JP3593990B2 - 刈込装置 - Google Patents

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/02Secateurs; Flower or fruit shears
    • A01G2003/023Secateurs; Flower or fruit shears with means for grasping or collecting the cut objects

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  • Harvester Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、庭や垣根等における枝葉の刈込作業に好適な刈込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
枝葉の刈り込みを行うための装置として、左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方向に一定間隔おきに櫛状に形成した上下1組の刈込刃と、上下の刈込刃を相対的に前後方向に往復運動させるエンジンや電動モータなどを主体とした駆動ユニットとを備え、前後に相対移動する上下の刈込刃の切刃間において枝葉をカット可能となした刈込装置が広く実用化されている。また、刈り込む対象に応じて、枝切刃を組み付けた刈込装置と、葉切刃を組み付けた刈込装置との2種類の刈込装置が提供されている。
【0003】
更に、上下の刈込刃により枝葉カットするときには、両刈込刃を相互に離間する方向への力が作用するので、この力を受け止めるため両刈込刃の上下両側には押さえ板が配置され、上下の刈込刃は上下の押さえ板間に長さ方向に相対移動自在に保持されている。また、上側の押さえ板として、その両側部に上方へ延びる立起部を形成し、刈込刃の撓みをある程度許容しつつ、刈込刃のホールド性を高めるように構成したものも実用化されている。
更にまた、特開平11−262330号公報には、刈込装置によりカットした枝葉を受け止めるための枝キャッチャーとして、枝キャッチャーの一側部に刈込刃の固定用ボルトのうちの隣接する2本の固定用ボルトのボルト頭部に嵌合する2つの長孔を形成し、ボルト頭部をこの2つの長孔に嵌合させて刈込刃に枝キャッチャーを位置決めするとともに、両長孔の中央部を係止手段で刈込刃に着脱自在に固定することで、係止手段を中心に枝キャッチャーを回転させて、枝キャッチャーの取付位置を左右反転可能となしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の刈込装置では、刈り込む対象に応じて枝切り専用の刈込装置と葉切り専用の刈込装置が提供され、枝切り専用の刈込装置により葉を刈り込むことも可能ではあるが、効率よく枝葉を刈り込むためには2種類の刈込装置を用意することが好ましく、利用者の経済的な負担が大きくなるとともに、刈り込む対象を変更する毎に刈込装置を交換する必要があり、刈込作業が大変煩雑なるという問題があった。また、刈り込む対象に応じて刈込刃を交換することも考えられるが、押さえ板も同時に交換する必要があることから、替え刃の製作コストが高くなり、利用者の経済的な負担が大きくなるとともに、替え刃の交換作業が大変煩雑になることから実用化されていないのが実状である。
【0005】
また、前記公報に記載の枝キャッチャーは、係止手段の1本のビスを操作することで枝キャッチャーを左右逆向きにできるので、刈込装置に対する枝キャッチャーの組付作業や左右位置の切替作業は容易であるが、係止手段のビスが挿通する挿通孔を上下の刈込刃及び上下の押さえ板に形成する必要があり、しかも上下の刈込刃においては、挿通孔が長孔になることから、刈込刃の構成を大幅に変更する必要があり、既存の刈込装置に対してそのまま適用できないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、例えば枝切り作業と葉切り作業のように刈り込み態様の異なる2つの作業を刈り進む方向を切り替えることにより容易に行えるようになした刈込装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用】
本発明に係る刈込装置は、左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した上下1組の刈込刃と、上下の刈込刃が相対的に長さ方向に往復運動するように駆動する駆動手段とを備え、前記上下の刈込刃の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2側の切刃と異なる形状に構成したものである。
【0008】
この刈込装置においては、上下の刈込刃を相対的に長さ方向に往復運動させて、上下の刈込刃の切刃間で枝葉を刈り込むことになるが、上下の刈込刃の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2側の切刃と異なる形状に構成しているので、1台の刈込装置で刈り込み態様の異なる2種類の刈込作業を刈り進む方向を切り替えることにより容易に且つ効率的に行うことが可能となる。例えば、第1側の切刃を枝切刃で構成し、第2側の切刃を葉切刃で構成することにより、刈り進む方向で枝切り作業と葉切り作業とを切り替えることが可能となる。
【0009】
ここで、前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、この押さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を長さ方向の全長にわたって形成することが好ましい。このように構成すると、押さえ板の側縁に立起部を形成した場合と比較して、押さえ板の肉厚を厚くすることなくその強度剛性を向上でき、刈込作業時に上下の刈込刃間の隙間が大きくなることを抑制して、上下の刈込刃間に切断した枝葉の切り屑等が侵入することによる、刈込装置の動作不良や故障を効果的に防止できる。
【0010】
また、切断した枝葉を受け止める枝キャッチャーを設ける場合には、前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、上下の刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ部材を設け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけて配置した2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、このネジ孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチャーを着脱自在に固定することが好ましい。この場合には、刈込刃を固定しているネジ部材を取り外すことなく枝キャッチャーを着脱できるので、枝キャッチャーの組付性を向上できる。また、この枝キャッチャーは、上下の刈込刃と押さえ板とを一体化するネジ部材の位置において刈込装置に固定でき、従来の枝キャッチャーのように、枝キャッチャーを取り付けるための貫通孔を刈込刃に対して別途設ける必要がないので、既存の刈込装置に対しても容易に適用できる。
【0011】
前記押さえ板に突条を形成し、この突条に嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成してもよい。この場合には、刈込刃装置に対する枝キャッチャーの取付強度を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、刈込装置1は、後方へ延びる第1ハンドル2を一体的に形成したケーシング3と、ケーシング3の途中部に設けた第2ハンドル4と、ケーシング3の下端部から前方へ延びる刈込刃ユニット5と、ケーシング3に内装されて刈込刃ユニット5の上下の刈込刃6,7を前後方向に駆動する駆動手段(図示略)とを備えている。この刈込装置1には刈込作業の作業性を向上するための付属品として、刈込刃ユニット5の上側には、切断した枝葉を受け止める枝キャッチャー8が着脱自在に取り付けられ、刈込刃ユニット5の基端側においてケーシング3には、切断した枝葉がケーシング3側へ飛び散るのを防止するカバー部材9が一体的或いは着脱可能に取り付けられている。但し、枝キャッチャー8及びカバー部材9は省略してもよい。
【0013】
刈込刃ユニット5は、図5〜図7に示すように、上部押さえ板10及び下部押さえ板11と、両押さえ板10,11間に設けた上下1組の刈込刃6,7と、両押さえ板10,11と両刈込刃6,7とを一体化するための4本のネジ部材12及びナット部材13と、押さえ板10,11間の隙間の設定するためにネジ部材12に外装したスペーサ18とを備えている。
【0014】
上下の押さえ板10,11には4つの貫通孔14が前後方向(長さ方向)に一定間隔おきにそれぞれ形成され、両刈込刃6,7にはこれら4つの貫通孔14に対応させて前後方向に細長い長孔15がそれぞれ形成されている。押さえ板10,11間に刈込刃6,7を配置させた状態で、貫通孔14及び長孔15にはネジ部材12が挿通され、ネジ部材12の端部には押さえ板11の下側からナット部材13が締結され、刈込刃6,7は押さえ板10,11間において前後方向に一定距離移動自在に一体化されている。押さえ板10,11間においてネジ部材12には筒状のスペーサ18が外装され、このスペーサ18により押さえ板10,11間の隙間が一定に保持されて、刈込刃6,7の摺動抵抗が過剰に増大することが防止されている。尚、上下の押さえ板10,11及び上下の刈込刃6,7の長さは任意に設定可能である。また、本実施例では、上下の押さえ板10,11と上下の刈込刃6,7とを4つのネジ部材12及びナット部材13で連結したが、刈込刃ユニット5の長さ等に応じてそれ以外の個数のネジ部材12及びナット部材13で連結してもよい。
【0015】
上側の刈込刃6の左部及び右部には平面視略台形状の切刃6L,6Rが前後方向に一定間隔おきに側方へ突出状にそれぞれ形成され、下側の刈込刃7の左部には平面視略台形状の切刃7Lが、また右部には先端側部分が幅広で且つ途中部を多少幅狭となした切刃7Rが前後方向に一定間隔おきに側方へ突出状にそれぞれ形成され、上下の刈込刃6,7の左部には切刃6L,7Lからなる葉切刃16が形成され、上下の刈込刃6,7の右部には切刃6R,7Rからなる枝切刃17が形成されている。このように、この刈込装置1においては、刈込刃ユニット5の左部に葉切刃16が形成され、右部に枝切刃17が形成されているので、刈込刃ユニット5を左側へ移動させることで葉を効率よく切断でき、右側へ移動させることで枝を効率よく切断することが可能となり、1台の刈込装置1により枝葉を効率的に刈り込むことが可能となる。但し、枝キャッチャー8を取り付けて刈込装置1を使用する場合には、葉切り時と枝切り時とで枝キャッチャー8を左右逆向きに付け替えることになる。
【0016】
尚、本実施例では、刈込刃ユニット5の左側に葉切刃16を設け、右側に枝切刃17を設けたが、左側に枝切刃を設け、右側に葉切刃を設けてもよい。また、刈込刃ユニット5の左右に設ける切刃6L,7Lと切刃6R,7Rとは、使用目的等に応じて形状の異なる切刃を設けてあれば、葉切り用や枝切り用に限定されるものではなく、例えばピッチやサイズや形状の異なる切刃を左右に配置したり、刃先角等の異なる切刃を左右に配置したものも、本発明の範疇である。
【0017】
下側の押さえ板11は略平板状に形成され、上側の押さえ板10の幅方向の途中部には上側へ突出する突条20が全長にわたって形成され、左右側縁には外方へ延びる略平坦な押さえ部21が形成されている。このように上側の押さえ板10に突条20を形成することで、上側の押さえ板10の剛性を高め、上下の押さえ板10,11による刈込刃6,7のホールド性を高めて、大きな切断荷重が作用する枝等の切断時において刈込刃6,7間の隙間が広くなることを抑制して、枝葉の切り屑等が刈込刃6,7間に詰まることによる動作不良や故障等を効果的に防止できる。尚、この上側の押さえ板10は、従来の一般的な構成の刈込装置1に対しても本発明と同様に適用できる。
【0018】
ケーシング3内には上下の刈込刃6,7を前後方向に相互に逆向きに駆動する周知の構成の駆動手段(図示略)が設けられている。この駆動手段について簡単に説明すると、上下の刈込刃6,7の後端部には左右方向に長くした略小判型のカム孔6a、7aがそれぞれ形成され、ケーシング3内にはカム孔6a、7aにそれぞれ内嵌する略円形の1対のカム部を有するカム部材(図示略)と、このカム部材を偏心回転する電動モータ(図示略)とが内装され、両カム部の偏心回転の位相を180°ずらすことで、上下の刈込刃6,7が前後方向に且つ相互に逆向きに往復運動するように構成されている。但し、刈込刃6,7の一方を固定し、他方のみを前後方向に往復運動させてもよい。また、電動モータは本実施例のように外部のAC電源により駆動してもよいが、ケーシング3内に2次電池を組み込んで、この2次電池により駆動することも可能であるし、操作性は多少低下するが、電動モータに代えて小型のエンジンで刈込刃を駆動することも可能である。更に、使用状態等に応じて、電動モータの回転速度を切り替えたり、減速度合いを切り替えたりできるように構成し、例えば葉切り時には減速度合いを低く設定して、刈込刃6,7を高速で移動させることで、軽快な刈込作業を可能とし、枝切り時には減速度合いを高く設定して、刈込刃6,7を低速で移動させることで、力強い刈込作業ができるように構成してもよい。
【0019】
図1〜図4に示すように、第1ハンドル2はケーシング3の上部から後方斜め下側へ緩やかな円弧を描いて延設され、第1ハンドル2の後端部には内側へ向けて膨出する係止部22が形成され、第1ハンドル2の最も後端部に手指をかけて刈込装置1を操作したときに、係止部22に手指が引っ掛かるようにして、手指から第1ハンドル2が容易には抜け落ちないように構成されている。第2ハンドル4は略C字状に形成され、その両端部はケーシング3の下端近傍部に連結され、途中部はケーシング3とカバー部材9との間を通るように配置されている。そして、右利きの利用者が刈込装置1を操作するときには、右手で第1ハンドル2を把持し、左手で第2ハンドル4を把持して操作することになる。尚、ケーシング3及び両ハンドル2,4の構成は、刈込装置1の使用形態を考慮して任意に設定可能である。また、第2ハンドル4はケーシング3に固定的に設けてもよいし、角度調整可能に設けてもよい。
【0020】
電動モータへの給電用のケーブルは第1ハンドル2の後端部から導出され、第1ハンドル2の基端上部には電動モータへの通電をON/OFF切り替える電源スイッチ23と、電源スイッチ23の操作を規制する規制ボタン24が設けられ、規制ボタン24を操作した状態でないと電源スイッチ23をON操作できないように構成することで、不用意に電源スイッチ23が操作されることを防止して、安全性を高めるように構成されている。
【0021】
次に、枝キャッチャー8及びその取付構造について説明する。
図5〜図7に示すように、枝キャッチャー8は前後方向に細長い平坦な底壁部30と、底壁部30の右側縁及び前後両縁から斜め上方へ延びる側壁部31とを備え、左方を開放した前後方向に細長いトレー状に構成されている。尚、符号32は、底壁部30と側壁部31とにわたって上側へ突出状に形成した、枝キャッチャー8を補強するための補強突部である。
【0022】
枝キャッチャー8の下面の左端部には略ハ字状に斜め下方へ突出する左右1対の係合突部33が全長にわたって形成され、係合突部33間には上部押さえ板10の突条20に嵌合する嵌合凹部34が全長にわたって形成されている。
刈込刃ユニット5を結合するための4本のネジ部材12のうちの2本のネジ部材12Aは頭部にネジ孔35を形成したネジ部材で構成され、枝キャッチャー8の左側部にはネジ部材12の頭部よりも大径の6つの挿通孔36がネジ部材12の配設ピッチの1/2のピッチおきに形成されている。
【0023】
枝キャッチャー8は、嵌合凹部34を上部押さえ板10の突条20に嵌合させるとともに、挿通孔36にネジ部材12の頭部を装着させ、ネジ部材12Aのネジ孔35にビス部材37を螺合させることで、刈込刃ユニット5に取付けられている。そして、このようにビス部材37を介して枝キャッチャー8を取付けることで、刈込刃ユニット5を分解することなく枝キャッチャー8を容易に着脱できるとともに、刈込刃ユニット5から取り外して、図3、図4に示すように、刈込刃ユニット5に対する枝キャッチャー8の取付位置を容易に左右逆にすることが可能となる。また、枝キャッチャー8の嵌合凹部34を上部押さえ板10の突条20に嵌合させるとともに、挿通孔36にネジ部材12の頭部を装着させるので、刈込刃ユニット5に対する枝キャッチャー8の組付強度を向上できる。
【0024】
尚、本実施例では、枝キャッチャー8の取付位置を半ピッチずつずらしたり、長さの異なる刈込刃ユニット5に対しても共通の枝キャッチャー8を使用できるようにするため、挿通孔36を6つ形成したが、1つ置きに配置される挿通孔36は省略可能である。また、挿通孔36の個数や配設ピッチも任意に設定可能である。更に、挿通孔36を前後方向に細長い長孔で構成して、ネジ部材12の配設ピッチの異なる刈込装置に対しても、この枝キャッチャー8をそのまま適用できるようにしてもよい。更にまた、ネジ部材12Aは3本以上設けることも可能であるが、枝キャッチャー8の着脱操作性を考慮して2本に設定することが好ましい。また、この枝キャッチャー8及びその取付構造は、同じ構成の切刃を左右に設けた刈込装置や片側にのみ切刃を設けた刈込装置などの周知の構成の刈込装置に対しても同様に適用できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係る刈込装置によれば、上下の刈込刃の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2側の切刃と異なる形状に構成しているので、1台の刈込装置で刈り込み態様の異なる2種類の刈込作業を刈り進む方向を切り替えることにより容易に且つ効率的に行うことが可能となる。例えば第1側の切刃を枝切刃で構成し、第2側の切刃を葉切刃で構成することにより、刈り進む方向を切り替えることで、枝切り作業と葉切り作業とを1台の刈込装置により効率的に行うことが可能となる。
【0026】
ここで、上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、この押さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を長さ方向の全長にわたって形成すると、押さえ板の肉厚を厚くすることなく、押さえ板の強度剛性を高めて、上下の刈込刃間に枝葉の切り屑等が侵入することによる、刈込装置の動作不良や故障を効果的に防止できる。
【0027】
また、上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、上下の刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ部材を設け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけて配置した2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、このネジ孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチャーを着脱自在に固定すると、刈込刃を固定しているネジ部材を取り外すことなく枝キャッチャーを着脱できるので、枝キャッチャーの組付性を向上できる。
【0028】
前記押さえ板に突条を形成し、この突条に嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成すると、刈込刃装置に対する枝キャッチャーの取付強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈込装置及び枝キャッチャーの分解斜視図
【図2】刈込装置及び枝キャッチャーの側面図
【図3】葉切刃を使用状態としたときの刈込装置及び枝キャッチャーの平面図
【図4】枝切刃を使用状態としたときの刈込装置及び枝キャッチャーの平面図
【図5】刈込刃組立体及び枝キャッチャーの分解斜視図
【図6】図3のVI−VI線断面図
【図7】図3のVII−VII線断面図
【符号の説明】
1 刈込装置 2 第1ハンドル
3 ケーシング 4 第2ハンドル
5 刈込刃ユニット
6a カム孔 6 刈込刃
6L 切刃 6R 切刃
7 刈込刃 7L 切刃
7R 切刃
8 枝キャッチャー 9 カバー部材
10 押さえ板 11 押さえ板
12 ネジ部材 12A ネジ部材
13 ナット部材 14 貫通孔
15 長孔 16 葉切刃
17 枝切刃 18 スペーサ
20 突条 21 押さえ部
22 係止部
23 電源スイッチ 24 規制ボタン
30 底壁部 31 側壁部
32 補強突部 33 係合突部
34 嵌合凹部 35 ネジ孔
36 挿通孔 36A 挿通孔
37 ビス部材

Claims (5)

  1. 左右両側へ突出状に延びる切刃を長さ方向に間隔をあけて櫛状にそれぞれ形成した上下1組の刈込刃と、上下の刈込刃が相対的に長さ方向に往復運動するように駆動する駆動手段とを備え、
    前記上下の刈込刃の少なくとも一方において、第1側の切刃の形状を第2側の切刃と異なる形状に構成した、
    ことを特徴とする刈込装置。
  2. 前記第1側の切刃を枝切刃で構成し、第2側の切刃を葉切刃で構成した請求項1記載の刈込装置。
  3. 前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、この押さえ板の幅方向の途中部に上方へ突出する突条を長さ方向の全長にわたって形成した請求項1又は2記載の刈込装置。
  4. 前記上下の刈込刃を重ね合わせた状態に保持する押さえ板を上側の刈込刃の上側に設け、上下の刈込刃と押さえ板とを一体化する複数のネジ部材を設け、これら複数のネジ部材のうちの間隔をあけて配置した2つのネジ部材にネジ孔をそれぞれ形成し、このネジ孔にビス部材をそれぞれ螺合させて枝キャッチャーを着脱自在に固定した請求項1〜3のいずれか1項記載の刈込装置。
  5. 前記押さえ板に突条を形成し、この突条に嵌合する嵌合凹部を枝キャッチャーに形成した請求項4記載の刈込装置。
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