JP2002286446A - 距離測定装置及び衝突警報装置 - Google Patents

距離測定装置及び衝突警報装置

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JP2002286446A
JP2002286446A JP2001093734A JP2001093734A JP2002286446A JP 2002286446 A JP2002286446 A JP 2002286446A JP 2001093734 A JP2001093734 A JP 2001093734A JP 2001093734 A JP2001093734 A JP 2001093734A JP 2002286446 A JP2002286446 A JP 2002286446A
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Takehiko Shimizu
竹彦 清水
Nobuo Namiki
信夫 並木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準エリアに対する被演算エリアの演算を行
うとき、1セルずつずらして演算を行うので、1画面全
体の演算を行うのに多くの時間を必要にする。 【解決手段】 一対のCCDカメラの前方画像データの
双方から同一の大きさのエリアを切り出し、その一方の
エリアの輝度を基準にして他方のエリアとの輝度差を求
め、その求めた輝度差に基づいて前記前方画像データ間
の視差を算出し、前方物標までの距離を算出する距離測
定装置において、切り出された双方のエリア間の輝度差
が所定値以上の時には、次回の輝度差演算においては、
今回使用したエリアを構成する画像セルを含まない隣接
エリアを使用し、また輝度差が所定値以下である場合に
は今回使用したエリアを構成する画像セルを含む他のエ
リアを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2台のCCDカ
メラ等の撮像手段を用いて物体との距離を検出する距離
検出装置及びそれを用いた衝突警報装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置を図3乃至図13に
示す車両用衝突警報装置(特開平11−108660号
公報)に基づいて説明する。すなわち、車両1に取り付
けられた一対のCCDカメラ2a、2bによって図4及
び図5に示すような左画像3a、右画像3bが得られ、
画像処理手段4により、例えば図5の右画像3bに所定
の微小基準エリアES を設定すると、それが水平方向に
1ライン(縦方向は一画素分)分連続して連なるk画素
から構成されている場合、信号処理上は水平方向に画素
番号、垂直方向にライン番号を設定し、基準エリアES
は座標(Xs ,Ys )から座標(Xs +k−1,Ys
の大きさとなる。
【0003】そして、画像処理手段4により、図9の右
画像中のYs 番目の基準エリアESと同じ大きさの検索
エリアEI が図10において図9のラインと同一ライン
に設定され、図9における基準エリアES の各画素と、
図10における検索エリアE I の各画素との輝度の差の
絶対値の合計(差分値)Sが、同一ライン上を1画素ず
つずらしてそれぞれのエリア間の一致度に相当する差分
値S(Xi ,Ys ) S(Xi ,Ys )=ΣΣ|Ik (Xs +J,Ys )−I
t (Xs +I+J,Ys )| に基づいて算出する(図6及び図7における実曲線)。
【0004】I,Jは変数で、第1のサンメイションは
I=0からpまで、第2のサンメイションはJ=0から
k−1迄行う。次に算出された差分値S(Xi ,Ys
が、例えばkだけずらされたときに相当する画像番号X
i で最小になるとすると、その最小値C(Xi ,Ys
が導出されて、導出された差分値S(Xi ,Ys )のう
ちの最小値C(Xi ,Ys )が導出された後、この最小
値C(Xi ,Ys )がα≦C(Xi ,Ys )≦βの関係
にあるか否かの判断がなされる(図6及び図7)。
【0005】この関係が満足されると、最小値C(X
i ,Ys )を与える画素番号Xi と基準エリアES の最
初の画素番号Xs との差の大きさ|Xi −Xs |が視差
Uとして導出され、この視差Uから前述の式に基づいて
物体と双方のCCDカメラ2a,2bとの間の距離が算
出される。
【0006】すなわち、上記演算を再度説明すると、同
一タイミングで得られ、かつ1画面分である右画像3b
が、一方のCCDカメラ2aから、また左画像3aが他
方のCCDカメラ2bから画像処理手段4に供給され
る。左画像3b及び右画像3aが供給された画像処理手
段4は、これを構成するシティエリアマッチング演算手
段Aで上記演算式による演算を実行する。
【0007】すなわち、図4に示す画像を左画像3b、
図5に示す画像を右画像3aとすると、 1回目:例えば図11に示す画像を右画像3aとして、
その縦横3セル分(符号A1,A2,A3,B1,B
2,B3,C1,C2,C3で示される部分)を基準エ
リアとし、図12に示す画像を左画像3bとして、その
縦横3セル分(符号a1,a2,a3,b1,b2,b
3,c1,c2,c3で示される部分)を被演算エリア
として上記演算式によって1回目の演算を行い、その演
算結果を次段の最小値検出手段Bに供給する。
【0008】2回目:基準エリアは同じとし、被演算エ
リアを右に1セルずらして、すなわち符号b1,b2,
b3,c1,c2,c3,d1,d2,d3で示される
部分を被演算エリアとして上記演算式によって2回目の
演算を行い、その演算結果を次段の最小値検出手段Bに
供給する。
【0009】3回目〜5回目も上記と同様にして行う。
【0010】6回目:上記の如く、1セルずつずらして
上記演算を行い、符号f1,f2,f3,g1,g2,
g3,h1,h2,h3で示される部分を被演算エリア
として演算を行い、その演算結果を次段の最小値検出手
段Bに供給する。
【0011】次に、基準エリアを符号D1,D2,D
3,E1,E2,E3,F1,F2,F3で示される部
分とし、被演算エリアを符号d1,d2,d3,e1,
e2,e3,f1,f2,f3で示される部分として演
算する。最小値検出手段Bでは1スキャン分の演算値を
得たら、何セルずらしたときにその演算値が最小となる
かを判断し、そのずれ量を算出する。
【0012】上記演算をハードウエアで行う場合には、
図13に示すような回路エリアの構成になる。次に、こ
の回路構成の大略を説明する。すなわち、右画像3bが
一方のCCDカメラ2aから、また左画像3aが他方の
CCDカメラ2bから画像処理手段4を構成するライン
メモリ4a,4bのそれぞれに供給され、それぞれのラ
インメモリ4a,4bから1画素ずつ対応するシフトレ
ジスタ4c、4dに供給され、シティエリアマッチング
演算回路4eで上記ずれ量に相当する差分値S(Xi
s )が算出され、それが算出される毎に、最小値検出
回路4fに供給され、差分値S(Xi ,Ys )の最小値
が算出される。そして、次の視差量検出カウンタ4g
で、基準エリアに対して、差分値S(Xi ,Ys )が最
小となる被演算エリアのずれ量が算出される。
【0013】なお、前記ラインメモリ4a,4bのそれ
ぞれを構成する個々のラインメモリ4a1,〜4an、
4b1,〜4bn及びシフトレジスタ4c、4dのそれ
ぞれを構成する個々のシフトレジスタ4c1,〜4c
n、4d1,〜4dnのそれぞれは、1対1対応されて
接続されている。すなわち、これらは並列接続されてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、基準エリ
アに対する被演算エリアの演算を行うとき、1セルずつ
ずらして演算を行うので、1画面全体の演算を行うのに
多くの時間を必要にすると言う問題点があった。そのた
めに、車両の追突防止を行う装置に上記信号処理を適用
した場合には、必要とする信号処理時間を確保できない
という恐れがあった。
【0015】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、画像の内、背景の部分の、基準エリ
アに対する被演算エリアの演算を行うときは1セルずつ
演算を行うのではなく、エリアの大きさの単位で飛ばし
て演算を小ない、車両等の前方物票を捉えているときに
は従来通りに1セルずつ演算を行い、1画面当たりの演
算時間の短縮を行うことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、一対のC
CDカメラのそれぞれにより得られた前方画像データの
双方から同一の大きさのエリアを切り出し、それらの切
り出された一方のエリアの輝度を基準にして他方のエリ
アとの輝度差を算出し、その算出した輝度差に基づいて
前記双方のCCDカメラによって撮られた前方画像デー
タの視差を算出して前記一対のCCDカメラによって撮
られた前方物標までの距離を算出する距離測定装置にお
いて、前記切り出された双方のエリア間の輝度差が所定
値以上の時には、次回の輝度差演算においては、今回使
用したエリアを構成する画像セルを含まない隣接エリア
を使用し、また輝度差が所定値以下である場合には今回
使用したエリアを構成する画像セルを含む他のエリアを
使用することを特徴とする距離測定装置についてであ
る。
【0017】なお、前記輝度差が所定値以下である場合
には、次回抽出するエリアを今回抽出したエリアに対し
て抽出方向に1画像セル分異なるエリアにすることによ
り従来精度を維持したまま測定時間を大幅に短縮でき
る。
【0018】第2の発明は、車両に取り付けられた一対
のCCDカメラのそれぞれにより得られた前方画像デー
タの中から同一の大きさのエリアを切り出し、それらの
切り出された一方のエリアの輝度を基準にして他方のエ
リアとの輝度差を算出して、その輝度差に基づいて前記
双方のCCDカメラによって撮られた画像の視差を算出
し、前方物標との接近を警報する衝突警報装置におい
て、前記切り出されたエリアの輝度差が所定値以上の
時、次回の輝度差演算には、今回使用したエリアを構成
する画像セルを含まない隣接エリアを使用し、また輝度
差が所定値以下である場合には今回使用したエリアを構
成する画像セルを含む他のエリアを使用することを特徴
とする衝突警報装置についてである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明による実施の形態を説明
する。 実施の形態1.図1に基づいて説明する。すなわち、1
0aは車両のルームミラーの右側、すなわち運転席側天
井に配置され、車両前方を撮像するための一方のCCD
カメラで、右画像11aを1画面を1フレームの単位と
して出力する。また10bは車両のルームミラーの左
側、すなわち助手席側天井に前記一方のCCDカメラ1
0aと平行配置され、前記一方のCCDカメラ10bと
同様に車両前方を撮像するための他方のCCDカメラ
で、左画像11bを1画面を1フレームの単位として、
前記一方のCCDカメラ10aの出力に同期して出力す
る。
【0020】12は画像処理手段で、右画像逐次供給回
路13、左画像逐次供給手段14、シティエリアマッチ
ング演算回路15、最小値検出回路16、視差量検出カ
ウンタ17及びスキャンエリア単位判断回路18から構
成され、また前記右画像逐次供給回路13は、既に説明
した従来のものと同等の右画像ラインメモリ19及び右
画像シフトレジスタ20から構成され、また前記左画像
逐次供給手段14は、前記他のCCDカメラ10bの出
力に並列的に接続された複数の左部分画像供給手段2
1、22、23から構成されている。この左部分画像供
給手段21、22、23は、それぞれ同一構成のもの
で、これらは同一の左画像ラインメモリ24 1 ,2
2 ,・・・24n 左画像シフトレジスタ251 ,25
2 ,・・・25n及びセレクタ261 ,262 ,・・・
26n から構成されているので、図2において一番上側
に位置するものを代表として以下に説明を行う。
【0021】前記右画像ラインメモリ19は、複数のラ
インメモリ191 〜19n から構成され、前記一方のC
CDカメラ10aからの右画像11a(図11)をライ
ン毎に、すなわち一番上のラインメモリ191 には図1
1の画像データの内の一番上の行の画像データを記憶
し、その下のラインメモリ192 には図11の画像デー
タの内の上から2番目の行の画像データを記憶し、さら
にその下のラインメモリ193 には図11の画像データ
の内の上から3番目の行の画像データを記憶する。以下
同様である。
【0022】前記シフトレジスタ20は、複数のシフト
レジスタ201 〜20n から構成されると共に、対応し
て接続されたラインメモリ191 〜19n から前記シテ
ィエリアマッチング演算回路15の演算で必要とする画
像データが1画像データずつ供給される毎に、一時記憶
して、前記シティエリアマッチング演算回路17にそれ
を必要に応じて供給する。
【0023】前記左画像ラインメモリ24は、複数のラ
インメモリ241 〜24n から構成され、前記他方のC
CDカメラ10bからの左画像11b(図2)をライン
毎に、すなわち一番上のラインメモリ24aには図2の
画像データの内の一番上の行の画像データa8〜h8を
記憶し、その下のラインメモリ242 には図2の画像デ
ータの内の上から2番目の行の画像データa7〜h7を
記憶し、さらにその下のラインメモリ243 には図2の
画像データの内の上から3番目の行の画像データa6〜
h6を記憶する。以下、順次同様にして、画像データの
a1〜h1まで記憶する。
【0024】前記シフトレジスタ25は、対応するライ
ンメモリ191 〜19n から画像データを1画素ずつ、
またはエリア単位で供給されて、一時記憶して、前記シ
ティエリアマッチング演算回路17にそれを必要に応じ
て供給する。
【0025】前記スキャンエリア単位判断回路18は、
例えばエリア単位での演算を行う場合に、前記最小値検
出回路16からの出力、すなわち基準エリアに対する被
演算エリアの差分値S(Xi ,Ys )が所定値以上であ
ると判断した場合には、前記シティエリアマッチング演
算回路15での次回の演算を被演算エリアの横方向の画
像データの個数だけずらして演算を行わしめるための指
示信号を出力する。その結果、視差量検出カウンタ18
のカウンタ値をその前記被演算エリアの横方向の画像デ
ータの個数だけ大きくせしめる。
【0026】次に、図2に基づいて上記構成の作動説明
を行う。ここでは、図11に示す画像データが右画像1
0aとして一方のCCDカメラ10aからラインメモリ
19に供給されて、記憶されているものとし、また図2
に示す画像データが左画像3bとし、他方のCCDカメ
ラ10bからラインメモリ24に供給されて記憶されて
いるものとする。また、図11に示す右画像3aのうち
の符号A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C
2,C3で示されるエリア部分に前方車両が捉えられ、
図2に示す左画像11bのうちの符号e1,e2,e
3,f1,f2,f3,g1,g2,g3で示されるエ
リア部分に前方車両が捉えられていたものとする。
【0027】1回目:例えば図11に示す画像を右画像
3aの縦横3セル分(符号A1,A2,A3,B1,B
2,B3,C1,C2,C3で示される部分)を基準エ
リアとし、図2に示す左画像3bのうちの縦横3セル分
(符号a1,a2,a3,b1,b2,b3,c1,c
2,c3で示される部分)を被演算エリアとして上記演
算式によって1回目の演算を行い、その演算結果は最小
値検出回路16に供給され、一方スキャンエリア単位判
断手段18は、その演算値が所定値以上の場合、左部分
画像供給手段21,22,23のそれぞれのシフトレジ
スタ25に対して右横方向に3セル分一度にスキップす
るように指示する。その結果、シフトレジスタ25及び
他の左部分画像供給手段22,23のシフトレジスタ
(不図示)から符号d1,d2,d3,e1,e2,e
3,f1,f2,f3で示される部分のエリアの画像信
号がまとめて供給される。
【0028】2回目:前回同様に図11に示す符号A
1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3
で示される部分を基準エリアとし、図2に示す左画像3
bのうちの縦横3セル分(d1,d2,d3,e1,e
2,e3,f1,f2,f3)を被演算エリアとして再
度上記演算式によって演算を行い、その演算結果に基づ
いて最小値検出回路16は前回までの演算結果よりも小
さい場合(1回目の時は、初期設値よりも小さい場
合)、視差量検出カウンタ17にこの時までのずれ量
(カウント値)を一時記憶更新するように指示する。一
方、スキャンエリア単位判断手段18は、その演算値が
所定値以下の場合左部分画像供給手段21、22、23
のそれぞれのシフトセレクタ25及びセレクタ26に対
して右横方向に1セル分移動するように指示する。その
結果、シフトレジスタ25及び他の左部分画像供給手段
22,23のシフトレジスタ(不図示)から符号e1,
e2,e3,f1,f2,f3,g1,g2,g3で示
される部分のエリアの画像信号が供給される。
【0029】3回目:前回同様に図11に示す符号A
1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3
で示される部分を基準エリアとし、図2に示す左画像3
bのうちの縦横3セル分(e1,e2,e3,f1,f
2,f3,g1,g2,g3)を被演算エリアとして再
度上記演算式によって演算を行い、その演算結果に基づ
いて最小値検出回路16は前回までの演算結果よりも小
さい場合(1回目の時は、初期設値よりも小さい場
合)、視差量検出カウンタ17にこの時までのずれ量
(カウント値)を一時記憶更新するように指示する。一
方、スキャンエリア単位判断手段18は、その演算値が
所定値以下の場合左部分画像供給手段21,22,23
のそれぞれのシフトレジスタ25及びセレクタ26に対
して再度右横方向に1セル分移動するように指示する。
その結果、シフトレジスタ25及び他の左部分画像供給
手段22,23のシフトレジスタ(不図示)から符号f
1,f2,f3,g1,g2,g3,h1,h2,h3
で示される部分のエリアの画像信号が供給される。
【0030】4回目:前回同様に図11に示す符号A
1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3
で示される部分を基準エリアとし、図2に示す左画像3
bのうちの縦横3セル分(f1,f2,f3,g1,g
2,g3,h1,h2,h3)を被演算エリアとして再
度上記演算式によって演算を行い、その演算結果が前回
よりも大きかったため、最小値検出回路16による、更
新指示は、視差量検出カウンタ17に対し行われず、視
差量検出カウンタ17は、前回供給された演算値に基づ
いて視差量を保持する。一方、スキャンエリア単位判断
手段18は、左部分画像供給手段21,22,23のそ
れぞれのシフトレジスタ25に対して右横方向に3セル
分移動するように指示する。上記演算結果が所定値以下
なら、前回同様左部分画像供給手段21,22,23の
それぞれのシフトレジスタ25及びセレクタ26に対
し、再度右横方向に1セル分移動するように指示し、所
定値以上なら、右横方向に3セル分一度にスキップする
ように指示する。さらに指定のスキャン数まで、この処
理を繰り返し(演算結果により次回被演算エリアの移動
セル数を切り替え)、最小値が更新された所で、それま
でのスキャン数(ずれ量)を視差量として更新する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像の内、背景の部分の、基準エリアに対する被演
算エリアの演算をときは1セルずつ演算を行うのではな
く、エリア単位で飛ばして演算を小ない、車両等の前方
物票を捉えているときには従来通りに1セルずつ演算を
行い、1画面当たりの演算時間の短縮を行うことができ
るという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1の画像処理装置の回
路エリア図である。
【図2】図1における作動を説明するための説明図であ
る。
【図3】従来の距離測定装置の車両搭載時の概略説明図
である。
【図4】図3の左CCDカメラ2bが撮像した画像デー
タの全体図である。
【図5】図3の右CCDカメラ2aが撮像した画像デー
タの全体図である。
【図6】視差の求め方を説明するための波形説明図であ
る。
【図7】視差の求め方を説明するための波形説明図であ
る。
【図8】視差を求めるためのフローチャートである。
【図9】画像データの演算を説明するための説明図であ
る。
【図10】画像データの演算を説明するための説明図で
ある。
【図11】画像データの演算を説明するための説明図で
ある。
【図12】画像データの演算を説明するための説明図で
ある。
【図13】図3に示す回路ブロックを更に詳細に示した
回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 車両 2a,2b,10a,10b CCDカメラ 3a,11a 左画像 3b,11b 右画像 4,12 画像処理手段 4a,4b,191 ,19n-1 ,19n ラインメモリ 4c,4d シフトレジスタ 4e,15 シティエリアマッチング演算回路 4f,16 最小値検出回路 4g,17 視差量検出 13 右画像逐次供給回路 14 左画像逐次供給手段 18 スキャンエリア単位判断回路 19(191 〜19n )右画像ラインメモリ 20(201 〜20n ) 右画像シフトレジスタ 21,22、23 左部分画像供給手段 24(241 〜24n ) 左画像ラインメモリ 25 シフトレジスタ 25(251 〜25n ) 左画像シフトレジスタ 26(261 〜26n ) セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 330 G01S 11/00 B Fターム(参考) 2F065 AA06 BB15 CC11 DD06 FF01 FF05 FF09 JJ03 JJ05 JJ09 JJ26 MM02 MM07 QQ12 QQ23 QQ25 QQ29 QQ36 QQ38 QQ51 RR07 SS03 SS09 UU05 2F112 AC06 BA05 CA05 FA03 FA21 FA45 GA10 5B057 AA06 AA16 BA02 BA13 CA08 CA13 CA16 CB13 CB16 CC02 CE09 DA02 DA15 DB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のCCDカメラのそれぞれにより得
    られた前方画像データの双方から同一の大きさのエリア
    を切り出し、それらの切り出された一方のエリアの輝度
    を基準にして他方のエリアとの輝度差を算出し、その算
    出した輝度差に基づいて前記双方のCCDカメラによっ
    て撮られた前方画像データの視差を算出して前記一対の
    CCDカメラによって撮られた前方物標までの距離を算
    出する距離測定装置において、 前記切り出された双方のエリア間の輝度差が所定値以上
    の時には、次回の輝度差演算においては、今回使用した
    エリアを構成する画像セルを含まない隣接エリアを使用
    し、また輝度差が所定値以下である場合には今回使用し
    たエリアを構成する画像セルを含む他のエリアを使用す
    ることを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記輝度差が所定値以下である場合、次
    回抽出するエリアは、今回抽出したエリアに対して抽出
    方向に1画像セル分異なるエリアであることを特徴とす
    る請求項1記載の距離測定装置。
  3. 【請求項3】 車両に取り付けられた一対のCCDカメ
    ラのそれぞれにより得られた前方画像データの中から同
    一の大きさのエリアを切り出し、それらの切り出された
    一方のエリアの輝度を基準にして他方のエリアとの輝度
    差を算出して、その輝度差に基づいて前記双方のCCD
    カメラによって撮られた画像の視差を算出し、前方物標
    との接近を警報する衝突警報装置において、 前記切り出されたエリアの輝度差が所定値以上の時、次
    回の輝度差演算には、今回使用したエリアを構成する画
    像セルを含まない隣接エリアを使用し、また輝度差が所
    定値以下である場合には今回使用したエリアを構成する
    画像セルを含む他のエリアを使用することを特徴とする
    衝突警報装置。
  4. 【請求項4】 前記輝度差が所定値以下である場合、次
    回抽出するエリアは、今回抽出したエリアに対して抽出
    方向に1画像セル分異なるエリアであることを特徴とす
    る請求項3記載の距離測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015219186A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像生成装置及びその制御方法
JP2015232455A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、視差データの生産方法、機器制御システム

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