JP2002287801A - 運転操作不安全防止システムおよび運転操作不安全防止方法 - Google Patents

運転操作不安全防止システムおよび運転操作不安全防止方法

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JP2002287801A
JP2002287801A JP2001093593A JP2001093593A JP2002287801A JP 2002287801 A JP2002287801 A JP 2002287801A JP 2001093593 A JP2001093593 A JP 2001093593A JP 2001093593 A JP2001093593 A JP 2001093593A JP 2002287801 A JP2002287801 A JP 2002287801A
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JP2001093593A
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Shigetaka Hosaka
重孝 穂坂
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不安全な状態を未然に防止する運転操作不安
全防止システムを提供する。 【解決手段】 運転対象物70に設けられた位置特定機
能を有する短距離無線通信を行うための第1通信モジュ
ール部69と、前記運転対象物の運転員101のための
運転員用端末11とを備え、前記運転員用端末は、前記
第1通信モジュール部と前記短距離無線通信を行うため
の第2通信モジュール部17Aを有し、前記第1通信モ
ジュール部と前記第2通信モジュール部との距離が所定
値SA以下になったときに、前記第1通信モジュール部
および前記第2通信モジュール部が前記短距離無線通信
を行い、前記運転対象物は、前記短距離無線通信の結果
に基づいて、運転状態が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転操作不安全防
止システムおよび運転操作不安全防止方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】機械・プラントの運転操作において、運
転員が運転席を離れるケースがある。特に、複数の運転
員による運転の場合、運転員が運転席を離れる頻度は高
い。また、機械・プラントの運転の自動化が進むに連れ
て、運転員が運転席を離れ易い傾向にある。さらに、運
転員が複数(運転責任者と補助者または訓練生など)い
るときには、一人の運転員が運転席を離れ易い。
【0003】運転員が運転席を離れている間に、突発事
象が発生し、機械・プラント及び運転員が不安全な状態
に陥る場合が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような不安全な状
態を未然に防止することが望まれる。このような不安全
な状態が自動的に回避されることが望まれる。簡易な装
置でこのような不安全な状態を防止することが望まれ
る。
【0005】本発明の目的は、上記のような不安全な状
態を未然に防止する運転操作不安全防止システムおよび
運転操作不安全防止方法を提供することである。本発明
の他の目的は、上記のような不安全な状態を自動的に回
避する運転操作不安全防止システムおよび運転操作不安
全防止方法を提供することである。本発明の更に他の目
的は、簡易な装置で上記のような不安全な状態を防止す
る運転操作不安全防止システムおよび運転操作不安全防
止方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0007】本発明の運転操作不安全防止システムは、
運転対象物(70)に設けられた位置特定機能を有する
短距離無線通信を行うための第1通信モジュール部(6
9)と、前記運転対象物(70)の運転員(101)の
ための運転員用端末(11)とを備え、前記運転員用端
末(11)は、前記第1通信モジュール部(69)と前
記短距離無線通信を行うための第2通信モジュール部
(17A)を有し、前記第1通信モジュール部(69)
と前記第2通信モジュール部(17A)との距離が所定
値(SA)以下になったときに、前記第1通信モジュー
ル部(69)および前記第2通信モジュール部(17
A)が前記短距離無線通信を行い、前記運転対象物(7
0)は、前記短距離無線通信の結果に基づいて、運転状
態が変化する。
【0008】本発明の運転操作不安全防止システムにお
いて、前記位置検出機能を有する短距離無線通信は、ブ
ルートゥースによる通信である。
【0009】本発明の運転操作不安全防止システムにお
いて、前記所定値は、第1通信モジュール部(69)に
よる前記短距離無線通信のサービスエリアに相当する。
【0010】本発明の運転操作不安全防止システムにお
いて、前記運転員用端末(11)は、報知部を有し、前
記報知部は、前記短距離無線通信の結果に基づいて、警
告を発する。
【0011】本発明の運転操作不安全防止システムにお
いて、前記運転対象物(70)の運転操作機能は、前記
短距離無線通信の結果に基づいて、前記運転員用端末
(11)にシフトする。
【0012】本発明の運転操作不安全防止システムは、
運転対象物(70)に設けられた位置特定機能を有する
短距離無線通信を行うための第1通信モジュール部(6
9)と、前記運転対象物(70)の第1運転員(10
1)のための第1の運転員用端末(11)と前記運転対
象物(70)の第2運転員(102)のための第2の運
転員用端末(11)と位置特定機能を有する特定無線通
信を行うための第3無線通信モジュール部(80)とを
備え、前記第1および第2の運転員用端末(11)のそ
れぞれは、前記第1通信モジュール部(69)と前記短
距離無線通信を行うための第2通信モジュール部(17
A)と、前記第3無線通信モジュール部(80)と前記
特定無線通信を行うための第4無線通信モジュール部
(17B)とを有し、前記第1通信モジュール部(6
9)と前記第2通信モジュール部(17A)との距離が
所定値(SA)以下になったときに、前記第1通信モジ
ュール部(69)および前記第2通信モジュール部(1
7A)が前記短距離無線通信を行い、前記運転対象物
(70)は、前記短距離無線通信の結果に基づいて、運
転状態が変化し、前記第1通信モジュール部(69)と
前記第2通信モジュール部(17A)との距離が所定値
(SA)を超えたときに、前記第3無線通信モジュール
部(80)と前記第4無線通信モジュール部(17B)
とが前記特定無線通信を行う。
【0013】本発明の運転操作不安全防止システムは、
運転対象物の運転員(103)のための運転員用端末
(11)と、前記運転対象物の運転補助者(104)の
ための運転補助者用端末(11)とを備え、前記運転員
用端末(11)は、位置特定機能を有する短距離無線通
信を行うための第1通信モジュール部(17A)を有
し、前記運転補助者用端末(11)は、前記第1通信モ
ジュール部(17A)と前記短距離無線通信を行うため
の第2通信モジュール部(17A)を有し、前記第1通
信モジュール部(17A)と前記第2通信モジュール部
(17A)との距離が所定値(SA)以下になったとき
に、前記第1通信モジュール部(17A)および前記第
2通信モジュール部(17A)が前記短距離無線通信を
行い、前記運転員(103)は、前記短距離無線通信の
結果に基づいて、前記運転対象物の運転が許可される。
【0014】本発明の運転操作不安全防止方法は、位置
特定機能を有する短距離無線通信を行うための第1通信
モジュール部(69)を運転対象物(70)に設けるス
テップと、前記運転対象物(70)の運転員(101)
が運転員用端末(11)を所持するステップとを備え、
前記運転員用端末(11)は、前記第1通信モジュール
部(69)と前記短距離無線通信を行うための第2通信
モジュール部(17A)を有し、前記第1通信モジュー
ル部(69)と前記第2通信モジュール部(17A)と
の距離が所定値(SA)以下になったときに、前記第1
通信モジュール部(69)および前記第2通信モジュー
ル部(17A)が前記短距離無線通信を行い、前記運転
対象物(70)は、前記短距離無線通信の結果に基づい
て、運転状態が変化する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について説
明する。
【0016】本発明の運転操作不安全防止システムの一
実施形態について説明する。
【0017】まず、図1および図2を参照して、第1実
施形態について説明する。
【0018】図1に示すように、1つの機械・プラント
運転操作盤70が、1人の運転員101によって運転さ
れる。その運転員101は、無線通信機能を有する情報
端末11を持っている(身につけている)。機械・プラ
ント運転操作盤70には、無線通信機能(エリアセンサ
機能を含む)を有する情報処理装置75が設置される。
【0019】図2に示すように、情報端末11には、短
距離無線通信モジュール部17Aが設けられている。図
1および図2に示すように、情報処理装置75には、互
いに離れた位置に設けられた2つの短距離無線通信モジ
ュール部69が設けられている。
【0020】各短距離無線通信モジュール部69は、情
報端末11の短距離無線通信モジュール部17Aと、互
いにブルートゥースによる通信を行う。
【0021】本実施形態で用いるブルートゥースには、
LP(Local Positioning)位置特定
機能があるため、短距離無線通信モジュール部69は、
短距離無線通信モジュール部17Aと通信することで、
情報端末11の位置を検出することができる。
【0022】短距離無線通信モジュール部69は、その
ブルートゥース通信のサービスエリアSA内にいる短距
離無線通信モジュール部17Aとの間のブルートゥース
通信信号(電波)により、その情報端末11の位置を知
ることができる。
【0023】ブルートゥースでは、赤外線に比べ短い波
長を使うため障害物による通信障害も少ない。
【0024】ブルートゥースは、短距離通信であり、本
実施形態の短距離無線通信モジュール部69、短距離無
線通信モジュール部17Aでは、電波強度を測定するこ
とにより相手との距離を高精度に計測することができる
(エリアセンサ機能)。
【0025】また、本実施形態の短距離無線通信モジュ
ール部69、短距離無線通信モジュール部17Aのブル
ートゥースでは、所定以下の近距離では、使用電力を落
として省電力モードとして動作する。この省電力モード
に入ったことを検出すれば、その所定以下の近距離に相
手がいることを知ることができる(エリアセンサ機
能)。
【0026】さらに、GPSは、室内にはGPS衛星か
らの電波が届き難く位置検出機能が発揮されないことが
多いが、ブルートゥースでは室内にブルートゥースモジ
ュールを設置すればそのような問題がない。
【0027】ブルートゥース通信の特徴として、1台の
機器は、最大7台の機器と通信することができる。した
がって、情報処理装置75に2つの短距離無線通信モジ
ュール部69を設けておけば、14台(14人)の情報
端末11と通信可能である。
【0028】ブルートゥース通信は、機器と機器との間
が10m以内であれば通信可能である。したがって、短
距離無線通信モジュール部69による情報端末11の位
置検出機能のサービスエリアSAは、10mである。
【0029】また、PHS端末とPHS基地局による位
置検出機能に比べ、ブルートゥースによるLPは、近距
離を対象としているため、高精度の位置検出を行うこと
ができる。
【0030】そのブルートゥース通信による位置情報サ
ービスの形態としては、情報端末11を有する運転員1
01が、短距離無線通信モジュール部69との関係で、
自分の位置を確認するサービス形態と、短距離無線通信
モジュール部69が情報端末11の所在位置を把握する
サービス形態がある。本実施形態においては、後者(短
距離無線通信モジュール部69が、そのサービスエリア
SA内のどこにどの運転員101がいるかを認識(位置
認識)する。なお、その運転員101が誰であるかは、
ブルートゥースの規格に定められた認証技術で確認する
ことができる。
【0031】次に、本実施形態の動作を具体的に説明す
る。
【0032】1人の運転員101の離席/復帰に対す
る、情報処理装置75による機械・プラント運転操作盤
70の運転操作の不安全状態の防止策としては、以下に
示す第1〜第5の運用ケースが考えられる。
【0033】短距離無線通信モジュール部69、69
が、運転員101の情報端末11の短距離無線通信モジ
ュール部17Aとブルートゥース通信ができないとき
(運転員101がサービスエリアSAの中にいないと
き)に、運転員101は、機械・プラント運転操作盤7
0の運転席を「離れている」とする。この場合は、以下
の第1〜第5の運用ケースでは、運転席を「離れつつ」
ある場合に準じた扱いとする。
【0034】短距離無線通信モジュール部69、69
は、短距離無線通信モジュール部17Aとブルートゥー
ス通信が可能であるが、その受信電波強度が下がりつつ
あるときに運転員101は運転席を「離れつつ」あり、
その受信電波強度が上がりつつあるときに運転員101
は運転席に「近づきつつ」あるとする。
【0035】(ケース1):運転員101が運転席を離
れつつある場合に、警告を発する。 :運転員101が運転席に近づきつつある場合に、警告
を解除する。
【0036】(ケース2):運転員101が運転席を離
れつつある場合に、運転を停止する。 :運転員101が運転席に近づきつつある場合に、運転
を開始する。
【0037】(ケース3):運転員101が運転席を離
れつつある場合に、運転を一時停止にする。 :運転員101が運転席に近づきつつある場合に、運転
を再開する。
【0038】(ケース4):運転員101が運転席を離
れつつある場合に、自動運転モードに切り替える。 :運転員101が運転席に近づきつつある場合に、元の
運転モードに切り替える。
【0039】(ケース5):運転員101が運転席を離
れつつある場合に、機械・プラント運転操作盤70の運
転操作機能の一部を情報端末11にシフトする。 :運転員101が運転席に近づきつつある場合に、情報
端末11にシフトされた上記運転操作機能の一部を元に
戻す。
【0040】次に、図3および図4を参照して、第2実
施形態について説明する。
【0041】本実施形態では、図3および図4に示すよ
うに、1つの機械・プラント運転操作盤70が、2人の
運転員101、102によって運転される。2人の運転
員101、102のそれぞれは、無線通信機能を有する
情報端末11Aを持っている(身につけている)。機械
・プラント運転操作盤70には、無線通信機能(エリア
センサ機能を含む)を有する情報処理装置75が設置さ
れる。
【0042】また、機械・プラント運転操作盤70の周
囲を、PHS位置検出機能により、位置検出可能な場所
に、PHS基地局80が設けられている。
【0043】情報端末11Aには、短距離無線通信モジ
ュール部17AとPHSモジュール部17Bが設けられ
ている。情報処理装置75には、互いに離れた位置に設
けられた2つの短距離無線通信モジュール部69、69
が設けられている。
【0044】各短距離無線通信モジュール部69は、情
報端末11Aの短距離無線通信モジュール部17Aと、
互いにブルートゥースによる通信を行う。PHS基地局
80は、PHSモジュール部17Bと互いにPHSによ
る通信を行う。その結果、PHS基地局80は、PHS
モジュール部17Bの位置検出を行うことができる。
【0045】前述のように、PHS基地局によるPHS
モジュール(端末)の位置検出機能は、ブルートゥース
の位置検出機能よりも精度が低くく、20m四方のエリ
アにいるかいないかを判断できるに過ぎない。但し、ブ
ルートゥースのサービスエリアSAの外に出たときに
は、おおよそ目安として、そのPHSモジュールの位置
をモニタリングできることから、第2実施形態では、P
HSを併用することとする。なお、PHSに代えて、赤
外線センサによる位置モニタリングを行うこともでき
る。
【0046】2人の運転員101、102の離席/復帰
に対する、情報処理装置75による機械・プラント運転
操作盤70の運転操作の不安全状態の防止策としては、
図5に示す運用ケースが考えられる。
【0047】2つの短距離無線通信モジュール部69、
69が、ある1人の運転員の短距離無線通信モジュール
部17Aとブルートゥース通信を行った結果、2つの短
距離無線通信モジュール部69、69のそれぞれの受信
電波強度が変わらないときに、その運転員は「着席」し
ているとする。
【0048】なお、第2実施形態では、上記第1実施形
態と異なり、「離れている」の対応は、「離れつつ」の
対応と別の扱いとされている。
【0049】図5においては、運転員101の動作は、
「A」として記載され、運転員102の動作は、「B」
として記載されている。また、運転員101の情報端末
11Aは、「端末A」として記載され、運転員102の
情報端末11Aは、「端末B」として記載されている。
【0050】まず、運転員101が着席している場合に
ついて説明する。
【0051】運転員101および運転員102が共に着
席しているときには、機械・プラント運転操作盤70の
運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操作卓で
手動で行うことができる。このとき、運転員101の情
報端末11Aおよび運転員102の情報端末11Aに
は、特別な動作は無い。
【0052】運転員101が着席しており、運転員10
2が離れつつあるときには、機械・プラント運転操作盤
70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操
作卓で手動で行うことができる。このとき、運転員10
2の情報端末11Aでは、注意が喚起される。
【0053】運転員101が着席しており、運転員10
2が離れているときには、機械・プラント運転操作盤7
0の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操作
卓で手動で行うことができる。このとき、運転員102
の情報端末11Aでは、PHSモジュール部17Bを用
いたPHS基地局80による位置モニタリングが行われ
る。
【0054】運転員101が着席しており、運転員10
2が近づきつつあるときには、機械・プラント運転操作
盤70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の
操作卓で手動で行うことができる。このとき、運転員1
02の情報端末11Aでは、注意が喚起される。
【0055】次に、運転員101が離れつつある場合に
ついて説明する。
【0056】運転員101が離れつつあり、運転員10
2が着席しているときには、機械・プラント運転操作盤
70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操
作卓で手動で行うことができる。このとき、運転員10
1の情報端末11Aでは、注意が喚起される。
【0057】運転員101が離れつつあり、運転員10
2が離れつつあるときには、機械・プラント運転操作盤
70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操
作卓での手動操作モードから自動運転モードに切り換わ
る。このとき、運転員101の情報端末11Aおよび運
転員102の情報端末11Aのそれぞれでは、警告が発
せられる。
【0058】運転員101が離れつつあり、運転員10
2が離れているときには、機械・プラント運転操作盤7
0の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操作
卓での手動操作モードから自動運転モードに切り換わ
る。このとき、運転員101の情報端末11Aでは、警
告が発せられ、運転員102の情報端末11Aでは、P
HSモジュール部17Bを用いたPHS基地局80によ
る位置モニタリングが行われる。
【0059】運転員101が離れつつあり、運転員10
2が近づきつつあるときには、機械・プラント運転操作
盤70の運転操作は、自動運転モードから機械・プラン
ト運転操作盤70の操作卓での手動操作モードに切り換
わる。このとき、運転員101の情報端末11Aでは、
警告が発せられ、運転員102の情報端末11Aでは、
注意が喚起される。
【0060】次に、運転員101が離れている場合につ
いて説明する。
【0061】運転員101が離れており、運転員102
が着席しているときには、機械・プラント運転操作盤7
0の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操作
卓で手動で行うことができる。このとき、運転員101
の情報端末11Aでは、PHSモジュール部17Bを用
いたPHS基地局80による位置モニタリングが行われ
る。
【0062】運転員101が離れており、運転員102
が離れつつあるときには、機械・プラント運転操作盤7
0の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の操作
卓での手動操作モードから自動運転モードに切り換わ
る。このとき、運転員101の情報端末11Aでは、P
HSモジュール部17Bを用いたPHS基地局80によ
る位置モニタリングが行われ、運転員102の情報端末
11Aでは、警告が発せられる。
【0063】運転員101が離れており、運転員102
が離れているときには、機械・プラント運転操作盤70
の運転操作は、自動運転で行われる。このとき、運転員
101の情報端末11Aでは、PHSモジュール部17
Bを用いたPHS基地局80による位置モニタリングが
行われ、運転員102の情報端末11Aでは、PHSモ
ジュール部17Bを用いたPHS基地局80による位置
モニタリングが行われる。
【0064】運転員101が離れており、運転員102
が近づきつつあるときには、機械・プラント運転操作盤
70の運転操作は、自動運転で行われる。このとき、運
転員101の情報端末11Aでは、PHSモジュール部
17Bを用いたPHS基地局80による位置モニタリン
グが行われ、運転員102の情報端末11Aでは、警告
が発せられる。
【0065】次に、運転員101が近づきつつある場合
について説明する。
【0066】運転員101が近づきつつあり、運転員1
02が着席しているときには、機械・プラント運転操作
盤70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の
操作卓で手動で行うことができる。このとき、運転員1
01の情報端末11Aでは、注意が喚起される。
【0067】運転員101が近づきつつあり、運転員1
02が離れつつあるときには、機械・プラント運転操作
盤70の運転操作は、機械・プラント運転操作盤70の
操作卓での自動運転モードから手動操作モードに切り換
わる。このとき、運転員101の情報端末11Aには、
注意が喚起され、運転員102の情報端末11Aでは、
警告が発せられる。
【0068】運転員101が近づきつつあり、運転員1
02が離れているときには、機械・プラント運転操作盤
70の運転操作は、自動運転で行われる。このとき、運
転員101の情報端末11Aでは、警告が発せられ、運
転員102の情報端末11Aでは、PHSモジュール部
17Bを用いたPHS基地局80による位置モニタリン
グが行われる。
【0069】運転員101が近づきつつあり、運転員1
02が近づきつつあるときには、機械・プラント運転操
作盤70の運転操作は、自動運転で行われる。このと
き、運転員101の情報端末11Aおよび運転員102
の情報端末11Aのそれぞれでは、注意が喚起される。
【0070】次に、図6を参照して、第3実施形態につ
いて説明する。
【0071】第3実施形態では、運転操作が行われる際
に運転員の他に、運転補助者がその運転操作の補助を行
うことが義務られているケースを想定する。ここでは、
その義務付けがクレーンの運転操作に課せられていると
して説明する。
【0072】クレーンを運転操作する運転員103と、
そのクレーン周囲の安全確認等を行って運転員103の
運転を補助する運転補助者104とが、互いにブルート
ゥース通信を行う。運転員103と運転補助者104の
それぞれは、短距離無線通信モジュール部17Aを備え
た情報端末11を有している。
【0073】運転補助者104の情報端末11とのブル
ートゥース通信の結果、運転員103の情報端末11
は、運転補助者104が、運転員103の位置から10
m以内にいないことを知ることができる。その場合に
は、運転員103の情報端末11は、警告を発し、クレ
ーンの運転操作が許可されない旨を運転員103に報知
する。クレーンの運転席にいる運転員103からは、運
転補助者104が視界に入らない場合に、特に有効であ
る。
【0074】運転補助者がその運転操作の補助を行うこ
とが義務られているケースとしては、バスとバスガイド
のケースや、現金輸送車の運転時のケースが考えられ
る。
【0075】第1および第2実施形態では、機械・プラ
ントの運転を例にしたが、それに限らず、本発明は、移
動体の運転操作にも適用できる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、巡回点検が円滑に間違
い無く行われるように支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの構成を示す他の図である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの構成を示す図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの構成を示す他の図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの運用ケースを示す図である。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態の運転操作
不安全防止システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 情報端末 17A 短距離無線通信モジュール部 17B PHSモジュール部 69 短距離無線通信モジュール部 70 機械・プラント運転操作盤 75 情報処理装置 80 PHS基地局 101 運転員 102 運転員 103 運転員 104 運転補助者 SA サービスエリア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転対象物に設けられた位置特定機能を
    有する短距離無線通信を行うための第1通信モジュール
    部と、 前記運転対象物の運転員のための運転員用端末とを備
    え、 前記運転員用端末は、前記第1通信モジュール部と前記
    短距離無線通信を行うための第2通信モジュール部を有
    し、 前記第1通信モジュール部と前記第2通信モジュール部
    との距離が所定値以下になったときに、前記第1通信モ
    ジュール部および前記第2通信モジュール部が前記短距
    離無線通信を行い、 前記運転対象物は、前記短距離無線通信の結果に基づい
    て、運転状態が変化する運転操作不安全防止システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運転操作不安全防止シス
    テムにおいて、 前記位置検出機能を有する短距離無線通信は、ブルート
    ゥースによる通信である運転操作不安全防止システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の運転操作不安
    全防止システムにおいて、 前記所定値は、第1通信モジュール部による前記短距離
    無線通信のサービスエリアに相当する運転操作不安全防
    止システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    運転操作不安全防止システムにおいて、 前記運転員用端末は、報知部を有し、 前記報知部は、前記短距離無線通信の結果に基づいて、
    警告を発する運転操作不安全防止システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    運転操作不安全防止システムにおいて、 前記運転対象物の運転操作機能は、前記短距離無線通信
    の結果に基づいて、前記運転員用端末にシフトする運転
    操作不安全防止システム。
  6. 【請求項6】 運転対象物に設けられた位置特定機能を
    有する短距離無線通信を行うための第1通信モジュール
    部と、 前記運転対象物の第1運転員のための第1の運転員用端
    末と、 前記運転対象物の第2運転員のための第2の運転員用端
    末と、 位置特定機能を有する特定無線通信を行うための第3無
    線通信モジュール部とを備え、 前記第1および第2の運転員用端末のそれぞれは、前記
    第1通信モジュール部と前記短距離無線通信を行うため
    の第2通信モジュール部と、前記第3無線通信モジュー
    ル部と前記特定無線通信を行うための第4無線通信モジ
    ュール部とを有し、 前記第1通信モジュール部と前記第2通信モジュール部
    との距離が所定値以下になったときに、前記第1通信モ
    ジュール部および前記第2通信モジュール部が前記短距
    離無線通信を行い、 前記運転対象物は、前記短距離無線通信の結果に基づい
    て、運転状態が変化し、 前記第1通信モジュール部と前記第2通信モジュール部
    との距離が所定値を超えたときに、前記第3無線通信モ
    ジュール部と前記第4無線通信モジュール部とが前記特
    定無線通信を行う運転操作不安全防止システム。
  7. 【請求項7】 運転対象物の運転員のための運転員用端
    末と、 前記運転対象物の運転補助者のための運転補助者用端末
    とを備え、 前記運転員用端末は、位置特定機能を有する短距離無線
    通信を行うための第1通信モジュール部を有し、 前記運転補助者用端末は、前記第1通信モジュール部と
    前記短距離無線通信を行うための第2通信モジュール部
    を有し、 前記第1通信モジュール部と前記第2通信モジュール部
    との距離が所定値以下になったときに、前記第1通信モ
    ジュール部および前記第2通信モジュール部が前記短距
    離無線通信を行い、 前記運転員は、前記短距離無線通信の結果に基づいて、
    前記運転対象物の運転が許可される運転操作不安全防止
    システム。
  8. 【請求項8】 位置特定機能を有する短距離無線通信を
    行うための第1通信モジュール部を運転対象物に設ける
    ステップと、 前記運転対象物の運転員が運転員用端末を所持するステ
    ップとを備え、 前記運転員用端末は、前記第1通信モジュール部と前記
    短距離無線通信を行うための第2通信モジュール部を有
    し、 前記第1通信モジュール部と前記第2通信モジュール部
    との距離が所定値以下になったときに、前記第1通信モ
    ジュール部および前記第2通信モジュール部が前記短距
    離無線通信を行い、 前記運転対象物は、前記短距離無線通信の結果に基づい
    て、運転状態が変化する運転操作不安全防止方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019071118A (ja) * 2013-03-15 2019-05-09 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド モバイル制御室におけるユーザインターフェースデバイス間でシームレスに状態を伝達するための方法及び装置
US11385608B2 (en) 2013-03-04 2022-07-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Big data in process control systems
US11886155B2 (en) 2015-10-09 2024-01-30 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics

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