JP2002289893A - 太陽電池モジュール、太陽光発電システム及びその施工方法 - Google Patents

太陽電池モジュール、太陽光発電システム及びその施工方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根面への太陽電池モジュールの割り付け設
計や配線設計、およびその工事を単純化し、屋根面を有
効に活用でき、面積の小さな屋根面にも施工することが
可能であり、さらにケーブルのボリュームを抑えて、接
続箱内での結線作業を単純化することができる太陽電池
モジュール、太陽光発電システム及びその施工方法を提
供する。 【解決手段】 複数枚の太陽電池モジュールを並列に接
続して発電出力を集約する配線を含む太陽光発電システ
ムに使用される太陽電池モジュールにおいて、並列接続
の接続部を太陽電池のモジュール内部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線工事を単純化で
きる太陽電池モジュール、太陽光発電システム及びその
施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光発電システムは住宅用を中
心に急速に普及しているが、未だ国による補助金に依存
した市場であり、なおかつ設備投資の回収には20〜3
0年を要する。従って、太陽光発電システムが本格的に
普及するためには、既存電源と競合できる経済性を達成
する必要がある。太陽光発電システムの主要構成機器は
太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナであ
り、太陽電池モジュールについては量産性に優れた薄膜
系太陽電池の市場投入によりコストダウンが期待でき、
架台については建材一体化により省略することが可能と
なり、パワーコンディショナについては大量生産により
コストダウンが期待される。このように機器については
コストダウンの努力が実を結びつつある。一方、施工費
用は据付工事と電気工事があり、据付工事については建
材一体化により太陽電池モジュールの据付工事が建材本
体の据付工事に含まれることになりコストダウンが可能
になる。但し、電気工事についてはこれまであまり検討
がなされていない。特に住宅用として有望な屋根材一体
型の場合、複雑な屋根形状を有効に活用するため小面積
の太陽電池モジュールを隙間なく敷きつめることが好ま
しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先ず、図7、図8を参
照して、有効発電面積が20cm×100cm、発電出
力が25W、動作電圧が10Vの結晶シリコン型太陽電
池モジュールを用いて3kW発電システムを構築する場
合を例にあげて説明する。図8に示すように、3kW発
電システムは1枚25Wの太陽電池モジュール2を12
0枚用いる。パワーコンディショナ8の入力電圧は20
0V程度に設定されるので、120枚のモジュール2を
6グループに等分し、各グループG1〜G6に属する2
0枚のモジュール2をそれぞれ直列に接続することによ
り出力電圧200Vを得るようにする。6つのグループ
G1〜G6からの出力端末を接続箱6のなかで並列に接
続し、これらを一対の出力取り出しケーブル41,42
に集約し、さらに出力取り出しケーブル41,42の端
末をパワーコンディショナ8の正負端子に接続する。
【0004】このようなシステムでは、図8に示すよう
に1グループ20枚を単位として施工を行う必要がある
ため、屋根面1への太陽電池モジュール2の割り付け設
計や配線設計、およびその工事が複雑になるという問題
を生じる。すなわち図8中に二点鎖線で示すように、屋
根面1にはあと10枚250W分のモジュールを施工で
きるスペースがあるにもかかわらず、1グループ20枚
単位で構成する必要があるため施工できない部分9を生
じたり、19枚しかモジュールを施工できない面積の小
さな屋根面には1枚もモジュールを施工できなかったり
するという不都合を生じる。
【0005】次に、図9、図10、図12を参照して、
有効発電面積が20cm×100cm、発電出力が15
W、動作電圧が30Vの薄膜シリコン系太陽電池モジュ
ールを用いて3kWシステムを構築する場合を例にあげ
て説明する。
【0006】1枚15Wのモジュールを用いて3kW発
電システムを構築する場合はモジュールの必要枚数は単
純計算では200枚になる。しかし、1枚当たりの電圧
が30Vなので、パワーコンディショナ入力電圧を21
0Vと設定した場合は、7モジュールを直列接続する必
要が生じ、全モジュール枚数が7の倍数である必要があ
る。従って、全モジュール枚数は200以上の7の最小
倍数にあたる203枚となる。この203枚を29グル
ープに分け、1グループ7枚を直列接続して出力電圧2
10Vを得るようにする。
【0007】図9は従来の薄膜系太陽電池モジュールの
内部配線を示す配線図であるが、モジュール2は、正負
両極21,22と、正負ケーブル51,52の端末に正
負両極21,22をそれぞれ接続するためのモジュール
内配線37,38と、端子箱内配線30,31を有する
端子箱36とを備えている。正極側のモジュール内配線
37と端子箱内配線30とはハンダ付け等された結線部
39において接続され、負極側のモジュール内配線38
と端子箱内配線31とはハンダ付け等された結線部39
において接続される。
【0008】図10に示すように、G1〜G29の29
グループからの出力端末を接続箱6のなかで並列に接続
し、これらを一対の出力取り出しケーブル41,42に
集約し、さらに出力取り出しケーブル41,42をパワ
ーコンディショナ8に接続する。図12に示すように、
各モジュール2は正負一対のケーブル4に接続される。
このような従来の発電システムでは正負29対からなる
全58本のケーブルを屋根面1に敷設し、これらを屋根
面上で1ヶ所にまとめて屋内に引き込み、各ケーブル端
末を接続箱6内にて並列接続することになる。このため
引き込みケーブルのボリュームが大きくなり、また接続
箱6のなかでの繋ぎ込み部7が多数にのぼるので、その
結線作業が非常に煩雑になる。
【0009】本発明は上記の課題を解決するものであっ
て、屋根面への太陽電池モジュールの割り付け設計や配
線設計、およびその工事を単純化し、屋根面を有効に活
用でき、面積の小さな屋根面にも施工することが可能で
あり、さらにケーブルのボリュームを抑えて、接続箱内
での結線作業を単純化することができる太陽電池モジュ
ール、太陽光発電システム及びその施工方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る太陽電池モ
ジュールは、複数枚の太陽電池モジュールを並列に接続
して発電出力を集約する配線を含む太陽光発電システム
に使用される太陽電池モジュールにおいて、並列接続の
接続部を太陽電池モジュールの内部に設けたことを特徴
とする。
【0011】本発明では、施工する太陽電池モジュール
を、パワーコンディショナ入力電圧を太陽電池モジュー
ル1枚当たりの電圧で除した数にグループ分けし、各グ
ループ内の太陽電池モジュールを全て並列に接続し、実
質的に同じ電流・電圧を発生する複数のグループを形成
する。この複数のグループを直列に接続してパワーコン
ディショナ入力電圧を得るとともに発電出力を集約し、
パワーコンディショナに接続する。さらには本発明者ら
が先の特願2000−293958号の出願明細書及び
図面において開示した高電圧太陽電池モジュールを用い
ることによりグループ数の低減化をはかる。このような
接続を実現する太陽電池モジュールとして、各グループ
内での並列接続作業を単純化するため、並列接続部を含
む回路を太陽電池モジュールの内部に設ける。
【0012】具体的にはモジュール内の配線やモジュー
ル付属の端子箱内の配線にて正極と負極をそれぞれ2つ
に分岐し、隣接するモジュールの正極同士、負極同士を
接続することにより並列接続ができるようにする。
【0013】この場合に、1つの太陽電池モジュールか
ら正極2端子、負極2端子を取り出すため、正負1対の
出力取り出しケーブルを備えた2つの端子箱を設けるこ
とが好ましい。なお、2つの端子箱の少なくとも一方に
逆流防止ダイオードを取り付けることが好ましい。
【0014】また、端子箱から導き出される正負1対の
出力取り出しケーブルを、互いに絶縁した状態で一体化
された正負1対の2芯ケーブルとしてもよい。
【0015】また、隣接して配置される太陽電池モジュ
ールとの接続のため、端子箱から導き出される正負1対
の出力取り出しケーブルの先端に取り付けられる正負1
対のコネクタを、互いに絶縁した状態で一体化された正
負1対の2芯コネクタとしてもよい。
【0016】さらに、1つの太陽電池モジュールから正
極2端子、負極2端子を取り出すため、正負2対の出力
取り出しケーブルを備えた1つの端子箱を設けることが
好ましい。この場合に、1つの端子箱に逆流防止ダイオ
ードを取り付けることが好ましい。
【0017】また、端子箱から導き出される正負2対の
出力取り出しケーブルを、互いに絶縁した状態で一体化
された正負1対の2芯ケーブル2本で構成するようにし
てもよい。
【0018】さらに、隣接して配置される太陽電池モジ
ュールとの接続のため、端子箱から導き出される2組の
正負1対の出力取り出しケーブルの先端にそれぞれ取り
付けられる正負1対のコネクタを、互いに絶縁した状態
で一体化された正負1対の2芯コネクタとしてもよい。
【0019】本発明に係る太陽光発電システムは、上記
の並列接続部を含む内部回路をもつ太陽電池モジュール
を複数枚並列に接続して発電出力を集約する配線を含む
ことを特徴とする。
【0020】本発明に係る太陽光発電システムの施工方
法は、上記の太陽電池モジュールを用いて上記の太陽光
発電システムを構築するための施工方法であって、前記
各グループの一方端の正負1対の出力取り出しケーブル
には延長ケーブルを接続して前記各グループ同士の並列
接続および/または直列接続を行い、前記各グループの
他方端の正負1対の出力取り出しケーブルには防水およ
び/または絶縁の端末処理を行うことを特徴とする。
【0021】本発明では並列接続される配線部分を太陽
電池モジュールの内部に設けているので、屋根面への太
陽電池モジュールの割り付け設計や配線設計、およびそ
の工事が単純化され、屋根面を有効に活用できるように
なる。特に、面積が小さな屋根面にも太陽電池モジュー
ルを施工することが可能になるので、一般家庭への太陽
光発電システムの普及に大いに貢献する。また、本発明
では、屋内の接続箱へ引き込まれるケーブルのボリュー
ムが抑えられるので、接続箱内での結線作業が単純化さ
れ、作業工数が大幅に削減される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1、図2を参照し
て、本発明の第1の実施形態の太陽光発電システムとし
て、有効発電面積が20cm×100cm、発電出力が
15W、動作電圧が30Vの太陽電池モジュールを用い
て3kW発電システムを構築する場合を例にあげて説明
する。
【0024】図1の(a)に示すように、太陽電池モジ
ュール2Aは、正極21が矩形基板20の一方側の短辺
寄りに配置され、負極22が矩形基板20の他方側の短
辺寄りに配置され、第1及び第2の端子箱23,24は
正負両極21,22の間に配置されている。第1の端子
箱23のほうは正極21の近傍に設けられ、第2の端子
箱24のほうは負極22の近傍に設けられている。
【0025】正極21と負極22は、銅箔等からなるモ
ジュール内配線25,29,32と端子箱内配線27,
28,30,31,33により、それぞれ2つに分岐さ
れている。
【0026】第1及び第2の端子箱23,24は、それ
ぞれ2つに分岐された正極と負極の端子を2組の正負1
対のケーブル51,52としてそれぞれ外部に導き出す
ために備えられている。
【0027】第1の端子箱23の一端側において正負一
対のケーブル51,52が端子箱内配線28,33にそ
れぞれ接続され、同様に第2の端子箱24の一端側にも
反対側に延び出す他の正負一対のケーブル51,52が
端子箱内配線30,31にそれぞれ接続されている。正
負2対のケーブル51,52はモジュール2Aの本体か
ら所定長だけそれぞれ延び出し、各々の先端には正負の
コネクタ53,54がそれぞれ取り付けられる。
【0028】該モジュール2Aの正極コネクタ53を隣
接するモジュール2Aの正極コネクタ53に差し込み、
該モジュール2Aの負極コネクタ54を隣接するモジュ
ール2Aの負極コネクタ54に差し込むことによりモジ
ュール2A同士が次々に並列接続されるようになってい
る。この場合に、正極用のコネクタ53の形状と負極用
のコネクタ54の形状を変えることにより、間違った挿
し込みが不可能なようにすることが好ましい。
【0029】なお、モジュール内配線25,29,32
と端子箱内配線27,28,30,31,33との各接
線部39はそれぞれハンダ付け又はカシメ圧着されてい
る。
【0030】第1の端子箱23のなかには逆流防止ダイ
オード26が設けられ、モジュール2Aの発電電流に対
する逆流電流が流れるのを防止している。この逆流防止
ダイオード26は、第1端子箱内配線27に挿入され、
一方がモジュール内配線25を経由して正極21に接続
され、他方がモジュール内配線29および第1端子箱内
配線28、第2端子箱内配線30を経由して正極ケーブ
ル51に接続されている。
【0031】上記の実施形態では2本で一対の正負ケー
ブル51,52をモジュール2Aから2方向にそれぞれ
導き出すようにしたが、図1の(b)に示す正負極2芯
ケーブル55を用いてモジュール2Bから2方向にそれ
ぞれ導き出すようにしてもよい。すなわち、正負極2芯
ケーブル55の正極芯線28b,30bを端子箱内配線
としてモジュール内配線29にそれぞれ接続し、また正
負極2芯ケーブル55の負極芯線31b,33bを端子
箱内配線としてモジュール内配線32bにそれぞれ接続
する。この場合に、正極用のコネクタ53の形状と負極
用のコネクタ54の形状を変えることにより、間違った
挿し込みが不可能なようにすることが好ましい。
【0032】次に、図2を参照して本実施形態の太陽光
発電システムについて説明する。上記の太陽電池モジュ
ール2Aを住宅の屋根面1に用いた場合に、3kW発電
システム10Aの構築に必要とされるモジュール枚数は
単純計算で200枚となる。しかし、1枚当たりの電圧
が30Vなのでパワーコンディショナ入力電圧を210
Vと設定した場合は、必要直列数が7になり、全モジュ
ール枚数は200以上の7の最小倍数にあたる203枚
となる。
【0033】この203枚を7つのグループに分け、1
グループ29枚の太陽電池モジュール2Aを隣接するモ
ジュールの正極同士、負極同士をそれぞれ接続すること
により並列接続する。これにより29枚のモジュール2
Aが並列接続された7つのグループ3a〜3gが形成さ
れる。
【0034】各グループ3a〜3gの一方端の正負1対
の端子は、延長ケーブル4a〜4gによって接続箱6ま
で導かれ、接続箱6のなかでグループ3a〜3gが直列
に接続されるよう他グループの端子と接続される。すな
わち、延長ケーブル4a〜4gを屋根面1から屋内に引
き込み、接続箱6に集めて、各ケーブル端末を接続箱の
内部回路の端子にそれぞれ繋ぎ込む。接続箱6の内部で
はグループ3a〜3gからのケーブル4a〜4gを出力
取り出しケーブル41,42に繋ぎ込むための結線部7
a〜7nが直列に並んでいる。このように結線部7a〜
7nを接続箱6内に整然と並べているので、接続箱側と
ケーブル側との繋ぎ込みの間違いが発生し難くなる。
【0035】一方、各グループ3a〜3gの他方端の正
負1対の端末のコネクタには防水性の絶縁キャップ59
を被せて養生する。
【0036】接続箱6の出力側からは正負一対の出力取
り出しケーブル41,42が取り出され、パワーコンデ
ィショナ8の入力側に接続されている。さらにパワーコ
ンディショナ8の出力側は家庭用交流系統や商用交流系
統に連系されている。
【0037】本実施形態の発電システム10Aによれ
ば、従来の結晶型モジュールでは1グループ20枚での
屋根面への割り付けが必要であったのに対して、全モジ
ュール枚数を7の倍数とするだけの設計配慮を行うだけ
でよく、設計および施工が簡素化されるという利点があ
る。
【0038】また、従来の薄膜系モジュールでは図10
に示すように1グループ7枚の直列接続を29グループ
構成し、その29グループから導かれる正負29対、全
58本のケーブルを屋根面に敷設し、1ヶ所にまとめて
屋内に導き入れ、接続箱内で並列接続するため、ケーブ
ルのボリュームが大きくなり、接続箱での結線作業が煩
雑になるのに対して、本実施形態によれば7グループで
正負7対、全14本の延長ケーブル敷設でよく、接続箱
での接続作業も正負7対の直列接続になり、設計および
施工が簡素化される。すなわち、接続箱6のなかに持ち
込まれるケーブルの数が従来に比べてかなり少なくなる
ので、接続箱6における結線作業が大幅に軽減される。
【0039】なお、本実施形態では太陽電池モジュール
そのもの自体に並列接続される部分を内部回路として含
ませているので、太陽電池モジュールに付属の端子箱内
等に逆流防止ダイオードを組み込むようにすることが好
ましい。
【0040】また、本発明による太陽光発電システムに
は太陽電池モジュール同士の直列接続が含まれないの
で、隣接するモジュールとの接続には正負1対を一体化
した2芯コネクタを用いることが可能となり、接続工数
を正負2回から正負1対1回に削減できる。
【0041】また、隣接するモジュールとの接続に用い
るコネクタは正負の差し込み間違いを防止するため、正
負で色を異ならせるか、正負の記号を表示することが好
ましい。さらには、正極用コネクタと負極用コネクタと
を異なった形状とすることにより、正負両極間での差し
込み間違いの発生が不可能になるようにすることが好ま
しい。
【0042】(第2の実施形態)図3を参照して、本発
明の第2の実施形態の太陽光発電システムとして、有効
発電面積が20cm×100cm、発電出力が15W、
動作電圧が100Vの太陽電池モジュールを用いて3k
W発電システムを構築する場合を例にあげて説明する。
【0043】本実施形態の太陽電池モジュール2Aに
は、本発明者らが先に特願2000−293958号の
出願明細書及び図面において開示した高電圧太陽電池モ
ジュールを用いる。本実施形態のモジュール2Aは、上
記第1実施形態と同様にモジュール内の銅箔等による配
線により正極と負極をそれぞれ2つに分岐させ、正負1
対の端子を導き出す端子箱を2つ設けた、並列接続回路
内蔵のものとする。
【0044】このようなモジュール2Aを住宅の屋根面
1に用いた場合に、3kW発電システム10Bの構築に
必要とされるモジュール枚数は単純計算で200枚とな
る。パワーコンディショナ入力電圧を200Vとした場
合に、モジュール動作電圧が100Vであるので、必要
直列数は2となる。従って、全モジュールを偶数(=
2,4,6,8……2n)のグループに分ければよい
が、本実施形態では最小数の2つのグループに分割し
た。
【0045】1グループ100枚のモジュール2Aを隣
接するモジュールの正極同士、負極同士を接続すること
により並列接続する。隣接するモジュール2Aの接続部
5においては、図11の(a)に示すように正極コネク
タ53同士を差し込み、負極コネクタ54同士を差し込
む。これらのコネクタ53,54は、例えばピンをソケ
ットに差し込む構造としているので、現場で容易に接続
することができる。これにより100枚のモジュール2
Aが並列接続された2つのグループ3a,3bが形成さ
れる。
【0046】2つのグループ3a,3bの一方端の正負
1対の端末は、延長ケーブル4a,4b、4c、4dに
よって接続箱6まで導かれ、接続箱6のなかで直列に接
続される。すなわち、第1のグループ3aの正極側ケー
ブル4aの端末を結線部7aに、負極側ケーブル4bの
端末を結線部7bに繋ぎ込むとともに、第2のグループ
3bの正極側ケーブル4cの端末を結線部7cに、負極
側ケーブル4dの端末を結線部7dに繋ぎ込むことによ
り、2つのグループ3a,3bは直列に接続される。一
方、2つのグループ3a,3bの他方端の正負1対の端
末のコネクタには、それぞれ防水性の絶縁キャップ59
を被せて養生する。
【0047】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
では全モジュール枚数を7の倍数とする必要があった
が、全モジュール枚数は偶数であればよく、さらに発電
システムの設計および施工が簡素化される。
【0048】さらに、本実施形態によれば、上記第1の
実施形態では7グループで正負7対、全14本の延長ケ
ーブルを敷設し、接続箱で正負7対の直列接続を行う必
要があったが、2グループで正負2対、全4本の延長ケ
ーブルを敷設し、接続箱で正負2対の直列接続を行うだ
けでよく、より一層さらに設計および施工が簡素化され
る。
【0049】なお、本実施形態においても太陽電池モジ
ュールが並列接続される部分を含むので、太陽電池モジ
ュールに付属の端子箱内等に逆流防止ダイオードを組み
込むことが好ましい。
【0050】また、本発明による太陽光発電システムに
は太陽電池モジュール同士の直列接続が含まれないの
で、隣接するモジュールとの接続には正負1対を一体化
した2芯コネクタを用いることが可能となり、接続工数
を正負2回から正負1対1回に削減できる。
【0051】また、隣接するモジュールとの接続に用い
るコネクタは正負の挿し間違いを防止するため、正負で
色を変えるか、正負の記号を表示することが好ましい。
さらには、正極用のコネクタの形状と負極用のコネクタ
の形状を変えることにより、間違った挿し込みが不可能
なようにすることが好ましい。
【0052】(第3の実施形態)図4を参照して本発明
の第3の実施形態について説明する。上記の第1および
第2の実施形態の太陽電池モジュール2A,2Bでは内
蔵する端子箱を汎用性のあるもの、即ち2つの端子箱か
ら正負一対の端子がそれぞれ導き出される構造とした
が、本実施形態のモジュール2Cでは2つの端子箱を一
体化して1つの端子箱23とし、なおかつ正負1対2
組、計4つの端子を2本の正負極2芯ケーブル55につ
なぐ構造の回路とする。すなわち、1つの端子箱23の
中において、モジュール内配線25と端子箱内配線27
により正極に接続されたモジュール内配線29cに端子
箱内配線28,30が接続され、負極に接続されたモジ
ュール内配線32cに端子箱内配線31,33が接続さ
れる。このような回路とすることにより、部品点数およ
び組立工数を削減でき、なおかつ隣接するモジュールと
の接続工数を正負2回から正負1対1回に削減できる。
なお、本実施形態のモジュール2Cにおいても上記実施
形態と同様に正極側の端子箱内配線27に逆流防止ダイ
オード26が挿入され、モジュール2Cの発電電流に対
する逆流電流が流れるのを防止している。
【0053】隣接するモジュール2Bの接続部5におい
ては、図11の(b)に示すように正負一体コネクタ5
3,54同士を差し込む。これらのコネクタ53,54
は、例えばピンをソケットに差し込む構造としているの
で、現場で容易に接続することができる。
【0054】また、隣接するモジュールとの接続に用い
るコネクタは正負の挿し間違いを防止するため、正負で
色を変えるか、正負の記号を表示することが好ましい。
さらには、正極用のコネクタの形状と負極用のコネクタ
の形状を変えることにより、間違った挿し込みが不可能
なようにすることが好ましい。
【0055】(第4の実施形態)図5を参照して、本発
明の第4の実施形態の太陽光発電システムとして、有効
発電面積が20cm×100cm、発電出力が15W、
動作電圧が200Vの太陽電池モジュールを用いて3k
W発電システムを構築する場合を例にあげて説明する。
【0056】本実施形態の太陽電池モジュール2Cに
は、本発明者らが先に特願2000−293958号の
出願明細書及び図面において開示した高電圧太陽電池モ
ジュールを用いる。本実施形態のモジュール2Cは、上
記第3実施形態のもの、すなわちモジュール内の銅箔等
による配線により正極と負極をそれぞれ2つに分岐さ
せ、正負2対の端子を導き出す端子箱を1つ設けた、並
列接続回路内蔵のものとする。
【0057】このようなモジュール2Cを住宅の屋根面
1に用いた場合に、3kWシステム10Cの必要枚数は
200枚、パワーコンディショナ入力電圧200Vとす
ると直列接続は不要となる。全200枚の太陽電池モジ
ュール2Cを隣接するモジュールの正極同士、負極同士
を接続することにより並列接続する。並列接続された一
方端の正負1対の端子は延長ケーブル41,42等によ
って接続箱を介さず直接パワーコンディショナ8に接続
される。他方端の正負1対の端末のコネクタには防水性
の絶縁キャップ59を被せて養生する。
【0058】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
では全モジュール枚数を7の倍数とする必要があり、第
2の実施形態では全モジュール枚数を偶数とする必要が
あったが、全モジュール枚数を全く任意に設定すること
が可能となり、さらに設計および施工が簡素化される。
【0059】さらに、上記第1の実施形態では7グルー
プで正負7対、全14本の延長ケーブルを敷設し、接続
箱で正負7対の直列接続を行う必要があり、また第2の
実施形態では2グループで正負2対、全4本の延長ケー
ブルを敷設し、接続箱で正負2対の直列接続を行う必要
があったが、本実施形態によれば直列接続は不要で接続
箱を省略でき、接続枚数を気にすることなく、コネクタ
を介して全モジュールを接続すればモジュールの結線が
完了するので著しく施工性が向上する。
【0060】さらに、隣接して配置される太陽電池モジ
ュールとの接続のため、端子箱から導き出される正負1
対の出力取り出しケーブルの先端に取り付けられる正負
1対のコネクタを、互いに絶縁した状態で一体化された
正負1対の2芯コネクタとしたので、接続工数を正負2
回から正負1対1回に削減できる。
【0061】なお、本実施形態においても太陽電池モジ
ュールが並列接続される部分を含むので、太陽電池モジ
ュールに付属の端子箱内等に逆流防止ダイオードを組み
込むことが好ましい。また、隣接するモジュールとの接
続に用いるコネクタは正負の挿し間違いを防止するた
め、正負で色を変えるか、正負の記号を表示することが
好ましい。さらには、正極用のコネクタの形状と負極用
のコネクタの形状を変えることにより、間違った挿し込
みが不可能なようにすることが好ましい。
【0062】(第5の実施形態)図6の(a),(b)
を参照して本発明の第5の実施形態について説明する。
本実施形態の太陽電池モジュール2は、正極配線と負極
配線との接続間違いを防止するために、図6の(a)に
示すように一方側の正極コネクタ56aおよび負極コネ
クタ56bにピン56c,56dをそれぞれ設けるとと
もに、他方側の正極コネクタ57aおよび負極コネクタ
57bにソケット57c,57dをそれぞれ設けてい
る。正極ピン56cは負極ピン56dよりも太くて短
く、また正極ソケット57cは負極ソケット57dより
も浅くて大径の凹所となっている。正極ピン56cは正
極ソケット57cのみに差し込み接続できる形状であ
り、負極ソケット57dには差し込めない形状である。
また、負極ピン56dは負極ソケット57dのみに差し
込み接続できる形状であり、正極ソケット57cには差
し込めない形状である。
【0063】また、正負極2芯ケーブル55を有するモ
ジュールにおいても同様に、図6の(b)に示すよう
に、一方側のコネクタ56Aに正負一対のピン56c,
56dをそれぞれ設けるとともに、他方側のコネクタ5
7Aに正負一つのソケット57c,57dをそれぞれ設
けている。正極ピン56cは負極ピン56dよりも太く
て短く、また正極ソケット57cは負極ソケット57d
よりも浅くて大径の凹所となっている。正極ピン56c
は正極ソケット57cのみに差し込み接続できる形状で
あり、負極ソケット57dには差し込めない形状であ
る。また、負極ピン56dは負極ソケット57dのみに
差し込み接続できる形状であり、正極ソケット57cに
は差し込めない形状である。
【0064】本実施形態によれば、正極側ピン/ソケッ
トと負極側ピン/ソケットとをまったく異なる形状とし
たので、正負極の間での差し込み接続の間違いを完全に
防止することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、屋根面への太陽電池モ
ジュールの割り付け設計や配線設計、およびその工事が
単純化され、屋根面を有効に活用できるようになる。特
に、面積が小さな屋根面にも太陽電池モジュールを施工
することが可能になるので、一般家庭への太陽光発電シ
ステムの普及に大いに貢献できる。
【0066】また、本発明によれば、屋内の接続箱へ引
き込まれるケーブルのボリュームが抑えられるので、接
続箱内での結線作業が単純化されて容易に作業すること
ができ、作業工数が大幅に削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る太陽電池モジ
ュールの内部配線(単芯ケーブル使用)を示す配線図、
(b)は本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの
内部配線(正負2芯ケーブル使用した変形例)を示す配
線図。
【図2】本発明の実施形態に係る太陽光発電システムを
示すブロック平面図。
【図3】本発明の実施形態に係る太陽光発電システムを
示すブロック平面図。
【図4】本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの
内部配線(正負2芯ケーブル使用)を示す配線図。
【図5】本発明の実施形態に係る太陽光発電システムを
示すブロック平面図。
【図6】(a)は本発明の実施形態に係る太陽電池モジ
ュールのコネクタ部(単芯ケーブル使用)を説明する
図、(b)は本発明の実施形態に係る太陽電池モジュー
ルのコネクタ部(正負2芯ケーブル使用した変形例)を
説明する図。
【図7】従来の太陽電池モジュールの内部配線(単芯ケ
ーブル使用)を示す配線図。
【図8】従来の太陽光発電システム(1グループ20枚
単位の結晶型太陽電池モジュール使用)を示すブロック
平面図。
【図9】従来の太陽電池モジュールの内部配線(単芯ケ
ーブル使用)を示す配線図。
【図10】従来の太陽光発電システム(1グループ7枚
単位の薄膜系太陽電池モジュール使用)を示すブロック
平面図。
【図11】(a)は本発明の実施形態に係る太陽電池モ
ジュールのモジュール同士の接続、端末処理を説明する
図(単芯ケーブル使用)、(b)は本発明の実施形態に
係る太陽電池モジュールのモジュール同士の接続、端末
処理を説明する図(正負2芯ケーブル使用した変形
例)。
【図12】従来の太陽電池モジュールのモジュール同士
の接続、端末処理を説明する図。
【符号の説明】
2,2A,2B,2C…太陽電池モジュール、 20…基板、 21…正極、 22…負極、 23,24,36…端子箱、 25,29,32,37,38,32b,29c,32
c…モジュール内配線、 26…逆流防止ダイオード、 39…結線部 27,28,30,31,33,28b,30b,31
b,33b…端子箱内配線、 3a〜3g,G1〜G6,G1〜G29…電池グルー
プ、 4,4a〜4g…延長ケーブル、 41,42…出力取り出しケーブル(延長ケーブル)、 5…接続部、 51…正極ケーブル、 52…負極ケーブル、 53,54,56a,56b,56A,57a,57
b,57A…コネクタ、 55…正負極2芯ケーブル、 56c,56d…ピン、 57c,57d…ソケット、 59…絶縁キャップ、 6…接続箱、 7,7a〜7n…繋ぎ込み部(結線部)、 8…パワーコンディショナ、 9…屋根面の有効利用が制限される部分、 10A,10B,10C…太陽光発電システム。
フロントページの続き (72)発明者 小川 和彦 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 Fターム(参考) 5F051 BA03 EA01 EA02 EA20 JA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の太陽電池モジュールを並列に接続
    して発電出力を集約する配線を含む太陽光発電システム
    に使用される太陽電池モジュールにおいて、並列接続の
    接続部を太陽電池のモジュール内部に設けたことを特徴
    とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】太陽電池モジュールの正極および負極の端
    子を太陽電池のモジュール内部にて2つに分岐させ、1
    つの太陽電池モジュールから正極2端子、負極2端子を
    取り出し、隣接して配置される太陽電池モジュールと互
    いに正極同士と負極同士を接続することにより、複数枚
    の太陽電池モジュールの並列接続を形成可能としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】1つの太陽電池モジュールから正極2端
    子、負極2端子を取り出すため、正負1対の出力取り出
    しケーブルを備えた端子箱を2つ具備することを特徴と
    する請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】2つの端子箱の少なくとも一方に逆流防止
    ダイオードを具備することを特徴とする請求項3に記載
    の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】端子箱から導き出される正負1対の出力取
    り出しケーブルが、互いに絶縁した状態で一体化された
    正負1対の2芯ケーブルであることを特徴とする請求項
    3に記載の太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】隣接して配置される太陽電池モジュールと
    の接続のため、端子箱から導き出される正負1対の出力
    取り出しケーブルの先端に取り付けられる正負1対のコ
    ネクタが、互いに絶縁した状態で一体化された正負1対
    の2芯コネクタであることを特徴とする請求項3に記載
    の太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】1つの太陽電池モジュールから正極2端
    子、負極2端子を取り出すため、正負2対の出力取り出
    しケーブルを備えた端子箱を1つ具備することを特徴と
    する請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  8. 【請求項8】端子箱に逆流防止ダイオードを具備するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  9. 【請求項9】端子箱から導き出される正負2対の出力取
    り出しケーブルが、互いに絶縁した状態で一体化された
    正負1対の2芯ケーブル2本で構成されることを特徴と
    する請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  10. 【請求項10】隣接して配置される太陽電池モジュール
    との接続のため、端子箱から導き出される2組の正負1
    対の出力取り出しケーブルの先端にそれぞれ取り付けら
    れる正負1対のコネクタが、互いに絶縁した状態で一体
    化された正負1対の2芯コネクタであることを特徴とす
    る請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  11. 【請求項11】請求項1〜10の少なくとも1に記載の
    太陽電池モジュールを複数枚並列に接続して発電出力を
    集約する配線を含むことを特徴とする太陽光発電システ
    ム。
  12. 【請求項12】太陽電池モジュールを複数枚並列に接続
    したグループを複数形成し、各グループ同士を並列およ
    び/または直列に接続することにより、各グループに属
    する太陽電池モジュールの発電出力を集約するととも
    に、所定の出力電圧および出力電流を得ることを特徴と
    する請求項11に記載の太陽光発電システム。
  13. 【請求項13】前記各グループ同士の並列接続および/
    または直列接続を接続箱内で行うことを特徴とする請求
    項12に記載の太陽光発電システム。
  14. 【請求項14】請求項1〜10の少なくとも1に記載の
    太陽電池モジュールにて、請求項11〜13の少なくと
    も1に記載の太陽光発電システムを構成する際の施工方
    法であって、前記各グループの一方端の正負1対の出力
    取り出しケーブルには延長ケーブルを接続して前記各グ
    ループ同士の並列接続および/または直列接続を行い、
    他方端の正負1対の出力取り出しケーブルには防水およ
    び/または絶縁の端末処理を行うことを特徴とする太陽
    光発電システムの施工方法。
  15. 【請求項15】太陽電池モジュール同士の接続のため、
    端子箱から導き出される出力取り出しケーブルの先端に
    取り付けられるコネクタが、正負の接続間違いを防止す
    るため、正極用と負極用の互換性がないことを特徴とす
    る請求項1〜10の少なくとも1に記載の太陽電池モジ
    ュール。
  16. 【請求項16】太陽電池モジュール同士の接続のため、
    端子箱から導き出される出力取り出しケーブルの先端に
    取り付けられるコネクタが、ピンをソケットに挿し込む
    方式により電気的な接続を行うものであって、正負の接
    続間違いを防止するため、正極用のピンおよびソケット
    と負極用のピンおよびソケットが互換性のないものであ
    ることを特徴とする請求項1〜10の少なくとも1に記
    載の太陽電池モジュール。
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