JP2002287460A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JP2002287460A JP2002287460A JP2001094211A JP2001094211A JP2002287460A JP 2002287460 A JP2002287460 A JP 2002287460A JP 2001094211 A JP2001094211 A JP 2001094211A JP 2001094211 A JP2001094211 A JP 2001094211A JP 2002287460 A JP2002287460 A JP 2002287460A
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潜像担持体1と中間転写体5とを備えたタイ
プのカラー画像形成装置であって、潜像担持体上の書き
出し位置を示す為のマーク30を、発光素子と受光素子
とから成る光センサによって検出する書き出し位置検出
手段15と、中間転写体上に形成した一次転写位置を示
すためのマークを、発光素子及び受光素子とから成る光
センサにより検出する転写位置検出手段15とを備えた
ものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構成
する発光素子を共通化することにより、安価で簡素な構
成で各検出動作を行なう。 【解決手段】 潜像担持体1上の書き出し位置を示すマ
ークを検出する書き出し位置検出手段15と、該中間転
写体上の転写位置を示すマークを検出する転写位置検出
手段16と、を備えたカラー画像形成装置において、書
き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれ
も発光素子及び受光素子から成る光センサであり、書き
出し位置検出手段及び転写位置検出手段を構成する発光
素子として、一つの共通発光素子を用いた。
プのカラー画像形成装置であって、潜像担持体上の書き
出し位置を示す為のマーク30を、発光素子と受光素子
とから成る光センサによって検出する書き出し位置検出
手段15と、中間転写体上に形成した一次転写位置を示
すためのマークを、発光素子及び受光素子とから成る光
センサにより検出する転写位置検出手段15とを備えた
ものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構成
する発光素子を共通化することにより、安価で簡素な構
成で各検出動作を行なう。 【解決手段】 潜像担持体1上の書き出し位置を示すマ
ークを検出する書き出し位置検出手段15と、該中間転
写体上の転写位置を示すマークを検出する転写位置検出
手段16と、を備えたカラー画像形成装置において、書
き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれ
も発光素子及び受光素子から成る光センサであり、書き
出し位置検出手段及び転写位置検出手段を構成する発光
素子として、一つの共通発光素子を用いた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は潜像担持体上に順次
形成した異なった色のトナー像を中間転写体上に順次転
写することによって得た重ねトナー像を用紙上に一括転
写するカラー画像形成装置の改良に関する。
形成した異なった色のトナー像を中間転写体上に順次転
写することによって得た重ねトナー像を用紙上に一括転
写するカラー画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用したカラー複写
機、プリンタ、ファクシミリ装置等のフルカラー画像形
成装置にあっては、潜像を担持する感光体ドラム等の潜
像担持体と、該潜像担持体上を一様に帯電する帯電手段
と、一様に帯電された潜像担持体上に原稿反射光などの
画像情報を露光して画像に見合った静電潜像を形成する
露光手段と、該潜像担持体上の静電潜像に夫々異なった
色のトナーを供給(現像)して各色のトナー像を形成す
る複数の現像手段と、各色のトナーを供給する現像手段
により夫々現像された各トナー像を重ね合わせた重ねト
ナー像を担持する中間転写体と、各現像手段により夫々
現像された各トナー像を順次該中間転写体に重ね転写す
る一次転写手段と、該中間転写体上の重ねトナー像を一
括して用紙に転写する二次転写手段と、を備える。ま
た、該潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマークを
潜像担持体上の適所(画像形成領域外)に設け、発光素
子と受光素子とから成る光センサ(書き出し位置検出手
段)によってこれを検知することによって、潜像書き込
みタイミングを得るようにしている。また、中間転写体
上には一次転写位置を示すためのマークが形成され、発
光素子と受光素子とから成る光センサ(転写位置検出手
段)を用いてマークを検出することによって各色のトナ
ー像を転写するタイミングを得るようにしている。制御
部は、これらの検出手段からのマーク検出信号に基づい
て露光手段による潜像書き込みタイミング及び一次転写
手段による転写タイミングを夫々適正化することができ
る。従来のフルカラー画像形成装置にあっては、比較的
近接配置されている書き出し位置検出手段と転写位置検
出手段を夫々完全に異なった部品(発光素子及び受光素
子)によって構成しているので、部品点数が増大し、レ
イアウト上も制限があった。
機、プリンタ、ファクシミリ装置等のフルカラー画像形
成装置にあっては、潜像を担持する感光体ドラム等の潜
像担持体と、該潜像担持体上を一様に帯電する帯電手段
と、一様に帯電された潜像担持体上に原稿反射光などの
画像情報を露光して画像に見合った静電潜像を形成する
露光手段と、該潜像担持体上の静電潜像に夫々異なった
色のトナーを供給(現像)して各色のトナー像を形成す
る複数の現像手段と、各色のトナーを供給する現像手段
により夫々現像された各トナー像を重ね合わせた重ねト
ナー像を担持する中間転写体と、各現像手段により夫々
現像された各トナー像を順次該中間転写体に重ね転写す
る一次転写手段と、該中間転写体上の重ねトナー像を一
括して用紙に転写する二次転写手段と、を備える。ま
た、該潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマークを
潜像担持体上の適所(画像形成領域外)に設け、発光素
子と受光素子とから成る光センサ(書き出し位置検出手
段)によってこれを検知することによって、潜像書き込
みタイミングを得るようにしている。また、中間転写体
上には一次転写位置を示すためのマークが形成され、発
光素子と受光素子とから成る光センサ(転写位置検出手
段)を用いてマークを検出することによって各色のトナ
ー像を転写するタイミングを得るようにしている。制御
部は、これらの検出手段からのマーク検出信号に基づい
て露光手段による潜像書き込みタイミング及び一次転写
手段による転写タイミングを夫々適正化することができ
る。従来のフルカラー画像形成装置にあっては、比較的
近接配置されている書き出し位置検出手段と転写位置検
出手段を夫々完全に異なった部品(発光素子及び受光素
子)によって構成しているので、部品点数が増大し、レ
イアウト上も制限があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、請求項1の発明は、潜像担持体と
中間転写体とを備えたタイプのカラー画像形成装置であ
って、潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマーク
を、発光素子と受光素子とから成る光センサによって検
出する書き出し位置検出手段と、中間転写体上に形成し
た一次転写位置を示すためのマークを、発光素子及び受
光素子とから成る光センサにより検出する転写位置検出
手段とを備えたものにおいて、互いに近接配置された各
検出手段を構成する発光素子を共通化することにより、
安価で簡素な構成で各検出動作を行なう事を目的として
いる。請求項2の発明は、潜像担持体と中間転写体とを
備えたタイプのカラー画像形成装置であって、潜像担持
体上の書き出し位置を示す為のマークを、発光素子と受
光素子とから成る光センサによって検出する書き出し位
置検出手段と、中間転写体上に形成した一次転写位置を
示すためのマークを、発光素子及び受光素子とから成る
光センサにより検出する転写位置検出手段とを備え、更
に潜像担持体上の残留電荷を除去する除電手段を備えた
ものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構成
する発光素子として、除電手段を構成する発光部(除電
ランプ)を用いて部品を共通化することにより、安価で
簡素な構成で各検出動作を行なう事を目的としている。
請求項3の発明は、潜像担持体と中間転写体、除電手段
は近い位置関係にあり、各光センサー(書き出し位置検
出手段、転写位置検出手段)同士も近い位置関係にあ
る。従って、各発光素子を用いた検出時に除電ランプを
用いた除電動作を行うと外乱によって検知精度が低下す
る。そこで潜像担持体の書き出し位置検出時と転写体の
転写書き出し位置検出時に除電動作を行なわない事で、
位置検出の精度を確保する事を目的としている。請求項
4の発明は、除電手段を構成している発光素子(除電ラ
ンプ)の一部を発光させず、位置検出時に一部除電動作
を行なわずに、位置検知精度を上げる事を目的とする。
請求項5の発明は、潜像担持体と転写体の位置検出時
に、除電手段を構成している発光素子の発光強度を変え
る事で、位置検知精度を上げる事を目的とする。
なされたものであり、請求項1の発明は、潜像担持体と
中間転写体とを備えたタイプのカラー画像形成装置であ
って、潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマーク
を、発光素子と受光素子とから成る光センサによって検
出する書き出し位置検出手段と、中間転写体上に形成し
た一次転写位置を示すためのマークを、発光素子及び受
光素子とから成る光センサにより検出する転写位置検出
手段とを備えたものにおいて、互いに近接配置された各
検出手段を構成する発光素子を共通化することにより、
安価で簡素な構成で各検出動作を行なう事を目的として
いる。請求項2の発明は、潜像担持体と中間転写体とを
備えたタイプのカラー画像形成装置であって、潜像担持
体上の書き出し位置を示す為のマークを、発光素子と受
光素子とから成る光センサによって検出する書き出し位
置検出手段と、中間転写体上に形成した一次転写位置を
示すためのマークを、発光素子及び受光素子とから成る
光センサにより検出する転写位置検出手段とを備え、更
に潜像担持体上の残留電荷を除去する除電手段を備えた
ものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構成
する発光素子として、除電手段を構成する発光部(除電
ランプ)を用いて部品を共通化することにより、安価で
簡素な構成で各検出動作を行なう事を目的としている。
請求項3の発明は、潜像担持体と中間転写体、除電手段
は近い位置関係にあり、各光センサー(書き出し位置検
出手段、転写位置検出手段)同士も近い位置関係にあ
る。従って、各発光素子を用いた検出時に除電ランプを
用いた除電動作を行うと外乱によって検知精度が低下す
る。そこで潜像担持体の書き出し位置検出時と転写体の
転写書き出し位置検出時に除電動作を行なわない事で、
位置検出の精度を確保する事を目的としている。請求項
4の発明は、除電手段を構成している発光素子(除電ラ
ンプ)の一部を発光させず、位置検出時に一部除電動作
を行なわずに、位置検知精度を上げる事を目的とする。
請求項5の発明は、潜像担持体と転写体の位置検出時
に、除電手段を構成している発光素子の発光強度を変え
る事で、位置検知精度を上げる事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、静電潜像を担持する潜像担持体
と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜像
担持体上を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該
潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する
複数の現像手段と、各現像手段により夫々現像された各
トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写体
と、各現像手段により夫々現像された各トナー像を順次
該中間転写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間転
写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次転
写手段と、該潜像担持体上の書き出し位置を示すマーク
を検出する書き出し位置検出手段と、該中間転写体上の
転写位置を示すマークを検出する転写位置検出手段と、
を備えたカラー画像形成装置において、前記書き出し位
置検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれも発光素
子及び受光素子から成る光センサであり、前記書き出し
位置検出手段及び前記転写位置検出手段を構成する発光
素子として、一つの共通発光素子を用いたことを特徴と
する。請求項2の発明は、静電潜像を担持する潜像担持
体と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜
像担持体上を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
該潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成す
る複数の現像手段と、各現像手段により夫々現像された
各トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写
体と、各現像手段により夫々現像された各トナー像を順
次該中間転写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間
転写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次
転写手段と、一次転写後に潜像担持体上に残留する電荷
を除去する除電手段と、該潜像担持体上の書き出し位置
を示すマークを検出する書き出し位置検出手段と、該中
間転写体上の転写位置を示すマークを検出する転写位置
検出手段と、これらを制御する制御部と、を備えたカラ
ー画像形成装置において、前記書き出し位置検出手段と
前記転写位置検出手段は、いずれも発光素子及び受光素
子から成る光センサであり、前記除電手段を構成する発
光素子を、前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検
出手段を構成する発光素子として兼用したことを特徴と
する。
め、請求項1の発明は、静電潜像を担持する潜像担持体
と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜像
担持体上を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該
潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する
複数の現像手段と、各現像手段により夫々現像された各
トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写体
と、各現像手段により夫々現像された各トナー像を順次
該中間転写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間転
写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次転
写手段と、該潜像担持体上の書き出し位置を示すマーク
を検出する書き出し位置検出手段と、該中間転写体上の
転写位置を示すマークを検出する転写位置検出手段と、
を備えたカラー画像形成装置において、前記書き出し位
置検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれも発光素
子及び受光素子から成る光センサであり、前記書き出し
位置検出手段及び前記転写位置検出手段を構成する発光
素子として、一つの共通発光素子を用いたことを特徴と
する。請求項2の発明は、静電潜像を担持する潜像担持
体と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜
像担持体上を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
該潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成す
る複数の現像手段と、各現像手段により夫々現像された
各トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写
体と、各現像手段により夫々現像された各トナー像を順
次該中間転写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間
転写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次
転写手段と、一次転写後に潜像担持体上に残留する電荷
を除去する除電手段と、該潜像担持体上の書き出し位置
を示すマークを検出する書き出し位置検出手段と、該中
間転写体上の転写位置を示すマークを検出する転写位置
検出手段と、これらを制御する制御部と、を備えたカラ
ー画像形成装置において、前記書き出し位置検出手段と
前記転写位置検出手段は、いずれも発光素子及び受光素
子から成る光センサであり、前記除電手段を構成する発
光素子を、前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検
出手段を構成する発光素子として兼用したことを特徴と
する。
【0005】請求項3の発明は、静電潜像を担持する潜
像担持体と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段
と、該潜像担持体上を露光して静電潜像を形成する露光
手段と、該潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像
を形成する複数の現像手段と、各現像手段により夫々現
像された各トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する
中間転写体と、各現像手段により夫々現像された各トナ
ー像を順次該中間転写体に重ね転写する一次転写手段
と、該中間転写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転
写する二次転写手段と、一次転写後に潜像担持体上に残
留する電荷を除去する除電手段と、該潜像担持体上の書
き出し位置を示すマークを検出する書き出し位置検出手
段と、該中間転写体上の転写位置を示すマークを検出す
る転写位置検出手段と、これらを制御する制御部と、を
備えたカラー画像形成装置において、前記書き出し位置
検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれも発光素子
及び受光素子から成る光センサであり、前記制御部は、
前記除電手段による除電を実行する前に、前記書き出し
位置検出手段と前記転写位置検出手段による前記各マー
クの検出を実行させ、それ以降のマーク検出のタイミン
グにおいては、除電手段による除電動作を行わせないこ
とを特徴とする。請求項4の発明は、前記書き出し位置
検出手段による潜像担持体上の書き出し位置の検出時、
及び前記転写位置検出手段による中間転写体上の転写位
置の検出時に、前記除電手段の一部による発光動作を行
なわないようにしたことを特徴とする。請求項5の発明
は、前記書き出し位置検出手段による潜像担持体上の書
き出し位置の検出時、及び前記転写位置検出手段による
中間転写体上の転写位置の検出時に、前記除電手段の発
光量を弱くすることを特徴とする。
像担持体と、該潜像担持体上を一様帯電する帯電手段
と、該潜像担持体上を露光して静電潜像を形成する露光
手段と、該潜像担持体上の静電潜像を現像してトナー像
を形成する複数の現像手段と、各現像手段により夫々現
像された各トナー像を重ね合わせたトナー像を担持する
中間転写体と、各現像手段により夫々現像された各トナ
ー像を順次該中間転写体に重ね転写する一次転写手段
と、該中間転写体上の重ねトナー像を一括して用紙に転
写する二次転写手段と、一次転写後に潜像担持体上に残
留する電荷を除去する除電手段と、該潜像担持体上の書
き出し位置を示すマークを検出する書き出し位置検出手
段と、該中間転写体上の転写位置を示すマークを検出す
る転写位置検出手段と、これらを制御する制御部と、を
備えたカラー画像形成装置において、前記書き出し位置
検出手段と前記転写位置検出手段は、いずれも発光素子
及び受光素子から成る光センサであり、前記制御部は、
前記除電手段による除電を実行する前に、前記書き出し
位置検出手段と前記転写位置検出手段による前記各マー
クの検出を実行させ、それ以降のマーク検出のタイミン
グにおいては、除電手段による除電動作を行わせないこ
とを特徴とする。請求項4の発明は、前記書き出し位置
検出手段による潜像担持体上の書き出し位置の検出時、
及び前記転写位置検出手段による中間転写体上の転写位
置の検出時に、前記除電手段の一部による発光動作を行
なわないようにしたことを特徴とする。請求項5の発明
は、前記書き出し位置検出手段による潜像担持体上の書
き出し位置の検出時、及び前記転写位置検出手段による
中間転写体上の転写位置の検出時に、前記除電手段の発
光量を弱くすることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1は本発明の一実施形
態に係るフルカラー画像形成装置の画像形成部の概略構
成を示すブロック図、図2は制御系の概略構成を示すブ
ロック図である。このフルカラー画像形成装置は、例え
ば一つの感光体ベルト(潜像担持体)1と、感光体ベル
ト1上を一様に帯電する帯電手段2と、一様に帯電した
感光体ベルト1上に原稿反射光等の画像情報を照射して
静電潜像を形成する露光手段3と、静電潜像に対して
黒、イエロー、シアン、マゼンタの各色のトナーを個別
に供給して各色に対応したトナー像を感光体上に形成す
る複数の現像手段4K、4Y、4C、4Mを備えた現像
装置4と、感光体ベルト1に近接配置された中間転写体
(中間転写ベルト)5と、各現像手段4K、4Y、4
C、4Mによって感光体ベルト1上に夫々個別に形成さ
れた異なった色のトナー像を順次中間転写体5上に重ね
転写して重ねトナー像を形成する一次転写手段6と、図
示しない給紙部から給紙されてきた用紙P上に重ねトナ
ー像を一括転写する二次転写手段7等を備えている。ま
た、感光体ベルト1の一次転写位置の下流側には除電ラ
ンプ(除電手段)8が配置されている。画像形成過程で
は、まず感光体ベルト1上を除電手段8から出力される
光で除電を行ない、その後に帯電手段2により一様に帯
電を行なう。次に露光手段3において、画像データに従
いLDを駆動してレーザー光をポリゴンミラーに照射さ
せ、感光体ベルト1上に静電潜像を形成する。感光体ベ
ルト1上に形成されたシアン、イエロー、マゼンタ、黒
画像の4色を中間転写体5上に順次重ね、重ねられた重
ねトナー像を用紙Pに転写し、定着することで、フルカ
ラー画像を得ている。また、感光体ベルト1には、画像
形成領域外に、書き込み開始位置(タイミング)を制御
するために印や穴等のマークが施されている。また、中
間転写体5にも同じ位置に各トナー画像を重ねあわせる
ために、一次転写位置を確定するための印や穴等のマー
クが形成されている。感光体ベルト1上のマークは、発
光素子15aと受光素子15bとから成る光センサであ
る書き出し位置検出手段15により検知される。また、
中間転写体5上のマークは、発光素子16aと受光素子
16bとから成る光センサである転写位置検出手段16
により夫々検知される。尚、潜像担持体として示した感
光体ベルトは一例であり、潜像担持体として感光体ドラ
ムを用いてもよい。
の形態により詳細に説明する。図1は本発明の一実施形
態に係るフルカラー画像形成装置の画像形成部の概略構
成を示すブロック図、図2は制御系の概略構成を示すブ
ロック図である。このフルカラー画像形成装置は、例え
ば一つの感光体ベルト(潜像担持体)1と、感光体ベル
ト1上を一様に帯電する帯電手段2と、一様に帯電した
感光体ベルト1上に原稿反射光等の画像情報を照射して
静電潜像を形成する露光手段3と、静電潜像に対して
黒、イエロー、シアン、マゼンタの各色のトナーを個別
に供給して各色に対応したトナー像を感光体上に形成す
る複数の現像手段4K、4Y、4C、4Mを備えた現像
装置4と、感光体ベルト1に近接配置された中間転写体
(中間転写ベルト)5と、各現像手段4K、4Y、4
C、4Mによって感光体ベルト1上に夫々個別に形成さ
れた異なった色のトナー像を順次中間転写体5上に重ね
転写して重ねトナー像を形成する一次転写手段6と、図
示しない給紙部から給紙されてきた用紙P上に重ねトナ
ー像を一括転写する二次転写手段7等を備えている。ま
た、感光体ベルト1の一次転写位置の下流側には除電ラ
ンプ(除電手段)8が配置されている。画像形成過程で
は、まず感光体ベルト1上を除電手段8から出力される
光で除電を行ない、その後に帯電手段2により一様に帯
電を行なう。次に露光手段3において、画像データに従
いLDを駆動してレーザー光をポリゴンミラーに照射さ
せ、感光体ベルト1上に静電潜像を形成する。感光体ベ
ルト1上に形成されたシアン、イエロー、マゼンタ、黒
画像の4色を中間転写体5上に順次重ね、重ねられた重
ねトナー像を用紙Pに転写し、定着することで、フルカ
ラー画像を得ている。また、感光体ベルト1には、画像
形成領域外に、書き込み開始位置(タイミング)を制御
するために印や穴等のマークが施されている。また、中
間転写体5にも同じ位置に各トナー画像を重ねあわせる
ために、一次転写位置を確定するための印や穴等のマー
クが形成されている。感光体ベルト1上のマークは、発
光素子15aと受光素子15bとから成る光センサであ
る書き出し位置検出手段15により検知される。また、
中間転写体5上のマークは、発光素子16aと受光素子
16bとから成る光センサである転写位置検出手段16
により夫々検知される。尚、潜像担持体として示した感
光体ベルトは一例であり、潜像担持体として感光体ドラ
ムを用いてもよい。
【0007】制御系は、図2に示すようにメインCPU
20、を潜像担持体制御部21、中間転写体制御部22
等を備えた制御部25により構成されている。本発明の
特徴的な構成は、書き出し位置検出手段15を構成する
発光素子15aと、転写位置検出手段16を構成する発
光素子16aを共通化して一つの発光素子17とした点
にある。各受光素子15b、16bによって検知された
信号は制御部25に出力される。即ち、書き出し位置検
出手段15と、転写位置検出手段16は、いずれも発光
素子と受光素子から成り、しかも両者は極めて近い位置
に隣接配置されている。従って、そこで発光素子15a
と16aとを共通にする事は可能であり、この実施形態
では感光体ベルト1用の受光素子15bと、中間転写体
5用の受光素子16bとの間に発光素子(共通発光素
子)17配置することで構成を簡素化する。
20、を潜像担持体制御部21、中間転写体制御部22
等を備えた制御部25により構成されている。本発明の
特徴的な構成は、書き出し位置検出手段15を構成する
発光素子15aと、転写位置検出手段16を構成する発
光素子16aを共通化して一つの発光素子17とした点
にある。各受光素子15b、16bによって検知された
信号は制御部25に出力される。即ち、書き出し位置検
出手段15と、転写位置検出手段16は、いずれも発光
素子と受光素子から成り、しかも両者は極めて近い位置
に隣接配置されている。従って、そこで発光素子15a
と16aとを共通にする事は可能であり、この実施形態
では感光体ベルト1用の受光素子15bと、中間転写体
5用の受光素子16bとの間に発光素子(共通発光素
子)17配置することで構成を簡素化する。
【0008】次に、図3は本発明の他の実施形態の概略
構成図であり、この実施形態は、除電手段8を構成する
除電ランプ(LED)を書き出し位置検出手段15と、
転写位置検出手段16を構成する発光素子15a、16
aとして共通使用した構成が特徴的である。即ち、この
実施形態では、各検出手段15、16が備える発光手段
を除電ランプ8によって共用したので、更に部品点数を
低減できる。即ち、各検出手段15、16によるマーク
検知タイミングは、作像期間中(機械稼働期間)と同じ
であり、発光タイミングは除電手段8(除電ランプ)に
よる除電期間と同じタイミングで行われている。ここに
おいて除電ランプ8はメインCPU20によって制御さ
れている。よって、除電ランプ8の光を図3のように感
光体ベルト1用の受光素子15a、転写体用の受光素子
16aにあたる位置に配し、各々の検知手段の発光素子
として共通化することが可能となる。この実施形態によ
れば、検出手段を構成する発光素子を共通化して部品点
数を低減できるので、マーク検知手段15、16の精度
を保つことができ、色ずれ検知補正を正確に行ない、色
ずれのない原稿に忠実なコピー画像を提供することがで
きる。次に、本発明の他の実施形態では、除電手段8
と、書き出し位置検出手段15と、転写位置検出手段1
6を夫々独立別個に構成した画像形成部において、除電
手段8による除電のための発光タイミングを、書き出し
位置検出手段15と転写位置検出手段16による検知タ
イミングと異ならせることによって検出精度の低下を防
止するようにしている。即ち、この実施形態では、除電
手段を構成する発光素子を、各検知手段に使用する発光
素子とは別個に設けている。
構成図であり、この実施形態は、除電手段8を構成する
除電ランプ(LED)を書き出し位置検出手段15と、
転写位置検出手段16を構成する発光素子15a、16
aとして共通使用した構成が特徴的である。即ち、この
実施形態では、各検出手段15、16が備える発光手段
を除電ランプ8によって共用したので、更に部品点数を
低減できる。即ち、各検出手段15、16によるマーク
検知タイミングは、作像期間中(機械稼働期間)と同じ
であり、発光タイミングは除電手段8(除電ランプ)に
よる除電期間と同じタイミングで行われている。ここに
おいて除電ランプ8はメインCPU20によって制御さ
れている。よって、除電ランプ8の光を図3のように感
光体ベルト1用の受光素子15a、転写体用の受光素子
16aにあたる位置に配し、各々の検知手段の発光素子
として共通化することが可能となる。この実施形態によ
れば、検出手段を構成する発光素子を共通化して部品点
数を低減できるので、マーク検知手段15、16の精度
を保つことができ、色ずれ検知補正を正確に行ない、色
ずれのない原稿に忠実なコピー画像を提供することがで
きる。次に、本発明の他の実施形態では、除電手段8
と、書き出し位置検出手段15と、転写位置検出手段1
6を夫々独立別個に構成した画像形成部において、除電
手段8による除電のための発光タイミングを、書き出し
位置検出手段15と転写位置検出手段16による検知タ
イミングと異ならせることによって検出精度の低下を防
止するようにしている。即ち、この実施形態では、除電
手段を構成する発光素子を、各検知手段に使用する発光
素子とは別個に設けている。
【0009】図4は、この実施形態に係る画像形成部の
構成略図、図5はこの実施形態の制御を実現するための
制御系の構成図であり、図1、図2と同一部分には同一
符号を付して説明する。尚、図6は除電手段と他の検出
手段との位置関係を示す図である。感光体ベルト1には
書き込み開始位置を制御するために印(マーク穴)30
が施されている。このマーク30は安価な継目のある感
光体ベルト1に通常設けられているものであり、ベルト
の継目に画像が形成されない様に端縁にマークを設け
て、書き出し位置を制御しているのである。また、中間
転写体5にも転写位置を合わせて、位置ずれのない画像
あわせのために、印(マーク穴)が通常設けてある。即
ち、潜像担持体としての感光体ベルト1上のマーク30
や、中間転写体5上のマークを夫々検出する手段15、
16は、発光素子15a、16aと受光素子15b、1
6bとからなっていて、メインCPU20(制御部)に
より制御されて、検知信号は常時把握されている。制御
部は各発光素子に発光信号を送って発光させ、受光素子
からの検知信号を入力する。各発光素子と各受光素子と
の間を感光体ベルト1或いは中間転写体5が走行してお
り、各検出手段15、16が各マーク(穴)を走査した
ときに検知信号が出力される。感光体ベルト1、中間転
写体5、除電手段8は、図4のように併設されており、
近い位置関係にある。図4に示した実施形態において、
除電手段8を構成する除電ランプからの光が潜像坦持体
マーク検出手段15と転写体マーク検出手段の受光素子
に夫々照射されると、それが外乱光となり、精度を必要
とするマーク検知に影響を与えることとなる。そこで、
本発明では、マーク検知を行うタイミングにおいては、
除電手段8による除電動作を行わない事で画像書き出し
位置制御を正確に行うようにした。即ち、制御部は、除
電手段8による除電を実行する前に、書き出し位置検出
手段15と転写位置検出手段16による各マークの検出
を実行させ、それ以降のマーク検出のタイミングにおい
ては、除電手段による除電動作を行わせないように制御
するものである。
構成略図、図5はこの実施形態の制御を実現するための
制御系の構成図であり、図1、図2と同一部分には同一
符号を付して説明する。尚、図6は除電手段と他の検出
手段との位置関係を示す図である。感光体ベルト1には
書き込み開始位置を制御するために印(マーク穴)30
が施されている。このマーク30は安価な継目のある感
光体ベルト1に通常設けられているものであり、ベルト
の継目に画像が形成されない様に端縁にマークを設け
て、書き出し位置を制御しているのである。また、中間
転写体5にも転写位置を合わせて、位置ずれのない画像
あわせのために、印(マーク穴)が通常設けてある。即
ち、潜像担持体としての感光体ベルト1上のマーク30
や、中間転写体5上のマークを夫々検出する手段15、
16は、発光素子15a、16aと受光素子15b、1
6bとからなっていて、メインCPU20(制御部)に
より制御されて、検知信号は常時把握されている。制御
部は各発光素子に発光信号を送って発光させ、受光素子
からの検知信号を入力する。各発光素子と各受光素子と
の間を感光体ベルト1或いは中間転写体5が走行してお
り、各検出手段15、16が各マーク(穴)を走査した
ときに検知信号が出力される。感光体ベルト1、中間転
写体5、除電手段8は、図4のように併設されており、
近い位置関係にある。図4に示した実施形態において、
除電手段8を構成する除電ランプからの光が潜像坦持体
マーク検出手段15と転写体マーク検出手段の受光素子
に夫々照射されると、それが外乱光となり、精度を必要
とするマーク検知に影響を与えることとなる。そこで、
本発明では、マーク検知を行うタイミングにおいては、
除電手段8による除電動作を行わない事で画像書き出し
位置制御を正確に行うようにした。即ち、制御部は、除
電手段8による除電を実行する前に、書き出し位置検出
手段15と転写位置検出手段16による各マークの検出
を実行させ、それ以降のマーク検出のタイミングにおい
ては、除電手段による除電動作を行わせないように制御
するものである。
【0010】本発明の他の実施形態では、書き出し位置
検出手段15による感光体ベルト上の書き出し位置の検
出時、及び転写位置検出手段による中間転写体上の転写
位置検出時に、除電手段8の発光部の一部の動作を行な
わないように制御する。即ち、また、図5に示したよう
に複数の除電ランプ8aを各ベルト1、5の幅方向に沿
って配列した場合に、一部の除電ランプ8aを発光させ
ないことにより、マーク検知に影響を与えないようにす
ることでも位置あわせ精度を確保できる。この場合に
は、少なくとも一部の除電ランプ8aだけでも、他の除
電ランプ8aとは別個に駆動できるようにしておく。更
に、本発明の他の実施形態では、検出手段15による感
光体ベルト1の位置検出時、検出手段16による転写体
の位置検出時に、夫々検出側の除電手段としての発光素
子の光量を弱くするようにする。即ち、上記マーク検知
タイミングにおいて、除電ランプ8aの発光強度を下げ
る事で、マーク検知に影響を与えないようにしても、上
記と同様の効果が得られる。この場合には、除電ランプ
(LEDなど)8aに流す電流を制御し発光強度を制御
する。また、発光強度を低下させた場合に問題とされる
除電能力の低下は、現在開発が進んでいる高感度感光体
を用いれば、微弱な発光量でも十分な除電を行なえるの
で問題は生じない。
検出手段15による感光体ベルト上の書き出し位置の検
出時、及び転写位置検出手段による中間転写体上の転写
位置検出時に、除電手段8の発光部の一部の動作を行な
わないように制御する。即ち、また、図5に示したよう
に複数の除電ランプ8aを各ベルト1、5の幅方向に沿
って配列した場合に、一部の除電ランプ8aを発光させ
ないことにより、マーク検知に影響を与えないようにす
ることでも位置あわせ精度を確保できる。この場合に
は、少なくとも一部の除電ランプ8aだけでも、他の除
電ランプ8aとは別個に駆動できるようにしておく。更
に、本発明の他の実施形態では、検出手段15による感
光体ベルト1の位置検出時、検出手段16による転写体
の位置検出時に、夫々検出側の除電手段としての発光素
子の光量を弱くするようにする。即ち、上記マーク検知
タイミングにおいて、除電ランプ8aの発光強度を下げ
る事で、マーク検知に影響を与えないようにしても、上
記と同様の効果が得られる。この場合には、除電ランプ
(LEDなど)8aに流す電流を制御し発光強度を制御
する。また、発光強度を低下させた場合に問題とされる
除電能力の低下は、現在開発が進んでいる高感度感光体
を用いれば、微弱な発光量でも十分な除電を行なえるの
で問題は生じない。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、請求項1の発明によれば、潜像担持体と中間転写体
とを備えたタイプのカラー画像形成装置であって、潜像
担持体上の書き出し位置を示す為のマークを、発光素子
と受光素子とから成る光センサによって検出する書き出
し位置検出手段と、中間転写体上に形成した一次転写位
置を示すためのマークを、発光素子及び受光素子とから
成る光センサにより検出する転写位置検出手段とを備え
たものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構
成する発光素子を共通化することにより、安価で簡素な
構成で各検出動作を行なうことができる。また、マーク
検知の精度を保つことで色ずれ検知補正を正確に行な
い、色ずれのない原稿に忠実なコピー画像を提供するこ
とができる。
り、請求項1の発明によれば、潜像担持体と中間転写体
とを備えたタイプのカラー画像形成装置であって、潜像
担持体上の書き出し位置を示す為のマークを、発光素子
と受光素子とから成る光センサによって検出する書き出
し位置検出手段と、中間転写体上に形成した一次転写位
置を示すためのマークを、発光素子及び受光素子とから
成る光センサにより検出する転写位置検出手段とを備え
たものにおいて、互いに近接配置された各検出手段を構
成する発光素子を共通化することにより、安価で簡素な
構成で各検出動作を行なうことができる。また、マーク
検知の精度を保つことで色ずれ検知補正を正確に行な
い、色ずれのない原稿に忠実なコピー画像を提供するこ
とができる。
【0012】請求項2の発明によれば、潜像担持体と中
間転写体とを備えたタイプのカラー画像形成装置であっ
て、潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマークを、
発光素子と受光素子とから成る光センサによって検出す
る書き出し位置検出手段と、中間転写体上に形成した一
次転写位置を示すためのマークを、発光素子及び受光素
子とから成る光センサにより検出する転写位置検出手段
とを備え、更に潜像担持体上の残留電荷を除去する除電
手段を備えたものにおいて、互いに近接配置された各検
出手段を構成する発光素子として、除電手段を構成する
発光部(除電ランプ)を用いて部品を共通化することに
より、安価で簡素な構成で各検出動作を行なうことがで
きる。請求項3の発明によれば、潜像担持体と中間転写
体、除電手段は近い位置関係にあり、各光センサー(書
き出し位置検出手段、転写位置検出手段)同士も近い位
置関係にある。従って、各発光素子を用いた検出時に除
電ランプを用いた除電動作を行うと外乱によって検知精
度が低下する。そこで潜像担持体の書き出し位置検出時
と転写体の転写書き出し位置検出時に除電動作を行なわ
ないことで、位置検出の精度を確保することができる。
請求項4の発明によれば、除電手段を構成している発光
素子(除電ランプ)の一部を発光させず、位置検出時に
一部除電動作を行なわずに、位置検知精度を上げること
ができる。請求項5の発明によれば、潜像担持体と転写
体の位置検出時に、除電手段を構成している発光素子の
発光強度を変えることで、位置検知精度を上げることが
できる。
間転写体とを備えたタイプのカラー画像形成装置であっ
て、潜像担持体上の書き出し位置を示す為のマークを、
発光素子と受光素子とから成る光センサによって検出す
る書き出し位置検出手段と、中間転写体上に形成した一
次転写位置を示すためのマークを、発光素子及び受光素
子とから成る光センサにより検出する転写位置検出手段
とを備え、更に潜像担持体上の残留電荷を除去する除電
手段を備えたものにおいて、互いに近接配置された各検
出手段を構成する発光素子として、除電手段を構成する
発光部(除電ランプ)を用いて部品を共通化することに
より、安価で簡素な構成で各検出動作を行なうことがで
きる。請求項3の発明によれば、潜像担持体と中間転写
体、除電手段は近い位置関係にあり、各光センサー(書
き出し位置検出手段、転写位置検出手段)同士も近い位
置関係にある。従って、各発光素子を用いた検出時に除
電ランプを用いた除電動作を行うと外乱によって検知精
度が低下する。そこで潜像担持体の書き出し位置検出時
と転写体の転写書き出し位置検出時に除電動作を行なわ
ないことで、位置検出の精度を確保することができる。
請求項4の発明によれば、除電手段を構成している発光
素子(除電ランプ)の一部を発光させず、位置検出時に
一部除電動作を行なわずに、位置検知精度を上げること
ができる。請求項5の発明によれば、潜像担持体と転写
体の位置検出時に、除電手段を構成している発光素子の
発光強度を変えることで、位置検知精度を上げることが
できる。
【図1】本発明の一実施形態に係るフルカラー画像形成
装置の画像形成部の概略構成を示すブロック図。
装置の画像形成部の概略構成を示すブロック図。
【図2】制御系の概略構成を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施形態の概略構成図。
【図4】この実施形態に係る画像形成部の構成略図。
【図5】この実施形態の制御を実現するための制御系の
構成図。
構成図。
【図6】除電手段と他の検出手段との位置関係を示す
図。
図。
1 感光体ベルト(潜像担持体)、2 帯電手段、3
露光手段、4 現像装置、4K、4Y、4C、4M 現
像手段、5 中間転写体、6 転写手段、7 転写手
段、8 除電手段、15 書き出し位置検出手段、16
転写位置検出手段、15a、16a 発光素子、15
b、16b 受光素子、20 メインCPU、25 制
御部、30 マーク。
露光手段、4 現像装置、4K、4Y、4C、4M 現
像手段、5 中間転写体、6 転写手段、7 転写手
段、8 除電手段、15 書き出し位置検出手段、16
転写位置検出手段、15a、16a 発光素子、15
b、16b 受光素子、20 メインCPU、25 制
御部、30 マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA21 DA22 DE02 DE09 DE10 EB06 EC19 ED02 ED24 ED26 EE06 EF09 2H030 AA01 AA06 AD17 BB16 BB23 BB42 BB56 BB63 2H035 AA08 AA24 AB02 AC02 AC03 AC06 2H200 FA04 FA13 FA17 GA23 GA24 GA29 GA30 GA34 GA47 GA50 GB02 GB04 HA28 JC03 JC07 JC19 JC20 PA10 PB15 PB39
Claims (5)
- 【請求項1】 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜
像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜像担持体上
を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該潜像担持
体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する複数の現
像手段と、各現像手段により夫々現像された各トナー像
を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写体と、各現
像手段により夫々現像された各トナー像を順次該中間転
写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間転写体上の
重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次転写手段
と、該潜像担持体上の書き出し位置を示すマークを検出
する書き出し位置検出手段と、該中間転写体上の転写位
置を示すマークを検出する転写位置検出手段と、を備え
たカラー画像形成装置において、 前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段は、
いずれも発光素子及び受光素子から成る光センサであ
り、前記書き出し位置検出手段及び前記転写位置検出手
段を構成する発光素子として、一つの共通発光素子を用
いたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜
像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜像担持体上
を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該潜像担持
体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する複数の現
像手段と、各現像手段により夫々現像された各トナー像
を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写体と、各現
像手段により夫々現像された各トナー像を順次該中間転
写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間転写体上の
重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次転写手段
と、一次転写後に潜像担持体上に残留する電荷を除去す
る除電手段と、該潜像担持体上の書き出し位置を示すマ
ークを検出する書き出し位置検出手段と、該中間転写体
上の転写位置を示すマークを検出する転写位置検出手段
と、これらを制御する制御部と、を備えたカラー画像形
成装置において、 前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段は、
いずれも発光素子及び受光素子から成る光センサであ
り、 前記除電手段を構成する発光素子を、前記書き出し位置
検出手段と前記転写位置検出手段を構成する発光素子と
して兼用したことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜
像担持体上を一様帯電する帯電手段と、該潜像担持体上
を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該潜像担持
体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する複数の現
像手段と、各現像手段により夫々現像された各トナー像
を重ね合わせたトナー像を担持する中間転写体と、各現
像手段により夫々現像された各トナー像を順次該中間転
写体に重ね転写する一次転写手段と、該中間転写体上の
重ねトナー像を一括して用紙に転写する二次転写手段
と、一次転写後に潜像担持体上に残留する電荷を除去す
る除電手段と、該潜像担持体上の書き出し位置を示すマ
ークを検出する書き出し位置検出手段と、該中間転写体
上の転写位置を示すマークを検出する転写位置検出手段
と、これらを制御する制御部と、を備えたカラー画像形
成装置において、 前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段は、
いずれも発光素子及び受光素子から成る光センサであ
り、 前記制御部は、前記除電手段による除電を実行する前
に、前記書き出し位置検出手段と前記転写位置検出手段
による前記各マークの検出を実行させ、それ以降のマー
ク検出のタイミングにおいては、除電手段による除電動
作を行わせないことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 前記書き出し位置検出手段による潜像担
持体上の書き出し位置の検出時、及び前記転写位置検出
手段による中間転写体上の転写位置の検出時に、前記除
電手段の一部による発光動作を行なわないようにしたこ
とを特徴とする請求項3に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 前記書き出し位置検出手段による潜像担
持体上の書き出し位置の検出時、及び前記転写位置検出
手段による中間転写体上の転写位置の検出時に、前記除
電手段の発光量を弱くすることを特徴とする請求項3に
記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094211A JP2002287460A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094211A JP2002287460A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002287460A true JP2002287460A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18948445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001094211A Pending JP2002287460A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002287460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133136A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001094211A patent/JP2002287460A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133136A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP4720445B2 (ja) * | 2005-11-10 | 2011-07-13 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
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