JP2002288012A - ファイル結合装置、及びプログラム - Google Patents

ファイル結合装置、及びプログラム

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JP2002288012A
JP2002288012A JP2001085095A JP2001085095A JP2002288012A JP 2002288012 A JP2002288012 A JP 2002288012A JP 2001085095 A JP2001085095 A JP 2001085095A JP 2001085095 A JP2001085095 A JP 2001085095A JP 2002288012 A JP2002288012 A JP 2002288012A
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combining
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JP2001085095A
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Tomohiro Machida
智浩 町田
Chikashi Sasaki
史 佐々木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、結合項目の指定処理や文法
エラーとなるファイル同士の結合処理を、ユーザに対す
る作業負担を軽減しつつ確実に実現することである。 【解決手段】 コンピュータシステム1内のCPU2
は、ファイル編集機能により、ユーザーにより所望の結
合先ファイルの結合先項目が選択されると、全ファイル
から同じ型式、似通った名称や長さの結合対象の項目を
全て抽出して一覧表示し、その一覧表示から結合候補の
項目が選択されると、その結合候補の項目を含むファイ
ルから項目データを読み出して結合先ファイル内の結合
項目に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース内の
ファイル同士を結合して結合レコードを生成するファイ
ル結合装置、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベース内のファイル同士を
結合して結合レコードを生成するファイル結合ツールに
おいて、結合先の項目を指定する方法には、以下の2通
りがある。 (1)まず、結合項目が存在するファイルを指定し、更
に、そのファイルより結合項目を選択して結合(手作
業)する方法。 (2)同じファイル名称とファイル形式を持つ項目を自
動的に結合する方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファイル結合ツールにあっては、上2通りの方法につい
て以下のような問題があった。(1)の手作業による結
合方法の場合は、結合先のファイルと項目を選択しなけ
ればならず、どのファイルにどのような項目が存在する
かを、常に認識しておく必要があり、ユーザーに対する
作業負担が大きかった。
【0004】また、(2)の自動結合方法の場合は、フ
ァイル内で型、名称、長さが全て一致した項目同士を結
合するため、その動作はバッチ処理的で、ユーザが意図
しないファイル結合結果が出力されることが多い。
【0005】また、従来のファイル結合ツールを用いた
場合、以下のような条件の場合に、ファイル結合時に文
法エラーになってしまうという問題があった。 ・結合先の項目が既に結合済み ・結合先のファイルが自分自身 これらのような条件でファイル結合を正常に行うために
は、結合先の項目が存在するファイルに対して、別の名
称でファイルを作成し、その別名ファイルに対して結合
指定を行うといった作業が必要であった。このため、フ
ァイル結合に至るまでの作業が繁雑になり、ユーザーに
対する作業負担を更に増大させるものであった。
【0006】本発明の課題は、結合項目の指定処理や文
法エラーとなるファイル同士の結合処理を、ユーザに対
する作業負担を軽減しつつ確実に実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァイル結合装置(例えば、図1のコンピュータシステム
1)は、複数のファイルを記憶する記憶手段(例えば、
図1の記憶装置8)と、前記記憶手段に記憶された複数
のファイルから結合先となるファイルの結合項目を指定
する結合先指定手段(例えば、図1の入力装置3、図1
のCPU2により実行される図3のステップS2)と、
前記結合先指定手段により指定された結合項目に近似す
る結合候補の対象項目を備えたファイルを前記記憶手段
に記憶された複数のファイルから抽出する抽出手段(例
えば、図1のCPU2により実行される図4の全ファイ
ルより結合候補の一覧取得処理)と、前記抽出手段によ
り抽出されたファイルの結合候補の対象項目に記憶され
たデータを案内表示する案内表示手段(例えば、図1の
CPU2により実行される図4の全ファイルより結合候
補の一覧取得処理)と、前記案内表示手段により表示さ
れた結合候補の対象項目から結合対象ファイルを指定す
る結合対象指定手段(例えば、図1の入力装置3、図1
のCPU2により実行される図3のステップS7)と、
前記結合対象指定手段により指定された結合対象ファイ
ルの対象項目を前記結合先指定手段により指定された結
合先ファイルの結合項目に結合する結合手段(例えば、
図1のCPU2により実行される図3のステップS9)
と、を具備することを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明のファイル結合装
置によれば、複数のファイルを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された複数のファイルから結合先とな
るファイルの結合項目を指定する結合先指定手段と、前
記結合先指定手段により指定された結合項目に近似する
結合候補の対象項目を備えたファイルを前記記憶手段に
記憶された複数のファイルから抽出する抽出手段と、前
記抽出手段により抽出されたファイルの結合候補の対象
項目に記憶されたデータを案内表示する案内表示手段
と、前記案内表示手段により表示された結合候補の対象
項目から結合対象ファイルを指定する結合対象指定手段
と、前記結合対象指定手段により指定された結合対象フ
ァイルの対象項目を前記結合先指定手段により指定され
た結合先ファイルの結合項目に結合する結合手段と、を
具備する。
【0009】したがって、ファイル同士を結合する際に
項目を容易に選択でき、ファイル編集時の操作性を改善
でき、ファイル編集処理を効率よく実行できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図8は、本発明のファ
イル結合装置を適用したコンピュータシステムの一実施
の形態を示す図である。
【0011】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態におけるコンピュータシステム1内部の機能構成を
示すブロック図である。この図1において、コンピュー
タシステム1は、CPU2、入力装置3、RAM4、伝
送制御部5、表示装置6、印刷装置7、及び記録媒体9
を備えた記憶装置8により構成されており、記録媒体9
を除く各部はバス10に接続されている。
【0012】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶装置8の有する記録媒体9に記憶されている各
種制御プログラムを読み出し、RAM4内に形成された
ワークメモリ4dに展開し、該制御プログラムに従って
各部を集中制御する。
【0013】また、CPU2は、ワークメモリ4dに展
開したファイル編集処理プログラムに従って、後述する
ファイル編集処理(図3参照)を実行し、ファイル項目
結合ツールを起動し、結合先ファイルと、その結合先フ
ァイル内の結合対象項目を選択させ、その結合対象項目
の詳細情報を結合先ファイルから取得するとともに、選
択された結合対象項目を現在の結合済情報として取得す
る。
【0014】そして、CPU2は、取得した結合対象項
目の詳細情報と現在の結合済情報とに基づいて、後述す
る全ファイル(ファイル数をnとする)より結合候補の
一覧取得処理(図4参照)を実行し、全ファイルから項
目情報を読み取って、その項目数(X)を記憶し、読み
取った項目情報から型(TYPE)、名称、長さ(LE
N)が一致する項目を結合候補として抽出する。この複
数の結合候補抽出後、後述するX番目の項目を結合候補
として抽出する処理(図5参照)に移行する。
【0015】この抽出処理において、CPU2は、その
結合候補数(Y)を記憶し、各結合候補が既に結合済み
か否かを確認した上で、結合済情報を格納する処理ファ
イル名称(結合ファイル名X)のファイルを作成し、結
合候補項目を格納する別名ファイルを作成して、結合候
補項目を抽出したファイルのファイル名称を別名ファイ
ル名称に変更するといった、一連の処理を全結合候補項
目に対して繰り返し実行する。
【0016】そして、CPU2は、抽出処理により得ら
れた全結合候補項目について作成された別名ファイル名
称のファイル内に結合候補項目を一覧で展開し、この結
合候補項目一覧ファイルの各結合候補項目と、先に選択
された結合先ファイル内の各結合対象項目とを結合し
て、結合済情報を処理ファイル名称(結合ファイル名
X)のファイル内に展開して、結合結果ファイルを作成
する。
【0017】入力装置3は、文字/英数字入力キー、カ
ーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボード
と、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて
構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号
とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU2
に出力する。
【0018】RAM(Random Access Memory)4は、図
2に示すように、上記ファイル結合処理において処理さ
れるパラメータを記憶するパラメータメモリ4a、各種
ファイルデータメモリ4b、結合ファイルデータメモリ
4c、及びワークメモリ4d等をを有する。
【0019】パラメータメモリ4aは、CPU2により
実行されるファイル編集処理において処理されるパラメ
ータとして、項目情報を読み出す対象となるファイルの
全ファイル数を示す「n」と、その全ファイルから読み
出した項目情報の全項目数を示す「X」と、その全項目
の中から抽出した結合候補の項目数を示す「Y」とを記
憶する。
【0020】各種ファイルデータメモリ4b、CPU2
により実行されるファイル編集処理において処理対象と
なる項目情報を読み出す各種ファイルデータを記憶する
メモリ領域である。結合ファイルデータメモリ4cは、
CPU2により実行されるファイル編集処理において処
理対象となる結合候補項目一覧ファイル、結合先ファイ
ル、結合結果ファイル等のファイル結合に関わるファイ
ルデータを記憶するメモリ領域である。
【0021】ワークメモリ4dは、CPU2により実行
される上記各種処理において、記憶装置8から読み出さ
れたシステムプログラム、各種処理プログラム、入力若
しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶す
るメモリ領域である。
【0022】伝送制御部5は、ルータやTA(Terminal
Adapter)等によって構成され、専用線、公衆電話回
線、或いはISDN等の通信ネットワークNに接続され
た通信端末との間で通信制御を行う。ルータは、専用線
を介して接続される各通信端末がLANを構成している
場合に、そのLAN上の通信端末とコンピュータシステ
ム1とを接続する装置であり、TAは、ISDNを介し
て通信端末との間で通信制御を行うために、既存のイン
タフェースをISDNに対応するインタフェースに変換
する装置である。
【0023】表示装置6は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU2から入力される表示信号の指示に従って、
レコードファイルや出力帳票等の画面表示を行う。印字
装置7は、CPU2により実行されるファイル編集処理
において生成される上記結合結果ファイルの印刷データ
を所定用紙に印刷して出力する。
【0024】記憶装置8は、プログラム、データ等が予
め記憶されており、この記憶装置8は磁気的、光学的記
録媒体、若しくは半導体メモリなどCPUで読取り可能
な記録媒体9を含んだ構成である。この記録媒体9はC
D−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードデ
ィスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体9
に格納する上記ファイル編集処理プログラム、上記結合
候補の一覧取得処理プログラム、上記項目を結合候補と
して抽出する処理プログラム、及びデータ等は、その一
部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN、L
ANなどのネットワークを介して伝送制御部5から受信
する構成にしてもよく、更に、記録媒体9はネットワー
ク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であ
ってもよい。
【0025】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。図3〜図5は本第実施の形態における動作を説明す
るフローチャートである。これらのフローチャートは本
願発明のファイル結合装置を構成するコンピュータシス
テム1に各機能を実現させるためのプログラムを説明す
る為のものである。このプログラムはCPU2が読み取
り可能なプログラムコードの形態で前記記録媒体9に格
納されている例で説明するが、全ての機能を前記記録媒
体9に格納する必要は無く、必要に応じて、その一部若
しくは全部をネットワークを介して伝送制御部5から受
信して実現する様にしても良い。
【0026】まず、CPU2にり実行されるファイル編
集処理について図3に示すフローチャートに基づいて説
明する。まず、入力装置3における所定のキー操作によ
りファイル編集処理が指示されると、CPU2は、図3
のファイル編集処理を開始して、ファイル結合ツールを
起動して表示装置6にファイル結合ツール画面(図示せ
ず)を表示し(ステップS1)、そのファイル結合ツー
ル画面において結合先ファイルの選択と、結合対象項目
を選択させる。
【0027】ファイル結合ツール画面において結合先フ
ァイルと、結合対象項目が選択されると、CPU2は、
その選択された結合先ファイル名称と結合対象項目名称
とをRAM4内の結合ファイルデータメモリ4cに記憶
する(ステップS2、S3)。次いで、CPU2は、結
合対象項目の詳細情報を結合先ファイルから取得して結
合ファイルデータメモリ4cに記憶する(ステップS
4)。
【0028】次いで、CPU2は、ステップS3におい
て選択された結合対象項目を現在の結合済情報として取
得し、その結合済情報をRAM4内の結合ファイルデー
タメモリ4cに記憶する(ステップS5)。次いで、C
PU2は、図4に示す全ファイルより結合候補の一覧取
得処理に移行する(ステップS6)。
【0029】図4に示す全ファイルより結合候補の一覧
取得処理において、まず、CPU2は、RAM4内のパ
ラメータメモリ4aに記憶する結合候補を取得する全フ
ァイル数を示す「n」と、全ファイルから読み出した項
目情報の全項目数を示す「X」とを初期化(0)する
(ステップS101)。
【0030】次いで、CPU2は、記憶装置8に記憶さ
れたファイルの全ファイル数を取得し、その全ファイル
数をパラメータメモリ4a内の「n」に記憶する(ステ
ップS102)。例えば、全ファイル数が「10」だと
すれば、「n=10」として記憶する。
【0031】そして、CPU2は、n番目のファイル、
例えば、10番目のファイルをオープンし(ステップS
103)、全ファイルに対して項目情報の抽出が終了し
たか否かを判別する(ステップS104)。この場合、
後述する処理において、nを「−1」ずつ減算していく
ため、「n=0」か否かを判別することにより、全ファ
イルから項目情報の抽出が終了したかを判別する。
【0032】「n=0」の場合、CPU2は、全ファイ
ルに対して項目情報の抽出が終了したと判別して本処理
を終了し、「n=0」でない場合、全ファイルに対して
項目情報の抽出が終了していないと判別して、上記10
番目のファイルから項目情報を読み取り、その読み取っ
た全項目数をパラメータメモリ4a内の「X」に記憶す
る(ステップS105)。例えば、全項目数が「5」だ
とすれば、「X=5」として記憶する。
【0033】次いで、CPU2は、10番目のファイル
から全項目情報の抽出が終了したか否かを判別する(ス
テップS106)。この場合、後述する処理において、
Xを「−1」ずつ減算していくため、「X=0」か否か
を判別することにより、現在のファイルから全項目情報
の抽出が終了したかを判別する(ステップS109)。
【0034】現在のファイルから全項目情報の抽出が終
了していなければ、CPU2は、X番目のヘッダデー
タ、例えば、5番目のヘッダデータを読み出す。このヘ
ッダデータを含むファイルの構成例を図6に示す。図6
に示すファイル100は、ヘッダデータ101とファイ
ルデータ102により構成されており、ヘッダデータ1
01は、図中に示すように「テーブルデータ」、「ファ
イル名・・・」、「項目名1/TYPE(型)/LEN
(長さ),項目名2/TYPE/LEN,・・・,項目
名N/TYPE/LEN」を含む。この場合、「項目名
N/TYPE/LEN」が5番目のヘッダデータとす
る。
【0035】そして、CPU2は、読み出した5番目の
ヘッダデータのTYPE(型)が、図3のステップS3
において選択された結合対象項目に同様に設定されたヘ
ッダデータのTYPE(型)と同じか否かを判別する
(ステップS110)。TYPE(型)が同じであれ
ば、さらにLEN(長さ)が同じか否かを判別する(ス
テップS111)。LEN(長さ)も同じであれば、更
に、その項目名称が同じか近似しているかを判別する
(ステップS112)。
【0036】項目名称が同じか近似していれば、CPU
2は、図5に示す項目を結合候補として抽出する処理に
移行する(ステップS113)。また、ステップS11
0においてTYPE(型)が同じでなければ、ステップ
S111においてLEN(長さ)が同じでなければ、ス
テップS112において項目名称が同じか近似していな
ければ、CPU2は、ステップS114に移行して項目
数Xを「−1」減算し、ステップS106に戻って、ス
テップS109で次の4番目のヘッダデータを読み出
す。
【0037】CPU2は、ステップS110以降の処理
を繰り返し実行して、4番目のヘッダデータに基づいて
結合候補項目の抽出処理を繰り返す。以後、CPU2
は、3番目から1番目まで各ヘッダデータを順次読み出
し、同様に結合候補項目の抽出処理を繰り返す。
【0038】また、ステップS106において10番目
のファイルからの全項目情報の抽出が終了していれば、
CPU2は、その10番目のファイルをクローズし(ス
テップS107)、ファイル数nを「−1」減算し(ス
テップS108)、ステップS103に戻って9番目の
ファイルをオープンする。そして、CPU2は、ステッ
プS105以降の処理を繰り返し実行して、9番目のフ
ァイルから結合候補項目を抽出する。
【0039】以後、CPU2は、8番目から1番目まで
各ファイルをオープンし、その各ファイルのヘッダデー
タを読み出して、同様に結合候補項目の抽出処理を繰り
返すとともに、図5のX番目の項目を結合候補として抽
出する処理を繰り返し実行し、全ファイルから結合候補
項目を全て抽出して、RAM4内の結合ファイルデータ
メモリ4cに記憶する。
【0040】図5に示すX番目の項目を結合候補として
抽出する処理において、まず、CPU2は、RAM4内
のパラメータメモリ4aに記憶する全結合候補数を示す
「Y」を初期化する(ステップS201)。次いで、C
PU2は、上記全ファイルより結合候補の一覧取得処理
により全結合候補数を取得してパラメータメモリ4a内
の「Y」に記憶する(ステップS202)。例えば、全
結合候補数が「3」だとすれば、「Y=3」として記憶
する。
【0041】そして、CPU2は、結合候補が既に結合
済か否かを判別する(ステップS203)。この場合、
後述する処理において、Yを「−1」ずつ減算していく
ため、「Y=0」か否かを判別することにより、結合候
補項目が既に結合済みか否かを判別する。
【0042】結合候補項目が既に結合済みであれば、C
PU2は、本処理を終了し、結合済みでなければ、Y番
目の結合候補項目、例えば、3番目の結合候補項目を結
合ファイルデータメモリ4cから読み出し(ステップS
204)、結合済情報を格納する処理ファイル名称とし
て結合ファイル名Xのファイルを作成する(ステップS
205)。
【0043】次いで、CPU2は、結合候補項目を格納
する別名ファイルを作成し(ステップS206)、結合
候補項目を抽出したファイルのファイル名称を別名ファ
イル名称に変更して(ステップS207)、結合候補数
Yを「−1」減算する(ステップS208)。
【0044】そして、CPU2は、ステップS203に
戻って結合候補が既に結合済か否かを判別し、ステップ
S204以降の処理により2番目、1番目の各結合候補
項目に対する結合ファイル名Xのファイル作成、及び結
合候補項目を抽出したファイルのファイル名称を別名フ
ァイル名称に変更する処理を繰り返し実行する。
【0045】以上のX番目の項目を結合候補として抽出
する処理が終了し、図4の全ファイルより結合候補の一
覧取得処理が終了すると、全ファイルから全結合候補項
目を抽出して、そのファイル名称を別名ファイル名称で
一覧展開したファイルを取得する。
【0046】以下に、ファイル結合するファイルの具体
例を図7に示す。図7(a)は、結合ツール画面であ
り、結合先ファイルとして(社員台帳)ファイルが選択
され、そのファイル内で結合対象項目として「部署コー
ド」が選択され、全ファイルより結合候補の一覧取得処
理により(部署テーブル)ファイルが取得され、その結
合先ファイル、結合対象項目、結合候補ファイル、結合
候補項目が一覧で展開された結合候補ファイルが自動的
に作成された場合を示している。また、図中の結合候補
ファイル内には、ファイル名「社員移動履歴」ファイル
から結合候補項目「部署コード」が抽出されたことを示
す。
【0047】次いで、CPU2は、図3のステップS7
に戻り、図7(a)に示した結合候補ファイル内におい
て結合候補の項目名が選択されたか否かを判別する。結
合候補の項目名が選択されなかった場合、CPU2は、
今回の処理の中止を指示する図7(a)に示すキャンセ
ルボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS
8)。キャンセルボタンが操作されなければ、ステップ
S7に戻り、キャンセルボタンが操作されれば本処理を
終了する。
【0048】そして、図7(a)の結合候補ファイル内
において結合候補として「部署コード」が選択される
と、CPU2は、図7(a)の(社員台帳)ファイル内
の結合先項目「部署コード」に対して、(部署テーブ
ル)ファイル内の結合候補項目「部署名」を結合する処
理を行う(ステップS9)。この結合処理の結果が、図
7(b)に示す結合結果ファイルであり、「部署コー
ド」項目の右側に、「部署名」項目を結合したファイル
を容易に作成できる。
【0049】次いで、CPU2は、結合したファイル
を、ユーザーによる印刷指示、又は、保存指示、又は終
了指示に応じて、印刷処理、保存処理、終了処理を実行
し(ステップS10)、処理の終了指示の有無を判別す
る(ステップS11)。終了指示があれば、CPU2
は、本ファイル編集処理を終了し、終了指示がなけれ
ば、次の結合の実行指定が有るか否かを判別する(ステ
ップS12)。
【0050】次の結合の実行指定が有れば、CPU2
は、ステップS2に戻って、次の結合先ファイルを指定
させ、以降のファイル結合処理を再度実行し、次の結合
の実行指定がなければステップS11の終了判別に戻
る。
【0051】また、図7に示したファイル結合と異なる
ファイル結合の例を図8に示す。図8(a)は、結合ツ
ール画面であり、結合先ファイルとして(社員台帳)フ
ァイルが選択され、そのファイル内で結合対象項目とし
て「部署コード」が選択され、全ファイルより結合候補
の一覧取得処理により(部署テーブル)ファイルが取得
され、その結合先ファイル、結合対象項目、結合候補フ
ァイル、結合候補項目が一覧で展開された結合候補ファ
イルが作成された場合を示している。また、図中の結合
候補ファイル内には、ファイル名「社員移動履歴」ファ
イルから結合候補項目「部署コード」が抽出されたこと
を示す。
【0052】さらに、図8(a)では、結合先ファイル
である(社員台帳)ファイル内において、更に結合対象
項目として「旧部署コード」が選択され、全ファイルよ
り結合候補の一覧取得処理により同様に(部署テーブ
ル)ファイルが取得されるが、この場合、文法矛盾が発
生するため、内部処理として(部署テーブル)ファイル
のファイル名を別名称<(部署テーブル 1)>として
取得され、その結合先ファイル、結合対象項目、結合候
補ファイル、結合候補項目が一覧で展開された結合候補
ファイルが作成された場合を示している。また、図中の
結合候補ファイル内には、ファイル名「社員移動履歴」
ファイルから結合候補項目「部署コード」が抽出された
ことを示す。
【0053】そして、図8(a)の各結合候補ファイル
内において各結合候補として「部署コード」が選択され
ると、図8(a)の(社員台帳)ファイル内の結合先項
目「部署コード」と「旧部署コード」に対して、(部署
テーブル)ファイル内の結合候補項目「部署名」と、<
(部署テーブル 1)>内の結合候補項目「部署名」と
を結合する処理が行われる。この結合処理の結果が、図
8(b)に示す結合結果ファイルであり、「部署コー
ド」項目の右側に「部署名」項目を結合し、更に、「旧
部署コード」の右側に対応する「部署名」項目を結合し
たファイルを容易に作成できる。
【0054】以上のように、本実施の形態におけるコン
ピュータシステム1によれば、ファイル編集機能によ
り、ユーザーが所望の結合先ファイルの結合先項目を選
択すると、全ファイルから同じ型式、似通った名称や長
さの結合対象の項目が全て抽出されて一覧表示され、そ
の一覧表示から結合候補の項目を選択すると、その結合
候補の項目を含むファイルから項目データが読み出され
て結合先ファイル内の結合項目に結合される。
【0055】このため、ファイル同士を結合する際に項
目を容易に選択でき、ファイル編集時の操作性を改善で
き、ファイル編集処理を効率よく実行できる。
【0056】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、ファイル編集条件として、結合先
ファイルと結合候補の項目を含むファイルが同一である
場合には、内部処理として別名ファイルを自動生成して
処理するようにしたため、ユーザーがファイル名称を変
更した同一ファイルを作成する手間を省略でき、文法的
にエラーが発生するような条件指定においても柔軟に対
応するファイル編集機能を提供できる。
【0057】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、結合候補として、結合先項目と近
似する型式、名称、長さを有する項目を抽出するので、
結合候補の抽出漏れを防止でき、任意のファイル結合処
理を容易にできる。
【0058】さらに、本実施の形態におけるコンピュー
タシステム1によれば、ファイル結合結果を表示するた
め、ユーザーは結合結果の正否を判断して印刷すること
ができ、無駄な印刷を防止できる。
【0059】なお、上記実施の形態では、コンピュータ
システム1という装置内に格納されたファイル同士を結
合する場合を説明したが、例えば、端末の外部に接続さ
れたサーバに格納された複数のファイルに対する結合処
理も可能である。この場合、結合処理をサーバ側で実行
させても良く、また、端末側でサーバに格納された複数
のファイルデータを取り込んで結合処理を行うようにし
てもよい。
【0060】また、端末に格納されたファイルとサーバ
に格納されたファイルとの結合処理も可能であり、この
場合も、結合処理をサーバ側で行わせ結果だけを得るよ
うにしても良いし、また、端末から指定したサーバに格
納された任意のファイルデータを取り込んで結合処理を
行うようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファイル結合装
置、及び請求項6記載の発明のプログラムによれば、フ
ァイル同士を結合する際に項目を容易に選択でき、ファ
イル編集時の操作性を改善でき、ファイル編集処理を効
率よく実行できる。
【0062】請求項2記載の発明のファイル結合装置に
よれば、結合候補として、結合先項目と近似する型式、
名称、長さを有する項目を抽出するので、結合候補の抽
出漏れを防止でき、任意のファイル結合処理を容易にで
きる。
【0063】請求項3記載の発明のファイル結合装置に
よれば、ファイル結合条件として、結合先ファイルと結
合候補の項目を含むファイルが同一である場合には、内
部処理として別名ファイルを自動生成して処理するよう
にしたため、ユーザーがファイル名称を変更した同一フ
ァイルを作成する手間を省略でき、文法的にエラーが発
生するような条件指定においても柔軟に対応するファイ
ル編集機能を提供できる。
【0064】請求項4、及び5記載の発明のファイル結
合装置によれば、ファイルの結合結果を確認してから印
刷出力することができ、無駄な印刷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるコンピ
ュータシステム1の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRAM4内のメモリ構成を示す図であ
る。
【図3】図1のCPU2により実行されるファイル編集
処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS6においてCPU2により実
行される全ファイルより結合候補の一覧取得処理を示す
フローチャートである。
【図5】図4のステップS113においてCPU2によ
り実行されるX番目の項目を結合候補として抽出処理を
示すフローチャートである。
【図6】図3のファイル編集処理により結合されるファ
イル内のデータ構成例を示す図である。
【図7】図3のファイル編集処理により結合前のファイ
ル群(同図(a))と、そのファイル結合結果(同図
(b))とを示す図である。
【図8】図3のファイル編集処理により同一ファイルを
結合する前のファイル群(同図(a))と、そのファイ
ル結合結果(同図(b))とを示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 4a パラメータメモリ 4b 各種ファイルデータメモリ 4c 結合ファイルデータメモリ 4d ワークメモリ 5 伝送制御部 6 表示装置 7 印刷装置 8 記憶装置 9 記録媒体 10 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数のファイルから結合先と
    なるファイルの結合項目を指定する結合先指定手段と、 前記結合先指定手段により指定された結合項目に近似す
    る結合候補の対象項目を備えたファイルを前記記憶手段
    に記憶された複数のファイルから抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出されたファイルの結合候補の対
    象項目に記憶されたデータを案内表示する案内表示手段
    と、 前記案内表示手段により表示された結合候補の対象項目
    から結合対象ファイルを指定する結合対象指定手段と、 前記結合対象指定手段により指定された結合対象ファイ
    ルの対象項目を前記結合先指定手段により指定された結
    合先ファイルの結合項目に結合する結合手段と、を具備
    することを特徴とするファイル結合装置。
  2. 【請求項2】前記抽出手段は、前記結合項目に近似する
    結合候補の対象項目は、型式、名称、データの長さに基
    づいて抽出することを特徴とする請求項1記載のファイ
    ル結合装置。
  3. 【請求項3】前記結合手段は、前記結合先ファイルと同
    一ファイルの対象項目を結合する場合、該ファイルの名
    称を他の名称に変更し、該名称変更ファイルに対象項目
    を複写展開した後、該対象項目を前記結合先ファイルの
    結合項目に結合することを特徴とする請求項1記載のフ
    ァイル結合装置。
  4. 【請求項4】前記結合手段は、結合したファイルデータ
    を前記記憶手段内の一時記憶領域に記憶することを特徴
    とする請求項1記載のファイル結合装置。
  5. 【請求項5】前記一時記憶領域に記憶されたファイルデ
    ータを印刷する印刷手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項4記載のファイル結合装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 複数のファイルを記憶する記憶機能と、 前記記憶手段に記憶された複数のファイルから結合先と
    なるファイルの結合項目を指定する結合先指定機能と、 前記指定された結合項目に近似する結合候補の対象項目
    を備えたファイルを前記記憶手段に記憶された複数のフ
    ァイルから抽出する抽出機能と、 前記抽出されたファイルの結合候補の対象項目に記憶さ
    れたデータを案内表示する案内表示機能と、 前記案内表示された結合候補の対象項目から結合対象フ
    ァイルを指定する結合対象指定機能と、 前記指定された結合対象ファイルの対象項目を前記結合
    先指定手段により指定された結合先ファイルの結合項目
    に結合する結合機能と、を実現させるためのプログラ
    ム。
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