JP2002288162A - データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法 - Google Patents

データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法

Info

Publication number
JP2002288162A
JP2002288162A JP2001089573A JP2001089573A JP2002288162A JP 2002288162 A JP2002288162 A JP 2002288162A JP 2001089573 A JP2001089573 A JP 2001089573A JP 2001089573 A JP2001089573 A JP 2001089573A JP 2002288162 A JP2002288162 A JP 2002288162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
clipboard
temporary data
terminal device
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001089573A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoshikawa
泰広 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JustSystems Corp filed Critical JustSystems Corp
Priority to JP2001089573A priority Critical patent/JP2002288162A/ja
Publication of JP2002288162A publication Critical patent/JP2002288162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップボードのデータを管理し、ダウンロ
ード側コンピュータの要求に応じてそのデータを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 管理サーバ11は、会社端末21からユ
ーザID、パスワードを受信してユーザ認証を行い、デ
ータ転送用コネクションを確立する。会社端末21から
クリップボード211のデータを記憶するファイルZを
受信し、ユーザIDによって特定される共有クリップボ
ード111内の記憶領域に、ファイルZを書き込む。自
宅端末31から共有クリップボード111に記憶されて
いるファイルの読出要求(GET)を受けると、ユーザI
Dによって特定される共有クリップボード111内の記
憶領域に格納されているファイルを自宅端末31に転送
する。自宅端末31は、それをクリップボード311に
記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クリップボード
に記憶されるデータの管理、転送に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に、クリップボードに記憶される
データを共有する従来のシステムについて説明する。複
数のコンピュータ511,521,531は、LANを
介して接続されており、それぞれクリップボード51
2,522,532とクリップボード共有プログラム5
13,523,533を備え、それらのプログラムには
それぞれ他のコンピュータのアドレスが指定されてい
る。
【0003】コンピュータ511の操作者によりデータ
(β2)のコピーまたはカット操作が行われると、クリ
ップボード512にデータ(β2)が記憶される。そし
て、データ(β2)は、クリップボード共有プログラム
513により、あらかじめ指定されたアドレスに基づ
き、コンピュータ521,531に転送され、クリップ
ボード522,532に記憶される。コンピュータ52
1またはコンピュータ531の操作者により、コピーま
たはカット操作が行われたときも、クリップボード共有
プログラム523またはクリップボード共有プログラム
533によってそれぞれ同様の処理が行われる。
【0004】このようにして、互いのクリップボード5
12,522,532の内容は常に同じ状態に保たれる
ので、各コンピュータのクリップボードを実質上共用す
ることができる。これにより、他のコンピュータで入力
されたデータのカット、ペースト操作を容易にすること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
システムでは以下のような問題が生じている。
【0006】第一に、互いのクリップボードの内容を常
に同じ状態に保つため、他のコンピュータの操作者によ
って強制的にクリップボードのデータが変更される。し
たがって、クリップボードに記憶されていた有用なデー
タを失うような事態が生じる。
【0007】第二に、転送先のコンピュータの電源が切
れている場合には、そのコンピュータにデータを転送す
ることができない。
【0008】第三に、コンピュータの電源をいったん切
ると、そのコンピュータのクリップボードに記憶されて
いるデータは失われてしまう。
【0009】この発明は上記のような問題を解決して、
クリップボードのデータを管理し、ダウンロード側コン
ピュータの要求に応じてそのデータを提供するデータ管
理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
この発明のデータ管理システムは、登録ユーザごとにテ
ンポラリデータ記憶領域を有するデータ管理装置と、前
記データ管理装置とインターネットを介して通信可能で
あり、第一のクリップボードを備えた第一の端末装置
と、前記データ管理装置とインターネットを介して通信
可能であり、第二のクリップボードを備えた第二の端末
装置とを備えており、前記第一の端末装置は、ユーザに
よって書込要求指令が与えられると、前記第一のクリッ
プボードに記憶されているテンポラリデータを、いずれ
の登録ユーザから送信されたものであるか分かるように
前記データ管理装置に送信し、前記データ管理装置は、
前記第一の端末装置から受信したテンポラリデータを、
前記登録ユーザのテンポラリデータ記憶領域に記憶し、
前記第二の端末装置は、ユーザによって読出要求指令が
与えられると、前記データ管理装置に対して前記テンポ
ラリデータの送信要求指令をいずれの登録ユーザから送
信されたものであるか分かるように送信し、前記データ
管理装置は、前記登録ユーザのテンポラリデータ記憶領
域に記憶されているテンポラリデータを前記第二の端末
装置に送信し、前記第二の端末装置は、前記データ管理
装置から受信したテンポラリデータを前記第二のクリッ
プボードに記憶することを特徴としている。
【0011】したがって、テンポラリデータをデータ管
理装置に記憶するため、第二の端末装置は、必要なとき
にそのテンポラリデータを使用することができる。ま
た、データ管理装置は、送信要求を受けてテンポラリデ
ータを第二の端末装置に送信するため、第二のクリップ
ボードに記憶していたデータが自動的に消滅することは
ない。また、第一の端末装置と第二の端末装置が同時に
作動していなくても、第二の端末装置は、適宜第一の端
末装置のテンポラリデータをデータ管理装置から取得す
ることができる。
【0012】(3) この発明のデータ管理システムにお
いては、前記データ管理装置は、前記第二の端末装置か
ら前記テンポラリデータの送信要求指令を受けて、前記
登録ユーザのテンポラリデータ記憶領域に記憶されてい
るテンポラリデータのデータ一覧表を送信し、前記第二
の端末装置は、当該データ一覧表を表示し、当該データ
一覧表の中からユーザによって特定された1または複数
のテンポラリデータの送信要求指令を前記データ管理装
置に送信し、前記データ管理装置は、前記登録ユーザの
テンポラリデータ記憶領域に記憶されているテンポラリ
データのうち前記ユーザによって特定された1または複
数のテンポラリデータを、前記第二の端末装置に送信す
ることを特徴としている。
【0013】したがって、有用でないテンポラリデータ
がデータ管理装置に多数記憶されているような場合で
も、必要なテンポラリデータのみデータ管理装置から取
得することにより、不要なテンポラリデータによって第
二のクリップボードが占有されることはない。
【0014】(4) この発明のデータ管理システムにお
いては、前記第一の端末装置は、前記書込要求指令とし
て、カット指令もしくはコピー指令が与えられると、カ
ットもしくはコピーの対象であるテンポラリデータを前
記第一のクリップボードに記憶するとともに、当該テン
ポラリデータを前記データ管理装置に送信することを特
徴としている。
【0015】したがって、ユーザは、カット指令もしく
はコピー指令を行うことにより、データ管理装置にテン
ポラリデータを送信することができる。
【0016】(5) この発明のデータ管理システムにお
いては、前記第二の端末装置は、前記読出要求指令とし
て、ペースト指令が与えられると、前記データ管理装置
に対して前記テンポラリデータの送信要求指令をいずれ
の登録ユーザから送信されたものであるか分かるように
送信し、前記第二の端末装置は、前記データ管理装置か
ら受信したテンポラリデータを前記第二のクリップボー
ドに記憶するとともに、前記第二のクリップボードに記
憶されたテンポラリデータを表示し、テンポラリデータ
が特定されると、当該テンポラリデータのペースト処理
を実行することを特徴としている。
【0017】したがって、ユーザは、ペースト指令を行
うことにより、テンポラリデータをデータ管理装置から
取得することができる。
【0018】この発明において、「データ管理装置」
は、下記の実施形態では管理サーバ11が該当する。
「第一の端末装置」は、下記の実施形態では会社端末2
1が該当する。「第二の端末装置」は、下記の実施形態
では自宅端末31が該当する。「第一のクリップボー
ド」は、下記の実施形態では会社端末21のクリップボ
ード211が該当する。「第二のクリップボード」は、
下記の実施形態では自宅端末31のクリップボード31
1が該当する。「テンポラリデータ記憶領域」は、管理
サーバ11の共有クリップボード111が該当する。
「テンポラリデータ」とは、クリップボードに一時的に
記憶されるデータであり、下記の実施形態ではクリップ
ボードデータ(α、β、γ)が該当する。
【0019】「書込要求指令」とは、データ管理装置に
テンポラリデータの書き込みを要求する指令であり、下
記の実施形態では図4bのST29のあとにユーザによ
りなされる指令が該当する。「読出要求指令」とは、デ
ータ管理装置にテンポラリデータの読み出しを要求する
指令であり、下記の実施形態では図4bのST29のあ
とにユーザによりなされる指令が該当する。
【0020】「データ一覧表」は、ダウンロードするテ
ンポラリデータをユーザが特定するためのリストであ
り、下記の実施形態では図7に示す一覧表が該当する。
なお、作業日時やアプリケーションプログラムを、テン
ポラリデータを特定するための情報として、リストに表
示する一覧表であってもよい。
【0021】「登録ユーザ」とは、データ管理装置にあ
らかじめユーザ登録を行ったユーザのことである。「い
ずれの登録ユーザから送信されたものであるか分かるよ
うにデータ管理装置に送信する」ということは、ユーザ
認証を行ってからFTPによりデータファイルを送信す
る場合に限らず、データにユーザ識別子(例えば、ユー
ザIDなど)を付加して送信する場合も含む概念であ
る。
【0022】「クリップボード」とは、コピー操作もし
くはカット操作によりコピーもしくはカットの対象とな
るデータを一時記憶する領域をいう。また、複数のデー
タを記憶するものも含む概念である。
【0023】「テンポラリデータを、登録ユーザのテン
ポラリデータ記憶領域に記憶」するとは、テンポラリデ
ータをテンポラリ記憶領域に上書きして記憶する場合に
限らず、追加して記憶する場合も含む概念である。
【0024】第一の端末装置が「第一のクリップボード
に記憶されているテンポラリデータ」をデータ管理装置
に送信するという概念には、第一の端末装置が、コピー
もしくはカットの対象であるテンポラリデータを、第一
のクリップボードに記憶する前に、データ管理装置に送
信する場合も含まれる。
【0025】
【発明の実施の形態】1. 全体の構成 図1aに、この発明の一実施形態であるデータ管理シス
テムの全体構成を示す。管理サーバ11と会社端末2
1、自宅端末31は、インターネットを介して接続され
ている。管理サーバ11は、あらかじめユーザ登録され
たユーザごとにクリップボードのデータを記憶するため
の共有クリップボード111を備え、FTP(File Tra
nsfer Protocol)サーバとして機能する。会社端末21
と自宅端末31は、アプリケーション間もしくは同一の
アプリケーション中でデータを交換する際にデータを一
時的に保存するためのクリップボード211,311、
クリップボード211,311を管理する常駐プログラ
ム212,312などを備えている。この常駐プログラ
ム212は、クリップボード211のデータを管理サー
バ11にアップロードするためのものである。また、常
駐プログラム312は、共有クリップボード111のデ
ータをダウンロードしてクリップボード311に記憶す
るためのものである。
【0026】2. 管理サーバ11、会社端末21および
自宅端末31のハードウエア構成 2.1 管理サーバ11 図2に、管理サーバ11のハードウエア構成を示す。C
PU11aには、バスラインを介して、ディスプレイ1
1b、マウス・キーボード11c、ハードディスク11
d、メモリ11e、CD−ROMドライブ11f、通信
インターフェイス11gなどが接続されている。
【0027】ハードディスク11dには、上述の共有ク
リップボード111の他に、共有クリップボード111
にクリップボードデータをユーザごとに書き込むための
クリップボードデータ書込プログラム、共有クリップボ
ード111からクリップボードデータを読み出すための
クリップボードデータ読出プログラム、ユーザ登録され
たユーザ情報(ユーザID、パスワード等)を記憶する
ユーザ情報テーブル、オペレーティングシステム(OS)
などが記憶されている。
【0028】2.2 会社端末21、自宅端末31 図3に、会社端末21のハードウエア構成を示す。CP
U21aには、バスラインを介して、ディスプレイ21
b、マウス・キーボード21c、ハードディスク21
d、メモリ21e、CD−ROMドライブ21f、通信
インターフェイス21gなどが接続されている。
【0029】ハードディスク21dには、記憶媒体であ
るCD−ROM21hからCD−ROMドライブ21f
を介してインストールされた上述の常駐プログラム21
2の他に、ブラウザプログラム(例えば、マイクロソフ
ト(株)社のInternet Explorer)、文書編集プログラ
ム(例えば、(株)ジャストシステムの一太郎)、オペ
レーティングシステム(OS)などが記憶されている。会
社端末21のメモリ21eには、上述のクリップボード
211などを備えている。なお、自宅端末31のハード
ディスクにインストールされたプログラムは、会社端末
21のものと同様である。
【0030】3. フローチャート 図4a、図4b、図4c、図4dを用いて、常駐プログ
ラム212,312のアップロード処理およびダウンロ
ード処理について説明する。以下では、ユーザX(ユー
ザID:1000、パスワード:XA1DCZ)は、会
社端末21においてコピー操作によりクリップボード2
11に記憶されたデータ(α,β、γ)を、自宅端末3
1においてペーストするものとして説明する。
【0031】3.1 アップロード処理(図4a、図4
b、図4c、図1a参照) まず、ユーザXは、会社端末21において、管理サーバ
11に接続するための常駐プログラムの起動指令を行う
(図4aのST11)。これを受けて、会社端末21
は、インターネットに接続しているか否かを判断する
(ST12)。会社端末21は、インターネットに接続
していると判断して、管理サーバ11にアクセスする
(ST14)。管理サーバ11は、管理サーバ11と会
社端末21間のコマンド送信用コネクションを確立し、
会社端末21にその確立の旨を通知する(ST15〜S
T17)。
【0032】会社端末21は、コマンド送信用コネクシ
ョンが確立した旨の通知を受け取ると、ユーザID、パ
スワードの入力欄が設けられたユーザ認証画面(図示せ
ず)を表示する(ST18,ST19)。ユーザXは、
ユーザID1000、パスワードXA1DCZを入力す
る。会社端末21は、ユーザ認証画面を管理サーバ11
に送信する(ST20,ST21)。
【0033】管理サーバ11は、ユーザID等を受信す
ると、図5に示すユーザ情報テーブルに基づきユーザ認
証を行う(図4bのST22,ST23)。この場合、
正当なユーザであると判断され、データ転送用コネクシ
ョンが確立され、その確立の旨が通知される(ST2
4,ST25)。会社端末21は、その旨の通知を受け
取ると(ST27,ST28)、図6Aに示すような
「データ書込」または「データ読出」の選択画面を表示
する(図4bのST29)。かかる表示がなされると、
ユーザは「データ書込」を選択する。これにより、会社
端末21は、クリップボード211に記憶されているク
リップボードデータ(α、β、γ)を、そのデータ形式
(テキスト形式)とともに記憶するファイルZを作成
し、管理サーバ11に対してファイルZの書き込み要求
(PUT)を行う(ST30,ST31)。
【0034】これを受けた管理サーバ11は、図5に示
すユーザ情報テーブルにおいてユーザID1000によ
って特定される共有クリップボード111内の記憶領域
205に、ファイルZを書き込む(図4cのST32,
ST33)。そして、書き込みが終了した旨の通知を会
社端末21に送信する(ST34)。会社端末21は、
図6Bに示す書込終了画面を表示する(ST35,ST
36)。
【0035】なお、図4aのST12において、インタ
ーネットに接続していないと判断すると、インターネッ
トに接続する(ST13)。また、ST23において認
証エラーと判断すると、会社端末21に対してエラー送
信を行う(ST26)。これを受けた会社端末21は、
エラー画面を表示するとともに、再度ユーザ認証画面を
表示する(ST27,ST29)。
【0036】また、管理サーバ11と会社端末21間の
コネクションの切断タイミングは、ユーザによる切断指
令時、ファイルZのアップロード終了時(ST31)ま
たは書込終了通知の受信時(ST35)とすればよい。
【0037】3.2 ダウンロード処理(図4a、図4
b、図4d、図1b参照) 上記と同様に、自宅端末31は、ユーザXによって常駐
プログラムの起動指令が行われると、管理サーバ11に
アクセスして、コマンド送信用コネクションを確立して
もらう(ST11〜ST18)。そして、自宅端末31
は、ユーザID1000、パスワードXA1DCZを管
理サーバ11に送信して、データ転送用コネクションを
確立してもらう(ST19〜ST24)。
【0038】自宅端末31は、データ転送用コネクショ
ンが確立された旨の通知を受け取ると、図6Aに示すよ
うな「データ書込」または「データ読出」の選択画面を
表示する(図4bのST25,ST27〜ST29)。
かかる表示がなされると、ユーザは「データ読出」を選
択する。これにより、自宅端末31は、管理サーバ11
に対して共有クリップボード111に記憶されているフ
ァイルの読出要求(GET)を行う(ST30,ST3
7)。これを受けた管理サーバ11は、図5に示すユー
ザ情報テーブルにおいてユーザID1000によって特
定される共有クリップボード111内の記憶領域205
に格納されているファイルを自宅端末31に転送する
(図4dのST38〜ST41)。この場合、上述のフ
ァイルZが転送される。
【0039】自宅端末31は、ファイルZのデータを自
己のクリップボード311に記憶する(ST43〜ST
45)。
【0040】このあと、ユーザXによってペースト操作
が行われると、クリップボード311に記憶されたデー
タ(α、β、γ)の一覧表示を行い、ユーザXがいずれ
かを選択すると、その中から選択されたデータのペース
ト処理が実行される。
【0041】したがって、ユーザXは、会社端末21に
おいて作成したクリップボードデータ(α、β、γ)
を、異なる端末である自宅端末31のクリップボードに
ダウンロードすることができ、そのペースト処理を実行
することができる。
【0042】これにより、異なる端末間にて、ユーザの
積極的動作に基づいて、クリップボードのデータを共有
することができる。
【0043】なお、図4dのST39において、管理サ
ーバ11は、共有クリップボード111にファイルが記
憶されていないと判断すると、自宅端末31にエラー送
信を行う(ST42)。自宅端末31は、エラー画面を
表示して管理サーバ11にデータが登録されていない旨
を知らせる(ST43,ST46)。
【0044】また、管理サーバ11と自宅端末31間の
コネクションの切断タイミングは、ユーザによる切断指
令時またはファイルZのダウンロード終了時(ST4
4)にすればよい。
【0045】4. 他の実施形態 なお、上述の実施形態では、管理サーバ11は、ユーザ
認証を行った後、データ転送用コネクションを確立し、
会社端末21はファイルZを管理サーバ11に送信して
いる。しかしながら、会社端末21は、クリップボード
データにユーザを特定するユーザ識別子(例えば、ユー
ザIDなど)を付加して、これを管理サーバ11に送信
してもよい。この場合、管理サーバ11は、前記ユーザ
識別子によって、いずれのユーザから送信されたデータ
であるかを判断し、共有クリップボード111内の特定
の領域に記憶する。
【0046】また、上述の実施形態では、管理サーバ1
1は、会社端末21から受信したクリップボードデータ
(α、β、γ)のすべてを自宅端末31に送信してい
る。しかしながら、管理サーバ11は、自宅端末31に
いったんクリップボードデータ(α、β、γ)の冒頭部
分などを記載した図7に示す一覧表を送信し、ユーザに
よって選択されたデータのみ(例えば、βのみ)を自宅
端末31に送信してもよい。このようにすれば、大量の
データが自宅端末31に送信されて、自宅端末31のク
リップボード311が占有されることを防止することが
できる。
【0047】また、上述の実施形態では、常駐プログラ
ムの起動指令に基づいて、会社端末21のクリップボー
ドデータを管理サーバ11に送信している。しかしなが
ら、文書編集プログラムの起動中においてコピー指令も
しくはカット指令を受けて、クリップボードデータを管
理サーバ11に送信してもよい。この場合、クリップボ
ードにこれから記憶されるコピー、カットの対象となる
データは、クリップボードに記憶された後もしくは記憶
する前に、管理サーバ11に送信される。
【0048】また、上述の実施形態では、常駐プログラ
ムの起動指令に基づいて、自宅端末31は管理サーバ1
1からデータをダウンロードしている。しかしながら、
文書編集プログラムの起動中においてペースト指令を受
けて、管理サーバ11に対してデータの読出要求を行っ
てもよい。この場合において、ダウンロードしたデータ
が1つの場合には、そのデータのペースト処理を自動的
に実行してもよい。
【0049】また、図4aのST12において、インタ
ーネットに接続してるか否かの判断は、例えば、ダイヤ
ルアップ接続プログラムに確認することにより行う。
【0050】また、上述の実施形態では、常駐プログラ
ム212,312が図4a〜図4dの処理を行ってい
る。しかしながら、オペレーティングシステム(OS)に
その処理の一部を任せてもよい。
【0051】また、自宅端末31は、管理サーバ11か
らダウンロードした際に、クリップボード311に記憶
したデータの一覧を表示してもよい。これにより、ユー
ザは、ダウンロードしたデータを確認することができ
る。
【0052】また、上述の実施形態では、管理サーバ1
1は、会社端末21から受信したクリップボードデータ
のデータ形式を変換せずに自宅端末31に転送してい
る。しかしながら、ダウンロード側端末から特定のデー
タ形式への変換要求があったときは、管理サーバ11に
おいてダウンロード側端末において指定されたデータ形
式に変換してから、ダウンロード側端末にクリップボー
ドデータを送信してもよい。また、アップロード側端末
が起動している場合には、アップロード側端末に対し
て、ダウンロード端末において指定されたデータ形式の
変換を要求してもよい。この場合、管理サーバ11は、
アップロード側端末から変換後のデータを取得して、ダ
ウンロード側端末に送信する。また、図8に示すよう
に、管理サーバ11は、あらかじめダウンロード側端末
に応じて、変換すべきデータ形式が記録された変換テー
ブル151を備え、それに基づいてデータ形式を変換し
てもよい。
【0053】また、管理サーバ11において、ユーザご
とに共有クリップボード111に記憶するファイル数は
1つに限られるものではなく、複数のファイルを記憶し
てもよい。例えば、会社端末21は、クリップボード2
11のデータを記憶するファイルX、Y、Zをアップロ
ードすると、管理サーバ11は共有クリップボード11
1にそれらを記憶し、自宅端末31からダウンロード要
求がなされると、管理サーバ11はファイルX、Y、Z
を自宅端末31に送信することができる。なお、自宅端
末31において指定されたファイルのみを自宅端末31
に送信してもよい。
【0054】また、上述の実施形態では、自宅端末31
の常駐プログラム312は、管理サーバ11から受信し
たデータを、それが管理するクリップボード311に記
憶している。しかしながら、クリップボード311以外
の記憶領域に記憶してもよい。例えば、オペレーティン
グシステム(OS)が管理するクリップボードに記憶する
ことができる。
【0055】また、上述の実施形態では、ユーザによる
切断指令時、ファイルZのアップロード終了時または書
込終了通知の受信時に、管理サーバ11と会社端末21
間のコネクションを切断している。しかしながら、常駐
プログラム212が動作中は、コネクションの切断を行
わないで、その動作が終了した時点でコネクションの切
断を行ってもよい。
【0056】また、上述の実施形態では、ユーザによる
切断指令時もしくはファイルZのダウンロード終了時
に、管理サーバ11と自宅端末31間のコネクションを
切断している。しかしながら、常駐プログラム312が
動作中は、コネクションの切断を行わないで、その動作
が終了した時点でコネクションの切断を行ってもよい。
【0057】また、上述の実施形態では、管理サーバ1
1は、図5に示すユーザ情報テーブルを参照して、ユー
ザIDによって特定される記憶領域を取得してる。しか
しながら、データファイルを共有クリップボード111
に書き込む際に、データファイルをフル・パス形式で特
定しておくことにより、ユーザIDが決まれば、共有ク
リップボード111だけを参照してデータファイルの記
憶領域を取得することができる。例えば、上記フル・パ
ス形式としてユーザID1000のユーザに割り当てら
れる記憶領域が、http://www.justsystem/internetdisk
/user1000である場合、http://www.justsystem/interne
tdisk/user1000/fileZで表される。
【0058】また、上述の実施形態では、クリップボー
ドに記憶されるデータとしてテキストデータを一例とし
て説明している。しかしながら、画像データや音楽デー
タ等であってもよく、そのデータ形式は限定されるもの
ではない。
【0059】また、上述の実施形態では、会社端末21
と管理サーバ11間と、自宅端末31と管理サーバ11
間において、FTPによりデータファイルを送受信して
いる。しかしながら、管理サーバ11は、ユーザごとに
メールアドレスを割り当て、これを用いて電子メールに
よりクリップボードデータを送受信してもよい。このシ
ステムの一例を図9を用いて説明する。会社端末21
は、管理サーバ11に対しクリップボードデータをメー
ル送信する。管理サーバ11は、そのクリップボードデ
ータを適切なクリップボード形式のデータに変換し、ユ
ーザIDに対応づけてスプールファイル161に記憶す
る。自宅端末31の常駐プログラム312が、上述のユ
ーザに割り当てられたメールアドレスを用いて、管理サ
ーバ11にメールの確認依頼を行う。管理サーバ11
は、スプールファイル161からクリップボードデータ
が記録された電子メールを取り出して、自宅端末31に
引き渡す。自宅端末31の常駐プログラム312は、そ
のクリップボードデータをクリップボード311に記憶
する。また、メールでクリップボードデータを送受信す
ることにより、クリップボードを備えていない携帯電話
などの端末装置も、クリップボードデータを取得するこ
とができる。
【0060】また、この発明は、図10に示すようなシ
ステムでも利用することができる。これは、クリップボ
ード機能を有するコンピュータ間で、各コンピュータの
クリップボードに記憶されたテンポラリデータをインタ
ーネットを介して転送処理するシステムであって、登録
ユーザごとにテンポラリデータ記憶領域412を有する
データ転送装置411、データ転送装置411とインタ
ーネットを介して接続されたコンピュータであって、テ
ンポラリデータをデータ転送装置411にアップロード
するアップロード用コンピュータ421と、データ転送
装置411とインターネットを介して接続されたコンピ
ュータであって、データ転送装置411に記憶されたテ
ンポラリデータをダウンロードするダウンロード用コン
ピュータ431とを備え、アップロード用コンピュータ
421は、ユーザによって書込要求指令が与えられる
と、データ転送装置411に、クリップボード422に
記憶しているテンポラリデータをいずれの登録ユーザか
ら送信されたものであるか分かるように送信し、データ
転送装置411は、送信されたテンポラリデータを登録
ユーザのテンポラリデータ記憶領域412に記憶し、ダ
ウンロード用コンピュータ431は、ユーザによって読
出要求指令が与えられると、ダウンロード要求をいずれ
の登録ユーザから送信されたものであるか分かるように
データ転送装置411に送信し、データ転送装置411
は、ダウンロード要求を受信すると、登録ユーザのテン
ポラリデータ記憶領域412に記憶されたテンポラリデ
ータを、ダウンロード用コンピュータ431に送信し、
ダウンロード用コンピュータ431は、データ転送装置
411から受け取ったテンポラリデータを自己のクリッ
プボード432に記憶するシステムである。さらには、
コンピュータ421は、ユーザによって読出要求指令が
与えられると、ダウンロード要求をいずれの登録ユーザ
から送信されたものであるか分かるようにデータ転送装
置411に送信し、データ転送装置411は、ダウンロ
ード要求を受信すると、登録ユーザのテンポラリデータ
記憶領域412に記憶されたテンポラリデータを、コン
ピュータ421に送信し、コンピュータ421は、デー
タ転送装置411から受け取ったテンポラリデータを自
己のクリップボード422に記憶する。
【0061】したがって、コンピュータ421のテンポ
ラリデータをデータ転送装置411に記憶するため、い
ったんコンピュータ421の動作を停止しても、そのテ
ンポラリデータが消滅することはなく、再度そのテンポ
ラリデータをコンピュータ421,431において使用
することができる。
【0062】また、このデータ転送装置411は、クリ
ップボード機能を有するコンピュータ間で、各コンピュ
ータのクリップボードに記憶されたテンポラリデータを
インターネットを介して転送処理するための装置であっ
て、登録ユーザごとにテンポラリデータ記憶領域412
を有し、ユーザによる書込要求指令に基づいて、クリッ
プボード422に一時記憶されたテンポラリデータが、
アップロード用コンピュータ421からいずれの登録ユ
ーザから送信されたものであるか分かるようにアップロ
ードされると、このテンポラリデータを当該登録ユーザ
のテンポラリデータ記憶領域412に記憶し、ダウンロ
ード用コンピュータ431にて、ユーザによる読出要求
指令に基づき生成されたダウンロード要求であって、登
録ユーザから送信されたダウンロード要求を受信する
と、当該登録ユーザのテンポラリデータ記憶領域412
に記憶されたテンポラリデータが、ダウンロード用コン
ピュータ431のクリップボード432に記憶されるよ
うに当該テンポラリデータを送信することを特徴とする
ものである。さらには、ダウンロード用コンピュータ4
21にて、ユーザによる読出要求指令に基づき生成され
たダウンロード要求であって、登録ユーザから送信され
たダウンロード要求を受信すると、当該登録ユーザのテ
ンポラリデータ記憶領域412に記憶されたテンポラリ
データが、ダウンロード用コンピュータ421のクリッ
プボード422に記憶されるように当該テンポラリデー
タを送信することを特徴とするものである。
【0063】したがって、データ転送装置411は、ダ
ウンロード要求を受けてテンポラリデータをダウンロー
ド用コンピュータ421,431に送信するため、不要
なテンポラリデータが自動的にクリップボード422,
432に登録されることはない。また、アップロード用
コンピュータ421とダウンロード用コンピュータ43
1が同時に作動していなくても、ダウンロード用コンピ
ュータ431は、必要なときにテンポラリデータをデー
タ転送装置411から取得することができる。
【0064】また、アップロード用コンピュータ421
としてPCを、ダウンロード用コンピュータ431とし
て携帯電話を使用すれば、入力操作が煩雑な携帯電話に
おいて複雑な文書、図形を作成する際に、特に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】一実施形態におけるデータ管理システムの全
体構成を示す図である。
【図1b】一実施形態におけるデータ管理システムの全
体構成を示す図である。
【図2】管理サーバ11のハードウエア構成を示す図で
ある。
【図3】会社端末21のハードウエア構成を示す図であ
る。
【図4a】管理サーバ11、会社端末21、自宅端末3
1の処理を示すフローチャートである。
【図4b】管理サーバ11、会社端末21、自宅端末3
1の処理を示すフローチャートである。
【図4c】管理サーバ11、会社端末21、自宅端末3
1の処理を示すフローチャートである。
【図4d】管理サーバ11、会社端末21、自宅端末3
1の処理を示すフローチャートである。
【図5】管理サーバ11のユーザ情報テーブルを示す図
である。
【図6】アップロード処理における会社端末21のディ
スプレイ画面を示す図である。
【図7】管理サーバ11に記憶されているクリップボー
ドデータの一覧を示す図である。
【図8】一実施形態におけるデータ管理システムの処理
の概要を示す図である。
【図9】一実施形態におけるデータ管理システムの処理
の概要を示す図である。
【図10】一実施形態におけるデータ管理システムの処
理の概要を示す図である。
【図11】クリップボードに記憶されるデータを共有す
る従来のシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
11・・・管理サーバ 21・・・会社端末 31・・・自宅端末 111・・・共有クリップボード 211,311・・・クリップボード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】登録ユーザごとにテンポラリデータ記憶領
    域を有するデータ管理装置と、 前記データ管理装置とインターネットを介して通信可能
    であり、第一のクリップボードを備えた第一の端末装置
    と、 前記データ管理装置とインターネットを介して通信可能
    であり、第二のクリップボードを備えた第二の端末装置
    と、 を備えたデータ管理システムであって、 前記第一の端末装置は、ユーザによって書込要求指令が
    与えられると、前記第一のクリップボードに記憶されて
    いるテンポラリデータを、いずれの登録ユーザから送信
    されたものであるか分かるように前記データ管理装置に
    送信し、 前記データ管理装置は、前記第一の端末装置から受信し
    たテンポラリデータを、前記登録ユーザのテンポラリデ
    ータ記憶領域に記憶し、 前記第二の端末装置は、ユーザによって読出要求指令が
    与えられると、前記データ管理装置に対して前記テンポ
    ラリデータの送信要求指令をいずれの登録ユーザから送
    信されたものであるか分かるように送信し、 前記データ管理装置は、前記登録ユーザのテンポラリデ
    ータ記憶領域に記憶されているテンポラリデータを前記
    第二の端末装置に送信し、 前記第二の端末装置は、前記データ管理装置から受信し
    たテンポラリデータを前記第二のクリップボードに記憶
    すること、 を特徴とするデータ管理システム。
  2. 【請求項2】第一のクリップボードを備えた第一の端末
    装置および第二のクリップボードを備えた第二の端末装
    置とインターネットを介して通信可能であり、登録ユー
    ザごとにテンポラリデータ記憶領域を有するデータ管理
    装置であって、 前記第一の端末装置から、前記第一のクリップボードに
    記憶されているテンポラリデータであって、いずれの登
    録ユーザから送信されたものであるかが特定されたテン
    ポラリデータを受信すると、当該テンポラリデータを前
    記登録ユーザのテンポラリデータ記憶領域に記憶し、 前記第二の端末装置から、テンポラリデータの送信要求
    指令であって、いずれの登録ユーザから送信されたもの
    であるかが特定されたダウンロード要求を受信すると、
    前記登録ユーザのテンポラリデータ記憶領域に記憶され
    ているテンポラリデータを前記第二の端末装置に送信す
    ること、 を特徴とするデータ管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかのデー
    タ管理システムまたはデータ管理装置において、 前記データ管理装置は、前記第二の端末装置から前記テ
    ンポラリデータの送信要求指令を受けて、前記登録ユー
    ザのテンポラリデータ記憶領域に記憶されているテンポ
    ラリデータのデータ一覧表を送信し、 前記第二の端末装置は、当該データ一覧表を表示し、当
    該データ一覧表の中からユーザによって特定された1ま
    たは複数のテンポラリデータの送信要求指令を前記デー
    タ管理装置に送信し、 前記データ管理装置は、前記登録ユーザのテンポラリデ
    ータ記憶領域に記憶されているテンポラリデータのうち
    前記ユーザによって特定された1または複数のテンポラ
    リデータを、前記第二の端末装置に送信することを特徴
    とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかのデー
    タ管理システムまたはデータ管理装置において、 前記第一の端末装置は、前記書込要求指令として、カッ
    ト指令もしくはコピー指令が与えられると、カットもし
    くはコピーの対象であるテンポラリデータを前記第一の
    クリップボードに記憶するとともに、当該テンポラリデ
    ータを前記データ管理装置に送信することを特徴とする
    もの。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかのデー
    タ管理システムまたはデータ管理装置において、 前記第二の端末装置は、前記読出要求指令として、ペー
    スト指令が与えられると、前記データ管理装置に対して
    前記テンポラリデータの送信要求指令をいずれの登録ユ
    ーザから送信されたものであるか分かるように送信し、 前記第二の端末装置は、前記データ管理装置から受信し
    たテンポラリデータを前記第二のクリップボードに記憶
    するとともに、前記第二のクリップボードに記憶された
    テンポラリデータを表示し、テンポラリデータが特定さ
    れると、当該テンポラリデータのペースト処理を実行す
    ることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】登録ユーザごとにテンポラリデータを記憶
    するデータ管理装置と、 前記データ管理装置とインターネットを介して通信可能
    であり、第一のクリップボードを備えた第一の端末装置
    と、 前記データ管理装置とインターネットを介して通信可能
    であり、第二のクリップボードを備えた第二の端末装置
    と、 を用いて実現するデータ管理方法であって、 前記第一の端末装置において、前記第一のクリップボー
    ドに記憶されているカットまたはコピーの対象であるテ
    ンポラリデータを、いずれの登録ユーザから送信された
    ものであるか分かるように前記データ管理装置に送信さ
    せ、 前記データ管理装置において、前記受信したテンポラリ
    データを登録ユーザごとに記憶させ、 前記第二の端末装置において、前記テンポラリデータの
    送信要求指令をいずれの登録ユーザから送信されたもの
    であるか分かるように前記データ管理装置に送信させ、 前記データ管理装置において、当該登録ユーザのテンポ
    ラリデータを前記第二の端末装置に送信させ、 前記第二の端末装置において、前記データ管理装置から
    受信したテンポラリデータを前記第二のクリップボード
    に記憶させること、 を特徴とするデータ管理方法。
  7. 【請求項7】クリップボードを有し、カット・アンド・
    ペースト機能を備えたコンピュータに、 ユーザによって書込要求指令が与えられると、前記クリ
    ップボードに記憶されているテンポラリデータを、いず
    れの登録ユーザから送信されたものであるか分かるよう
    にインターネットを介してサーバコンピュータに送信さ
    せるためのプログラム。
  8. 【請求項8】クリップボードを有し、カット・アンド・
    ペースト機能を備えたコンピュータに、 ユーザによって読出要求指令が与えられると、テンポラ
    リデータの送信要求指令をいずれの登録ユーザから送信
    されたものであるか分かるようにインターネットを介し
    てサーバコンピュータに送信させ、 前記サーバコンピュータから受信したテンポラリデータ
    を前記クリップボードに記憶させるとともに、前記クリ
    ップボードに記憶されたテンポラリデータのペースト処
    理を実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】請求項8のプログラムを記録した記録媒体
    またはプログラムであって、 前記クリップボードに記憶されたテンポラリデータを表
    示させ、ユーザによって特定されたテンポラリデータの
    ペースト処理を実行させるためのもの。
JP2001089573A 2001-03-27 2001-03-27 データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法 Pending JP2002288162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089573A JP2002288162A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089573A JP2002288162A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002288162A true JP2002288162A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18944485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001089573A Pending JP2002288162A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002288162A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004681A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toshiyuki Kono データ取得方法、データ取得システム、データ取得装置、及びコンピュータプログラム
JP2009075850A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、ならびにそのプログラムおよび記憶媒体
KR101438102B1 (ko) 2012-07-18 2014-09-11 안지윤 클립보드 동기화 서버 및 그를 포함한 클립보드 동기화 시스템
JP2015201232A (ja) * 2015-06-24 2015-11-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、ならびにそのプログラムおよび記憶媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004681A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toshiyuki Kono データ取得方法、データ取得システム、データ取得装置、及びコンピュータプログラム
JP2009075850A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、ならびにそのプログラムおよび記憶媒体
US9311306B2 (en) 2007-09-20 2016-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method and storage medium in which program thereof is recorded
KR101438102B1 (ko) 2012-07-18 2014-09-11 안지윤 클립보드 동기화 서버 및 그를 포함한 클립보드 동기화 시스템
JP2015201232A (ja) * 2015-06-24 2015-11-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、ならびにそのプログラムおよび記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4380032B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理方法、並びに記憶媒体
US6493743B2 (en) PDA workspace interface using application icons for downloading remote user file
JP6186870B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、会議システム及びコンテンツ提供方法
JP2002288125A (ja) 作業状態再現システム、作業状態再現方法
KR101190426B1 (ko) 동기화 방법 및 시스템
JP2004110789A (ja) 組み込みオペレーティング・システムを有する携帯装置を用いてパーソナルコンピュータのリソースを遠隔制御する方法
US20070016680A1 (en) Method and system for proxy-based file sharing
US20020138653A1 (en) Workstation system, computer, data transfer method, data editing method, computer program generation method, computer program and storage medium
US6782426B1 (en) Shared device control method and server-client system
WO2005103913A1 (ja) 通知方法、接続装置、通信方法,及び、プログラム
JPH0629993A (ja) アクセス管理方法及びネットワーク・サーバ
JPH113299A (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびそれらの制御方法
JP2002259307A (ja) 情報処理装置、情報送信方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびそのためのプログラム
US6751648B2 (en) System for sharing image input device on network
JP2002288162A (ja) データ管理システム、データ管理装置およびデータ管理方法
JP2000076152A (ja) 分散ファイルシステムならびに同システムにおけるファイル共有方法及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体
JP2000295223A (ja) ネットワーク端末装置及びその表示方法
JP4240557B2 (ja) 文書処理装置、文書処理装置の制御方法、及び記憶媒体
JPH1031636A (ja) ファイルサーバ管理機能を持つ電子メールサービスマネージャー
JP7417044B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP3770261B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH11282773A (ja) 文書処理装置及びその制御方法、文書処理システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
JP2003006213A (ja) 画像バックアップ方法及び画像処理方法
JP2002330250A (ja) データ転送システムおよびファクシミリ送信システム
KR101399016B1 (ko) 소프트웨어가 탑재된 휴대형 저장장치 및 이를 이용한 파일 패키지 저장 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928