JP2002290540A - 携帯電話端末及び情報指定端末 - Google Patents
携帯電話端末及び情報指定端末Info
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- JP2002290540A JP2002290540A JP2001088556A JP2001088556A JP2002290540A JP 2002290540 A JP2002290540 A JP 2002290540A JP 2001088556 A JP2001088556 A JP 2001088556A JP 2001088556 A JP2001088556 A JP 2001088556A JP 2002290540 A JP2002290540 A JP 2002290540A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易、迅速かつ柔軟に発着信規制を設定可能
な携帯電話端末及び情報指定端末を提供する。 【解決手段】 電子メールを受信可能な携帯電話端末で
あって、発着信の規制情報を格納する規制情報保持部4
aと、規制情報の指定命令が記述されているスクリプト
が含まれた電子メールを受信した場合にスクリプトを読
取るとともに、指定命令に基づいて電子メールに指定さ
れた規制情報を規制情報保持部に記録するスクリプト処
理部2dと、発信要求があった場合に、規制情報に基づ
いて当該発信要求の許否を判定する発信規制判定部2b
と、着信要求があった場合に、規制情報に基づいて当該
着信要求の許否を判定する着信規制判定部2cとを備え
る。
な携帯電話端末及び情報指定端末を提供する。 【解決手段】 電子メールを受信可能な携帯電話端末で
あって、発着信の規制情報を格納する規制情報保持部4
aと、規制情報の指定命令が記述されているスクリプト
が含まれた電子メールを受信した場合にスクリプトを読
取るとともに、指定命令に基づいて電子メールに指定さ
れた規制情報を規制情報保持部に記録するスクリプト処
理部2dと、発信要求があった場合に、規制情報に基づ
いて当該発信要求の許否を判定する発信規制判定部2b
と、着信要求があった場合に、規制情報に基づいて当該
着信要求の許否を判定する着信規制判定部2cとを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの受信
及び発着信規制が可能な携帯電話端末、並びに携帯電話
端末に所定の情報を登録可能な情報指定端末に関する。
及び発着信規制が可能な携帯電話端末、並びに携帯電話
端末に所定の情報を登録可能な情報指定端末に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるレンタル式やプリペイド式の携
帯電話端末が知られている。これらの携帯電話端末は、
予め定められた通信料金(料金度数)に達するとそれ以
上の通話が禁止され、無制限な通話を抑制することがで
きる。そのため、親が子供に連絡用として渡す携帯電話
として普及している。
帯電話端末が知られている。これらの携帯電話端末は、
予め定められた通信料金(料金度数)に達するとそれ以
上の通話が禁止され、無制限な通話を抑制することがで
きる。そのため、親が子供に連絡用として渡す携帯電話
として普及している。
【0003】一方、特定の発信先からの着信を拒否する
サービスがあり、携帯電話のユーザはこのサービスに加
入することができる。ここで、着信拒否サービスはキャ
リア側の制御により行われ、ユーザは予め対象となる発
信先を申し出る必要がある。
サービスがあり、携帯電話のユーザはこのサービスに加
入することができる。ここで、着信拒否サービスはキャ
リア側の制御により行われ、ユーザは予め対象となる発
信先を申し出る必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たレンタル式やプリペイド式の携帯電話端末の場合、使
用可能な通話料金を超えると、携帯電話端末の使用が不
可能になったり、再度プリペイドカードを購入しなけれ
ばならないという問題があり、一時的な使用には便利で
あるが、常時携帯して使用する端末には適さなかった。
たレンタル式やプリペイド式の携帯電話端末の場合、使
用可能な通話料金を超えると、携帯電話端末の使用が不
可能になったり、再度プリペイドカードを購入しなけれ
ばならないという問題があり、一時的な使用には便利で
あるが、常時携帯して使用する端末には適さなかった。
【0005】又、上記レンタル式やプリペイド式の携帯
電話端末を除く一般加入式の携帯電話端末においては、
通話料金による規制サービスや着信拒否サービスを受け
る場合、対象となる発信先や通話可能料金の変更や追加
をその都度キャリア側に申し出る必要があるので、容
易、迅速かつ柔軟に発信先の変更等を端末のユーザやそ
の管理者が自らできないという問題があった。また、こ
れらのサービスのみならず、設定の変更に対しても料金
がかかっており、ユーザにとって利用しにくい点があっ
た。
電話端末を除く一般加入式の携帯電話端末においては、
通話料金による規制サービスや着信拒否サービスを受け
る場合、対象となる発信先や通話可能料金の変更や追加
をその都度キャリア側に申し出る必要があるので、容
易、迅速かつ柔軟に発信先の変更等を端末のユーザやそ
の管理者が自らできないという問題があった。また、こ
れらのサービスのみならず、設定の変更に対しても料金
がかかっており、ユーザにとって利用しにくい点があっ
た。
【0006】本発明は、携帯電話端末における上記した
課題を解決し、容易、迅速かつ柔軟に発着信規制を設定
可能な携帯電話端末及び情報指定端末の提供を目的とす
る。
課題を解決し、容易、迅速かつ柔軟に発着信規制を設定
可能な携帯電話端末及び情報指定端末の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の携帯電話端末は、電子メールを
受信可能な携帯電話端末であって、当該携帯電話端末の
発着信の規制情報を格納する規制情報保持部と、前記規
制情報の指定命令が記述されているスクリプトが含まれ
た電子メールを受信した場合に、前記スクリプトを読取
るとともに、前記指定命令に基づいて、前記電子メール
に指定された規制情報を前記規制情報保持部に記録する
スクリプト処理部と、発信要求があった場合に、前記規
制情報に基づいて当該発信要求の許否を判定する発信規
制判定部と、着信要求があった場合に、前記規制情報に
基づいて当該着信要求の許否を判定する着信規制判定部
とを備えたことを特徴とする。このようにすると、電子
メールに含まれるスクリプトに規制情報が指定されてい
るので、スクリプト処理部がスクリプトを読取るだけ
で、その指示に従い規制情報を規制情報保持部に記録す
る。そして、発信規制判定部及び着信規制判定部は、記
録された規制情報に基づいて発着信規制を行うことにな
るので、電子メールにより外部から携帯電話端末の発着
信規制を容易に設定できるようになる。
ために、請求項1記載の携帯電話端末は、電子メールを
受信可能な携帯電話端末であって、当該携帯電話端末の
発着信の規制情報を格納する規制情報保持部と、前記規
制情報の指定命令が記述されているスクリプトが含まれ
た電子メールを受信した場合に、前記スクリプトを読取
るとともに、前記指定命令に基づいて、前記電子メール
に指定された規制情報を前記規制情報保持部に記録する
スクリプト処理部と、発信要求があった場合に、前記規
制情報に基づいて当該発信要求の許否を判定する発信規
制判定部と、着信要求があった場合に、前記規制情報に
基づいて当該着信要求の許否を判定する着信規制判定部
とを備えたことを特徴とする。このようにすると、電子
メールに含まれるスクリプトに規制情報が指定されてい
るので、スクリプト処理部がスクリプトを読取るだけ
で、その指示に従い規制情報を規制情報保持部に記録す
る。そして、発信規制判定部及び着信規制判定部は、記
録された規制情報に基づいて発着信規制を行うことにな
るので、電子メールにより外部から携帯電話端末の発着
信規制を容易に設定できるようになる。
【0008】請求項2記載の携帯電話端末においては、
前記規制情報保持部は、発信規制を受けない特定発信先
を格納しており、前記発信規制判定部は、発信要求があ
った発信先が前記特定発信先に該当するかを判定し、該
当すると判定した場合に、前記規制情報にかかわらず当
該発信要求を許容することを特徴とする。このようにす
ると、登録された特定発信先への発信については、発着
信規制に関する処理が不要となるので、発信を迅速に行
え、緊急の連絡時に好都合である。
前記規制情報保持部は、発信規制を受けない特定発信先
を格納しており、前記発信規制判定部は、発信要求があ
った発信先が前記特定発信先に該当するかを判定し、該
当すると判定した場合に、前記規制情報にかかわらず当
該発信要求を許容することを特徴とする。このようにす
ると、登録された特定発信先への発信については、発着
信規制に関する処理が不要となるので、発信を迅速に行
え、緊急の連絡時に好都合である。
【0009】請求項3記載の携帯電話端末においては、
前記通話料金を管理する通話料金管理部をさらに備える
とともに、前記規制情報保持部は発着信に伴う通話料金
の規制情報を保持しており、前記発信規制判定部又は前
記着信規制判定部は、前記通話料金管理部が管理する通
話料金と前記通話料金の規制情報とを比較し、比較結果
に基づいて前記発信要求又は前記着信要求の許否を判定
することを特徴とする。このようにすると、電子メール
により外部から通話料金の規制情報を指定することで、
通話料金に関する携帯電話端末の発着信規制を容易に設
定できる。
前記通話料金を管理する通話料金管理部をさらに備える
とともに、前記規制情報保持部は発着信に伴う通話料金
の規制情報を保持しており、前記発信規制判定部又は前
記着信規制判定部は、前記通話料金管理部が管理する通
話料金と前記通話料金の規制情報とを比較し、比較結果
に基づいて前記発信要求又は前記着信要求の許否を判定
することを特徴とする。このようにすると、電子メール
により外部から通話料金の規制情報を指定することで、
通話料金に関する携帯電話端末の発着信規制を容易に設
定できる。
【0010】請求項4記載の携帯電話端末においては、
前記規制情報保持部は、前記電子メールの受信を許容す
るメール送信元を格納しており、前記スクリプト処理部
は、受信した電子メールの送信元が前記規制情報保持部
に格納されたメール送信元と一致するか否かを判定し、
一致した場合に前記スクリプトを読取ることを特徴とす
る。このようにすると、不正な送信元から送信された電
子メールにより、携帯電話端末の発着信規制が設定され
ることを防止できる。
前記規制情報保持部は、前記電子メールの受信を許容す
るメール送信元を格納しており、前記スクリプト処理部
は、受信した電子メールの送信元が前記規制情報保持部
に格納されたメール送信元と一致するか否かを判定し、
一致した場合に前記スクリプトを読取ることを特徴とす
る。このようにすると、不正な送信元から送信された電
子メールにより、携帯電話端末の発着信規制が設定され
ることを防止できる。
【0011】請求項5記載の携帯電話端末においては、
前記電子メールに基づいて前記規制情報保持部に前記規
制情報を記録した旨を、当該規制情報毎にスクリプトを
用いて作成するスクリプト作成部と、前記作成したスク
リプトを、応答電子メールとして前記電子メールの送信
元に送信するメール送信部とを備えたことを特徴とす
る。このようにすると、電子メールに基づいて携帯電話
端末の発着信規制が確実に設定されたか否かを、携帯電
話端末側から電子メールの送信元に知らせることができ
る。この際、発着信規制が設定された旨をスクリプトで
記述しているので、電子メールの送信元はスクリプトを
読取るだけで、その旨を知ることができる。
前記電子メールに基づいて前記規制情報保持部に前記規
制情報を記録した旨を、当該規制情報毎にスクリプトを
用いて作成するスクリプト作成部と、前記作成したスク
リプトを、応答電子メールとして前記電子メールの送信
元に送信するメール送信部とを備えたことを特徴とす
る。このようにすると、電子メールに基づいて携帯電話
端末の発着信規制が確実に設定されたか否かを、携帯電
話端末側から電子メールの送信元に知らせることができ
る。この際、発着信規制が設定された旨をスクリプトで
記述しているので、電子メールの送信元はスクリプトを
読取るだけで、その旨を知ることができる。
【0012】本発明の情報指定端末は、前記携帯電話端
末に対して前記電子メールを送信し、前記携帯電話端末
から前記応答電子メールを受信し、前記電子メールの送
信時に、当該電子メールに含まれている指定命令の情報
を記憶する記憶部と、前記応答電子メールの受信時に、
当該応答電子メールに含まれているスクリプトを読取
り、前記記憶部に記憶された対応する指定命令に所定の
識別情報を関連付ける制御部とを備えたことを特徴とす
る。このようにすると、電子メールの送信元は、電子メ
ールによる携帯電話端末への発着信規制が確実に設定さ
れたか否かを確認することができる。
末に対して前記電子メールを送信し、前記携帯電話端末
から前記応答電子メールを受信し、前記電子メールの送
信時に、当該電子メールに含まれている指定命令の情報
を記憶する記憶部と、前記応答電子メールの受信時に、
当該応答電子メールに含まれているスクリプトを読取
り、前記記憶部に記憶された対応する指定命令に所定の
識別情報を関連付ける制御部とを備えたことを特徴とす
る。このようにすると、電子メールの送信元は、電子メ
ールによる携帯電話端末への発着信規制が確実に設定さ
れたか否かを確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、各図を参照して説明する。図1は、本発明にかかる
携帯電話端末20に所定の発着信規制を設定する場合の
システム全体を示す構成ブロック図である。この図にお
いて、携帯電話端末20は予め設定された発着信規制に
基づいて発着信を行う端末であり、移動体通信網110
を介してインターネット等のネットワーク100に接続
されている。一方、パーソナルコンピュータ等からなる
端末70、及び携帯電話端末80は発着信規制を携帯電
話端末20に指定する端末(情報指定端末)であり、端
末70は直接ネットワーク100に接続され、携帯電話
端末80は移動体通信網110を介してネットワーク1
00に接続されている。携帯電話端末20、80として
は、例えばCDMA方式の携帯電話やPHS(Personal
Handyphone System)等を用いることができる。
て、各図を参照して説明する。図1は、本発明にかかる
携帯電話端末20に所定の発着信規制を設定する場合の
システム全体を示す構成ブロック図である。この図にお
いて、携帯電話端末20は予め設定された発着信規制に
基づいて発着信を行う端末であり、移動体通信網110
を介してインターネット等のネットワーク100に接続
されている。一方、パーソナルコンピュータ等からなる
端末70、及び携帯電話端末80は発着信規制を携帯電
話端末20に指定する端末(情報指定端末)であり、端
末70は直接ネットワーク100に接続され、携帯電話
端末80は移動体通信網110を介してネットワーク1
00に接続されている。携帯電話端末20、80として
は、例えばCDMA方式の携帯電話やPHS(Personal
Handyphone System)等を用いることができる。
【0014】ここで、詳しくは後述するが、本発明にお
いては、発着信規制の指定を含む電子メールEを他の端
末70、80から携帯電話端末20に送信することによ
って、携帯電話端末20における発着信規制の内容を外
部から設定(新規設定、変更等)ができる点に特徴があ
る。そこで、以降の説明では必要に応じて、電子メール
Eによる発着信規制指定を行う端末70、80を「親
機」と称し、携帯電話端末20を「子機」と称すること
とする。なお、子機側から所定の応答電子メールFが親
機へ送信されることがあるが、これについては後述す
る。
いては、発着信規制の指定を含む電子メールEを他の端
末70、80から携帯電話端末20に送信することによ
って、携帯電話端末20における発着信規制の内容を外
部から設定(新規設定、変更等)ができる点に特徴があ
る。そこで、以降の説明では必要に応じて、電子メール
Eによる発着信規制指定を行う端末70、80を「親
機」と称し、携帯電話端末20を「子機」と称すること
とする。なお、子機側から所定の応答電子メールFが親
機へ送信されることがあるが、これについては後述す
る。
【0015】図2は、子機に設定される発着信規制の内
容を示す図である。ここで、発信規制とは通話料金規制
あるいは発信先規制を行う場合をいい、着信規制とは発
信元規制を行う場合をいう。なお、「応答」とは、上記
電子メールに従って発着信規制を設定した旨を、上記応
答電子メールにより子機から親機に知らせるものであ
る。
容を示す図である。ここで、発信規制とは通話料金規制
あるいは発信先規制を行う場合をいい、着信規制とは発
信元規制を行う場合をいう。なお、「応答」とは、上記
電子メールに従って発着信規制を設定した旨を、上記応
答電子メールにより子機から親機に知らせるものであ
る。
【0016】次に、本発明の携帯電話端末20の一実施
の形態を、構成ブロック図3、図4を参照して説明す
る。
の形態を、構成ブロック図3、図4を参照して説明す
る。
【0017】図3において、携帯電話機20は、全体を
制御する制御部2、各種データを格納する記憶部(メモ
リ)4、液晶パネル等からなる表示部6、無線アンテナ
10a、無線アンテナ10aを介して信号を送受信する
無線送受信部10、その信号を処理する信号処理部1
2、入力キー14、コーデック16、音声信号を入出力
するスピーカ16a及びマイクロフォン16bとを備え
ている。
制御する制御部2、各種データを格納する記憶部(メモ
リ)4、液晶パネル等からなる表示部6、無線アンテナ
10a、無線アンテナ10aを介して信号を送受信する
無線送受信部10、その信号を処理する信号処理部1
2、入力キー14、コーデック16、音声信号を入出力
するスピーカ16a及びマイクロフォン16bとを備え
ている。
【0018】ここで、アンテナ10aは、基地局との間
で無線信号を送受信するようになっている。又、制御部
2は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処
理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Rand
om Access Memory)を備える。CPUは所定の制御プロ
グラムに従った演算処理を行い、ROMには制御プログ
ラムや制御データが格納され、RAMには演算処理に必
要な各種データが一時的に読書きされる。記憶部(メモ
リ)4には所定のデータ及び発着信の規制情報が保存さ
れる。
で無線信号を送受信するようになっている。又、制御部
2は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処
理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Rand
om Access Memory)を備える。CPUは所定の制御プロ
グラムに従った演算処理を行い、ROMには制御プログ
ラムや制御データが格納され、RAMには演算処理に必
要な各種データが一時的に読書きされる。記憶部(メモ
リ)4には所定のデータ及び発着信の規制情報が保存さ
れる。
【0019】図4は、制御部2及び記憶部4の詳細な構
成を示すブロック図である。この図において、制御部2
は、プロトコル部2a、発信規制判定部2b、着信規制
判定部2c、スクリプト処理部2d、通話料金管理部2
eを備えている。又、記憶部4内の所定領域には、発着
信の規制情報を保持する規制情報保持部4aが設けられ
ている。この規制情報保持部4aは、発着信の規制情報
として通話可能料金、積算通話料金、発信先規制リス
ト、発信元規制リスト、メール送信元リストが格納され
ており、また特定発信先(緊急番号リスト)が適宜格納
されている。
成を示すブロック図である。この図において、制御部2
は、プロトコル部2a、発信規制判定部2b、着信規制
判定部2c、スクリプト処理部2d、通話料金管理部2
eを備えている。又、記憶部4内の所定領域には、発着
信の規制情報を保持する規制情報保持部4aが設けられ
ている。この規制情報保持部4aは、発着信の規制情報
として通話可能料金、積算通話料金、発信先規制リス
ト、発信元規制リスト、メール送信元リストが格納され
ており、また特定発信先(緊急番号リスト)が適宜格納
されている。
【0020】プロトコル部(メール送信部)2aは、発
着信の際の音声データや電子メールのやりとりを信号処
理部12との間で行い、また、所定の電子メールを上記
メール送信元に送信する。発信規制判定部2bは、入力
キー14から発信要求があった場合に、規制情報保持部
4aに保持された規制情報に基づいて発信要求の許否を
判定し、適宜結果を表示部6に表示する。同様に、着信
規制判定部2cは、着信要求があった場合に規制情報に
基づいて着信要求の許否を判定し、適宜結果を表示部6
に表示する。
着信の際の音声データや電子メールのやりとりを信号処
理部12との間で行い、また、所定の電子メールを上記
メール送信元に送信する。発信規制判定部2bは、入力
キー14から発信要求があった場合に、規制情報保持部
4aに保持された規制情報に基づいて発信要求の許否を
判定し、適宜結果を表示部6に表示する。同様に、着信
規制判定部2cは、着信要求があった場合に規制情報に
基づいて着信要求の許否を判定し、適宜結果を表示部6
に表示する。
【0021】スクリプト処理部(スクリプト作成部)2
dは、受信した電子メールに後述するスクリプトが含ま
れているかを判定し、含まれている場合はスクリプトを
読取り、スクリプトに記述されている規制情報の指定命
令に従って規制情報保持部4aに規制情報を記録する。
dは、受信した電子メールに後述するスクリプトが含ま
れているかを判定し、含まれている場合はスクリプトを
読取り、スクリプトに記述されている規制情報の指定命
令に従って規制情報保持部4aに規制情報を記録する。
【0022】通話料金管理部2eは、発着信に伴う通話
料金を管理する。具体的には発信毎に生じる通話料金を
積算し、その値(積算通話料金)を規制情報保持部4a
に記録する。
料金を管理する。具体的には発信毎に生じる通話料金を
積算し、その値(積算通話料金)を規制情報保持部4a
に記録する。
【0023】そして、携帯電話端末20は、規制情報保
持部4aに格納された規制情報に基づいて発着信を行
い、また、後述する電子メールの受信に応じて規制情報
の設定を行うようになっている。そこで、まず発着信の
処理フローについて図5及び図6を参照して説明し、電
子メールに基づく規制情報の設定処理については後述す
る。
持部4aに格納された規制情報に基づいて発着信を行
い、また、後述する電子メールの受信に応じて規制情報
の設定を行うようになっている。そこで、まず発着信の
処理フローについて図5及び図6を参照して説明し、電
子メールに基づく規制情報の設定処理については後述す
る。
【0024】図5は発信処理を示している。まず、発信
規制判定部2bは、入力キー14から入力された発信先
が、規制情報保持部4aに登録された特定発信先(緊急
番号リスト)に該当するか否かを判定する(ステップS
200)。ステップS200で「Yes」であれば、発
信規制判定部2bは発信規制に関する以下の処理をせ
ず、ただちにプロトコル部2aを介して通常の発信処理
を行う(ステップS212)。これにより以降の処理時
間が不要となるので、登録された特定発信先への発信の
処理を迅速に行え、緊急の連絡時に好都合である。
規制判定部2bは、入力キー14から入力された発信先
が、規制情報保持部4aに登録された特定発信先(緊急
番号リスト)に該当するか否かを判定する(ステップS
200)。ステップS200で「Yes」であれば、発
信規制判定部2bは発信規制に関する以下の処理をせ
ず、ただちにプロトコル部2aを介して通常の発信処理
を行う(ステップS212)。これにより以降の処理時
間が不要となるので、登録された特定発信先への発信の
処理を迅速に行え、緊急の連絡時に好都合である。
【0025】一方、ステップS200で「No」であれ
ば、発信規制判定部2bは、発信規制の1つである料金
規制が有効であるかの判定を行う(ステップS20
2)。料金規制が有効であるとは、規制情報保持部4a
に通話可能料金が設定されていることをいい、設定の有
無は例えば所定のフラグにより識別される。そして、フ
ラグが設定されていない場合、料金規制が無効であると
判定し、ステップS206へ移行する。一方、ステップ
S202で「Yes」の場合、発信規制判定部2bは、
通話可能料金に残りがあるか、つまり規制情報保持部4
aに保持された通話可能料金が積算通話料金より大きい
か否かを判定する(ステップS204)。
ば、発信規制判定部2bは、発信規制の1つである料金
規制が有効であるかの判定を行う(ステップS20
2)。料金規制が有効であるとは、規制情報保持部4a
に通話可能料金が設定されていることをいい、設定の有
無は例えば所定のフラグにより識別される。そして、フ
ラグが設定されていない場合、料金規制が無効であると
判定し、ステップS206へ移行する。一方、ステップ
S202で「Yes」の場合、発信規制判定部2bは、
通話可能料金に残りがあるか、つまり規制情報保持部4
aに保持された通話可能料金が積算通話料金より大きい
か否かを判定する(ステップS204)。
【0026】ステップS204で「Yes」であれば、
発信規制判定部2bは、次にもう1つの発信規制である
発信先規制が有効であるかの判定を行う(ステップS2
06)。発信先規制が有効であるとは、規制情報保持部
4aに発信先規制リストが設定されていることをいい、
設定の有無は例えば所定のフラグにより識別される。そ
して、フラグが設定されていない場合は、発信規制が無
効であると判定し、上述の通常の発信処理(ステップS
212)へ移行する。一方、ステップS206で「Ye
s」の場合、発信規制判定部2bは、規制情報保持部4
aに保持された発信先規制リストを検索し(ステップS
208)、発信先がリストに登録されているかの判定を
行う(ステップS210)。そして、ステップS210
で「No」であればステップS212へ移行し、「Ye
s」であればプロトコル部2aを介して発信処理をしな
い、つまり発信禁止処理をする(ステップS214)。
発信規制判定部2bは、次にもう1つの発信規制である
発信先規制が有効であるかの判定を行う(ステップS2
06)。発信先規制が有効であるとは、規制情報保持部
4aに発信先規制リストが設定されていることをいい、
設定の有無は例えば所定のフラグにより識別される。そ
して、フラグが設定されていない場合は、発信規制が無
効であると判定し、上述の通常の発信処理(ステップS
212)へ移行する。一方、ステップS206で「Ye
s」の場合、発信規制判定部2bは、規制情報保持部4
aに保持された発信先規制リストを検索し(ステップS
208)、発信先がリストに登録されているかの判定を
行う(ステップS210)。そして、ステップS210
で「No」であればステップS212へ移行し、「Ye
s」であればプロトコル部2aを介して発信処理をしな
い、つまり発信禁止処理をする(ステップS214)。
【0027】次に、着信処理について図6を参照して説
明する。まず、プロトコル部12から着信要求を受けた
着信規制判定部2cは、着信規制が有効であるかの判定
を行う(ステップS300)。着信規制が有効であると
は、規制情報保持部4aに発信元規制リストが設定され
ていることをいい、設定の有無は例えば所定のフラグに
より識別される。そして、フラグが設定されていない場
合は、着信規制が無効であると判定し、通常の着信処理
(ステップS308)へ移行する。
明する。まず、プロトコル部12から着信要求を受けた
着信規制判定部2cは、着信規制が有効であるかの判定
を行う(ステップS300)。着信規制が有効であると
は、規制情報保持部4aに発信元規制リストが設定され
ていることをいい、設定の有無は例えば所定のフラグに
より識別される。そして、フラグが設定されていない場
合は、着信規制が無効であると判定し、通常の着信処理
(ステップS308)へ移行する。
【0028】一方、ステップS300で「Yes」の場
合、着信規制判定部2cは、着信したデータに発信元の
電話番号が付加されているか(発信者番号通知がされて
いるか)を判定する(ステップS302)。そして、発
信者番号通知がされていない場合(ステップS302で
「No」)、プロトコル部2aに着信拒否を返す、つま
り着信禁止処理をする(ステップS310)。
合、着信規制判定部2cは、着信したデータに発信元の
電話番号が付加されているか(発信者番号通知がされて
いるか)を判定する(ステップS302)。そして、発
信者番号通知がされていない場合(ステップS302で
「No」)、プロトコル部2aに着信拒否を返す、つま
り着信禁止処理をする(ステップS310)。
【0029】ステップS302で「Yes」であれば、
着信規制判定部2cは、規制情報保持部4aに保持され
た発信元規制リストを検索し(ステップS304)、着
信者(発信元)がリストに登録されているかの判定を行
う(ステップS306)。そして、ステップS306で
「Yes」であれば上述のステップS310の着信禁止
処理を行い、「No」であればステップS308の着信
処理を行う。
着信規制判定部2cは、規制情報保持部4aに保持され
た発信元規制リストを検索し(ステップS304)、着
信者(発信元)がリストに登録されているかの判定を行
う(ステップS306)。そして、ステップS306で
「Yes」であれば上述のステップS310の着信禁止
処理を行い、「No」であればステップS308の着信
処理を行う。
【0030】次に、電子メールを受信した携帯電話端末
20側で、発着信の規制情報の設定を行う場合の処理に
ついて、図7〜図11を参照して説明する。
20側で、発着信の規制情報の設定を行う場合の処理に
ついて、図7〜図11を参照して説明する。
【0031】図7は、電子メールEの本文(文書)の構
成を示しており、文書90、92はスクリプトを用いて
記述されている。ここで、スクリプト(言語)とは、コ
ンピュータに処理を実行させるための命令を、HTML
(Hyper Text Markup Language)と同様なタグ(識別
子)と、ソースコードとを用いて記述したものであり、
電子メールの受信端末側では文書を読取るだけで、コン
ピュータにコンパイルしなくとも処理を実行させること
ができるようになっている。つまり、電子メールEを受
信した携帯電話端末20に対し、自動的に電子メールの
記述内容を実行させることができるという利点がある。
また、スクリプトはタグにより記述されているので、電
子メールの送信側と受信側で端末の種別が異なっている
場合でも、上記命令を知らせることができる。
成を示しており、文書90、92はスクリプトを用いて
記述されている。ここで、スクリプト(言語)とは、コ
ンピュータに処理を実行させるための命令を、HTML
(Hyper Text Markup Language)と同様なタグ(識別
子)と、ソースコードとを用いて記述したものであり、
電子メールの受信端末側では文書を読取るだけで、コン
ピュータにコンパイルしなくとも処理を実行させること
ができるようになっている。つまり、電子メールEを受
信した携帯電話端末20に対し、自動的に電子メールの
記述内容を実行させることができるという利点がある。
また、スクリプトはタグにより記述されているので、電
子メールの送信側と受信側で端末の種別が異なっている
場合でも、上記命令を知らせることができる。
【0032】文書90において、<script>90aは開
始タグを、</script>90gは終了タグを表す(図7
(1))。各コマンドはタグ90aと90gに挟まれて
記述される。<cmd>〜</e>タグ90bはコマンドを
示し、各タグの間に所定のソースコードが記述される。
また、<sub>タグ90c、90fはサブコマンドを示
し、<count>タグ90dはパラメータを示す。そし
て、タグ90bのコマンドは「使用可能通話料金を30
00円に設定する」という命令を示している。同様にし
て、<cmd>〜</e>タグ90eはコマンド「積算通話
料金をクリアする」という命令を示している。
始タグを、</script>90gは終了タグを表す(図7
(1))。各コマンドはタグ90aと90gに挟まれて
記述される。<cmd>〜</e>タグ90bはコマンドを
示し、各タグの間に所定のソースコードが記述される。
また、<sub>タグ90c、90fはサブコマンドを示
し、<count>タグ90dはパラメータを示す。そし
て、タグ90bのコマンドは「使用可能通話料金を30
00円に設定する」という命令を示している。同様にし
て、<cmd>〜</e>タグ90eはコマンド「積算通話
料金をクリアする」という命令を示している。
【0033】文書92における各タグの意味も上記と同
様であるので説明を省略するが、この文書のコマンドは
「発信規制リストに045943****を設定する」という命令
を示している(図7(2))。
様であるので説明を省略するが、この文書のコマンドは
「発信規制リストに045943****を設定する」という命令
を示している(図7(2))。
【0034】次に、携帯電話端末20内での発着信の規
制情報の設定処理について説明する。
制情報の設定処理について説明する。
【0035】図8は、受信した電子メールEの読取り、
及びスクリプトの実行処理を示す図である。まず、電子
メールEを受信すると(ステップS400)、プロトコ
ル部2aは当該電子メールEのヘッダからメール送信元
の情報を取得するとともにメール本文を抽出し、スクリ
プト処理部2dに送信元とメール本文とを渡す(ステッ
プS402)。
及びスクリプトの実行処理を示す図である。まず、電子
メールEを受信すると(ステップS400)、プロトコ
ル部2aは当該電子メールEのヘッダからメール送信元
の情報を取得するとともにメール本文を抽出し、スクリ
プト処理部2dに送信元とメール本文とを渡す(ステッ
プS402)。
【0036】スクリプト処理部2dは、メール本文がス
クリプトで記述されているか(スクリプトメールか)否
かを判定する(ステップS404)。この判定は、メー
ル本文に<script>なる開始タグがあるか否かを読取る
ことで行い、開始タグがあればステップS404で「Y
es」と判定する。
クリプトで記述されているか(スクリプトメールか)否
かを判定する(ステップS404)。この判定は、メー
ル本文に<script>なる開始タグがあるか否かを読取る
ことで行い、開始タグがあればステップS404で「Y
es」と判定する。
【0037】そして、ステップS404で「Yes」で
あれば、スクリプト処理部2dは、取得した(メール
の)送信元に基づいて認証を行う(ステップS40
6)。認証は、取得した送信元が規制情報保持部4aに
登録されたメール送信元リストに該当するか否かに基づ
いて行い、該当しない場合は「No」としてステップS
414のスクリプト破棄の処理を行う。
あれば、スクリプト処理部2dは、取得した(メール
の)送信元に基づいて認証を行う(ステップS40
6)。認証は、取得した送信元が規制情報保持部4aに
登録されたメール送信元リストに該当するか否かに基づ
いて行い、該当しない場合は「No」としてステップS
414のスクリプト破棄の処理を行う。
【0038】一方、ステップS406で認証を確認でき
た場合(「Yes」の場合)、スクリプト処理部2d
は、スクリプトで記述された文書を読取る(ステップS
408)。さらに、スクリプト処理部2dは、読取った
文書の文法エラーの有無を適宜判定し(ステップS41
0)、文法エラーなしと判定した場合は、規制情報設定
部(スクリプト処理部2d)が読取った文書の命令を
(スクリプト)実行する(ステップS412)。一方、
ステップS410で「No」であれば、上述のステップ
S414のスクリプト破棄処理を行い、処理を終了す
る。
た場合(「Yes」の場合)、スクリプト処理部2d
は、スクリプトで記述された文書を読取る(ステップS
408)。さらに、スクリプト処理部2dは、読取った
文書の文法エラーの有無を適宜判定し(ステップS41
0)、文法エラーなしと判定した場合は、規制情報設定
部(スクリプト処理部2d)が読取った文書の命令を
(スクリプト)実行する(ステップS412)。一方、
ステップS410で「No」であれば、上述のステップ
S414のスクリプト破棄処理を行い、処理を終了す
る。
【0039】図9〜図11は、上記ステップS412の
処理の詳細を示すフローである。まず、図9において、
スクリプト処理部2dは、読取ったスクリプトに発信規
制コマンドが含まれているかを判定する(ステップS5
00)。この判定は、上述の<cmd>〜</e>タグ内の
ソースコードに基づいて行われる。ステップS500で
「No」であれば、発信規制コマンドでないとして図1
1以降の着信規制処理(B)へ移る。
処理の詳細を示すフローである。まず、図9において、
スクリプト処理部2dは、読取ったスクリプトに発信規
制コマンドが含まれているかを判定する(ステップS5
00)。この判定は、上述の<cmd>〜</e>タグ内の
ソースコードに基づいて行われる。ステップS500で
「No」であれば、発信規制コマンドでないとして図1
1以降の着信規制処理(B)へ移る。
【0040】一方、ステップS500で「Yes」であ
れば、スクリプト処理部2dは、通話料金規制に関する
コマンドであるかをステップS502、S504、S5
06に従って判定し、これらのいずれでもない場合は図
10以降の発信規制処理(A)へ移る。ここで、ステッ
プS502では、スクリプト処理部2dは発信規制コマ
ンドに「新規料金規制値設定」なる命令(サブコマン
ド)が含まれているかをタグやソースコードに基づいて
判定し、「Yes」であれば、その値を規制情報保持部
4aの「通話可能料金」に書き込んで設定する(ステッ
プS508)。そして、例えば所定のフラグのON、O
FFで料金設定を有効にする(ステップS510)。こ
れにより、図5のステップS202での判定が行えるこ
ととなる。
れば、スクリプト処理部2dは、通話料金規制に関する
コマンドであるかをステップS502、S504、S5
06に従って判定し、これらのいずれでもない場合は図
10以降の発信規制処理(A)へ移る。ここで、ステッ
プS502では、スクリプト処理部2dは発信規制コマ
ンドに「新規料金規制値設定」なる命令(サブコマン
ド)が含まれているかをタグやソースコードに基づいて
判定し、「Yes」であれば、その値を規制情報保持部
4aの「通話可能料金」に書き込んで設定する(ステッ
プS508)。そして、例えば所定のフラグのON、O
FFで料金設定を有効にする(ステップS510)。こ
れにより、図5のステップS202での判定が行えるこ
ととなる。
【0041】ステップS502で「No」であれば、ス
テップS504へ移行する。ステップS504では、ス
クリプト処理部2dは、発信規制コマンドに「料金規制
値の追加」なる命令が含まれているかをタグやソースコ
ードに基づいて判定し、「Yes」であれば、その値を
規制情報保持部4aに予め保持された「通話可能料金」
に上書きして設定(追加)する(ステップS512)。
そして、上記フラグをON、OFFして料金設定を有効
にする(ステップS514)。
テップS504へ移行する。ステップS504では、ス
クリプト処理部2dは、発信規制コマンドに「料金規制
値の追加」なる命令が含まれているかをタグやソースコ
ードに基づいて判定し、「Yes」であれば、その値を
規制情報保持部4aに予め保持された「通話可能料金」
に上書きして設定(追加)する(ステップS512)。
そして、上記フラグをON、OFFして料金設定を有効
にする(ステップS514)。
【0042】一方、ステップS504で「No」であれ
ば、ステップS506へ移行する。ステップS506で
は、スクリプト処理部2dは発信規制コマンドに「積算
通話料金クリア」なる命令が含まれているかをタグやソ
ースコードに基づいて判定し、「Yes」であれば、規
制情報保持部4aの「積算通話料金」をクリア(消去)
して処理を終了する(ステップS516)。これによ
り、携帯電話端末20(子機)では、設定された料金規
制値(通話可能料金)になるまで通話ができるようにな
る。
ば、ステップS506へ移行する。ステップS506で
は、スクリプト処理部2dは発信規制コマンドに「積算
通話料金クリア」なる命令が含まれているかをタグやソ
ースコードに基づいて判定し、「Yes」であれば、規
制情報保持部4aの「積算通話料金」をクリア(消去)
して処理を終了する(ステップS516)。これによ
り、携帯電話端末20(子機)では、設定された料金規
制値(通話可能料金)になるまで通話ができるようにな
る。
【0043】図10は、ステップS506で「No」の
場合の発信規制処理のフローである。まず、スクリプト
処理部2dは、発信規制コマンドに「発信先規制設定」
なる命令が含まれているかをタグやソースコードに基づ
いて判定する(ステップS600)。そして、「Ye
s」であれば、その値(発信先規制値)を規制情報保持
部4aの「発信先規制リスト」に書き込むことで設定し
(ステップS604)、例えば所定のフラグのON、O
FFで発信先規制を有効にする(ステップS606)。
これにより、図5のステップS206での判定が行える
こととなる。
場合の発信規制処理のフローである。まず、スクリプト
処理部2dは、発信規制コマンドに「発信先規制設定」
なる命令が含まれているかをタグやソースコードに基づ
いて判定する(ステップS600)。そして、「Ye
s」であれば、その値(発信先規制値)を規制情報保持
部4aの「発信先規制リスト」に書き込むことで設定し
(ステップS604)、例えば所定のフラグのON、O
FFで発信先規制を有効にする(ステップS606)。
これにより、図5のステップS206での判定が行える
こととなる。
【0044】ステップS600で「No」であれば、ス
クリプト処理部2dは、発信規制コマンドに「発信先規
制解除」なる命令が含まれているかをタグやソースコー
ドに基づいて判定する(ステップS602)。そして、
ステップS602で「Yes」であれば、該当する値
(発信先規制値)を規制情報保持部4aの「発信先規制
リスト」から解除(削除)する(ステップS608)。
解除処理は、命令に含まれるすべての発信先規制値が解
除されるまで行われ(ステップS610)、すべての値
が解除されると、上記フラグのON、OFFで発信先規
制を無効にし、処理を終了する(ステップS612)。
クリプト処理部2dは、発信規制コマンドに「発信先規
制解除」なる命令が含まれているかをタグやソースコー
ドに基づいて判定する(ステップS602)。そして、
ステップS602で「Yes」であれば、該当する値
(発信先規制値)を規制情報保持部4aの「発信先規制
リスト」から解除(削除)する(ステップS608)。
解除処理は、命令に含まれるすべての発信先規制値が解
除されるまで行われ(ステップS610)、すべての値
が解除されると、上記フラグのON、OFFで発信先規
制を無効にし、処理を終了する(ステップS612)。
【0045】図11は、ステップS500で「No」の
場合の着信規制処理のフローである。まず、スクリプト
処理部2dは、読取ったスクリプト言語に着信規制コマ
ンドが含まれているかをタグやソースコードに基づいて
判定する(ステップS700)。ステップS700で
「No」であれば処理を終了する。一方、「Yes」で
あれば、スクリプト処理部2dは、着信規制コマンドに
「発信元規制設定」なる命令が含まれているかをタグや
ソースコードに基づいて判定する(ステップS70
2)。そして、ステップS702で「Yes」であれ
ば、その値(発信元規制値)を規制情報保持部4aの
「発信元規制リスト」に書き込んで設定し(ステップS
706)、例えば所定のフラグのON、OFFで着信規
制を有効にする(ステップS708)。これにより、図
6のステップS300での判定が行えることとなる。
場合の着信規制処理のフローである。まず、スクリプト
処理部2dは、読取ったスクリプト言語に着信規制コマ
ンドが含まれているかをタグやソースコードに基づいて
判定する(ステップS700)。ステップS700で
「No」であれば処理を終了する。一方、「Yes」で
あれば、スクリプト処理部2dは、着信規制コマンドに
「発信元規制設定」なる命令が含まれているかをタグや
ソースコードに基づいて判定する(ステップS70
2)。そして、ステップS702で「Yes」であれ
ば、その値(発信元規制値)を規制情報保持部4aの
「発信元規制リスト」に書き込んで設定し(ステップS
706)、例えば所定のフラグのON、OFFで着信規
制を有効にする(ステップS708)。これにより、図
6のステップS300での判定が行えることとなる。
【0046】一方、ステップS702で「No」であれ
ば、スクリプト処理部2dは、着信規制コマンドに「発
信元規制解除」なる命令が含まれているかをタグやソー
スコードに基づいて判定する(ステップS704)。そ
して、ステップS704で「Yes」であれば、該当す
る値(発信元規制値)を規制情報保持部4aの「発信元
規制リスト」から解除(削除)する(ステップS71
0)。解除処理は、命令に含まれるすべての発信先規制
値が解除されるまで行われ(ステップS712)、すべ
ての値が解除されると、上記フラグのON、OFFで着
信規制を無効にし、処理を終了する(ステップ71
4)。
ば、スクリプト処理部2dは、着信規制コマンドに「発
信元規制解除」なる命令が含まれているかをタグやソー
スコードに基づいて判定する(ステップS704)。そ
して、ステップS704で「Yes」であれば、該当す
る値(発信元規制値)を規制情報保持部4aの「発信元
規制リスト」から解除(削除)する(ステップS71
0)。解除処理は、命令に含まれるすべての発信先規制
値が解除されるまで行われ(ステップS712)、すべ
ての値が解除されると、上記フラグのON、OFFで着
信規制を無効にし、処理を終了する(ステップ71
4)。
【0047】以上のようにして、子機内の規制情報保持
部4aの情報が外部からの指示(電子メール)により設
定(新規設定、あるいは書き換えや削除等の変更)され
ることになる。
部4aの情報が外部からの指示(電子メール)により設
定(新規設定、あるいは書き換えや削除等の変更)され
ることになる。
【0048】次に、電子メールに従って発着信規制を設
定した旨を、子機から親機に知らせる「応答」を行う場
合の各種処理を図12〜図16を参照して説明する。な
お、「応答」とは、上記電子メールに含まれるスクリプ
ト中の発着信規制コマンドに対し、子機側がそのコマン
ドを実行したか否かを回答するものである。
定した旨を、子機から親機に知らせる「応答」を行う場
合の各種処理を図12〜図16を参照して説明する。な
お、「応答」とは、上記電子メールに含まれるスクリプ
ト中の発着信規制コマンドに対し、子機側がそのコマン
ドを実行したか否かを回答するものである。
【0049】まず、図12に示すように、親機側では上
記スクリプトを含む電子メールを送信する際、以下の処
理を行う。最初に、親機のユーザは所定の操作で電子メ
ールの本文となるスクリプトを作成する(ステップS8
00)。このスクリプトは、上記した発着信規制に関す
るコマンドを含んでいる。次に、親機のユーザは所定の
操作により、作成したスクリプト中の発着信規制コマン
ド(の名前、種別)をメモリに保存する(ステップS8
02)。そして、上記スクリプトを含む電子メールを対
象となる子機に送信する(ステップS804)。
記スクリプトを含む電子メールを送信する際、以下の処
理を行う。最初に、親機のユーザは所定の操作で電子メ
ールの本文となるスクリプトを作成する(ステップS8
00)。このスクリプトは、上記した発着信規制に関す
るコマンドを含んでいる。次に、親機のユーザは所定の
操作により、作成したスクリプト中の発着信規制コマン
ド(の名前、種別)をメモリに保存する(ステップS8
02)。そして、上記スクリプトを含む電子メールを対
象となる子機に送信する(ステップS804)。
【0050】図13は、ステップS802で親機のメモ
リに保存されたデータ(ファイル)40の構成を示す図
である。この図において、フィールド40aには電子メ
ールの送信先(子機)が記録され、フィールド40bに
は送信日が記録され、また、フィールド40cには電子
メールに含まれるコマンドの種類(名前)が記録されて
いる。なお、フィールド40dには、子機側からの応答
結果を記録するようになっているが、これについては後
述する。
リに保存されたデータ(ファイル)40の構成を示す図
である。この図において、フィールド40aには電子メ
ールの送信先(子機)が記録され、フィールド40bに
は送信日が記録され、また、フィールド40cには電子
メールに含まれるコマンドの種類(名前)が記録されて
いる。なお、フィールド40dには、子機側からの応答
結果を記録するようになっているが、これについては後
述する。
【0051】そして、上記電子メールを受信した子機で
行われる処理について、図14を参照して説明する。ま
ず、子機は、既に述べたようにして電子メール中のスク
リプトを読取り、上記図9〜図11のフローに従って発
着信規制コマンドを実行する。
行われる処理について、図14を参照して説明する。ま
ず、子機は、既に述べたようにして電子メール中のスク
リプトを読取り、上記図9〜図11のフローに従って発
着信規制コマンドを実行する。
【0052】そして、子機のスクリプト処理部(ここで
はスクリプト作成部と称する)2dは、発着信規制コマ
ンドの実行結果に応じて、所定の応答コマンドをスクリ
プト作成する(ステップS900)。この応答コマンド
は、例えば図15に示すスクリプトで記述され、発着信
規制コマンドに応答した旨を示す応答コマンド94(図
15(1))、発着信規制コマンドへの応答を拒絶した
旨を示す拒絶応答コマンド96(図15(2))の2種
類がある。例えば、上記図9のステップS506を実行
した場合、コマンド「積算通話料金クリア」に対して応
答コマンドが作成される。
はスクリプト作成部と称する)2dは、発着信規制コマ
ンドの実行結果に応じて、所定の応答コマンドをスクリ
プト作成する(ステップS900)。この応答コマンド
は、例えば図15に示すスクリプトで記述され、発着信
規制コマンドに応答した旨を示す応答コマンド94(図
15(1))、発着信規制コマンドへの応答を拒絶した
旨を示す拒絶応答コマンド96(図15(2))の2種
類がある。例えば、上記図9のステップS506を実行
した場合、コマンド「積算通話料金クリア」に対して応
答コマンドが作成される。
【0053】なお、応答コマンドは予め記述内容が決ま
っているので、スクリプト処理部2dは、発着信規制コ
マンドの実行の有無をコンピュータプログラムの処理途
中で検出し、コマンドが実行された場合は、予め定めた
図15(1)に示す応答コマンドを自動的に生成する
(あるいは読み出す)ようになっている。
っているので、スクリプト処理部2dは、発着信規制コ
マンドの実行の有無をコンピュータプログラムの処理途
中で検出し、コマンドが実行された場合は、予め定めた
図15(1)に示す応答コマンドを自動的に生成する
(あるいは読み出す)ようになっている。
【0054】次に、図14に戻り、スクリプト処理部2
dは、上記応答コマンド(スクリプト)を対象となるコ
マンド名「積算通話料金クリア」に関連付け、応答電子
メールFとして親機へ送信する(ステップS902)。
なお、拒絶応答コマンド96は、所定の不具合が生じた
場合に送信されるコマンドである。
dは、上記応答コマンド(スクリプト)を対象となるコ
マンド名「積算通話料金クリア」に関連付け、応答電子
メールFとして親機へ送信する(ステップS902)。
なお、拒絶応答コマンド96は、所定の不具合が生じた
場合に送信されるコマンドである。
【0055】一方、応答コマンドを含む応答電子メール
を受信した親機では、図16に示す処理が行われる。ま
ず、親機の制御部(子機と同様のスクリプト処理部を備
える)は、子機からの電子メールに応答コマンドが含ま
れているか否かを判定する(ステップS1000)。そ
して、ステップS1000で「Yes」であれば、制御
部は親機のメモリ内に図13に示したファイルが存在す
るか、つまりコマンド名が保存されているか否かを判定
する(ステップS1002)。次に、ステップS100
2で「Yes」であれば、制御部は、メモリ内の該当す
るコマンド名に対して応答があった旨をマーク(識別情
報を記録)し(ステップS1004)、処理を終了す
る。例えば、図13に示した例では、子機Aからコマン
ド「積算通話料金クリア」を実行した旨の応答コマンド
が送信されると、親機の制御部はフィールド40dの対
応する領域に応答コマンド「あり」を記録する。このよ
うにして、電子メールを送信した親機は、発着信の規制
情報が確実に子機で設定されたか否かを確認することが
できる。
を受信した親機では、図16に示す処理が行われる。ま
ず、親機の制御部(子機と同様のスクリプト処理部を備
える)は、子機からの電子メールに応答コマンドが含ま
れているか否かを判定する(ステップS1000)。そ
して、ステップS1000で「Yes」であれば、制御
部は親機のメモリ内に図13に示したファイルが存在す
るか、つまりコマンド名が保存されているか否かを判定
する(ステップS1002)。次に、ステップS100
2で「Yes」であれば、制御部は、メモリ内の該当す
るコマンド名に対して応答があった旨をマーク(識別情
報を記録)し(ステップS1004)、処理を終了す
る。例えば、図13に示した例では、子機Aからコマン
ド「積算通話料金クリア」を実行した旨の応答コマンド
が送信されると、親機の制御部はフィールド40dの対
応する領域に応答コマンド「あり」を記録する。このよ
うにして、電子メールを送信した親機は、発着信の規制
情報が確実に子機で設定されたか否かを確認することが
できる。
【0056】なお、本発明は、上記した実施形態に限定
されるものではない。例えば、上記した例では、1つの
電子メールには1つの発着信規制コマンドのみが記述さ
れ、子機側では各コマンドの設定の有無を択一的に判定
したが(例えば図9の(ステップS500、S506
等)、電子メールに複数の発着信規制コマンドが記述さ
れていてもよく、この場合は子機側ではすべてのコマン
ドに対して設定の有無を判定すればよい。
されるものではない。例えば、上記した例では、1つの
電子メールには1つの発着信規制コマンドのみが記述さ
れ、子機側では各コマンドの設定の有無を択一的に判定
したが(例えば図9の(ステップS500、S506
等)、電子メールに複数の発着信規制コマンドが記述さ
れていてもよく、この場合は子機側ではすべてのコマン
ドに対して設定の有無を判定すればよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
端末によれば、電子メールに含まれるスクリプトに規制
情報が指定されているので、スクリプト処理部がスクリ
プトを読取るだけで、その指示に従い規制情報を規制情
報保持部に記録する。そして、発信規制判定部及び着信
規制判定部は、記録された規制情報に基づいて発着信規
制を行うことになるので、電子メールにより外部から携
帯電話端末の発着信規制を容易に設定できるようにな
る。
端末によれば、電子メールに含まれるスクリプトに規制
情報が指定されているので、スクリプト処理部がスクリ
プトを読取るだけで、その指示に従い規制情報を規制情
報保持部に記録する。そして、発信規制判定部及び着信
規制判定部は、記録された規制情報に基づいて発着信規
制を行うことになるので、電子メールにより外部から携
帯電話端末の発着信規制を容易に設定できるようにな
る。
【図1】 本発明の携帯電話端末を含む発着信規制設定
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 発着信規制の内容を示す図である。
【図3】 携帯電話端末の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】 図3の詳細説明図である。
【図5】 携帯電話機での発信の処理フローを示す図で
ある。
ある。
【図6】 携帯電話機での着信の処理フローを示す図で
ある。
ある。
【図7】 電子メールの本文(スクリプト)の構成を示
す図である。
す図である。
【図8】 受信した電子メールの読取り、及びスクリプ
トの実行処理フローを示す図である。
トの実行処理フローを示す図である。
【図9】 スクリプトの実行処理の詳細フローを示す図
である。
である。
【図10】 図9に続く図である。
【図11】 図10に続く図である。
【図12】 親機での電子メール作成及び送信のフロー
を示す図である。
を示す図である。
【図13】 親機のメモリに格納されたデータの構成を
示す図である。
示す図である。
【図14】 子機での応答電子メール作成及び送信のフ
ローを示す図である。
ローを示す図である。
【図15】 応答コマンドの構成を示す図である。
【図16】 応答電子メールを受信した親機での処理フ
ローを示す図である。
ローを示す図である。
2 制御部 2b 発信規制判定部 2c 着信規制判定部 2d スクリプト処理部(スクリ
プト作成部) 4a 規制情報保持部 6 表示部 12 信号処理部 14 入力キー 20 携帯電話端末
プト作成部) 4a 規制情報保持部 6 表示部 12 信号処理部 14 入力キー 20 携帯電話端末
Claims (6)
- 【請求項1】 電子メールを受信可能な携帯電話端末で
あって、 当該携帯電話端末の発着信の規制情報を格納する規制情
報保持部と、 前記規制情報の指定命令が記述されているスクリプトが
含まれた電子メールを受信した場合に、前記スクリプト
を読取るとともに、前記指定命令に基づいて、前記電子
メールに指定された規制情報を前記規制情報保持部に記
録するスクリプト処理部と、 発信要求があった場合に、前記規制情報に基づいて当該
発信要求の許否を判定する発信規制判定部と、 着信要求があった場合に、前記規制情報に基づいて当該
着信要求の許否を判定する着信規制判定部とを備えたこ
とを特徴とする携帯電話端末。 - 【請求項2】 前記規制情報保持部は、発信規制を受け
ない特定発信先を格納しており、 前記発信規制判定部は、発信要求があった発信先が前記
特定発信先に該当するかを判定し、該当すると判定した
場合に、前記規制情報にかかわらず当該発信要求を許容
することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。 - 【請求項3】 前記通話料金を管理する通話料金管理部
をさらに備えるとともに、前記規制情報保持部は発着信
に伴う通話料金の規制情報を保持しており、 前記発信規制判定部又は前記着信規制判定部は、前記通
話料金管理部が管理する通話料金と前記通話料金の規制
情報とを比較し、比較結果に基づいて前記発信要求又は
前記着信要求の許否を判定することを特徴とする請求項
1又は2に記載の携帯電話端末。 - 【請求項4】 前記規制情報保持部は、前記電子メール
の受信を許容するメール送信元を格納しており、 前記スクリプト処理部は、受信した電子メールの送信元
が前記規制情報保持部に格納されたメール送信元と一致
するか否かを判定し、一致した場合に前記スクリプトを
読取ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
記載の携帯電話端末。 - 【請求項5】 前記電子メールに基づいて前記規制情報
保持部に前記規制情報を記録した旨を、当該規制情報毎
にスクリプトを用いて作成するスクリプト作成部と、 前記作成したスクリプトを、応答電子メールとして前記
電子メールの送信元に送信するメール送信部とを備えた
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
携帯電話端末。 - 【請求項6】 請求項5に記載の携帯電話端末に対して
前記電子メールを送信し、前記携帯電話端末から前記応
答電子メールを受信する情報指定端末であって、 前記電子メールの送信時に、当該電子メールに含まれて
いる指定命令の情報を記憶する記憶部と、 前記応答電子メールの受信時に、当該応答電子メールに
含まれているスクリプトを読取り、前記記憶部に記憶さ
れた対応する指定命令に所定の識別情報を関連付ける制
御部とを備えたことを特徴とする情報指定端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088556A JP2002290540A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯電話端末及び情報指定端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088556A JP2002290540A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯電話端末及び情報指定端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290540A true JP2002290540A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18943632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001088556A Pending JP2002290540A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯電話端末及び情報指定端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290540A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074630A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Sharp Corp | 通信情報提供システム、その通信情報提供方法、携帯端末、情報サーバ、通信情報提供プログラム及び記録媒体 |
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JP2009512256A (ja) * | 2005-09-29 | 2009-03-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | セルラー電話サービス管理 |
JP2011211694A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-20 | Intel Corp | ベアラ及びサーバとは無関係に、スマートフォンでペアレンタル・コントロールを管理しつつ、当該スマートフォンに対してペアレンタル・コントロールを行うための方法及び装置 |
US8200187B2 (en) | 2005-09-29 | 2012-06-12 | Qualcomm Incorporated | Cellular telephone credit management |
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-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001088556A patent/JP2002290540A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8145202B2 (en) | 2003-09-26 | 2012-03-27 | Disney Enterprises, Inc. | Information inquiry to provide cell phone parental control |
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US8412191B2 (en) | 2005-09-29 | 2013-04-02 | Qualcomm Incorporated | Cellular telephone service management |
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