JP2002290657A - アダプタ装置 - Google Patents

アダプタ装置

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JP2002290657A
JP2002290657A JP2001085361A JP2001085361A JP2002290657A JP 2002290657 A JP2002290657 A JP 2002290657A JP 2001085361 A JP2001085361 A JP 2001085361A JP 2001085361 A JP2001085361 A JP 2001085361A JP 2002290657 A JP2002290657 A JP 2002290657A
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JP2001085361A
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Kunio Sekine
邦夫 関根
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターネットファクシミリ装置
を購入することなく、低コストでインターネットを用い
たファクシミリ通信を行なうことができるアダプタ装置
を提供するものである。 【解決手段】 アダプタ装置11をファクシミリ通信回線
12を介してファクシミリ装置に接続し、このアダプタ装
置11を介してLAN14と通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アダプタ装置に関
し、詳しくは、ファクシミリ装置とLANを接続してフ
ァクシミリ装置をインターネットファクシミリとして機
能させることができるアダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及によってフ
ァクシミリ装置の分野においてもインターネットを用い
たファクシミリが登場している。これは、主に社内LA
N(Local Area Network)が整備された企業等で利用さ
れており、企業内のLAN(あるいはWAN)において
は通信費はかからないため、インターネットファクシミ
リの利用価値があると言える。
【0003】ところが、インターネットファクシミリ装
置自体の普及は多くなく、またファクシミリ装置のライ
フサイクルを考慮してもコスト高となるインターネット
ファクシミリ装置を購入するに至っていない場合が多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな環境下でインターネットファクシミリを使用する場
合にあっては、メールサーバも社内のLANに設置され
ているため、インターネットファクシミリ装置を導入す
ることにより通信費削減のメリットがあるが、コスト面
から故障でもしない限り新規購入が見込めない状況であ
るといえる。したがって、現行のファクシミリ装置にア
ダプタ装置を付加することにより、インターネットファ
クシミリ装置と同等の機能を、低コストにて実現できる
ようにするものが望まれる。
【0005】そこで本発明は、インターネットファクシ
ミリ装置を購入することなく、低コストでインターネッ
トを用いたファクシミリ通信を行なうことができるアダ
プタ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記課題
を解決するために、ファクシミリ通信回線を介しファク
シミリ装置に接続され、前記ファクシミリ通信回線を介
して前記ファクシミリ装置と通信を行なうファクシミリ
通信制御部と、LAN(Local Area Network)に接続さ
れ、前記LANを介してインターネットプロトコルによ
る通信を行なうネットワークインターフェース制御部と
を備えたことを特徴としている。
【0007】その場合、アダプタ装置をファクシミリ通
信回線を介してファクシミリ装置に接続し、このアダプ
タ装置を介してLANと通信することができるため、イ
ンターネットファクシミリ装置を購入することなく、低
コストでインターネットを用いたファクシミリ通信を行
なうことができる。
【0008】第2の発明は、上記課題を解決するため
に、前記ファクシミリ通信制御部を前記ファクシミリ通
信回線に接続する第1接続位置と、一般公衆網側と前記
ファクシミリ通信回線と接続する第2接続位置とに切換
える切換え部と、キー操作によって前記切換え部を前記
第1接続位置と第2接続位置の間で切換える操作部とを
設けたことを特徴としている。
【0009】第1の発明では、ファクシミリ装置に対し
て一般公衆網との通信ができなくなってしまう。
【0010】このため、第2の発明では、ファクシミリ
通信制御部をファクシミリ通信回線に接続する第1接続
位置と、一般公衆網側とファクシミリ通信回線と接続す
る第2接続位置に切換えることにより、ファクシミリ装
置をアダプタ装置から切り離して通常のファクシミリ通
信を可能にすることができる。
【0011】第3の発明は、上記課題を解決するため
に、前記一般公衆網から呼び出しがあったことを検出す
る呼び出し検出部と、前記一般公衆網との回線が切断さ
れたことを検出するオンフック検出部とを有し、前記呼
び出し検出部によって前記一般公衆網から呼び出しがあ
ったことを検出したときに前記ファクシミリ通信回線を
一般公衆網に接続する前記第2接続位置に切換え、前記
オンフック検出部によって前記回線が切断されたことを
検出したときに、前記回線を第1接続位置に切換えるこ
とを特徴としている。
【0012】第2の発明では、ファクシミリ送信の終了
後にユーザが回線を第1接続位置から第2接続位置に戻
す必要があり、アダプタ装置から離れることができな
い。また、第2接続位置に切換えることにより一般公衆
網にファクシミリ送信を行なうことができるが、一般公
衆網からのファクシミリ受信ができない。
【0013】このため、第3の発明は、呼び出し検出部
によって一般公衆網から呼び出しがあったことを検出し
たときに第2接続位置に切換え、オンフック検出部によ
って回線が切断されたことを検出したときに、回線を第
1接続位置に切換えることにより、自動的に一般公衆網
を介してファクシミリ受信をすることができるととも
に、受信終了後にファクシミリ通信回線を介してアダプ
タ装置とファクシミリ装置を自動的に接続することがで
きる。
【0014】第4の発明は、上記課題を解決するため
に、HTTPサーバ機能を有し、HTML形式でフォー
マットされた設定フォームを提供するとともに、HTT
Pを用いてLANに接続されたPCからHTMLを解釈
して前記PC上に表示できるブラウザが用いられること
を特徴としている。
【0015】第1〜3の発明では、アダプタ装置の設定
をアダプタ装置によって行わなくてはならず、アダプタ
装置にユーザインターフェースとしてキー等の入力装置
やLCD等の表示装置が必要であり、コストアップとな
る。
【0016】このため、第4の発明は、HTTPサーバ
機能を付加し、HTML形式にてフォーマットされた設
定フォームを提供し、そこにHTTPを用いて同じネッ
トワーク(LAN)に接続するPCからHTMLを解釈
できPC上に表示できるブラウザを用いて設定すること
により、PCでブラウザを用いてアダプタ装置の設定を
行なうことができ、アダプタ装置の低コスト化を図るこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】図1〜7は本発明に係るアダプタ装置の第
1実施形態を示す図である。
【0019】まず、構成を説明する。図1において、ネ
ットワークファクシミリアダプタ装置(以下、単にアダ
プタ装置という)11は、操作部1、表示・通知部2、シ
ステム制御部3、システムバス4、画像処理部5、画像
メモリ6、ファクシミリ回線通信制御部7、ファクシミ
リ回線接続制御部8、切換え部9およびNIC部10から
構成されている。
【0020】操作部1はシステムバス4を介してシステ
ム制御部3とデータの遣り取りを行い、操作部1の各種
キー入力により入力されたデータをシステム制御部3に
渡すようになっており、操作部1としては、メカニカル
キーやタッチパネルキー等の操作手段を備えている。
【0021】表示・通知部2は、システム制御部3より
指示を受け、LEDの点灯やLCD表示等の表示装置へ
の表示や、ブザー等の鳴動を行なう。システム制御部3
は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Rea
d Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)
等を有し、ROM内にはアダプタ装置としての基本プロ
グラムや本発明のプログラムが格納されている。
【0022】なお、プログラムが膨大になる場合には、
ROMの他に磁気ディスク装置等を搭載しそこにプログ
ラムを格納することも可能であり、画像メモリ部6とし
て磁気ディスク装置を用いる場合には共通化することも
可能である。
【0023】システム制御部3はROM内のプログラム
に従ってアダプタ装置11の各部を制御し、本発明の機能
を実行し、ファクシミリ回線接続制御部8やNIC部10
の制御を行なう。また、システム制御部3は時計機能、
画像メモリ6に蓄積する画情報を管理するファイル管理
機能を有する。
【0024】また、ROMはキャラクタ情報を格納する
領域を有し、先のROMと同一のROMで構成すること
も可能である。また、RAMはバッテリーバックアップ
することにより情報を保持することも可能である。
【0025】画像処理部5は、符号化された生データの
圧縮、圧縮された圧縮データの伸張、フォーマット変
換、変倍処理、および生データでデータの加工を行なっ
たり、TTIの埋め込み等を行う。
【0026】画像メモリ部6としては、例えば、磁気デ
ィスク装置が利用されており、画像メモリ6としては受
信した複数の受信画像データ、送信する複数の送信画像
データをファイルとして蓄積する。
【0027】また、画像メモリ6としては、磁気ディス
ク装置に限定されるものではなく、基板に実装されるS
RAMモジュールや、カードスロットに挿入されるメモ
リカード等を用いても良い。
【0028】ファクシミリ回線通信制御部7は、ファク
シミリ回線接続制御部8を制御し、呼び出し信号の送出
制御、ファクシミリ装置のフック状態の検出を行い、フ
ァクシミリ装置とのファクシミリ通信を行う。
【0029】ファクシミリ回線通信制御部7は、ファク
シミリ回線接続制御部8をファクシミリ通信回線12を介
してファクシミリ装置と接続し、ファクシミリ装置との
間で通信の制御を行う。また、ファクシミリ回線通信制
御部7は、モデムを有しており、ファクシミリ装置から
受信した受信データ(変調されている)を復調したり、
逆に、送信時の送信画像データを変調して送信するよう
になっている。
【0030】また、ファクシミリ回線接続制御部8で検
出されたリンギング電圧のパルスの検出や、DTMF信
号の検出、トーン信号の検出、送信時の発呼を行なう。
本実施形態では、ファクシミリ回線通信制御部7および
ファクシミリ回線接続制御部8がファクシミリ通信制御
部を構成している。
【0031】また、ファクシミリ回線接続制御部8は、
切換え部9を介してファクシミリ装置と接続し、ファク
シミリ装置に対して直流電流供給、呼び出し信号の送
出、ファクシミリ装置のフック状態検出を行なう。
【0032】切換え部9は、ファクシミリ回線接続制御
部8をファクシミリ通信回線12を介してファクシミリ装
置と接続する位置とファクシミリ通信回線12と一般公衆
網13を接続する位置の切換えを行なうようになってい
る。
【0033】これは、操作部1を操作した場合、若しく
は、一般公衆網からの呼び出し信号があった場合に切換
える。
【0034】また、NIC(Network Interface Card)
部10としては、LAN(Local AreaNetwork)に接続す
るためのLANコントローラを有し、相手端末との通信
の制御を行う。
【0035】一方、電子メールにてファクシミリ画情報
の電送を行う場合は、圧縮(MMR圧縮)した画情報
を、TIFF−F(Tag Image File Format-classF)に
変換し、MIME(Multipurpose Internet Mail Exten
sions)によるメッセージフォーマットに準拠し、画情
報をエンコーディングし電子メールフォーマットに添付
する必要がある。
【0036】エンコーディングの方法は、MIMEヘッ
ダのContent-Transfer-Encodingに示されており、7bi
t、8bit、binary、Base64、QuotedPrintableの5種類が
指定可能となる。この中でも、Base64によるエンコーデ
ィングが用いられることが多い。
【0037】また、メールサーバに蓄積している受信し
た電子メールは、MIMEに準拠し添付している画デー
タはTIFF−Fに変換されているものである。
【0038】図2にファクシミリ画情報を電子メールに
て通信する場合の情報の内容例を示す。
【0039】次に、図3〜6のフローチャートに基づい
て作用を説明する。なお、図3〜6のフローチャートは
システム制御部3のROMに格納され、CPUで実行さ
れる制御プログラムである。
【0040】まず、図3のフローチャートに基づいてフ
ァクシミリ装置からアダプタ装置11に送信する処理を説
明する。
【0041】まず、ファクシミリ回線接続制御部8に接
続するファクシミリ装置がオフフック状態になるのを常
時監視する(ステップS1)。ファクシミリ装置のオフ
フックは、ファクシミリ回線接続制御部8が供給する直
流電流がファクシミリ装置のオフフックにより回線が閉
結され直流が流れるため、この直流電流を監視すること
により可能となる。
【0042】ファクシミリ装置がオフフック状態になる
と、ファクシミリ装置から送出される宛先短縮番号を検
出し、宛先短縮番号が登録されているものかの判断を行
なう(ステップS2)。宛先短縮番号は予め操作部1で
宛先短縮番号を、例えば「#123」の様に短縮番号に
て登録し、また電子メールアドレスを、例えば「abc
123@tokkyo.com」のように登録し先の短
縮番号とリンクしてシステム制御部3のRAMに記録し
て管理する。このとき、宛先情報はファクシミリ装置か
らDTMF信号で入力されるものとする。
【0043】入力された宛先番号が登録されているもの
である場合は、ファクシミリ装置からの受信を行なう
(ステップS3、ファクシミリ装置にとっては送信動
作)。また、ステップS2で宛先が登録されていない場
合は、非受付音と「宛先短縮番号に対応した電子メール
アドレスがありません」との登録が無い旨を表示・通知
部2で操作者に通知し(ステップS4)、ファクシミリ
装置に対してはBUSYトーンを送出してファクシミリ
装置のオンフックを待つ(ステップS5)。
【0044】一方、ファクシミリ受信が行われた場合
は、受信終了後(ステップS6)に受信した画情報を画
像メモリ6に記録し(ステップS7)、画像処理部5で
画像フォーマット変換を行なって電子メールにて扱える
画像形式(ここではTIFF−F)に変換する(ステッ
プS8)。
【0045】その後、宛先の電子メールアドレスととも
に、電子メールフォーマットに変換(MIMEエンコー
ディング)し(ステップS9)送信待機ファイルとして
画像メモリ6に蓄積する(ステップS10)。
【0046】次に、図4のフローチャートに基づいてア
ダプタ装置11からメールサーバまでの通信処理を説明す
る。
【0047】まず、システム制御部3は、画像メモリ6
にあるメールサーバへの送信待機ファイルを検索し(ス
テップS11)、送信待機ファイルが有る場合には、予め
設定されたSMTPサーバに対して送信を行うため、シ
ステム制御部3はNIC部10に対して送信指示を行な
う。
【0048】また、自端末のIPアドレス、サブネット
マスク、デフォルトゲートウェイ、メールアドレスにつ
いては、予め操作部1によって設定され、システム制御
部3のRAMに記憶されるとともに、NIC部10のRA
Mに記憶される。NIC部10は指示された画像メモリ6
にある送信待機ファイルをSMTPサーバに対してSM
TPにて送信を行なう(ステップS12)。SMTP送信
が終了すると(ステップS13)、終了した電子メールメ
ッセージを画像メモリ6から消去する(ステップS1
4)。
【0049】次に、図5のフローチャートに基づいて受
信時のメールサーバからネットワークファクシミリアダ
プタ装置までの通信処理を説明する。
【0050】まず、予め設定された時刻になったら(ス
テップS21)、NIC部10にPOP接続(電子メールの
有無の確認)を要求する。このとき、予め操作部1より
設定されシステム制御部3のRAMに記憶されているP
OPサーバのアドレス、POPサーバへのログイン名お
よびログインパスワードをNIC部10に通知する。
【0051】ここで、NIC部10は、指定されたPOP
サーバのアドレスに対し、指定されたログイン名、ログ
インパスワードを用いて接続を行う。このとき、自端末
のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲート
ウェイ、メールアドレスについては、予め操作部1より
設定され、システム制御部3のRAMに記憶されるとと
もに、NIC部10のRAMに記憶される。NIC部10
は、POPを起動する際、この情報を用いて通信を行
う。
【0052】NIC部10は、POPを起動し(ステップ
S22)、POPサーバに接続を行なう(ステップS2
3)。ここで接続ができなかった場合には、接続ができ
なかった旨のメッセージをシステム制御部3に通知し、
システム制御部3はその内容をRAMに記憶するととも
に表示・通知部2に表示する(ステップS24)。
【0053】接続が成功した場合には、コマンド:ma
ildrop情報問い合わせコマンド(STAT)を行
い(ステップS25)、それに対するレスポンス:メール
ボックス全体の情報通知(+OK)を受け、POPサー
バにある電子メールのメッセージ数および合計サイズを
取得し、POPサーバにある電子メールのメッセージデ
ータをダウンロードする(ステップS26)。ダウンロー
ドしたメッセージデータは画像メモリ6に蓄積する(ス
テップS27)。またダウンロード終了後接続を切断し
(ステップS28)、画像処理部5によって画像フォーマ
ットの変換を行い、ファクシミリ形式(MMR)に変換
し(ステップS29)、画像メモリ6に蓄積する(ステッ
プS30)。
【0054】上述したPOPによる一連の通信フローを
図7に示す。
【0055】次に、図6のフローチャートに基づいて受
信時のアダプタ装置11からファクシミリ装置までの通信
処理を説明する。
【0056】まず、システム制御部3は、画像メモリ6
にあるファクシミリ装置への送信待機ファイルを検索し
(ステップS31)、送信待機ファイルが有る場合には、
システム制御部3はファクシミリ通信制御部7に対して
送信指示を行なう。ファクシミリ通信制御部7は指示さ
れた画像メモリ6にある送信待機ファイルをファクシミ
リ装置に送信するため、呼び出し信号の生成を行いファ
クシミリ回線接続制御部8より呼び出し信号をファクシ
ミリ装置に出力する(ステップS32)。
【0057】ここで、ファクシミリ装置のオフフックの
検出を行い(ステップS33)、規定時間内にオフフック
が検出されなかった場合には、呼び出し信号の送出を停
止し(ステップS34)、表示・通知部2に「ファクシミ
リ装置が応答しません」とファクシミリ装置が応答しな
い旨の表示を行なう(ステップS35)。
【0058】ファクシミリ装置がオフフックした場合に
は、ファクシミリ送信を行い(ステップS36)、送信が
終了したら(ステップS37)、送信した画像を画像メモ
リ6から消去する(ステップS38)。
【0059】以上説明したように、本実施形態では、ア
ダプタ装置11をファクシミリ通信回線12を介してファク
シミリ装置に接続し、このアダプタ装置11を介してLA
N14と通信することができるため、インターネットファ
クシミリ装置を購入することなく、低コストでインター
ネットを用いたファクシミリ通信を行なうことができ
る。
【0060】図8〜10は本発明に係るアダプタ装置の第
2実施形態を示す図である。
【0061】本実施形態では、キー押下による回線接続
を切換えを行なうものであり、切換えは、図8に示す操
作部1によってスルーキー1aを用意し、スルーキー1
aのON/OFF状態を表示・通知部2で表示できるよ
うにし、接続の切換えは切換え部9で行なう。
【0062】図9は切換え部9のブロック図であり、本
実施形態では、切換え部9がファクシミリ通信制御部8
をファクシミリ通信回線12に接続する第1接続位置と、
一般公衆網13側とファクシミリ通信回線12と接続する第
2接続位置に切換える切換え部を構成しており、操作部
1がスルーキー1aの操作によって切換え部9を第1位
置と第2位置の間で切換える操作部を構成している。
【0063】次に、図10のフローチャートに基づいて回
線の接続切換え処理を説明する。
【0064】まず、操作部1のスルーキー1aを押下す
ることにより(ステップS41)、現在ファクシミリ装置
とリアダプタ装置11との間にて通信が行われているかを
判断し(ステップS42)、ファクシミリ通信が行われて
いた場合には、表示・通知部2によって「ファクシミリ
通信中です」とのファクシミリ通信中のメッセージを表
示するとともに、スルーキー1aを受け付けなかった非
受付音(NAK音)をならす(ステップS43)。
【0065】ファクシミリ通信中でなかった場合には、
切換え部9によってファクシミリ通信回線12とファクシ
ミリ回線接続制御部8との接続を切り離し、ファクシミ
リ通信回線12と一般公衆網13を接続する。この接続によ
り、ファクシミリ装置は一般公衆網13に直接接続したの
と同じ状態となる(ステップS44)。
【0066】ファクシミリ送信が終了したあと、操作者
が再度スルーキー1aを押下することにより(ステップ
S45)、切換え部9によってファクシミリ通信回線12と
一般公衆網13との接続を切り離し、ファクシミリ通信回
線12とファクシミリ回線接続制御部8を接続する(ステ
ップS46)。
【0067】このように本実施形態では、切換え部9に
よってファクシミリ回線接続制御部8をファクシミリ通
信回線12に接続する第1接続位置と、一般公衆網側13と
ファクシミリ通信回線12と接続する第2接続位置に切換
えるようにしたため、ファクシミリ装置をアダプタ装置
11から切り離して通常のファクシミリ通信を可能にする
ことができる。
【0068】図11〜13は本発明に係るアダプタ装置の第
3実施形態を示す図である。
【0069】本実施形態では、切換え部9に、図11のブ
ロック図で示すように呼び出し信号・オンフック検出部
21を設けた例である。
【0070】すなわち、本実施形態では、呼び出し信号
・オンフック検出部21が、一般公衆網13から呼び出しが
あったことを検出する呼び出し検出部と、一般公衆網13
との回線が切断されたことを検出するオンフック検出部
とを構成しており、呼び出し信号・オンフック検出部21
によって一般公衆網13から呼び出しがあったことを検出
したときにファクシミリ通信回線12を一般公衆網13に接
続する第2接続位置に切換え、呼び出し信号・オンフッ
ク検出部21によって回線が切断されたことを検出したと
きに、回線を第1接続位置に切換えることを特徴として
いる。
【0071】次に、図12、13のフローチャートに基づい
て回線の接続切換え処理を説明する。
【0072】まず、操作部1のスルーキー1aを押下す
ることにより(ステップS51)、現在ファクシミリ装置
とアダプタ装置11との間で通信が行われているかを判断
し(ステップS52)、ファクシミリ通信が行われていた
場合には、表示・通知部2で「ファクシミリ通信中で
す」とのファクシミリ通信中のメッセージを表示すると
ともに、スルーキー1aを受け付けなかった非受付音
(NAK音)を鳴らす(ステップS53)。
【0073】ファクシミリ通信中でなかった場合には、
切換え部9でファクシミリ通信回線12とファクシミリ回
線接続制御部8との接続を切り離し、ファクシミリ通信
回線12と一般公衆網13を接続する。
【0074】この接続により、ファクシミリ装置は一般
公衆網13に直接接続したのと同じ状態となる(ステップ
S54)。受信終了後ファクシミリ装置がオンフックする
までの状態を検出し、ファクシミリオンフックを検出す
ると(ステップS55)、ファクシミリ通信の終了となる
ため、切換え部9でファクシミリ通信回線12と一般公衆
網13との接続を切り離し、ファクシミリ通信回線12とフ
ァクシミリ回線接続制御部8を接続する(ステップS5
6)。
【0075】一方、図13に示すように、一般公衆網13か
ら呼び出し信号を検出すると(ステップS61)、アダプ
タ装置11とファクシミリ装置間でファクシミリ通信中か
の確認を行う(ステップS62)。ファクシミリ通信中で
あった場合には、表示・通知部2に「公衆網から呼び出
しがありました」との一般公衆網13からの呼び出し信号
があった旨の表示を行う(ステップS63)。
【0076】ファクシミリ通信中で無い場合は、切換え
部9でファクシミリ通信回線12とファクシミリ回線接続
制御部8との接続を切り離し、ファクシミリ通通信回線
12を一般公衆網13に接続する(ステップS64)。
【0077】ここで、ファクシミリ装置が一般公衆網13
からの呼び出し信号に応答して以下ファクシミリ通信
(ファクシミリ装置にとって受信)が行われる。受信終
了後ファクシミリ装置がオンフックするまでの状態を検
出し、ファクシミリオンフックを検出すると(ステップ
S65)ファクシミリ通信の終了となるため、切換え部9
によってファクシミリ通信回線12と一般公衆網13との接
続を切り離し、ファクシミリ通信回線12とファクシミリ
回線接続制御部8を接続する(ステップS66)。
【0078】本実施形態では、呼び出し信号・オンフッ
ク検出部21によって一般公衆網13から呼び出しがあった
ことを検出したときに第2接続位置に切換え、呼び出し
信号・オンフック検出部21によって回線が切断されたこ
とを検出したときに、回線を第1接続位置に切換えるこ
とにより、自動的に一般公衆網13を介してファクシミリ
受信をすることができるとともに、受信終了後にファク
シミリ通信回線12を介してアダプタ装置11とファクシミ
リ装置を自動的に接続することができる。
【0079】なお、上記各実施形態のアダプタ装置にあ
っては、以下のような構成を付加しても良い。
【0080】すなわち、HTTPサーバ機能を有し、P
Cから任意のブラウザソフトを用いてネットワークファ
クシミリアダプタ装置にLANを経由してアクセスを行
なうようにしても良い。
【0081】この場合URL(Uniform Resource Locat
or)指定することによりアダプタ装置11にアクセスを指
定することができる。URLは、スキーム://ホスト
名/絶対パス で指定し、ここでは、”http://
fax.xxx.co.jp/ index .htm
l”にてネットワークファクシミリアダプタ装置のホー
ムページにアクセスするものとする。
【0082】ここでスキーム名http(Hyper Text M
arkup Language)はWebページを記述するための言語
(データ形式)である。この時、URLをスキーム:/
/ホスト名とした場合に表示されるページを一般的には
ホームページといい、その表示するファイルのファイル
名およびディレクトリはHTTPサーバの作りにより設
定することができる。ここでは”画像メモリ部6”に”
html”というディレクトリを作成し、そこにある”
index .html”をホームページとする。
【0083】このhtmlディレクトリにhtml形式
にて各種設定情報を定義する。定義は入力フォーム形式
にて入力することにより変更追加ができるようにhtm
lを用意する。PCとネットワークファクシミリアダプ
タ間のアクセスは、HTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)を用いて行われる。PCはネットワークファク
シミリ装置のHTTPサーバに対して接続要求のための
コネクション要求信号を送信しコネクションを確立す
る。次に転送を要求するためのHTTPコマンド”GE
T”+”URL”を送信する。ネットワークファクシミ
リアダプタ装置のHTTPサーバは、このHTTPコマ
ンドを受け付けることにより、肯定応答”200”を返
し、MIMEヘッダに続きHTMLのテキストデータを
PCに送信する。
【0084】次にPCはネットワークファクシミリ装置
のHTTPサーバに対して先のテキストデータに含まれ
る入力フォーム部のデータを送信する。ネットワークフ
ァクシミリアダプタ装置のHTTPサーバは、このデー
タを受け付けアドレス帳を作成する。
【0085】このようにすれば、PCでブラウザを用い
てアダプタ装置11の設定を行なうことができ、アダプタ
装置の低コスト化を図ることができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、アダプタ装置をファク
シミリ通信回線を介してファクシミリ装置に接続し、こ
のアダプタ装置を介してLANと通信することができる
ため、インターネットファクシミリ装置を購入すること
なく、低コストでインターネットを用いたファクシミリ
通信を行なうことができる。
【0087】また、ファクシミリ通信制御部を前記ファ
クシミリ通信回線に接続する第1接続位置と、一般公衆
網側と前記ファクシミリ通信回線と接続する第2接続位
置に切換えることにより、ファクシミリ装置をアダプタ
装置から切り離して通常のファクシミリ通信が可能にな
る。
【0088】また、呼び出し検出部によって一般公衆網
から呼び出しがあったことを検出したときに第2接続位
置に切換え、オンフック検出部によって回線が切断され
たことを検出したときに、回線を第1接続位置に切換え
ることにより、自動的に一般公衆網を介してファクシミ
リ受信をすることができるとともに、受信終了後にファ
クシミリ通信回線を介してアダプタ装置とファクシミリ
装置を自動的に接続することができる。
【0089】さらに、HTTPサーバ機能を付加し、H
TML形式にてフォーマットされた設定フォームを提供
し、そこにHTTPを用いて同じネットワーク(LA
N)に接続するPCからHTMLを解釈できPC上に表
示できるブラウザを用いて設定することにより、PCで
ブラウザを用いてアダプタ装置の設定を行なうことがで
き、アダプタ装置の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアダプタ装置の第1実施形態を示
す図であり、そのブロック図である。
【図2】第1実施形態のファクシミリ画情報を電子メー
ルにて通信する場合の情報の内容例を示す図である。
【図3】第1実施形態のファクシミリ装置からアダプタ
装置に送信する処理を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態のアダプタ装置からメールサーバ
までの通信処理を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態の受信時のメールサーバからネッ
トワークファクシミリアダプタ装置までの通信処理を示
すフローチャートである。
【図6】第1実施形態の受信時のアダプタ装置からファ
クシミリ装置までの通信処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】第1実施形態のPOPによる一連の通信フロー
を示す図である。
【図8】本発明に係るアダプタ装置の第2実施形態を示
す図であり、その操作部を示す図である。
【図9】第2の実施形態の切換え部9の構成図である。
【図10】第2実施形態の回線の接続切換え処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明に係るアダプタ装置の第3実施形態を示
す図であり、その切換え部の構成図である。
【図12】第3実施形態の回線の接続切換え処理を示すフ
ローチャートである。
【図13】第3実施形態の回線の接続切換え処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 操作部 2 表示・通知部 3 システム制御部 4 システムバス 5 画像処理部 6 画像メモリ 7 ファクシミリ通信回線制御部(ファクシミリ通信
制御) 8 ファクシミリ回線接続制御部(ファクシミリ通信
制御) 9 切換え部 10 NIC部(ネットワークインターフェース制御
部) 11 アダプタ装置 21 呼び出し信号・オンフック検出部(呼び出し検出
部、オンフック検出部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA01 AA02 AA30 AA32 AA35 AB20 AB42 AB46 AC28 AC29 AC58 AE14 BA01 BD00 5C075 AB90 BB14 CA90 FF05 FF90 5K030 GA08 HC01 HD01 HD06 JT05 LB01 5K101 KK01 LL05 MM06 NN03 NN06 NN17 NN18 NN21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ通信回線を介しファクシミリ
    装置に接続され、前記ファクシミリ通信回線を介して前
    記ファクシミリ装置と通信を行なうファクシミリ通信制
    御部と、LAN(Local Area Network)に接続され、前
    記LANを介してインターネットプロトコルによる通信
    を行なうネットワークインターフェース制御部とを備え
    たことを特徴とするアダプタ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ通信制御部を前記ファク
    シミリ通信回線に接続する第1接続位置と、一般公衆網
    側と前記ファクシミリ通信回線と接続する第2接続位置
    とに切換える切換え部と、キー操作によって前記切換え
    部を前記第1接続位置と第2接続位置の間で切換える操
    作部とを設けたことを特徴とする請求項1記載のアダプ
    タ装置。
  3. 【請求項3】前記一般公衆網から呼び出しがあったこと
    を検出する呼び出し検出部と、前記一般公衆網との回線
    が切断されたことを検出するオンフック検出部とを有
    し、前記呼び出し検出部によって前記一般公衆網から呼
    び出しがあったことを検出したときに前記ファクシミリ
    通信回線を一般公衆網に接続する前記第2接続位置に切
    換え、前記オンフック検出部によって前記回線が切断さ
    れたことを検出したときに、前記回線を第1接続位置に
    切換えることを特徴とする請求項1または2記載のアダ
    プタ装置。
  4. 【請求項4】HTTPサーバ機能を有し、HTML形式
    でフォーマットされた設定フォームを提供するととも
    に、HTTPを用いてLANに接続されたPCからHT
    MLを解釈して前記PC上に表示できるブラウザが用い
    られることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載のア
    ダプタ装置。
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