JP2002286859A - 光センサ - Google Patents

光センサ

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JP2002286859A
JP2002286859A JP2001083598A JP2001083598A JP2002286859A JP 2002286859 A JP2002286859 A JP 2002286859A JP 2001083598 A JP2001083598 A JP 2001083598A JP 2001083598 A JP2001083598 A JP 2001083598A JP 2002286859 A JP2002286859 A JP 2002286859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一の発光器による検出範囲が広く、光軸合わ
せが容易であり、発光器の設置台数を削減することがで
きる光センサを提供する。 【解決手段】 板状をなし、一平面に、V溝からなる反
射部3aが平行に複数設けてある導光体3の、V溝の側
面を臨む端面を、発光器1の発光面を対向させた状態
で、導光体3及び発光器1を配置する。また、導光体3
から適宜距離を隔てて、導光体3の他平面とその受光面
とを対向させるように、受光器2,2,…を配置する。
発光器1から発せられた光を、導光体3の内部へ導入
し、導入した光を反射部3aにより反射させ、他平面か
ら受光器2,2,…へ向けて放光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光器と、該発光
器から発せられた光を受光する受光器とを備える光セン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】発光器と受光器とを備え、発光器から発
せられる光を受光すべく発光器と受光器とを適宜空間を
隔てて対向させて配置し、受光器の受光に基づいて、発
光器と受光器との間の空間内の物体の侵入、又は前記空
間に存在する物体の位置を検出する光センサがある。
【0003】図36は、従来のこの種の光センサを示す
斜視図である。図において、11は発光器であり、12
は受光器である。図に示す如く、発光器11,11,1
1,11は縦方向に並べて配され、受光器12,12,
12,12は発光器11,11,11,11と夫々対向
するように、発光器11,11,11,11から適宜距
離隔てた位置に縦方向に並べて配されている。発光器1
1,11,11,11からは、受光器12,12,1
2,12へ向けて夫々光が発せられており、これらの光
を受光器12,12,12,12が夫々受光している。
【0004】このような光センサは、図36に示すよう
に、例えば製品の加工又は組み立てに用いられるロボッ
ト13の近傍に配置され、ロボット13の動作範囲を制
限することに利用される。ロボット13が発光器11,
11,11,11から発せられた光を遮るように動作し
たとき、受光器12,12,12,12の何れかの受光
量が大幅に減少し、このときロボット13の動作を停止
するようにロボット13の制御を行うことで、ロボット
13に光センサによって規定される範囲を越えて動作さ
せないようにすることができる。
【0005】また、図37は、従来の他の光センサを示
す斜視図である。図37では、縦長の棒状の発光器21
と、該発光器21より短い縦長の受光部分を有する受光
器22とを対向させて配置させた光センサを示してい
る。このような光センサは、図37に示すように、例え
ばベルト状の対象物23を一定の張力で巻き取る場合の
巻き取り制御に利用される。前記巻き取り時の張力を一
定とするために、対象物23の一部をV字状に垂下さ
せ、対象物23の下側に光センサを配置し、この垂下さ
せた部分による発光器21から発せられる光の遮光量を
受光器22の受光量から求める。この遮光量に基づい
て、前記垂下させた部分が上下するように対象物23の
巻き取り速度を制御することにより、対象物23を一定
の張力にて巻き取ることができる。
【0006】また、図38は、従来の更に他の光センサ
を示す斜視図である。図38では、複数の発光器31,
31,31,31を一列に並べて配し、発光器31,3
1,31,31の発光面と同方向に受光器32,32,
32,32の受光面を向けた状態で、発光器31,3
1,31,31の列と平行に受光器32,32,32,
32を一列に並べて配置してある。この光センサは、例
えば工場又は倉庫で物品を搬送するために用いられる搬
送車(図示せず)に取り付けられて用いられる。このよ
うな工場又は倉庫の床面には、搬送車の搬送路に沿って
反射テープが貼り付けられており、発光器31,31,
31,31の内の反射テープに対向する発光器31から
発せられる光が、反射テープによって反射せしめられ、
反射された光が受光器32,32,32,32の内の前
記発光器31に相隣する受光器32で受光される。この
受光器32の受光量は、他の受光器32,32,32の
受光量よりも大幅に多いので、何れの受光器32が反射
テープに対向しているかを検出することができ、例えば
常に同じ受光器32が反射テープに対向するように搬送
車を走行制御することにより、搬送車を搬送路から逸脱
せずに走行させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図36に示すような従
来の光センサでは、発光器11の光軸と、受光器12の
光軸とを略一致させる必要がある。また、相隣する発光
器11,11の間隔が狭すぎる場合には、一の受光器1
2の受光に、この受光器12に対向する発光器11から
発せられる光だけでなく、前記発光器11に相隣する発
光器11,11から発せられる光が含まれ、光センサが
正常に動作しない。これに対して相隣する発光器11,
11の間隔が広すぎる場合には、物体が両方の発光器1
1,11から発せられる光の間に侵入したときに、これ
らの発光器11,11に対向する受光器12,12によ
ってこの物体の侵入を検出することができず、光センサ
が正常に動作しない。このような理由から、光センサを
設置するために多くの手間を必要とするという問題があ
った。
【0008】また、経時的に発光器11の光軸と受光器
12の光軸との間にずれが生じ、これの調整のために保
守管理コストがかかり、また光軸ずれを防止するために
は設置の費用がかかるという問題があった。
【0009】また、一組の発光器11及び受光器12に
よる検出範囲を広くするために、光を発散するように放
出する発光器11を用い、発光器11と受光器12との
間に凸レンズを介在させて、発光器11から発散されて
放出された光を、凸レンズによって収束させ、これを受
光器12で受光させる場合もある。しかし、この場合に
は高価な凸レンズが必要となるためコストが大幅に増加
するという問題があった。
【0010】一方、図37に示すような従来の光センサ
では、棒状の発光器21が高価であるため、コストが高
くかかるという問題があった。
【0011】また、発光器21を複数平行に配し、これ
らと夫々対向するように受光器22を複数平行に配し
て、検出範囲を広げる場合があるが、この場合には、相
隣する発光器21の光の干渉を防ぐために、夫々の発光
器21を異なる周波数で点滅させるように発光させるべ
く制御し、夫々の受光器12を自身に対向する発光器1
2の発光の周波数の光のみを検出すべく制御する等、複
雑な制御を行う必要があるという問題があった。
【0012】また、図38に示すような従来の光センサ
では、発光器31,31,31,31からの発光が夫々
反射され、これらを受光器32,32,32,32によ
って受光した場合に、反射された夫々の光の光軸と受光
器32,32,32,32の光軸とを略一致させるよう
に、発光器31,31,31,31及び受光器32,3
2,32,32を配置する必要があり、光センサの設置
に多くの手間を要するという問題があった。
【0013】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、発光器から発せられた光を導入し、導入した光
を反射部により反射させ、受光器へ向けて光を放出する
導光体を設け、前記受光器と前記導光体とを適宜の空間
を隔てて対向して配置し、前記受光器の受光に基づい
て、前記空間への物体の侵入を検出すべく構成すること
により、光軸合わせが容易になり、経時的に発光器又は
受光器の配置位置がずれた場合であっても光軸ずれが発
生し難く、また設置の手間を従来に比して大幅に軽減す
ることができる光センサを提供することを目的とする。
【0014】本発明の他の目的は、導光体を設けておく
ことにより、一の発光器による検出範囲を広げることが
でき、これにより発光器の設置台数を削減することがで
きるとともに、凸レンズを必要とせず、従来に比してコ
ストの低減を可能とする光センサを提供することにあ
る。
【0015】本発明の更に他の目的は、発光器から発せ
られた光を導入し、導入した光を反射部により反射さ
せ、光を放出する導光体を設け、該導光体から放出さ
れ、反射物によって反射される光を受光器にて受光すべ
く構成することにより、光軸合わせが容易になり、経時
的に発光器又は受光器の配置位置がずれた場合であって
も光軸ずれが発生し難い光センサを提供することにあ
る。
【0016】本発明の更に他の目的は、導光体を板状に
し、一平面に反射部を設け、一端面から光を導入し、導
入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光を
他平面から出射すべく構成することにより、一の発光器
による検出範囲を広げることができ、発光器と導光体の
前記一端面とを対向させて配置することで光軸合わせが
容易になり、導光体の設置スペースが小さくて済み、ま
た他平面から出射する光の強さを、他平面全体に亘って
略均一にすることができる光センサを提供することにあ
る。
【0017】本発明の更に他の目的は、導光体を多角形
断面を有する棒状にし、一又は複数の側面に反射部を設
け、一端面から光を導入し、導入した光を前記反射部に
より反射させ、反射させた光を前記側面を臨む側面から
出射すべく構成することにより、一の発光器による検出
範囲を広げることができ、発光器と導光体の前記一端面
とを対向させて配置することで光軸合わせが容易にな
り、また前記側面から出射する光の強さを、前記側面全
体に亘って略均一にすることができる光センサを提供す
ることにある。
【0018】本発明の更に他の目的は、導光体を丸棒状
にし、側部に反射部を設け、一端面から光を導入し、導
入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光を
前記反射部を臨む側部から出射すべく構成することによ
り、一の発光器による検出範囲を広げることができ、発
光器と導光体の前記一端面とを対向させて配置すること
で光軸合わせが容易になり、また前記側部から出射する
光の強さを、前記側部全体に亘って略均一にすることが
できる光センサを提供することにある。
【0019】本発明の更に他の目的は、反射部を溝状と
することにより、導光体から光を略平行に出射させるこ
とができる光センサを提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、発光器から発せ
られた光を導入し、導入した光を反射部により反射さ
せ、受光器へ向けて光を放出する導光体を設け、前記発
光器と前記導光体とを適宜の空間を隔てて対向させて配
置し、前記受光器の受光に基づいて、前記空間への物体
の侵入を検出すべく構成することにより、光軸合わせが
容易になり、経時的に発光器又は受光器の配置位置がず
れた場合であっても光軸ずれが発生し難く、また設置の
手間を従来に比して大幅に軽減することができる光セン
サを提供することを目的とする。
【0021】本発明の更に他の目的は、導光体を設けて
おくことにより、一の受光器による検出範囲を広げるこ
とができ、これにより受光器の設置台数を削減すること
ができるとともに、凸レンズを必要とせず、従来に比し
てコストの低減を可能とする光センサを提供することに
ある。
【0022】本発明の更に他の目的は、導光体を板状に
し、一平面に反射部を設け、他平面から光を導入し、導
入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光を
一端面から出射すべく構成することにより、一の受光器
による検出範囲を広げることができ、受光器と導光体の
前記一端面とを対向させて配置することで光軸合わせが
容易になり、導光体の設置スペースが小さくて済む光セ
ンサを提供することにある。
【0023】本発明の更に他の目的は、反射部を溝状と
することにより、導光体に導入した光の多くを導光体か
ら略平行に出射させることができる光センサを提供する
ことにある。
【0024】本発明の更に他の目的は、発光器から発せ
られた光を導入し、導入した光を反射部により反射さ
せ、光を放出する第1導光体と、該第1導光体から放出
された光を導入し、導入した光を反射部により反射さ
せ、受光器へ向けて光を放出する第2導光体とを設け、
前記第1導光体と前記第2導光体とを適宜の空間を隔て
て対向させて配置し、前記受光器の受光に基づいて、前
記空間への物体の侵入を検出すべく構成することによ
り、光軸合わせが容易になり、経時的に発光器又は受光
器の配置位置がずれた場合であっても光軸ずれが発生し
難く、また設置の手間を従来に比して大幅に軽減するこ
とができる光センサを提供することにある。
【0025】本発明の更に他の目的は、第1導光体を設
けておくことにより、一の発光器による検出範囲を広げ
ることができ、第2導光体を設けておくことにより、一
の受光器による検出範囲を広げることができ、これによ
り発光器及び受光器の設置台数を削減することができる
とともに、凸レンズを必要とせず、従来に比してコスト
の低減を可能とする光センサを提供することにある。
【0026】本発明の更に他の目的は、第1導光体を板
状にし、一平面に反射部を設け、一端面から光を導入
し、導入した光を前記反射部により反射させ、反射させ
た光を他平面から出射すべく構成することにより、一の
発光器による検出範囲を広げることができ、発光器と第
1導光体の前記一端面とを対向させて配置することで光
軸合わせが容易になり、第1導光体の設置スペースが小
さくて済み、また他平面から出射する光の強さを、他平
面全体に亘って略均一にすることができる光センサを提
供することにある。
【0027】本発明の更に他の目的は、第1導光体を多
角形断面を有する棒状にし、一又は複数の側面に反射部
を設け、一端面から光を導入し、導入した光を前記反射
部により反射させ、反射させた光を前記側面を臨む側面
から出射すべく構成することにより、一の発光器による
検出範囲を広げることができ、発光器と第1導光体の前
記一端面とを対向させて配置することで光軸合わせが容
易になり、また前記側面から出射する光の強さを、前記
側面全体に亘って略均一にすることができる光センサを
提供することにある。
【0028】本発明の更に他の目的は、第1導光体を丸
棒状にし、側部に反射部を設け、一端面から光を導入
し、導入した光を前記反射部により反射させ、反射させ
た光を前記反射部を臨む側部から出射すべく構成するこ
とにより、一の発光器による検出範囲を広げることがで
き、発光器と第1導光体の前記一端面とを対向させて配
置することで光軸合わせが容易になり、また前記側部か
ら出射する光の強さを、前記側部全体に亘って略均一に
することができる光センサを提供することにある。
【0029】本発明の更に他の目的は、反射部を溝状と
することにより、第1導光体から光を略平行に出射させ
ることができる光センサを提供することにある。
【0030】本発明の更に他の目的は、第2導光体を板
状にし、一平面に反射部を設け、他平面から光を導入
し、導入した光を前記反射部により反射させ、反射させ
た光を一端面から出射すべく構成することにより、一の
受光器による検出範囲を広げることができ、受光器と第
2導光体の前記一端面とを対向させて配置することで光
軸合わせが容易になり、導光体の設置スペースが小さく
て済む光センサを提供することにある。
【0031】本発明の更に他の目的は、第2導光体を多
角形断面を有する棒状にし、一又は複数の側面に反射部
を設け、該側面を臨む側面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を一端面か
ら出射すべく構成することにより、一の受光器による検
出範囲を広げることができ、受光器と第2導光体の前記
一端面とを対向させて配置することで光軸合わせが容易
になり、導光体の設置スペースが小さくて済む光センサ
を提供することにある。
【0032】本発明の更に他の目的は、第2導光体を丸
棒状にし、側部に反射部を設け、該反射部を臨む側部か
ら光を導入し、導入した光を前記反射部により反射さ
せ、反射させた光を一端面から出射すべく構成すること
により、一の受光器による検出範囲を広げることがで
き、受光器と第2導光体の前記一端面とを対向させて配
置することで光軸合わせが容易になり、導光体の設置ス
ペースが小さくて済む光センサを提供することにある。
【0033】本発明の更に他の目的は、反射部を溝状と
することにより、第2導光体に導入した光の多くを第2
導光体から略平行に出射させることができる光センサを
提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】第1発明の光センサは、
発光器と、該発光器から発せられた光を受光する受光器
とを備える光センサにおいて、前記発光器から発せられ
た光を導入し、導入した光を一部に設けた反射部により
反射させ、前記受光器へ向けて光を放出する導光体を備
え、前記受光器と前記導光体とを適宜の空間を隔てて対
向させて配置してあり、前記受光器の受光に基づいて、
前記空間への物体の侵入を検出すべくなしてあることを
特徴とする。
【0035】第1発明の光センサにおいては、発光器か
ら発せられた光を導光体によって光束を発散させるよう
に放光させることにより、導光体の放光する部分に対向
させるように受光器を配置するだけで容易に光軸合わせ
を行うことができ、経時的に発光器又は受光器の配置位
置がずれた場合であっても光軸ずれが発生し難く、また
設置の手間を従来に比して大幅に軽減することができ
る。
【0036】また発光器から発せられた光を導光体によ
って放光させることにより、一の発光器から発せられた
光を広範囲に放出して前記発光器による検出範囲を広げ
ることができ、これにより発光器の設置台数を削減する
ことができるとともに、凸レンズを必要とせず、従来に
比してコストを低減することが可能となる。
【0037】第2発明の光センサは、発光器と、該発光
器から発せられ、反射物によって反射される光を受光す
る受光器とを備え、該受光器の受光に基づいて、前記反
射物の位置を検出する光センサにおいて、前記発光器か
ら発せられた光を導入し、導入した光を一部に設けた反
射部により反射させ、光を放出する導光体を備え、前記
受光器は、前記導光体から放出され、反射物によって反
射される光を受光すべくなしてあることを特徴とする。
【0038】第2発明の光センサにおいては、発光器か
ら発せられた光を導光体によって放光させることによ
り、導光体を介さずに反射物へ光を照射する場合に比し
て、光を照射する範囲を広げることができ、このため反
射物によって反射された光を受光するように受光器を配
置し易く、容易に光軸合わせを行うことができ、経時的
に発光器又は受光器の配置位置がずれた場合であっても
光軸ずれが発生し難く、また設置の手間を従来に比して
大幅に軽減することができる。
【0039】また発光器から発せられた光を導光体によ
って光束を発散させるように放光させることにより、一
の発光器から発せられた光が反射物を照射する範囲を広
げることができ、これにより発光器の設置台数を削減す
ることができる。
【0040】第3発明の光センサは、第1又は第2発明
において、前記導光体は、板状をなし、一平面に前記反
射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を他平面か
ら出射すべくなしてあることを特徴とする。
【0041】第3発明の光センサにおいては、板状をな
す導光体の一平面に設けられた反射部によって、導光体
の一端面から導入した光を反射させ、他平面から光を出
射させることによって、光を発散させるように放出し
て、一の発光器による検出範囲を広げることができる。
また、発光器と導光体の前記一端面とを対向させて配置
するか、又は両者を接合させることにより光軸合わせが
容易になり、光軸調整の保守管理コストを削減すること
ができる。そして、導光体が平板状であるので、設置ス
ペースが小さくて済む。
【0042】第4発明の光センサは、第1又は第2発明
において、前記導光体は、多角形断面を有する棒状をな
し、一又は複数の側面に前記反射部が設けてあり、一端
面から光を導入し、導入した光を前記反射部により反射
させ、反射させた光を前記側面を臨む側面から出射すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0043】第4発明の光センサにおいては、多角形断
面を有する棒状をなす導光体の一又は複数の側面に設け
られた反射部によって、導光体の一端面から導入した光
を反射させ、前記側面を臨む側面から光を出射させるこ
とによって、光を発散させるように放出して、一の発光
器による検出範囲を広げることができる。また、発光器
と導光体の前記一端面とを対向させて配置するか、又は
両者を接合させることにより光軸合わせが容易になり、
光軸調整の保守管理コストを削減することができる。そ
して、導光体が棒状であるので、設置スペースが小さく
て済む。
【0044】第5発明の光センサは、第1又は第2発明
において、前記導光体は、丸棒状をなし、側部に前記反
射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を前記反射
部を臨む側部から出射すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0045】第5発明の光センサにおいては、丸棒状を
なす導光体の側部に設けられた反射部によって、導光体
の一端面から導入した光を反射させ、該反射部を臨む側
部から光を出射させることによって、光を発散させるよ
うに放出して、一の発光器による検出範囲を広げること
ができる。また、発光器と導光体の前記一端面とを対向
させて配置するか、又は両者を接合させることにより光
軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削
減することができる。そして、導光体が棒状であるの
で、設置スペースが小さくて済む。
【0046】第6発明の光センサは、第3乃至第5発明
の何れかにおいて、前記反射部は、溝状をなすことを特
徴とする。
【0047】第6発明の光センサにおいては、導光体に
導入した光を溝の側面で反射させ、この光を出射するの
で、溝の側面を適宜の角度で傾斜させることによって、
導光体から光を略平行に出射させることができ、また溝
を適宜の間隔を隔てて設けることによって、導光体から
光を略一様に出射することができる。
【0048】第7発明の光センサは、発光器と、該発光
器から発せられた光を受光する受光器とを備える光セン
サにおいて、前記発光器から発せられた光を導入し、導
入した光を一部に設けた反射部により反射させ、前記受
光器へ向けて光を放出する導光体を備え、前記発光器と
前記導光体とを適宜の空間を隔てて対向させて配置して
あり、前記受光器の受光に基づいて、前記空間への物体
の侵入を検出すべくなしてあることを特徴とする。
【0049】第7発明の光センサにおいては、発光器か
ら発せられた光を導光体の内部に導入し、この光を導光
体から放出することにより、導光体の光を導入する部分
に対向させるように発光器を配置するだけで容易に光軸
合わせを行うことができ、経時的に発光器又は受光器の
配置位置がずれた場合であっても光軸ずれが発生し難
く、また設置の手間を従来に比して大幅に軽減すること
ができる。
【0050】また発光器から発せられた光を導光体が導
入し、導入した光を放出することにより、一又は複数の
発光器から広範囲に発せられた光を導光体の内部に導入
し、これを反射部によって反射させて、一の受光器へ向
けて放出することにより、該受光器による検出範囲を広
げることができ、これにより受光器の設置台数を削減す
ることができるとともに、凸レンズを必要とせず、従来
に比してコストを低減することが可能となる。
【0051】第8発明の光センサは、第7発明におい
て、前記導光体は、板状をなし、一平面に前記反射部が
設けてあり、他平面から光を導入し、導入した光を前記
反射部により反射させ、反射させた光を一端面から出射
すべくなしてあることを特徴とする。
【0052】第8発明の光センサにおいては、一又は複
数の発光器から広範囲に発せられた光を板状をなす導光
体の他平面から導入し、導光体の一平面に設けられた反
射部によって、この光を反射させ、一端面から出射させ
ることによって、一の受光器による検出範囲を広げるこ
とができる。また、受光器と導光体の前記一端面とを対
向させて配置するか、又は両者を接合させることにより
光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを
削減することができる。そして、導光体が平板状である
ので、設置スペースが小さくて済む。
【0053】第9発明の光センサは、第8発明におい
て、前記反射部は、溝状をなすことを特徴とする。
【0054】第9発明の光センサにおいては、導光体に
導入した光を溝の側面で反射させ、この光を出射するの
で、溝の側面を適宜の角度で傾斜させることによって、
導光体に導入した光の多くを受光器へ向けて出射させる
ことができる。
【0055】第10発明の光センサは、発光器と、該発
光器から発せられた光を受光する受光器とを備える光セ
ンサにおいて、前記発光器から発せられた光を導入し、
導入した光を一部に設けた反射部により反射させ、光を
放出する第1導光体と、該第1導光体から放出された光
を導入し、導入した光を一部に設けた反射部により反射
させ、前記受光器へ向けて光を放出する第2導光体とを
備え、前記第1導光体と前記第2導光体とを適宜の空間
を隔てて対向させて配置してあり、前記受光器の受光に
基づいて、前記空間への物体の侵入を検出すべくなして
あることを特徴とする。
【0056】第10発明の光センサにおいては、発光器
から発せられた光を第1導光体によって放光させ、この
光を第2導光体によって導入し、導入した光を受光器へ
向けて放出することにより、第1導光体の放光する部分
と第2導光体の光を導入する部分とを対向させるように
配置するだけで容易に光軸合わせを行うことができ、経
時的に発光器又は受光器の配置位置がずれた場合であっ
ても光軸ずれが発生し難く、また設置の手間を従来に比
して大幅に軽減することができる。
【0057】また発光器から発せられた光を第1導光体
によって放光させることにより、一の発光器から発せら
れた光を広範囲に放出して前記発光器による検出範囲を
広げることができ、このようにして放出された光を第2
導光体の内部に導入し、これを第2導光体の反射部によ
って反射させて、一の受光器へ向けて放出することによ
り、該受光器による検出範囲を広げることができ、これ
により発光器及び受光器の設置台数を削減することがで
きるとともに、凸レンズを必要とせず、従来に比してコ
ストを低減することが可能となる。
【0058】第11発明の光センサは、第10発明にお
いて、前記第1導光体は、板状をなし、一平面に前記反
射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を他平面か
ら出射すべくなしてあることを特徴とする。
【0059】第11発明の光センサにおいては、板状を
なす第1導光体の一平面に設けられた反射部によって、
第1導光体の一端面から導入した光を反射させ、他平面
から光を出射させることによって、光を発散させるよう
に放出して、一の発光器による検出範囲を広げることが
できる。また、発光器と第1導光体の前記一端面とを対
向させて配置するか、又は両者を接合させることにより
光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを
削減することができる。そして、第1導光体が平板状で
あるので、設置スペースが小さくて済む。
【0060】第12発明の光センサは、第10発明にお
いて、前記第1導光体は、多角形断面を有する棒状をな
し、一又は複数の側面に前記反射部が設けてあり、一端
面から光を導入し、導入した光を前記反射部により反射
させ、反射させた光を前記側面を臨む側面から出射すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0061】第12発明の光センサにおいては、多角形
断面を有する棒状をなす第1導光体の一又は複数の側面
に設けられた反射部によって、第1導光体の一端面から
導入した光を反射させ、前記側面を臨む側面から光を出
射させることによって、光を発散させるように放出し
て、一の発光器による検出範囲を広げることができる。
また、発光器と第1導光体の前記一端面とを対向させて
配置するか、又は両者を接合させることにより光軸合わ
せが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削減する
ことができる。そして、第1導光体が棒状であるので、
設置スペースが小さくて済む。
【0062】第13発明の光センサは、第10発明にお
いて、前記第1導光体は、丸棒状をなし、側部に前記反
射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を前記反射
部を臨む側部から出射すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0063】第13発明の光センサにおいては、丸棒状
をなす第1導光体の側部に設けられた反射部によって、
第1導光体の一端面から導入した光を反射させ、該反射
部を臨む側部から光を出射させることによって、光を発
散させるように放出して、一の発光器による検出範囲を
広げることができる。また、発光器と第1導光体の前記
一端面とを対向させて配置するか、又は両者を接合させ
ることにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守
管理コストを削減することができる。そして、第1導光
体が棒状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0064】第14発明の光センサは、第11乃至第1
3発明の何れかにおいて、前記反射部は、溝状をなすこ
とを特徴とする。
【0065】第14発明の光センサにおいては、第1導
光体に導入した光を溝の側面で反射させ、この光を出射
するので、溝の側面を適宜の角度で傾斜させることによ
って、第1導光体から光を略平行に出射させることがで
き、また溝を適宜の間隔を隔てて設けることによって、
第1導光体から光を略一様に出射することができる。
【0066】第15発明の光センサは、第10乃至第1
4発明の何れかにおいて、前記第2導光体は、板状をな
し、一平面に前記反射部が設けてあり、他平面から光を
導入し、導入した光を前記反射部により反射させ、反射
させた光を一端面から出射すべくなしてあることを特徴
とする。
【0067】第15発明の光センサにおいては、第1導
光体から広範囲に放出された光を板状をなす第2導光体
の他平面から導入し、第2導光体の一平面に設けられた
反射部によって、この光を反射させ、一端面から出射さ
せることによって、一の受光器による検出範囲を広げる
ことができる。また、受光器と第2導光体の前記一端面
とを対向させて配置するか、又は両者を接合させること
により光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コ
ストを削減することができる。そして、第2導光体が平
板状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0068】第16発明の光センサは、第10乃至第1
4発明の何れかにおいて、前記第2導光体は、多角形断
面を有する棒状をなし、一又は複数の側面に前記反射部
が設けてあり、該側面を臨む側面から光を導入し、導入
した光を前記反射部により反射させ、反射させた光を一
端面から出射すべくなしてあることを特徴とする。
【0069】第16発明の光センサにおいては、第1導
光体から広範囲に放出された光を多角形断面を有する棒
状をなす第2導光体の一又は複数の側面から導入し、該
側面に対向する一又は複数の側面に設けられた反射部に
よって、この光を反射させ、一端面から出射させること
によって、一の受光器による検出範囲を広げることがで
きる。また、受光器と第2導光体の前記一端面とを対向
させて配置するか、又は両者を接合させることにより光
軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削
減することができる。そして、第2導光体が棒状である
ので、設置スペースが小さくて済む。
【0070】第17発明の光センサは、第10乃至第1
4発明の何れかにおいて、前記第2導光体は、丸棒状を
なし、側部に前記反射部が設けてあり、該反射部を臨む
側部から光を導入し、導入した光を前記反射部により反
射させ、反射させた光を一端面から出射すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0071】第17発明の光センサにおいては、第1導
光体から広範囲に放出された光を丸棒状をなす第2導光
体の側部から導入し、該側部に対向する側部に設けられ
た反射部によって、この光を反射させ、一端面から出射
させることによって、一の受光器による検出範囲を広げ
ることができる。また、受光器と第2導光体の前記一端
面とを対向させて配置するか、又は両者を接合させるこ
とにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理
コストを削減することができる。そして、第2導光体が
棒状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0072】第18発明の光センサは、第15乃至第1
7発明の何れかにおいて、前記反射部は、溝状をなすこ
とを特徴とする。
【0073】第18発明の光センサにおいては、第2導
光体に導入した光を溝の側面で反射させ、この光を出射
するので、溝の側面を適宜の角度で傾斜させることによ
って、第2導光体に導入した光の多くを受光器へ向けて
出射させることができる。
【0074】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る光
センサの構成を示す斜視図であり、図2は、本発明の実
施の形態1に係る光センサの構成の概略を模式的に示す
斜視図である。図において、1は発光器であり、2,
2,…は受光器であり、3は角板状の導光体である。発
光器1及び導光体3は、直方体箱状をなすケーシング4
内に、発光器1の発光面と導光体3の一端面とを対向さ
せた状態で配置してある。また、ケーシング4の一側面
の中央部には、導光体3の平面と略同寸の四角形状の光
透過窓41が設けられており、導光体3は、その一平面
が前記光透過窓41を臨むように配置してある。
【0075】また、受光器2,2,…は、ケーシング4
と略同一形状のケーシング5の内部に配置されている。
ケーシング5にも、前記光透過窓41と略同寸の光透過
窓51が、一側面に設けられており、ケーシング5は、
光透過窓51が設けられた側面を、ケーシング4の光透
過窓41が設けられた側面と対向する状態で、ケーシン
グ4から適宜距離離隔した位置に配置されている。また
受光器2,2,…は、夫々の受光面が光透過窓51を臨
むように、光透過窓51と平行な角板状の台座に取り付
けられ、ケーシング5の内部に配されている。したがっ
て、導光体3の一平面(以下、放光面という)と、受光
器2,2,…の受光面とが、光透過窓41,51を介し
て対向した状態とされている。
【0076】図1に示すように、ケーシング5の内部に
は、MPU、ROM、及びRAM等が内蔵された制御部
52が配されている。制御部52には受光器2,2,…
から夫々延設されたケーブル(図示せず)が接続されて
おり、制御部52は、このケーブルを通じて、受光器
2,2,…から出力された電気信号を入力することがで
きる。
【0077】受光器2,2,…は、受光量に応じた出力
電圧(電気信号)を発生する。即ち、受光器2の受光量
が0の場合には、出力電圧が0であり、受光器2の受光
量が増加するにしたがって、受光器2の出力電圧が増加
するような出力特性を有している。
【0078】制御部52は、予め設定された閾値をRO
M又はRAMに記憶しており、また制御部52のROM
には、プログラムが記憶されている。このプログラムを
MPUが実行することにより、受光器2,2,…夫々の
出力電圧が、前記閾値より大きいか否かをMPUが判定
するようになっており、全ての受光器2,2,…の出力
電圧が夫々前記閾値より大きい場合には、受光器2,
2,…と導光体3との間の空間(検出範囲)内に物体が
侵入していないとみなし、受光器2,2,…の内の一又
は複数からの出力電圧が、前記閾値以下である場合に
は、検出範囲内に物体が侵入したとみなすようになって
いる。そして、制御部52からは、このような判定に応
じた電気信号が、例えばロボット等を制御するための外
部の装置(図示せず)へ出力される。
【0079】なお、本実施の形態1においては、予め閾
値を設定しておき、受光器2,2,…の出力電圧と前記
閾値とを比較して、検出範囲への物体の侵入を検出する
構成について述べたが、これに限定されるものではな
く、例えば、前記閾値とは別の閾値をROM又はRAM
に記憶しておき、受光器2,2,…の夫々の出力電圧の
微分値をMPUによって演算し、これらの微分値と前記
閾値とを比較し、全ての微分値が前記閾値より小さいと
きは、検出範囲内に物体が侵入していないとみなし、一
又は複数の微分値が前記閾値以上である場合には、検出
範囲内に物体が侵入したとみなす構成としてもよい。
【0080】透明のガラス等の無機材料又はアクリル若
しくはポリカーボネート等の有機材料からなる導光体3
は、放光面と反対側の平面に、所定の傾斜角度を有し、
端面に平行であるV溝からなる反射部3aが、端面と直
交する方向に複数、連続させて設けてある。
【0081】この導光体3においては、発光器1に対向
する端面から導入した光が反射部3aを含む各部で反射
され、光束が発散した状態で、放光面から出射される。
反射部3aの斜面の傾斜角度は、この斜面において反射
した光が、放光面からこの放光面に対し略垂直に出射す
る角度にしてある。導光体3から出射された光は、受光
器2,2,…にて受光される。
【0082】この実施の形態1の光センサにおいては、
一の発光器1から発せられた光を受光器2,2,…が受
光できる範囲が広くなり、光センサの物体の侵入を検出
する検出範囲を広くすることができる。
【0083】また、発光器1の発光面と導光体3の端面
とを対向させて配置するか、又は両者を接合させること
により光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コ
ストを削減することができる。そして、導光体3が平板
状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0084】なお、導光体3は、発光器1から受光する
側と反対側の端面及び側面を、白テープ等で覆い、放光
面からのみ光を出射させるようにしてもよい。また、本
実施の形態1においては、反射部3aを導光体3の端面
に平行なV溝から構成し、端面と直交する方向に複数、
連続させて設けた場合につき説明しているがこれに限定
されるものではなく、反射部3aの形状はU溝等の他の
形状でもよい。そして、各反射部3aを所定間隔を隔て
て設けることにしてもよく、各反射部3aを端面と直交
する方向から所定角度傾けた方向に設けることにしても
よい。発光器1から導光体3の端面に入射させる光の角
度、反射部3aの傾斜角度、各反射部3aの間隔及び各
反射部3aの導光体3の端面に対する角度等を変更する
ことにより、発光器1、受光器2,2,…、及び導光体
3の位置関係に対応させて、導光体3の放光面から出射
する光の角度を任意に変更させることができる。
【0085】また、本実施の形態1においては、各反射
部3aを、導光体3の平面の対向辺間を結ぶように設け
たV溝とする構成について述べたが、これに限定される
ものではなく、例えば、前記対向辺間にこれより短い複
数のV溝を所定間隔毎に直線状に並べるように設ける構
成としてもよい。
【0086】また、反射部3aの表面に、例えば白色の
シートを貼着して、この部分から外部への光の漏れを防
ぐように構成してもよいし、反射部3aの表面に、例え
ばアルミニウム合金を蒸着し、反射部3aの反射率を更
に向上させるように構成してもよい。
【0087】また、本実施の形態1においては、相隣す
る反射部3aの間で距離を隔てず、反射部3aを連続し
て設ける構成としたが、これに限定されるものではな
く、導光体3の入射側の端面から離れるにしたがって、
相隣する反射部3aの間隔を狭くして、前記端面から離
れるほど反射部3aの数を増加させるようにしてもよ
い。このようにすることにより、導光体3の入射側の端
面から離れるにしたがって、導光体3の内部を通過する
光量が少なくなるので、前記導光体3の放光面全体に亘
って、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0088】また、導光体3の入射側の端面に対向する
端面に、例えば白テープを貼着して、前記端面で受けた
光を導光体の内側へ反射するようにし、導光体3の中間
部では、相隣する反射部3aの間隔を狭くし、導光体3
の両端部では、相隣する反射部3aの間隔を広くしても
よい。このようにすることにより、通過する光量が多い
導光体3の両端部では、反射部3aの数が少なくなり、
通過する光量が少ない導光体3の中間部では、反射部3
aの数が多くなるので、導光体3の放光面全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0089】図3は、他の導光体を示す斜視図である。
この導光体3の平面には、導光体3の端面に対して所定
角度傾斜したV溝と、該V溝とは反対側へ傾斜したV溝
とによってなる反射部3aが、このような2種類のV溝
が交互に並べられた状態で設けてある。この導光体3に
おいては、一端面に、図中、矢印で示した方向に光が入
射され、この光が反射部3aを含む各部で反射され、光
束が発散した状態で、他平面(放光面)から出射する。
また、例えば入射側の端面から離れるにしたがって、反
射部3aを縦方向に近づけるとともに、反射部3aの数
を増加させることにより、導光体3の放光面全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0090】図4は、更に他の導光体を示す斜視図であ
る。この導光体3の平面には、複数の四角錐状の突出部
からなる反射部3aが設けてある。この導光体3におい
ては、例えば入射側の端面から離れるにしたがって、反
射部3aの数を増加させることにより、導光体3の放光
面全体に亘って、出射する光の量を略均一にすることが
できる。
【0091】また図5は、更に他の導光体を示す斜視図
である。この導光体3の平面には、複数の円錐状の穴か
らなる反射部3aが設けられてある。この導光体3にお
いても、例えば入射側の端面から離れるにしたがって、
反射部3aの数を増加させることにより、導光体3の放
光面全体に亘って、出射する光の量を略均一にすること
ができる。
【0092】図6は、更に他の導光体を示す斜視図であ
り、図7は、この導光体内の光の経路を模式的に示す断
面図である。この導光体3の平面には、複数の帯状の反
射部3aが設けられている。該反射部3aは、例えば白
色の光拡散剤を前記平面に印刷するか、又は白色の光拡
散シートを前記平面に貼着することによって構成され
る。導光体3に導入された光が反射部3aに当たったと
き、前記光が拡散されて反射され、反射された光の一部
が、放光面から出射される。また、この導光体3にあっ
ては、導光体3の放光面全体に亘って、出射する光の量
を略均一にすべく、入射側の端面から離れるにしたがっ
て、反射部3aの幅を太くなしてあるとともに、相隣す
る反射部3aの間隔を狭くしてあるが、例えば反射部3
aが導光体3の平面全体を覆うようにしてもよい。
【0093】図8は、更に他の導光体を示す斜視図であ
り、図9は、この導光体内の光の経路を模式的に示す断
面図である。この導光体3の内部には、導光体3の材料
とは異なる屈折率を有する透光性材料からなる粒子3b
が散在せしめられており、導光体3の平面に、例えば白
色の反射剤を塗布するか、又は白色の反射シートを貼着
して構成される反射部3dが形成されている。導光体3
に導入された光が粒子3bに当たったとき、この光が拡
散される。これが更に他の粒子3bによって拡散され、
このような拡散を繰り返しながら光が伝播して、放光面
から光が出射される。
【0094】実施の形態2.図10は、本発明の実施の
形態2に係る光センサの構成の概略を模式的に示す斜視
図であり、図11はその断面図である。この光センサの
導光体3は、断面がC字形の湾曲した板状をなし、外側
面にはねじ山状の反射部3aが、端面と直交する方向に
複数設けられている。発光器1も断面がC字形の湾曲し
た板状をなしており、導光体3と発光器1とは、端面同
士を対向させて配置されている。また導光体3の内側面
とその受光面とが対向するように、受光器2,2,…
が、断面がC字型の湾曲した板状をなす台座に、受光面
を円弧の外側へ向けた状態で取り付けられて配置されて
いる。
【0095】この光センサにおいては、発光器1の発光
面から出射された光は、導光体3の端面に入射し、入射
した光は反射部3aを含む各部で反射され、光束が発散
した状態で、内側面から出射する。反射部3aの傾斜角
度は、反射された光が、内側面からその接線に対して略
垂直に出射する角度にしてある。
【0096】この光センサによる場合は、一の発光器1
から発せられた光を受光器2,2,…が受光できる範囲
が広くなり、光センサの物体の侵入を検出する検出範囲
を広くすることができるとともに、導光体3を湾曲させ
ることによって、光センサの検出範囲を湾曲したものと
することができる。
【0097】また、発光器1の発光面と導光体3の端面
とを対向させて配置するか、又は両者を接合させること
により光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コ
ストを削減することができる。
【0098】なお、導光体3は、発光器1から受光する
側の端面、内側面、及び外側面を除く面を白テープ等で
覆い、放光面からのみ光を出射させるようにしてもよ
い。また、本実施の形態2においては、反射部3aを導
光体3の端面に平行なV溝から構成し、端面と直交する
方向に複数、連続させて設けた場合につき説明している
がこれに限定されるものではなく、反射部3aの形状は
U溝等の他の形状でもよい。そして、各反射部3aを所
定間隔を隔てて設けることにしてもよく、各反射部3a
を端面と直交する方向から所定角度傾けた方向に設ける
ことにしてもよい。発光器1から導光体3の端面に入射
させる光の角度、反射部3aの傾斜角度、各反射部3a
の間隔及び各反射部3aの導光体3の端面に対する角度
等を変更することにより、発光器1、受光器2,2,
…、及び導光体3の位置関係に対応させて、導光体3の
放光面から出射する光の角度を任意に変更させることが
できる。
【0099】また、本実施の形態2においては、各反射
部3aを互いに平行に設けた構成について述べたが、こ
れに限定されるものではなく、互いに平行でない複数の
反射部3aを、前記端面と直交する方向へ並設する構成
としてもよい。
【0100】また、本実施の形態2においては、各反射
部3aを、導光体3の外側面の円弧に沿って、導光体3
の2端面間を結ぶように設けたV溝とする構成について
述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、前
記2端面間に、前記円弧より短い複数のV溝を前記円弧
に沿って所定間隔毎に並べるように設ける構成としても
よい。
【0101】また、反射部3aの表面に、例えば白色の
シートを貼着して、この部分から外部への光の漏れを防
ぐように構成してもよいし、反射部3aの表面に、例え
ばアルミニウム合金を蒸着し、反射部3aの反射率を更
に向上させるように構成してもよい。
【0102】また、本実施の形態2においては、相隣す
る反射部3aの間で距離を隔てず、反射部3aを連続し
て設ける構成としたが、これに限定されるものではな
く、導光体3の入射側の端面から離れるにしたがって、
相隣する反射部3aの間隔を狭くして、前記端面から離
れるほど反射部3aの数を増加させるようにしてもよ
い。このようにすることにより、導光体3の入射側の端
面から離れるにしたがって、導光体3の内部を通過する
光量が少なくなるので、前記導光体3の放光面全体に亘
って、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0103】また、導光体3の入射側の端面に対向する
端面に、例えば白テープを貼着して、前記端面で受けた
光を導光体の内側へ反射するようにし、導光体3の中間
部では、相隣する反射部3aの間隔を狭くし、導光体3
の両端部では、相隣する反射部3aの間隔を広くしても
よい。このようにすることにより、通過する光量が多い
導光体3の両端部では、反射部3aの数が少なくなり、
通過する光量が少ない導光体3の中間部では、反射部3
aの数が多くなるので、導光体3の放光面全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0104】図12は、他の導光体を示す斜視図であ
る。この導光体3の外側面には、複数の四角錐状の突出
部からなる反射部3aが設けてある。この導光体3にお
いては、例えば入射側の端面から離れるにしたがって、
反射部3aの数を増加させることにより、導光体3の放
光面全体に亘って、出射する光の量を略均一にすること
ができる。
【0105】また図13は、更に他の導光体を示す斜視
図である。この導光体3の外側面には、複数の円錐状の
穴からなる反射部3bが設けられてある。この導光体3
においても、例えば入射側の端面から離れるにしたがっ
て、反射部3aの数を増加させることにより、導光体3
の放光面全体に亘って、出射する光の量を略均一にする
ことができる。
【0106】図14は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の外側面には、複数の帯状の反射部
3aが設けられている。該反射部3aは、例えば白色の
光拡散剤を前記外側面に印刷するか、又は白色の光拡散
シートを前記外側面に貼着することによって構成され
る。また、この導光体3にあっては、導光体3の放光面
全体に亘って、出射する光の量を略均一にすべく、入射
側の端面から離れるにしたがって、反射部3aの幅を太
くなしてあるとともに、相隣する反射部3aの間隔を狭
くしてあるが、例えば反射部3aが導光体3の外側面全
体を覆うようにしてもよい。
【0107】図15は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の内部には、導光体3の材料とは異
なる屈折率を有する透光性材料からなる粒子3bが散在
せしめられており、導光体3の外側面に、例えば白色の
反射剤を塗布するか、又は白色の反射シートを貼着して
構成される反射部3cが形成されている。
【0108】実施の形態3.図16は、本発明の実施の
形態3に係る光センサの構成を示す斜視図であり、図1
7は、本発明の実施の形態3に係る光センサの構成の概
略を模式的に示す斜視図である。この光センサの導光体
3は、四角形断面を有する縦長の棒状をなしている。発
光器1は、発光面が導光体3の下面と接する状態で、導
光体3の下方に配されている。このような発光器1及び
導光体3は、縦長の直方体箱状をなすケーシング4に収
納されている。また、ケーシング4の一側面には、導光
体3の側面と略同寸の四角形状の光透過窓41が設けら
れており、導光体3は、その一側面(以下、放光面とい
う)が前記光透過窓41を臨むように配置してある。
【0109】ケーシング4と略同寸のケーシング5が、
ケーシング4の光透過窓41に対向するように、ケーシ
ング4から適宜距離離隔した位置に配置されている。ケ
ーシング5の内部は、複数の仕切り板53,53,…に
よって縦方向に仕切られることによって、複数の収納室
54,54,…が構成されている。各収納室54,5
4,…には、受光器2,2,…が夫々配置されており、
ケーシング5のケーシング4に対向する側面には、複数
の丸穴の光透過窓51,51,…が設けられていて、各
受光器2,2,…の受光面が前記光透過窓51,51,
…を介して、導光体3を臨むようになしてある。
【0110】また、ケーシング5の内部の下端部には、
MPU、ROM、及びRAM等が内蔵された制御部52
が配されている。制御部52には受光器2,2,…から
夫々延設されたケーブル(図示せず)が接続されてお
り、制御部52は、このケーブルを通じて、受光器2,
2,…から出力された電気信号を入力することができ
る。
【0111】なお、本実施の形態3においては、収納室
54,54,…をケーシング5内に縦方向に一列に並べ
て設け、夫々の収納室54,54,…の中に受光器2,
2,…を配置する構成について述べたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば収納室54,54,…を設け
ず、縦長の角箱状のケーシング5内に受光器2,2,…
を縦方向に並べて配置する構成としてもよく、またケー
シング5内に収納室54,54,…を縦方向に2列に並
べて設け、夫々の収納室54,54,…の中に受光器
2,2,…を配置する構成としてもよい。
【0112】透明のガラス等の無機材料又はアクリル若
しくはポリカーボネート等の有機材料からなる導光体3
は、放光面と反対側の側面に、所定の傾斜角度を有し、
端面に平行であるV溝からなる反射部3aが、長手方向
にに複数、連続させて設けてある。
【0113】この導光体3においては、発光器1に接す
る下面(端面)から導入した光が反射部3aを含む各部
で反射され、光束が発散した状態で、放光面から出射さ
れる。反射部3aの斜面の傾斜角度は、この斜面におい
て反射した光が、放光面からこの放光面に対し略垂直に
出射する角度にしてある。導光体3から出射された光
は、受光器2,2,…にて受光される。
【0114】本実施の形態3に係る光センサのその他の
構成は、実施の形態1に係る光センサの構成と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0115】この実施の形態3の光センサにおいては、
一の発光器1から発せられた光を受光器2,2,…が受
光できる範囲が広くなり、光センサの物体の侵入を検出
する検出範囲を広くすることができる。
【0116】また、発光器1の発光面と導光体3の端面
(下面)とを対向させて配置するか、又は両者を接合さ
せることにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の保
守管理コストを削減することができる。そして、導光体
3が棒状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0117】なお、導光体3は、発光器1から受光する
側と反対側の端面及び側面を、白テープ等で覆い、放光
面からのみ光を出射させるようにしてもよい。また、本
実施の形態3においては、反射部3aを導光体3の端面
に平行なV溝から構成し、導光体3の長手方向に複数、
連続させて設けた場合につき説明しているがこれに限定
されるものではなく、反射部3aの形状はU溝等の他の
形状でもよい。そして、各反射部3aを所定間隔を隔て
て設けることにしてもよく、各反射部3aを端面に対し
て所定角度傾けた方向に設けることにしてもよい。発光
器1から導光体3の端面に入射させる光の角度、反射部
3aの傾斜角度、各反射部3aの間隔及び各反射部3a
の導光体3の端面に対する角度等を変更することによ
り、発光器1、受光器2,2,…、及び導光体3の位置
関係に対応させて、導光体3の放光面から出射する光の
角度を任意に変更させることができる。
【0118】また、本実施の形態3においては、各反射
部3aを、導光体3の一側面の対向辺間を結ぶように設
けたV溝とする構成について述べたが、これに限定され
るものではなく、例えば、前記対向辺間にこれより短い
複数のV溝を所定間隔毎に直線状に並べるように設ける
構成としてもよい。
【0119】また、反射部3aの表面に、例えば白色の
シートを貼着して、この部分から外部への光の漏れを防
ぐように構成してもよいし、反射部3aの表面に、例え
ばアルミニウム合金を蒸着し、反射部3aの反射率を更
に向上させるように構成してもよい。
【0120】また、本実施の形態3においては、相隣す
る反射部3aの間で距離を隔てず、反射部3aを連続し
て設ける構成としたが、これに限定されるものではな
く、導光体3の入射側の端面から離れるにしたがって、
相隣する反射部3aの間隔を狭くして、前記端面から離
れるほど反射部3aの数を増加させるようにしてもよ
い。このようにすることにより、導光体3の入射側の端
面から離れるにしたがって、導光体3の内部を通過する
光量が少なくなるので、前記導光体3の放光面全体に亘
って、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0121】また、導光体3の入射側の端面に対向する
端面に、例えば白テープを貼着して、前記端面で受けた
光を導光体の内側へ反射するようにし、導光体3の中間
部では、相隣する反射部3aの間隔を狭くし、導光体3
の両端部では、相隣する反射部3aの間隔を広くしても
よい。このようにすることにより、通過する光量が多い
導光体3の両端部では、反射部3aの数が少なくなり、
通過する光量が少ない導光体3の中間部では、反射部3
aの数が多くなるので、導光体3の放光面全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0122】図18は、他の導光体を示す斜視図であ
る。この導光体3の放光面と反対側の側面には、複数の
四角錐状の突出部からなる反射部3aが設けてある。こ
の導光体3においては、例えば入射側の端面から離れる
にしたがって、反射部3aの数を増加させることによ
り、導光体3の放光面全体に亘って、出射する光の量を
略均一にすることができる。
【0123】また図19は、更に他の導光体を示す斜視
図である。この導光体3の放光面と反対側の側面には、
複数の円錐状の穴からなる反射部3aが設けられてあ
る。この導光体3においても、例えば入射側の端面から
離れるにしたがって、反射部3aの数を増加させること
により、導光体3の放光面全体に亘って、出射する光の
量を略均一にすることができる。
【0124】図20は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の放光面と反対側の側面には、複数
の帯状の反射部3aが設けられている。該反射部3a
は、例えば白色の光拡散剤を前記側面に印刷するか、又
は白色の光拡散シートを前記側面に貼着することによっ
て構成される。また、この導光体3にあっては、導光体
3の放光面全体に亘って、出射する光の量を略均一にす
べく、入射側の端面から離れるにしたがって、反射部3
aの幅を太くなしてあるとともに、相隣する反射部3a
の間隔を狭くしてあるが、例えば反射部3aが導光体3
の放光面と反対側の側面全体を覆うようにしてもよい。
【0125】図21は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の内部には、導光体3の材料とは異
なる屈折率を有する透光性材料からなる粒子3bが散在
せしめられており、導光体3の放光面と反対側の側面
に、例えば白色の反射剤を塗布するか、又は白色の反射
シートを貼着して構成される反射部3cが形成されてい
る。
【0126】実施の形態4.図22は、本発明の実施の
形態4に係る光センサに使用する導光体を示す斜視図で
ある。導光体3は、三角形断面を有する棒状をなしてお
り、縦長に配置されている。導光体3の2つの側面に
は、導光体3の長手方向に対して垂直な方向へ長いV溝
状の反射部3aが、導光体3の長手方向へ複数設けられ
ている。導光体3の下面は、導光体3の下方に配された
発光器1の発光面と対向せしめられている。また導光体
3の前記2つの側面と別の側面は放光面であり、該放光
面は受光器2,2,…の受光面と対向せしめられてい
る。本実施の形態4に係る光センサのその他の構成は、
実施の形態3に係る光センサの構成と同様であるので、
同符号を付し、説明を省略する。
【0127】この導光体3においては、発光器1の発光
面に対向する下面(端面)から導入した光が反射部3a
を含む各部で反射され、光束が発散した状態で、放光面
から出射される。反射部3aの斜面の傾斜角度は、この
斜面において反射した光が、放光面からこの放光面に対
し略垂直に出射する角度にしてある。
【0128】この実施の形態4の光センサにおいては、
一の発光器1から発せられた光を受光器2,2,…が受
光できる範囲が広くなり、光センサの物体の侵入を検出
する検出範囲を広くすることができる。
【0129】また、発光器1の発光面と導光体3の端面
(下面)とを対向させて配置するか、又は両者を接合さ
せることにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の保
守管理コストを削減することができる。そして、導光体
3が棒状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0130】なお、導光体3は、発光器1から受光する
側と反対側の端面を、白テープ等で覆い、放光面からの
み光を出射させるようにしてもよい。また、本実施の形
態4においては、反射部3aを導光体3の端面に平行な
V溝から構成し、導光体3の長手方向に複数、連続させ
て設けた場合につき説明しているがこれに限定されるも
のではなく、反射部3aの形状はU溝等の他の形状でも
よい。そして、各反射部3aを所定間隔を隔てて設ける
ことにしてもよく、各反射部3aを端面に対して所定角
度傾けた方向に設けることにしてもよい。発光器1から
導光体3の端面に入射させる光の角度、反射部3aの傾
斜角度、各反射部3aの間隔及び各反射部3aの導光体
3の端面に対する角度等を変更することにより、発光器
1、受光器2,2,…、及び導光体3の位置関係に対応
させて、導光体3の放光面から出射する光の角度を任意
に変更させることができる。
【0131】また、本実施の形態4においては、各反射
部3aを、導光体3の一側面の対向辺間を結ぶように設
けたV溝とする構成について述べたが、これに限定され
るものではなく、例えば、前記対向辺間にこれより短い
複数のV溝を所定間隔毎に直線状に並べるように設ける
構成としてもよい。
【0132】また、反射部3aの表面に、例えば白色の
シートを貼着して、この部分から外部への光の漏れを防
ぐように構成してもよいし、反射部3aの表面に、例え
ばアルミニウム合金を蒸着し、反射部3aの反射率を更
に向上させるように構成してもよい。
【0133】また、本実施の形態4においては、相隣す
る反射部3aの間で距離を隔てず、反射部3aを連続し
て設ける構成としたが、これに限定されるものではな
く、導光体3の入射側の端面から離れるにしたがって、
相隣する反射部3aの間隔を狭くして、前記端面から離
れるほど反射部3aの数を増加させるようにしてもよ
い。このようにすることにより、導光体3の入射側の端
面から離れるにしたがって、導光体3の内部を通過する
光量が少なくなるので、前記導光体3の放光面全体に亘
って、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0134】また、導光体3の入射側の端面に対向する
端面に、例えば白テープを貼着して、前記端面で受けた
光を導光体の内側へ反射するようにし、導光体3の中間
部では、相隣する反射部3aの間隔を狭くし、導光体3
の両端部では、相隣する反射部3aの間隔を広くしても
よい。このようにすることにより、通過する光量が多い
導光体3の両端部では、反射部3aの数が少なくなり、
通過する光量が少ない導光体3の中間部では、反射部3
aの数が多くなるので、導光体3の放光面全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0135】図23は、他の導光体を示す斜視図であ
る。この導光体3の放光面と別の2側面には、複数の四
角錐状の突出部からなる反射部3aが設けてある。この
導光体3においては、例えば入射側の端面から離れるに
したがって、反射部3aの数を増加させることにより、
導光体3の放光面全体に亘って、出射する光の量を略均
一にすることができる。
【0136】また図24は、更に他の導光体を示す斜視
図である。この導光体3の放光面と別の2側面には、夫
々複数の円錐状の穴からなる反射部3aが設けられてあ
る。この導光体3においても、例えば入射側の端面から
離れるにしたがって、反射部3aの数を増加させること
により、導光体3の放光面全体に亘って、出射する光の
量を略均一にすることができる。
【0137】図25は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の放光面と別の2側面には、夫々複
数の帯状の反射部3aが設けられている。該反射部3a
は、例えば白色の光拡散剤を前記外側面に印刷するか、
又は白色の光拡散シートを前記外側面に貼着することに
よって構成される。また、この導光体3にあっては、導
光体3の放光面全体に亘って、出射する光の量を略均一
にすべく、入射側の端面から離れるにしたがって、反射
部3aの幅を太くなしてあるとともに、相隣する反射部
3aの間隔を狭くしてあるが、例えば反射部3aが導光
体3の放光面と別の2側面全体を覆うようにしてもよ
い。
【0138】図26は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3の内部には、導光体3の材料とは異
なる屈折率を有する透光性材料からなる粒子3bが散在
せしめられており、導光体3の放光面と別の2側面に、
例えば白色の反射剤を塗布するか、又は白色の反射シー
トを貼着して構成される反射部3cが形成されている。
【0139】なお、実施の形態3,4においては、導光
体3の形状が四角形断面及び三角形断面を有する棒状を
なす場合について述べたが、これに限定されるものでは
なく、導光体を六角形断面を有する棒状とし、導光体の
3側面(放光面)が受光器2,2,…と対向するように
導光体を配し、導光体の放光面と別の3側面に反射部を
設けるように構成する等、導光体を他の多角形断面を有
する棒状としてもよいことはいうまでもない。
【0140】実施の形態5.図27は、本発明の実施の
形態5に係る光センサに使用する導光体を示す斜視図で
ある。導光体3は、丸棒状をなしており、縦長に配置さ
れている。導光体3の一側部には、導光体3の長手方向
に対して垂直な方向へ長いV溝状の反射部3aが、導光
体3の長手方向へ複数設けられている。導光体3の下面
は、導光体3の下方に配された発光器1の発光面と対向
せしめられている。また導光体3の前記一側部に対向す
る側部は放光部であり、該放光部は受光器2,2,…の
受光面と対向せしめられている。本実施の形態5に係る
光センサのその他の構成は、実施の形態3に係る光セン
サの構成と同様であるので、同符号を付し、説明を省略
する。
【0141】この導光体3においては、発光器1の発光
面に対向する下面(端面)から導入した光が反射部3a
を含む各部で反射され、光束が発散した状態で、放光部
から出射される。反射部3aの斜面の傾斜角度は、この
斜面において反射した光が、放光部から受光器2,2,
…へ向けて略平行に出射する角度にしてある。
【0142】この実施の形態5の光センサにおいては、
一の発光器1から発せられた光を受光器2,2,…が受
光できる範囲が広くなり、光センサの物体の侵入を検出
する検出範囲を広くすることができる。
【0143】また、発光器1の発光面と導光体3の端面
(下面)とを対向させて配置するか、又は両者を接合さ
せることにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の保
守管理コストを削減することができる。そして、導光体
3が棒状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0144】なお、導光体3は、発光器1から受光する
側と反対側の端面を、白テープ等で覆い、放光部からの
み光を出射させるようにしてもよい。また、本実施の形
態5においては、反射部3aを導光体3の端面に平行な
V溝から構成し、導光体3の長手方向に複数、連続させ
て設けた場合につき説明しているがこれに限定されるも
のではなく、反射部3aの形状はU溝等の他の形状でも
よい。そして、各反射部3aを所定間隔を隔てて設ける
ことにしてもよく、各反射部3aを端面に対して所定角
度傾けた方向に設けることにしてもよい。発光器1から
導光体3の端面に入射させる光の角度、反射部3aの傾
斜角度、各反射部3aの間隔及び各反射部3aの導光体
3の端面に対する角度等を変更することにより、発光器
1、受光器2,2,…、及び導光体3の位置関係に対応
させて、導光体3の放光部から出射する光の角度を任意
に変更させることができる。
【0145】また、本実施の形態5においては、各反射
部3aを、各々一本の長いV溝とする構成について述べ
たが、これに限定されるものではなく、例えば、反射部
3a夫々を、複数の短いV溝を一本に連ねて並べたもの
としてもよい。
【0146】また、反射部3aの表面に、例えば白色の
シートを貼着して、この部分から外部への光の漏れを防
ぐように構成してもよいし、反射部3aの表面に、例え
ばアルミニウム合金を蒸着し、反射部3aの反射率を更
に向上させるように構成してもよい。
【0147】また、放光部のみを残して導光体3の外周
に、例えば白色のテープを貼着して、外周から外部への
光の漏れを防ぐように構成してもよい。
【0148】また、本実施の形態5においては、相隣す
る反射部3aの間で距離を隔てず、反射部3aを連続し
て設ける構成としたが、これに限定されるものではな
く、導光体3の入射側の端面から離れるにしたがって、
相隣する反射部3aの間隔を狭くして、前記端面から離
れるほど反射部3aの数を増加させるようにしてもよ
い。このようにすることにより、導光体3の入射側の端
面から離れるにしたがって、導光体3の内部を通過する
光量が少なくなるので、前記導光体3の放光部全体に亘
って、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0149】また、導光体3の入射側の端面に対向する
端面に、例えば白テープを貼着して、前記端面で受けた
光を導光体の内側へ反射するようにし、導光体3の中間
部では、相隣する反射部3aの間隔を狭くし、導光体3
の両端部では、相隣する反射部3aの間隔を広くしても
よい。このようにすることにより、通過する光量が多い
導光体3の両端部では、反射部3aの数が少なくなり、
通過する光量が少ない導光体3の中間部では、反射部3
aの数が多くなるので、導光体3の放光部全体に亘っ
て、出射する光の量を略均一にすることができる。
【0150】図28は、他の導光体の構成を示す断面図
である。この導光体3は、丸棒状の透光性材料からなる
第1透光性部材3dの外側を、第1透光性部材3dとは
異なる屈折率を有する透光性材料からなる筒状の第2透
光性部材3eで覆って構成されており、導光体3の一側
部の第1透光性部材3dと第2透光性部材3eとの間
に、横断面視が略D字状をなす白色の合成樹脂からなる
反射部3aが設けられている。
【0151】この導光体3内に導入された光は、第1透
光性部材3dと第2透光性部材3eとの境界部に当たっ
た場合、反対側へ全反射され、反射部3aに当たった場
合、散乱されて反射され、導光体3aの前記反射部3a
を臨む側部(放光部)から出射される。
【0152】また、この導光体3の反射部3aは、横断
面視が円弧状をなすものとすることもできる。
【0153】図29は、更に他の導光体を示す斜視図で
ある。この導光体3は、丸棒状をなす透光性材料からな
り、一側部に、複数の四角状の反射部3aが設けられて
いる。該反射部3aは、例えば白色の光拡散剤を前記側
部に塗布するか、又は白色の光拡散シートを前記側部に
貼着することによって構成される。また、この導光体3
にあっては、導光体3の放光部全体に亘って、出射する
光の量を略均一にすべく、入射側の端面から離れるにし
たがって、反射部3aを大きくなしてあるとともに、相
隣する反射部3aの間隔を狭くしてあるが、例えば反射
部3aが導光体3の前記側部を覆うようにしてもよい。
【0154】実施の形態6.図30は、本発明の実施の
形態6に係る光センサの構成の概略を模式的に示す斜視
図である。四角断面を有する棒状の導光体3が、横長
に、下面が水平面に対して所定角度傾斜するように配さ
れており、該導光体3の一端面と、発光器1の発光面と
が対向するように、発光器1が配されている。また、導
光体3の横には、複数の受光器2,2,…が導光体3と
平行となるように、一列に並べて配されている。受光器
2,2,…は、夫々の受光面を下方へ向けて、しかも前
記受光面を水平よりもやや導光体3側へ傾斜させて、配
置されている。
【0155】また、受光器2,2,…の近傍には、MP
U、ROM、及びRAM等が内蔵された制御部52が配
されている。制御部52には受光器2,2,…から夫々
延設されたケーブルが接続されており、制御部52は、
このケーブルを通じて、受光器2,2,…から出力され
た電気信号を入力することができる。
【0156】受光器2,2,…は、受光量に応じた出力
電圧(電気信号)を発生する。即ち、受光器2の受光量
が0の場合には、出力電圧が0であり、受光器2の受光
量が増加するにしたがって、受光器2の出力電圧が増加
するような出力特性を有している。
【0157】制御部52は、予め設定された閾値をRO
M又はRAMに記憶しており、また制御部52のROM
には、プログラムが記憶されている。このプログラムを
MPUが実行することにより、受光器2,2,…夫々の
出力電圧が、前記閾値より大きいか否かをMPUが判定
するようになっており、一又は複数の受光器2の出力電
圧が夫々前記閾値より大きい場合には、この受光器2の
下方に光を反射する物体(反射物)があるとみなし、一
又は複数の受光器2の出力電圧が、前記閾値以下である
場合には、この受光器2の下方に反射物がないとみなす
ようになっている。そして、制御部52からは、このよ
うな判定に応じた電気信号が、例えば搬送車を制御する
ための外部の装置(図示せず)へ出力される。
【0158】透明のガラス等の無機材料又はアクリル若
しくはポリカーボネート等の有機材料からなる導光体3
は、上面に、所定の傾斜角度を有し、端面に平行である
V溝からなる反射部3aが、端面と直交する方向に複
数、連続させて設けてある。
【0159】このような光センサは、例えば工場又は倉
庫等で物品を搬送する搬送車(図示せず)に取り付けて
使用される。この場合、工場又は倉庫の床面に、前記搬
送車の搬送路に沿って、例えば白色の反射テープが貼着
される。但し、工場又は倉庫の床面の色は白色とは異な
るものとする。
【0160】図31は、本発明の実施の形態6の光セン
サの動作を説明する模式図である。光センサは、床面か
ら所定距離隔てるように搬送車に取り付けられる。発光
器1から発せられた光は、導光体3の端面から導光体3
の内部に導入され、この光が反射部3aを含む各部で反
射され、光束が発散した状態で、下面(放光面)から出
射する。反射部3aの斜面の傾斜角度は、この斜面にお
いて反射した光が、放光面からこの放光面に対し略垂直
に出射する角度にしてある。
【0161】このように導光体3から出射された光は、
床面へ照射される。床面へ照射された光の内、反射テー
プが貼り付けられた部分へ照射された光の多くは、この
反射テープによって鏡面反射され、反射テープに対向す
る一又は複数の受光器2によって受光される。一方、床
面の反射テープが貼り付けられていない部分へ照射され
た光の多くは、床面にて乱反射されるため、床面の反射
テープが貼り付けられていない部分に対向する受光器2
は殆ど受光しない。
【0162】なお、本実施の形態6においては、溝状の
反射部3aを有し、四角断面を有する棒状の導光体3を
用いる構成について述べたが、これに限定されるもので
はなく、図2〜6、図8、図10、図12〜15、及び
図18〜29に示した導光体3を用いる構成であっても
よいことはいうまでもない。
【0163】実施の形態7.図32は、本発明の実施の
形態7に係る光センサの構成を示す斜視図であり、図3
3は、本発明の実施の形態7に係る光センサの構成の概
略を模式的に示す斜視図である。図32に示すように、
直方体箱状をなすケーシング4内に、発光器1が、ケー
シング4の一側面の中央部に設けられた四角形状の光透
過窓41に発光面を対向させるように配置されている。
【0164】また、前記ケーシング4よりも大きい直方
体箱状のケーシング5が、ケーシング4の光透過窓41
に対向するように、ケーシング4から適宜距離離隔した
位置に配置されている。ケーシング5の前記光透過窓4
1に対向する面には、光透過窓41よりも大きい四角形
状の光透過窓51が設けられている。
【0165】ケーシング5の内部には、前記光透過窓5
1に一平面(以下、受光面という)が臨むように導光体
3が配されている。該導光体3の平面は、前記光透過窓
51と略同寸とされている。したがって、発光器1の発
光面と、導光体3の受光面とが、光透過窓41,51を
介して対向した状態とされている。また、導光体3の横
には、導光体3の端面とその受光面とが対向するように
受光器2が配されている。
【0166】またケーシング5の内部には、MPU、R
OM、及びRAM等が内蔵された制御部52が配されて
いる。制御部52には受光器2から延設されたケーブル
(図示せず)が接続されており、制御部52は、このケ
ーブルを通じて、受光器2から出力された電気信号を入
力することができる。
【0167】受光器2は、受光量に応じた出力電圧(電
気信号)を発生する。即ち、受光器2の受光量が0の場
合には、出力電圧が0であり、受光器2の受光量が増加
するにしたがって、受光器2の出力電圧が増加するよう
な出力特性を有している。
【0168】制御部52は、予め設定された閾値をRO
M又はRAMに記憶しており、また制御部52のROM
には、プログラムが記憶されている。このプログラムを
MPUが実行することにより、受光器2の出力電圧が、
前記閾値より大きいか否かをMPUが判定するようにな
っており、受光器2の出力電圧が前記閾値より大きい場
合には、発光器1と導光体3との間の空間(検出範囲)
内に物体が侵入していないとみなし、受光器2の出力電
圧が前記閾値以下である場合には、検出範囲内に物体が
侵入したとみなすようになっている。そして、制御部5
2からは、このような判定に応じた電気信号が、例えば
ロボット等を制御するための外部の装置(図示せず)へ
出力される。
【0169】なお、本実施の形態7においては、予め閾
値を設定しておき、受光器2の出力電圧と前記閾値とを
比較して、検出範囲への物体の侵入を検出する構成につ
いて述べたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、前記閾値とは別の閾値をROM又はRAMに記憶し
ておき、受光器2の出力電圧の微分値をMPUによって
演算し、この微分値と前記閾値とを比較し、前記微分値
が前記閾値より小さいときは、検出範囲内に物体が侵入
していないとみなし、前記微分値が前記閾値以上である
場合には、検出範囲内に物体が侵入したとみなす構成と
してもよい。
【0170】本実施の形態7に係る導光体3の構成は、
実施の形態1に係る導光体3の放光面を受光面とした場
合の構成と同様であるので、同符号を付し、その説明を
省略する。
【0171】図33に示すように、発光器1の発光面か
らは、発光器1から離れるにしたがって広がるように光
が発せられ、この光の殆どが導光体3の受光面から導光
体3の内部に導入される。この光が、導光体3の反射部
3aを含む各部で反射され、受光器2側の端面から出射
される。反射部3aの斜面の傾斜角度は、この斜面にお
いて反射した光が、前記端面からこの端面に対し略垂直
に出射する角度にしてある。導光体3から出射された光
は、受光器2にて受光される。
【0172】この実施の形態7の光センサにおいては、
一の受光器2が受光できる範囲が広くなり、光センサの
物体の侵入を検出する検出範囲を広くすることができ
る。
【0173】また、受光器2の受光面と導光体3の端面
とを対向させて配置するか、又は両者を接合させること
により光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コ
ストを削減することができる。そして、導光体3が平板
状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0174】なお、本実施の形態7においては、溝状の
反射部3aを有する板状の導光体3を用いる構成につい
て述べたが、これに限定されるものではなく、図3〜
6、図8、図10、及び図12〜15に示した導光体3
を、放光面を受光面とし、一端面を受光器2に対向させ
て用いる構成としてもよいことはいうまでもない。
【0175】実施の形態8.図34は、本発明の実施の
形態8に係る光センサの構成を示す斜視図であり、図3
5は、本発明の実施の形態8に係る光センサの構成の概
略を模式的に示す斜視図である。図において、6は角板
状の第1導光体であり、7は角板状の第2導光体であ
る。図34に示すように、ケーシング4は直方体形状を
なす箱であり、一側面に第1導光体6の平面と略同寸の
四角形状の光透過窓41が設けられている。ケーシング
4の内部には、第1導光体6が前記光透過窓41に一平
面(放光面)を対向させた状態で配置してあり、発光器
1が、発光器1の発光面と第1導光体6の一端面とを対
向させた状態で配置してある。
【0176】また、受光器2及び第2導光体7が、ケー
シング4と略同一形状のケーシング5の内部に配置され
ている。ケーシング5にも、前記光透過窓41と略同寸
の光透過窓51が、一側面に設けられており、ケーシン
グ5は、光透過窓51が設けられた側面を、ケーシング
4の光透過窓41が設けられた側面と対向する状態で、
ケーシング4から適宜距離離隔した位置に配置されてい
る。第2導光体7は、前記光透過窓51に一平面(受光
面)を対向させた状態で配置してあり、受光器2は、受
光器2の受光面と第2導光体7の一端面とを対向させた
状態で配置してある。
【0177】またケーシング5の内部には、MPU、R
OM、及びRAM等が内蔵された制御部52が配されて
いる。制御部52には受光器2から延設されたケーブル
(図示せず)が接続されており、制御部52は、このケ
ーブルを通じて、受光器2から出力された電気信号を入
力することができる。
【0178】受光器2は、受光量に応じた出力電圧(電
気信号)を発生する。即ち、受光器2の受光量が0の場
合には、出力電圧が0であり、受光器2の受光量が増加
するにしたがって、受光器2の出力電圧が増加するよう
な出力特性を有している。
【0179】制御部52は、予め設定された閾値をRO
M又はRAMに記憶しており、また制御部52のROM
には、プログラムが記憶されている。このプログラムを
MPUが実行することにより、受光器2の出力電圧が、
前記閾値より大きいか否かをMPUが判定するようにな
っており、受光器2の出力電圧が前記閾値より大きい場
合には、発光器1と導光体3との間の空間(検出範囲)
内に物体が侵入していないとみなし、受光器2の出力電
圧が前記閾値以下である場合には、検出範囲内に物体が
侵入したとみなすようになっている。そして、制御部5
2からは、このような判定に応じた電気信号が、例えば
ロボット等を制御するための外部の装置(図示せず)へ
出力される。
【0180】なお、本実施の形態8においては、予め閾
値を設定しておき、受光器2の出力電圧と前記閾値とを
比較して、検出範囲への物体の侵入を検出する構成につ
いて述べたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、前記閾値とは別の閾値をROM又はRAMに記憶し
ておき、受光器2の出力電圧の微分値をMPUによって
演算し、この微分値と前記閾値とを比較し、前記微分値
が前記閾値より小さいときは、検出範囲内に物体が侵入
していないとみなし、前記微分値が前記閾値以上である
場合には、検出範囲内に物体が侵入したとみなす構成と
してもよい。
【0181】本実施の形態8に係る第1導光体6の構成
は、実施の形態1に係る導光体3の構成と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0182】また、本実施の形態8に係る第2導光体7
の構成は、実施の形態1に係る導光体3の放光面を受光
面とした場合の構成と同様であるので、その説明を省略
する。
【0183】図35に示すように、発光器1から発せら
れた光は、第1導光体6の端面から第1導光体6の内部
に導入され、この光が第1導光体6の反射部6aを含む
各部で反射され、光束が発散した状態で、第1導光体6
の放光面から出射される。反射部6aの斜面の傾斜角度
は、この斜面において反射した光が、放光面からこの放
光面に対し略垂直に出射する角度にしてある。
【0184】第1導光体6から出射された光の多くは、
第2導光体7の受光面から第2導光体7の内部に導入さ
れ、この光が、第2導光体7の反射部7aを含む各部で
反射され、第2導光体7の受光器2を臨む端面から出射
される。反射部7aの斜面の傾斜角度は、この斜面にお
いて反射した光が、前記端面からこの端面に対し略垂直
に出射する角度にしてある。第2導光体7から出射され
た光は、受光器2にて受光される。
【0185】この実施の形態8の光センサにおいては、
一の発光器1から発せられた光を、一の受光器2が受光
できる範囲が広くなり、光センサの物体の侵入を検出す
る検出範囲を広くすることができる。
【0186】また、発光器1の発光面と第1導光体6の
端面とを対向させて配置するか、又は両者を接合させ、
受光器2の受光面と第2導光体7の端面とを対向させて
配置するか、又は両者を接合させることにより光軸合わ
せが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削減する
ことができる。そして、第1導光体6及び第2導光体7
が平板状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0187】なお、本実施の形態8においては、溝状の
反射部6aを有する板状の第1導光体6を用いる構成に
ついて述べたが、これに限定されるものではなく、図3
〜6、図8、図10、図12〜15、及び図17〜30
に示した導光体3を、第1導光体6として用いる構成と
してもよいことはいうまでもない。
【0188】また、本実施の形態8においては、溝状の
反射部7aを有する板状の第2導光体7を用いる構成に
ついて述べたが、これに限定されるものではなく、図3
〜6、図8、図10、図12〜15、及び図17〜30
に示した導光体3を、放光面(放光部)を受光面(受光
部)とし、一端面を受光器2に対向させて、第2導光体
7として用いる構成としてもよいことはいうまでもな
い。
【0189】また、上記実施の形態1乃至8において、
導光体3及び第1導光体6の放光面(放光部)に、例え
ば住友スリーエム株式会社からビキュイティなる商品名
にて販売されている輝度上昇フィルムを貼着してもよ
い。このようにすることによって、放光面(放光部)か
ら、略平行に出射する光の量を更に増加することができ
る。
【0190】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1発明の光セ
ンサによる場合は、発光器から発せられた光を導入し、
導入した光を反射部により反射させ、受光器へ向けて光
を放出する導光体を設けてあり、前記受光器と前記導光
体とを適宜の空間を隔てて対向して配置してあり、前記
受光器の受光に基づいて、前記空間への物体の侵入を検
出すべく構成してあるので、導光体の放光する部分に対
向させるように受光器を配置するだけで容易に光軸合わ
せを行うことができ、経時的に発光器又は受光器の配置
位置がずれた場合であっても光軸ずれが発生し難く、ま
た設置の手間を従来に比して大幅に軽減することができ
る。
【0191】また発光器から発せられた光を導光体によ
って放光させるので、一の発光器から発せられた光を広
範囲に放出して前記発光器による検出範囲を広げること
ができ、これにより発光器の設置台数を削減することが
できるとともに、凸レンズを必要とせず、従来に比して
コストを低減することが可能となる。
【0192】第2発明の光センサによる場合は、発光器
から発せられた光を導入し、導入した光を反射部により
反射させ、光を放出する導光体を設けてあり、該導光体
から放出され、反射物によって反射される光を受光器に
て受光すべく構成してあるので、導光体を介さずに反射
物へ光を照射する場合に比して、光を照射する範囲を広
げることができ、このため反射物によって反射された光
を受光するように受光器を配置し易く、容易に光軸合わ
せを行うことができ、経時的に発光器又は受光器の配置
位置がずれた場合であっても光軸ずれが発生し難く、ま
た設置の手間を従来に比して大幅に軽減することができ
る。
【0193】また発光器から発せられた光を導光体によ
って放光させるので、一の発光器から発せられた光が反
射物を照射する範囲を広げることができ、これにより発
光器の設置台数を削減することができる。
【0194】第3発明の光センサによる場合は、導光体
を板状にし、一平面に反射部を設けてあり、一端面から
光を導入し、導入した光を前記反射部により反射させ、
反射させた光を他平面から出射すべく構成してあるの
で、一の発光器から発せられた光を広範囲に出射するこ
とができ、一の発光器による検出範囲を広げることがで
きる。また、発光器と導光体の前記一端面とを対向させ
て配置するか、又は両者を接合させることにより光軸合
わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削減す
ることができる。そして、導光体が平板状であるので、
設置スペースが小さくて済む。
【0195】第4発明の光センサによる場合は、導光体
を多角形断面を有する棒状にし、一又は複数の側面に反
射部を設けてあり、一端面から光を導入し、導入した光
を前記反射部により反射させ、反射させた光を前記側面
を臨む側面から出射すべく構成してあるので、一の発光
器から発せられた光を広範囲に出射することができ、一
の発光器による検出範囲を広げることができる。また、
発光器と導光体の前記一端面とを対向させて配置する
か、又は両者を接合させることにより光軸合わせが容易
になり、光軸調整の保守管理コストを削減することがで
きる。そして、導光体が棒状であるので、設置スペース
が小さくて済む。
【0196】第5発明の光センサによる場合は、導光体
を丸棒状にし、側部に反射部を設けてあり、一端面から
光を導入し、導入した光を前記反射部により反射させ、
反射させた光を前記反射部を臨む側部から出射すべく構
成してあるので、一の発光器から発せられた光を広範囲
に出射することができ、一の発光器による検出範囲を広
げることができる。また、発光器と導光体の前記一端面
とを対向させて配置するか、又は両者を接合させること
により光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コ
ストを削減することができる。そして、導光体が棒状で
あるので、設置スペースが小さくて済む。
【0197】第6発明の光センサによる場合は、反射部
を溝状としてあるので、溝の側面を適宜の角度で傾斜さ
せることによって、導光体から光を略平行に出射させる
ことができ、また溝を適宜の間隔を隔てて設けることに
よって、導光体から光を略一様に出射することができ
る。
【0198】第7発明の光センサによる場合は、発光器
から発せられた光を導入し、導入した光を反射部により
反射させ、受光器へ向けて光を放出する導光体を設けて
あり、前記発光器と前記導光体とを適宜の空間を隔てて
対向させて配置してあり、前記受光器の受光に基づい
て、前記空間への物体の侵入を検出すべく構成してある
ので、導光体の光を導入する部分に対向させるように発
光器を配置するだけで容易に光軸合わせを行うことがで
き、経時的に発光器又は受光器の配置位置がずれた場合
であっても光軸ずれが発生し難く、また設置の手間を従
来に比して大幅に軽減することができる。
【0199】また一又は複数の発光器から広範囲に発せ
られた光を導光体の内部に導入し、これを反射部によっ
て反射させて、一の受光器へ向けて放出するので、該受
光器による検出範囲を広げることができ、これにより受
光器の設置台数を削減することができるとともに、凸レ
ンズを必要とせず、従来に比してコストを低減すること
が可能となる。
【0200】第8発明の光センサによる場合は、導光体
を板状にし、一平面に反射部を設けてあり、他平面から
光を導入し、導入した光を前記反射部により反射させ、
反射させた光を一端面から出射すべく構成してあるの
で、発光器から広範囲に発せられた光を導光体内に導入
し、この光を受光器へ出射することができ、一の受光器
による検出範囲を広げることができる。また、受光器と
導光体の前記一端面とを対向させて配置するか、又は両
者を接合させることにより光軸合わせが容易になり、光
軸調整の保守管理コストを削減することができる。そし
て、導光体が平板状であるので、設置スペースが小さく
て済む。
【0201】第9発明の光センサによる場合は、反射部
を溝状としてあるので、溝の側面を適宜の角度で傾斜さ
せることによって、導光体に導入した光の多くを受光器
へ向けて出射させることができる。
【0202】第10発明の光センサによる場合は、発光
器から発せられた光を導入し、導入した光を反射部によ
り反射させ、光を放出する第1導光体と、該第1導光体
から放出された光を導入し、導入した光を反射部により
反射させ、受光器へ向けて光を放出する第2導光体とを
設けてあり、前記第1導光体と前記第2導光体とを適宜
の空間を隔てて対向させて配置してあり、前記受光器の
受光に基づいて、前記空間への物体の侵入を検出すべく
構成してあるので、第1導光体の放光する部分と第2導
光体の光を導入する部分とを対向させるように配置する
だけで容易に光軸合わせを行うことができ、経時的に発
光器又は受光器の配置位置がずれた場合であっても光軸
ずれが発生し難く、また設置の手間を従来に比して大幅
に軽減することができる。
【0203】また発光器から発せられた光を第1導光体
内に導入し、この光を第1導光体から放光させるので、
一の発光器から発せられた光を広範囲に放出して前記発
光器による検出範囲を広げることができ、このようにし
て放出された光を第2導光体の内部に導入し、これを第
2導光体の反射部によって反射させて、一の受光器へ向
けて放出することにより、前記発光器及び前記受光器に
よる検出範囲を広げることができ、これにより発光器及
び受光器の設置台数を削減することができるとともに、
凸レンズを必要とせず、従来に比してコストを低減する
ことが可能となる。
【0204】第11発明の光センサによる場合は、第1
導光体を板状にし、一平面に反射部を設けてあり、一端
面から光を導入し、導入した光を前記反射部により反射
させ、反射させた光を他平面から出射すべく構成してあ
るので、一の発光器から発せられた光を広範囲に出射す
ることができ、一の発光器による検出範囲を広げること
ができる。また、発光器と第1導光体の前記一端面とを
対向させて配置するか、又は両者を接合させることによ
り光軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コスト
を削減することができる。そして、第1導光体が平板状
であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0205】第12発明の光センサによる場合は、第1
導光体を多角形断面を有する棒状にし、一又は複数の側
面に反射部を設けてあり、一端面から光を導入し、導入
した光を前記反射部により反射させ、反射させた光を前
記側面を臨む側面から出射すべく構成してあるので、一
の発光器から発せられた光を広範囲に出射することがで
き、一の発光器による検出範囲を広げることができる。
また、発光器と第1導光体の前記一端面とを対向させて
配置するか、又は両者を接合させることにより光軸合わ
せが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削減する
ことができる。そして、第1導光体が棒状であるので、
設置スペースが小さくて済む。
【0206】第13発明の光センサによる場合は、第1
導光体を丸棒状にし、側部に反射部を設けてあり、一端
面から光を導入し、導入した光を前記反射部により反射
させ、反射させた光を前記反射部を臨む側部から出射す
べく構成してあるので、一の発光器から発せられた光を
広範囲に出射することができ、一の発光器による検出範
囲を広げることができる。また、発光器と第1導光体の
前記一端面とを対向させて配置するか、又は両者を接合
させることにより光軸合わせが容易になり、光軸調整の
保守管理コストを削減することができる。そして、第1
導光体が棒状であるので、設置スペースが小さくて済
む。
【0207】第14発明の光センサによる場合は、第1
導光体の反射部を溝状としてあるので、溝の側面を適宜
の角度で傾斜させることによって、第1導光体から光を
略平行に出射させることができ、また溝を適宜の間隔を
隔てて設けることによって、第1導光体から光を略一様
に出射することができる。
【0208】第15発明の光センサによる場合は、第2
導光体を板状にし、一平面に反射部を設けてあり、他平
面から光を導入し、導入した光を前記反射部により反射
させ、反射させた光を一端面から出射すべく構成してあ
るので、第1導光体から広範囲に放出された光を導光体
内に導入し、この光を受光器へ出射することができ、一
の受光器による検出範囲を広げることができる。また、
受光器と第2導光体の前記一端面とを対向させて配置す
るか、又は両者を接合させることにより光軸合わせが容
易になり、光軸調整の保守管理コストを削減することが
できる。そして、第2導光体が平板状であるので、設置
スペースが小さくて済む。
【0209】第16発明の光センサによる場合は、第2
導光体を多角形断面を有する棒状にし、一又は複数の側
面に反射部を設けてあり、該側面を臨む側面から光を導
入し、導入した光を前記反射部により反射させ、反射さ
せた光を一端面から出射すべく構成してあるので、第1
導光体から広範囲に放出された光を導光体内に導入し、
この光を受光器へ出射することができ、一の受光器によ
る検出範囲を広げることができる。また、受光器と第2
導光体の前記一端面とを対向させて配置するか、又は両
者を接合させることにより光軸合わせが容易になり、光
軸調整の保守管理コストを削減することができる。そし
て、第2導光体が棒状であるので、設置スペースが小さ
くて済む。
【0210】第17発明の光センサによる場合は、第2
導光体を丸棒状にし、側部に反射部を設けてあり、該反
射部を臨む側部から光を導入し、導入した光を前記反射
部により反射させ、反射させた光を一端面から出射すべ
く構成してあるので、第1導光体から広範囲に放出され
た光を導光体内に導入し、この光を受光器へ出射するこ
とができ、一の受光器による検出範囲を広げることがで
きる。また、受光器と第2導光体の前記一端面とを対向
させて配置するか、又は両者を接合させることにより光
軸合わせが容易になり、光軸調整の保守管理コストを削
減することができる。そして、第2導光体が棒状である
ので、設置スペースが小さくて済む。
【0211】第18発明の光センサによる場合は、第2
導光体の反射部を溝状としてあるので、溝の側面を適宜
の角度で傾斜させることによって、第2導光体に導入し
た光の多くを受光器へ向けて出射させることができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光センサの構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る光センサの構成の
概略を模式的に示す斜視図である。
【図3】他の導光体を示す斜視図である。
【図4】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図5】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図6】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図7】導光体内の光の経路を模式的に示す断面図であ
る。
【図8】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図9】導光体内の光の経路を模式的に示す断面図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態2に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す断面図である。
【図12】他の導光体を示す斜視図である。
【図13】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図14】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図15】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図16】本発明の実施の形態3に係る光センサの構成
を示す斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態3に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す斜視図である。
【図18】他の導光体を示す斜視図である。
【図19】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図20】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図21】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図22】本発明の実施の形態4に係る光センサに使用
する導光体を示す斜視図である。
【図23】他の導光体を示す斜視図である。
【図24】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図25】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図26】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図27】本発明の実施の形態5に係る光センサに使用
する導光体を示す斜視図である。
【図28】他の導光体の構成を示す断面図である。
【図29】更に他の導光体を示す斜視図である。
【図30】本発明の実施の形態6に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す斜視図である。
【図31】本発明の実施の形態6の光センサの動作を説
明する模式図である。
【図32】本発明の実施の形態7に係る光センサの構成
を示す斜視図である。
【図33】本発明の実施の形態7に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す斜視図である。
【図34】本発明の実施の形態8に係る光センサの構成
を示す斜視図である。
【図35】本発明の実施の形態8に係る光センサの構成
の概略を模式的に示す斜視図である。
【図36】従来の光センサを示す斜視図である。
【図37】従来の他の光センサを示す斜視図である。
【図38】従来の更に他の光センサを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 発光器 2 受光器 3 導光体 3a 反射部 4,5 ケーシング 41,51 光透過窓 52 制御部 6 第1導光体 7 第2導光体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光器と、該発光器から発せられた光を
    受光する受光器とを備える光センサにおいて、 前記発光器から発せられた光を導入し、導入した光を一
    部に設けた反射部により反射させ、前記受光器へ向けて
    光を放出する導光体を備え、前記受光器と前記導光体と
    を適宜の空間を隔てて対向させて配置してあり、前記受
    光器の受光に基づいて、前記空間への物体の侵入を検出
    すべくなしてあることを特徴とする光センサ。
  2. 【請求項2】 発光器と、該発光器から発せられ、反射
    物によって反射される光を受光する受光器とを備え、該
    受光器の受光に基づいて、前記反射物の位置を検出する
    光センサにおいて、 前記発光器から発せられた光を導入し、導入した光を一
    部に設けた反射部により反射させ、光を放出する導光体
    を備え、前記受光器は、前記導光体から放出され、反射
    物によって反射される光を受光すべくなしてあることを
    特徴とする光センサ。
  3. 【請求項3】 前記導光体は、板状をなし、一平面に前
    記反射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入し
    た光を前記反射部により反射させ、反射させた光を他平
    面から出射すべくなしてある請求項1又は2に記載の光
    センサ。
  4. 【請求項4】 前記導光体は、多角形断面を有する棒状
    をなし、一又は複数の側面に前記反射部が設けてあり、
    一端面から光を導入し、導入した光を前記反射部により
    反射させ、反射させた光を前記側面を臨む側面から出射
    すべくなしてある請求項1又は2に記載の光センサ。
  5. 【請求項5】 前記導光体は、丸棒状をなし、側部に前
    記反射部が設けてあり、一端面から光を導入し、導入し
    た光を前記反射部により反射させ、反射させた光を前記
    反射部を臨む側部から出射すべくなしてある請求項1又
    は2に記載の光センサ。
  6. 【請求項6】 前記反射部は、溝状をなす請求項3乃至
    5の何れかに記載の光センサ。
  7. 【請求項7】 発光器と、該発光器から発せられた光を
    受光する受光器とを備える光センサにおいて、 前記発光器から発せられた光を導入し、導入した光を一
    部に設けた反射部により反射させ、前記受光器へ向けて
    光を放出する導光体を備え、前記発光器と前記導光体と
    を適宜の空間を隔てて対向させて配置してあり、前記受
    光器の受光に基づいて、前記空間への物体の侵入を検出
    すべくなしてあることを特徴とする光センサ。
  8. 【請求項8】 前記導光体は、板状をなし、一平面に前
    記反射部が設けてあり、他平面から光を導入し、導入し
    た光を前記反射部により反射させ、反射させた光を一端
    面から出射すべくなしてある請求項7に記載の光セン
    サ。
  9. 【請求項9】 前記反射部は、溝状をなす請求項8に記
    載の光センサ。
  10. 【請求項10】 発光器と、該発光器から発せられた光
    を受光する受光器とを備える光センサにおいて、 前記発光器から発せられた光を導入し、導入した光を一
    部に設けた反射部により反射させ、光を放出する第1導
    光体と、該第1導光体から放出された光を導入し、導入
    した光を一部に設けた反射部により反射させ、前記受光
    器へ向けて光を放出する第2導光体とを備え、前記第1
    導光体と前記第2導光体とを適宜の空間を隔てて対向さ
    せて配置してあり、前記受光器の受光に基づいて、前記
    空間への物体の侵入を検出すべくなしてあることを特徴
    とする光センサ。
  11. 【請求項11】 前記第1導光体は、板状をなし、一平
    面に前記反射部が設けてあり、一端面から光を導入し、
    導入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光
    を他平面から出射すべくなしてある請求項10に記載の
    光センサ。
  12. 【請求項12】 前記第1導光体は、多角形断面を有す
    る棒状をなし、一又は複数の側面に前記反射部が設けて
    あり、一端面から光を導入し、導入した光を前記反射部
    により反射させ、反射させた光を前記側面を臨む側面か
    ら出射すべくなしてある請求項10に記載の光センサ。
  13. 【請求項13】 前記第1導光体は、丸棒状をなし、側
    部に前記反射部が設けてあり、一端面から光を導入し、
    導入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光
    を前記反射部を臨む側部から出射すべくなしてある請求
    項10に記載の光センサ。
  14. 【請求項14】 前記反射部は、溝状をなす請求項11
    乃至13の何れかに記載の光センサ。
  15. 【請求項15】 前記第2導光体は、板状をなし、一平
    面に前記反射部が設けてあり、他平面から光を導入し、
    導入した光を前記反射部により反射させ、反射させた光
    を一端面から出射すべくなしてある請求項10乃至14
    の何れかに記載の光センサ。
  16. 【請求項16】 前記第2導光体は、多角形断面を有す
    る棒状をなし、一又は複数の側面に前記反射部が設けて
    あり、該側面を臨む側面から光を導入し、導入した光を
    前記反射部により反射させ、反射させた光を一端面から
    出射すべくなしてある請求項10乃至14の何れかに記
    載の光センサ。
  17. 【請求項17】 前記第2導光体は、丸棒状をなし、側
    部に前記反射部が設けてあり、該反射部を臨む側部から
    光を導入し、導入した光を前記反射部により反射させ、
    反射させた光を一端面から出射すべくなしてある請求項
    10乃至14の何れかに記載の光センサ。
  18. 【請求項18】 前記反射部は、溝状をなす請求項15
    乃至17の何れかに記載の光センサ。
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