JP2002288510A - 続編著作物の通知装置と通知システム - Google Patents

続編著作物の通知装置と通知システム

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JP2002288510A
JP2002288510A JP2001084560A JP2001084560A JP2002288510A JP 2002288510 A JP2002288510 A JP 2002288510A JP 2001084560 A JP2001084560 A JP 2001084560A JP 2001084560 A JP2001084560 A JP 2001084560A JP 2002288510 A JP2002288510 A JP 2002288510A
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JP2001084560A
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Katsutoshi Sakai
勝利 酒井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 サービス会社サーバ装置2のデータベー
スには発行済み著作物の内容を示す著作物データと上記
発行済み著作物の続編発行を期待する読者の個人データ
とが相互に対応づけて格納されている。サービス会社サ
ーバ装置2は、出版社端末3−1〜3−3から上記発行
済み著作物の続編発行通知を受信したとき著作物データ
を検索し、そのデータとの関連から続編発行を期待する
読者の個人データを検索し、続編発行通知を情報端末1
へ送信する。 【効果】 読者は、自己が希望する著作物の続編の発行
を迅速、正確、且つ簡便に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は初版及びこれに続い
て続編が発行される著作物の続編の発行時期などを知ら
せることができる続編著作物の通知装置と通知システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】著作物、例えば雑誌や文庫本、小説とい
った著作物は、通常、書店において読者に購入される。
好きな小説家がある読者や特定のシリーズものを毎回購
入して愛読する読者は、こうした書籍の続編が発行され
るのを待って再びその雑誌などを購入することが少なく
ない。こうした場合、読者は、常日頃頻繁に本屋などに
通って書籍の続編が発行されたかどうかをチェックする
必要がある。
【0003】又、書籍などには葉書などによるアンケー
トが挟まっていて、これに応募すると出版社が定期的に
新刊情報などを送ってくれる場合があり、この新刊情報
によって所望する書籍の続編の発行をチェックしたりす
ることが出来る。更に、出版社は、書籍の発行予定など
をインターネットのホームページ上で公開している。読
者は、適当なタイミングでホームページを閲覧し、続編
の発行予定などを知るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の手法では、次のような解決すべき課題があっ
た。 出版社は読者からのアンケート葉書を入手した
り、あるいはホームページを介して、読者に続編発行の
通知をしない限り、読者に続編発行を知らせる手段がな
い。しかしながら、アンケート葉書などの管理は比較的
煩雑である。必ずしも読者に正確に通知を行うことが難
しい。また、出版社からの出版案内は他の様々なダイレ
クトメールと区別できないため、読者が注意せずに破棄
してしまう場合もある。
【0005】また、確実にこの通知を行おうとすると、
書店側の負担が増大する。一方、ホームページの場合に
はホームページに掲載しさえすれば、通知のための作業
は必要なくなる。しかし、ホームページにたくさんの情
報が掲載されていると、読者は、必要な情報が見づらく
なり、探し出せないことも少なくない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、著作物に続編が発行された場合に、通知を
希望するユーザに迅速、確実、簡便に通知できる続編著
作物の通知装置と通知システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。
【0008】請求項1の続編著作物の通知装置は、発行
済み著作物を示す著作物データが記憶された著作物デー
タ記憶手段と、この著作物データ記憶手段に記憶されて
いる前記著作物データで示される前記著作物の続編著作
物の発行を期待する読者の個人データが記憶された個人
データ記憶手段と、前記著作物データ記憶手段に記憶さ
れている前記著作物データで示される前記著作物の続編
著作物の発行に応じて前記個人データ記憶手段に個人デ
ータが記憶されている読者に前記著作物の続編の発行を
通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】又、請求項2の続編著作物の通知装置は、
発行済み著作物の内容を示す著作物データを記憶する著
作物データ記憶手段と、前記著作物の続編発行を期待す
る読者の個人データを記憶する個人データ記憶手段と、
前記著作物が発行されたときに出版社から発行通知を受
信して前記著作物データ記憶手段に格納し、前記個人デ
ータ記憶手段から前記著作物の続編発行を期待する読者
の個人データを検索する管理手段と、前記管理手段が前
記著作物の続編発行を期待する読者の個人データを検索
できたとき、前記著作物の続編発行を期待する読者に対
して前記続編発行通知を送信する通知手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】更に、請求項8の通知システムは、発行済
み著作物の内容を示す著作物データを受信して著作物デ
ータ記憶手段に記憶させ、前記著作物の続編発行を期待
する読者の個人データを受信して個人データ記憶手段に
記憶させ、前記発行済み著作物の続編の発行に応じて前
記個人データ記憶手段から続編発行を期待する読者の個
人データを検索し、この検索された読者に対して前記続
編発行通知を送信することを特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、読者は、著作物の続
編発行の通知を希望する旨を連絡しておけば通知装置が
続編発行の都度連絡してくれるので、わざわざ本屋など
に出向かなくとも続編の発行を知ることが出来るもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、続編著作物として本を例にした場合の通
知装置及び通知システムのブロック図である。
【0013】このシステムは読者の使用する情報端末1
に対し、サービス会社サーバ装置2から続編著作物であ
る続本に関する情報を通知する。情報端末1は、例えば
読者の操作するパーソナルコンピュータ1−1やあるい
は携帯電話1−2である。さらにこのシステムを実現す
るために、出版社端末3−1、3−2、3−3やコンビ
ニまたは書店4などがネットワーク5に接続されてい
る。
【0014】携帯電話1−2は、無線局1−3及び図示
しない電話回線網を介してネットワーク5に接続されて
いる。出版社端末3−1、3−2、3−3やコンビニま
たは書店端末4は、一般に使用されているパーソナルコ
ンピュータなどからなる。サービス会社サーバ装置2
は、詳細は後で説明するが、ウエブページをネットワー
ク5を通じて閲覧可能にするウエブサーバ、電子メール
の送受信を行う電子メールサーバ及びデータの管理・処
理を行う管理・処理サーバからなる。
【0015】図2は、サービス会社サーバ装置2の具体
例を示すブロック図である。サービス会社サーバ装置2
のバス20には、ウエブサーバ21、電子メールサーバ
22、管理・処理サーバ23及びデータベース24が接
続されている。データベース24の内部には、ウエブデ
ータメモリ26、メールデータメモリ27、管理データ
メモリ28及び顧客データメモリ29が設けられてい
る。
【0016】ウエブデータメモリ26には、後で説明す
るようなのウエブページの表示データなどが記憶されて
いる。メールデータメモリ27には、後で説明する通知
用のメールが記憶される。管理データメモリ28には、
システムの動作を管理する各種のデータが記憶される。
顧客データメモリ29には、読者の個人データなどが記
憶される。
【0017】ウエブサーバ21は、サービス会社サーバ
装置を所有するサービス会社のホームページを管理する
もので、ネットワーク5を介してアクセスしてきた情報
端末1(図1)に対してウエブデータメモリ26に記憶
された様々なウエブページデータをネットワーク5を通
じて閲覧させる機能を持つ。電子メールサーバ22は、
メールデータメモリ27に記憶されたメールデータを該
当する宛先に送信し、あるいは受信したメールデータを
メールデータメモリ27に記憶する機能を持つ。管理・
処理サーバ23は、管理データメモリ28に記憶された
情報を基に様々な処理をする機能を持つ。
【0018】図3は、管理・処理サーバのハードウエア
ブロック図である。なお、詳細は説明しないがウエブサ
ーバ21、電子メールサーバ22あるいは図1で示した
情報端末1も同様なハードウエア構成となっている。し
かして、サービス会社サーバ装置2の管理・処理サーバ
23は、図に示すように構成される。
【0019】制御部31は、コンピュータの演算処理を
行う中央処理装置(CPU)である。表示部32は、液
晶表示装置やCRTからなるディスプレイである。入力
部33はキーボードやマウス等からなるデータを入力す
る部分である。入出力部34は外部機器とを接続してデ
ータを送受信するためのインターフェイスである。
【0020】通信制御部35は図1に示したネットワー
ク5に接続されてサービス会社サーバ装置2とネットワ
ーク5に接続された他の端末との通信を制御する。RO
M(リード・オンリ・メモリ)36は制御部31の基本
的な動作を制御するプログラムデータや演算処理に使用
される演算データ及びパラメータなどを記憶したメモリ
である。
【0021】RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3
7は、演算途中データや演算結果データ、表示データ、
送受信データなどを記憶するためのメモリである。駆動
装置38は例えば磁気ディスクやICメモリなどのよう
な着脱可能な記憶媒体38−1を駆動し、データの読み
出し及び書き込みを行う装置である。又、バス20を介
してデータベース24と接続されている。
【0022】図4は、図1に示したパーソナルコンピュ
ータ1−1のハードウエアブロック図である。この図4
の構成は、データベース24を備えていない点を除け
ば、図3で示した構成と同一であるので、図3と同一番
号を付してここの詳細な説明は省略する。然して、図4
のパーソナルコンピュータ1−1は、制御部31、表示
部32、入力部33、入出力部34、電話回線網を介し
てネットワーク5に接続される通信制御部35、ROM
(リード・オンリ・メモリ)36、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)37、駆動装置38、補助記憶装置
41等のハードウエアにより構成され、これらをバス2
0で結合してある。
【0023】図5は、図1に示した携帯電話1−2のハ
ードウエアブロック図である。この図5においても、図
3で示した構成と同一部分には、図3と同一番号を付し
てある。然して、携帯電話1−2全体の動作は、制御部
31によって制御される。制御部31はマイクロプロセ
ッサなどから構成される。表示部32は液晶ディスプレ
イなどから構成され、操作案内や電話番号などを表示す
る部分である。キー入力部51は、ダイヤルキーやその
他の操作キーから構成される。時計回路52は、表示部
32に表示する時刻などのデータを生成する回路であ
る。ROM(リード・オンリ・メモリ)36は制御部3
1の動作プログラムを格納するメモリである。
【0024】記憶部53は携帯電話が動作中に様々なデ
ータを一時記憶するRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)などから構成される。入出力部34は携帯電話と様
々な外部機器とを接続するためのインターフェイスから
構成される。送受信部54はアンテナや送受信回路など
から構成される。
【0025】分離・多重化部55は、受信の場合には、
信号を分離処理する回路からなり、送信の場合は、信号
を多重化する回路からなる。音声制御部56は分離した
信号から音声信号を取り出し、スピーカ57を駆動する
回路を含む。また、マイク58から入力された音声信号
を電気信号に変換して分離・多重化部55に転送する回
路からなる。
【0026】図6の(a)は、データベース24の管理
データメモリ28に設けられた著作物データメモリ60
の詳細な記憶領域を示す図であり、図6の(b)は顧客
データメモリ29に設けられた個人データメモリ65の
詳細な記憶領域を示す図である。(a)で示す著作物デ
ータメモリ60には、本それぞれに対応してデータ記憶
領域61、62、63、……が設けられている。データ
記憶領域61、62、63、……の各データ記憶領域に
は本データを記憶する領域とアドレスデータを記憶する
領域とが設けられているもので、例えばデータ記憶領域
61には、発行所61−1、著作者名61−2、発行人
61−3、本のタイトル61−4、発行日61−5、等
の本データ記憶領域が設けられている。
【0027】又、この本データ記憶領域61−1乃至6
1−5に対応させて多数のアドレスデータを記憶するア
ドレスデータ記憶領域61−6が設けられている。この
アドレスデータ記憶領域61−6は、上記本データ記憶
領域61−1乃至61−5に記憶された本の続編を希望
する読者の個人データが記憶された個人データメモリ6
5の行アドレスを記憶するものであり、これについて後
述する。
【0028】図6(b)に示す個人データメモリ65
は、各行が一人の読者の個人データを記憶する記憶領域
となっているもので、即ち各行には、氏名65−1、住
所65−2、郵便番号65−3、電話番号65−4、電
子メール番号65−5、申込日65−6といった個人情
報が記録される記憶領域が設けられている。この個人デ
ータメモリ65の各行のアドレスデータA000、A0
01、A002、……は、それぞれ上記著作物データメ
モリ60の続本を希望する本データ記憶領域に対応する
アドレスデータ記憶領域に記憶されるもので、例えば図
6(b)のアドレスA000、A004、A014に個
人データが記憶されている人は、図6(a)の本データ
記憶領域61に記憶された本の続編を希望する読者なの
で、アドレスデータ記憶領域61−6にアドレスデータ
が記憶され、図6(b)のアドレスA012、A23
4、A244に個人データが記憶されている人は、図6
(a)の本データ記憶領域62に記憶された本の続編を
希望する読者なので、アドレスデータ記憶領域62−6
にアドレスデータが記憶されるものである。
【0029】このように、著作物データメモリ60を参
照すれば、発行された著作物に関するその著者や発行人
その他のデータとその著作物の続編が発行された時その
旨の通知を希望する読者のリストとがわかるようになっ
ている。尚、サービス会社サーバ装置2には、図1の出
版社端末3−1、3−2から、新刊、及び続本が発行さ
れる都度その本データが送られてくるものであり、サー
ビス会社サーバ装置2は、本データを受信すると、その
都度上記図6(a)の本データ記憶領域61−1乃至6
1−5に本データを設定するようになっている。
【0030】次に、上記の様に構成された本システムの
動作を以下に説明する。まず、何らかの本を読み、その
本の続本を希望する読者は、サービス会社のサーバ装置
2のホームページにアクセスして、図7に示す申し込み
画面を開く。読者は、このウエブページ70に本データ
や個人データ等を必要事項を入力し、送るボタン73を
クリックすることによって入力データが登録される。即
ち、読者がこのウエブページに必要なデータを入力し、
送るボタン73をクリックすると、サービス会社サーバ
装置2にデータが送信される。管理処理サーバ23は、
このデータの内容を解析し、管理データメモリ28及び
顧客データメモリ29に入力されたデータを記憶させる
といった処理を行う。
【0031】図7に示す各入力項目71−1から71−
4と72−1から72−4とは、図6に示すデータの各
項目と対応するように枝番を付けた。本のタイトル71
−4、著者71−2、発行人71−3、発行日71−
5、発行所71−1などは、著作物を特定するためのデ
ータである。また、名前72−1、住所72−2、郵便
番号72−3、電話番号72−4、電子メール番号72
−5などは、登録する個人データの内容を特定するデー
タである。
【0032】図8は、管理・処理サーバ23の動作フロ
ーチャートである。まずステップS1で受信フローを開
始する。ユーザが図7に示したウエブページを利用して
必要事項を入力し、その情報が管理処理サーバに受信さ
れると、ステップS2において管理処理サーバ23はこ
れがユーザからの続本通知の申し込みかどうかを判断す
る。ユーザからの申し込みであれば、その本のタイトル
などの情報から、その本の続本に相当するタイトルの本
データが、既に図6(a)で示す著作物データメモリ6
0に存在するか否かを判断する。即ち、続本がすでに発
行済みか否かを判断する。
【0033】発行済みの場合には、ステップS3からS
4に進み、発行済みの通知処理を行う。
【0034】また、ステップS3で、続本が未発行の場
合には、図6(b)に示す個人データメモリ65の空き
領域に、氏名62−1、住所62−2、郵便番号62−
3、電話番号62−4、電子メール番号62−5、申し
込み日62−6といった個人情報を格納し、更に、通知
してきた本の本データが記憶されている本データ記憶領
域のアドレスデータ記憶領域に、格納した個人データメ
モリ65のアドレスデータを設定記憶させておく。
【0035】図9は、ステップS4の発行済みの通知の
ために送られる電子メール文データ80の説明図であ
る。この電子メールデータは、発行済みの著作物に関す
る情報データ81、その定価に関する情報82等のデー
タからなっている。著作物に関する情報81は図6
(a)の本データ記憶領域に記憶されていた該当するデ
ータが自動的に設定されて送られる。また、図9には、
その発行済みの著作物を購入することを勧めるデータも
含んでおり、情報欄(チェックボックス)83に必要な
情報を入力させてメールで送り返すことを勧めている。
【0036】ここで例えばチェックボックス84にチェ
ックを入力すると、この著作物を購入し、読者の元に郵
送するといった購入契約が成立する。チェックボックス
85にチェックを入力すると読者は入力したコンビニ、
又は書店などに行って、この著作物を購入することにな
る。このときコンビニ、又は書店端末にも購入契約が連
絡される。
【0037】再び図8に戻って、ステップS2において
ユーザからの申し込みでないと判断されると、ステップ
S7に進み、出版社からの本の発行通知(発行予定通知
も含む)かどうかを判断する。出版社からの発行通知で
あれば、発行される本のデータを図6(a)の本データ
記憶領域に記憶させると共に、その本が既に記憶されて
いる本の続本かどうかを判断し、既に記憶されている本
の続本であった場合には、ステップS8に進む。
【0038】ステップS8においては、発行開始の通知
処理が行われる。すなわち既に記憶されている本のデー
タが記憶されている本データ記憶領域のアドレスデータ
記憶領域を参照し、この記憶領域にアドレスが記憶され
ている個人に続本が発行される旨の通知処理を電子メー
ルで行う。
【0039】図10は、続本の発行を読者に通知するた
めの電子メール説明図90である。著作物情報91の部
分は、出版社から送られて来た本(続本)の情報がセッ
トされ、又、その価格92などが追加される。更に、そ
の本の購入を勧めるデータも含まれ、その情報93の部
分は図9を用いて説明した電子メールと全く同一であ
る。
【0040】このように、読者が、続本の発行通知を希
望する旨を、サービス会社に申し込むと、既に発行され
ている場合には図9の電子メールが届き、まだ、発行さ
れていない場合には、発行される時期に、図10の電子
メールが届く。従って、読者が自分の希望する続本の発
行を確実に知ることができる。そして同時にその著作物
について購入申し込みを行うことも可能になる。
【0041】以上のように著作物の続編を希望する者の
個人データを登録し、これと著作物データとを対応づけ
ておいて、該当する著作物の続編が発行された場合に登
録した読者にその旨を自動的に通知するようにすれば、
読者は確実に続編発行を知ることができる。また、電子
メールを用いてこうした情報を自動的に通知するシステ
ムによれば、確実、迅速に情報を読者に通知することが
できる。
【0042】尚、上記の例では、本の続編発行について
その読者に通知を行う例を説明した。しかしながら、続
編著作物は本などの書籍に限られるものではなく、例え
ば、音楽CDなどの著作物について、続編あるいは同一
の作曲者、同一の歌手によるシリーズが発行されたよう
な場合に、その通知を希望する者の登録をすると同様の
システム運用が可能である。また、ゲームソフトなどの
著作物についても、同様のことが可能になる。さらにビ
デオやDVD用CDによる映画などの著作物についても
本発明を利用できる。
【0043】又、本発明において続編とは、本のタイト
ル等が連続するものに限定されるものではなく、同一の
作者による連続本であってもよいものである。
【0044】更に、各図に示した各機能ブロックは、そ
れぞれ別々のプログラムモジュールにより構成してもよ
いし、一体化したプログラムモジュールにより構成して
もよい。また、これらの機能ブロックの全部または一部
を論理回路によるハードウエアで構成しても構わない。
また、各プログラムモジュールは、既存のアプリケーシ
ョンプログラムに組み込んで動作させてもよいし、独立
のプログラムとして動作させてもよい。
【0045】上記のような本発明を実現するためのコン
ピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、イン
ストールして利用することができる。また、ネットワー
クを通じてコンピュータのメモリ中にダウンロードして
利用することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した続編著作物の通知装置と通
知システムによれば、下記のような効果がある。 1.著作物が発行されたときに、著作物の続編発行を期
待する読者に続編発行通知を送信するようにしたので、
読者は自己が希望する著作物の続編の発行を迅速、正
確、且つ簡便に知ることができる。 2.出版元は、このシステムを利用して、著作物の続編
の発行を希望している読者に迅速、正確、且つ簡便に通
知することが出来、売り上げの増加につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】続編著作物の通知装置とこれを使用したシステ
ムのブロック図である。
【図2】サービス会社サーバ装置の具体例を示すブロッ
ク図である。
【図3】管理・処理サーバのハードウエアブロック図で
ある。
【図4】パーソナルコンピュータのハードウエアブロッ
ク図である。
【図5】携帯電話のハードウエアブロック図である。
【図6】著作物データの具体例を示す説明図で、(b)
は個人データの具体例を示す
【図7】個人データを入力するウエブページの説明図で
ある。
【図8】管理処理サーバの動作フローチャートである。
まずステップS1で受信フロー
【図9】続編発行済みの通知のための電子メール文の説
明図である。
【図10】続編著作物の発行を読者に通知するための電
子メール説明図である。
【符号の説明】
1 情報端末 1−1 パーソナルコンピュータ 1−2 携帯電話 2 サービス会社サーバ装置 3−1〜3 出版社端末 4 コンビニまたは書店端末 5 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発行済み著作物を示す著作物データが記
    憶された著作物データ記憶手段と、 この著作物データ記憶手段に記憶されている前記著作物
    データで示される前記著作物の続編著作物の発行を期待
    する読者の個人データが記憶された個人データ記憶手段
    と、 前記著作物データ記憶手段に記憶されている前記著作物
    データで示される前記著作物の続編著作物の発行に応じ
    て前記個人データ記憶手段に個人データが記憶されてい
    る読者に前記著作物の続編の発行を通知する通知手段
    と、を備えたことを特徴とする続編著作物の通知装置。
  2. 【請求項2】 発行済み著作物の内容を示す著作物デー
    タを記憶する著作物データ記憶手段と、 前記著作物の続編発行を期待する読者の個人データを記
    憶する個人データ記憶手段と、 前記著作物が発行されたときに出版社から発行通知を受
    信して前記著作物データ記憶手段に格納し、前記個人デ
    ータ記憶手段から前記著作物の続編発行を期待する読者
    の個人データを検索する管理手段と、 前記管理手段が前記著作物の続編発行を期待する読者の
    個人データを検索できたとき、前記著作物の続編発行を
    期待する読者に対して前記続編発行通知を送信する通知
    手段とを備えることを特徴とする続編著作物の通知装
    置。
  3. 【請求項3】 前記著作物データ記憶手段には前記著作
    物データが前記続編発行を期待する読者の個人データと
    対応づけて格納されていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の続編著作物の通知装置。
  4. 【請求項4】前記通知手段は、ネットワークを通じた電
    子メールであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の続編著作物の通知装置。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、ネットワークを通じて
    前記出版社から前記発行通知を受信することを特徴とす
    る請求項2に記載の続編著作物の通知装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段は、ネットワークを通じて
    前記続編発行を期待する読者から前記続編発行通知の要
    求を受信することを特徴とする請求項2に記載の続編著
    作物の通知装置。
  7. 【請求項7】 前記著作物は本であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の続編著作物の
    通知装置。
  8. 【請求項8】 発行済み著作物の内容を示す著作物デー
    タを受信して著作物データ記憶手段に記憶させ、前記著
    作物の続編発行を期待する読者の個人データを受信して
    個人データ記憶手段に記憶させ、前記発行済み著作物の
    続編の発行に応じて前記個人データ記憶手段から続編発
    行を期待する読者の個人データを検索し、この検索され
    た読者に対して前記続編発行通知を送信することを特徴
    とする通知システム。
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