JP2002286774A - 信号対ノイズ比測定方法及び信号対ノイズ比測定装置 - Google Patents

信号対ノイズ比測定方法及び信号対ノイズ比測定装置

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JP2002286774A JP2001093597A JP2001093597A JP2002286774A JP 2002286774 A JP2002286774 A JP 2002286774A JP 2001093597 A JP2001093597 A JP 2001093597A JP 2001093597 A JP2001093597 A JP 2001093597A JP 2002286774 A JP2002286774 A JP 2002286774A
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level
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昌生 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号対ノイズ比の測定を高精度かつ高速で行
うことができる信号対ノイズ比測定方法及び信号対ノイ
ズ比測定装置の提供。 【解決手段】 FFT部16がウォブル信号を高速フー
リエ変換してスペクトラムを生成し、ピーク検出部17
がそのスペクトラムからピークレベルを求め、第1のレ
ベルヒストグラム作成部18及び第2のレベルヒストグ
ラム作成部19がピークレベルからレベルヒストグラム
を作成し、ノイズフロア検出部21がそのレベルヒスト
グラムからノイズフロアを検出し、信号対ノイズ比算出
部22が上記のノイズフロアの検出にも用いられるピー
クレベル及びその検出されたノイズフロアから信号対ノ
イズ比を求めている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVD−R
やDVD−RW等の記録ディスクに記録されたウォブル
信号の信号対ノイズ比(CNR)を測定するための信号
対ノイズ比測定方法及び信号対ノイズ比測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】DVD−RやDVD−RW等の記録ディ
スクには、ディスクの回転速度を検出するためにディス
ク上には正弦波状の溝(Groove Wobble)
が予め形成されており、この溝に応じて抽出される信号
がウォブル信号と呼ばれている。
【0003】この種の記録ディスクの検査項目の一つと
して、上記のウォブル信号の信号対ノイズ比(CNR)
を測定する必要があり、従来からその測定方法として
は、抽出されたウォブル信号をスペクトル・アナライザ
により目視で観測してキャリアレベルとノイズレベルを
決定し、その値からCNRを求めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに目視に頼った測定方法では、測定結果が測定者の恣
意に依存し、またアナライザの性能に起因するばらつき
を持つことから、測定精度が悪く、しかも測定に相当の
時間を要する、という課題があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、信号対ノイズ比の測定を高精度かつ
高速で行うことができる信号対ノイズ比測定方法及び信
号対ノイズ比測定装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の第1の観点に係る信号対ノイズ比測定方法
は、入力信号の所定帯域のスペクトラム成分を抽出する
工程と、前記抽出されたスペクトラム成分中の信号のピ
ークレベルを検出する工程と、前記抽出されたスペクト
ラム成分中の電圧0レベルから前記ピークレベルまでの
信号レベルを複数段階に区分けし、信号の出現頻度が最
も高い信号レベルの段階を検出する工程と、前記検出さ
れた信号の出現頻度が最も高い信号レベル及び前記検出
された信号のピークレベルに基づき、信号対ノイズ比を
算出する工程とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明の第2の観点に係る信号対ノイズ比
測定装置は、入力信号の所定帯域のスペクトラム成分を
抽出する手段と、前記抽出されたスペクトラム成分中の
信号のピークレベルを検出する手段と、前記抽出された
スペクトラム成分中の電圧0レベルから前記ピークレベ
ルまでの信号レベルを複数段階に区分けし、信号の出現
頻度が最も高い信号レベルの段階を検出する手段と、前
記検出された信号の出現頻度が最も高い信号レベル及び
前記検出された信号のピークレベルに基づき、信号対ノ
イズ比を算出する手段とを具備することを特徴とするも
のである。
【0008】本発明では、入力信号の所定帯域のスペク
トラム成分から信号のピークレベルを検出すると共に、
該スペクトラム成分中の電圧0レベルからピークレベル
までの信号レベルを複数段階に区分けし、信号の出現頻
度が最も高い信号レベルの段階を検出し、最も出現頻度
の高い信号レベル及びピークレベルに基づき、信号対ノ
イズ比を算出している。即ち、ノイズフロアの検出を、
レベルヒストグラムを用いて行っているので、ディジタ
ル処理によって信号対ノイズ比を求めることができる。
従って、信号対ノイズ比の測定を人手に頼ることなく、
かつ、測定機器の性能等に依存することなく、客観的
に、高精度かつ高速で行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る測
定システムの構成を示す概略的ブロック図である。
【0010】この図に示すように、11はモータによっ
て回転されるDVD−RやDVD−RW等の記録ディス
ク10上の信号(Ia、Ib、Ic、Id)を読み取る
ための4分割光ピックアップである。マトリックス回路
12は、ピックアップ11により読み取られた信号(I
a、Ib、Ic、Id)からウォブル信号((Ia+I
b)−(Ic+Id))を生成する。
【0011】ウォブル信号は、A/D変換器13により
例えば80MHz程度のサンプリング周波数を用いてデ
ィジタル信号に変換され、一旦メモリ14に記憶される
ようになっている。通常、ウォブル信号の周波数は14
0kHz程度であるので、サンプリング周波数はナイキ
ストの定理によりその4倍以上であるのが好ましく、ま
たメモリ14の容量は256kWord程度以上が好ま
しい。
【0012】メモリ14に記憶された信号は、デシメー
ション部15により例えば1/128程度にデシメーシ
ョンされる。このデシメーション部15は、例えばハー
フバンドフィルタにより低域のみ通過させた後に1サン
プルおきに信号を間引きする動作を7回繰り返すことに
より1/128デシメーションが実行される。この場
合、最後のサンプリング周波数は312.5kHzとな
り、元データが256kWordとすると、デシメーシ
ョン部15から出力される信号はデシメーションされて
2048ポイントとなる。このようにデシメーションす
ることによって、計算量を大幅に減らすことができ、処
理の高速化を図ることができる。
【0013】FFT部16は、デシメーション部15か
ら出力される2048ポイントの信号を高速フーリエ変
換(FFT)し、スペクトラムを求める。このスペクト
ラムは1024ポイントとなる。ここで、FFT部16
は、窓関数を用いた所定の分解能帯域幅(RBW)で所
定帯域のスペクトラム成分を抽出している。このように
窓関数を用いることで所定帯域幅を実現することができ
る。窓関数は、例えばRBW=1kHzとなるようにす
る。その場合、例えば窓関数としてGauss関数(g
(t))を選んだ場合、以下の式のようにしてRBW=
1kHzの窓関数を作ることができる。
【0014】 NFFT=(k/Rbw)fs =(3.0/1000)×625000 =1875→2048 NFFT:FFTを実行するデータサイズ(2のべき
乗) Rbw:分解能帯域幅 k:窓関数の時間幅と分解能帯域幅とを関係付ける定数 fs:サンプリング周波数 g(t)=exp[−t/a] a=4ln2/(π・Rbw) Δt=1/fs=1/2×312.5kHz g[i]=exp[−9.12×10−6×i] i=−1024→1024 →g=7×10−7
【0015】FFT部16は、例えば得られたスペクト
ラムから140kHzを中心に前後50kHz、即ち9
0kHz〜190kHzを所定の帯域として抽出する。
なお、スペクトラム値はリニアとされている。すなわ
ち、Spec(i)=(I[i] +Q[i]1/2
の電圧ドメインとされている。
【0016】ピーク検出部17は、FFT部16で得ら
れた90kHz〜190kHz間の帯域のスペクトラム
からピークレベルを検出する。
【0017】第1のレベルヒストグラム作成部18は、
抽出された90kHz〜190kHz間の帯域のスペク
トラム成分中の0ボルトレベルからピークレベルまでの
信号のレベルを粗く例えば32段階に区分けし、例えば
X軸に各段階のレベル(信号レベル)、Y軸にサンプル
数(信号の出現頻度)とした第1のレベルヒストグラム
を作成する。
【0018】第2のレベルヒストグラム作成部19は、
第1のレベルヒストグラム作成部18で作成された第1
のレベルヒストグラムからサンプル数が最大の段階を検
出し、その段階を更に細かく例えば64段階に区分け
し、例えばX軸に各段階のレベル(信号レベル)、Y軸
にサンプル数(信号の出現頻度)とした第2のレベルヒ
ストグラムを作成する。
【0019】ローパスフィルタ20は、第2のレベルヒ
ストグラム作成部19で作成された第2のレベルヒスト
グラムから低域成分だけを通過させる。
【0020】ノイズフロア検出部21は、ローパスフィ
ルタ20を通過させた第2のレベルヒストグラムからサ
ンプル数が最大の段階をノイズフロアとして検出する。
【0021】上記のようにレベルヒストグラムを2段階
に作成してサンプル数が最大の段階を検出するようにし
ているので、計算量を大幅に減らすことができ、処理の
高速化を図ることができる。また、ローパスフィルタ2
0を介して第2のレベルヒストグラム作成部19で作成
された第2のレベルヒストグラムから低域成分だけを通
過させるようにしているので、ノイズ成分を除去でき、
サンプル数が最大の段階の検出を高精度で行うことがで
きる。
【0022】信号対ノイズ比算出部22は、ピーク検出
部17により検出されたピークレベル及びノイズフロア
検出部21により検出されたノイズフロアから下記に式
を用いて信号対ノイズ比算出(CNR)を算出する。 CNR=20log(ピークレベル/ノイズフロア)
【0023】SINAD部23は、FFT部16で抽出
されたスペクトラム成分及びピーク検出部17により検
出されたピークレベルを用いてSINAD(Sigan
lNoise and Distortion)を算出
する。
【0024】THD+N部24は、FFT部16で抽出
されたスペクトラム成分及びピーク検出部17により検
出されたピークレベルを用いてTHD+N(Total
Harmonic Distortion and
Noise)を算出する。
【0025】次に、このように構成されたシステムにお
ける処理の流れを、図2のフローチャート及び図3〜図
12に示す波形図を参考にしながら説明する。
【0026】図3はメモリ14に記憶された信号を示し
ている(ステップ201)。図3では、256kWor
dからなるサンプルデータのうち4000ポイントを示
している。
【0027】次に、この信号は、図4及び図5に示すよ
うに、デシメーション部15により1/128にデシメ
ーションされる(ステップ202)。図4では、信号全
体を示している。また、図5は図4の一部を拡大(10
00〜1200サンプル)した図である。
【0028】次に、この信号は、図6及び図7に示すよ
うに、FFT部16により高速フーリエ変換される(ス
テップ203)。図6では、縦軸がdBである。図7で
は、縦軸はリニアである。図8にその拡大図を示す。ま
た、このFFTでは、例えば図9に示す窓関数としてG
auss関数を用い、分解能帯域幅(RBW)を1kH
zとしている。
【0029】次に、ピーク検出部17により図7及び図
8に示したスペクトラムから「Peak」が検出される
(ステップ204)。この検出は例えば90〜190k
Hzの間で電圧最大のところとして行うことができる。
【0030】次に、第1のレベルヒストグラム作成部1
8により図7及び図8に示した0Voltからピークレ
ベルまでが32段階に(図7及び図8に示したY軸方向
に)区分けされ、図10に示すように、X軸に各段階の
レベル、Y軸にサンプル数がプロットされた第1のレベ
ルヒストグラムが作成される(ステップ205)。
【0031】次に、第2のレベルヒストグラム作成部1
9により、図10に示した第1のレベルヒストグラムか
らサンプル数が最大の段階が検出され、その段階を更に
細かく64段階に区分けされ、図11に示すように、X
軸に各段階のレベル、Y軸にサンプル数がプロットされ
た第2のレベルヒストグラムが作成される(ステップ2
06)。
【0032】次に、ローパスフィルタ20により図11
に示した第2のレベルヒストグラムから低域成分だけが
通過され、図12示すように、より滑らかなレベルヒス
トグラムが生成される(ステップ207)。
【0033】次に、ノイズフロア検出部21により図1
2に示した第2のレベルヒストグラムからサンプル数が
最大であるノイズフロアが検出される(ステップ20
8)。
【0034】そして、信号対ノイズ比算出部22によ
り、図7で検出されたピークレベル及び図12で検出さ
れたノイズフロアから信号対ノイズ比算出(CNR)が
算出される。
【0035】このように本実施形態では、FFT部16
がウォブル信号を高速フーリエ変換してスペクトラムを
生成し、ピーク検出部17がそのスペクトラムからピー
クレベルを求め、第1のレベルヒストグラム作成部18
及び第2のレベルヒストグラム作成部19がピークレベ
ルからレベルヒストグラムを作成し、ノイズフロア検出
部21がそのレベルヒストグラムからノイズフロアを検
出し、信号対ノイズ比算出部22が上記のノイズフロア
の検出にも用いられるピークレベル及びその検出された
ノイズフロアから信号対ノイズ比を求めているので、信
号対ノイズ比の測定を高精度かつ高速で行うことができ
る。
【0036】即ち、従来の信号対ノイズ比の測定方法と
しては、ウォブル信号をスペクトル・アナライザにより
目視で観測してキャリアレベルとノイズレベルを決定
し、その値からCNRを求めていたので、測定結果が測
定者の恣意に依存し、またアナライザの性能に起因する
ばらつきを持ち、測定精度が悪く、しかも測定に相当の
時間を要する、という問題があった。
【0037】これに対して、本発明では、ウォブル信号
を高速フーリエ変換し、その後の処理をすべてディジタ
ル処理によって行っているので、測定をすべて機械化で
きる。従って、客観的で高精度に信号対ノイズ比の測定
を行うことができ、しかも迅速な測定を行うことが可能
となる。
【0038】なお、本発明は、上述した実施形態には限
定されない。例えば、上述した実施形態では、ウォブル
信号をデシメーションして高速フーリエ変換していた
が、ウォブル信号を直接高速フーリエ変換しても勿論よ
い。
【0039】また、高速フーリエ変換に際して窓関数を
用いていたが、所定帯域幅が得られるのであれば必ずし
もこのような関数を用いる必要もない。
【0040】更に、上述した実施形態では、ウォブル信
号の信号対ノイズ比を測定する例を示していたが、他の
入力信号の信号対ノイズ比を測定する場合にも勿論本発
明を適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号対ノイズ比の測定を高精度かつ高速で行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示したシステムの処理フローを示す図で
ある。
【図3】図1に示したメモリに記憶された入力信号の波
形図である。
【図4】デシメーション後の入力信号の波形図である。
【図5】図4の一部を拡大した波形図である。
【図6】高速フーリエ変換後のスペクトラム図(縦軸d
B)である。
【図7】高速フーリエ変換後のスペクトラム図(縦軸リ
ニア)である。
【図8】図7の一部を拡大した波形図である。
【図9】窓関数として用いたGauss関数の一例を示
す図である。
【図10】第1のレベルヒストグラムを示す図である。
【図11】第2のレベルヒストグラムを示す図である。
【図12】図11の第2のレベルヒストグラムにローパ
スフィルタをかけた後の第2のレベルヒストグラムを示
す図である。
【符号の説明】
11 4分割光ピックアップ 12 マトリックス回路 13 A/D変換器 14 メモリ 15 デシメーション部 16 FFT部 17 ピーク検出部 18 第1のレベルヒストグラム作成部 19 第2のレベルヒストグラム作成部 20 ローパスフィルタ 21 ノイズフロア検出部 22 信号対ノイズ比算出部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の所定帯域のスペクトラム成分
    を抽出する工程と、 前記抽出されたスペクトラム成分中の信号のピークレベ
    ルを検出する工程と、 前記抽出されたスペクトラム成分中の電圧0レベルから
    前記ピークレベルまでの信号レベルを複数段階に区分け
    し、信号の出現頻度が最も高い信号レベルの段階を検出
    する工程と、 前記検出された信号の出現頻度が最も高い信号レベル及
    び前記検出された信号のピークレベルに基づき、信号対
    ノイズ比を算出する工程とを具備することを特徴とする
    信号対ノイズ比測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記スペクトラム成分抽出工程は、高速フーリエ変換に
    より所定帯域のスペクトラム成分を抽出することを特徴
    とする信号対ノイズ比測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記入力信号をデシメーションした後の信号を高速フー
    リエ変換することを特徴とする信号対ノイズ比測定方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記スペクトラム成分抽出工程は、窓関数を用いた所定
    の分解能帯域幅で前記所定帯域のスペクトラム成分を抽
    出することを特徴とする信号対ノイズ比測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記段階検出工程は、前記抽出されたスペクトラム成分
    中の電圧0レベルから前記ピークレベルまでの信号レベ
    ルを粗く複数段階に区分けし、信号の出現頻度が最も高
    い信号レベルの段階を検出し、その信号の出現頻度が最
    も高い信号レベルの段階を更に細かく複数段階に区分け
    し、その中から信号の出現頻度が最も高い信号レベルの
    段階を検出することを特徴とする信号対ノイズ比測定方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記段階検出工程は、信号の出現頻度が最も高い信号レ
    ベルの段階を更に細かく複数段階に区分けし、各段階に
    対する信号の出現頻度を求めて高域成分を除去し、その
    結果のピーク値から信号の出現頻度が最も高い信号レベ
    ルの段階を検出することを特徴とする信号対ノイズ比測
    定方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の信号対ノイズ比測定方
    法において、 前記入力信号が、ウォブル信号をA/D変換したディジ
    タル信号であることを特徴とする信号対ノイズ比測定方
    法。
  8. 【請求項8】 入力信号の所定帯域のスペクトラム成分
    を抽出する手段と、 前記抽出されたスペクトラム成分中の信号のピークレベ
    ルを検出する手段と、 前記抽出されたスペクトラム成分中の電圧0レベルから
    前記ピークレベルまでの信号レベルを複数段階に区分け
    し、信号の出現頻度が最も高い信号レベルの段階を検出
    する手段と、 前記検出された信号の出現頻度が最も高い信号レベル及
    び前記検出された信号のピークレベルに基づき、信号対
    ノイズ比を算出する手段とを具備することを特徴とする
    信号対ノイズ比測定装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の信号対ノイズ比測定装
    置において、 前記抽出手段が、高速フーリエ変換により所定帯域のス
    ペクトラム成分を抽出することを特徴とする信号対ノイ
    ズ比測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の信号対ノイズ比測定
    装置において、 前記入力信号をデシメーションする手段を更に具備し、 前記高速フーリエ変換では、前記デシメーションされた
    入力信号の所定帯域のスペクトラム成分を抽出すること
    を特徴とする信号対ノイズ比測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の信号対ノイズ比測定
    装置において、 前記高速フーリエ変換では、窓関数を用いた所定の分解
    能帯域幅で前記所定帯域のスペクトラム成分を抽出する
    ことを特徴とする信号対ノイズ比測定装置。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の信号対ノイズ比測定
    装置において、 前記段階検出手段は、前記抽出されたスペクトラム成分
    中の電圧0レベルから前記ピークレベルまでの信号レベ
    ルを粗く複数段階に区分けし、信号の出現頻度が最も高
    い信号レベルの段階を検出し、その信号の出現頻度が最
    も高い信号レベルの段階を更に細かく複数段階に区分け
    し、その中から信号の出現頻度が最も高い信号レベルの
    段階を検出することを特徴とする信号対ノイズ比測定装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の信号対ノイズ比測
    定装置において、 前記段階検出手段は、信号の出現頻度が最も高い信号レ
    ベルの段階を更に細かく複数段階に区分けし、各段階に
    対する信号の出現頻度を求めてローパスフィルタにより
    高域成分を除去し、その結果のピーク値から信号の出現
    頻度が最も高い信号レベルの段階を検出することを特徴
    とする信号対ノイズ比測定装置。
  14. 【請求項14】 請求項8に記載の信号対ノイズ比測定
    装置において、 ウォブル信号をディジタル信号に変換するA/D変換手
    段を更に具備し、 前記抽出手段は、前記変換されたディジタル信号の所定
    帯域のスペクトラム成分を抽出することを特徴とする信
    号対ノイズ比測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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