、長さの異なる刈込刃
ユニット5に対しても共通の枝キャッチャー8を使用で
きるようにするため、挿通孔36を6つ形成したが、1
つ置きに配置される挿通孔36は省略可能である。ま
た、挿通孔36の個数や配設ピッチも任意に設定可能で
ある。更に、挿通孔36を前後方向に細長い長孔で構成
して、ネジ部材12の配設ピッチの異なる刈込装置に対
しても、この枝キャッチャー8をそのまま適用できるよ
うにしてもよい。更にまた、ネジ部材12Aは3本以上
設けることも可能であるが、枝キャッチャー8の着脱操
作性を考慮して2本に設定することが好ましい。また、
この枝キャッチャー8及びその取付構造は、同じ構成の
切刃を左右に設けた刈込装置や片側にのみ切刃を設けた
刈込装置などの周知の構成の刈込装置に対しても同様に
適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る刈込装置によれば、上下の
刈込刃の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状
を第2側の切刃と異なる形状に構成しているので、1台
の刈込装置で刈り込み態様の異なる2種類の刈込作業を
刈り進む方向を切り替えることにより容易に且つ効率的
に行うことが可能となる。例えば第1側の切刃を枝切刃
で構成し、第2側の切刃を葉切刃で構成することによ
り、刈り進む方向を切り替えることで、枝切り作業と葉
切り作業とを1台の刈込装置により効率的に行うことが
可能となる。
【0026】ここで、上下の刈込刃を重ね合わせた状態
に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、この
押さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を長さ
方向の全長にわたって形成すると、押さえ板の肉厚を厚
くすることなく、押さえ板の強度剛性を高めて、上下の
刈込刃間に枝葉の切り屑等が侵入することによる、刈込
装置の動作不良や故障を効果的に防止できる。
【0027】また、上下の刈込刃を重ね合わせた状態に
保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、上下の
刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ部材を設
け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけて配置し
た2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、このネジ
孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチャーを着
脱自在に固定すると、刈込刃を固定しているネジ部材を
取り外すことなく枝キャッチャーを着脱できるので、枝
キャッチャーの組付性を向上できる。
【0028】前記押さえ板に突条を形成し、この突条に
嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成すると、刈込
刃装置に対する枝キャッチャーの取付強度を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 刈込装置及び枝キャッチャーの分解斜視図
【図2】 刈込装置及び枝キャッチャーの側面図
【図3】 葉切刃を使用状態としたときの刈込装置及び
枝キャッチャーの平面図
【図4】 枝切刃を使用状態としたときの刈込装置及び
枝キャッチャーの平面図
【図5】 刈込刃組立体及び枝キャッチャーの分解斜視
【図6】 図3のVI-VI線断面図
【図7】 図3のVII-VII線断面図
【符号の説明】
1 刈込装置 2 第1ハンドル 3 ケーシング 4 第2ハンドル 5 刈込刃ユニット 6a カム孔 6 刈込刃 6L 切刃 6R 切刃 7 刈込刃 7L 切刃 7R 切刃 8 枝キャッチャー 9 カバー部材 10 押さえ板 11 押さえ板 12 ネジ部材 12A ネジ部材 13 ナット部材 14 貫通孔 15 長孔 16 葉切刃 17 枝切刃 18 スペーサ 20 突条 21 押さえ部 22 係止部 23 電源スイッチ 24 規制ボタン 30 底壁部 31 側壁部 32 補強突部 33 係合突部 34 嵌合凹部 35 ネジ孔 36 挿通孔 36A 挿通孔 37 ビス部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方
    向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した上下1組の刈
    込刃と、上下の刈込刃が相対的に長さ方向に往復運動す
    るように駆動する駆動手段とを備え、 前記上下の刈込刃の少なくとも一方において、第1側の
    切刃の形状を第2側の切刃と異なる形状に構成した、こ
    とを特徴とする刈込装置。
  2. 【請求項2】 前記第1側の切刃を枝切刃で構成し、第
    2側の切刃を葉切刃で構成した請求項1記載の刈込装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に
    保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、この押
    さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を長さ方
    向の全長にわたって形成した請求項1又は2記載の刈込
    装置。
  4. 【請求項4】 前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に
    保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、上下の
    刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ部材を設
    け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけて配置し
    た2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、このネジ
    孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチャーを着
    脱自在に固定した請求項1〜3のいずれか1項記載の刈
    込装置。
  5. 【請求項5】 前記押さえ板に突条を形成し、この突条
    に嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成した請求項
    4記載の刈込装置。
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