JP2002288598A - 非接触id装置 - Google Patents

非接触id装置

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JP2002288598A
JP2002288598A JP2001085204A JP2001085204A JP2002288598A JP 2002288598 A JP2002288598 A JP 2002288598A JP 2001085204 A JP2001085204 A JP 2001085204A JP 2001085204 A JP2001085204 A JP 2001085204A JP 2002288598 A JP2002288598 A JP 2002288598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ
容量の設定を複数のタグのメモリ容量の合計の範囲内で
増減することにより、自由度があり、拡張性にも優れた
利便性の高い非接触ID装置を提供する。 【解決手段】 複数のタグ(T1〜T6)3と、複数のタ
グ(T1〜T6)3と非接触でデータの読出しおよび書込
みを行なう読出し/書込み装置(リーダ/ライタ)2か
ら構成し、タグ(T1〜T6)3のメモリ内に設けたシス
テムエリアに設定されたデータ、例えば、タグのオフセ
ット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番号、タグの
ID番号テーブルに基づいてタグT1〜T6を特定し、タ
グT1〜T6のメモリ領域を配列し、タグT1〜T6のメモ
リ領域を併せることにより、独立したタグT1〜T6のメ
モリ容量を合計した1個のタグとしてデータ処理を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数のタグと、複
数のタグに対して非接触でデータの読出し/書込みを実
行する読出し/書込み装置とからなる非接触ID装置に
係り、特に複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグ
として扱う非接触ID装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タグ(記憶媒体)を組立ラインの部品や
製品、スキー場のリフト利用券または定期券等の表面や
内部に搭載し、組立ライン、リフト乗り場または改札機
にリーダ/ライタを配置することにより、非接触(電磁
誘導や無線電波)でタグ内に記録されたデータを読み出
したり、データを書き込んだりしてデータ管理を効率的
に実行する非接触ID装置が知られている。
【0003】図14に従来のタグ(記憶媒体)のブロッ
ク構成図を示す。(a)図にメモリ容量の小さいタグ、
(b)図にメモリ容量の比較的大きなタグを示す。
(a)図において、タグ50は、図示しないリーダ/ラ
イタとの間で、電磁誘導によりデータの送信または受信
を行なうコイル51と、変復調部53、制御ロジック5
4、メモリ55を備えたワンチップIC52とから構成
される。なお、メモリ55は、メモリ容量が256バイ
トのEEPROMが用いられている例を示す。
【0004】このように構成されたタグ50は、図示し
ないリーダ/ライタから電磁誘導で供給される電源(交
流信号を整流・平滑)で駆動され、同時に供給されるコ
マンド(要求信号)が受信され、制御ロジック54を介
してコマンド(要求信号)に対応したデータがメモリ5
5から読み出され、変復調部53で変調が施された後、
コイル53からデータが電磁誘導でリーダ/ライタに送
信される。
【0005】一方、図示しないリーダ/ライタから電磁
誘導でデータが供給されると、変復調部53で復調が施
され、制御ロジック54を介してデータがメモリ55に
書き込まれる。
【0006】(b)図に示すタグ56は、メモリ58の
メモリ容量が1キロバイトのEEPROMが用いられて
いる点を除き、(a)図に示すタグ50と同じ構成およ
び作用を有する。
【0007】このように、従来のタグ(記憶媒体)は、
リーダ/ライタと電磁誘導でデータの交信を行なうの
で、バッテリを必要とせず、小型で、かつ軽量に構成さ
れるので、リーダ/ライタと組み合わせて非接触ID装
置が実現されている。なお、コイルを用いた電磁誘導を
利用する代わりに、アンテナを用いた非接触ID装置も
実用化されている。
【0008】図15に従来の非接触ID装置の構成図を
示す。図15において、非接触ID装置60は、対象物
70に配置したタグ61A、タグ61Bと、タグ61
A、タグ61Bのそれぞれに対向して配置されたリーダ
/ライタ62A、リーダ/ライタ62Bとから構成さ
れ、リーダ/ライタ62Aとタグ61A間およびリーダ
/ライタ62Bとタグ61B間で電磁誘導によるデータ
の交信を実行する。リーダ/ライタ62Aでタグ61A
内に記録されたデータを読み出したり、データを書き込
んだりしてデータ管理を実行するとともに、リーダ/ラ
イタ62Bでも同様にタグ61B内に記録されたデータ
を読み出したり、データを書き込んだりしてデータ管理
を実行する。
【0009】図16に従来の非接触ID装置の別構成図
を示す。図16において、非接触ID装置63は、対象
物70に配置したタグ64A、タグ64Bと、リーダ/
ライタ65とから構成され、リーダ/ライタ65でタグ
64Aおよびタグ64Bに記録されたデータを読み出し
たり、データを書き込んだりしてデータ管理を実行す
る。
【0010】図16に示す方法は、例えば本出願人が特
開平10−224279号公報に開示したように、リー
ダ/ライタからのコマンドに対し、コマンド中のID番
号識別データと複数のタグがそれぞれのメモリ内に記憶
している自己のID番号とが一致した時のみ、タグ側が
レスポンスを返信するようにしているので、リーダ/ラ
イタがそれぞれのタグのID番号を読み出すことがで
き、複数のタグの中から必要とされるタグを特定できる
ように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の非接触ID装置
は、図14に示すように、タグがメモリを含めてワンチ
ップIC化されているケースが多く、メモリ容量が固定
されるため、顧客からメモリ容量増加の要望があって
も、簡単に対応できない課題がある。
【0012】このため、顧客は、必要な情報量に最適な
メモリ容量のタグがない場合には、必要な情報量よりも
メモリ容量の大きいタグを選択するか、図15または図
16に示すような複数のタグを選択せざるを得ない。な
お、メモリの価格は、大量に使用されているものが最も
安く、これと異なるメモリでは価格が大幅にアップする
ことが一般的である。
【0013】また、従来の非接触ID装置は、顧客が装
置を導入した時点には最適なメモリ容量を選択しても、
タグの情報量を増やしてシステムの拡張を図るような場
合には、同種の装置に互換性のあるメモリ容量の大きな
タグの品揃えがないと、別の装置に変更しなければなら
ず、顧客の要望に対応するための仕様変更や設計変更が
伴う場合には、装置のコストアップを招く虞がある。
【0014】さらに、従来の非接触ID装置は、タグの
メモリ内の情報によっては書換え頻度の高いものがあ
り、書換えの寿命(回数)があるメモリ(例えば、EE
PROM)を使用したタグでは、書換え頻度の高い一部
のメモリ領域が書換え寿命に達した時点でタグを交換し
なければならず、メモリ容量の大きなタグを使用してい
る場合には、経済的に無駄を発生する課題がある。
【0015】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、その目的は複数のタグをリーダライ
タ側から見て見かけ上1個のタグとして扱い、メモリ容
量の設定を複数のタグのメモリ容量の合計の範囲内で増
減することにより、自由度があり、拡張性にも優れた利
便性の高い非接触ID装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る非接触ID装置は、複数のタグと、複数
のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう
読出し/書込み装置とからなり、複数のタグは、データ
記憶手段を備え、データ記憶手段のメモリ領域に、複数
のタグを1個のタグに集約するためのデータを設定する
システムエリアを設けたことを特徴とする。
【0017】この発明に係る非接触ID装置のタグは、
データ記憶手段のメモリ領域に、複数のタグを1個のタ
グに集約するためのデータを設定するシステムエリアを
設けたので、それぞれのタグのデータを組み合わせて複
数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ容量を拡張す
ることができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利
便性の向上を図ることができる。
【0018】また、この発明に係る非接触ID装置は、
複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みお
よび読出しを行なう読出し/書込み装置とからなり、複
数のタグは、データ記憶手段を備え、データ記憶手段の
メモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセット値およ
びメモリ容量値を設定するシステムエリアを設けたこと
を特徴とする。
【0019】さらに、この発明に係る読出し/書込み装
置は、データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固
有のオフセット値およびメモリ容量値に基づいて複数の
タグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを
特徴とする。
【0020】この発明に係る非接触ID装置は、データ
記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセ
ット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを
設けた複数のタグを備えるとともに、タグ固有のオフセ
ット値およびメモリ容量値に基づいて複数のタグをメモ
リ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装
置を備えたので、読出し/書込み装置からオフセット値
とメモリ容量値を合計したメモリ領域の指定アドレスを
含むコマンドを各タグに送信することにより、複数のタ
グを各タグのメモリ容量値を合計したメモリ容量値を持
つ1個のタグとして処理することができ、装置の自由度
を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができ
る。
【0021】また、この発明に係る非接触ID装置は、
複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みお
よび読出しを行なう読出し/書込み装置とからなり、複
数のタグは、データ記憶手段を備え、データ記憶手段の
メモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番号および全
てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定
するシステムエリアを設けたことを特徴とする。
【0022】さらに、この発明に係る読出し/書込み装
置は、データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固
有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したI
D番号テーブルに基づいて複数のタグをメモリ容量の大
きな1個のタグとして扱うことを特徴とする。
【0023】この発明に係る非接触ID装置は、データ
記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番
号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テー
ブルを設定するシステムエリアを設けた複数のタグを備
えるとともに、データ記憶手段のメモリ領域に設定され
たタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対
応したID番号テーブルに基づいて複数のタグをメモリ
容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置
を備えたので、読出し/書込み装置から固有番号および
全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルのコ
マンドを各タグに送信することにより、複数のタグを固
有番号とID番号テーブルにより配列し、各タグのメモ
リ容量を合計して1個のタグとして処理することがで
き、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上
を図ることができる。
【0024】また、この発明に係る非接触ID装置は、
複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みお
よび読出しを行なう読出し/書込み装置とからなり、複
数のタグは、データ記憶手段を備え、特定のタグのメモ
リ領域に、特定タグの固有番号および全てのタグの固有
番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエ
リアを設けるとともに、残り全てのタグのメモリ領域
に、固有番号を設定するシステムエリアを設けたことを
特徴とする。
【0025】さらに、この発明に係る読出し/書込み装
置は、データ記憶手段のメモリ領域に設定された特定の
タグの固有番号および全てのタグの固有番号に対応した
ID番号テーブルと、残り全てのタグの固有番号と、に
基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグと
して扱うことを特徴とする。
【0026】この発明に係る非接触ID装置は、メモリ
領域に、固有番号および全てのタグの固有番号に対応し
たID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた
特定のタグ(マスタタグ)を備えるとともに、特定のタ
グの固有番号のコマンドで特定のタグを特定し、特定の
タグが有する全てのタグの固有番号に対応したID番号
テーブルにより、特定のタグを含む全てのタグを配列
し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタグとし
て処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性な
らびに利便性の向上を図ることができる。
【0027】また、この発明に係る読出し/書込み装置
は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成
するID番号テーブル作成手段を備えたことを特徴とす
る。
【0028】この発明に係る読出し/書込み装置は、タ
グの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するI
D番号テーブル作成手段を備えたので、タグにID番号
を設定することができ、必要とされるメモリ容量に対応
した複数のタグにID番号を付与することにより、複数
のタグを1個のタグとして処理することができる。
【0029】さらに、この発明に係る読出し/書込み装
置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更
新するID番号テーブル更新手段を備えたことを特徴と
する。
【0030】この発明に係る読出し/書込み装置は、タ
グの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するI
D番号テーブル更新手段を備えたので、ID番号テーブ
ルを更新してタグを追加したり、削除したりすることに
より、タグを任意に増加または減少して1個のタグとし
て処理することができ、メモリ容量を自由に変更するこ
とができる。
【0031】また、この発明に係る非接触ID装置は、
複数のタグが搭載された対象物を水平方向に移動して読
出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行する
場合、最初に特定のタグが読出し/書込み装置の交信領
域に入るように複数のタグを配置したことを特徴とす
る。
【0032】さらに、この発明に係る非接触ID装置
は、複数のタグが搭載された対象物を垂直方向に移動し
て読出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行
する場合、最初に特定のタグが読出し/書込み装置の交
信領域に入るように複数のタグを配置したことを特徴と
する。
【0033】この発明に係る非接触ID装置は、読出し
/書込み装置で複数のタグのデータの読出し/書込みを
実行する場合、複数のタグが搭載された対象物を水平方
向または垂直方向に移動しても特定のタグ(マスタタ
グ)が最初に読出し/書込み装置の交信領域に入るの
で、複数のタグのデータの読出し/書込みを正確に、か
つ迅速に実行することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、タグのメ
モリ内にシステムエリアを設け、システムエリアに書き
込むデータに基づいて複数のタグをリーダライタ側から
見て見かけ上1個のタグとして扱い、メモリ容量の設定
を複数のタグの合計したメモリ容量の範囲内で増減する
ことにより、自由度があり、拡張性にも優れた利便性の
高い非接触ID装置を提供することにある。
【0035】図1はこの発明に係る非接触ID装置の一
実施の形態基本構成図である。図1において、非接触I
D装置1は、複数のタグ(T1〜T6)3と、複数のタグ
(T1〜T6)3と非接触でデータの読出しおよび書込み
を行なう読出し/書込み装置(リーダ/ライタ)2から
構成する。複数のタグ(T1〜T6)3と読出し/書込み
装置2との間の交信は、データが重畳された電磁誘導や
電波を用いることにより、非接触のデータ伝送を実現す
る。
【0036】読出し/書込み装置2は、データの読出し
または書込みの要求コマンドを複数のタグ(T1〜T6)
3に送信し、タグ(T1〜T6)3のメモリ内に設けたシ
ステムエリアに設定されたデータ、例えば、タグのオフ
セット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番号、タグ
のID番号テーブル等に基づいてタグT1〜T6を特定
し、タグT1〜T6のメモリ領域を配列し、タグT1〜T6
のメモリ領域を併せることにより、独立したタグT1〜
T6のメモリ容量を合計した1個のタグとしてデータ処
理を行なう。
【0037】タグ(T1〜T6)3は、例えば同じメモリ
容量のEEPROM等のメモリを備え、例えば樹脂材料
等で構成された板状のラベル4の表面または内部に配置
され、ラベルを製品、定期券等の対象物20に貼り付け
たり、ラベル4自体で定期券等を構成して、読出し/書
込み装置2の交信領域に近付けて用いる。
【0038】また、タグT1〜T6は、それぞれのメモリ
内に様々なデータが書き込まれ、書き換えられて記憶し
ており、本願発明では、複数のタグT1〜T6をタグT1
〜T6のメモリ容量を合計した1個のタグとして扱うも
のである。
【0039】図2は複数のタグを1個のタグとするイメ
ージ図である。図2において、複数のタグT1〜タグT6
を1個のタグTに集約するが、これは6個のタグT1〜
タグT6が物理的に1個のタグTになるのではなく、6
個のタグT1〜タグT6のメモリ容量Mを合計したメモリ
容量6Mの1個のタグTと見なしてデータ処理すること
を意味する。
【0040】図3はこの発明に係るタグの一実施の形態
要部ブロック構成図である。(a)図にブロック構成図
を示し、(b)図にデータ記憶手段(メモリ)のメモリ
領域の構成図を示す。(a)図において、タグ(T1〜
T6)3は、空間伝送手段5、タグ制御手段6、データ
記憶手段7を備える。なお、変調/復調回路や読出し/
書込み装置2から空間伝送で供給される電源(高周波信
号)の整流・平滑回路は、省略する。
【0041】空間伝送手段5は、コイルや無線回路で構
成し、読出し/書込み装置2から電磁誘導や電波で供給
される要求コマンド、書込みのデータを受信して図示し
ない変調/復調回路で復調を施した後、復調したデータ
をタグ制御手段6に供給する。
【0042】また、空間伝送手段5は、タグ制御手段6
の制御によりデータ記憶手段7に記憶されたデータを読
出し、図示しない変調/復調回路で変調を施した後、変
調したデータを電磁誘導や電波で読出し/書込み装置2
に供給する。
【0043】タグ制御手段6は、マイクロプロセッサを
基本に構成し、読出し/書込み装置2から供給される要
求コマンドに基づいてデータ記憶手段7からデータを読
み出す制御やデータ記憶手段7にデータを書き込む制御
を行なう。
【0044】データ記憶手段7は、EEPROM等のメ
モリで構成し、メモリ領域8内にシステムエリア8Aお
よびデータエリア8Bを設ける。(b)図に示すよう
に、システムエリア8Aには、タグのオフセット値、タ
グのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番号テ
ーブル等のタグT1〜T6を1個のタグTに集約するため
のシステムデータDiを記憶し、データエリア8Bに
は、通常タグに書き込まれるデータ(例えば、メモリ容
量M=256バイト)を記憶する。なお、複数のタグT
1〜T6を1個のタグTに集約するため、システムデータ
Diを組み合わせたり、配列を変えたり、またはデータ
を更新したりする。
【0045】このように、この発明に係る非接触ID装
置1のタグT1〜T6は、データ記憶手段7のメモリ領域
に、複数のタグT1〜T6を1個のタグTに集約するため
のデータDiを設定するシステムエリア8Aを設けたの
で、それぞれのタグT1〜T6のデータDiを組み合わせ
て複数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ容量を拡
張することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならび
に利便性の向上を図ることができる。
【0046】図4はこの発明に係るタグの一実施の形態
動作フロー図である。本実施の形態では、データ記憶手
段7のメモリ領域8に、タグ固有のオフセット値NOお
よびメモリ容量値NMをシステムデータDiとしてシステ
ムエリア8Aに設定する。
【0047】最初に、ステップS1では、読出し/書込
み装置2から要求コマンドを受信する。次に、ステップ
S2で、システムエリア8Aからオフセット値NOを読
出し、ステップS3で、システムエリア8Aからメモリ
容量値NMを読み出して、ステップS4では、オフセッ
ト値NOとメモリ容量値NMを加算して合計値NA(=NO
+NM)を算出する。
【0048】ステップS5では、要求コマンドの指定ア
ドレスNSがオフセット値NOと合計値NAの範囲(NO<
NS<NA)にあるか否かを判定し、範囲にある場合には
ステップS6に移行する。一方、指定アドレスNSがオ
フセット値NOと合計値NAの範囲外の場合には何も処理
をせずに終了する。
【0049】ステップS6では、コマンドの処理を実行
し、ステップS7で、読出し/書込み装置2にレスポン
ス(応答)を送信する。
【0050】なお、ステップS1およびステップS7の
動作は、空間伝送手段5が実行し、ステップS2〜ステ
ップS6の動作は、タグ制御手段6が実行する。
【0051】図5はこの発明に係るタグのメモリ集約の
一実施の形態説明図である。タグT1とタグT2をタグT
に集約する場合について説明する。なお、タグT1およ
びタグT2のメモリ容量は、16進の256バイトとす
る。また、タグT1とタグT2をタグTに集約する制御
は、読出し/書込み装置2がタグT1およびタグT2のデ
ータ記憶手段7のメモリ領域8(システムエリア8A)
に設定されたオフセット値NOおよびメモリ容量値NMに
基づいて実行する。
【0052】図5において、タグT1のシステムエリア
8Aのオフセット値NOを「0000」、メモリ容量値
NMを「0100」とし、タグT2のシステムエリア8A
のオフセット値NOを「0100」、メモリ容量値NMを
「0100」とする。なお、タグT1およびタグT2のデ
ータエリア8Bのアドレスは、それぞれ「0000番
地」から「00FF番地」の256バイトである。
【0053】タグT1およびタグT2に本発明を適用する
ことにより、タグTの見かけ上のシステムエリア8Aの
オフセット値NOは「0000」、メモリ容量値NMは
「0200」となり、データエリア8Bのアドレスは、
「0000番地」から「01FF番地」となり、メモリ
容量256バイトの2個のタグT1およびタグT2をメモ
リ容量512バイトの1個のタグTに集約することがで
きる。なお、図5では、2個のタグを1個のタグに集約
した例を説明したが、タグは複数(何個)であっても本
発明を適用することができる。
【0054】このように、この発明に係る非接触ID装
置1は、データ記憶手段7のメモリ領域8に、それぞれ
のタグ固有のオフセット値NOおよびメモリ容量値NMを
設定するシステムエリア8Aを設けた複数のタグT1,
T2を備えるとともに、タグ固有のオフセット値NOおよ
びメモリ容量値NMに基づいて複数のタグT1,T2をメ
モリ容量の大きな1個のタグTとして扱う読出し/書込
み装置2を備えたので、読出し/書込み装置2からオフ
セット値NOとメモリ容量値NMを合計したメモリ領域の
指定アドレスを含むコマンドを各タグT1,T2に送信す
ることにより、複数のタグを各タグのメモリ容量値NM
を合計したメモリ容量値2NMを持つ1個のタグとして
処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性なら
びに利便性の向上を図ることができる。
【0055】図6はこの発明に係る読出し/書込み装置
の一実施の形態要部ブロック構成図である。図6におい
て、読出し/書込み装置2は、外部インタフェース9、
制御手段10、空間伝送手段11、メモリ12を備え
る。
【0056】外部インタフェース9は、読出し/書込み
装置2と図示しない外部接続機器の間のデータの受け渡
しを行なうRS232CまたはGPIB等のインタフェ
ースを取る。
【0057】制御手段10は、マイクロプロセッサを基
本に各種演算機能、処理機能を有し、ID番号テーブル
作成手段13、ID番号テーブル更新手段14を備え
る。制御手段10は、読出し/書込み装置2全体の動
作、シーケンスを制御する。
【0058】また、制御手段10は、複数タグへの同時
アクセス機能を備える。複数のタグのシステムエリア8
Aに1個のメモリ容量の大きなタグとして扱うため、予
め固有番号をメモリ順番に並べることにより設定された
ID番号テーブルを読み出し、ID番号テーブルの情報
から各タグを特定し、該当するタグを選択してデータの
読出し/書込みを実行する。
【0059】さらに、制御手段10は、特定タグの選択
アクセス機能を備える。1個のタグ(マスタタグ)のシ
ステムエリアに、複数のタグを1個のメモリ容量の大き
なタグとして扱うため、予め固有番号をメモリ順番に並
べることにより設定されたマスタタグのID番号テーブ
ルを読み出し、ID番号テーブルの情報から各タグのI
D番号とアドレスを判別することにより、該当するタグ
を選択してデータの読出し/書込みを実行する。
【0060】また、制御手段10は、ID番号テーブル
作成手段13を備え、タグの固有番号に基づいてID番
号テーブルを作成し、作成したID番号テーブルをメモ
リ12に供給して記憶させたり、作成したID番号テー
ブルを空間伝送手段11を介して図1に示す複数のタグ
(T1〜T6)3に供給する。ID番号テーブル作成手段
13を備えたので、必要とされるメモリ容量に対応した
複数のタグにID番号を付与することにより、複数のタ
グを1個のメモリ容量の大きなタグとして処理すること
ができる。
【0061】さらに、制御手段10は、ID番号テーブ
ル更新手段14を備え、タグの固有番号に基づいてID
番号テーブルを更新し、更新したID番号テーブルをメ
モリ12に供給して記憶させたり、更新したID番号テ
ーブルを空間伝送手段11を介して図1に示す複数のタ
グ(T1〜T6)3に供給する。ID番号テーブル更新手
段14を備えたので、ID番号テーブルを更新してタグ
を追加したり、削除したりすることにより、タグを任意
に増加または減少して1個のタグとして処理することが
でき、メモリ容量を自由に変更することができる。
【0062】空間伝送手段11は、コイルや無線回路で
構成し、制御手段10から供給される読出し/書込みの
コマンド、ID番号テーブル等の情報を電磁誘導や電波
で図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3に供給する。
【0063】また、空間伝送手段11は、図1に示す複
数のタグ(T1〜T6)3から電磁誘導や電波で供給され
るオフセット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番
号、タグのID番号テーブル等の情報を受信し、制御手
段10に提供する。
【0064】メモリ手段12は、ROM、RAM等のメ
モリで構成し、図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3へ
の読出し/書込みのコマンド、複数のタグ(T1〜T6)
3からのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番
号テーブル等の情報を記憶する。
【0065】図7はこの発明に係るタグのメモリ集約の
別実施の形態説明図である。なお、図7は複数のタグT
1〜T4全てのシステムエリアに、タグ固有の固有番号お
よび全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブル
を設定するものである。
【0066】図7において、タグT1のシステムエリア
には、固有番号「0012」と、全て(ここでは、4
個)のタグT1〜T4の固有番号「0012」,「001
8」,「1234」,「3333」に対応したテーブル
番号「0」,「1」,「2」,「3」を設定する。な
お、テーブル番号「4」には、メモリ集約の終わりを示
す「FFFF」を固有番号として設定する。
【0067】同様に、タグT2〜T4のシステムエリアに
は、それぞれ固有番号「0018」、「1234」およ
び「3333」を設定し、ID番号テーブルは、タグT
1と同じそれぞれタグT1〜T4の固有番号「001
2」,「0018」,「1234」,「3333」に対
応したテーブル番号「0」,「1」,「2」,「3」を
設定する。
【0068】タグT1〜T4の全てのシステムエリアに、
固有番号および固有番号に対応したID番号テーブルを
設定することにより、図6に示す読出し/書込み装置2
からまず、タグT1〜T4の中から任意タグの固有番号を
前述の複数のタグへの同時アクセス機能により読み出
し、その後該固有番号を持つタグに対してコマンドを実
行することにより、タグT1〜T4のID番号テーブルを
認識することができる。
【0069】そして、ID番号テーブルに記載されたI
D番号順にタグT1〜T4をコマンドで指定し、それぞれ
のデータエリアのメモリ番地をアクセスすることによ
り、タグT1〜T4の個々のメモリ容量(例えば、256
バイト)を1個に集約したメモリ容量(256×4=1
024バイト)が得られる。なお、本実施の形態では、
タグT1〜T4の場合について説明したが、タグは5個以
上であってもよい。
【0070】このように、この発明に係る非接触ID装
置1は、データ記憶手段7のメモリ領域8に、それぞれ
のタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対
応したID番号テーブルを設定するシステムエリア8A
を設けた複数のタグT1〜T4を備えるとともに、データ
記憶手段7のメモリ領域8に設定されたタグ固有の固有
番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テ
ーブルに基づいて複数のタグT1〜T4をメモリ容量の大
きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置2を備え
たので、読出し/書込み装置2から固有番号および全て
のタグの固有番号に対応したID番号テーブルのコマン
ドを各タグに送信することにより、複数のタグを固有番
号とID番号テーブルにより配列し、各タグのメモリ容
量を合計して1個のタグとして処理することができ、装
置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図る
ことができる。
【0071】図8はこの発明に係るタグのメモリ集約の
別実施の形態説明図である。なお、図8は複数のタグT
M,T2〜T4の1つに特定のタグ(マスタタグ)TMを設
定し、マスタタグTMのシステムエリアにマスタタグTM
の固有番号および全てのタグTM,T2〜T4の固有番号
に対応したID番号テーブルを設定するとともに、残り
全てのタグT2〜T4のシステムエリアに固有番号を設定
するものである。
【0072】図8において、マスタタグTMのシステム
エリアには、固有番号「0000」と、全て(ここで
は、4個)のタグTM,T2〜T4の固有番号「000
0」,「0018」,「1234」,「3333」に対
応したテーブル番号「0」,「1」,「2」,「3」を
設定する。なお、テーブル番号「4」には、メモリ集約
の終わりを示す「FFFF」を固有番号として設定す
る。
【0073】一方、タグT2〜T4のシステムエリアに
は、それぞれ固有番号「0018」、「1234」およ
び「3333」のみを設定する。
【0074】マスタタグTMのシステムエリアに、固有
番号に対応したID番号テーブルを設定することによ
り、図6に示す読出し/書込み装置2からマスタタグT
Mを固有番号のコマンドで指定することにより、マスタ
タグTM,およびタグT2〜T4のID番号テーブルを認
識することができる。
【0075】そして、ID番号テーブルに記載されたI
D番号順にマスタタグTM,タグT2〜T4をコマンドで
指定し、それぞれのデータエリアのメモリ番地をアクセ
スすることにより、マスタタグTM,タグT2〜T4の個
々のメモリ容量(例えば、256バイト)を1個に集約
したメモリ容量(256×4=1024バイト)が得ら
れる。なお、本実施の形態では、マスタタグTM,タグ
T2〜T4の場合について説明したが、タグは4個以上で
あってもよい。
【0076】図7または図8に示すID番号テーブルの
方式では、1個のタグとして集約される複数のタグのメ
モリ容量が全て同じでなければ適用できないため、メモ
リ容量が異なる場合のID番号テーブルについて説明す
る。
【0077】図9はこの発明に係るID番号テーブルの
別実施の形態構成図である。図9において、3個のタグ
のID番号テーブルは、テーブル番号と、これらに対応
したID番号+メモリ容量で構成する。
【0078】テーブル番号「0」,「1」,「2」に対
応したID番号+メモリ容量「001234」+「01
00」、「001845」+「0400」、「1234
56」+「0100」のID番号テーブルで構成する。
メモリ容量「100=256バイト」のタグ2個とメモ
リ容量「400=1024バイト」のタグ1個で構成さ
れる。
【0079】ID番号テーブルをID番号+メモリ容量
で構成することにより、異なるメモリ容量を有する複数
のタグであっても、図7または図8で説明した本発明を
適用することができる。
【0080】図10は図9に示すID番号テーブルの変
形実施の形態構成図である。図10において、ID番号
テーブルのメモリ容量に代えてメモリをアクセスする開
始アドレス+終了アドレスで構成した点が図9と異な
る。
【0081】ID番号テーブルをID番号+開始アドレ
ス+終了アドレスで構成することにより、異なるメモリ
容量を有する複数のタグであっても、図7または図8で
説明した本発明を適用することができる。
【0082】なお、図7〜図10に示すID番号テーブ
ルは、図6に示す読出し/書込み装置2の制御手段10
内に設けられたID番号テーブル作成手段13で作成す
ることができる。
【0083】このように、この発明に係る非接触ID装
置1は、メモリ領域8に、固有番号および全てのタグの
固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステ
ムエリア8Aを設けた特定のタグ(マスタタグ)TMを
備えるとともに、特定のタグの固有番号のコマンドで特
定のタグを特定し、特定のタグが有する全てのタグT
M,T2〜T4の固有番号に対応したID番号テーブルに
より、特定のタグを含む全てのタグタグTM,T2〜T4
を配列し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタ
グとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡
張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0084】また、この発明に係る読出し/書込み装置
2は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作
成するID番号テーブル作成手段13を備えたので、タ
グにID番号を設定することができ、必要とされるメモ
リ容量に対応した複数のタグにID番号を付与すること
により、複数のタグを1個のタグとして処理することが
できる。
【0085】次に、図8に示すタグ構成において、新た
なタグを追加してメモリ容量を増加する場合について説
明する。図11はこの発明に係るタグ追加の一実施の形
態説明図である。図11において、図8のID番号テー
ブルにタグT5を追加する場合、テーブル番号「4」を
固有番号「9999」に更新し、テーブル番号「5」を
固有番号「FFFF」に更新する。
【0086】テーブル番号「4」およびテーブル番号
「5」を更新することにより、新たなタグを追加し、追
加したタグのメモリ容量分だけ1個に集約したタグのメ
モリ容量を増加することができる。
【0087】なお、テーブル番号を更新することによ
り、ID番号テーブルを構成するタグの数を減少し、1
個に集約したタグのメモリ容量を減少することもでき
る。
【0088】また、図11では図8に示すマスタタグT
MのシステムエリアのID番号テーブルを更新した例を
説明したが、図7に示すように、追加するタグT5を含
めタグT1〜T4全てのタグのシステムエリアのID番号
テーブルを更新することもできる。
【0089】なお、システムエリアのID番号テーブル
は、図6に示す読出し/書込み装置2の制御手段10内
に設けられたID番号テーブル更新手段14で更新する
ことができる。
【0090】このように、この発明に係る読出し/書込
み装置2は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブ
ルを更新するID番号テーブル更新手段14を備えたの
で、ID番号テーブルを更新してタグを追加したり、削
除したりすることにより、タグを任意に増加または減少
して1個のタグとして処理することができ、メモリ容量
を自由に変更することができる。
【0091】図12はこの発明に係るタグの一実施の形
態配置図である。図12において、タグはマスタタグT
Mを備え、タグは読出し/書込み装置2に対して水平方
向に移動する場合を示す。
【0092】(b)図に示すように、タグが読出し/書
込み装置2の交信領域を水平方向に通過する場合、マス
タタグTMが最初に交信領域に入るように全てのタグを
配置する。
【0093】マスタタグTMが読出し/書込み装置2と
最初に交信することにより、読出し/書込み装置2は、
マスタタグTMのシステムエリアに記憶されたID番号
テーブルを読み取り、全てのタグを認識することができ
る。
【0094】図13はこの発明に係るタグの別実施の形
態配置図である。図13において、タグはマスタタグT
Mを備え、タグは読出し/書込み装置2に対して垂直方
向に移動する場合を示す。
【0095】(b)図に示すように、タグが読出し/書
込み装置2の交信領域を垂直方向に移動する場合、マス
タタグTMが最初に交信領域に入るように全てのタグを
配置する。
【0096】マスタタグTMが読出し/書込み装置2と
最初に交信することにより、読出し/書込み装置2は、
マスタタグTMのシステムエリアに記憶されたID番号
テーブルを読み取り、全てのタグを認識することができ
る。
【0097】このように、この発明に係る非接触ID装
置1は、読出し/書込み装置2で複数のタグのデータの
読出し/書込みを実行する場合、複数のタグが搭載され
た対象物を水平方向または垂直方向に移動しても特定の
タグ(マスタタグ)TMが最初に読出し/書込み装置2
の交信領域に入るので、複数のタグのデータの読出し/
書込みを正確に、かつ迅速に実行することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る非
接触ID装置のタグは、データ記憶手段のメモリ領域
に、複数のタグを1個のタグに集約するためのデータを
設定するシステムエリアを設けたので、それぞれのタグ
のデータを組み合わせて複数のタグを1個のタグとして
扱い、メモリ容量を拡張することができ、装置の自由度
を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができ
る。
【0099】また、この発明に係る非接触ID装置は、
データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の
オフセット値およびメモリ容量値を設定するシステムエ
リアを設けた複数のタグを備えるとともに、タグ固有の
オフセット値およびメモリ容量値に基づいて複数のタグ
をメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書
込み装置を備えたので、読出し/書込み装置からオフセ
ット値とメモリ容量値を合計したコマンドを各タグに送
信することにより、複数のタグを各タグのメモリ容量値
を合計したメモリ容量値を持つ1個のタグとして処理す
ることができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利
便性の向上を図ることができる。
【0100】さらに、この発明に係る非接触ID装置
は、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固
有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したI
D番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた複数
のタグを備えるとともに、データ記憶手段のメモリ領域
に設定されたタグ固有の固有番号および全てのタグの固
有番号に対応したID番号テーブルに基づいて複数のタ
グをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/
書込み装置を備えたので、読出し/書込み装置から固有
番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テ
ーブルのコマンドを各タグに送信することにより、複数
のタグを固有番号とID番号テーブルにより配列し、各
タグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理する
ことができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便
性の向上を図ることができる。
【0101】また、この発明に係る非接触ID装置は、
メモリ領域に、固有番号および全てのタグの固有番号に
対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを
設けた特定のタグ(マスタタグ)を備えるとともに、特
定のタグの固有番号のコマンドで特定のタグを特定し、
特定のタグが有する全てのタグの固有番号に対応したI
D番号テーブルにより、特定のタグを含む全てのタグを
配列し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタグ
として処理することができ、装置の自由度を高め、拡張
性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0102】さらに、この発明に係る読出し/書込み装
置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作
成するID番号テーブル作成手段を備えたので、タグに
ID番号を設定することができ、必要とされるメモリ容
量に対応した複数のタグにID番号を付与することによ
り、複数のタグを1個のタグとして処理することができ
る。
【0103】また、この発明に係る読出し/書込み装置
は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新
するID番号テーブル更新手段を備えたので、ID番号
テーブルを更新してタグを追加したり、削除したりする
ことにより、タグを任意に増加または減少して1個のタ
グとして処理することができ、メモリ容量を自由に変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る非接触ID装置の一実施の形態
基本構成図
【図2】複数のタグを1個のタグとするイメージ図
【図3】この発明に係るタグの一実施の形態要部ブロッ
ク構成図
【図4】この発明に係るタグの一実施の形態動作フロー
【図5】この発明に係るタグのメモリ集約の一実施の形
態説明図
【図6】この発明に係る読出し/書込み装置の一実施の
形態要部ブロック構成図
【図7】この発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形
態説明図
【図8】この発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形
態説明図
【図9】この発明に係るID番号テーブルの別実施の形
態構成図
【図10】図9に示すID番号テーブルの変形実施の形
態構成図
【図11】この発明に係るタグ追加の一実施の形態説明
【図12】この発明に係るタグの一実施の形態配置図
【図13】この発明に係るタグの別実施の形態配置図
【図14】従来のタグ(記憶媒体)のブロック構成図
【図15】従来の非接触ID装置の構成図
【図16】従来の非接触ID装置の別構成図
【符号の説明】
1 非接触ID装置 2 読出し/書込み装置 3 タグ 4 ラベル 5,11 空間伝送手段 6 タグ制御手段 7 データ記憶手段 8 メモリ領域 8A システムエリア 8B データエリア 9 外部インタフェース 10 制御手段 12 メモリ 13 ID番号テーブル作成手段 14 ID番号テーブル更新手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタグと、前記複数のタグと非接触
    でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み
    装置と、からなる非接触ID装置において、 前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に、前記複数のタグを1個のタグ
    に集約するためのデータを設定するシステムエリアを設
    けたことを特徴とする非接触ID装置。
  2. 【請求項2】 複数のタグと、前記複数のタグと非接触
    でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み
    装置と、からなる非接触ID装置において、 前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセ
    ット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを
    設けたことを特徴とする非接触ID装置。
  3. 【請求項3】 前記読出し/書込み装置は、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有のオフセッ
    ト値およびメモリ容量値に基づいて前記複数のタグをメ
    モリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とす
    る請求項2記載の非接触ID装置。
  4. 【請求項4】 複数のタグと、前記複数のタグと非接触
    でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み
    装置と、からなる非接触ID装置において、 前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番
    号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テー
    ブルを設定するシステムエリアを設けたことを特徴とす
    る非接触ID装置。
  5. 【請求項5】 前記読出し/書込み装置は、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有の固有番号
    および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブ
    ルに基づいて前記複数のタグをメモリ容量の大きな1個
    のタグとして扱うことを特徴とする請求項4記載の非接
    触ID装置。
  6. 【請求項6】 複数のタグと、前記複数のタグと非接触
    でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み
    装置と、からなる非接触ID装置において、 前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、特定のタグ
    のメモリ領域に、特定タグの固有番号および全てのタグ
    の固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシス
    テムエリアを設けるとともに、残り全てのタグのメモリ
    領域に、固有番号を設定するシステムエリアを設けたこ
    とを特徴とする非接触ID装置。
  7. 【請求項7】 前記読出し/書込み装置は、前記データ
    記憶手段のメモリ領域に設定された特定のタグの固有番
    号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テー
    ブルと、残り全てのタグの固有番号と、に基づいて前記
    複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う
    ことを特徴とする請求項6記載の非接触ID装置。
  8. 【請求項8】 前記読出し/書込み装置は、タグの固有
    番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テ
    ーブル作成手段を備えたことを特徴とする請求項5また
    は請求項7記載の非接触ID装置。
  9. 【請求項9】 前記読出し/書込み装置は、タグの固有
    番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テ
    ーブル更新手段を備えたことを特徴とする請求項5また
    は請求項7記載の非接触ID装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のタグが搭載された対象物を
    水平方向に移動して前記読出し/書込み装置でデータの
    読出し/書込みを実行する場合、最初に前記特定のタグ
    が前記読出し/書込み装置の交信領域に入るように前記
    複数のタグを配置したことを特徴とする請求項6、請求
    項7、請求項8または請求項9記載の非接触ID装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のタグが搭載された対象物を
    垂直方向に移動して前記読出し/書込み装置でデータの
    読出し/書込みを実行する場合、最初に前記特定のタグ
    が前記読出し/書込み装置の交信領域に入るように前記
    複数のタグを配置したことを特徴とする請求項6、請求
    項7、請求項8または請求項9記載の非接触ID装置。
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