JP2002305318A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム

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JP2002305318A
JP2002305318A JP2001107147A JP2001107147A JP2002305318A JP 2002305318 A JP2002305318 A JP 2002305318A JP 2001107147 A JP2001107147 A JP 2001107147A JP 2001107147 A JP2001107147 A JP 2001107147A JP 2002305318 A JP2002305318 A JP 2002305318A
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solar cell
cables
trunk
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Ryuji Horioka
竜治 堀岡
Yasuhiro Yamauchi
康弘 山内
Kazuhiko Ogawa
和彦 小川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 面積の小さな屋根面にも施工可能とし、さら
にケーブルのボリュームを抑えて接続箱内での接続作業
を単純化し、作業工数を削減できる太陽光発電システム
を提供する。 【解決手段】 パワーコンディショナによる直流電力か
ら交流電力への変換を経て、各種の電気機器に電力を供
給する太陽光発電システムにおいて、各電池グループに
属する太陽電池モジュールが全て並列に接続される複数
対の幹線ケーブル4a〜4gと、発電出力を集約して所定の
パワーコンディショナ入力電圧を得るために、その入力
側に幹線ケーブル同士を直列に接続させる内部配線61〜
66を有し、その出力側に内部配線をパワーコンディショ
ナ8に接続させる正負一対の出力取り出し配線41,42を有
する集電箱6と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線工事を単純化で
きる太陽光発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光発電システムは住宅用を中
心に急速に普及しているが、未だ国による補助金に依存
した市場であり、なおかつ設備投資の回収には20〜3
0年を要する。従って、太陽光発電システムが本格的に
普及するためには、既存電源と競合できる経済性を達成
する必要がある。太陽光発電システムの主要構成機器は
太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナであ
り、太陽電池モジュールについては量産性に優れた薄膜
系太陽電池の市場投入によりコストダウンが期待でき、
架台については建材一体化により省略することが可能と
なり、パワーコンディショナについては大量生産により
コストダウンが期待される。このように機器については
コストダウンの努力が実を結びつつある。
【0003】一方、施工費用は据付工事と電気工事があ
り、据付工事については建材一体化により太陽電池モジ
ュールの据付工事が建材本体の据付工事に含まれること
になりコストダウンが可能になる。但し、電気工事につ
いてはこれまであまり検討がなされていない。特に住宅
用として有望な屋根材一体型の場合、複雑な屋根形状を
有効に活用するため小面積の太陽電池モジュールを隙間
なく敷きつめることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先ず、図8を参照し
て、有効発電面積が20cm×100cm、発電出力が
25W、電圧が10Vのシリコン結晶型太陽電池モジュ
ールを用いて3kW発電システムを構築する場合を例に
あげて説明する。3kW発電システム100は1枚25
Wの小面積太陽電池モジュール2Cを120枚用いる。
パワーコンディショナ8の入力電圧は200V程度に設
定されるので、120枚のモジュール2Cを6グループ
に等分し、各グループG1〜G6に属する20枚のモジ
ュール2Cをそれぞれ直列に接続することにより出力電
圧200Vを得るようにする。6つのグループG1〜G
6からの出力端末を接続箱6のなかの配線61,62に
それぞれ接続し、これらを一対の出力取り出しケーブル
41,42に集約して接続箱6から取り出す。さらに、
出力取り出しケーブル41,42の端末をパワーコンデ
ィショナ8の正負端子に接続し、各種の電気機器への給
電回路に接続する。
【0005】このような従来システム100では1グル
ープ20枚を単位とした施工を行う必要があるため、屋
根面1への太陽電池モジュール2Cの割り付け設計や配
線設計、およびその工事が複雑になるという問題を生じ
る。すなわち、結晶型太陽電池モジュール2Cの場合は
1グループを20枚単位で構成する必要があるので、図
8中に二点鎖線で示すように屋根面1の有効利用が制限
される部分9を生じたり、総面積の小さな屋根面には施
工できなかったりするという不都合を生じる。
【0006】図9は比較例の太陽光発電システムを示す
ブロック平面図である。この比較例の太陽電池発電シス
テム101は1枚当たりの動作電圧が100Vの小型高
電圧太陽電池モジュール2を用いて構築されるが、屋根
面1への施工枚数が偶数になる場合には図示の如く屋根
面1を100%有効に利用することができる。
【0007】次に、図10を参照して、有効発電面積が
20cm×100cm、発電出力が15W、電圧が30
Vのアモルファスシリコン薄膜系太陽電池モジュールを
用いて3kW発電システムを構築する場合を例にあげて
説明する。近時、小面積ながら1枚当たりの電圧が30
V程度の薄膜系太陽電池モジュールが開発され実用化さ
れているが、この電圧30Vのモジュールを用いて3k
W発電システム102を構築する場合はモジュールの必
要枚数は単純計算では200枚になる。但し、パワーコ
ンディショナ入力電圧を210Vとした場合は、各グル
ープの必要直列数は7となり、全モジュールを7つのグ
ループに分ける必要があるので、全モジュール枚数は2
00以上の7の最小倍数にあたる203枚となる。この
203枚を29グループに分け、1グループ7枚を直列
接続して出力電圧210Vを得るようにする。
【0008】図10に示す29の電池グループG1〜G
29からの出力端末を接続箱6のなかで並列に接続し、
これらを一対の出力取り出しケーブル41,42に集約
し、さらに出力取り出しケーブル41,42をパワーコ
ンディショナ8に接続する。このような従来の発電シス
テムでは正負29対からなる全58本の延長ケーブルを
屋根面1に敷設し、これらを屋根面上で1ヶ所にまとめ
て屋内に引き込み、各ケーブル端末を接続箱6内にて並
列接続することになる。このため引き込みケーブルのボ
リュームが大きくなり、また接続箱6のなかでの繋ぎ込
み部7が多数にのぼるので、その結線作業が非常に煩雑
になる。
【0009】本発明は前述の課題を解決するものであっ
て、具体的には、屋根面への太陽電池モジュールの割り
付け設計や配線設計、およびその工事が単純化され、屋
根面を有効に活用でき、面積の小さな屋根面にも施工可
能とし、さらにケーブルのボリュームを抑えて接続箱内
での接続作業を単純化し、作業工数を削減できる太陽光
発電システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に前述の課題を解決
するための手段を説明する。まず、複数の正負1対の幹
線ケーブルを用意する。各幹線ケーブルには適当な間隔
で枝線を分岐させておく。同数の太陽電池モジュールを
各枝線に接続し、各幹線ケーブルには同数の太陽電池モ
ジュールが並列に接続されるようにする。これにより実
質的に同じ電流、電圧を発生する複数の幹線ケーブルが
構成される。この複数の幹線ケーブルを接続箱にて直列
および並列に接続してパワーコンディショナ入力電圧を
得るとともに発電出力を集約し、パワーコンディショナ
に接続する。さらには本発明者らが先の特願2000−
293958号の出願明細書及び図面において開示した
高電圧太陽電池モジュールを用いることにより電池グル
ープの数の低減化をはかる。
【0011】本発明に係る太陽光発電システムは、太陽
電池モジュールの発電出力を幹線ケーブルにて集約し、
パワーコンディショナによる直流電力から交流電力への
変換を経て、各種の電気機器に電力を供給する太陽光発
電システムにおいて、複数の太陽電池モジュールからな
る複数の電池グループに対応して敷設され、それぞれに
各電池グループに属する太陽電池モジュールが全て並列
に接続される複数対の幹線ケーブルと、全ての電池グル
ープに属する太陽電池モジュールからの発電出力を集約
して所定のパワーコンディショナ入力電圧を得るため
に、その入力側に前記幹線ケーブル同士を直列に接続さ
せる内部配線を有し、その出力側に前記内部配線を前記
パワーコンディショナに接続させる正負一対の出力取り
出し配線を有する集電箱と、を具備することを特徴とす
る。
【0012】この場合に、対応する電池グループに属す
る全ての太陽電池モジュールを前記幹線ケーブルに並列
に接続するために、前記幹線ケーブルは所定の間隔ごと
に該幹線ケーブルから分岐する正負コネクタをもつ複数
対の枝線ケーブルを具備し、前記太陽電池モジュールは
前記枝線ケーブルに差し込み接続可能な正負コネクタを
もつ出力ケーブルを具備し、各太陽電池モジュールの施
工場所の近傍に必ず前記枝線ケーブルが配置されるよう
に、幹線ケーブルに取り付けられる複数対の枝線ケーブ
ルの数を、該幹線ケーブルに並列接続される太陽電池モ
ジュールの数より多くし、余った枝線ケーブルの開放端
には防水および絶縁の養生をするか、あるいは、対応す
る電池グループに属する全ての太陽電池モジュールを前
記幹線ケーブルに並列に接続するために、前記幹線ケー
ブルは所定の間隔ごとに該幹線ケーブルから分岐する複
数の正負一体分岐コネクタを具備し、前記太陽電池モジ
ュールは前記分岐コネクタに差し込み接続可能な正負一
体コネクタをもつ出力ケーブルを具備し、各太陽電池モ
ジュールの施工場所の近傍に必ず前記正負一体分岐コネ
クタが配置されるように、幹線ケーブルに取り付けられ
る正負一体分岐コネクタの数を、該幹線ケーブルに並列
接続される太陽電池モジュールの数より多くし、余った
正負一体分岐コネクタの開放端には防水および絶縁の養
生をする。
【0013】枝線ケーブルは、幹線ケーブルの製作上、
一定間隔にて取り付けられることが好ましいが、現場施
工では一定間隔でのモジュール接続施工が困難になる場
合もあるため、枝線ケーブルの長さおよび太陽電池モジ
ュール付属の出力ケーブル長さに余裕を持たせることに
より対応するか、または幹線ケーブルに取り付ける枝線
ケーブルの数を、幹線ケーブルに接続する太陽電池モジ
ュールの数より多くし、各太陽電池モジュールの施工場
所の近傍に必ず枝線ケーブルが存在するように幹線ケー
ブルから分岐させることが望ましい。
【0014】また、絶縁処理する開放端には防水性の絶
縁キャップを被せるようにしてもよいし、防水および絶
縁性の被覆を用いて養生処理するようにしてもよい。
【0015】図1に示すように、内部配線の数を複数と
し、これら複数の内部配線を集電箱の中で全て直列に接
続するようにしてもよいし、また図4に示すように、太
陽電池モジュールの数を偶数とし、内部配線の数を単数
としてもよいし、さらに図7に示すように、内部配線
は、幹線ケーブルのうちから一対ずつを直列に接続させ
る複数の直列接続配線と、これら複数の直列接続配線を
並列に接続する並列接続配線とを備えるようにしてもよ
い。
【0016】本発明によれば、集電箱内で幹線ケーブル
同士の直列接続を行うので、屋根面への太陽電池モジュ
ールの割り付け設計や配線設計、およびその工事が単純
化され、屋根面を有効に活用でき、面積の小さな屋根面
にも施工でき、なおかつケーブルのボリュームを抑え、
接続箱での接続作業を単純化でき、作業工数を大幅に削
減できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0018】(第1の実施形態)図1〜図3を参照しな
がら本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電システム
10Aとして、有効発電面積20cm×100cm、発
電出力15W、動作電圧30Vの小面積屋根材一体型太
陽電池モジュールを用いた3kW発電システムの例につ
いて説明する。
【0019】上記の発電能力をもつ太陽電池モジュール
2を住宅の屋根面1Aに用いた場合に、3kW発電シス
テム10Aの構築に必要とされるモジュール枚数は単純
計算で200枚となる。ただし、パワーコンディショナ
入力電圧210Vとして必要直列数(1つの電池グルー
プに属するモジュール数)は7になる。このため、全モ
ジュール枚数は200以上の7の最小倍数にあたる20
3枚に設定する。
【0020】図1に示すように、施工する屋根面1Aの
上に正負7対の幹線ケーブル4a〜4gが適当な間隔
に、例えば屋根面1Aの軒下から天頂までの間にほぼ平
行にかつ屋根幅いっぱいに往復して敷設されている。モ
ジュール2は7つの電池グループ3a〜3gに分けら
れ、各モジュール2は接続部5Aを介して各幹線ケーブ
ル4a〜4gにそれぞれ接続されている。各幹線ケーブ
ル4a〜4gからは正負29対の枝線ケーブル43,4
4が適当な間隔(ほぼ等間隔)をおいてそれぞれ分岐し
ている。
【0021】図2に示すように、接続部5Aにおいて
は、枝線ケーブル43,44の先端には正負のコネクタ
53,54がそれぞれ取り付けられ、モジュール側の付
属ケーブル21,22の先端にも正負のコネクタ23,
24がそれぞれ取り付けられている。モジュール側正極
コネクタ23のピンは幹線ケーブル側正極コネクタ53
のソケットに差し込み接続可能になっている。同様に幹
線ケーブル側負極コネクタ54のピンはモジュール側負
極コネクタ24のソケットに差し込み接続可能になって
いる。モジュール側コネクタ23,24を幹線ケーブル
側コネクタ53,54にそれぞれ差し込むことにより接
続部5Aが形成される。
【0022】次に、上記の太陽光発電システム10Aを
屋根面上に構築するための配線施工について説明する。
【0023】各系統の幹線ケーブル4a〜4gに沿って
203枚の太陽電池モジュール2を屋根面1Aの上に順
次取り付けながら、各モジュール付属ケーブル21,2
2側のコネクタ23,24を対応する近傍の枝線ケーブ
ル側のコネクタ53,54に順次差し込み接続する。全
203枚のモジュール2の接続が完了すると、正負一対
の幹線ケーブル当たり29枚のモジュール2が全て並列
に接続され、正負一対の各幹線ケーブル4a〜4g間に
モジュール電圧と同じ30Vがそれぞれ発生する。な
お、図3に示すように、余った枝線ケーブル43,44
の先端と各幹線ケーブルの終端とには防水性の絶縁キャ
ップ57をそれぞれ被せて養生する。
【0024】次いで、これら7対の幹線ケーブル4a〜
4gを屋根面1Aから屋内の接続箱6Aに引き込んで集
約し、接続箱内の各端子7a〜7lに各幹線ケーブル4
a〜4gの端末をそれぞれ繋ぎ込む。これら接続箱内端
子7a〜7lのうち第1組の端子7a,7bは内部配線
61を介して幹線ケーブル4aの負極および幹線ケーブ
ル4bの正極にそれぞれ接続され、第2組の端子7c,
7dは内部配線62を介して幹線ケーブル4bの負極お
よび幹線ケーブル4cの正極にそれぞれ接続され、第3
組の端子7e,7fは内部配線63を介して幹線ケーブ
ル4cの負極および幹線ケーブル4dの正極にそれぞれ
接続され、第4組の端子7g,7hは内部配線64を介
して幹線ケーブル4dの負極および幹線ケーブル4eの
正極にそれぞれ接続され、第5組の端子7i,7jは内
部配線65を介して幹線ケーブル4eの負極および幹線
ケーブル4fの正極にそれぞれ接続され、第6組の端子
7k,7lは内部配線66を介して幹線ケーブル4fの
負極および幹線ケーブル4gの正極にそれぞれ接続され
ている。なお、第1番目の幹線ケーブル4aの正極はパ
ワーコンディショナ8からの出力取り出しケーブル41
の延長部分に結線され、第7番目の幹線ケーブル4gの
負極はパワーコンディショナ8の出力取り出しケーブル
42の延長部分に結線されている。
【0025】このようにして7対の幹線ケーブル4a〜
4gを全て直列に接続し、全モジュールからの発電出力
を接続箱6Aに集約するようになっている。さらに接続
箱6Aは出力取り出しケーブル41,42を介してパワ
ーコンディショナ8の入力側に接続され、モジュールで
発電された出力電圧210V(発電出力3kW)がケー
ブル41,42を介してパワーコンディショナ8に送ら
れるようになっている。さらにパワーコンディショナ8
の出力側は家庭用交流系統や商用交流系統に連携されて
いる。
【0026】本実施形態の発電システム10Aによれ
ば、従来の結晶型発電システム100(図8)では1グ
ループ20枚での屋根面への割り付けが必要であったの
に対して、全モジュール枚数を7の倍数とするだけの設
計配慮を行うだけでよくなり、設計および施工が簡素化
される。
【0027】また、本実施形態の発電システム10Aに
よれば、7グループで正負7対(全部で14本)の幹線
ケーブル4a〜4gを敷設するだけでよく、接続箱6A
での接続作業も正負7対の直列接続になり、設計および
施工がそれぞれ大幅に簡素化される。これに対して従来
の薄膜系発電システム102(図10)においては、1
グループ7枚の直列接続を29グループ形成し、その2
9グループから導かれる正負29対(全部で58本)の
ケーブルを屋根面に敷設し、これらすべてのケーブルを
1ヶ所にまとめて屋内に導き入れ、接続箱内で並列接続
するため、ケーブルのボリュームが大きくなり、接続箱
での繋ぎ込み作業が煩雑であった。
【0028】また、上記実施形態の発電システムでは太
陽電池モジュールが並列接続される部分を含むので、太
陽電池モジュールに付属の端子箱内等に逆流防止ダイオ
ードを組み込むことが好ましい。
【0029】また、枝線ケーブルは、幹線ケーブルの製
作上、一定間隔にて取り付けられることが好ましいが、
現場施工では一定間隔でのモジュール接続施工が困難に
なる場合もあるため、枝線ケーブルの長さおよび太陽電
池モジュール付属のケーブル長さに余裕を持たせること
により対応するか、または幹線ケーブルに取り付ける枝
線ケーブルの数を、幹線ケーブルに接続する太陽電池モ
ジュールの数より多くし、各太陽電池モジュールの施工
場所の近傍に必ず枝線ケーブルが存在するように幹線ケ
ーブルから分岐させることが望ましい。
【0030】(第2の実施形態)図4〜図6を参照しな
がら本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電システム
10Bとして、有効発電面積20cm×100cm、発
電出力15W、動作電圧100Vの小面積屋根材一体型
太陽電池モジュールを用いた3kW発電システムの例に
ついて説明する。
【0031】本実施形態の太陽光発電システム10Bに
は、本発明者らが先に特願2000−293958号の
出願明細書及び図面において開示した小面積・高電圧モ
ジュールを用いる。このような小面積・高電圧モジュー
ル2を住宅の屋根面1Bに用いた場合に、3kW発電シ
ステム10Bの構築に必要とされるモジュール枚数は単
純計算で200枚となる。パワーコンディショナ入力電
圧を200Vとした場合に、モジュール動作電圧が10
0Vであるので、必要直列数は2となる。従って、全モ
ジュールを偶数(=2,4,6,8……2n)のグルー
プに分ければよいが、本実施形態では最小数の2つのグ
ループに分割した。
【0032】図4に示すように、施工する屋根面1Bの
上に正負2対の幹線ケーブル4a,4bが適当な間隔
に、例えば屋根面1Bの軒下から天頂までの間にほぼ平
行にかつ屋根幅いっぱいに往復して敷設されている。モ
ジュール2は2つの電池グループ3a,3bに分けら
れ、各モジュール2は接続部5Bを介して各幹線ケーブ
ル4a,4bにそれぞれ接続されている。各幹線ケーブ
ル4a,4bには100個の2芯コネクタ55,56が
ほぼ等ピッチ間隔の適所にそれぞれ取り付けられてい
る。
【0033】図5に示すように、接続部5Bにおいて一
方側の幹線ケーブル4a,4bの端末に正負1対を一体
化した2芯の分岐コネクタ55が取り付けられ、他方側
の幹線ケーブル4a,4bの端末にソケット型2芯コネ
クタ56が取り付けられている。また、モジュール付属
ケーブル21,22の先端にも正負1対を一体化した2
芯コネクタ25が取り付けられている。幹線ケーブル相
互間においては分岐コネクタ55の2芯ピンをコネクタ
56の2芯ソケットに差し込むことにより幹線ケーブル
4a,4b同士が接続されるようになっている。また、
モジュール/幹線ケーブル間においてはモジュール側コ
ネクタ25の正極ピンを分岐コネクタ55の分岐ソケッ
トに差し込むとともに、モジュール側コネクタ25の負
極ソケットを分岐コネクタ55の分岐ピンに差し込むこ
とにより、モジュール2の正負の接続端子が幹線ケーブ
ル4a,4bに並列接続されるようになっている。
【0034】次に、本実施形態の太陽光発電システム1
0Bを屋根面上に構築するための配線施工について説明
する。
【0035】2系統の幹線ケーブル4a,4bに沿って
200枚の太陽電池モジュール2を屋根面1Bの上にそ
れぞれ順次取り付けながら、各モジュール付属ケーブル
側のコネクタ25を対応する近傍の幹線ケーブル側の分
岐コネクタ55に順次差し込み接続する。全200枚の
モジュール2の接続が完了すると、正負一対の幹線ケー
ブル当たり100枚のモジュール2が全て並列に接続さ
れ、正負一対の各幹線ケーブル4a,4b間にモジュー
ル電圧と同じ100Vがそれぞれ発生する。なお、図6
に示すように、余った分岐コネクタ55の分岐部には防
水性の絶縁キャップ58を被せて養生する。また、幹線
ケーブルの終端に取り付けられる分岐コネクタ55の延
長接続部には他の防水性の絶縁キャップ59を被せて養
生する。
【0036】次いで、これら2対の幹線ケーブル4a,
4bを屋根面1Bから屋内の接続箱6Bに引き込んで集
約し、接続箱内の端子7aに幹線ケーブル4aの負極を
繋ぎ込み、もう一方の端子7bには幹線ケーブル4bの
正極を繋ぎ込む。なお、第1の幹線ケーブル4aの正極
はパワーコンディショナ8からの出力取り出しケーブル
41の延長部分に結線され、第2の幹線ケーブル4bの
負極はパワーコンディショナ8の出力取り出しケーブル
42の延長部分に結線されている。これにより100枚
のモジュール2が並列接続された2系統の電池グループ
3a,3bがそれぞれ形成される。
【0037】このようにして2対の幹線ケーブル4a,
4bを直列に接続し、全モジュールからの発電出力を接
続箱6Bに集約するようになっている。さらに接続箱6
Bは出力取り出しケーブル41,42を介してパワーコ
ンディショナ8の入力側に接続され、モジュールで発電
された出力電圧200V(発電出力3kW)がケーブル
41,42を介してパワーコンディショナ8に送られる
ようになっている。
【0038】本実施形態によれば、上記の第1実施形態
では全モジュール枚数を7の倍数とする必要があった
が、全モジュール枚数は偶数であればよく、さらに設計
および施工がそれぞれ大幅に簡素化される。すなわち、
上記の第1実施形態では7グループで正負7対(全部で
14本)のケーブルを敷設し、接続箱内で正負7対の直
列接続を行う必要があったが、本実施形態によれば2グ
ループで正負2対(全部で4本)のケーブルを敷設し、
接続箱内で正負2対の直列接続を行うだけでよい。
【0039】なお、本実施形態においても太陽電池モジ
ュールが並列接続される部分を含むので、太陽電池モジ
ュールに付属の端子箱内等に逆流防止ダイオードを組み
込むことが好ましい。
【0040】また、本実施形態の発電システムには太陽
電池モジュール同士の直列接続が含まれないので、幹線
ケーブルから分岐するコネクタと太陽電池モジュールの
出力端子との接続には正負1対を一体化した2芯コネク
タを用いることができ、接続工数を正負2回から正負1
対1回に削減できる。
【0041】なお、幹線ケーブルに分岐して取り付けら
れる枝線ケーブルについては、幹線ケーブルの製作上、
一定間隔にて取り付けられることが好ましいが、現場施
工では一定間隔での太陽電池モジュール施工が困難にな
る場合もあるため、枝線ケーブルの長さおよび太陽電池
モジュール付属のケーブル長さに余裕を持たせることに
より対応するか、幹線ケーブルに取り付ける枝線ケーブ
ルの数を、幹線ケーブルに接続する太陽電池モジュール
の数より多くし、各太陽電池モジュールの施工場所の付
近に必ず枝線ケーブルが配置されるようにする。このと
き、余った枝線ケーブルの先端には防水性の絶縁キャッ
プを被せる等して養生する。
【0042】(第3の実施形態)図7を参照しながら本
発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システム10C
として、有効発電面積20cm×100cm、発電出力
15W、動作電圧100Vの小面積屋根材一体型太陽電
池モジュールを用いた3kW発電システムの例について
説明する。
【0043】本実施形態の太陽光発電システム10Cに
おいても、本発明者らが先に特願2000−29395
8号の出願明細書及び図面において開示した小面積・高
電圧モジュールを用いる。このような小面積・高電圧モ
ジュール2を住宅の屋根面1Bに用いた場合に、3kW
発電システム10Bの構築に必要とされるモジュール枚
数は単純計算で200枚となる。パワーコンディショナ
入力電圧を200Vとした場合に、モジュール動作電圧
が100Vであるので、必要直列数は2となる。従っ
て、全モジュールを偶数(=2,4,6,8……2n)
のグループに分ければよいが、本実施形態では4つの電
池グループ3a〜3dに分割した。
【0044】図7に示すように、一方の屋根面1aの上
には正負2対の幹線ケーブル4a,4bが適当な間隔に
屋根幅いっぱいに往復して敷設され、他方の屋根面1b
の上にも同様に正負2対の幹線ケーブル4a,4bが適
当な間隔に屋根幅いっぱいに往復して敷設されている。
モジュール2は4つの電池グループ3a,3b,3c,
3dに分けられ、各モジュール2は接続部5Aを介して
各幹線ケーブル4a,4b,4c,4dにそれぞれ接続
されている。各幹線ケーブル4a,4b,4c,4dか
らは正負50対の枝線ケーブル43,44が適当な間隔
(ほぼ等間隔)をおいてそれぞれ分岐している。なお、
幹線ケーブル及びモジュールの接続部5Aには上記第1
実施形態と同じ図2に示すコネクタ23,24,53,
54がそれぞれ取り付けられている。
【0045】次に、本実施形態の太陽光発電システム1
0Cを2つの屋根面1a,1b上に構築するための配線
施工について説明する。
【0046】正負50対の枝線ケーブルが適当な間隔で
分岐された、正負1対の幹線ケーブルを4対用意し、そ
のうちの2系統の幹線ケーブル4a,4bに沿って10
0枚の太陽電池モジュール2を一方の屋根面1aの上に
順次取り付けながら、各モジュール付属ケーブル21,
22側のコネクタ23,24を対応する近傍の枝線ケー
ブル側のコネクタ53,54に順次差し込み接続すると
ともに、他の2系統の幹線ケーブル4c,4dに沿って
100枚の太陽電池モジュール2を他方の屋根面1bの
上に順次取り付けながら、各モジュール付属ケーブル2
1,22側のコネクタ23,24を対応する近傍の枝線
ケーブル側のコネクタ53,54に順次差し込み接続す
る。
【0047】全200枚のモジュール2の接続が完了す
ると、正負一対の幹線ケーブル当たり50枚のモジュー
ル2が全て並列に接続され、正負一対の各幹線ケーブル
4a〜4d間にモジュール電圧と同じ100Vがそれぞ
れ発生する。なお、図3に示すように、余った枝線ケー
ブル43,44の先端と各幹線ケーブルの終端とには防
水性の絶縁キャップ57をそれぞれ被せて養生する。
【0048】次いで、これら4対の幹線ケーブル4a〜
4dを屋根面1a,1bからそれぞれ屋内の接続箱6C
に引き込んで集約し、接続箱内の各端子7a〜7fに各
幹線ケーブル4a〜4dの端末をそれぞれ繋ぎ込む。す
なわち、4対の幹線ケーブル4a,4b,4c,4dを
接続箱6Cに導入し、まず幹線ケーブルを一対ずつ直列
に接続した回路を2組つくり、さらにその2組の直列回
路を並列に接続する。この場合に、第1の幹線ケーブル
4aと第2の幹線ケーブル4bとを接続箱内配線62に
直列に接続して第1組直列回路(4a−4b)を形成
し、また第3の幹線ケーブル4cと第4の幹線ケーブル
4dとを接続箱内配線63に直列に接続して第2組直列
回路(4c−4d)を形成し、さらにこれら第1組直列
回路(4a−4b)と第2組直列回路(4c−4d)と
を正負一対の接続箱内配線61,64に並列に接続す
る。これらの接続箱内配線61,64は出力取り出しケ
ーブル41,42にそれぞれ連続導通し、パワーコンデ
ィショナ8の入力側端子にそれぞれ繋ぎ込まれる。
【0049】このようにして全モジュールの発電出力を
集約するとともに出力電圧200Vを得てパワーコンデ
ィショナに接続する。このとき、まず2対の幹線ケーブ
ルを並列に接続した回路を2組つくり、さらにその2組
の回路を直列に接続しても良い。これにより第2の実施
形態では1つの幹線ケーブルに接続されるモジュールが
100枚であったが、本実施形態によれば50枚にな
り、1グループの施工面積が小さくなるため、屋根形状
が複雑で1つの屋根面が小さな場合にも施工が可能とな
る。
【0050】なお、本実施形態においても太陽電池モジ
ュールが並列接続される部分を含むので、太陽電池モジ
ュールに付属の端子箱内等に逆流防止ダイオードを組み
込むことが好ましい。また、太陽光発電システムには太
陽電池モジュール同士の直列接続が含まれないので、幹
線ケーブルの枝線と太陽電池モジュールの出力端子との
接続には正負1対を一体化した2芯コネクタを用いるこ
とが可能となり、接続工数を正負2回から正負1対1回
に削減できる。なお、幹線ケーブルに分岐して取り付け
られる枝線ケーブルについては、幹線ケーブルの製作
上、一定間隔にて取り付けられることが好ましいが、現
場施工では一定間隔での太陽電池モジュール施工が困難
になる場合もあるため、枝線ケーブルの長さおよび太陽
電池モジュール付属のケーブル長さに余裕を持たせるこ
とにより対応するか、幹線ケーブルに取り付ける枝線ケ
ーブルの数を、幹線ケーブルに接続する太陽電池モジュ
ールの数より多くし、各太陽電池モジュールの施工場所
の付近に必ず枝線ケーブルが配置されるようにする。こ
のとき、余った枝線ケーブルの先端には防水性の絶縁キ
ャップを被せる等して養生する。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、屋根面への太陽電池モ
ジュールの割り付け設計や配線設計、およびその工事が
単純化され、屋根面を有効に活用でき、面積の小さな屋
根面にも施工でき、なおかつケーブルのボリュームを抑
え、接続箱での接続作業を単純化でき、作業工数を大幅
に削減できる。
【0052】また、本発明によればモジュールの並列接
続数に拘わりなく接続箱の入力側端子数が膨大な数に増
加しなくなるので、接続箱(集電箱)を従来よりも小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電シス
テムを模式的に示すブロック平面図。
【図2】幹線ケーブルから分岐した枝線ケーブルとモジ
ュール付属ケーブルとの接続部を拡大して示す分解模式
図。
【図3】余った枝線ケーブルの端末の絶縁養生部を示す
図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電シス
テムを模式的に示すブロック平面図。
【図5】幹線ケーブル側の分岐コネクタとモジュール付
属ケーブルとの接続部を拡大して示す分解模式図。
【図6】余った分岐コネクタの端末の絶縁養生部を示す
分解模式図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電シス
テムを模式的に示すブロック平面図。
【図8】従来の結晶型モジュールを用いた太陽光発電シ
ステムの概要を示すブロック平面図。
【図9】比較例の太陽光発電システムの概要を示すブロ
ック平面図。
【図10】従来の薄膜系モジュールを用いた太陽光発電
システムの概要を示すブロック平面図。
【符号の説明】 1,1A,1B,1a,1b…屋根面、 2,2C…太陽電池モジュール、 21,22…モジュール付属ケーブル(出力ケーブ
ル)、 23,24,25…モジュール側コネクタ、 3a〜3g,G1〜G29…電池グループ、 4,4a〜4g…幹線ケーブル、 41,42…出力取り出しケーブル(延長ケーブル)、 43,44…枝線ケーブル、 5,5A,5B…差込接続部、 53,54,55,56…幹線ケーブル側コネクタ、 57,58,59…絶縁キャップ、 6…接続箱(集電箱)、 61〜66…接続箱内配線(内部配線)、 7,7a〜7l…繋ぎ込み部(結線部)、 8…パワーコンディショナ、 9…屋根面の有効利用が制限される部分、 10A,10B,10C…太陽光発電システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 和彦 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 Fターム(参考) 2E108 KK01 5F051 AA01 BA03 BA18 EA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池モジュールの発電出力を幹線ケ
    ーブルにて集約し、パワーコンディショナによる直流電
    力から交流電力への変換を経て、各種の電気機器に電力
    を供給する太陽光発電システムにおいて、 複数の太陽電池モジュールからなる複数の電池グループ
    に対応して敷設され、それぞれに各電池グループに属す
    る太陽電池モジュールが全て並列に接続される複数対の
    幹線ケーブルと、 全ての電池グループに属する太陽電池モジュールからの
    発電出力を集約して所定のパワーコンディショナ入力電
    圧を得るために、その入力側に前記幹線ケーブル同士を
    直列に接続させる内部配線を有し、その出力側に前記内
    部配線を前記パワーコンディショナに接続させる正負一
    対の出力取り出し配線を有する集電箱と、を具備するこ
    とを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 【請求項2】 対応する電池グループに属する全ての太
    陽電池モジュールを前記幹線ケーブルに並列に接続する
    ために、前記幹線ケーブルは所定の間隔ごとに該幹線ケ
    ーブルから分岐する正負コネクタをもつ複数対の枝線ケ
    ーブルを具備し、前記太陽電池モジュールは前記枝線ケ
    ーブルに差し込み接続可能な正負コネクタをもつ出力ケ
    ーブルを具備し、 各太陽電池モジュールの施工場所の近傍に必ず前記枝線
    ケーブルが配置されるように、幹線ケーブルに取り付け
    られる複数対の枝線ケーブルの数を、該幹線ケーブルに
    並列接続される太陽電池モジュールの数より多くし、余
    った枝線ケーブルの開放端には防水および絶縁の養生を
    することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 対応する電池グループに属する全ての太
    陽電池モジュールを前記幹線ケーブルに並列に接続する
    ために、前記幹線ケーブルは所定の間隔ごとに該幹線ケ
    ーブルから分岐する複数の正負一体分岐コネクタを具備
    し、前記太陽電池モジュールは前記分岐コネクタに差し
    込み接続可能な正負一体コネクタをもつ出力ケーブルを
    具備し、 各太陽電池モジュールの施工場所の近傍に必ず前記正負
    一体分岐コネクタが配置されるように、幹線ケーブルに
    取り付けられる正負一体分岐コネクタの数を、該幹線ケ
    ーブルに並列接続される太陽電池モジュールの数より多
    くし、余った正負一体分岐コネクタの開放端には防水お
    よび絶縁の養生をすることを特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  4. 【請求項4】 前記内部配線の数は複数であり、これら
    複数の内部配線が前記集電箱の中で全て直列に接続され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか
    1記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記太陽電池モジュールの数は偶数であ
    り、前記内部配線の数は単数であることを特徴とする請
    求項1乃至3のうちいずれか1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記内部配線は、前記幹線ケーブルのう
    ちから一対ずつを直列に接続させる複数の直列接続配線
    と、これら複数の直列接続配線を並列に接続する並列接
    続配線と、を具備することを特徴とする請求項1乃至3
    のうちいずれか1記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記絶縁処理する開放端に防水性の絶縁
    キャップを被せることを特徴とする請求項2又は3のう
    ちのいずれか一方に記載のシステム。
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