JP2002287892A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JP2002287892A
JP2002287892A JP2001093794A JP2001093794A JP2002287892A JP 2002287892 A JP2002287892 A JP 2002287892A JP 2001093794 A JP2001093794 A JP 2001093794A JP 2001093794 A JP2001093794 A JP 2001093794A JP 2002287892 A JP2002287892 A JP 2002287892A
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JP2001093794A
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Yuji Mochizuki
雄二 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パソコン画面上のポインタを操作するための操
作の容易なポインティングデバイスを得る。 【解決手段】上端に手に握るボール操作部10を持つス
ティック20と、該スティックを周囲360度の方向に
自在に倒すことが可能なように、スティック20をほぼ
垂直上方に向けて起立させて支持するベース30とを設
ける。ベース30には、盲穴40を設けて、スティック
20を倒した場合に、その盲穴内底部の凹曲面42上を
ポインタ移動用の操作部に当たるスティック20下端を
周囲360度の方向に自在に移動させることができるよ
うにする。ボール操作部10表面には、右クリック用の
第一押しボタンスイッチの操作部102と左クリック用
の第三押しボタンスイッチの操作部106とを設ける。
ベース30上端には、ポインタをパソコン画面上で停止
させる停止ボタン90を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン画面上で
ポインタを操作するための、ポインティングデバイスに
関する。
【0002】
【従来の技術】上記のポインティングデバイスには、マ
ウスと呼ばれるもの、ドラックボールと呼ばれるもの、
ジョイスティックと呼ばれるもの等がある。そのうち
の、マウスと呼ばれるものが、現在は主流となってい
る。
【0003】マウスは、その本体がマウス型をしてい
て、その右側上部には、右クリック用の押しボタンスイ
ッチの操作部が設けられ、その左側上部には、左クリッ
ク用の押しボタンスイッチの操作部が設けられている。
押しボタンスイッチの本体は、マウス本体内側に収容さ
れている。そして、その右クリック用や左クリック用の
押しボタンスイッチの操作部を人差し指や中指で押すこ
とにより、パソコン画面上に表示されたアイコン等をク
リックできる。
【0004】また、マウス下面のほぼ中央に設けられた
穴には、ボールが回転自在に遊嵌されている。そして、
そのボールを、マウスパッド上を前後、左右等に回転さ
せながらマウスと共に移動させることにより、ポインタ
をパソコン画面上を上下、左右に移動させることができ
る。そして、そのポインタをパソコン画面の所望のアイ
コン上等に位置させることができる。
【0005】加えて、近時は、パソコン操作の容易化を
図るために、マウス上部のほぼ中央に、車輪状をしたホ
イールが前後に回転自在に支持されている。そして、そ
のホイールを前後に回転させることにより、パソコン画
面を上下にスクロールできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マウスにより、ポインタをパソコン画面上で移動させた
場合には、そのマウスの押しボタンスイッチの操作部を
右手の人差し指と中指のみを用いて操作するために、そ
の人差し指と中指のみに多大な負担がかかってしまっ
た。そして、その右手の人差し指と中指が早期に疲労し
てしまい、その人差し指と中指によるマウスの操作に多
大な苦痛を感じた。また、右手の甲及びそれに連なる右
手の肘を机上方に浮かせた不自然な姿勢で、マウスを操
作する必要があって、そのマウスを操作する右手やそれ
に連なる右腕や肩に多大な疲労や苦痛を感じた。さら
に、右手の人差し指や中指が無かったり、その人差し指
や中指に機能障害があったりした場合には、マウスを的
確に操作できなかった。
【0007】また、マウスによりポインタをパソコン画
面上で上下、左右等に移動させる際には、マウスを持つ
右手の肘を机上方に浮かせた不自然な姿勢のまま、マウ
ス下面の穴に遊嵌されたボールをマウスパッド上を前
後、左右等に回転させながら移動させなければならなか
った。そのために、そのマウスを握った右手の腕や肩に
多大な疲れや痛み等を感じた。
【0008】また、ポインタをパソコン画面の一方のア
イコン上から遠く離れた他方のアイコン上等に移動させ
る場合には、マウス下面の穴に遊嵌されたボールをマウ
スと共にマウスパッド上を前後、左右等に距離長く回転
させながら移動させなければならず、その際に、マウス
下面の穴に遊嵌されたボールがマウスパッドの端縁から
その外方に転落してしまうことがしばしばあった。そし
て、その際には、マウスをマウスパッド上のほぼ中央付
近に搭載し直させなければならず、多大な手数を要し
た。
【0009】本発明は、このような課題を解消可能な、
長期間継続して使用しても手の一部の指に疲労や苦痛を
感じたり、その手に連なる腕や肩に疲労や苦痛を感じた
りすることの少ない、ポインタをパソコン画面上で移動
させるための、操作の容易な、ポインティングデバイス
を提供することを目的としている。また、手の人差し指
や中指が無かったり、手の人差し指や中指等に機能障害
があったりしても、操作の可能な、ポインティングデバ
イスを提供することをもう一つの目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のポインティングデバイスは、上端に手に
握るボール操作部を持つスティックと、該スティックの
下部を支持するベースであって、スティックを周囲36
0度の方向に自在に倒すことが可能なようにほぼ垂直に
起立させて支持するベースとを持ち、ベースには、該ベ
ース上端に開口部を持つ盲穴であって、その底部が椀状
をした凹曲面に形成された盲穴が設けられて、該盲穴に
その上端開口部からスティックの下部が遊挿され、ステ
ィック周囲の盲穴の上端開口部が蓋体により覆われて、
該蓋体内側の開口部周縁にスティック中途部がスティッ
クを周囲360度の方向に自在に倒すことが可能なよう
にかつスティックが盲穴内方に脱落せぬように係止さ
れ、スティックを倒した場合に、そのスティックの下端
が前記凹曲面に沿って凹曲面上又は凹曲面近くをスティ
ックを倒した側とは反対の方向に移動可能なように構成
され、スティックを盲穴内方に引き入れる付勢力をステ
ィックに付与するための付勢手段と、スティックを周囲
360度の方向に自在に倒すことが可能なようにベース
に対してほぼ垂直に起立させた状態に保持するための保
持手段であって、スティックを倒した場合に、そのステ
ィックをベースに対してほぼ垂直に起立させた状態に復
帰させる復帰力をスティックに付与するための保持手段
とが備えられ、前記ボール操作部をスティックとは反対
側の上方から見た場合に、そのボール操作部の右上側の
表面に沿って右手の人差し指、中指、薬指又は小指のい
ずれかで押す第一押しボタンスイッチの操作部が横方向
に帯状に設けられ、そのボール操作部の右下側の表面に
沿って左手の人差し指、中指、薬指又は小指のいずれか
で押す第二押しボタンスイッチの操作部が横方向に帯状
に設けられ、そのボール操作部の左上側の表面に右手の
親指で押す第三押しボタンスイッチの操作部が設けら
れ、そのボール操作部の左下側の表面に左手の親指で押
す第四押しボタンスイッチの操作部が設けられて、それ
らの第一、第二、第三及び第四押しボタンスイッチの本
体がボール操作部内側に収容され、その第一及び第二押
しボタンスイッチの操作部が右クリック用の操作部に構
成されると共に、その第三及び第四押しボタンスイッチ
の操作部が左クリック用の操作部に構成され、前記凹曲
面に沿って移動させるスティックの下端又はその下端の
付設物がパソコン画面上のポインタ移動用の操作部に構
成され、前記ベース上端には、ポインタをパソコン画面
上の所定位置に解放可能に停止させる停止ボタンが備え
られたことを特徴としている。
【0011】このポインティングデバイスにおいては、
ボール操作部を右手に握って、そのボール操作部に延設
されたスティックを、付勢手段及び保持手段の付勢力に
抗して、蓋体内側の周縁に係止されたスティック中途部
を中心に、ベースに対して、前後、左右等の周囲360
度の方向に自在に倒すことができる。そして、そのステ
ィックの下端又はその下端の付設物を、盲穴底部の凹曲
面に沿って、盲穴底部の凹曲面上又はその凹曲面近く
を、スティックを倒した側とは反対の方向に移動させる
ことができる。そして、そのポインタ移動用の操作部に
当たるスティックの下端又はその下端の付設物を凹曲面
上又は凹曲面近くを前後、左右等の360度の方向に移
動させるのに伴って、ポインタをパソコン画面上を上
下、左右等の360度の方向に自在に移動させることが
できる。
【0012】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面上の所望のアイコン上等に移動させた後には、
ボール操作部を持たない左手の指により、ベース上端に
備えられた停止ボタンを操作して、ポインタをパソコン
画面上の所望のアイコン上等に解放可能に停止させるこ
とができる。又は、ボール操作部を握った右手により、
保持手段の復帰力に抗して、スティックをベースに対し
て所定方向に倒したままの状態に保持し続けて、パソコ
ン画面の所望のアイコン上等に移動させたポインタを、
そのアイコン上等に停止させ続けることができる。
【0013】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面の所望のポインタ上等に停止させた後には、ボ
ール操作部を握った右手の親指により、ボール操作部の
左上側の表面に備えられた左クリック用の第三押しボタ
ンスイッチの操作部を押すことができる。そして、その
所望のアイコンを開く等することができる。
【0014】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面の所望のポインタ上等に停止させた後には、ボ
ール操作部を握った右手の人差し指、中指、薬指又は小
指のいずれかにより、ボール操作部の右上側の表面に沿
って帯状に形成された右クリック用の第一押しボタンス
イッチの操作部を押すことができる。そして、そのパソ
コン画面の上の所望のアイコンのメニュー等を開くこと
ができる。
【0015】また、上記のようにして、ポインタを移動
させたパソコン画面上の所望のアイコンのクリック操作
等を終えた後には、右手をボール操作部から離すことが
できる。そして、その右手で所定方向に倒したスティッ
クを、保持手段により、ベースに対して、ほぼ垂直に起
立させた状態に自動復帰させることができる。そして、
そのポインタ移動用の操作部に当たるスティックの下端
又はその下端の付設物を、盲穴底部の凹曲面のほぼ中央
上又はその近くに自動復帰させることができる。そし
て、パソコン画面の次の所望のアイコン上等に移動させ
るポインタを、パソコン画面上のほぼ中央に自動復帰さ
せることができる。
【0016】次いで、そのベースに対してほぼ垂直に起
立させた状態に自動復帰させたスティック上端のボール
操作部を右手で持って、その右手により、付勢手段及び
保持手段の付勢力に抗して、スティックを再び所定方向
に所定角度倒すことができる。そして、そのそのポイン
タ移動用の操作部に当たるスティックの下端又はその下
端の付設物を、盲穴底部の凹曲面上又はその凹曲面近く
をスティックを倒した側とは反対の方向に所定距離移動
させることができる。そして、それに伴って、パソコン
画面のほぼ中央上に自動復帰させたポインタを、パソコ
ン画面の次の所望のアイコン上等に移動させることがで
きる。その際には、ポインタがパソコン画面のほぼ中央
上に自動復帰した状態にあるため、スティックを所定方
向に小角度倒すだけで、ポインタをパソコン画面の次の
所望のアイコン上等に手数を掛けずに距離短く迅速に移
動させることができる。
【0017】また、停止ボタンにより、ポインタをパソ
コン画面の所望のアイコン上等に停止させた状態にある
場合には、保持手段によりベースに対してほぼ垂直に起
立させた状態に自動復帰させたスティックを所定方向に
倒す前に、停止ボタンを操作して、ポインタをパソコン
画面上で移動可能な状態に解放させることができる。そ
して、上記と同様な操作を行うことにより、パソコン画
面の所望のアイコン上等に移動させたポインタを、パソ
コン画面の次の所望のアイコン上等に手数を掛けずに容
易かつ迅速に移動させることができる。
【0018】また、左利きの人が左手でボール操作部を
握って、その左手でボール操作部を操作する場合には、
ベースをそれが置かれた机上で前後に180度反転させ
ることができる。そして、そのボール操作部の右下側の
表面に沿って帯状に形成された右クリック用の第二押し
ボタンスイッチの操作部を、ボール操作部をスティック
とは反対側の上方から見て、ボール操作部の左上側に位
置させることができる。それと共に、そのボール操作部
の左下側の表面に設けられた左クリック用の第四押しボ
タンスイッチの操作部を、ボール操作部をスティックと
は反対側の上方から見て、ボール操作部の右上側に位置
させることができる。そして、その右クリック用の第二
押しボタンスイッチの操作部を、左手の人差し指、中
指、薬指又は小指で無理な姿勢を取らずに自然に押すこ
とができる。それと共に、その左クリック用の第四押し
ボタンスイッチの操作部を、左手の親指で無理な姿勢を
取らずに自然に押すことができる。そして、前記のよう
にして、その右クリック用の第二押しボタンスイッチの
操作部を左手の人差し指、中指、薬指又は小指で押した
り、その左クリック用の第四押しボタンスイッチの操作
部を左手の親指で押したり、左手で握ったボール操作部
に延設されたスティックを、付勢手段及び保持手段の付
勢力に抗して、所定方向に所定角度倒したり、そのボー
ル操作部を握った左手をボール操作部から離して、保持
手段により、スティックをベースに対してほぼ垂直に起
立させた状態に自動復帰させたり、又は停止ボタンを右
手の指で操作したりすることにより、パソコン画面の所
望のアイコン上等にポインタを容易かつ迅速に移動させ
たり、その所望のアイコン上等にポインタを停止させた
り、そのポインタを停止させたアイコンを右クリック又
は左クリックしたり、そのポインタをパソコン画面の次
の所望のアイコン上等に手数を掛けずに容易かつ迅速に
移動させたりできる。
【0019】本発明のポインティングデバイスにおいて
は、スティックの下端に凹部が形成されて、その凹部に
球体が回転自在に遊嵌され、その凹部に遊嵌された球体
が前記凹曲面上を回転しながら周囲360度の方向に自
在に移動可能なように凹曲面上に支持されて、その凹曲
面上を回転させながら移動させる球体がパソコン画面上
のポインタ移動用の操作部に構成された構造とすること
を好適としている。
【0020】このポインティングデバイスにあっては、
スティックをベースに対して所定方向に所定角度倒した
場合に、凹部に遊嵌された球体を、スティック下端の凹
部に遊嵌した状態のまま、盲穴底部の凹曲面上をスティ
ックを倒した側とは反対の方向に所定距離回転させなが
ら移動させることができる。そして、その凹曲面上を回
転させながら移動させる球体の移動方向及び移動距離に
倣って、ポインタをパソコン画面の所望のアイコン上等
に移動させることができる。
【0021】本発明のポインティングデバイスにおいて
は、前記盲穴に遊挿されたスティックの下部にフランジ
が延設されて、該フランジとそれに対向する前記蓋体下
面との間のスティック周囲に圧縮コイルばねが遊嵌、挟
持され、その圧縮コイルばねが、前記付勢手段と保持手
段とを構成している構造とすることを好適としている。
【0022】このポインティングデバイスにあっては、
そのスティック周囲に遊嵌された圧縮コイルばねの弾性
力を用いて、スティックを盲穴内方に引き入れることが
できる。そして、そのスティック中途部を、スティック
を周囲360度の方向に自在に倒すことが可能なよう
に、かつ、スティックが盲穴外方に抜け出さないよう
に、蓋体内側の周縁に係止させることができる。また、
そのスティック周囲に遊嵌された圧縮コイルばねの弾性
力を用いて、スティックを周囲360度の方向に倒すこ
とが可能なようにベースに対してほぼ垂直に起立させた
状態に保持したり、スティックを倒した場合に、そのス
ティックをベースに対してほぼ垂直に起立させた状態に
自動復帰させたりできる。
【0023】本発明のポインティングデバイスにおいて
は、前記盲穴に遊挿されたスティックの下部に板ばねが
延設されて、その板ばねの先端が前記蓋体下方の盲穴周
囲のベース上端に設けられた窪み内側に挿入され、その
板ばねにより、スティックがベースに対してスティック
周囲に回転するのを防ぐように構成されると共に、その
板ばねに邪魔されずに、スティックをベースに対して倒
すことが可能なように構成された構造とすることを好適
としている。
【0024】このポインティングデバイスにあっては、
ボール操作部を握った右手又は左手によりスティックを
ベースに対してスティック周囲に回転させようとした場
合に、スティック下部に延設された板ばねの先端を、そ
れが挿入されたベース上端の窪みの内側面に当接、係止
させることができる。そして、スティックがベースに対
してスティック周囲に回転して、スティック上端のボー
ル操作部に設けられた第一、第二、第三及び第四の押し
ボタンスイッチの操作部の位置が狂うのを防ぐことがで
きる。そして、それらの第一、第二、第三及び第四の押
しボタンスイッチの操作部を右手又は左手の人差し指、
中指、薬指、小指又は親指で無理な姿勢を取らなければ
押すことができなくなるのを防ぐことがきる。また、ス
ティック下部に延設された板ばねを適宜湾曲させること
により、その板ばねに邪魔されずに、スティックをベー
スに対して周囲360度の方向に自在に倒すことができ
る。
【0025】本発明のポインティングデバイスにおいて
は、ベース上端に、パソコン画面スクロール用のホイー
ルが備えられた構造とすることを好適としている。
【0026】このポインティングデバイスにあっては、
ベース上端に備えられたホイールを前後に回転させて、
パソコン画面を上下に容易かつ的確にスクロールでき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明のポイン
ティングデバイスの好適な実施の形態を示し、図1はそ
の側面断面図、図2はその平面図、図3はそのベースの
平面図である。以下に、このポインティングデバイスを
説明する。
【0028】図のポインティングデバイスは、上端に手
に握るボール操作部10が設けられたスティック20
と、そのスティック20の下部を支持するベース30で
あって、スティック20を周囲360度の方向に自在に
倒すことが可能なようにほぼ垂直に起立させて支持する
ベース30とを持っている。
【0029】ボール操作部10は、手で握り易くかつ操
作し易いように、約8cm前後の大きさに形成されてい
る。
【0030】ベース30には、図1に示したように、そ
のベース30上端に開口部を持つ盲穴40であって、そ
の底部が椀状をした凹曲面42に形成された盲穴40が
設けられている。盲穴40には、その上端開口部からス
ティック20の下部が遊挿されている。スティック20
周囲の盲穴40の上端開口部は、蓋体60により覆われ
ている。蓋体60は、ねじ64により、ベース30に固
定されている。スティック20の中途部は、逆円錐台状
に形成されていて、そのスティック20の中途部が、蓋
体60内側の周縁62に、スティック20を周囲360
度の方向に自在に倒すことが可能なように、かつ、ステ
ィック20が盲穴40内方に脱落せぬように係止されて
いる。そして、スティック20を倒した場合に、そのス
ティック20下端が、盲穴底部の凹曲面42に沿って、
その凹曲面42上又はその凹曲面42近くをスティック
20を倒した側とは反対の方向に移動可能なように構成
されている。
【0031】70は、スティック20を盲穴40内方に
引き入れる付勢力をスティック20に付与するための付
勢手段である。80は、スティック20を周囲360度
の方向に自在に倒すことが可能なようにベース30に対
してほぼ垂直に起立させた状態に保持するための保持手
段であって、スティック20を倒した場合に、そのステ
ィック20をベース30に対してほぼ垂直に起立させた
状態に復帰させる復帰力をスティック20に付与するた
めの保持手段である。付勢手段70と保持手段80と
は、図1に示したように、盲穴40に遊挿されたスティ
ック20の下部に延設されたフランジ22と、そのフラ
ンジ22とそれに対向する蓋体60下面との間のスティ
ック20周囲に遊嵌、挟持された圧縮コイルばね72と
から構成されている。そして、その圧縮コイルばね72
の弾性力を用いて、スティック20を盲穴40内方に引
き入れたり、スティック20を周囲360度の方向に自
在に倒すことが可能なようにベース30に対してほぼ垂
直に起立させた状態に保持したり、スティック20を倒
した場合に、その倒したスティック20をベース30に
対してほぼ垂直に起立させた状態に自動復帰させたりで
きるように構成されている。
【0032】図2に示したように、ボール操作部10を
スティック20とは反対側の上方から見た場合に、ボー
ル操作部10の右上側の表面に沿っては、右手の人差し
指、中指、薬指又は小指のいずれかで押す第一押しボタ
ンスイッチの操作部102が横方向に帯状に設けられて
いる。ボール操作部10の右下側の表面に沿っては、左
手の人差し指、中指、薬指又は小指のいずれかで押す第
二押しボタンスイッチの操作部104が横方向に帯状に
設けられている。ボール操作部10の左上側の表面に
は、右手の親指で押す第三押しボタンスイッチの操作部
106が設けられている。ボール操作部10の左下側の
表面には、左手の親指で押す第四押しボタンスイッチの
操作部108が設けられている。第一、第二、第三及び
第四押しボタンスイッチの本体(図示せず)は、ボール
操作部10内側に収容されている。
【0033】第一押しボタンスイッチの操作部102と
第二押しボタンスイッチの操作部104とは、右クリッ
ク用の操作部に構成されている。第三押しボタンスイッ
チの操作部106と第四押しボタンスイッチの操作部1
08とは、左クリック用の操作部に構成されている。
【0034】凹曲面42に沿って移動させるスティック
20の下端又はその下端の付設物は、パソコン画面上の
ポインタ移動用の操作部に構成されている。具体的に
は、凹曲面42上又は凹曲面42近くを移動させるステ
ィック20の下端又はその下端の付設物の凹曲面42上
での移動方向と移動距離とを計測して、その計測値をパ
ソコン本体に伝えるための計測機構(図示せず)が、ス
ティック20下端等に備えられている。
【0035】24は、計測機構により計測された球体5
0の移動方向と移動距離とをパソコン本体に伝えたり、
第一、第二、第三又は第四押しボタンスイッチからの信
号をパソコン本体に伝えたりするためのケーブルであ
る。26は、そのケーブル24を通すスティック20に
設けられた貫通穴である。貫通穴26に挿通されたケー
ブル24は、図1では省略されている。
【0036】ベース30上端には、ポインタをパソコン
画面上の所定位置に解放可能に停止させる停止ボタン9
0が備えらている。
【0037】図1と図2に示したようポインティングデ
バイスは、以上のように構成されていて、このポインテ
ィングデバイスにおいては、図4に破線で示したよう
に、ボール操作部10を右手に握って、そのボール操作
部10が設けられたスティック20を、付勢手段70及
び保持手段80を構成している圧縮コイルばね72の弾
性力に抗して、蓋体内側の周縁62に係止されたスティ
ック20の中途部を中心に、ベース30に対して、前
後、左右等の周囲360度の方向に所定角度倒すことが
できる。そして、スティック20の下端又はその下端の
付設物を、盲穴底部の凹曲面42上又はその凹曲面42
近くをスティック20を倒した側とは反対の方向に所定
距離移動させることができる。そして、そのポインタ移
動用の操作部に当たるスティック20の下端又はその下
端の付設物を凹曲面42上又は凹曲面42近くを前後、
左右等の360度の方向に移動させるのに伴って、ポイ
ンタをパソコン画面上をその上下、左右等の360度の
方向に自在に移動させることができる。
【0038】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面の所望のアイコン上等に移動させた後には、ボ
ール操作部10を持たない左手の指により、ベース30
上端に備えられた停止ボタン90を操作して、ポインタ
をパソコン画面の所望のアイコン上等に解放可能に停止
させることができる。又は、ボール操作部10を握った
右手により、保持手段80の復帰力に抗して、スティッ
ク20をベース30に対して所定方向に所定角度倒した
ままの状態に保持し続けて、パソコン画面の所望のアイ
コン上等に移動させたポインタを、そのアイコン上等に
停止させ続けることができる。
【0039】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面の所望のポインタ上等に停止させた後には、ボ
ール操作部10を握った右手の親指により、ボール操作
部10の左上側の表面に設けられた左クリック用の第三
押しボタンスイッチの操作部106を押すことができ
る。そして、その所望のアイコンを開く等することがで
きる。
【0040】また、上記のようにして、ポインタをパソ
コン画面の所望のポインタ上等に停止させた後には、ボ
ール操作部10を握った右手の人差し指、中指、薬指又
は小指のいずれかにより、ボール操作部10の右上側の
表面に沿って帯状に形成された右クリック用の第一押し
ボタンの操作部102を押すことができる。そして、そ
のパソコン画面の上の所望のアイコンのメニュー等を開
くことができる。
【0041】また、上記のようにして、ポインタを移動
させたパソコン画面上の所望のアイコン操作等を終えた
後には、右手をボール操作部10から離すことができ
る。そして、その右手で所定方向に所定角度倒したステ
ィック20を、保持手段80の圧縮コイルばね72の弾
性力により、ベース30に対して、ほぼ垂直に起立させ
た状態に自動復帰させることができる。そして、そのポ
インタ移動用の操作部に当たるスティック20の下端又
はその下端の付設物を、盲穴底部の凹曲面42のほぼ中
央上又はその近くに自動復帰させることができる。そし
て、パソコン画面の次の所望のアイコン上等に移動させ
るポインタを、パソコン画面上のほぼ中央に自動復帰さ
せることができる。
【0042】次いで、そのベース30に対してほぼ垂直
に起立させた状態に自動復帰させたスティック20上端
のボール操作部10を右手で持って、その右手により、
スティック20を再び所定方向に所定角度倒すことがで
きる。そして、そのポインタ移動用の操作部に当たるス
ティック20の下端又はその下端の付設物を、盲穴底部
の凹曲面42上又はその凹曲面42近くをスティック2
0を倒した側とは反対の方向に所定距離移動させること
ができる。そして、それに伴って、パソコン画面のほぼ
中央上に自動復帰させたポインタを、パソコン画面の次
の所望のアイコン上等に移動させることができる。その
際には、ポインタがパソコン画面のほぼ中央上に自動復
帰した状態にあるため、スティック20を所定方向に小
角度倒すだけで、ポインタをパソコン画面の次の所望の
アイコン上等に手数を掛けずに距離短く迅速に移動させ
ることができる。
【0043】また、停止ボタン90により、ポインタを
パソコン画面の所望のアイコン上等に停止させた状態に
ある場合には、保持手段80によりベース30に対して
ほぼ垂直に起立させた状態に自動復帰させたスティック
20を所定方向に所定角度倒す前に、停止ボタン90を
操作して、ポインタをパソコン画面上で移動可能な状態
に解放させることができる。そして、上記と同様な操作
を行うことにより、パソコン画面の所望のアイコン上等
に移動させたポインタを、パソコン画面の次の所望のア
イコン上等に手数を掛けずに容易かつ迅速に移動させる
ことができる。
【0044】また、左利きの人が左手でボール操作部を
握って、その左手でボール操作部10を操作する場合に
は、ベース30をそれが置かれた机上で前後に180度
反転させることができる。そして、そのボール操作部1
0の右下側の表面に沿って帯状に設けられた右クリック
用の第二押しボタンスイッチの操作部104を、ボール
操作部10を上方から見て、ボール操作部10の左上側
に位置させることができる。それと共に、そのボール操
作部10の左下側の表面に設けられた左クリック用の第
四押しボタンスイッチの操作部108を、ボール操作部
10を上方から見て、ボール操作部10の右上側に位置
させることができる。そして、その右クリック用の第二
押しボタンスチッチの操作部104を、左手の人差し
指、中指、薬指又は小指で無理な姿勢を取らずに自然に
押すことができる。それと共に、その左クリック用の第
四押しボタンスイッチの操作部108を、左手の親指で
無理な姿勢を取らずに自然に押すことができる。そし
て、前記のようにして、その右クリック用の第二押しボ
タンスイッチの操作部104を左手の人差し指、中指、
薬指又は小指で押したり、その左クリック用の第四押し
ボタンスイッチの操作部108を左手の親指で押した
り、左手で握ったボール操作部10に延設されたスティ
ック20を所定方向に所定角度倒したり、そのボール操
作部10を握った左手をボール操作部10から離して、
保持手段80によりスティック20をベース30に対し
てほぼ垂直に起立させた状態に自動復帰させたり、又は
停止ボタン90を右手の指で操作したりすることによ
り、パソコン画面の所望のアイコン上等にポインタを容
易かつ迅速に移動させたり、その所望のアイコン上にポ
インタを停止させたり、そのポインタを停止させたアイ
コンを右クリック又は左クリックしたり、そのポインタ
をパソコン画面の次の所望のアイコン上等に手数を掛け
ずに容易かつ迅速に移動させたりできる。
【0045】図1と図2に示したポインティングデバイ
スにおいては、図1に示したように、スティック20の
下端に凹部21を形成して、その凹部21に球体50を
回転自在に遊嵌すると良い。そして、そのスティック2
0下端の凹部21に遊嵌した球体50を、盲穴底部の凹
曲面42上を回転させながら周囲360度の方向に自在
に移動させることが可能なように凹曲面42上に支持す
ると良い。そして、その凹曲面42上を回転させながら
移動させる球体50を、パソコン画面上のポインタ移動
用の操作部に構成すると良い。
【0046】その場合には、スティック20をベース3
0に対して所定方向に所定角度倒した場合に、スティッ
ク20下端の凹部21に遊嵌された球体50を、スティ
ック20下端の凹部21に遊嵌した状態のまま、盲穴底
部の凹曲面42上を、スティック20を倒した側とは反
対の方向に所定距離回転させながら移動させることがで
きる。そして、その凹曲面42上を回転させながら移動
させる球体50の移動方向及び移動距離に倣って、ポイ
ンタをパソコン画面の所望のアイコン上等に移動させる
ことができる。
【0047】場合によっては、スティック20の下端
に、赤外線等を発する光素子と、該光素子から発せられ
た光を感知する光センサを備えて、その光センサによ
り、スティック20下端の凹曲面42上での移動方向及
び移動距離を計測できるようにしても良い。そして、そ
のスティック20下端の凹曲面42上での移動方向及び
移動距に倣って、ポインタをパソコン画面の所望のアイ
コン上等に移動させることができるようにしても良い。
【0048】図1と図2に示したポインティングデバイ
スにおいては、図3に示したように、盲穴40に遊挿さ
れたスティック20の下部に板ばね110を延設すると
良い。そして、その板ばね110の先端を、蓋体60下
方の盲穴40周囲のベース30上端に設けられた扇型等
をした窪み112内側に挿入すると良い。そして、その
板ばね110により、スティック20がベース30に対
してスティック20周囲に回転するのを防いだり、その
板ばね110に邪魔されずに、スティック20をベース
30に対して倒したりできるようにすると良い。
【0049】その場合には、ボール操作部10を握った
右手又は左手によりスティック20をベース30に対し
てスティック20周囲に回転させようとした場合に、ス
ティック20の下部に延設された板ばね110の先端
を、それが挿入されたベース上端の窪み112の内側面
に当接、係止させることができる。そして、スティック
20がベース30に対してスティック20周囲に回転し
て、スティック20上端のボール操作部10に設けられ
た第一、第二、第三及び第四の押しボタンスイッチの操
作部102、104、106、108の位置が狂うのを
防ぐことができる。そして、それらの第一、第二、第三
及び第四の押しボタンスイッチの操作部102、10
4、106、108を右手又は左手の人差し指、中指、
薬指、小指又は親指で無理な姿勢を取らなければ押すこ
とができなくなるのを防ぐことがきる。また、スティッ
ク20の下部に延設された板ばね110を適宜湾曲させ
ることにより、その板ばね110に邪魔されずに、ステ
ィック20をベース30に対して周囲360度の方向に
自在に倒すことができる。
【0050】図1と図2に示したポインティングデバイ
スにおいては、図2に示したように、ベース30上端
に、パソコン画面スクロール用のホイール120を備え
ると良い。
【0051】その場合には、そのベース30上端に備え
られたホイール120を前後に回転させて、パソコン画
面を上方又は下方に容易かつ的確にスクロールできる。
【0052】ベース30下面には、ゴムパッド32を貼
着すると良い。そして、ベース30がそれが置かれた机
上でスリップするのを、防ぐと良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポインテ
ィングデバイスによれば、ポインタをパソコン画面上を
上下、左右等に自在に移動させることができる。また、
手の一部の指がなかったり、手の指の一部に機能障害が
あったりしても、第一又は第二押しボタンスイッチの帯
状に長く形成された操作部を、機能障害等のない手の他
の指で容易かつ的確に操作できる。また、ボール操作部
に手のひらの全体を安定させてもたせ掛けることができ
る。そして、そのボール操作部に手のひらをもたせ掛け
た手に連なる肘や肩に疲労や苦痛を感ずるのを和らげる
ことができる。また、ボール操作部から手を離すことに
より、ポインタをパソコン画面のほぼ中央上に自動復帰
させることができる。そのために、ポインタをパソコン
画面上で上下、左右等に移動させる操作を、手数と時間
をかけずに容易かつ迅速に行える。また、マウスパッド
が不要となって、マウスがマウスパッドから脱落するの
を気にする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポインティングデバイスの側面断面図
である。
【図2】本発明のポインティングデバイスの平面図であ
る。
【図3】本発明のポインティングデバイスのベース部分
の平面図である。
【図4】本発明のポインティングデバイスの使用状態説
明図である。
【符号の説明】
10 ボール操作部 20 スティック 22 フランジ 24 ケーブル 30 ベース 40 盲穴 42 凹曲面 50 球体 60 蓋体 62 蓋体の周縁 70 付勢手段 80 保持手段 90 停止ボタン 102 第一押しボタンスイッチの操作部 104 第二押しボタンスイッチの操作部 106 第三押しボタンスイッチの操作部 108 第四押しボタンスイッチの操作部 120 ホイール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に手に握るボール操作部を持つステ
    ィックと、該スティックの下部を支持するベースであっ
    て、スティックを周囲360度の方向に自在に倒すこと
    が可能なようにほぼ垂直に起立させて支持するベースと
    を持ち、 ベースには、該ベース上端に開口部を持つ盲穴であっ
    て、その底部が椀状をした凹曲面に形成された盲穴が設
    けられて、該盲穴にその上端開口部からスティックの下
    部が遊挿され、スティック周囲の盲穴の上端開口部が蓋
    体により覆われて、該蓋体内側の開口部周縁にスティッ
    ク中途部がスティックを周囲360度の方向に自在に倒
    すことが可能なようにかつスティックが盲穴内方に脱落
    せぬように係止され、スティックを倒した場合に、その
    スティックの下端が前記凹曲面に沿って凹曲面上又は凹
    曲面近くをスティックを倒した側とは反対の方向に移動
    可能なように構成され、スティックを盲穴内方に引き入
    れる付勢力をスティックに付与するための付勢手段と、
    スティックを周囲360度の方向に自在に倒すことが可
    能なようにベースに対してほぼ垂直に起立させた状態に
    保持するための保持手段であって、スティックを倒した
    場合に、そのスティックをベースに対してほぼ垂直に起
    立させた状態に復帰させる復帰力をスティックに付与す
    るための保持手段とが備えられ、 前記ボール操作部をスティックとは反対側の上方から見
    た場合に、そのボール操作部の右上側の表面に沿って右
    手の人差し指、中指、薬指又は小指のいずれかで押す第
    一押しボタンスイッチの操作部が横方向に帯状に設けら
    れ、そのボール操作部の右下側の表面に沿って左手の人
    差し指、中指、薬指又は小指のいずれかで押す第二押し
    ボタンスイッチの操作部が横方向に帯状に設けられ、そ
    のボール操作部の左上側の表面に右手の親指で押す第三
    押しボタンスイッチの操作部が設けられ、そのボール操
    作部の左下側の表面に左手の親指で押す第四押しボタン
    スイッチの操作部が設けられて、それらの第一、第二、
    第三及び第四押しボタンスイッチの本体がボール操作部
    内側に収容され、 その第一及び第二押しボタンスイッチの操作部が右クリ
    ック用の操作部に構成されると共に、その第三及び第四
    押しボタンスイッチの操作部が左クリック用の操作部に
    構成され、前記凹曲面に沿って移動させるスティックの
    下端又はその下端の付設物がパソコン画面上のポインタ
    移動用の操作部に構成され、 前記ベース上端には、ポインタをパソコン画面上の所定
    位置に解放可能に停止させる停止ボタンが備えられたこ
    とを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 スティックの下端に凹部が形成されて、
    その凹部に球体が回転自在に遊嵌され、その凹部に遊嵌
    された球体が前記凹曲面上を回転しながら周囲360度
    の方向に自在に移動可能なように凹曲面上に支持され
    て、その凹曲面上を回転させながら移動させる球体がパ
    ソコン画面上のポインタ移動用の操作部に構成された請
    求項1記載のポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 前記盲穴に遊挿されたスティックの下部
    にフランジが延設されて、該フランジとそれに対向する
    前記蓋体下面との間のスティック周囲に圧縮コイルばね
    が遊嵌、挟持され、その圧縮コイルばねが、前記付勢手
    段と保持手段とを構成している請求項1又は2記載のポ
    インティングデバイス。
  4. 【請求項4】 前記盲穴に遊挿されたスティックの下部
    に板ばねが延設されて、その板ばねの先端が前記蓋体下
    方の盲穴周囲のベース上端に設けられた窪み内側に挿入
    され、その板ばねにより、スティックがベースに対して
    スティック周囲に回転するのを防ぐように構成されると
    共に、その板ばねに邪魔されずに、スティックをベース
    に対して倒すことが可能なように構成された請求項1、
    2又は3記載のポインティングデバイス。
  5. 【請求項5】 ベース上端に、パソコン画面スクロール
    用のホイールが備えられた請求項1、2、3又は4記載
    のポインティングデバイス。
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