JP2007333175A - 圧力容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面における温度変化に対応し、内部と外部との間を連通させる溶栓を備えた圧力容器を提供すること。
【解決手段】長尺の圧力容器1において、所定の温度に応じて溶解し、圧力容器1の内部と外部との間を連通させる溶栓5を側面に設ける。圧力容器1は、例えば、ライナ層15と、ライナ層15を被覆し、補強する補強層16とを有する。溶栓5は、その一部が補強層15と係合されて、圧力容器1に固定される。溶栓5は、例えば、圧力容器1の側面において、長手方向の略中央部分に備えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス等の流体を収容する圧力容器に関し、特に、所定の温度に応じて溶解し、容器の内部と外部との間を連通させる溶栓を備える圧力容器に関する。
水素等の流体を高圧状態で収容可能な圧力容器が知られている。この種の圧力容器は、内部の流体を外部へ放出し、外部から内部へ流体を充填する為のバルブを備える。このバルブを開閉操作することにより、圧力容器の内部と外部との間が連通される。
ところで、圧力容器は、火災等により加熱される場合がある。加熱されると、高圧状態で収容されていた流体が膨張し、圧力容器が破裂する場合がある。場合によっては、内部の流体に引火して、爆発を生じる恐れもある。
このような事態を回避する為に、この種の圧力容器は、上記バルブ以外に、内部と外部とを連通する手段である溶栓を備える。溶栓は、例えば、火災発生時、所定の高温条件下で溶解し、圧力容器の内部と外部との間を連通させ、容器内部のガスを外部へ放出する(例えば、特許文献1参照)。この種の圧力容器において、溶栓は、通常、取り付けが容易等の観点より、バルブに設けられる。略円筒状の圧力容器においては、バルブが、通常、略円筒状の圧力容器の端部に配置される為、溶栓も同様に、端部に配置される。
特開2004−136828号公報
火災等により圧力容器に熱が加えられる個所は、必ずしも溶栓が配置される端部およびその近辺とは限らない。溶栓から離れた個所において、熱が局所的に加えられることも想定される。例えば、略円筒状の圧力容器においては、側面に熱が局所的に加えられる可能性がある。このような場合、溶栓が溶解する前に、圧力容器が破裂してしまう場合も考えられ、問題である。
本発明に係る圧力容器は、長手方向を有する圧力容器において、所定の温度に応じて溶解し、圧力容器の内部と外部との間を連通させる溶栓を側面に備えることを特徴とする。
また、本発明に係る圧力容器は、長尺の圧力容器において、所定の温度に応じて溶解し、圧力容器の内部と外部との間を連通させる溶栓を側面に備えることを特徴とする。
上記圧力容器において、前記溶栓は、圧力容器の側面であって、長手方向の略中央に備えられることを特徴とする。
上記圧力容器は、ライナ層と、ライナ層を被覆する補強層とを有し、前記溶栓の一部が、補強層と係合し、固定されることを特徴とする。
上記圧力容器において、前記補強層は、フィラメントワインディングからなり、前記溶栓の一部が、繊維で巻き付けられ、補強層に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、圧力容器の側面が局所的に加熱された場合であっても、側面に備えられた溶栓が作動することにより、圧力容器の内部と外部との間を連通させることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、圧力容器1の概略構成図である。なお図1において、圧力容器1は、一部を切り欠いた状態で示されている。圧力容器1は、内部に水素、ヘリウム等の流体を充填し、保管する容器である。所謂、高圧タンクと称されるものである。圧力容器1は、略円筒状の胴体部12と、胴体部12の端部17に配置するバルブ装置22とを備える。本実施形態においては、圧力容器1として、特に水素を充填するものを例示する。圧力容器1は、例えば、水素を燃料とする車両に搭載される。
胴体部12は、略円筒状の容器からなる。胴体部12は、水素ガス等の流体を収容する収容部13と、収容部13の周りを囲う周壁部14とを備える。周壁部14は、2層からなり、ライナ層15と、ライナ層15を被覆し、補強する補強層16を有する。周壁部14において、ライナ層15は、収容部13側に配置し、そのライナ層15上に補強層16が形成される。ライナ層15は、ポリアミド等の合成樹脂製ライナ等からなる。補強層16は、繊維強化プラスチック(例えば、炭素繊維強化プラスチック)からなる。なお胴体部12の外側に、耐衝撃性を向上させる等の目的で、更に、緩衝材からなる層(図示せず)を形成してもよい。
バルブ装置22は、略円筒状の胴体部12の一方の端部17に設けられる。バルブ装置22は、胴体部12に直接、固定される口金部23と、口金部23に螺合して取り付けられるバルブ部24とを備える。口金部23は、貫通孔25を有する。バルブ部24は、頭部26と、頭部26と接続し、口金部23の貫通孔25に挿通される挿通部27とを有する。バルブ部24は、また、収容部13内と、圧力容器1の外部との間を連通する排出口(図示せず)を備える。バルブ部24の排出口は、開閉可能とされている。
圧力容器1は、胴体部12に溶栓5を備える。ここで、図2を用いて溶栓5の構造を説明する。図2は、作動前の溶栓5の状態を示す説明図である。溶栓5は、圧力容器1の胴体部12に固定されるボス本体部51を備える。ボス本体部51は、周囲に、固定用鍔部53を有する。ボス本体部51は、鉄、銅等の熱伝導性材料からなる。溶栓5は、この固定用鍔部53を胴体部12の周壁部14のライナ層15と、補強層16との間に、介挿した状態で固定される。例えば、固定用鍔部53は、フィラメントワインディングによって形成された補強層16に、繊維で巻き付けられた状態で係合し、固定される。圧力容器1の収容部13側に面したボス本体部51の表面は、ライナ層15により覆われている。
ボス本体部51は、圧力容器1の収容部13内と、外部との間を連通する連通孔55を有する。圧力容器1の外側に位置する連通孔55の一端には、所定温度で溶融する可溶性合金79が備えられている。可溶性合金79によって連通孔55の一端は閉塞された状態にある。可溶性合金79は、合金収容室80内に収容され、充填されている。また、ボス本体部51は、その表面にライナ層15との間の密封性を確保するための円環状シール部材64を備える。ライナ層15の端部は、円環状締結部66によってボス本体部51に締着される。
ここで、溶栓5の作動原理を説明する。圧力容器1の胴体部12等が火災により加熱されると、溶栓5に熱が伝わり、更に、合金収容室80内の可溶性合金79にも熱が伝わる。可溶性合金79に熱が伝わり、温度が所定値を超えると、可溶性合金79が溶融し始める。可溶性合金79が溶融すると、合金収容室80内に充填されていた可溶性合金79が流動し、合金収容室80内から流出して、可溶性合金79が除去される。
図3は、作動後の溶栓5の状態を示す説明図である。図3に示されるように、可溶性合金79が合金収容室80から除去されると、連通孔55は、圧力容器1の収容部13内と、外部との間を連通するようになる。すると、収容部13内のガスが外部へ向けて放出される(図3中の矢印の向きを参照)。このようにして、溶栓5は、圧力容器1の内部と外部とを連通させることができる。
なお上記のように圧力容器1の外部へ放出されたガスは、溶栓5の連通孔55と接続する所定の配管3を通り、外部へ排出される。例えば、図4において示されるように、圧力容器1を車両2の床下に搭載した場合、床下に配置された所定の配管3内を通り、車両の後方6へ排出される。なお圧力容器1は、側面に備えられる溶栓5以外に、バルブ装置22の頭部26に溶栓7を備え、また圧力容器1の端部18に溶栓8を備える。溶栓7および溶栓8は、この種の圧力容器1において用いられる公知の溶栓と同様である。
ところで、圧力容器1の丈が長い場合(長尺の場合)、図4において示されるように、圧力容器1の端部17を、車両2の進行方向(前方4)に向けて搭載する場合がある。このような場合、圧力容器1の長手方向の略中央の部分において火災が発生し、略中央部分が局所的に加熱されることが想定される。しかし、本実施形態に係る圧力容器1は、側面に溶栓5を備える為、いち早く側面において熱を的確に感知し、圧力容器1の内部と外部との間を連通させることができる。
側面に溶栓を備えた圧力容器の概略構成図である。 作動前の溶栓の状態を示す説明図である。 作動後の溶栓の状態を示す説明図である。 本実施形態に係る圧力容器を搭載した車両の説明図である。
符号の説明
1 圧力容器、2 車両、3 配管、4 車両の前方、5 溶栓、6 車両の後方、7,8 他の溶栓、12 胴体部、13 収容部、14 周壁部、15 ライナ層、16 補強層、17,18 端部、22 バルブ装置、23 口金部、24 バルブ部、25 貫通孔、26 頭部、27 挿通部、51 ボス本体部、53 固定用鍔部、55 連通孔、64 円環状シール部材、66 円環状締結部、79 可溶性合金、80 合金収容室。

Claims (2)

  1. 長手方向を有する圧力容器において、
    所定の温度に応じて溶解し、圧力容器の内部と外部との間を連通させる溶栓を側面に備えることを特徴とする圧力容器。
  2. 請求項1記載の圧力容器において、
    前記圧力容器は、ライナ層と、ライナ層を被覆する補強層とを有し、
    前記溶栓の一部が、補強層と係合し、固定されることを特徴とする圧力容器。
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