JP2002291027A - 移動通信ネットワークにおける移動端末の電源off管理方法及びシステム及び移動端末 - Google Patents

移動通信ネットワークにおける移動端末の電源off管理方法及びシステム及び移動端末

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JP2002291027A
JP2002291027A JP2001091120A JP2001091120A JP2002291027A JP 2002291027 A JP2002291027 A JP 2002291027A JP 2001091120 A JP2001091120 A JP 2001091120A JP 2001091120 A JP2001091120 A JP 2001091120A JP 2002291027 A JP2002291027 A JP 2002291027A
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mobile communication
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JP2001091120A
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Kazuhiko Kakinuma
和彦 柿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動端末の利用者全般へのサービス向上を図る
ために、移動通信システムにおいて移動端末の着信応答
がない場合に、移動端末が圏外である場合、即ち、電波
が届かない場合と、移動端末ユーザが意図的に電源を切
っている場合とを識別できる移動端末の電源OFF管理方
法を提供すること。 【解決手段】上記課題は、移動通信ネットワークにおけ
る移動端末の電源OFF管理方法において、前記移動端末
は、電源をOFFにする場合、電源OFF通知信号を生成し、
上記生成した電源OFF通知信号を移動通信ネットワーク
に送信し、前記移動通信ネットワークは、前記電源OFF
通知信号を受信して上記移動端末を電源OFFの移動端末
として登録するようにした移動端末の電源OFF管理方法
にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末が着信へ
応答できない場合の要因を、電波の届かない圏外にいる
ためか、移動端末本体の電源がOFFされているからなの
かを区別して通知するための移動通信ネットワークにお
ける移動端末の電源OFF管理方法に関する。
【0002】また、本発明は、そのような移動端末の電
源OFF管理方法が用いられる移動通信システム及び移動
端末に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、PDC(Personal Digital Cellul
ar)方式などの移動通信システムでは、移動端末、基地
局、移動通信ネットワーク(例えば、交換局網)、加入
者の情報を記憶しているレジスタなどで構成されてい
る。
【0004】この移動通信システムでは、ユーザが移動
端末を用いて電源ON操作を行うと所定の立上げ処理、例
えば、在圏処理などの位置登録処理が当該移動端末と移
動通信ネットワーク間で行われて該移動端末の位置情報
などがレジスタに記憶される。また、上記移動端末の電
源OFF操作が行われると、所定の電源OFF処理が行われて
電源OFF状態となる。
【0005】移動通信ネットワーク側では、通常、移動
端末に対し着信呼を受信すると、例えば、図10に示す
ような手順で処理が行われる。
【0006】図10において、移動通信ネットワーク
は、上記レジスタに登録のある移動端末A10への着信
(S1)を受けると、該移動端末A10の位置登録情報
を上記レジスタより読み出して、対象となる呼出しエリ
アに対しページング(S2)を行う。移動通信ネットワ
ークは、当該移動端末からの応答があれば(S3でYE
S)、発信元との通話接続処理を行う(S4)。一方、当
該移動端末A10からの応答がなければ(S3でNO)、
電源OFF又は圏外である旨の通知(S5)を発信元に対し
て通知している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の移
動通信システムでは、移動通信ネットワークが着信を受
けると、着信先の移動端末が存在していると思われるエ
リアを対象に一斉呼出しが行われる。移動通信ネットワ
ークは、この着信先の移動端末から一斉呼出しに対する
応答がないと判別した場合、着信先の移動端末が電波の
届かない圏外へ移動したために応答がないのか、又は、
該移動端末の電源がOFFとなっているために応答がない
のかを区別することができなかった。
【0008】そこで、本発明の第一の課題は、移動端末
が圏外である場合(電波が届かない場合)と、移動端末
ユーザが意図的に電源を切っている場合とを識別できる
移動端末の電源OFF管理方法を提供することである。
【0009】また、本発明の第二の課題は、上記電源OF
F管理方法が適用される移動端末の電源OFF管理システム
を提供することである。
【0010】更に、本発明の第三の課題は、上記のよう
な移動端末の電源OFF管理方法に用いられる移動端末を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、移動
通信ネットワークにおける移動端末の電源OFF管理方法
において、前記移動端末は、電源をOFFにする場合、電
源OFF通知信号を生成し、上記生成した電源OFF通知信号
を移動通信ネットワークに送信し、前記移動通信ネット
ワークは、前記電源OFF通知信号を受信して上記移動端
末を電源OFFの移動端末として登録するように構成され
る。
【0012】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動端末において電源OFF信号が検出されると、直
ちに電源OFF処理を行うのではなく、当該移動端末は電
源OFF状態になったことを表す通知を移動通信ネットワ
ークに対して送信する。移動通信ネットワークは、移動
端末からこの電源OFF通知を受信すると当該移動端末を
電源OFF状態にある移動端末として登録を行う。
【0013】すなわち、上記のような移動端末の電源OF
F管理方法によれば、移動通信ネットワークは電源OFF状
態にある移動端末を認識することが可能となるので、他
の移動端末例えば、電源ON状態にある通常の移動端末な
どと区分けして管理することができる。
【0014】その結果、移動通信ネットワークは電源OF
F登録されている移動端末に対しての着信を受信する
と、本発明は、当該移動端末に対して一斉呼出しを行う
必要がないので、不要な呼出しを無くし、移動通信ネッ
トワークのリソースの有効活用が可能である。
【0015】また、請求項2に記載されるように、上記
電源OFF管理方法において、移動通信ネットワークは、
電源OFFの移動端末として登録した移動端末に対し着信
呼があった場合、発信元に対し電源OFF通知をするよう
に構成される。
【0016】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動通信ネットワークに電源OFF登録されている移
動端末に対し着信があった場合、発信元に当該移動端末
が電源OFF状態にある旨の通知を行う。そのため、発信
元では、相手先の移動端末が電源OFF状態であるために
応答がないことを知ることができる。
【0017】移動通信ネットワークに電源OFF登録され
ていない移動端末に対し着信があった場合は、本発明
は、請求項3に記載されるように、上記電源OFF管理方
法において、移動通信ネットワークは、電源OFFの移動
端末として登録されていない移動端末に対し着信呼があ
った場合、前記移動端末に対し呼出しをし、当該移動端
末から応答がない場合に、発信元に圏外通知をするよう
に構成される。
【0018】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、電源OFF登録されていない移動端末、例えば、電源O
N状態にある移動端末への着信が移動通信ネットワーク
にあると、移動通信ネットワークは、当該移動端末のエ
リアに対し一斉呼出を行い、その呼出に対する応答がな
いとき当該移動端末を圏外にいる移動端末として認識
し、発信元に当該移動端末が圏外にいる旨の通知が行わ
れる。
【0019】つまり、発信元では、相手先の移動端末が
圏外であるために応答がないことを知ることができる。
したがって、発信元は、着信先の応答がなかったとき
に、該着信先の移動端末の電源がOFFになっているため
に応答がないのか、又は、圏外にいるために応答がない
のかが移動通信ネットワークより区別されて通知される
ので、ユーザの利便性が向上する。
【0020】移動通信ネットワークに登録されている移
動端末の電源OFF登録解除が容易に行えるという観点か
ら、本発明は、請求項4に記載されるように、上記電源
OFF管理方法において、移動端末は、電源OFF後に電源を
ONにする場合は、電源ON通知信号を生成し、上記生成さ
れた電源ON通知信号を移動通信ネットワークに送信し、
前記移動通信ネットワークは、前記電源ON通知信号を受
信して前記移動端末の電源OFF登録を解除するように構
成される。
【0021】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動通信ネットワークは移動端末から送信される電
源ON通知信号を受信時に当該移動端末の電源OFF登録解
除が行われる。
【0022】移動端末と移動通信ネットワークとの間で
なされる電源OFF登録の送受処理の信頼性を向上させる
ことができるという観点から、本発明は、請求項5に記
載されるように、上記移動端末の電源OFF管理方法にお
いて、移動通信ネットワークは、移動端末から送信され
る電源OFF通知信号又は、電源ON通知信号を受信した場
合、移動端末に対し電源OFF登録完了通知信号又は、電
源OFF登録解除完了通知信号を前記移動端末に送信する
ように構成される。
【0023】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動通信ネットワークは移動端末から送信される電
源OFF通知信号又は、電源ON通知信号を受信し、該受信
した通知信号に応じて電源OFF登録処理又は電源OFF登録
解除処理を行う。そして、上記電源OFF登録処理又は電
源OFF登録解除処理が完了すると、該移動通信ネットワ
ークは、送信側の移動端末に向けてACK(Acknowledgeme
nt)、即ち、完了通知信号を移動端末に返すようにして
いるので、送信側の移動端末では、送信した電源OFF通
知信号及び電源ON通知信号に基づいて所定の処理が完了
したことを確認できる。そのため、移動端末と移動通信
ネットワークとの間で行われる電源OFF登録処理及び電
源OFF登録解除の処理の信頼度を向上させることが可能
である。
【0024】また、移動端末において、移動通信ネット
ワークから送信される完了通知信号非受信時に電源OFF
通知信号及び電源ON通知信号の再送を行うことで、送受
信処理の信頼性を向上させることができるという観点か
ら、本発明は、請求項6に記載されるように、上記移動
端末の電源OFF管理方法において、移動端末は、移動通
信ネットワークから送信される電源OFF登録完了通知信
号又は、電源OFF登録解除完了通知信号を予め定められ
た時間内で受信できなかった場合、前記電源OFF通知信
号又は、電源ON通知信号を移動通信ネットワークに再送
するように構成される。
【0025】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、例えば、移動通信ネットワークと移動端末間の伝送
路上の影響などにより移動端末からの電源OFF通知信号
又は電源ON通知信号が移動通信ネットワークに届かない
場合、あるいは、移動端末が移動通信ネットワークから
の完了通知の受信を所定時間内にできない場合は、当該
移動端末にて電源OFF通知信号又は電源ON通知信号の再
送が行なわれる。したがって、移動端末でこのような再
送制御が行なわれることにより、移動通信ネットワーク
では比較的高い確率で電源OFF登録及び電源OFF登録解除
を行うことが可能である。
【0026】また、移動端末が電源OFF登録未完了時に
再送を行う際に、再送を行う間隔中電源をOFFすること
で、移動端末の省エネルギー化が行えるという観点か
ら、本発明は、請求項7に記載されるように、上記移動
端末の電源OFF管理方法において、移動端末は、移動通
信ネットワークから送信される電源OFF登録完了通知信
号を予め定められた時間内で受信できなかった場合、電
源をOFFし、所定時間経過後に当該電源の再立上げ処理
を行って、電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに
再送するように構成される。
【0027】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動端末は移動通信ネットワークから送信される完
了通知の受信に失敗すると、電源OFF通知信号の次の再
送タイミングが来るまでの間、一度移動端末の電源がOF
Fされる。そのため、移動端末の無駄な電源ON時間を削
減することができ、該移動端末の省エネルギー化が可能
となる。
【0028】移動端末の電源OFF操作が圏外で行われた
場合に電源OFF登録の救済が行えるという観点から、本
発明は、請求項8に記載されるように、上記移動端末の
電源OFF管理方法において、電源OFF操作された際の移動
端末の位置が圏外ゾーンの場合、電源をOFFし、前記移
動端末の電源を所定時間経過後にONして再立上げ処理を
行って圏内にいるか否かの判別をし、該判別で圏内にい
るとの結果が得られたときに、電源OFF通知信号を移動
通信ネットワークに送信するように構成される。
【0029】このような移動端末の電源OFF管理方法で
は、移動端末の電源OFF操作が圏外で行われた場合、該
移動端末は、一度電源をOFFした後に自移動端末の電源
を予め定められた時間毎に再立上げ(電源をOFFからO
N)した後、サービスエリア内に復旧したか否かの判別
を行う。そして、その判別でサービスエリア内に復旧し
たとの判別が移動端末自身でなされた時点で電源OFF通
知信号が移動通信ネットワークに対して再送される。
【0030】したがって、このような移動端末の電源OF
F管理方法によれば、圏外で電源OFF操作を行った場合で
あっても、該移動端末が圏内に移動すれば電源OFF登録
を行うことが可能となる。
【0031】また、圏外にいる移動端末からの不要電波
送出の抑制が行えるという観点から、本発明は、請求項
9に記載されるように、上記移動端末の電源OFF管理方
法において、電源OFF操作された際の移動端末の位置が
圏外ゾーンの場合、電源OFF通知信号を移動通信ネット
ワークに送信することなく電源をOFFするように構成さ
れる。
【0032】このような移動端末の電源OFF管理方法に
よれば、圏外にいる移動端末からの電源OFF通知信号の
送出を停止させているので、当該移動端末からの不要電
波送出の抑制を行うことができる。
【0033】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項10に記載されるように、移動通信ネットワ
ークにおける移動端末の電源OFF管理システムにおい
て、前記移動端末は、電源をOFFにする場合、電源OFF通
知信号を生成する電源OFF通知信号生成手段と、上記生
成した電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに送信
する電源OFF通知信号送信手段と、前記移動通信ネット
ワークは、前記電源OFF通知信号を受信して上記移動端
末を電源OFFの移動端末として登録する電源OFF登録手段
とを有するように構成される。
【0034】更に、上記第三の課題を解決するため、本
発明は、請求項19に記載されるように、移動通信ネッ
トワークにおける移動端末において、前記移動端末は、
電源をOFFにする場合、電源OFF通知信号を生成する電源
OFF通知信号生成手段と、上記生成した電源OFF通知信号
を移動通信ネットワークに送信する電源OFF通知信号送
信手段とを有するように構成される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0036】本発明の実施の一形態に係る移動端末の電
源OFF管理方法が適用される移動通信システムは、例え
ば、図1に示すように構成される。
【0037】図1において、この移動通信システムで
は、移動端末10、移動通信ネットワーク30で構成さ
れ、上記移動通信ネットワーク30は、更に、基地局2
0、交換局網40、ロケーションレジスタ50、電源OF
F登録メモリ60で構成される。移動端末10は基地局
20との間で無線チャネルを設定して通信を行う。移動
通信ネットワーク30は、移動端末10からの発呼要求
などに基づいて着信先との交換接続などを行う。電源OF
F登録管理メモリ60は、移動通信ネットワーク内に配
備され、交換局網40などに接続されて運用される形態
やロケーションレジスタ50内に電源OFF登録・管理機
能を組み込んで運用する形態などがある。なお、この電
源OFF登録管理メモリ60では、電源OFF状態にある移動
端末10の情報の記憶・管理が行われる。ロケーション
レジスタ50は、移動端末10の位置に関する情報など
が記憶されている。
【0038】図2において、移動端末10は、無線部1
1、制御部12、表示・操作部13、タイマ部14を有
している。制御部12は、更に、電源ボタン操作検出部
12a、電源ON/OFF処理部12b、信号送受信部12c
で構成される。また、電源ON/OFF処理部12bは、受信
処理部12d、電源ON/OFF通知信号処理部12e、電源
ON処理部12f、電源OFF処理部12gを有してい
る。タイマ部14は2つのタイマT1(14a)とT(1
4b)を有している。なお、各タイマの役割は以下の実
施例において詳述する。
【0039】この移動端末10の無線部11は、基地局
20との間で信号(音声信号、データ信号、制御信号)
の送受信を行う。制御部12では、移動端末10の操作
部で操作された内容を検出し、その検出された信号に応
じた処理、例えば、電源ON/OFF処理が電源ON/OFF処理部
12bの電源ON処理部12f又は、電源OFF処理部1
2gで行なわれる。更に、詳述すると、制御部12の電
源ボタン操作検出部12aでは、ユーザが移動端末10
を用いて操作する電源ON/OFFの操作が検出され、その検
出された結果が電源ON/OFF処理部12bに入力される。
電源ON/OFF処理部12bは、検出された電源ONあるいは
電源OFF操作を必要に応じて電源ON処理部12f、電源O
FF処理部12g、電源ON/OFF通知信号処理部のいずれか
に対して送出する。この場合、電源ON/OFF処理部12b
が電源ON操作を電源ON処理部12fに送出すれば、該電
源ON処理部12fで所定の電源ON処理が行われ、電源OF
F操作を電源OFF処理部12gに送出すれば、該電源OFF
処理部12gで所定の電源OFF処理が行われる。また、
電源ON/OFF処理部12bが電源ON操作又は電源OFF操作
を電源ON/OFF通知信号処理部12eに送信すれば、該電
源ON操作又は電源OFF操作に基づいて電源ON通知信号又
は電源OFF通知信号が生成される。この電源ON通知信号
又は電源OFF通知信号は、電源ON/OFF通知信号処理部1
2eから信号送受信部12cへ送信された後、所定の送
信フォーマットに変換されて無線部11へ送出される。
無線部11は、信号送受信部12cからの上記電源ON通
知信号又は電源OFF通知信号を無線信号に変換して基地
局20に送信する。基地局20では、上記電源ON通知信
号又は電源OFF通知信号を移動通信ネットワーク30に
伝送するための中継処理が行われる。
【0040】このようにして、上記電源ON通知信号又は
電源OFF通知信号が移動通信ネットワーク30側で受信
されると、該移動通信ネットワーク30では、移動端末
10から送信された信号に応じた処理を行い、その処理
が完了したことを表す完了信号を移動端末10に返送す
る。移動端末10は、移動通信ネットワーク30からの
上記完了信号を基地局20を介して受信し、無線部1
1、信号送受信部12cを介して受信処理部12dで受
信された後、所定の受信処理が行われる。
【0041】また、タイマ部14は、移動端末10の送
信する信号に対応した移動通信ネットワーク30からの
応答信号の待ち時間設定などに用いられる。
【0042】移動端末10と移動通信ネットワーク30
との間で行われる移動端末10の電源OFF管理は、例え
ば、図3に示す手順にしたがって行われる。
【0043】図3において、ユーザが移動端末10の表
示・操作部13を操作して電源をOFFにすると、当該移
動端末10の電源ボタン操作検出部12aで電源OFF操
作が検出される。電源ボタン操作検出部12aは、この
検出した電源OFF信号を電源ON/OFF通知信号処理部12
bに送信する。電源ON/OFF通知信号処理部12bは、上
記電源OFF信号に基づいて電源OFF通知信号を生成し、信
号送受信部12cに送信する。この信号送信部12cで
は、上記電源OFF通知信号を所定の送信フォーマットに
変換して無線部11に送信を行い、無線部11は、上記
電源OFF通知信号を基地局20に送信(S11)する。
【0044】このようにして上記電源OFF通知信号が移
動端末10より無線区間を介して基地局20に送信され
ると、基地局20では、この電源OFF通知信号の中継を
行って移動通信ネットワーク30側に伝送する。そし
て、移動通信ネットワーク30側の電源OFF登録メモリ
60にて上記電源OFF通知信号が受信される(S13)。
【0045】この電源OFF登録メモリ60は、受信した
上記電源OFF通知信号からこの電源OFF通知を発信した移
動端末10の識別番号などを抽出し、当該移動端末10
を電源OFF端末として登録を行う(S14)。
【0046】移動通信ネットワーク30では、上記のよ
うにして電源OFF登録された移動端末10に対し着信が
あると、電源OFF登録メモリ60に当該移動端末10が
電源OFF登録されているか否かの照会を行い、電源OFF登
録のある移動端末10であるとの判別がなされると発信
元に対し電源OFF案内(S15)の通知を行う。
【0047】また、移動端末10は上記電源OFF通知信
号を基地局20に対し送信が完了した時点で、所定の電
源OFF処理(S12)が電源OFF処理部12gで行われ電
源OFF状態となる。
【0048】次に、移動端末10のユーザにより電源ON
操作が行われて電源が投入されると、電源ボタン操作検
出部12aで電源ON操作が検出されて所定の立上げ・位
置登録などの電源ON処理(S21)が電源ON処理部12
fにてなされる。
【0049】このようにして電源ON処理部12fで所定
の電源ON処理がなされると、電源ON/OFF通知信号処理部
12eは電源ON通知信号を生成して、信号送受信部12
cに送出する。信号送受信部12cでは、上記電源ON通
知信号が所定の送信フォーマットに変換されて無線部1
1に送出される。そして、この所定フォーマットに変換
された電源ON通知信号が無線部11より送信(S22)
されて基地局20を経由した後、移動通信ネットワーク
30側の電源OFF登録メモリ60へと送信される。
【0050】電源OFF登録メモリ60は、受信した上記
電源ON通知信号(S23)から移動端末10の識別情報
などを抽出し、該移動端末10が電源OFF移動端末とし
て登録されていればその移動端末の電源OFF登録を解除
する(S24)。
【0051】このような移動端末10の電源OFF管理方
法では、電源OFF登録メモリ60で電源OFF状態にある移
動端末10の記憶・管理が行なわれているので、例え
ば、移動通信ネットワーク30に移動端末Aへの着信が
あると、移動通信ネットワーク30は電源OFF登録メモ
リ60に該移動端末Aが電源OFF登録されているか否かを
問い合わせるだけで容易にその移動端末Aが電源OFFの移
動端末であるか否かを知ることができる。
【0052】このような移動端末の電源OFF管理方法に
よれば、移動通信ネットワーク30を運用する通信事業
者は、電源OFF登録されている移動端末10への着信が
あった場合、発信元に対して「電源OFF状態」にある旨
のアナウンスを通知することができる。つまり、通信事
業者からこのようなきめ細かい付加価値サービスがユー
ザに提供されることにより、発信元は、相手先端末から
の応答がない事由を容易に知ることができる。
【0053】移動通信ネットワーク30でなされる移動
端末10の圏外管理は、例えば、図4に示す手順にした
がって行われる。
【0054】図4において、移動通信ネットワーク30
は、移動端末A10への着信を検出(S31)すると、
その移動端末A10が電源OFF登録メモリ60に電源OFF
登録がされているか否かの照会(S32)を行う。移動
通信ネットワーク30では、当該移動端末A10が電源
OFF登録されている(S32でYES)との照会結果を電源O
FF登録メモリ60から得ると、発信元に対し電源OFF案
内通知(S33)を行う。
【0055】一方、移動通信ネットワーク30は、当該
移動端末A10の電源OFF登録はされていない(S32で
NO)との照会結果を電源OFF登録メモリ60より得る
と、ロケーションレジスタ50より取得した着信先の移
動端末の位置登録情報から該着信先移動端末が存在する
と想定される複数のセルの広いエリアに対し呼出(ペー
ジング)を行う(S34)。
【0056】移動通信ネットワーク30は、着信先移動
端末からの応答があるか否かを判定(S35)し、着信
先移動端末からの応答が得られた場合(S35でYES)は
発信元との間で呼接続処理を行って通信を確立させる
(S36)。一方、上記判定(S35)で、着信先移動端
末からの応答が得られなかった場合(S35でNO)は発
信元に対し圏外案内の通知を行う(S37)。
【0057】このような移動端末の圏外管理方法では、
着信先の移動端末が電源OFF登録メモリ60に登録がな
く、かつ、移動通信ネットワーク30からの一斉呼出し
に応答がなければその着信先の移動端末が圏外にいる移
動端末として区別される。
【0058】そのため、移動通信ネットワーク30は、
圏外にいる上記移動端末に対しての着信を受けると発信
元に対して着信先の移動端末が圏外状態にある旨のアナ
ウンスをすることができる。すなわち、移動通信ネット
ワーク30は、従来区別することができなかった「圏
外」と「電源OFF」との区別ができるようになる。
【0059】したがって、移動通信ネットワーク30を
運用している通信事業者は発信元に対して、着信先移動
端末の状態、即ち、「圏外」と「電源OFF」とを区別し
て通知できるので、該発信元にきめの細かい付加サービ
スの提供が可能となる。
【0060】また、移動通信ネットワーク30で行われ
る移動端末の電源OFF管理が例えば、図5に示す手順に
したがって行われる。
【0061】図5において、移動通信ネットワーク30
では、移動端末10から電源OFF通知信号又は電源ON通
知信号を受信(S41、S51)すると、該電源OFF通知
信号又は電源ON通知信号を電源OFF登録メモリ60に送
信する。電源OFF登録メモリ60では、上記電源OFF通知
信号又は電源ON通知信号に基づいて電源OFF登録処理又
は電源OFF登録解除処理(S42、S52)が行われ、こ
の電源OFF登録処理又は電源OFF登録解除処理(S42、S
52)が完了した時点で完了通知を移動通信ネットワー
ク30に送信する。そして、移動通信ネットワーク30
では受信した完了通知を移動端末10に対し送信する
(S43、S53)。
【0062】このような移動端末10の電源OFF登録・
管理では、移動通信ネットワーク30が電源OFF登録及
び電源OFF登録解除の処理を正常に完了したことを表すA
CK、即ち、完了通知を移動端末10に返すので、移動端
末10と移動通信ネットワーク30との間でなされる電
源OFF登録処理及び電源OFF登録解除処理の信頼性を向上
させることが可能である。
【0063】移動端末では、該移動端末が送信する電源
OFF通知信号及び電源ON通知信号を一定時間内に移動通
信ネットワーク30側で受信できなかった場合などに当
該電源OFF通知信号及び電源ON通知信号の再送を行うこ
とも考えられる。
【0064】例えば、移動端末で再送処理を行う第一の
例は、図6に示す手順にしたがって行われる。
【0065】図6(a)において、移動端末10から電
源OFF通知信号が移動通信ネットワーク30に対し送信
(S61)されると、該移動端末10では、移動通信ネ
ットワーク30からの応答、この場合、電源OFF登録完
了通知信号を待つためのタイマT1(14a)が起動さ
れる(S62)。このタイマT1(14a)は、移動通
信ネットワークからの応答待ち時間を設定するためのも
のである。
【0066】移動端末10は、この電源OFF登録完了通
知信号が上記タイマT1(14a)で設定された時間内
に受信処理部12dで受信できれば(S63でYES)、所
定の電源OFF処理(S64)が電源OFF処理部12gで
行なわれて電源OFF状態となる。
【0067】移動端末10は、移動通信ネットワーク3
0からの応答の監視を上記タイマT1(14a)がタイ
ムアウトするまで継続して行い、(S65でNO)、上記
タイマT1(14a)で設定された時間内に受信できな
い、即ち、タイマT1がタイムアウトした(S65でYES)
ときは、移動端末10から送信された電源OFF通知信号
が伝送上の影響などにより移動通信ネットワーク30側
で正しく受信されなかったとみなし、電源OFF通知信号
の再送(S61)を行う。
【0068】また、上記同様な観点から、移動端末10
が電源ON通知信号の再送を行う(図6の(b))処理が
(S71〜S75)の手順にしたがって行なわれる。
【0069】上述したように、移動端末10が電源OFF
通知信号又は電源ON通知信号を再送する上記の例では、
当該移動端末10が移動通信ネットワーク30に対し上
記電源OFF通知信号又は電源ON通知信号を送信すると、
該移動通信ネットワーク30からの応答を定められた時
間待つためのタイマの起動が行われる。即ち、このタイ
マに、移動端末10からの送信信号及び移動通信ネット
ワーク30側から送信される応答信号、即ち、電源ON通
知信号、電源OFF通知信号、電源OFF登録完了通知信号及
び電源OFF登録解除完了通知信号の伝送遅延や電源OFF登
録及び解除のための処理遅延などによる遅延が補償でき
るような値を設定することにより、移動端末10は、移
動通信ネットワーク30からの応答信号を比較的高い確
率でタイマに設定された時間内で受信すること可能であ
る。
【0070】移動端末10が移動通信ネットワーク30
から送信される電源OFF登録完了通知信号を受信するま
での間、該移動端末10より電源OFF通知信号を定期的
に再送する第二の再送方法は、例えば、図7に示す手順
にて行われる。
【0071】図7において、移動端末10では、まず、
上述した図6の処理(S61〜S63、S65)と同様な
処理(図7のS81〜S83、S85に対応)が行われ
る。
【0072】移動端末10では、該移動端末10が送信
した電源OFF通知信号に対する移動通信ネットワーク3
0からの応答がタイマT1(14a)に設定された時間
内に無線部11、制御部12の信号送受信部12cを介
して受信処理部12dで受信されて上記移動通信ネット
ワーク30からの応答信号の妥当性が確認される(S8
3でYES)と、所定の電源OFF処理(S84)が電源OFF
処理部12gで行なわれ、上記移動通信ネットワーク3
0からの応答がタイマT1(14a)に設定された時間
内、即ち、タイマT1(14a)の満了時までになけれ
ば(S85でYES)、例えば、移動端末からの電源OFF通
知信号が正常に移動通信ネットワーク30に伝送されな
かった場合、上記タイマT1(14a)とは別のタイマ
T(14b)を更に起動させる(S86)。このタイマ
T(14b)は、移動端末の電源のOFF時間を設定する
のに用いられる。
【0073】移動端末10では、このタイマT(14
b)の起動が行われると当該タイマT(14b)を作動
させている電源を除いた移動端末の電源を自動的にOFF
(S87)する。そして、このタイマT(14b)に設
定された時間が満了(S88でYES)となった時点で上記
移動端末10の電源が自動的に再投入(ON)される(S
89)。
【0074】移動端末10では、自移動端末の電源が再
投入された場所が無線ゾーンエリア内にいるか否かを判
別し、無線ゾーンエリア内にいる(S90でYES)との判
別がなされると、所定の在圏処理(位置登録)を電源ON
処理部12fで行って電源OFF通知信号を移動通信ネッ
トワーク30に再送する。一方、上記移動端末10で、
自移動端末が無線ゾーンエリア内にいない(S90でN
O)との判別がされると、再びタイマT(14b)を起
動(S86)し、このタイマT(14b)を除く電源を
再びOFFにし、上記タイマT(14b)値の時間が経過
した後、当該移動端末10の電源が再びONとなって無線
ゾーンエリア内にいるか否かの判別が再度行われる(S
90)。この場合、移動端末10が無線ゾーンエリア内
に入るまでS86〜S90までの処理が継続して行なわれ
る。
【0075】このような移動端末10で電源OFF通知信
号の再送を行う第二の再送方法では、移動端末10は該
移動端末10が送信した電源OFF通知信号に対する応答
が予め定めら得た時間内に移動通信ネットワーク30側
からなければ、一度、当該移動端末10の電源をOFFに
し、一定時間経過後に再度電源を立上げてから電源OFF
通知信号の再送を行うようにしている。
【0076】つまり、移動端末10で電源OFF操作がな
されると、一度移動端末の電源をOFFにしてからリトラ
イ処理を行うようにしている。
【0077】その結果、移動端末10は、電源OFF通知
信号の再送処理を行うに際し、省電力化を図ることが可
能となる。
【0078】尚、本例ではエリアの判定(S90)を行
う場合を例にとり説明したが、この判定処理を行わない
ようにすることも可能である。
【0079】上述した第一の再送例及び第二の再送例を
所定回数分繰り返しかつ組み合わせて電源OFF通知信号
の再送を行う第三の再送方法は、例えば、図8に示す手
順にしたがって行われる。
【0080】この図8では、前述した図6の処理と図7
の処理を組み合わせて移動端末10が送信する電源OFF
通知信号の再送が行なわれる。
【0081】例えば、図6で行われる処理(S61〜S6
3、S65)の繰り返し回数がカウンタN1を用いて設定
される。この場合、上記カウンタN1の設定値の値X(S1
17)が、上記処理(S61〜S63、S65)の繰り返
し処理を行う回数を表す。また、図7で行われる処理
(S81〜S83、S85〜S90)の繰り返し回数がカウ
ンタN2を用いて設定される。この場合、上記カウンタN
2の設定値の値Y(S124)が、図7で行われる処理
(S81〜S83、S85〜S90)の繰り返し処理を行う
回数を表す。
【0082】次に、図8の動作を説明する。
【0083】図8において、移動端末10では、カウン
タN1の値を初期値(0)に設定し(S111)、電源
OFF通知信号を送信(S112)した後、移動通信ネッ
トワーク30からの応答待ちタイマT1を起動させる(S
113)。移動端末10は、このタイマT1動作期間中に
当該移動端末10が送信した電源OFF通知信号に対する
移動通信ネットワーク30からの応答があるか否かの監
視を行い、上記タイマT1がタイムアウトする前に移動通
信ネットワーク30からの応答を受信すれば(S114
でYES)、所定の電源OFF処理(S131)が電源OFF処
理部12gで行われて、電源OFF状態となる。一方、移
動通信ネットワーク30からの応答が上記タイマT1が満
了するまでない(S115でYES)ときには、カウンタ値
N1を+1インクリメント(S116)させ、このカウンタ
N1の値が設定された値(X)であるか否かを判定(S1
17)する。
【0084】移動端末10では、この判定(S117)
でカウンタ値N1=Xでない(S117でNO)との判定が
なされると、電源OFF通知信号の送信から再び処理が開
始され、カウンタN1の値がXになるまで継続して(S1
12〜S117)までの処理が行なわれる。
【0085】一方、移動端末10で上記判定(S11
7)がカウンタ値N1=Xであるとの判定がなされると
(S117でYES)、移動端末10は、カウンタN2の値
を初期値(0)に設定し(S118)、電源OFF通知信
号を送信(S119)した後、再び応答待ちタイマT1が
起動(S120)する。
【0086】移動端末10は、上記タイマT1動作期間中
に当該移動端末10が送信した電源OFF通知信号(S11
9)に対する移動通信ネットワーク30からの応答があ
るか否かの監視を行い、上記タイマT1がタイムアウトす
る前に移動通信ネットワーク30からの応答を受信すれ
ば(S121でYES)、所定の電源OFF処理(S131)が
行われて、電源OFF状態となる。一方、移動通信ネット
ワーク30からの応答が上記タイマT1が満了するまでな
い(S122でYES)ときには、カウンタ値N2を+1イン
クリメント(S123)させ、このカウンタN2の値が設
定された値(Y)であるか否かを判定(S124)する。
移動端末10では、この判定(S124)でカウンタ値N
2=Yでない(S124でNO)との判定がなされると、上
記タイマT1とは別のタイマTを更に起動させる(S12
5)。移動端末10では、このタイマTの起動が行われ
ると当該タイマTを作動させている電源を除いた移動端
末10の電源が自動的にOFF(S126)される。移動端
末10では、このタイマTに設定された時間が満了とな
った(S127でYES)とき、即ち、一定時間経過後に上
記移動端末10の電源が自動的に投入(ON)される(S
128)。
【0087】このようにして移動端末10に電源が投入
されてシステムが立ち上がると、当該移動端末10は、
電源が投入された場所で自移動端末10が無線ゾーンエ
リア内にいるか否かを判別(S129)し、この無線ゾ
ーンエリア内にいるとの判別がなされる(S129でYE
S)と位置登録などの所定の在圏処理(S130)が電源
ON処理部12fで行われた後、電源OFF通知信号(S11
8)を移動通信ネットワーク30に対し再送する。
【0088】一方、該移動端末10がエリア内にいなけ
れば(S129でNO)、再びタイマT(14b)が起動
され(S125)、このタイマT(14b)値で決定さ
れる時間が経過した後、当該移動端末10の電源が再度
ONとなってエリア内にいるか否かの判別が行われる(S
129)。この場合、移動端末10が無線ゾーンエリア
内に入るまで(S125〜S129)の処理が継続して行
なわれる。
【0089】このような移動端末10の第三の再送方法
によれば、上記図6及び図7の処理の繰り返し回数を例
えば、図6をX回、図7をY回などと自由に設定すること
ができると共に、最大で無限大の繰り返し数を設定する
ことも可能である。移動端末が、例えば、図6の繰り返
し処理回数をX回、図7の繰り返し処理回数をY回と設定
した場合は、図6及び図7の繰り返し処理回数の上限そ
れぞれX回、Y回に定められたことになる。
【0090】したがって、移動端末における図6の処理
及び図7の処理回数を適切に組み合わせることにより、
より的確に移動通信ネットワーク30で電源OFF登録を
行うことが可能になる。
【0091】また、更に、移動端末が電源OFF操作時、
該移動端末が圏外にいる場合に電源OFF通知信号の送信
が行われる例は、図9に示す手順にしたがって行われ
る。
【0092】図9において、圏外にいる移動端末10か
ら電源OFF通知信号を送信しようとすると、該移動端末
10は、自移動端末10が圏外にいることを認識し、電
源OFF通知信号の送信を中止させる(S141)。通常、
圏外の移動端末10から送信される信号は移動通信ネッ
トワーク30に届かないので、上記の場合では、移動端
末10から送信される電源OFF通知信号の送信が中止さ
れる。
【0093】このようにして電源OFF通知信号の送信中
止がなされる(S141)と、移動端末10は、タイマ
T(14b)を起動(S142)させ、このタイマT
(14b)に供給している電源を除いた移動端末10の
電源をOFFにする(S143)。移動端末10は、このタ
イマT(14b)がタイムアウトしたか否かを確認(S
144でNO)し、タイムアウトとなると(S144でYE
S)、移動端末10の電源を再投入(S145)し、該移
動端末10の電源が再投入された場所が無線ゾーンエリ
ア内にいるか否かを判別(S146)する。
【0094】移動端末10は、この判別結果で当該移動
端末10が無線ゾーンエリア内にいるとの判別結果が得
られると(S146でYES)と位置登録などの所定の在圏
処理(S147)を行った後、電源OFF通知信号を移動通
信ネットワーク30に対し送信する。
【0095】上記のようにして移動端末10が電源OFF
通知信号を送信すると、該移動端末10の電源OFF処
理部12gで電源OFF処理(S149)が行われて電源OF
F状態になる。
【0096】このように圏外にいる移動端末10の電源
OFF管理では、ユーザが移動端末10の電源OFF操作を行
ったときに当該移動端末10が圏外にいても、予め定め
られた時間毎に電源を切断して再投入しているので、ユ
ーザが圏外域から移動し無線ゾーンエリアに入った時点
で、所定の電源ON処理が行われた後、電源OFF通知信号
が送信される。
【0097】そのため、移動端末10が圏外にいてもユ
ーザが移動を続けて無線ゾーンエリアに入れば自動的に
電源OFF通知信号が移動通信ネットワーク30に送信さ
れることになる。その結果、移動通信ネットワーク30
は、圏外にいるときは、圏外の移動端末として管理し、
圏内に入れば、電源OFF登録の移動端末として区別が的
確にされて管理することが可能である。即ち、移動通信
ネットワーク30は、移動端末の存在する位置に応じて
圏外の移動端末〜電源OFF登録の移動端末へと動的に管
理すること可能である。
【0098】尚、図9において、本実施例では、移動端
末10の電源がタイマTにより一度OFFされてから電源OF
F通知信号の再送が行われる形態を説明したが、図6で
説明したように、電源をOFFさせないで、タイマT1を利
用して電源OFF通知信号の再送処理を行うことも可能で
ある。
【0099】上記例において、移動端末10の制御部1
2の電源ON/OFF通知信号処理部12eが電源OFF通知信
号生成手段と電源ON通知信号生成手段に対応し、移動端
末10の制御部12の信号送受信部12cが電源OFF通
知信号送信手段と電源ON通知信号送信手段に対応する。
また、電源OFF通知送信停止手段が電源ON/OFF処理部1
2bに対応し、第一〜第三の電源OFF手段が電源ON/OFF
処理部12bと電源OFF処理部12gに対応する。更
に、電源OFF登録メモリ60の機能が電源OFF登録手段と
電源OFF登録解除手段に対応し、移動通信ネットワーク
30にある交換局網40の機能が電源OFF通知手段と圏
外通知手段及び電源OFF登録完了通知送信手段と電源OFF
登録解除完了通知送信手段に対応する。また、更に、制
御部12及びタイマ部14の機能が第一〜第三までの電
源OFF通知信号再送手段と電源ON通知信号再送手段に対
応し、移動端末の電源ON/OFF処理部12bの電源ON処理
部12f及び電源OFF処理部12gの機能が移動端末の
電源の再立上げ手段に対応する。
【0100】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至9
記載の本願発明によれば、移動端末が移動通信ネットワ
ーク30側に電源OFF通知を行うことで、移動通信ネッ
トワーク30側は、当該移動端末が電源OFF状態にある
ことを認識することができる。また、移動通信ネットワ
ーク30では、移動端末より電源OFF通知を受けていな
く、かつ、着信に対しての応答がなければ当該移動端末
が圏外であると認識することにより、上記電源OFF状態
にある移動端末と圏外にある移動端末との区別を行うこ
とができる。そのため、発呼者へ通知するアナウンス
も、電源OFF案内と圏外案内とを区別して提供すること
ができ、きめの細かいユーザサービスを実現することが
できる。
【0101】また、請求項10乃至18記載の本願発明
によれば、上記のような移動端末の電源OFF管理方法に
したがって電源OFF状態にある移動端末の管理を行うこ
とのできる移動通信システムを実現することができる。
【0102】更に、請求項19乃至24記載の本願発明
によれば、上記のような移動通信システムに用いられる
移動端末を提供することができる。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る移動端末の電源OF
F管理方法が適用される移動通信システムの構成例を示
す図である。
【図2】移動端末の構成を示すブロック図である。
【図3】移動端末と移動通信ネットワークとの間で行わ
れる移動端末10の電源OFF管理の一例示すフローチャ
ートである。
【図4】移動通信ネットワークでの移動端末の圏外管理
方法を示すフローチャートである。
【図5】移動通信ネットワークでの移動端末の電源OFF
管理の一例を示すフローチャートである。
【図6】移動端末から送信される電源OFF通知信号及又
は電源ON通知信号の再送手順の第一の例を示すフローチ
ャートである。
【図7】移動端末から送信される電源OFF通知信号の再
送手順の第二の例を示すフローチャートである。
【図8】移動端末から送信される電源OFF通知信号の再
送手順の第三の例を示すフローチャートである。
【図9】圏外の移動端末から送信される電源OFF通知信
号の送信手順の例を示すフローチャートである。
【図10】従来の移動通信システムにおける移動通信ネ
ットワークが発信元に対しアナウンス(電源OFF案内あ
るいは圏外案内)する手順の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 移動端末(=移動端末A) 11 送受信部 12 制御部 12a 電源ボタン操作検出部 12b 電源ON/OFF処理部 12c 信号送受信部 12d 受信処理部 12e 電源ON/OFF通知信号処理部 12f 電源ON処理部 12g 電源OFF処理部 13 表示・操作部 14 タイマ部 14a タイマT1(応答待ち時間設定用) 14b タイマT(移動端末の電源OFF時間設定用) 20 基地局 30 移動通信ネットワーク 40 交換局網 50 ロケーションレジスタ(LR) 60 電源OFF登録メモリ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信ネットワークにおける移動端末の
    電源OFF管理方法において、 前記移動端末は、電源をOFFにする場合、電源OFF通知信
    号を生成し、 上記生成した電源OFF通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信し、 前記移動通信ネットワークは、前記電源OFF通知信号を
    受信して上記移動端末を電源OFFの移動端末として登録
    するようにした移動端末の電源OFF管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動端末の電源OFF管理方
    法において、 移動通信ネットワークは、電源OFFの移動端末として登
    録した移動端末に対し着信呼があった場合、発信元に対
    し電源OFF通知をするようにした移動端末の電源OFF管理
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2記載の移動端末の電源OFF
    管理方法において、 移動通信ネットワークは、電源OFFの移動端末として登
    録されていない移動端末に対し着信呼があった場合、前
    記移動端末に対し呼出しをし、 当該移動端末から応答がない場合に、発信元に圏外通知
    をするようにした移動端末の電源OFF管理方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか一項記載の移動端
    末の電源OFF管理方法において、 移動端末は、電源OFF後に電源をONにする場合は、電源O
    N通知信号を生成し、 上記生成された電源ON通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信し、 前記移動通信ネットワークは、前記電源ON通知信号を受
    信して前記移動端末の電源OFF登録を解除するようにし
    た移動端末の電源OFF管理方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれか一項記載の移動端
    末の電源OFF管理方法において、 移動通信ネットワークは、移動端末から送信される電源
    OFF通知信号又は、電源ON通知信号を受信した場合、移
    動端末に対し電源OFF登録完了通知信号又は、電源OFF登
    録解除完了通知信号を前記移動端末に送信するようにし
    た移動端末の電源OFF管理方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の移動端末の電源OFF管理方
    法において、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号又は、電源OFF登録解除完了通知信
    号を予め定められた時間内で受信できなかった場合、 前記電源OFF通知信号又は、電源ON通知信号を移動通信
    ネットワークに再送するようにした移動端末の電源OFF
    管理方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の移動端末の電源OFF管理方
    法において、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号を予め定められた時間内で受信で
    きなかった場合、電源をOFFし、所定時間経過後に当該
    電源の再立上げ処理を行って、電源OFF通知信号を移動
    通信ネットワークに再送するようにした移動端末の電源
    OFF管理方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7いずれか一項記載の移動端
    末の電源OFF管理方法において、 電源OFF操作された際の移動端末の位置が圏外ゾーンの
    場合、電源をOFFし、前記移動端末の電源を所定時間経
    過後にONして再立上げ処理を行って圏内にいるか否かの
    判別をし、 該判別で圏内にいるとの結果が得られたときに、電源OF
    F通知信号を移動通信ネットワークに送信するようにし
    た移動端末の電源OFF管理方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の移動端末の電源OFF管理方
    法において、 電源OFF操作された際の移動端末の位置が圏外ゾーンの
    場合、電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに送信
    することなく電源をOFFするようにした移動端末の電源O
    FF管理方法。
  10. 【請求項10】移動通信ネットワークにおける移動端末
    の電源OFF管理システムにおいて、 前記移動端末は、電源をOFFにする場合、電源OFF通知信
    号を生成する電源OFF通知信号生成手段と、 上記生成した電源OFF通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信する電源OFF通知信号送信手段と、 前記移動通信ネットワークは、前記電源OFF通知信号を
    受信して上記移動端末を電源OFFの移動端末として登録
    する電源OFF登録手段とを有する移動端末の電源OFF管理
    システム。
  11. 【請求項11】請求項10記載の移動端末の電源OFF管
    理システムにおいて、 移動通信ネットワークは、電源OFFの移動端末として登
    録した移動端末に対し着信呼があった場合、発信元に対
    し電源OFF通知をする電源OFF通知手段を有する移動端末
    の電源OFF管理システム。
  12. 【請求項12】請求項10乃至11記載の移動端末の電
    源OFF管理システムにおいて、 移動通信ネットワークは、電源OFFの移動端末として登
    録されていない移動端末に対し着信呼があった場合、前
    記移動端末に対し呼出しをし、 当該移動端末から応答がない場合に、発信元に圏外通知
    をする圏外通知手段を有する移動端末の電源OFF管理シ
    ステム。
  13. 【請求項13】請求項10乃至12いずれか一項記載の
    移動端末の電源OFF管理システムにおいて、 移動端末は、電源OFF後に電源をONにする場合は、電源O
    N通知信号を生成する電源ON通知信号生成手段と、 上記生成された電源ON通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信する電源ON通知信号送信手段と、 前記移動通信ネットワークは、前記電源ON通知信号を受
    信して前記移動端末の電源OFF登録を解除する電源OFF登
    録解除手段とを有する移動端末の電源OFF管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】請求項10乃至13いずれか一項記載の
    移動端末の電源OFF管理システムにおいて、 移動通信ネットワークは、移動端末から送信される電源
    OFF通知信号又は、電源ON通知信号を受信した場合、移
    動端末に対し電源OFF登録完了通知信号又は、電源OFF登
    録解除完了通知信号を前記移動端末に送信する電源OFF
    登録完了通知送信手段と電源OFF登録解除完了通知送信
    手段とを有する移動端末の電源OFF管理システム。
  15. 【請求項15】請求項14記載の移動端末の電源OFF管
    理システムにおいて、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号又は、電源OFF登録解除完了通知信
    号を予め定められた時間内で受信できなかった場合、 前記電源OFF通知信号又は、電源ON通知信号を移動通信
    ネットワークに再送する第一の電源OFF通知信号再送手
    段と電源ON通知信号再送手段とを有する移動端末の電源
    OFF管理システム。
  16. 【請求項16】請求項14記載の移動端末の電源OFF管
    理システムにおいて、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号を予め定められた時間内で受信で
    きなかった場合、電源をOFFする第一の電源OFF手段と、 所定時間経過後に当該電源の再立上げ処理を行う再立上
    げ処理手段と、 電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに送信する第
    二の電源OFF通知信号再送手段とを有する移動端末の電
    源OFF管理システム。
  17. 【請求項17】請求項10乃至16いずれか一項記載の
    移動端末の電源OFF管理システムにおいて、 電源OFF操作された際の移動端末の位置が圏外ゾーンの
    場合、電源をOFFする第二の電源OFF手段と、前記移動端
    末の電源を所定時間経過後にONして再立上げ処理を行っ
    て圏内にいるか否かの判別をし、該判別で圏内にいると
    の結果が得られたときに、電源OFF通知信号を移動通信
    ネットワークに送信する第三の電源OFF通知信号再送手
    段とを有する移動端末の電源OFF管理システム。
  18. 【請求項18】請求項17記載の移動端末の電源OFF管
    理システムにおいて、 電源OFF操作された際の移動端末の位置が圏外ゾーンの
    場合、電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに送信
    することなく電源をOFFする第三の電源OFF手段を有
    する移動端末の電源OFFシステム。
  19. 【請求項19】移動通信ネットワークにおける移動端末
    において、 前記移動端末は、電源をOFFにする場合、電源OFF通知信
    号を生成する電源OFF通知信号生成手段と、 上記生成した電源OFF通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信する電源OFF通知信号送信手段とを有する移動端
    末。
  20. 【請求項20】請求項19記載の移動端末において、 移動端末は、電源OFF後に電源をONにする場合、電源ON
    通知信号を生成する電源ON通知信号生成手段と、 上記生成された電源ON通知信号を移動通信ネットワーク
    に送信する電源ON通知信号送信手段を有する移動端末。
  21. 【請求項21】請求項19乃至20記載の移動端末にお
    いて、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号又は、電源OFF登録解除完了通知信
    号を予め定められた時間内で受信できなかった場合、 前記電源OFF通知信号又は、電源ON通知信号を移動通信
    ネットワークに再送する第一の電源OFF通知信号再送手
    段と電源ON通知信号再送手段とを有する移動端末。
  22. 【請求項22】請求項21記載の移動端末において、 移動端末は、移動通信ネットワークから送信される電源
    OFF登録完了通知信号を予め定められた時間内で受信で
    きなかった場合、電源をOFFする第一の電源OFF手段と、 所定時間経過後に当該電源の再立上げ処理を行う再立上
    げ処理手段と、 電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに再送する第
    二の電源OFF通知信号再送手段とを有する移動端末。
  23. 【請求項23】請求項19乃至22いずれか一項記載の
    移動端末において、 移動端末は、電源OFF操作を行った位置が圏外ゾーンで
    あれば、 電源をOFFする第二の電源OFF手段と、前記移
    動端末の電源を所定時間経過後にONして再立上げ処理を
    行って圏内にいるか否かの判別をし、該判別で圏内にい
    るとの結果が得られたときに、電源OFF通知信号を移動
    通信ネットワークに送信する第三の電源OFF通知信号再
    送手段を有する移動端末。
  24. 【請求項24】請求項23記載の移動端末において、 電源OFF操作された際の移動端末の位置が圏外ゾーンの
    場合、電源OFF通知信号を移動通信ネットワークに送信
    することなく電源をOFFする第三の電源OFF手段を有する
    移動端末。
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