JP2002286138A - 圧力容器用可溶栓、圧力容器用可溶栓の製造方法、及び圧力容器 - Google Patents

圧力容器用可溶栓、圧力容器用可溶栓の製造方法、及び圧力容器

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JP2002286138A
JP2002286138A JP2001085587A JP2001085587A JP2002286138A JP 2002286138 A JP2002286138 A JP 2002286138A JP 2001085587 A JP2001085587 A JP 2001085587A JP 2001085587 A JP2001085587 A JP 2001085587A JP 2002286138 A JP2002286138 A JP 2002286138A
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pressure
fusible
pressure vessel
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plug
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JP2001085587A
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Takuo Ozawa
拓生 小澤
Akira Maeda
晃 前田
Toshio Umemura
敏夫 梅村
Kunihiko Egawa
邦彦 江川
Yasuaki Ogose
安陽 生越
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れ出し防止能力の高い圧力容器用可溶栓、
圧力容器用可溶栓の製造方法、及びその圧力容器用可溶
栓を備えた圧力容器の提供。 【解決手段】 圧力逃し孔に可溶合金が充填された高温
高圧ガス封入の圧力容器用可溶栓において、前記圧力逃
し孔に、前記可溶合金が圧力容器内の圧力を受けて変形
してガスを漏らさないよう前記可溶合金よりも高い融点
と剛性とを有する剛性部材が配置されたことを特徴とす
る圧力容器用可溶栓、及びその圧力容器用可溶栓を備え
た圧力容器。圧力容器用可溶栓をその圧力印加側が上方
を向く状態に置いて、圧力印加側から剛性部材の配置予
定位置まで溶融させた可溶合金を充填し、充填された可
溶合金の表面に剛性部材を乗せたる、或いは更に、所要
量の溶融させた可溶合金を充填することを特徴とする圧
力容器用可溶栓の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置等の高温
高圧ガス封入圧力容器の安全装置として用いられる可溶
栓と、可溶栓の製造方法と、可溶栓を備えた圧力容器と
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、冷凍装置の圧力容器に用
いられる可溶栓を例にして、図7乃至図11に基づいて
説明する。図7は冷凍装置の概略図、図8は可溶栓の斜
視図、図9は可溶栓の縦断面図、図10は別の可溶栓の
縦断面図、図11は更に別可溶栓の縦断面図である。
【0003】図7において、冷凍装置は、圧縮機2、可
溶栓1を備えた圧力容器4、膨張弁3、及び熱交換器5
を順次接続して冷凍サイクルが構成されている。この冷
凍装置では、圧縮機2で圧縮された冷媒としての高温高
圧ガスが、圧力容器4で空気或いは水と熱交換して凝縮
されて高温高圧の液冷媒となり、膨張弁3に送られて減
圧され、低温低圧の液ガス混合冷媒となって熱交換器5
に送り込まれる。熱交換器5では水等の冷却対象物と熱
交換して気化し、圧縮機2で圧縮され、再び高温高圧の
ガス冷媒となって、冷媒回路を循環するように送り出さ
れる。
【0004】このような圧力容器4の側壁には、何らか
の原因で当該圧力容器4内の冷媒温度が上昇したとき、
当該圧力容器4内の冷媒を外気中に放出することによっ
て、圧力容器4の破裂を未然に防止する安全装置として
可溶栓1が取り付けられている。この種の可溶栓1を図
8乃至図11に示す。図8は従来の可溶栓1の斜視図、
図9は従来の可溶栓1の縦断面図である。
【0005】先ず図8乃至図11において、可溶栓1
は、圧力容器4への取り付け用ねじ部6bや圧力容器4
への取り付け時の当たりとなる鍔部6c等を有する本体
6と、この本体6のほぼ軸線に沿って、圧力容器2の内
部と外部とを開通するように形成された圧力逃し孔6a
と、この圧力逃し孔6aを常時は閉塞するように充填さ
れた可溶合金7等で構成されている。
【0006】冷凍装置の動作中は、圧力容器4の内部空
間に晒されている可溶合金7の面8(以下、圧力印加面
という)には、高温高圧の冷媒が乱流状態で接触しなが
ら流れている。この冷媒の圧力P(この圧力は、図9の
矢印Pで示すように、圧力印加面8に対して直角方向に
作用する)は、通常30kg/cm2前後である。しか
も、この冷媒の圧力P及び温度は、冷凍機運転中不規則
な変化を繰返しているため、何らかの原因で圧力容器4
内の冷媒温度が上昇すると、可溶合金7が軟化溶融し、
圧力逃し孔6aが空き、圧力容器4内の冷媒(高温高圧
ガス)が外部に放出されて、圧力容器4の破裂が未然に
防止される。
【0007】他方、この可溶合金7の圧力印加面8は、
冷媒の不規則な圧力や温度の変化による力や熱が常に作
用するため、時として、冷媒の動作設定温度以下の環境
においても、比較的短期間で可溶合金7が変形したり、
可溶合金7の一部が可溶栓1の本体6の外部に露出した
り、更には、動作設定温度以下で図9の矢印Lの方向に
可溶合金7が破断して飛び出し、冷媒が漏れ出してしま
うこと等が懸念されていた。以下、このような露出や飛
び出しを総称して「漏れ出し」という。
【0008】このような漏れ出しを防止する可溶栓とし
て、例えば、特開平10−184960号公報或いは特
開平10−339528号公報に開示されているものが
ある。これらを図10及び図11に示す。図10は前者
の可溶栓の縦断面図、図11は後者の可溶栓の縦断面図
である。
【0009】図10において、図示の可溶栓1は、圧力
逃し孔6aを、その圧力印加面8側部分が拡開するテー
パ孔とし、これに可溶合金7を充填した構成とすること
によって、可溶合金7の外部側への移動を不能としたも
のである。又、図11において、図示の可溶栓1もま
た、圧力逃し孔6aを、圧力容器4の内側から外側に至
る経路をL字状とし、更に、この圧力逃し孔6aを、圧
力容器4の内部側から、大径部の孔6a1、中径部の孔
6a2、90度方向を変えて小径部の孔6a3と形成
し、前記の中径部の孔6a2に可溶合金7を充填した構
成とすることによって、可溶合金7の外部側への移動を
不能としている。
【0010】ところで、従来、使用されているCFC
(Chloro Fluoro−Carbons)系冷
媒では、動作設定温度と冷媒の圧力における冷媒の飽和
温度(以下フィールド温度という)とに温度幅があった
ため、可溶合金7の融点とフィールド温度にも温度幅が
あった(可溶合金の融点は動作設定温度とフィールド温
度との間で設計される)。このよう場合の可溶合金7の
変形や破断は、本体6との接合界面付近で生じ、可溶合
金7はほとんど元の形状を保ったまま飛び出してしま
う。従って、上記の図10及び図11に示す構成の可溶
栓1では、可溶合金7の変形、破断が本体6との接合界
面付近に発生する場合には漏れ出し防止に非常に有効で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
有害物質の使用規制から代替が進んでいるHCFC(H
ydro、Chloro、Fluoro−Carbon
s)系冷媒や、HFC(Hydro、Fluoro−C
arbons)系冷媒等では、動作設定温度とフィール
ド温度との温度差が非常に小さい場合、可溶合金7の融
点とフィールド温度との温度差も非常に小さくなり、可
溶合金7は融点直下で軟化している状態で圧力を受ける
ために、可溶合金7の変形及び破断は本体6との接合界
面ではなく、可溶合金7の内部で生じる。
【0012】つまり、先ず圧力印加面8付近の可溶合金
7の中央部に窪みが生じ、その窪み部に応力が集中する
ことによって亀裂が発生し、この亀裂が進展して、圧力
容器4内の冷媒が外部に漏れ出してしまうことになる。
従って、このような現象による冷媒の漏れ出しに対して
は、上記の図10及び図11に示す従来の可溶栓1の構
成では、漏れ出し防止効果を期待することができない。
即ち、上記の図10及び図11に示す構成の可溶栓1で
は、圧力印加面8側の可溶栓7の中央部に生ずる窪み
や、応力集中による可溶栓7の内部に生ずる亀裂の発生
及びその進展を防止することが困難である。
【0013】本発明は、上記のような課題を解消し、圧
力印加面側の可溶栓の中央部の窪みや、応力集中による
可溶合金内部での亀裂の発生及び進展を防止することに
よって、冷媒の漏れ出しを有効に阻止する圧力容器用可
溶栓、その圧力容器用可溶栓の製造方法、及びその圧力
容器用可溶栓を備えた圧力容器の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の圧力容器用可
溶栓の発明は、圧力逃し孔に可溶合金が充填された高温
高圧ガス封入の圧力容器用可溶栓において、前記圧力逃
し孔に、前記可溶合金が圧力容器内の圧力による変形を
受けてガス漏れしないよう前記可溶合金よりも高い融点
と剛性とを有する剛性部材が配置されたことを特徴とす
る。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載の圧力
容器用可溶栓において、剛性部材は充填された可溶合金
の圧力印加側面に配置されたことを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1に記載の圧力
容器用可溶栓において、剛性部材は充填された可溶合金
の内部に配置されたことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかに記載の圧力容器用可溶栓において、剛性部材
は圧力逃し孔内の圧力逃し方向に通過可能であることを
特徴とする。
【0018】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の何れかに記載の圧力容器用可溶栓において、剛性部材
は少なくとも圧力逃し孔内の圧力逃し方向に通過不能で
あると共に、圧力逃し孔の軸方向に貫通された圧力通過
孔を備えていることを特徴とする。
【0019】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の何れかに記載の圧力容器用可溶栓において、剛性部材
は円盤状又は円柱状であることを特徴とする。
【0020】請求項7の発明は、請求項5に記載の圧力
容器用可溶栓において、圧力通過孔には可溶合金が充填
されたことを特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、充填された可溶合金の
内部に配置された構成の請求項1乃至請求項7の何れか
に記載の圧力容器用可溶栓の製造方法において、圧力容
器用可溶栓をその圧力印加側が上方を向く状態に置い
て、圧力印加側から剛性部材の配置予定位置まで溶融さ
せた可溶合金を充填し、充填された可溶合金の表面に剛
性部材を乗せた後、更に所要量の溶融させた可溶合金を
充填することを特徴とする。
【0022】請求項9の発明は、充填された可溶合金の
圧力印加側面に剛性部材が配置された構成の請求項1乃
至請求項7の何れかに記載の圧力容器用可溶栓の製造方
法において、圧力容器用可溶栓をその圧力印加側が上方
を向く状態に置いて、圧力印加側から剛性部材の配置予
定位置まで溶融させた可溶合金を充填し、充填された可
溶合金の表面に剛性部材を乗せることを特徴とする。
【0023】請求項10の圧力容器の発明は、請求項1
乃至請求項7の何れかに記載の圧力容器用可溶栓、又は
請求項8又は請求項9の何れかに記載の方法による圧力
容器用可溶栓を備えたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
圧力逃し孔に可溶合金が充填された圧力容器用可溶栓に
おいて、前記圧力逃し孔の圧力印加面側に、前記可溶合
金が圧力容器内の高温高圧ガスの圧力を受けて可溶合金
が変形しないよう前記可溶合金よりも高い融点と剛性と
を有する剛性部材を配置した構成としたものである。こ
れを図1に基づいて説明する。図1は圧力容器に取付け
られた状態の可溶栓の縦断面図である。尚、図1におい
て、図7、図8及び図9に図示した従来の可溶栓1と同
一又は相当する部分には、同一の符号を付し、その説明
を省略する。
【0025】図1において、符号91が剛性部材であ
る。この剛性部材91は圧力逃し孔6aに充填される可
溶合金7よりも、高い融点と高い剛性とを有する素材を
用いて略円盤状に形成されたものである。この円盤状の
剛性部材91の径は、圧力逃し孔6aの径より若干小さ
く形成されているが、可溶合金7の圧力印加面8をほぼ
覆うように形成されている。従って、圧力逃し孔6aに
可溶合金7が充填されていなければ、当該圧力逃し孔6
a内をそのまま圧力逃し方向に通り抜けるよう通過可能
に形成されている。
【0026】上記のように、図示の剛性部材91の径は
圧力逃し孔6aの内径より小さいもののほぼ相応する大
きさに形成されているが、この形態1に示す剛性部材9
1には、図5に示すように、圧力逃し孔6aの軸方向
に、剛性部材92に相応する当該剛性部材91を貫通す
る複数の圧力通過孔95を形成してもよい。この圧力通
過孔95は、文字通り当該剛性部材91の存在が、圧力
逃し孔6aを通過する内部圧力の抵抗とならないように
設けられたものである。従って、可溶栓11の使用環境
に応じては、剛性部材91に圧力通過孔95を必ずしも
設ける必要はない。この場合、圧力通過孔95の無い円
盤状の剛性部材91は、圧力容器内部の高温高圧ガスの
印加圧力によって、圧力逃がし方向に圧力逃し孔内6a
から押出されることになる。
【0027】次に上記実施形態1の可溶栓11の製造方
法について説明する。図1の状態において、圧力逃し孔
6aの外部開放側(図中のL側)を適宜な部材(非図示)
で塞いで、圧力印加側(図中のP側)から、溶融させた
可溶合金7を充填し、可溶合金7を剛性部材91の配置
位置まで充填した後に、当該可溶合金91の上面に剛性
部材91を乗せるように配置する。この場合、剛性部材
91の面が圧力逃し孔6aの圧力印加側(P側)開口部の
高さに一致させるとよい。可溶合金7が固化することに
より剛性部材92は圧力印加側(P側)開口部の配置位
置で、即ち可溶合金91の圧力印加面8に固定される。
こうして、この形態1の可溶栓11が形成される。
【0028】この実施の形態1によれば、高融点高剛性
の剛性部材91が可溶栓11の本体6と直接固定されて
いないため、圧力容器4内の冷媒温度の上昇によって可
溶合金7が軟化溶融したときには、当該剛性部材91も
飛び出して、圧力容器4の圧力逃げ出し孔6aが開通す
る。又、可溶合金7の圧力印加面8に剛性部材91が配
置されているので、圧力容器4内の圧力を受けても、高
融点高剛性の剛性部材91により、応力集中が発生せ
ず、従って、従来生じていた可溶合金7の内部での亀裂
の発生や、その進展を防止することができ、冷媒の漏れ
出しを防止することができる。
【0029】実施の形態2.実施の形態2は、上記実施
の形態1において、剛性部材91の配置位置を圧力逃し
孔6aの内部に、即ち、圧力逃し孔6aに充填される可
溶合金の内部に埋設された状態に配置した構成としたも
のである。これを図2に基づいて説明する。図2は圧力
容器4に取付けられた状態の可溶栓12の縦断面図であ
る。尚、この形態2のその他の構成は上記実施の形態1
と同様である。
【0030】次に、上記実施の形態2の可溶栓12の製
造方法について説明する。図1の状態において、圧力逃
し孔6aの外部開放側(L側)を適宜な部材(非図示)で
塞いで、圧力印加側(P側)から溶融させた可溶合金7
を充填し、可溶合金7を剛性部材91の配置位置まで充
填した段階で、当該可溶合金7の上面に剛性部材91を
乗せるように配置した後、更に、圧力印加側(P側)の
開口部にまで可溶合金7を充填する。可溶合金7が固化
することにより剛性部材91は圧力逃し孔6aの内部の
配置位置で固定される。こうして、この形態2の可溶栓
12が形成される。
【0031】この実施の形態2によれば、上記実施の形
態1と同様に、高融点高剛性の剛性部材91が可溶栓1
2の本体6と直接固定されていないため、圧力容器4内
の冷媒温度の上昇によって可溶合金7が軟化溶融したと
きには、当該剛性部材91も飛び出して、圧力容器4の
圧力逃し孔6aが開通する。又、可溶合金7の圧力印加
面8にて圧力容器4内部の圧力を受けるため、当該圧力
印加面8に窪みは生じるものの、圧力逃し孔6aの内部
に配置された高融点高剛性の剛性部材91により、それ
以上の応力集中がなくなるため、可溶合金7の内部での
亀裂の発生や、その進展を防止することができ、冷媒の
漏れ出しを防止することができる。
【0032】実施の形態3.実施の形態3は、上記実施
の形態1において、剛性部材(91)を圧力逃し孔6a
に、少なくとも、その圧力逃し方向に通過不能に固定し
た構成としたものである。この形態3では、剛性部材9
2が圧力逃し孔6aに通過不能に固定されるので、当該
剛性部材92によって、圧力が閉じ込められないよう
に、圧力通過孔95等の圧力を逃す手段を設けておく必
要が有る。その他の構成は上記実施の形態1と実質的に
同様である。これを図3に基づいて説明する。図3は圧
力容器4に取付けられた状態の可溶栓13の縦断面図で
ある。
【0033】図3において、円盤状の剛性部材92は、
その径が本来の圧力逃し孔6aの径より大きく形成され
ており、この剛性部材92が圧力印加側(P側)から丁
度納まるように、圧力逃し孔6aの圧力印加側(P側)
の開口部から圧力逃し孔6aの内部に向けて拡大径部が
形成されている。この場合、拡大径部の圧力印加側(P
側)からの深さと、剛性部材92の厚さとをほぼ等しく
し、当該剛性部材92の圧力印加側(P側)の面と圧力
容器4の内面とを一致させている。
【0034】この実施の形態3の可溶栓13の製造方法
は、実質的には、上記実施の形態1と同様であるが、こ
の形態3の方が、予め、剛性部材92が納められる拡大
径部が圧力逃し孔6aに形成されているので、剛性部材
92の位置決めや圧力逃し孔6aへの可溶合金7の充填
量が拡大径部の存在によって明瞭となり、配置位置を容
易に確定することができるので、上記実施の形態1乃至
2に比べてその製造が容易となる。
【0035】又、この形態3によれば、上記実施の形態
1と同様に、可溶合金7の圧力印加側(P側)の面8に
剛性部材92が配置されているので、圧力容器4内の圧
力を受けても、高融点高剛性の剛性部材92により、応
力集中が発生せず、従って、従来生じていた可溶合金7
内部での亀裂の発生や、その進展を防止することがで
き、冷媒の漏れ出しを防止することができる。
【0036】実施の形態4.実施の形態4は、上記実施
の形態3において、剛性部材92の配置位置を圧力逃し
孔6aの圧力印加側(P側)の開口部より適度に深い内部
に、例えば図4に示すように、圧力逃し孔6aの内部の
圧力印加側(P側)に配置した構成としたものである。
これを図4に基づいて説明する。図4は圧力容器4に取
付けられた状態の可溶栓12の縦断面図である。尚、そ
の他の構成は上記実施の形態1や形態3と同様である。
【0037】図4において、円盤状の剛性部材92は、
その径が圧力逃し孔6aの本来の径より大きく形成され
ており、この剛性部材92が丁度納まるように、圧力逃
し孔6aの圧力印加側(P側)の開口部から圧力逃し方
向に、即ち上記実施の形態3よりも深い圧力逃し孔6a
の内部まで形成された拡大径部に、圧力印加側(P側)か
ら嵌め込まれている。
【0038】次に、この形態4の可溶栓14の製造方法
について説明する。図4の状態において、圧力逃し孔6
aの外部開放側(L側)を適宜な部材(非図示)で塞い
で、圧力印加側(P側)から溶融された可溶合金7を充
填し、可溶合金7が剛性部材92の配置位置まで、即
ち、拡大径部の最深部まで充填された段階で、その可溶
合金7の上面に、圧力通過孔95が形成された剛性部材
92を乗せるように配置する。即ち、拡大径部の最深部
に嵌め込む。しかる後、更に、圧力印加側(P側)から
その開口部に達するまでの拡大径部に可溶合金7を充填
する。これにより、剛性部材92の圧力通過孔95に
も、可溶合金7が充填されることになる。そして、充填
された可溶合金7が固化することにより剛性部材92は
その配置形態にて圧力逃し孔6aの内部の配置位置に固
定される。こうして、この形態4の可溶栓14が形成さ
れる。
【0039】この実施の形態4によれば、上記実施の形
態3と同様に、高融点高剛性の剛性部材92が可溶栓1
4の本体6と直接固定されているため、圧力容器4内の
冷媒温度の上昇によって可溶合金7が軟化溶融したとき
には、当該剛性部材92の圧力通過孔95に充填された
可溶合金7も軟化溶融して、可溶栓14の圧力逃し孔6
aが開通する。又、上記実施の形態2と同様に、可溶合
金7の圧力印加面8で圧力を受けるために、若干の窪み
は生じるものの、圧力逃し孔6aの内部に配置された高
融点高剛性の剛性部材94により、それ以上の応力集中
がなくなるため、充填されている可溶合金7の内部での
亀裂の発生やその進展を防止することができ、冷媒の漏
れ出しを防止することができる。
【0040】実施の形態5.実施の形態5として示す可
溶栓15は、上記実施の形態2において、剛性部材(9
1)の配置位置を圧力逃し孔6aの内周面と接触させる
ことなく、当該圧力逃し孔6aの内部に配置した構成と
したものである。これを図6に基づいて説明する。図6
は圧力容器4に取付けられた状態の可溶栓15の縦断面
図である。図示の通り、この形態5の剛性部材94の構
成は、上記実施の形態2の剛性部材91と異なり、円柱
状に形成された剛性部材94であって、円柱状の軸線が
圧力逃し孔6aの軸線と一致する状態に置いて、当該円
柱状の胴周面と圧力逃し孔6aの内周面との間に可溶合
金7が充実して介在する状態となるように剛性部材94
が配置された構成としている。
【0041】次に、上記実施の形態5の可溶栓15の製
造方法について説明する。図6において、圧力逃し孔6
aの外部開放側(L側)を適宜な部材(非図示)で塞い
で、圧力印加側(P側)から溶融された可溶合金7を充
填し、可溶合金7が剛性部材92の配置位置まで充填さ
れた段階で、その可溶合金7の上面に剛性部材94を乗
せるように配置し、更に、圧力印加側(P側)開口部に
まで可溶合金7を充填する。そして、充填された可溶合
金7が固化することにより剛性部材94はその配置形態
にて、図示の通り圧力逃し孔6aの内部に埋設された状
態にて固定される。こうして、この形態5の可溶栓15
が形成される。
【0042】この実施の形態5によれば、上記実施の形
態1や形態2と同様に、高融点高剛性の剛性部材94が
可溶栓15の本体6と直接固定されていないため、可溶
栓15内の冷媒温度の上昇によって可溶合金7が軟化溶
融したときには、当該剛性部材94も飛び出して、可溶
栓15の内部と外部とが容易に開通される。又、可溶合
金7の圧力印加面8で圧力容器内の圧力を受けるために
窪みが若干生じるものの、圧力逃し孔6aの内部に存在
する高融点高剛性の剛性部材94により、それ以上の応
力集中がなくなるため、可溶合金7の内部における亀裂
の発生や進展を防止することができ、冷媒の漏れ出しを
防止することができる。
【0043】又、剛性部材94が円柱状でその胴周囲に
可溶合金7が介在しているため、可溶栓7内の冷媒温度
の上昇により、当該可溶合金7が軟化溶融したときに、
剛性部材94が圧力逃し孔6aの内周面にひっかかるこ
となく、容易に飛び出すことができるため、可溶栓15
の圧力逃し孔6aを円滑に開通させることができる。
【0044】実施例1.上記実施の形態1のように、圧
力逃し孔6aの圧力印加面8側に、高融点高剛性の剛性
部材91を配置した構成の可溶栓11を20個、上記実
施の形態2のように、圧力逃し孔6aの内部に高融点高
剛性の剛性部材92を配置した構成の可溶栓12を20
個ずつ用意して、次に示すようなクリープ試験を行っ
た。
【0045】本実施の形態1及び形態2の可溶栓11及
び12と従来の可溶栓1について、各々充填される可溶
合金7が直径8mm、長さ50mmの円柱状となるよう
に圧力逃し孔6aを形成し、本実施の形態1及び形態2
の可溶栓11及び12については、更に、直径7mm、
長さ2mmの円盤状に形成された高融点高剛性の剛性部
材91及び92を配置し、可溶合金7の圧力印加面8側
に、減圧弁及び圧力ゲージを介装した配管により窒素ガ
スボンベを接続し、この圧力ゲージが42kgf/cm
2を指したところで、前記圧力印加面8側の配管を封じ
切ったものを準備した。そして、この可溶栓11及び1
2と可溶栓1とを、65℃の水温を保持させた水槽内の
湯中に浸け、各可溶合金7の1000時間後の圧力印加
面8側の窪みと漏れ出しを確認した。
【0046】この結果、従来の可溶栓1では、何れも圧
力印加面8側の可溶栓7の中央部が窪み、冷媒の漏れ出
しが認められた。他方、本実施の形態1の可溶栓11で
は、圧力印加面8側に高融点高剛性の剛性部材91を配
置した可溶栓11の20個全てにおいて、圧力印加面8
側の窪み、及び冷媒の漏れ出しは全く認められなかっ
た。又、本実施の形態2の可溶栓12では、圧力逃し孔
6aの内部に高融点高剛性の剛性部材92を配置した可
溶栓12の20個では、圧力印加面8側の可溶栓7の中
央部が窪んでいるものがあったが、何れも、冷媒の漏れ
出しは全く認められなかった。
【0047】これは本実施の形態1の可溶栓11では、
圧力印加面8に、剛性部材91が配置されているので、
この剛性部材91が直接圧力を受けることになり、可溶
合金7における応力集中が抑制され、これによる可溶合
金7の亀裂の発生や進展が防止されて、冷媒の漏れ出し
が防止されたと考えられる。又、本実施の形態2の可溶
栓12では、圧力逃し孔6aの内部に、剛性部材92が
埋設された状態にて配置されているので、可溶合金7の
圧力印加面8側には、若干の窪みが生じるものの、可溶
合金7の内部に配置された剛性部材92によって可溶合
金7で圧力が受けられるために、それ以上の応力集中が
なくなるため、亀裂の発生や進展が防止されて、冷媒の
漏れ出しが防止できたものと考えられる。
【0048】尚、上記実施の形態1乃至形態5におい
て、可溶栓11、12、13、14、15を製造する
際、何れも、本体6の圧力逃し孔6aの全部若しくは一
部に、予め可溶合金7を充填した後に剛性部材91、9
2、94を配置して製造している。これは、剛性部材9
1、92、94を配置した後に可溶合金7を充填する
と、充填の際に、剛性部材91、92、94が傾いたり
移動したりするため、所定の位置に保持させることが困
難だからである。即ち、予め可溶合金7を充填した後に
剛性部材91、92、94を乗せるように配置すること
によって、剛性部材91、92、94の位置が比較的安
定するため、比較的容易に製造することができると共
に、可溶合金7の充填量を一定とすることによって剛性
部材9の配置も一定化することができ、生産性を向上さ
せることができる。
【0049】又、圧力通過孔95を備えた剛性部材9
1、92を圧力印加面8側に配置した構成の場合には、
剛性部材91、92と複数の圧力通過孔95の内部の可
溶合金7とで圧力を受けることになるが、剛性部材9は
剛性のため窪むことはなく、又、圧力通過孔95内部に
充填された可溶合金7が受ける圧力面積はそれぞれ十分
に小さいので、窪みがほとんどなくなるから、これによ
り、可溶合金7への応力集中が抑制され、応力集中によ
る亀裂の発生や進展を防止することができ、冷媒の漏れ
出しを防止することができる。
【0050】他方、圧力逃し孔6aの内部に埋設した状
態に、圧力通過孔95を備えた剛性部材91、92を配
置した構成の場合には、圧力を可溶合金7の圧力印加面
8側で受けるため、若干の窪みは生じるものの、高融点
高剛性の剛性部材91、92によって、窪みの拡大は阻
まれるし、剛性部材91、92の圧力通過孔95の内部
に充填された可溶合金7に対する窪みや応力集中も殆ど
なくなるため、亀裂の発生や進展を防止することがで
き、冷媒の漏れ出しを防止することができる。
【0051】更に又、圧力通過孔95を備えた剛性部材
91、92が、圧力逃し孔6aの圧力逃し方向に通過不
能に構成されている場合には、圧力容器4内の冷媒温度
が上昇して、可溶合金7が軟化溶融しても、剛性部材9
は飛び出さず、圧力逃し孔6aと圧力通過孔95の内部
の可溶合金7とが飛び出すため、可溶栓11の圧力逃し
孔6aを円滑に開通させることができる。
【0052】実施の形態6.実施の形態6は、上記実施
の形態1乃至形態5の何れかに記載の可溶栓11、1
2、13、14、15を搭載している圧力容器4である
(図1乃至4、及び図6)。これらの圧力容器4は、何
れも、可溶合金7の漏れ出し防止構造を備えた可溶栓1
1、12、13、14、15を搭載しているため、信頼
性の高い圧力容器4として提供することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1乃至請求項9の発明によれば、
何れも、圧力印加面側の可溶栓の中央部の窪み、或い
は、応力集中による可溶合金の内部での亀裂の発生やそ
の進展を防止して、冷媒の漏れ出しのない圧力容器用可
溶栓を提供することができる。
【0054】請求項5の発明によれば、圧力容器内の冷
媒温度が上昇により可溶合金が軟化溶融したときに、剛
性部材が飛び出さず、その圧力通過孔に充填されていた
可溶合金のみが飛び出して、圧力容器の圧力逃し孔を円
滑に開通させることができる。
【0055】請求項6の発明において、剛性部材を円柱
状に形成すると、圧力容器内の冷媒温度が上昇して可溶
合金が軟化溶融したときに、圧力逃し孔の内周面にひっ
かかることがなく容易に飛び出すことができるため、圧
力逃し孔を円滑に開通させることができる。
【0056】請求項8又は請求項9の発明によれば、何
れも、剛性部材の位置決めが容易となるため、製造が容
易となり、生産性を向上させることができる。
【0057】請求項10の発明によれば、冷媒の漏れ出
しのない圧力容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の可溶栓の縦断面図である。
【図2】 実施の形態2の可溶栓の縦断面図である。
【図3】 実施の形態3の可溶栓の縦断面図である。
【図4】 実施の形態4の可溶栓の縦断面図である。
【図5】 円盤状の剛性部材の平面図である。
【図6】 実施の形態5の可溶栓の縦断面図である。
【図7】 冷凍装置の概略図である。
【図8】 従来の可溶栓の斜視図である。
【図9】 従来の可溶栓の縦断面図である。
【図10】 別の従来の可溶栓の縦断面図である。
【図11】 更に別の従来の可溶栓の縦断面図である。
【符号の説明】
11、12、13、14、15 可溶栓、4 圧力容
器、6 本体(可溶栓)、6a 圧力逃し孔(可溶
栓)、7 可溶合金、8 圧力印加面、91、92、9
4 剛性部材、92 円盤状の剛性部材、95 圧力通
過孔、P 冷媒圧力、L 漏れ出し方向(圧力逃し方
向)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅村 敏夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 江川 邦彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 生越 安陽 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3E072 AA10 BA11 CA03 DB03 GA30 3H061 AA07 BB15 CC03 CC14 CC18 EA32 FA16 GG05 GG11 GG17 GG20 3J046 AA09 BD02 CA01 DA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力逃し孔に可溶合金が充填された高温
    高圧ガス封入の圧力容器用可溶栓において、前記圧力逃
    し孔に、前記可溶合金が圧力容器内の圧力による変形を
    受けてガス漏れしないよう前記可溶合金よりも高い融点
    と剛性とを有する剛性部材が配置されたことを特徴とす
    る圧力容器用可溶栓。
  2. 【請求項2】 剛性部材は充填された可溶合金の圧力印
    加側面に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の
    圧力容器用可溶栓。
  3. 【請求項3】 剛性部材は充填された可溶合金の内部に
    配置されたことを特徴とする請求項1に記載の圧力容器
    用可溶栓。
  4. 【請求項4】 剛性部材は圧力逃し孔内の圧力逃し方向
    に通過可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の圧力容器用可溶栓。
  5. 【請求項5】 剛性部材は少なくとも圧力逃し孔内の圧
    力逃し方向に通過不能であると共に、圧力逃し孔の軸方
    向に貫通された圧力通過孔を備えていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の圧力容器用可
    溶栓。
  6. 【請求項6】 剛性部材は円盤状又は円柱状であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の圧
    力容器用可溶栓。
  7. 【請求項7】 圧力通過孔には可溶合金が充填されたこ
    とを特徴とする請求項5に記載の圧力容器用可溶栓。
  8. 【請求項8】 充填された可溶合金の内部に配置された
    構成の請求項1乃至請求項7の何れかに記載の圧力容器
    用可溶栓の製造方法において、圧力容器用可溶栓をその
    圧力印加側が上方を向く状態に置いて、圧力印加側から
    剛性部材の配置予定位置まで溶融させた可溶合金を充填
    し、充填された可溶合金の表面に剛性部材を乗せた後、
    更に所要量の溶融させた可溶合金を充填することを特徴
    とする圧力容器用可溶栓の製造方法。
  9. 【請求項9】 充填された可溶合金の圧力印加側面に剛
    性部材が配置された構成の請求項1乃至請求項7の何れ
    かに記載の圧力容器用可溶栓の製造方法において、圧力
    容器用可溶栓をその圧力印加側が上方を向く状態に置い
    て、圧力印加側から剛性部材の配置予定位置まで溶融さ
    せた可溶合金を充填し、充填された可溶合金の表面に剛
    性部材を乗せることを特徴とする圧力容器用可溶栓の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項7の何れかに記載
    の圧力容器用可溶栓、又は請求項8又は請求項9の何れ
    かに記載の方法による圧力容器用可溶栓を備えたことを
    特徴とする圧力容器。
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