JP2002290913A - Mpeg装置 - Google Patents

Mpeg装置

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JP2002290913A
JP2002290913A JP2001086789A JP2001086789A JP2002290913A JP 2002290913 A JP2002290913 A JP 2002290913A JP 2001086789 A JP2001086789 A JP 2001086789A JP 2001086789 A JP2001086789 A JP 2001086789A JP 2002290913 A JP2002290913 A JP 2002290913A
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 NTSCエンコーダ14から出力されたビデ
オデータは、MPEGビデオエンコーダ20およびパケ
ット生成回路22によって複数のビデオPESに変換さ
れる。間引き回路16は、先頭フレームまたは任意のフ
レームのビデオデータに間引き処理を施してインデック
ス画像データを生成し、パケット生成回路18はインデ
ックス画像データをパケット化してパケットデータを生
成する。ビデオPESおよびインデックス画像のパケッ
トデータは、マルチプレクサ30によって多重され、こ
れによってMPEGストリームが生成される。ここで、
インデックス画像のパケットデータは、プライベートス
トリームとしてMPEGストリームに挿入される。 【効果】 MPEGストリームを再生しているときで
も、インデックス画像の表示や表示されているインデッ
クス画像の更新などの操作が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPEG装置に
関し、特にたとえば、動画像信号をMPEG方式で記録
する、MPEG装置に関する。
【0002】
【従来技術】たとえば放送番組をMPEG方式で記録媒
体に記録する場合、放送された動画像信号および音声信
号はそれぞれ、MPEGビデオエンコーダおよびMPE
GオーディオエンコーダによってビデオPES(Packet
ized Elementary Stream)およびオーディオPESにエ
ンコードされる。ビデオPESおよびオーディオPES
はその後マルチプレクサによって多重され、これによっ
てMPEG−PS(PS:Program Stream)が生成され
る。記録媒体には、MPEG−PSファイルが記録され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、インデックス画
像(サムネイル画像)は、MPEG−PSファイルとは
別のインデックス画像ファイルとして記録媒体に記録さ
れる。すると、容量が限られたハードディスクなどの記
録媒体を効率的に使用できない。また、MPEG−PS
ファイルとインデックス画像ファイルとを関連付けて管
理する必要があるため、ソフトウェア処理が複雑にな
る。さらに、記録済みの放送番組を別の記録媒体にコピ
ーする場合、MPEG−PSおよびインデックス画像を
別のファイルに収納する方法では、ファイル管理が煩雑
になる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、記
録媒体を効率的に使用できる、MPEG装置を提供する
ことである。
【0005】この発明の他の目的は、記録されたコンテ
ンツを容易に管理できる、MPEG装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、動画像信号
をMPEG方式で記録するMPEG装置において、動画
像信号を符号化して複数の第1パケット信号を生成する
符号化手段、動画像信号に基づいてインデックス画像信
号を生成する生成手段、インデックス画像信号をパケッ
ト化して第2パケット信号を生成するパケット化手段、
複数の第1パケット信号と第2パケット信号とを多重し
て第2パケット信号をプライベートストリームとして含
むMPEGストリームを生成する多重手段、およびMP
EGストリームを記録媒体に記録する記録手段を備える
ことを特徴とする、MPEG装置である。
【0007】
【作用】動画像信号は、符号化手段によって複数の第1
パケット信号に符号化される。生成手段は動画像信号に
基づいてインデックス画像信号を生成し、パケット化手
段はインデックス画像信号をパケット化して第2パケッ
ト信号を生成する。複数の第1パケット信号と第2パケ
ット信号とは多重手段によって多重され、これによって
MPEGストリームが生成される。ここで、第2パケッ
ト信号は、プライベートストリームとしてMPEGスト
リームに含まれる。このようなMPEGストリームが記
録手段によって記録媒体に記録される。
【0008】好ましい局面では、第2パケット信号はメ
モリに一時的に格納される。また、プライベートストリ
ームの生成タイミングは検出手段によって検出される。
挿入手段は、メモリに格納された第2パケット信号を検
出手段によって検出された生成タイミングでMPEGス
トリームに挿入する。
【0009】インデックス画像信号の挿入指示を受付手
段によって受け付ける場合、挿入手段は、挿入指示に応
答して能動化手段によって能動化される。
【0010】他の好ましい局面では、MPEGストリー
ムは、再生手段によって記録媒体から再生される。復号
手段は、再生されたMPEGストリームを復号して動画
像信号を生成し、解析手段は、再生された前記MPEG
ストリームに含まれる第2パケット信号を解析してイン
デックス画像信号を生成する。動画像信号およびインデ
ックス画像信号は、出力手段によって出力される。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、インデックス画像信
号に関連する第2パケット信号はプライベートストリー
ムとしてMPEGストリームに含まれるため、インデッ
クス画像を別ファイルとして記録した場合に比べて、記
録媒体を効率的に使用することができるとともに、イン
デックス画像の管理が容易になる。つまり、長時間の動
画像を記録でき、かつ記録媒体の制御プログラムを用意
に構築することができる。さらに、MPEGストリーム
の中にインデックス画像が既に存在するため、再生時に
インデックス画像を生成する処理が不要となる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のハードディス
クビデオレコーダ10は、操作パネル62の操作に応答
してシステム全体を制御するシステムコントローラ60
を含む。操作パネル62によって所望チャネルの放送番
組の録画開始が指示されると、システムコントローラ6
0は、録画処理のために記録系を起動する。なお、記録
系は、地上波アナログチューナ12,NTSCデコーダ
14,MPEGビデオエンコーダ20,パケット処理回
路22,A/D変換器24,MPEGオーディオエンコ
ーダ26,パケット処理回路28,マルチプレクサ30
およびディスクコントローラ32によって形成される。
【0014】地上波アナログチューナ12は、アンテナ
(図示せず)から高周波テレビジョン信号を受け、所望
のチャネルのコンポジットビデオ信号およびオーディオ
信号を出力する。コンポジットビデオ信号は、NTSC
デコーダ14に与えられる。NTSCデコーダ14は、
与えられたコンポジットビデオ信号をデコードし、デコ
ードしたビデオデータを間引き回路16およびMPEG
ビデオエンコーダ20に出力する。
【0015】間引き回路16は、録画開始指示またはイ
ンデックス作成指示が与えられたときに1フレーム分の
ビデオデータを取り込み、間引き処理によってインデッ
クス画像データ(サムネイル画像データ)を生成する。
インデックス画像信号はパケット生成回路18によって
パケット化され、これよって図4に示すデータ構造を持
つパケットデータが生成される。図4によれば、インデ
ックス画像データに加えて、当該インデックス画像デー
タの水平画素数および垂直画素数がパケットデータに含
まれる。一方、MPEGビデオエンコーダ20は、ビデ
オデータをMPEG方式で符号化する。符号化されたビ
デオデータはパケット生成回路22によってパケット化
され、これによって複数のビデオPESが生成される。
【0016】地上波アナログチューナ12から出力され
たオーディオ信号は、A/D変換器24を介してMPE
Gオーディオエンコーダ26に与えられ、MPEG方式
で符号化される。符号化されたオーディオデータはパケ
ット生成回路28によってパケット化され、これによっ
て複数のオーディオPESが生成される。
【0017】マルチプレクサ30は、パケット生成回路
18から出力されたインデックス画像のパケットデー
タ,パケット生成回路22から出力されたビデオPES
およびパケット生成回路28から出力されたオーディオ
PESを多重する。これによって、図3に示すようなデ
ータ構造を持つMPEG−PSが生成される。
【0018】図3によれば、パックヘッダと複数のビデ
オPESによってビデオパックが形成され、パックヘッ
ダと複数のオーディオPESによってオーディオパック
が形成される。このようなビデオパックおよびオーディ
オパックが、再生時に互いに同期がとれるように多重さ
れる。ただし、オーディオパックのサイズはエンコード
条件(サンプリング周波数,オーディオレベルなど)に
よって一義的に決定されるものの、ビデオパック(ビデ
オPES)のサイズは各フレームの画像の内容および圧
縮率に応じて変動する。プライベートストリームパック
は、このようなビデオパックサイズの変動を補償するた
めに多重されるパックである。
【0019】パケット生成回路18から出力されたパケ
ットデータは、プライベートストリームパケットとして
MPEG−PSに挿入される。上述のように、インデッ
クス画像のパケットデータは、録画開始指示またはサム
ネイル作成指示が与えられたときだけ生成される。この
ため、録画が開始された後のサムネイル作成指示が与え
られない期間は、ダミーデータがプライベートストリー
ムパケットとしてMPEG−PSに挿入される。こうし
て生成された所望の放送番組のMPEG−PSはディス
クコントローラ32に与えられ、これによってハードデ
ィスク34のような記録媒体に記録される。
【0020】操作パネル62によって所望の放送番組の
再生開始が指示されると、システムコントローラ60は
再生系を起動する。なお、再生系は、ディスクコントロ
ーラ32,デマルチプレクサ42,ビデオバッファ4
4,パケット解析回路46,MPEGビデオデコーダ4
8,NTSCエンコーダ50,オーディオバッファ5
2,パケット解析回路54,MPEGオーディオデコー
ダ56およびD/A変換器58によって形成される。
【0021】ディスクコントローラ32は、ハードディ
スク34から所望の放送番組のMPEG−PSを再生
し、再生したMPEG−PSをデマルチプレクサ42に
与える。デマルチプレクサ42は、与えられたMPEG
−PSからオーディオPESおよびビデオPESを抽出
し、ビデオPESをビデオバッファ44を介してパケッ
ト解析回路46に、オーディオPESをオーディオバッ
ファ52を介してパケット解析回路54にそれぞれ与え
る。パケット解析回路46および54の各々は、ビデオ
PESおよびオーディオPESを解析し、ビデオデータ
およびオーディオデータをMPEGビデオデコーダ48
およびMPEGオーディオデコーダ56に入力する。
【0022】MPEGビデオデコーダ48は、入力され
たビデオデータをMPEG方式で復号し、復号したビデ
オデータをNTSCエンコーダ50に与える。NTSC
エンコーダ50ではビデオデータがNTSC方式でエン
コードされ、これによって生成されたコンポジットビデ
オ信号がテレビジョン受像機64に出力される。この結
果、所望の放送番組の映像が画面に表示される。一方、
MPEGオーディオデコーダ56は、入力されたオーデ
ィオデータをMPEG方式で復号し、復号したオーディ
オデータをD/A変換器58を介してテレビジョン受像
機64に与える。これによって、テレビジョン受像機6
4のスピーカから所望の放送番組の音声が出力される。
【0023】放送番組を再生している途中で、操作パネ
ル62によってインデックス表示指示が与えられると、
システムコントローラ60はインデックス表示処理を行
なう。このとき、ディスクコントローラ32は、所望の
放送番組のMPEG−PSの再生処理と並行して、たと
えば別の3つの放送番組の先頭部分におけるMPEG−
PSをハードディスク32から再生する。パケット解析
回路36は、再生された別の放送番組のMPEG−PS
からインデックス画像を含むプライベートストリームパ
ケットを抽出し、抽出したパケットのインデックス画像
データをメモリ38に書き込む。メモリ38には、3つ
の放送番組の先頭部分のインデックス画像データが格納
される。メモリ38に格納されたインデックス画像デー
タはインデックス画像出力回路40によって読み出さ
れ、NTSCエンコーダ50に出力される。
【0024】NTSCエンコーダ50は、MPEGビデ
オデコーダ48から出力されたビデオデータおよびイン
デックス画像出力回路40から出力されたインデックス
画像データの両方を含むコンポジット画像信号を生成
し、生成したコンポジット画像信号をテレビジョン受像
機64に出力する。この結果、図8に示すような画像が
画面に表示される。図8によれば、画面中央やや左側に
所望の放送番組の映像(主映像)が表示され、画面右側
に別の3つの放送番組のインデックス画像が表示され
る。
【0025】マルチプレクサ30は、図2に示すように
構成される。ビデオPESおよびオーディオPESは、
FIFO制御回路30aに与えられる。FIFO制御回
路30aは、複数のビデオPESが入力順に含まれるビ
デオパックと複数のオーディオPESが入力順に含まれ
るオーディオパックとを生成し、生成したビデオパック
およびオーディオパックを時系列的にFIFOバッファ
30bに書き込む。FIFO制御回路30aはまた、ビ
デオPESのサイズが小さいためにビデオパック間に空
きが形成されるタイミングを検出し、当該タイミングで
ダミーのパケットデータまたはインデックス画像のパケ
ットデータをFIFOバッファ30bに書き込む。
【0026】ここで、ダミーのパケットデータはダミー
データ生成回路30cから出力され、インデックス画像
のパケットデータはインデックス画像用メモリ30dか
ら読み出される。この結果、図3に示すようなMPEG
−PSがFIFOバッファ30b内に作成される。ダミ
ーまたはインデックス画像のパケットデータは、プライ
ベートストリームパケットとしてMPEG−PSに挿入
される。作成されたMPEG−PSは、FIFO制御回
路30aによってFIFOバッファ30bから読み出さ
れる。
【0027】システムコントローラ60は、図5に示す
フロー図に従って録画処理を行ない、図6および図7に
示すフロー図に従って再生処理を行なう。なお、システ
ムコントローラ60は、iTRONのようなリアルタイ
ムOSを搭載しており、録画処理および再生処理は互い
に並行して実行される。
【0028】まず図5を参照して、ステップS1では操
作パネル62から録画開始指示が与えられたかどうかを
判別し、YESであればステップS3で記録系を起動す
るとともに、ステップS5でインデックス画像挿入処理
を行なう。記録系の起動によって所望の放送番組のビデ
オPESおよびオーディオPESが生成され、生成され
たビデオPESおよびオーディオPESがマルチプレク
サ30に与えられる。インデックス画像挿入処理では、
間引き回路16およびパケット生成回路18が1フレー
ム期間だけ能動化され、パケット生成回路18から出力
されたパケットデータがマルチプレクサ30に与えられ
る。マルチプレクサ30では、ビデオPES,オーディ
オPES,インデックス画像のパケットデータおよびダ
ミーのパケットデータの多重処理によってMPEG−P
Sが生成され、生成されたMPEG−PSはディスクコ
ントローラ32によってハードディスク34に記録され
る。
【0029】ステップS7では操作パネル62からイン
デックス作成指示が与えられたかどうか判断し、ステッ
プS9では操作パネル62から録画終了指示が与えられ
たかどうかを判断する。インデックス作成指示がある
と、ステップS7からステップS5に戻ってインデック
ス画像挿入処理を行なう。これによって、インデックス
画像のパケットデータが再度MPEG−PSに挿入され
る。つまり、インデックス画像挿入処理は、録画開始直
後に1回実行された後は、インデックス作成指示があっ
たときだけ実行される。一方、録画終了指示があると、
ステップS11における記録系停止処理を経てステップ
S1に戻る。
【0030】次に図6および図7を参照して、再生処理
について説明する。まずステップS21で操作パネル6
2からの再生開始指示の有無を判別し、YESであれば
ステップS23で再生系を起動する。ステップS25で
は所望の放送番組を形成するMPEG−PSの再生をデ
ィスクコントローラ32に命令する。これによって、所
望の放送番組のMPEG−PSがハードディスク34か
ら再生され、テレビジョン受像機64から番組映像およ
び番組音声が出力される。ステップS27では、インデ
ックス表示指示の有無を判別し、ステップS29では再
生終了指示の有無を判別する。ここで、操作パネル62
から再生終了指示が与えられたときはステップS29で
YESと判断し、ステップS31における再生系停止処
理を経てステップS21に戻る。一方、インデックス表
示指示が与えられたときは、ステップS27からステッ
プS33に進む。
【0031】ステップS33では、インデックス画像表
示処理を行なう。具体的には、ディスクコントローラ3
2に別の3つの放送番組の先頭部分を形成するMPEG
−PSの再生を命令するとともに、パケット解析回路3
6,メモリ38およびインデックス画像出力回路40を
能動化する。この結果、別の放送番組のインデックス画
像データがインデックス画像出力回路40から出力さ
れ、テレビジョン受像機64の画面にインデックス画像
が表示される。
【0032】ステップS35ではインデックス更新指示
の有無を判別し、ステップS39ではインデックス表示
中断指示の有無を判別し、ステップS43では再生終了
指示の有無を判別する。操作パネル62からインデック
ス更新指示が与えられると、ステップS35でYESと
判断し、ステップS37でインデックス画像更新処理を
行なう。具体的には、別のインデックス画像データを含
む部分のMPEG−PSの再生をディスクコントローラ
32に命令する。この結果、メモリ38に格納されたイ
ンデックス画像データが更新され、これに伴って表示中
のインデックス画像も更新される。なお、ステップS3
3またはS35の処理に要する時間はわずかであり、所
望の放送番組の再生に支障をきたすことはない。
【0033】操作パネル62からインデックス表示中断
指示が与えられると、ステップS39からステップS4
1に進み、インデックス表示中断処理を行なう。具体的
には、パケット解析回路36,メモリ38およびインデ
ックス画像出力回路40を不能化する。この結果、テレ
ビジョン受像機の表示は所望の放送番組の映像のみとな
る。ステップS41の処理を終えると、ステップS27
に戻る。操作パネル62から再生終了指示が与えられた
ときは、ステップS43でYESと判断し、ステップS
45における再生系停止処理を経てステップS21に戻
る。
【0034】以上の説明から分かるように、録画開始指
示が与えられると、NTSCエンコーダ14から出力さ
れたビデオデータは、MPEGビデオエンコーダ20お
よびパケット生成回路22によって複数のビデオPES
に変換される。また、A/D変換器24から出力された
オーディオデータは、MPEGオーディオエンコーダ2
6およびパケット生成回路28によって複数のオーディ
オPESに変換される。一方、間引き回路16は、先頭
フレームまたは任意のフレームのビデオデータに間引き
処理を施してインデックス画像データを生成し、パケッ
ト生成回路18はインデックス画像データをパケット化
してパケットデータを生成する。
【0035】複数のビデオPES,オーディオPESお
よびインデックス画像のパケットデータは、マルチプレ
クサ30によって多重され、これによってMPEGスト
リームが生成される。ここで、インデックス画像のパケ
ットデータは、プライベートストリームとしてMPEG
ストリームに挿入される。こうして得られたMPEGス
トリームは、ディスクコントローラ32によってハード
ディスク34に記録される。
【0036】マルチプレクサ30において、インデック
ス画像のパケットデータは、インデックス画像用メモリ
30dに一時的に格納される。FIFO制御回路30a
は、プライベートストリームの生成タイミングを検出
し、メモリに格納されたパケットデータを当該生成タイ
ミングでMPEGストリームに挿入する。こうして、イ
ンデックス画像のパケットデータがプライベートストリ
ームとしてMPEGストリームに挿入される。
【0037】再生時、MPEGストリームは、ディスク
コントローラ32によってハードディスク34から再生
される。パケット解析回路46およびMPEGビデオデ
コーダ48は、再生されたMPEGストリームに含まれ
るビデオPESを復号してビデオデータを生成し、パケ
ット解析回路54およびMPEGオーディオエンコーダ
56は、再生されたMPEGストリームに含まれるオー
ディオPESを復号してオーディオデータを生成する。
一方、パケット解析回路36は再生されたMPEGスト
リームに含まれるパケットデータを解析してインデック
ス画像データを生成する。オーディオデータはD/A変
換器58を経てテレビジョン受像機64に出力され、ビ
デオデータおよびインデックス画像データはNTSCエ
ンコーダ50を経てテレビジョン受像機64に出力され
る。
【0038】このように、インデックス画像のパケット
データはプライベートストリームとしてMPEGストリ
ームに含まれるため、再生時、MPEGストリームの復
号処理に並行して当該パケットデータの解析が可能とな
る。したがって、MPEGストリームが復号処理を施さ
れているときでも、インデックス画像の表示や表示され
ているインデックス画像の更新などの操作が可能とな
る。
【0039】なお、この実施例では、所望の放送番組と
異なる放送番組のインデックス画像を画面に表示するよ
うにしたが、同じ番組のインデックス画像を画面に表示
するようにしてもよい。また、この実施例では、地上波
による放送番組の記録/再生について説明したが、記録
/再生を行なうコンテンツは、動画像信号を含む限り放
送番組である必要はない。つまり、この発明は、MPE
G方式を採用するビデオカメラなどのMPEGデータ処
理装置にも適用できる。さらに、この実施例では、マル
チプレクサによってMPEG−PSを生成するようにし
ているが、これに代えてMPEG−TS(TS:Transp
ort Stream)を生成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】MPEG−PSのデータ構造を示す図解図であ
る。
【図4】インデックス画像のパケットデータのデータ構
造を示す図解図である。
【図5】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図6】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図7】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【図8】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【符号の説明】
10…ハードディスクビデオレコーダ 16…間引き回路 18,22,28…パケット生成回路 20…MPEGビデオエンコーダ 26…MPEGオーディオエンコーダ 30…マルチプレクサ 36,46,54…パケット解析回路 38…メモリ 40…インデックス画像出力回路 42…デマルチプレクサ 48…MPEGビデオデコーダ 56…MPEGオーディオデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z Fターム(参考) 5C053 FA06 FA23 GB05 GB37 HA21 KA01 KA25 LA07 5C059 LA01 MA00 RB02 RC00 RC07 SS11 UA10 UA38 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 DE03 DE22 DE49 DE57 EF05 5D077 AA22 BA26 DC22 HA07 HC27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像信号をMPEG方式で記録するMP
    EG装置において、 前記動画像信号を符号化して複数の第1パケット信号を
    生成する符号化手段、 前記動画像信号に基づいてインデックス画像信号を生成
    する生成手段、 前記インデックス画像信号をパケット化して第2パケッ
    ト信号を生成するパケット化手段、 前記複数の第1パケット信号と前記第2パケット信号と
    を多重して前記第2パケット信号をプライベートストリ
    ームとして含むMPEGストリームを生成する多重手
    段、および前記MPEGストリームを記録媒体に記録す
    る記録手段を備えることを特徴とする、MPEG装置。
  2. 【請求項2】前記多重手段は、前記第2パケット信号を
    一時的に格納するメモリ、前記プライベートストリーム
    の生成タイミングを検出する検出手段、前記メモリに格
    納された第2パケット信号を前記生成タイミングで前記
    MPEGストリームに挿入する挿入手段を含む、請求項
    1記載のMPEG装置。
  3. 【請求項3】前記インデックス画像信号の挿入指示を受
    け付ける受付手段、および前記挿入指示に応答して前記
    挿入手段を能動化する能動化手段をさらに備える、請求
    項2記載のMPEG装置。
  4. 【請求項4】前記記録媒体から前記MPEGストリーム
    を再生する再生手段、 再生された前記MPEGストリームを復号して前記動画
    像信号を生成する復号手段、 再生された前記MPEGストリームに含まれる前記第2
    パケット信号を解析して前記インデックス画像信号を生
    成する解析手段、および前記動画像信号および前記イン
    デックス画像信号を出力する出力手段をさらに備える、
    請求項1または3のいずれかに記載のMPEG装置。
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